JPH0329985Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329985Y2 JPH0329985Y2 JP1986103924U JP10392486U JPH0329985Y2 JP H0329985 Y2 JPH0329985 Y2 JP H0329985Y2 JP 1986103924 U JP1986103924 U JP 1986103924U JP 10392486 U JP10392486 U JP 10392486U JP H0329985 Y2 JPH0329985 Y2 JP H0329985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- circumferential wall
- rotor
- rotor magnet
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、モータフアンのインペラ付ロータに
関する。
関する。
従来のインペラ付ロータは、第3図に例示する
ように、鋼板プレス品であるロータホルダ26を
使用し、この外部に合成樹脂製インペラ27を付
設すると共に、ロータホルダ26の内周面に短円
筒形の磁石28を軽圧入又は接着にて固着してい
た。
ように、鋼板プレス品であるロータホルダ26を
使用し、この外部に合成樹脂製インペラ27を付
設すると共に、ロータホルダ26の内周面に短円
筒形の磁石28を軽圧入又は接着にて固着してい
た。
このような構造では、ロータホルダ26とイン
ペラ27と磁石28を夫々別々に製作して後、組
立てねばならず、生産能率が良くなかつた。
ペラ27と磁石28を夫々別々に製作して後、組
立てねばならず、生産能率が良くなかつた。
本考案はこのような問題点を解決するために、
外周に複数枚の羽根部を有するインペラと、該イ
ンペラに設けられたロータ磁石を備えたインペラ
付ロータにおいて;該インペラと該ロータ磁石は
2色同時射出成形樹脂にて一体に形成され;該イ
ンペラの円周壁は、内周壁及び外周壁を有する2
重壁構造であり;該ロータ磁石は、該インペラの
該内周壁の内面に一体に形成され;該羽根部は、
該インペラの該外周壁に一体に形成され;該イン
ペラの該内周壁及び該外周壁は、磁性円筒体を装
着するための、一軸方向へ開口する円形凹溝を規
定している。
外周に複数枚の羽根部を有するインペラと、該イ
ンペラに設けられたロータ磁石を備えたインペラ
付ロータにおいて;該インペラと該ロータ磁石は
2色同時射出成形樹脂にて一体に形成され;該イ
ンペラの円周壁は、内周壁及び外周壁を有する2
重壁構造であり;該ロータ磁石は、該インペラの
該内周壁の内面に一体に形成され;該羽根部は、
該インペラの該外周壁に一体に形成され;該イン
ペラの該内周壁及び該外周壁は、磁性円筒体を装
着するための、一軸方向へ開口する円形凹溝を規
定している。
インペラとロータ磁石を2色同時射出成形樹脂
にて一体形成する故に、インペラ及びロータ磁石
を比較的簡単に且つ高能率につくることができ、
また、両者(インペラとロータ磁石)を確実に固
定することができる。更に、鋼板プレス品のロー
タホルダを省略することができる。
にて一体形成する故に、インペラ及びロータ磁石
を比較的簡単に且つ高能率につくることができ、
また、両者(インペラとロータ磁石)を確実に固
定することができる。更に、鋼板プレス品のロー
タホルダを省略することができる。
また、インペラの円周壁が内周壁と外周壁を有
する2重構造で、内周壁にロータ磁石が設けら
れ、外周壁に羽根部が設けられている故に、内周
壁の内径及びロータ磁石の内径を同一に保ちなが
ら外周壁の外径寸法を自由に選択することができ
る。
する2重構造で、内周壁にロータ磁石が設けら
れ、外周壁に羽根部が設けられている故に、内周
壁の内径及びロータ磁石の内径を同一に保ちなが
ら外周壁の外径寸法を自由に選択することができ
る。
さらに、インペラの円周壁に形成される円形凹
溝に、磁性円筒体を嵌込むことができ、嵌込むこ
とによつて、ロータ磁石及びステータ等の磁気回
路部分からの磁気漏洩を防止することができる。
溝に、磁性円筒体を嵌込むことができ、嵌込むこ
とによつて、ロータ磁石及びステータ等の磁気回
路部分からの磁気漏洩を防止することができる。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
る。
第1図に於て、中心線から右半分と左半分は別
の実施例を示しており、いずれの実施例にあつて
も、インペラ1とロータ磁石2とシヤフト3とか
ら構成される。そして、インペラ1は円周壁4に
複数枚の羽根部5…を突設してなる。
の実施例を示しており、いずれの実施例にあつて
も、インペラ1とロータ磁石2とシヤフト3とか
ら構成される。そして、インペラ1は円周壁4に
複数枚の羽根部5…を突設してなる。
しかして、外周にこのような羽根部5…を有す
るインペラ1と、その内部に設けられるロータ磁
石2とは、2色同時射出成形樹脂にて一体に成形
される。即ち、磁石2は樹脂マグネツトと呼ばれ
る材質を用い、かつインペラ1は硬質樹脂を用い
る。なお、シヤフト3は上記2色同時射出成形時
に、予め金型内へインサートしておき、その後、
2色同時射出成形にてインペラ1と磁石2を成形
すると同時にこのシヤフト3も一体状に連結され
るようにする。これにより機械的圧入工程は省略
出来る。
るインペラ1と、その内部に設けられるロータ磁
石2とは、2色同時射出成形樹脂にて一体に成形
される。即ち、磁石2は樹脂マグネツトと呼ばれ
る材質を用い、かつインペラ1は硬質樹脂を用い
る。なお、シヤフト3は上記2色同時射出成形時
に、予め金型内へインサートしておき、その後、
2色同時射出成形にてインペラ1と磁石2を成形
すると同時にこのシヤフト3も一体状に連結され
