JPH06315245A - キャンドモータポンプの永久磁石回転子 - Google Patents
キャンドモータポンプの永久磁石回転子Info
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- JPH06315245A JPH06315245A JP5122097A JP12209793A JPH06315245A JP H06315245 A JPH06315245 A JP H06315245A JP 5122097 A JP5122097 A JP 5122097A JP 12209793 A JP12209793 A JP 12209793A JP H06315245 A JPH06315245 A JP H06315245A
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- permanent magnet
- rotor
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- motor pump
- magnet rotor
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Links
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 樹脂で一体的に成型する時にセグメント形永
久磁石の位置が移動せず所定の位置に固着できる永久磁
石回転子を得るにある。 【構成】 本発明に成るキャンドモータポンプの永久磁
石回転子は、永久磁石の端面を覆う様にパイプ１２の端
面に非磁性体の円環状スペーサ２０を備え、樹脂で一体
的に成型する時にセグメント形永久磁石１０の端面が円
環状スペーサー２０で抑えられ溶けた樹脂の圧力で移動
しないように構成する。
久磁石の位置が移動せず所定の位置に固着できる永久磁
石回転子を得るにある。 【構成】 本発明に成るキャンドモータポンプの永久磁
石回転子は、永久磁石の端面を覆う様にパイプ１２の端
面に非磁性体の円環状スペーサ２０を備え、樹脂で一体
的に成型する時にセグメント形永久磁石１０の端面が円
環状スペーサー２０で抑えられ溶けた樹脂の圧力で移動
しないように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はキャンドモータポンプ、
特に温水循環ポンプ等に適するキャンドモータポンプに
使用される永久磁石回転子に関するものである。
特に温水循環ポンプ等に適するキャンドモータポンプに
使用される永久磁石回転子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来より実施されているキャンド
モータポンプに使用される永久磁石回転子の断面図を、
図７は図６のＡ−Ａ’線に沿った断面図であり、本発明
の出願人が先に出願した特願平４−３５１１０５号に一
例として開示している。図６，図７において、インペラ
９から軸方向に伸長するボス部９−１の外周に磁性体の
ヨーク１１を設け、前記ヨーク１１の外周にセグメント
形の永久磁石１０を配置し、前記永久磁石１０の外周に
非磁性体のパイプ１２が設けられ、前記インペラ９とボ
ス部９−１と、前記ヨーク１１と、前記永久磁石１０及
び前記パイプ１２とを樹脂で一体的に成型してある。
モータポンプに使用される永久磁石回転子の断面図を、
図７は図６のＡ−Ａ’線に沿った断面図であり、本発明
の出願人が先に出願した特願平４−３５１１０５号に一
例として開示している。図６，図７において、インペラ
９から軸方向に伸長するボス部９−１の外周に磁性体の
ヨーク１１を設け、前記ヨーク１１の外周にセグメント
形の永久磁石１０を配置し、前記永久磁石１０の外周に
非磁性体のパイプ１２が設けられ、前記インペラ９とボ
ス部９−１と、前記ヨーク１１と、前記永久磁石１０及
び前記パイプ１２とを樹脂で一体的に成型してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
においては、磁性体のヨーク１１とセグメント形永久磁
石１０をパイプ１２の内径部に所定の関係位置で配置し
てインペラ９とボス部９−１と共に樹脂で一体的に成型
するのであるが、成型時の溶けた樹脂の圧力で永久磁石
等が移動しないように接着する等の手段で予め関係位置
を固定して置く為に多くの工数が必要とするという問題
がある。本発明の目的は樹脂で一体成型する時にセグメ
