JPH0631682Y2 - 電子装置 - Google Patents
電子装置Info
- Publication number
- JPH0631682Y2 JPH0631682Y2 JP1985087238U JP8723885U JPH0631682Y2 JP H0631682 Y2 JPH0631682 Y2 JP H0631682Y2 JP 1985087238 U JP1985087238 U JP 1985087238U JP 8723885 U JP8723885 U JP 8723885U JP H0631682 Y2 JPH0631682 Y2 JP H0631682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- component
- body portion
- resistor
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Resistors (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、チップ部品を基板上に立体的に配置した高
密度実装の電子装置に関し、特に上記チップ部品の構造
及びその配置の改良に関するものである。
密度実装の電子装置に関し、特に上記チップ部品の構造
及びその配置の改良に関するものである。
第3図は例えば従来のチップ抵抗(チップ部品)の構造
を示す斜視図、第4図は従来のチップ抵抗をプリント基
板(実装基板)上に実装した状態を示す斜視図であり、
図において、1はチップ抵抗であり、回路素子としての
機能を有するチップ本体部分10と、その両側の、実装
基板上の配線導体と接続されるチップ電極部分4とから
構成されており、上記チップ本体部分10を構成する基
台2上には抵抗体3が焼付けられている。
を示す斜視図、第4図は従来のチップ抵抗をプリント基
板(実装基板)上に実装した状態を示す斜視図であり、
図において、1はチップ抵抗であり、回路素子としての
機能を有するチップ本体部分10と、その両側の、実装
基板上の配線導体と接続されるチップ電極部分4とから
構成されており、上記チップ本体部分10を構成する基
台2上には抵抗体3が焼付けられている。
また5はその表面に所定形状の銅箔ランド6を形成した
プリント基板で、該プリント基板5上にはチップ抵抗1
がそのチップ電極部分4と上記銅箔ランド6とを接続し
て配置されている。
プリント基板で、該プリント基板5上にはチップ抵抗1
がそのチップ電極部分4と上記銅箔ランド6とを接続し
て配置されている。
次にチップ抵抗1を基板5上に実装する方法について説
明する。プリント基板5には一般に銅箔により導体パタ
ーンが形成され、チップ部品1の電極部分4に対応して
第4図に示すように部品取付けランド6が設けられてい
る。第4図の場合は、チップ抵抗1の電極部分4に対し
て2箇所のランド6があり、この部分においてチップ抵
抗1の電極部分4とランド6とが図示しない半田によっ
て接続される。ここでこのランド6の大きさは半田付け
が可能な面積とされ、おおよそ電極部分4のプリント基
板5に対向している部分の面積程度である。
明する。プリント基板5には一般に銅箔により導体パタ
ーンが形成され、チップ部品1の電極部分4に対応して
第4図に示すように部品取付けランド6が設けられてい
る。第4図の場合は、チップ抵抗1の電極部分4に対し
て2箇所のランド6があり、この部分においてチップ抵
抗1の電極部分4とランド6とが図示しない半田によっ
て接続される。ここでこのランド6の大きさは半田付け
が可能な面積とされ、おおよそ電極部分4のプリント基
板5に対向している部分の面積程度である。
このようなチップ抵抗1は複数個プリント基板5上に配
置するときは、通常第4図に示すように、チップ抵抗1
を一平面上に並べて配置するが、実装密度を上げる場合
は、チップ抵抗1は隣接するチップ抵抗1同士およびラ
ンド6同士が接触しない範囲でできるだけ接近させて配
置される。
置するときは、通常第4図に示すように、チップ抵抗1
を一平面上に並べて配置するが、実装密度を上げる場合
は、チップ抵抗1は隣接するチップ抵抗1同士およびラ
ンド6同士が接触しない範囲でできるだけ接近させて配
置される。
従来のチップ部品は以上のように構成されているので、
これをプリント基板上に配置する場合は平面的に配置し