るようにする。これにより機械的圧入工程は省略
出来る。
しかして、第1図の右半分に示す第1の実施例
では、ロータ磁石2は、短円筒状であり、インペ
ラ1の円周壁4の内周面4aに重合一体化してな
る。
では、ロータ磁石2は、短円筒状であり、インペ
ラ1の円周壁4の内周面4aに重合一体化してな
る。
他方、第1図の左半分に示す第2の実施例で
は、ロータ磁石2が碗形として、インペラ1の円
周壁4の内周面4aから底壁6の内面6aにわた
つて重合一体化してなる。かつ、碗形の磁石2の
中心孔7にシヤフト3が挿入状として一体化され
ると共に、該磁石の開口端縁外角部に段部8を凹
設して、円周壁4の一部をこの段部8に掛止状と
し、もつて強固に一体化している。
は、ロータ磁石2が碗形として、インペラ1の円
周壁4の内周面4aから底壁6の内面6aにわた
つて重合一体化してなる。かつ、碗形の磁石2の
中心孔7にシヤフト3が挿入状として一体化され
ると共に、該磁石の開口端縁外角部に段部8を凹
設して、円周壁4の一部をこの段部8に掛止状と
し、もつて強固に一体化している。
また、上記いずれの実施例もインペラ1の円周
壁4は、内周壁21及び外周壁22を有する2重
壁構造であり、内周壁21と外周壁22は、一軸
方向―図の上方向―へ開口する円形凹溝9を規定
する。即ち、この円形凹溝9に、鋼鉄等の磁性材
料からなる図示省略の磁性円筒体を嵌込むことが
できる。勿論、この磁性材料を嵌込むためには、
上述の2色同時射出成形後に、機械的に圧入、若
しくは接着剤にて固着する等の方法が望ましい。
壁4は、内周壁21及び外周壁22を有する2重
壁構造であり、内周壁21と外周壁22は、一軸
方向―図の上方向―へ開口する円形凹溝9を規定
する。即ち、この円形凹溝9に、鋼鉄等の磁性材
料からなる図示省略の磁性円筒体を嵌込むことが
できる。勿論、この磁性材料を嵌込むためには、
上述の2色同時射出成形後に、機械的に圧入、若
しくは接着剤にて固着する等の方法が望ましい。
従つて、いずれの実施例においても、ロータ磁
石2はインペラ1の内周壁21の内面に一体に形
成され、羽根部5…は、インペラ1の外周壁22
に一体に形成される。
石2はインペラ1の内周壁21の内面に一体に形
成され、羽根部5…は、インペラ1の外周壁22
に一体に形成される。
次に、第2図に、この第1図右半分に示した第
1実施例のインペラ付ロータAを、モータフアン
として組立てた状態を示す。即ち、フアンケーシ
ング10のボス部11に、ベアリングハウジング
12を固着し、この外周にステータ13を固着す
る。ベアリング14,14を介してベアリングハ
ウジング12にインペラ付ロータAのシヤフト3
を挿入して、ロータ磁石2の内部にステータ13
が内蔵されるように組立てる。15は回路基板を
示す。
1実施例のインペラ付ロータAを、モータフアン
として組立てた状態を示す。即ち、フアンケーシ
ング10のボス部11に、ベアリングハウジング
12を固着し、この外周にステータ13を固着す
る。ベアリング14,14を介してベアリングハ
ウジング12にインペラ付ロータAのシヤフト3
を挿入して、ロータ磁石2の内部にステータ13
が内蔵されるように組立てる。15は回路基板を
示す。
上述のように、円周壁4を内周壁21と外周壁
22の2重壁構造とすれば、内周壁21の内径及
び磁石2の内径dを同一に保ち―即ちステータ1
3(第2図参照)の外径を同一に保つたまま―外
周壁22の外径寸法D―従つて羽根部5…の寸法
―を大小種々のものに変更できる。つまり、イン
ペラ1の羽根部5…の形状や寸法にかかわらず、
磁石2及びステータ13等の内部構造の寸法・形
状を変える必要がなくなり、共用出来る。
22の2重壁構造とすれば、内周壁21の内径及
び磁石2の内径dを同一に保ち―即ちステータ1
3(第2図参照)の外径を同一に保つたまま―外
周壁22の外径寸法D―従つて羽根部5…の寸法
―を大小種々のものに変更できる。つまり、イン
ペラ1の羽根部5…の形状や寸法にかかわらず、
磁石2及びステータ13等の内部構造の寸法・形
状を変える必要がなくなり、共用出来る。
かつ、既述のように、円形凹溝9に磁性円筒体
が嵌込むことができ、嵌込めば、ロータ磁石2及
びステータ13等の磁気回路部分からの磁気漏洩
を効果的に防止することができ、広範囲の取付個
所に対応することができる。
が嵌込むことができ、嵌込めば、ロータ磁石2及
びステータ13等の磁気回路部分からの磁気漏洩
を効果的に防止することができ、広範囲の取付個
所に対応することができる。
また、磁石2を碗形とすれば、コンパクトで大
きな磁界が得られると共に、インペラ1との連結
強度も大きくなる。
きな磁界が得られると共に、インペラ1との連結
強度も大きくなる。
本考案は上述の構成により次のような著大な実
用的効果を奏する。
用的効果を奏する。
インペラ1とロータ磁石2を2色同時射出成
形樹脂にて一体に形成する故に、インペラ1及
びロータ磁石2を比較的簡単に且つ高能率につ
くることができ、また、両者(インペラ1とロ
ータ磁石2)を確実に固定することができる。
形樹脂にて一体に形成する故に、インペラ1及
びロータ磁石2を比較的簡単に且つ高能率につ
くることができ、また、両者(インペラ1とロ
ータ磁石2)を確実に固定することができる。
従来の鋼板プレス品のロータホルダを省略す
ることができ、ロータの軽量化も達成される。
ることができ、ロータの軽量化も達成される。
内周壁21の内径及び磁石2の内径dを同一
に保ちながら外周壁22の外径寸法Dを自由に
選択することができるため、ロータ磁石2及び
ステータ13等の内部構造、即ち磁気回路部分
を共通にしながらインペラ1の羽根部5の形
状、寸法等を変えることができ、多種類のモー
タフアンに容易に対応することができる。
に保ちながら外周壁22の外径寸法Dを自由に
選択することができるため、ロータ磁石2及び