ント形永久磁石が移動せずに所定の位置に固着出来るよ
うな構造の永久磁石回転子を得るにある。
においては、磁性体のヨーク１１とセグメント形永久磁
石１０をパイプ１２の内径部に所定の関係位置で配置し
てインペラ９とボス部９−１と共に樹脂で一体的に成型
するのであるが、成型時の溶けた樹脂の圧力で永久磁石
等が移動しないように接着する等の手段で予め関係位置
を固定して置く為に多くの工数が必要とするという問題
がある。本発明の目的は樹脂で一体成型する時にセグメ
ント形永久磁石が移動せずに所定の位置に固着出来るよ
うな構造の永久磁石回転子を得るにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に成るキャンドモ
ータポンプに使用する永久磁石回転子は、インペラと一
体を成す円筒状ボス部のインペラと反対側の軸方向端部
分と非磁性金属薄肉部材のパイプの端部分との間に非磁
性体で形成された円環状のスペーサを嵌着し該スペーサ
にセグメント形永久磁石の端面を当接させた状態で樹脂
を注入し一体的に成型する構成により課題を解決する。
ータポンプに使用する永久磁石回転子は、インペラと一
体を成す円筒状ボス部のインペラと反対側の軸方向端部
分と非磁性金属薄肉部材のパイプの端部分との間に非磁
性体で形成された円環状のスペーサを嵌着し該スペーサ
にセグメント形永久磁石の端面を当接させた状態で樹脂
を注入し一体的に成型する構成により課題を解決する。
【０００５】
【作 用】上述の如き構成においては、円環状スペーサ
にセグメント形永久磁石の端面が当接しているので樹脂
で成型する時に溶けた樹脂で永久磁石が押されてもスペ
ーサに支えられて移動しないのでセグメント形永久磁石
を所定の位置に固着する事が出来る。
にセグメント形永久磁石の端面が当接しているので樹脂
で成型する時に溶けた樹脂で永久磁石が押されてもスペ
ーサに支えられて移動しないのでセグメント形永久磁石
を所定の位置に固着する事が出来る。
【０００６】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。図１は本発明に成るキャンドモータポンプに使用す
る永久磁石回転子の構造を示す断面図である。図におい
て９はインペラ、９−１はインペラの円筒状ボス部、１
０はセグメント形永久磁石、１１は回転子ヨーク、２０
は非磁性体の円環状スペーサである。図２は図１のＡ−
Ａ’線に沿った断面図で円環状スペーサーの小径円筒部
２０−２とリブ２０−５の断面が示されており、リブ２
０−５がセグメント形永久磁石１０の間に介挿され、複
数の永久磁石の円周方向のピッチを保たれるようになっ
ている。
る。図１は本発明に成るキャンドモータポンプに使用す
る永久磁石回転子の構造を示す断面図である。図におい
て９はインペラ、９−１はインペラの円筒状ボス部、１
０はセグメント形永久磁石、１１は回転子ヨーク、２０
は非磁性体の円環状スペーサである。図２は図１のＡ−
Ａ’線に沿った断面図で円環状スペーサーの小径円筒部
２０−２とリブ２０−５の断面が示されており、リブ２
０−５がセグメント形永久磁石１０の間に介挿され、複
数の永久磁石の円周方向のピッチを保たれるようになっ
ている。
【０００７】図３は図１の実施例に使用された円環状ス
ペーサ２０の１例を示す斜視図で、中空の円板２０−１
の一方の端面に前記円板２０−１より小径の円筒部２０
−２と複数（例示では４個）のリブ２０−５を一体的に
形成した構造で、円板２０−１の外径は非磁性金属薄肉
で形成されたパイプ１２の内径とほぼ等しく、内径はイ
ンペラの円筒状ボス部９−１の外径より大きく、小径の
円筒部２０−２は固定子ヨーク１１の端面と当接する長
さでリブ２０−５の厚さはセグメント形永久磁石１０の
円周方向の間隙と略等しくなるように形成されている。
ペーサ２０の１例を示す斜視図で、中空の円板２０−１
の一方の端面に前記円板２０−１より小径の円筒部２０
−２と複数（例示では４個）のリブ２０−５を一体的に
形成した構造で、円板２０−１の外径は非磁性金属薄肉
で形成されたパイプ１２の内径とほぼ等しく、内径はイ
ンペラの円筒状ボス部９−１の外径より大きく、小径の
円筒部２０−２は固定子ヨーク１１の端面と当接する長
さでリブ２０−５の厚さはセグメント形永久磁石１０の
円周方向の間隙と略等しくなるように形成されている。
【０００８】図１に示した本発明に成る永久磁石回転子
を形成するに当たっては、回転子ヨーク１１の外周面に