なければならず、実装密度を上げるには限度があった。
これをプリント基板上に配置する場合は平面的に配置し
なければならず、実装密度を上げるには限度があった。
ところで、実開昭60-11465号公報には、プリント基板上
に2つのチップ部品を上下に重ねて配置して、プリント
配線基板上でのチップ部品の実装密度を向上した装置が
示されている。しかしながら、この装置では、側面凹形
状のチップ部品を平板状のチップ部品上にこれを跨ぐよ
うクロスさせて上記凹形の開口を下向きにして配置して
いるため、下側と上側のチップ部品に機能が同一のもの
を用いる場合でも二種類のチップ部品,つまり平板状の
ものと、側面凹形のものが必要となり、部品点数の増大
を招き、さらにこれにより装置の製品コストも高くなる
という問題がある。
に2つのチップ部品を上下に重ねて配置して、プリント
配線基板上でのチップ部品の実装密度を向上した装置が
示されている。しかしながら、この装置では、側面凹形
状のチップ部品を平板状のチップ部品上にこれを跨ぐよ
うクロスさせて上記凹形の開口を下向きにして配置して
いるため、下側と上側のチップ部品に機能が同一のもの
を用いる場合でも二種類のチップ部品,つまり平板状の
ものと、側面凹形のものが必要となり、部品点数の増大
を招き、さらにこれにより装置の製品コストも高くなる
という問題がある。
また実開昭58-182401号公報には、実装基板上に同一構
造のチップ部品を上下に重ねて配置したものが示されて
おり、一見、上記実開昭60-11465号公報記載の実装構造
における上側及び下側のチップ部品の構造を同一のもの
として、実装構造の立体化に伴うチップ部品の種類の増
加を回避することも考えられる。
造のチップ部品を上下に重ねて配置したものが示されて
おり、一見、上記実開昭60-11465号公報記載の実装構造
における上側及び下側のチップ部品の構造を同一のもの
として、実装構造の立体化に伴うチップ部品の種類の増
加を回避することも考えられる。
しかしながら、実開昭60-11465号公報記載の実装構造に
おいて、単純に下側のチップ部品として上側のチップ部
品と同じ構造の側面凹形状のものを用いると、下側のチ
ップ部品の高さが増大して上側のチップ部品の両側の電
極部が実装基板表面に届かなくなり、また逆に上側のチ
ップ部品を下側のチップ部品と同じ構造の平板状のもの
を用いると、上側のチップ部品の両端の電極部が実装基
板上に浮き上がった状態となり、チップ部品の構造を上
下いずれのチップ部品のものに統一しても上側のチップ
部品と実装基板との接続が困難となってしまい、装置の
製品コストを抑えつつ立体的な実装構造を得ることは困
難であった。
おいて、単純に下側のチップ部品として上側のチップ部
品と同じ構造の側面凹形状のものを用いると、下側のチ
ップ部品の高さが増大して上側のチップ部品の両側の電
極部が実装基板表面に届かなくなり、また逆に上側のチ
ップ部品を下側のチップ部品と同じ構造の平板状のもの
を用いると、上側のチップ部品の両端の電極部が実装基
板上に浮き上がった状態となり、チップ部品の構造を上
下いずれのチップ部品のものに統一しても上側のチップ
部品と実装基板との接続が困難となってしまい、装置の
製品コストを抑えつつ立体的な実装構造を得ることは困
難であった。
本考案はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、一種類のチップ部品を上下に重ねて、しかも各チ
ップ部品と実装基板との電気的接続を確実に行いつつ実
装することが可能となり、3次元的な表面実装を、チッ
プ部品の種類の増大によるコストアップを招くことなく
実現することができる電子装置を得ることを目的とす
る。
ので、一種類のチップ部品を上下に重ねて、しかも各チ
ップ部品と実装基板との電気的接続を確実に行いつつ実
装することが可能となり、3次元的な表面実装を、チッ
プ部品の種類の増大によるコストアップを招くことなく
実現することができる電子装置を得ることを目的とす
る。
この考案に係る電子装置は、実装基板上に上下に重ねて
立体的に実装された各チップ部品を、回路素子としての
機能を有するチップ本体部分と、その両側の脚部分をな
し実装基板の配線導体に接続されるチップ電極部分とか
らなる部品であって、両側のチップ電極部分間の内寸距
離()が上記チップ本体部分の巾(w)より広く、上