ステータ13等の内部構造、即ち磁気回路部分
を共通にしながらインペラ1の羽根部5の形
状、寸法等を変えることができ、多種類のモー
タフアンに容易に対応することができる。
インペラ1の内周壁21及び外周壁22が磁
性円筒体を装着するための円形凹溝9を規定す
る故に、この円形凹溝9に磁性円筒体を嵌込む
ことによつて、ロータ磁石2及びステータ13
等の磁気回路部分からの磁気漏洩を効果的に防
止することができ、広範囲の取付個所に対応す
ることができる。
性円筒体を装着するための円形凹溝9を規定す
る故に、この円形凹溝9に磁性円筒体を嵌込む
ことによつて、ロータ磁石2及びステータ13
等の磁気回路部分からの磁気漏洩を効果的に防
止することができ、広範囲の取付個所に対応す
ることができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は組立使用状態の断面図である。第3図は従来例
を示す断面図である。 1……インペラ、2……ロータ磁石、4……円
周壁、5……羽根部、9……凹溝、21……内周
壁、22……外周壁。
は組立使用状態の断面図である。第3図は従来例
を示す断面図である。 1……インペラ、2……ロータ磁石、4……円
周壁、5……羽根部、9……凹溝、21……内周
壁、22……外周壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外周に複数枚の羽根部5…を有するインペラ1
と、該インペラ1に設けられたロータ磁石2を備
えたインペラ付ロータにおいて、 該インペラ1と該ロータ磁石2は2色同時射出
成形樹脂にて一体に形成され、 該インペラ1の円周壁4は、内周壁21及び外
周壁22を有する2重壁構造であり、 該ロータ磁石2は、該インペラ1の該内周壁2
1の内面に一体に形成され、 該羽根部5…は、該インペラ1の該外周壁22
に一体に形成され、 該インペラ1の該内周壁21及び該外周壁22
は、磁性円筒体を装着するための、一軸方向へ開
口する円形凹溝9を規定する、 ことを特徴とするインペラ付ロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103924U JPH0329985Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103924U JPH0329985Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310760U JPS6310760U (ja) | 1988-01-23 |
JPH0329985Y2 true JPH0329985Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30976934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986103924U Expired JPH0329985Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329985Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003047197A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Nidec Shibaura Corp | 電動機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128853A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Yoshiteru Takahashi | デイスク型ブラシレスモ−タ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109247U (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-23 | 日本サ−ボ株式会社 | フアンモ−タ |
JPH062465Y2 (ja) * | 1983-03-02 | 1994-01-19 | 株式会社シコ−技研 | 一方向にのみ回転するディスク型単相ブラシレスモ−タ |
JPS60128853U (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | アイシン精機株式会社 | マスタシリンダ |
JPS61171459U (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-24 |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP1986103924U patent/JPH0329985Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128853A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Yoshiteru Takahashi | デイスク型ブラシレスモ−タ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003047197A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Nidec Shibaura Corp | 電動機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6310760U (ja) | 1988-01-23 |
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