複数のセグメント形永久磁石１０を配置し、該永久磁石
１０の外周面に非磁性金属薄肉のパイプ１２を配設し、
円環状スペーサ２０の小径円筒部２０−２を前記回転子
ヨーク１１の端面に当接し、スペーサーのリブ２０−５
の間に永久磁石１０を配置して円板２０−１の端面に当
接して円板２０−１をパイプ１２に嵌着し、樹脂成型用
の金型に挿入してインペラ９とインペラの円筒状ボス部
９−１と、回転子ヨーク１１と永久磁石１０及びスペー
サ２０とを一体的に樹脂で成型する。この時に溶けた樹
脂がインペラ９の方向より永久磁石１０を押すが永久磁
石１０の端面がスペサ２０の円板２０−１に当接してお
り、スペサ２０が金型の内壁で抑えられているので永久
磁石１０は移動せず所定の位置で固着される。
を形成するに当たっては、回転子ヨーク１１の外周面に
複数のセグメント形永久磁石１０を配置し、該永久磁石
１０の外周面に非磁性金属薄肉のパイプ１２を配設し、
円環状スペーサ２０の小径円筒部２０−２を前記回転子
ヨーク１１の端面に当接し、スペーサーのリブ２０−５
の間に永久磁石１０を配置して円板２０−１の端面に当
接して円板２０−１をパイプ１２に嵌着し、樹脂成型用
の金型に挿入してインペラ９とインペラの円筒状ボス部
９−１と、回転子ヨーク１１と永久磁石１０及びスペー
サ２０とを一体的に樹脂で成型する。この時に溶けた樹
脂がインペラ９の方向より永久磁石１０を押すが永久磁
石１０の端面がスペサ２０の円板２０−１に当接してお
り、スペサ２０が金型の内壁で抑えられているので永久
磁石１０は移動せず所定の位置で固着される。
【０００９】図４は円環状スペーサの他の実施例の形状
を示した斜視図で、中空円板２０−１の端面に小径の円
筒部２０−２とが設けられおり、リブは設けられていな
い。この形状のスペーサーは複数のセグメント形永久磁
石が円周方向の隙間を有しない構造の場合に使用され
る。
を示した斜視図で、中空円板２０−１の端面に小径の円
筒部２０−２とが設けられおり、リブは設けられていな
い。この形状のスペーサーは複数のセグメント形永久磁
石が円周方向の隙間を有しない構造の場合に使用され
る。
【００１０】図５は円環状スペーサの更に他の実施例
で、中空円板２０−６のリブを設けてない端面に、リブ
２０−５が設けてある位置と対応する位置に適宜の凸部
又は凹部２０−７を設けたものである。このスペーサの
端面に設けた凸部又は凹部２０−７は回転子を樹脂で一
体成型した後でも外部より見ることができるので、永久
磁石１０の位置を確認する事が出来るから、着磁する場
合に永久磁石１０の位置を確認して正確な着磁をする事
が出来る効果がある。
で、中空円板２０−６のリブを設けてない端面に、リブ
２０−５が設けてある位置と対応する位置に適宜の凸部
又は凹部２０−７を設けたものである。このスペーサの
端面に設けた凸部又は凹部２０−７は回転子を樹脂で一
体成型した後でも外部より見ることができるので、永久
磁石１０の位置を確認する事が出来るから、着磁する場
合に永久磁石１０の位置を確認して正確な着磁をする事
が出来る効果がある。
【００１１】
【発明の効果】本発明に成るキャンドモータポンプの永
久磁石回転子は、上述の如き構成であるから樹脂による
一体成型により永久磁石が移動せず所定の位置に固着さ
れ、又成型した後に永久磁石の位置が確認できるので着
磁工程が容易となる等品質の向上とコストの低下ができ
るという効果がある。
久磁石回転子は、上述の如き構成であるから樹脂による
一体成型により永久磁石が移動せず所定の位置に固着さ
れ、又成型した後に永久磁石の位置が確認できるので着
磁工程が容易となる等品質の向上とコストの低下ができ
るという効果がある。
【図１】本発明に成るキャンドモータポンプの永久磁石
回転子の構造の一例を示す断面図である。
回転子の構造の一例を示す断面図である。
【図２】図１に示す例のＡ−Ａ’線に沿った断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示す例に使用した円環状スペーサの斜視
図である。
図である。
【図４】円環状スペーサの他の実施例の斜視図である。
【図５】円環状スペーサの其の他の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図６】従来技術に成るキャンドモータポンプの永久磁
石回転子の構造一例を示す断面図である。
石回転子の構造一例を示す断面図である。
【図７】図６に示した永久磁石回転子のＡ−Ａ’線に沿
った断面図である。
った断面図である。