記チップ電極部分が上記チップ本体部分下面より所定寸
法(h)突出しかつこの突出量(h)が上記チップ本体
部分の厚み(t)より大きい側面凹形の部品とし、下側
のチップ部品を、その凹形状の開口が上に向くよう仰向
けに実装され、上側のチップ部品を該下側のチップ部品
上にこれを跨ぐようクロスさせてうつ伏せに実装したも
のである。
立体的に実装された各チップ部品を、回路素子としての
機能を有するチップ本体部分と、その両側の脚部分をな
し実装基板の配線導体に接続されるチップ電極部分とか
らなる部品であって、両側のチップ電極部分間の内寸距
離()が上記チップ本体部分の巾(w)より広く、上
記チップ電極部分が上記チップ本体部分下面より所定寸
法(h)突出しかつこの突出量(h)が上記チップ本体
部分の厚み(t)より大きい側面凹形の部品とし、下側
のチップ部品を、その凹形状の開口が上に向くよう仰向
けに実装され、上側のチップ部品を該下側のチップ部品
上にこれを跨ぐようクロスさせてうつ伏せに実装したも
のである。
この考案において、チップ部品を、チップ本体部分と、
その両側の脚部分をなすチップ電極部分からなる部品で
あって、両側のチップ電極部分間の内寸距離()が上
記チップ本体部分の巾(w)より広く、上記チップ電極
部分が上記チップ本体部分下面より所定寸法(h)突出
しかつこの突出量(h)が上記チップ本体部分の厚み
(t)より大きい側面凹形の部品とし、下側となるチッ
プ部品を、その凹形状の開口が上に向くよう仰向けに実
装し、上側となるチップ部品を該下側のチップ部品上に
これを跨ぐようクロスさせてうつ伏せに実装したから、
下側にも上側にも同一構造のチップ部品を使用できるこ
ととなり、チップ部品の種類の増大による部品購入や在
庫管理の煩雑化を招くことなく、実装密度の向上を図る
ことができる。
その両側の脚部分をなすチップ電極部分からなる部品で
あって、両側のチップ電極部分間の内寸距離()が上
記チップ本体部分の巾(w)より広く、上記チップ電極
部分が上記チップ本体部分下面より所定寸法(h)突出
しかつこの突出量(h)が上記チップ本体部分の厚み
(t)より大きい側面凹形の部品とし、下側となるチッ
プ部品を、その凹形状の開口が上に向くよう仰向けに実
装し、上側となるチップ部品を該下側のチップ部品上に
これを跨ぐようクロスさせてうつ伏せに実装したから、
下側にも上側にも同一構造のチップ部品を使用できるこ
ととなり、チップ部品の種類の増大による部品購入や在
庫管理の煩雑化を招くことなく、実装密度の向上を図る
ことができる。
特に、側面凹形状の下側のチップ部品を、その凹形状の
開口が上を向くよう仰向けに実装しているため、下側の
チップ部品を上側のチップ部品と同一構造とした場合
に、下側チップ部品の高さ増大によりチップ部品と実装
基板との接続が困難となるのを回避することができる。
これにより一種類のチップ部品を上下に重ねて、しかも
各チップ部品と実装基板との電気的接続を確実に行いつ
つ実装することが可能となり、3次元的な表面実装を、
チップ部品の種類の増大によるコストアップを招くこと
なく実現することができる。
開口が上を向くよう仰向けに実装しているため、下側の
チップ部品を上側のチップ部品と同一構造とした場合
に、下側チップ部品の高さ増大によりチップ部品と実装
基板との接続が困難となるのを回避することができる。
これにより一種類のチップ部品を上下に重ねて、しかも
各チップ部品と実装基板との電気的接続を確実に行いつ
つ実装することが可能となり、3次元的な表面実装を、
チップ部品の種類の増大によるコストアップを招くこと
なく実現することができる。
また、側面凹状のチップ部品は、チップ部品両側の脚部
分そのものがチップ電極部分となっているため、仰向け
に配置したチップ部品についてはそのプロービング時の
作業ミスによる短絡や部品の破損をほとんど回避するこ
とができる。
分そのものがチップ電極部分となっているため、仰向け
に配置したチップ部品についてはそのプロービング時の
作業ミスによる短絡や部品の破損をほとんど回避するこ
とができる。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図は本考案の一実施例による電子装置に用いるチップ部
品としてのチップ抵抗の構造を示す斜視図、第2図は上
記チップ抵抗をプリント基板上に立体的に実装してなる
電子装置の一部を示す斜視図である。
