JP2001268874A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2001268874A
JP2001268874A JP2000082711A JP2000082711A JP2001268874A JP 2001268874 A JP2001268874 A JP 2001268874A JP 2000082711 A JP2000082711 A JP 2000082711A JP 2000082711 A JP2000082711 A JP 2000082711A JP 2001268874 A JP2001268874 A JP 2001268874A
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JP
Japan
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motor
magnetized
rotor
stator
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000082711A
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English (en)
Inventor
Kimio Tanaka
公夫 田中
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックマグネットで一体成形された回
転子において固定子とのギャップを所定の状態で保持す
ることができるDCブライレスモータを提供する。 【解決手段】 回転子22は、回転軸24を装着する円
筒状の装着部32と、固定子16の内周面と所定のギャ
ップを介して配される円筒状の着磁部34と、装着部3
2と着磁部34とを連結する連結部36とよりなり、連
結部36は、着磁部34の周縁部から装着部32に向か
って延設されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックマグ
ネット材で一体成形された回転子を有するモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のDCブラシレスモータ1
00の縦断面図を示したものである。
【0003】図3に示すように、モールドされたケーシ
ング102内部には、コイル103を巻回した固定子1
04が埋設されている。そして、このケーシング102
の凹部には、回転軸106を装着した回転子108が収
納されている。
【0004】この回転子108は、プラスチックマグネ
ットで一体成形されたものであり、図に示すように、回
転軸106を装着する円筒形の装着部110と固定子1
04と所定のギャップを介して配される円筒状の着磁部
112と、装着部110と着磁部112を連結する連結
部114とよりなる。
【0005】この連結部114は、装着部110と着磁
部112とを連結するために、装着部110と着磁部1
12の中央部分に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の回転子10
8であると、プラスチックマグネットを樹脂成形する際
に肉厚の厚い個所で凹み(ヒケ)が発生し外径寸法が均
一にならない場合がある。具体的には、連結部114を
有している着磁部112の部分が凹み、固定子104と
のギャップが一定にならないという問題点がある。
【0007】例えば、着磁部112の端部においては所
定のギャップに合致させているとすると、連結部114
を有する中央部では0.05mm〜0.1mm程度凹
み、モータの特性が落ちるという問題点がある。
【0008】この場合に、リブ等を追加してその凹みを
生じる状態を減少することも可能であるが、リブを設け
るための金型等の費用が高くつくという問題点がある。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、プラ
スチックマグネットで一体成形された回転子において固
定子とのギャップを所定の状態で保持することができる
モータを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
スチックマグネット材を射出成形することにより一体成
形された回転子を有するモータにおいて、前記回転子
は、回転軸を装着する円筒状の装着部と、固定子の内周
面と所定のギャップを介して配される円筒状の着磁部
と、前記装着部と前記着磁部とを連結する連結部とより
なり、前記連結部は、前記着磁部の周縁部から前記装着
部に向かって延設されていることを特徴とするモータで
ある。
【0011】請求項2の発明は、前記モータは、DCブ
ラシレスモータであることを特徴とする請求項1記載の
モータである。
【0012】
【作 用】本発明のモータであると、連結部が設けられ
ている位置は、着磁部の周辺部であるため、肉厚部分の
冷却時のヒケによる凹みが生じても、固定子とのギャッ
プに影響を及ぼさない。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
第1の実施例のDCブラシレスモータ(以下、モータと
いう)10について図1に基づいて説明する。
【0014】図1はモータ10の縦断面図であり、モー
ルドされたケーシング12内部にコイル14が巻回され
た固定子16が埋設され、また、このモータ10を駆動
するための回路基板18も埋設されている。
【0015】ケーシング12は、凹部20を有し、その
内部に回転子22が収納されている。この回転子22の
回転軸24はケーシング12に取付けられたベアリング
26とベアリングブラケット28に取付けられているベ
アリング30によって回転自在に支持されている。
【0016】回転子22は、プラスチックマグネット材
により一体成形されたものであり、回転軸24を保持す
るための円筒形の装着部24と、所定の順番でS極とN
極に着磁された円筒状の着磁部34と、装着部32と着
磁部34とを連結するための円板状の連結部36とより
構成されている。
【0017】連結部36は、図1に示すように、ベアリ
ングブラケット28側の着磁部34の周縁部より装着部
32に向かって延設されたものであり、断面形状はコの
字状に形成されている。
【0018】また、この連結部36が設けられている着
磁部34の位置は、固定子16の固定子鉄心17より外
側に位置している。
【0019】上記構成の回転子22であると、連結部3
6によって着磁部34の位置は肉厚となり、凹みを生じ
る可能性もあるが、この位置は固定子鉄心17よりも外
れた位置であるため、固定子鉄心と着磁部34と相対向
する面においては平行にギャップが保たれ、モータ10
の特性を落とすことがない。
【0020】また、連結部36は円板状に装着部32と
着磁部34とを連結しているため、回転子22の強度を
強く保持することができる。
【0021】(第2の実施例)図2は、第2の実施例で
あり、第1の実施例との相違点は連結部36の位置にあ
る。
【0022】すなわち、図2においては、連結部36を
ベアリングブラケット28とは反対側の位置に設けてい
る。ただし、この場合においても固定子鉄心17とは外
れた位置に連結部36を設けている。
【0023】この実施例であっても連結部36の位置で
着磁部34が凹んでも、着磁部34と固定子16との間
のギャップが影響されることがない。
【0024】(変更例1)なお、上記各実施例では連結
部36が設けられている位置は、固定子16の固定子鉄
心17より外側に位置していたが、これに限らず、同じ
位置、または、連結部36が固定子鉄心17より内側に
位置していてもよい。
【0025】(変更例2)なお、上記各実施例ではモー
タとしてDCブラシレスモータを使用したが、これ以外
にプラスチックマグネット製の回転子のモータであれば
本発明を適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上により本発明のモータであると、連
結部を着磁部の周縁部に設けることにより、成形時のヒ
ケが固定子と回転子の着磁部とのギャップに影響を及ぼ
すことが無く、モータの特性を落とすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すモータの縦断面図
である。
【図2】第2の実施例のモータの縦断面図である。
【図3】従来のモータの縦断面図である。
【符号の説明】
10 モータ 16 固定子 22 回転子 24 回転軸 32 装着部 34 着磁部 36 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックマグネット材を射出成形する
    ことにより一体成形された回転子を有するモータにおい
    て、 前記回転子は、 回転軸を装着する円筒状の装着部と、 固定子の内周面と所定のギャップを介して配される円筒
    状の着磁部と、 前記装着部と前記着磁部とを連結する連結部とよりな
    り、 前記連結部は、前記着磁部の周縁部から前記装着部に向
    かって延設されていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】前記モータは、DCブラシレスモータであ
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ。
JP2000082711A 2000-03-23 2000-03-23 モータ Pending JP2001268874A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950907B2 (en) 2005-09-06 2011-05-31 Denso Corporation Fluid pump having housing
DE102006000446B4 (de) * 2005-09-06 2013-04-18 Denso Corporation Fluidpumpe und Elektromotor und deren Herstellungsverfahren

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950907B2 (en) 2005-09-06 2011-05-31 Denso Corporation Fluid pump having housing
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