９ ：インペラ ９ー１：インペラの円筒状ボス部 １０ ：セグメント形永久磁石 １１ ：回転子ヨーク １２ ：非磁性金属薄肉部材のパイプ ２０ ：非磁性体の円環状スペーサ ２０−１：スペーサの中空円板部 ２０−２：スペーサの小径円筒部 ２０−３：スペーサの中空円板部 ２０−４：スペーサの小径円筒部 ２０−５：スペーサのリブ ２０−６：スペサの中空円板部 ２０−７：スペーサの中空円板部に設けた凸部又は凹部
Claims (5)
- 【請求項１】 駆動モータの固定子収納用固定子室を形
成するモータケーシング及びカップ状隔壁と、該カップ
状隔壁と共に、インペラと一体を成す前記モータの回転
子収納用回転子室及び該回転子室に連接する前記インペ
ラを収納するポンプ室を形成するポンプケーシングとを
備えるキャンドモータポンプに使用される永久磁石回転
子において、前記インペラは軸方向に伸長する円筒状ボ
ス部を有し、該円筒状ボス部外周に同心に配設される回
転子ヨークと、該回転子ヨークの外周面に等間隔に配置
される複数のセグメント形永久磁石と、非磁性体金属薄
肉部材より成り該永久磁石の外面を覆うように固着保持
するパイプと共に、前記永久磁石の端面を覆う如く前記
インペラから伸長する円筒状ボス部の端部外周面及び同
前記パイプ端部内周面に嵌着する様に設けられる非磁性
体の円環状スペーサとを備える事を特徴とするキャンド
モータポンプの永久磁石回転子。 - 【請求項２】 前記環状スペーサには、その片側軸方向
に伸長する前記セグメント形永久磁石の位置決め用の複
数のリブが形成されている事を特徴とする請求項１に記
載のキャンドモータポンプの永久磁石回転子。 - 【請求項３】 前記環状スペーサのリブを設けていない
端面に、永久磁石の位置に対応して少なくとも一個の凸
部が形成されている事を特徴とする請求項２に記載のキ
ヤンドモータポンプの永久磁石回転子。 - 【請求項４】 前記環状スペーサのリブを設けていない
端面に、永久磁石の位置に対応して少なくとも一個の凹
部が形成されている事を特徴とする請求項２に記載のキ
ャンドモータポンプの永久磁石回転子。 - 【請求項５】 前記永久磁石回転子を構成する各部材が
樹脂で一体にインサートモールドされている事を特徴と
する請求項１，２，３及び４に記載のキャンドモータポ
ンプの永久磁石回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122097A JPH06315245A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | キャンドモータポンプの永久磁石回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122097A JPH06315245A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | キャンドモータポンプの永久磁石回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315245A true JPH06315245A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14827578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5122097A Pending JPH06315245A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | キャンドモータポンプの永久磁石回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06315245A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09233752A (ja) * | 1996-02-27 | 1997-09-05 | Fuji Electric Co Ltd | 回転電機の磁石付回転子 |
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-
1993
- 1993-04-27 JP JP5122097A patent/JPH06315245A/ja active Pending
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