図は本考案の一実施例による電子装置に用いるチップ部
品としてのチップ抵抗の構造を示す斜視図、第2図は上
記チップ抵抗をプリント基板上に立体的に実装してなる
電子装置の一部を示す斜視図である。
図において、11は側面凹形状のチップ抵抗で、回路素
子としての機能を持つチップ本体分10と、その両側の
脚部分をなしプリント基板5の銅箔ランド(配線導体)
6に接続されるチップ電極部分14とから構成されてお
り、上記チップ本体部分10は、従来のチップ部品1と
同様、基台2と、その上に形成された抵抗体3とから構
成されている。
子としての機能を持つチップ本体分10と、その両側の
脚部分をなしプリント基板5の銅箔ランド(配線導体)
6に接続されるチップ電極部分14とから構成されてお
り、上記チップ本体部分10は、従来のチップ部品1と
同様、基台2と、その上に形成された抵抗体3とから構
成されている。
ここで上記チップ電極部分14は、その下端面がチップ
部品本体10の下面より所定寸法hだけ突出しており、
該チップ電極部分14の突出量hは、少なくとも上記チ
ップ部品本体10の厚みtよりも大きく、また上記突出
した両チップ電極部分14間の内寸距離はチップ部品
本体10の巾wよりも大きくしてある。
部品本体10の下面より所定寸法hだけ突出しており、
該チップ電極部分14の突出量hは、少なくとも上記チ
ップ部品本体10の厚みtよりも大きく、また上記突出
した両チップ電極部分14間の内寸距離はチップ部品
本体10の巾wよりも大きくしてある。
次にチップ抵抗をプリント基板に実装する方法について
説明する。
説明する。
プリント基板5にはチップ抵抗11の電極部分14に対
応する部品取付けランド6が配され、上側及び下側のチ
ップ抵抗11aおよび11bがその一方を上面下面逆に
して互いにクロスして、すなわち一方のチップ抵抗11
aの電極部分14の突出部間に他方のチップ抵抗11b
の本体部分10を収容して、上記取付けランド6上に配
置され、ランド6と電極部分14が図示しない半田によ
って接続される。上記電極部分14とチップ本体部分1
0は上記した構成および寸法となっているので、第2図
に示すように、チップ抵抗11a,11bをクロスして
も、互いに相手を妨げることなく電極部分14がランド
6に接触し、半田付けが可能となる。
応する部品取付けランド6が配され、上側及び下側のチ
ップ抵抗11aおよび11bがその一方を上面下面逆に
して互いにクロスして、すなわち一方のチップ抵抗11
aの電極部分14の突出部間に他方のチップ抵抗11b
の本体部分10を収容して、上記取付けランド6上に配
置され、ランド6と電極部分14が図示しない半田によ
って接続される。上記電極部分14とチップ本体部分1
0は上記した構成および寸法となっているので、第2図
に示すように、チップ抵抗11a,11bをクロスして
も、互いに相手を妨げることなく電極部分14がランド
6に接触し、半田付けが可能となる。
このように本実施例では、側面凹形状の下側のチップ抵
抗11bを、その凹形状の開口が上を向くよう仰向けに
実装しているため、下側のチップ抵抗11bと上側のチ
ップ抵抗11aとが同一構造であっても、下側チップ抵
抗11bの高さ増大により上側チップ抵抗11aと実装
基板5との電気的接続が困難となるという事態を回避す
ることができる。
抗11bを、その凹形状の開口が上を向くよう仰向けに
実装しているため、下側のチップ抵抗11bと上側のチ
ップ抵抗11aとが同一構造であっても、下側チップ抵
抗11bの高さ増大により上側チップ抵抗11aと実装
基板5との電気的接続が困難となるという事態を回避す
ることができる。
この結果、2つのチップ抵抗11a,11bを立体的に
実装可能となり、平面的にしか実装できなかった従来の
構造のチップ抵抗に比し、実装密度が向上する。
実装可能となり、平面的にしか実装できなかった従来の
構造のチップ抵抗に比し、実装密度が向上する。
また、下側にも上側にも同一構造のチップ抵抗11a,
11bを使用できることとなり、チップ抵抗の種類の増
大による部品購入や在庫管理の煩雑化を招くこともな
く、製品コストの増大を回避できる。
11bを使用できることとなり、チップ抵抗の種類の増
大による部品購入や在庫管理の煩雑化を招くこともな
く、製品コストの増大を回避できる。
さらに上記各チップ抵抗11a,11bは、本体部分1
0と、その両側の脚部分をなす電極部分14とからな
る、その脚部分そのものが電極部分となっているもので
あるため、仰向けに配置したチップ抵抗11bについて
はそのプロービング時の作業ミスによる短絡や部品の破
損をほとんど回避することができる。
0と、その両側の脚部分をなす電極部分14とからな
る、その脚部分そのものが電極部分となっているもので
あるため、仰向けに配置したチップ抵抗11bについて
はそのプロービング時の作業ミスによる短絡や部品の破
損をほとんど回避することができる。
具体的には、仰向けに配置されたチップ抵抗11bのプ
ロービングの際には、プローブ針をチップ抵抗11bの
電極部分14と本体部分10とがなすコーナ部分に押し
当てることにより、プローブ針のすべりの発生を招くこ
となくプローブ針をチップ抵抗11bの電極部分14に
接触させることができ、これによりチップ抵抗11bの
プロービング中の作業ミス等によってプローブ針がすべ
ってその先端が他の部品に接触したり、プリント基板等
の導体パターンを傷つけたりするのをほとんど防止する
ことができる。
ロービングの際には、プローブ針をチップ抵抗11bの
電極部分14と本体部分10とがなすコーナ部分に押し
当てることにより、プローブ針のすべりの発生を招くこ
となくプローブ針をチップ抵抗11bの電極部分14に
接触させることができ、これによりチップ抵抗11bの
プロービング中の作業ミス等によってプローブ針がすべ
ってその先端が他の部品に接触したり、プリント基板等
の導体パターンを傷つけたりするのをほとんど防止する
ことができる。
なお、上記実施例では、チップ抵抗について説明した
が、本考案はチップ抵抗以外のチップ部品、例えばチッ
プコンデンサ、チップインダクタ等にも適用でき、これ
らをプリント基板に実装したものでは、前述したと同様
の効果を奏する。
が、本考案はチップ抵抗以外のチップ部品、例えばチッ
プコンデンサ、チップインダクタ等にも適用でき、これ
らをプリント基板に実装したものでは、前述したと同様
の効果を奏する。
以上のように、この考案に係る電子装置によれば、チッ
プ部品を、チップ本体部分と、その両側の脚部分をなす
チップ電極部分間の内寸距離()が上記チップ本体部
分の巾(w)より広く、上記チップ電極部分が上記チッ
プ本体部分下面より所定寸法(h)突出しかつこの突出
量(h)が上記チップ本体部分の厚み(t)より大きい
側面凹形状の部品とし、下側のチップ部品を、その凹形
状の開口が上を向くよう仰向けに実装し、上側のチップ
部品を該下側のチップ部品上にこを跨ぐようクロスさせ
てうつ伏せに実装したので、一種類のチップ部品を上下
に重ねて、しかも各チップ部品と実装基板との電気的接
続を確実に行いつつ実装することが可能となり、3次元
的な表面実装を、チップ部品の種類の増大によるコスト
アップを招くことなく実現することができる効果があ
る。
プ部品を、チップ本体部分と、その両側の脚部分をなす
チップ電極部分間の内寸距離()が上記チップ本体部
分の巾(w)より広く、上記チップ電極部分が上記チッ
プ本体部分下面より所定寸法(h)突出しかつこの突出
量(h)が上記チップ本体部分の厚み(t)より大きい
側面凹形状の部品とし、下側のチップ部品を、その凹形
状の開口が上を向くよう仰向けに実装し、上側のチップ
部品を該下側のチップ部品上にこを跨ぐようクロスさせ
てうつ伏せに実装したので、一種類のチップ部品を上下
に重ねて、しかも各チップ部品と実装基板との電気的接
続を確実に行いつつ実装することが可能となり、3次元
的な表面実装を、チップ部品の種類の増大によるコスト
アップを招くことなく実現することができる効果があ
る。
また、側面凹状のチップ部品は、チップ本体部分と、そ
の両側の脚部分としてチップ電極部分からなる、チップ
部品両側の脚部分そのものが電極部分となっているた
め、仰向けに配置したチップ部品についてはそのプロー
ビング時の作業ミスによる短絡や部品の破損をほとんど
回避することができる効果もある。
の両側の脚部分としてチップ電極部分からなる、チップ
部品両側の脚部分そのものが電極部分となっているた
め、仰向けに配置したチップ部品についてはそのプロー
ビング時の作業ミスによる短絡や部品の破損をほとんど
回避することができる効果もある。
第1図は本考案の一実施例による電子装置に用いるチッ
プ部品の構造を示す斜視図、第2図は上記チップ部品を
プリント基板に実装してなる電子装置の一部を示す斜視
図、第3図は従来の電子装置に用いるチップ部品の構造
を示す斜視図、第4図は従来のチップ部品をプリント基
板に実装してなる電子部品の一部を示す斜視図である。 図において、2は基台、3は抵抗体、10はチップ本体
部分、11はチップ抵抗(チップ部品)、11a,11
bは上側,下側チップ抵抗、14はチップ電極部分であ
る。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
プ部品の構造を示す斜視図、第2図は上記チップ部品を
プリント基板に実装してなる電子装置の一部を示す斜視
図、第3図は従来の電子装置に用いるチップ部品の構造
を示す斜視図、第4図は従来のチップ部品をプリント基
板に実装してなる電子部品の一部を示す斜視図である。 図において、2は基台、3は抵抗体、10はチップ本体
部分、11はチップ抵抗(チップ部品)、11a,11
bは上側,下側チップ抵抗、14はチップ電極部分であ
る。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 1/14 A 9174−5E H05K 1/18 K 7128−4E
Claims (1)
- 【請求項1】基板上に上下に重ねて立体的に実装された
一対のチップ部品を複数組有する電子装置において、 上記各組のチップ部品は、 回路素子としての機能を有するチップ本体部分と、その
両側の脚部分をなし実装基板上の配線導体に接続される
チップ電極部分とからなる部品であって、 上記両チップ電極部分間の内寸距離()が上記チップ
本体部分の巾(w)より広く、上記チップ電極部分が上
記チップ本体部分下面より所定寸法(h)だけ突出しか
つこの突出量(h)が上記チップ本体部分の厚み(t)
より大きい側面凹形の部品であり、 上記下側のチップ部品は、その凹形の開口が上に向くよ
う仰向けに実装され、上側のチップ部品は、該下側のチ
ップ部品上にこれを跨ぐよう下側のものとクロスさせて
うつ伏せに実装されていることを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985087238U JPH0631682Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985087238U JPH0631682Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61203501U JPS61203501U (ja) | 1986-12-22 |
JPH0631682Y2 true JPH0631682Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=30639270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985087238U Expired - Lifetime JPH0631682Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631682Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5655001A (en) * | 1979-10-11 | 1981-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of forming lead wire of chipplike part |
JPS58182401U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 複合チツプ部品 |
JPS6011465U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-25 | アルプス電気株式会社 | チツプ部品 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP1985087238U patent/JPH0631682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61203501U (ja) | 1986-12-22 |
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