JPH03237292A - マグネットポンプ - Google Patents

マグネットポンプ

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Publication number
JPH03237292A
JPH03237292A JP3429290A JP3429290A JPH03237292A JP H03237292 A JPH03237292 A JP H03237292A JP 3429290 A JP3429290 A JP 3429290A JP 3429290 A JP3429290 A JP 3429290A JP H03237292 A JPH03237292 A JP H03237292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
synthetic resin
body case
main body
rotating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3429290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nishikata
政昭 西方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3429290A priority Critical patent/JPH03237292A/ja
Publication of JPH03237292A publication Critical patent/JPH03237292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温水あるいは化学溶液等の給送に用いられる
マグネットポンプに関するものである。
従来の技術 先ず従来のマグネットポンプの一例について説明する。
第3図において、31は複数のコイルから成る巻線部、
32は複数の鋼板を積層して構成され、巻線部31を保
持する固定子コアである。
33は巻線部31および固定子コア32をモールドする
合成樹脂であり、このように巻線部31および固定子コ
ア32を合成樹脂33によってモールドする事により、
耐湿性等を向上させている。
以下、この巻線部31および固定子コア32を合成樹脂
33によってモールドしたものを固定子36とする。
35は固定子36を保持するとともにカップ状の匝転体
収容凹部を備えた本体ケースである。本体ケース35は
本マグネットポンプのケーシングおよびモータのフレー
ムとして役割を持つように構成されている。34は前記
本体ケース35とともにポンプのケーシングを構成する
カバー部材であり、水密を保って本体ケース35に接合
されている。38はカバー部材34に設けられた液体流
入口、39はカバー部材34に設けられた液体流出口で
ある。40は前記ケーシングに回転自在なように収容さ
れ、羽根車を備えた回転体である。
43は回転体40に設けられた従動側マグネットである
。そして固定子コア32と従動側マグネット43は隔壁
部35aを介して対向している。45は回転体40を支
持するためのセラミック製の支持用軸であり、支持用軸
45の一端は本体ケース35の底部に形成された保持部
46によって保持され、他端はカバー部材34の液体流
入口38付近に設けられた軸ホルダー47によって保持
されている。
次に動作を説明する。固定子コア32に回転磁界が生じ
ると、その回転磁界によって回転体40が回転するよう
になっている。そして回転体40が回転すると、回転体
40に形成された羽根車部の回転によって水が液体流出
口39から圧送される事となる。
次に、固定子36の製造課程について説明する。第4図
に示す41および42は合成樹脂によってモールドする
ために用いる金型である。以下、下方に位置する方の金
型を下型41.上方に位置する方の金型を上型42とす
る。42aは上型42の中心部に備わった柱状部であり
、合成樹脂によって出来る成形体の中心軸と固定子コア
32の中心軸とが正確に一致するように、固定子コア3
2の位置決めを行うものである。すなわち、この柱状体
42aが固定子コア32の内周面と嵌まり合う事によっ
て固定子コア32が上記成形体と同心になるように位置
決めを行っている。そして第4図に示すように下型41
と上型42とを組み合わせた状態で、内部に合成樹脂を
注入するる。
なおこのような構成の場合、固定子コア32の中心軸と
本体ケース35の中心軸同志を一致させるためには、固
定子コア32の内面を本体ケース35の回転体収容凹部
側面に当てる事が必要である。つまり本体ケース35の
回転体収容凹部と固定子コア32とがいくらか嵌合状態
になるような寸法にし、固定子コア32の位置決めを上
記回転体収容凹部にさせるように構成すれば、固定子コ
ア32を上記回転体収容凹部と同心に配置する事が出来
る。
発明が解決しようとする課題 ところで以上のような構成では、固定子コア32を備え
た固定子36と本体部35が別体構成になっているので
、構造が複雑であり、製造の手間もかかるという問題が
あった。
また前述のように本体ケース35の回転体収容凹部と固
定子コア32とが嵌合状態になるようにすれば、次のよ
うな問題が起こる。すなわち、固定子コア32が非常に
高温になり、熱膨脹を起こしたような場合、本体ケース
35の回転体収容凹部を外側から圧迫するような力が生
じる。このような時、回転体収容凹部と固定子コア32
とが嵌合状態になっておれば、場合によって上記回転体
収容凹部のある一点に極度に応力が集中し、破損を起こ
す可能性がある。
ところで回転体収容凹部と固定子コア32とを嵌合状態
にせずに前述のように固定子コア32の中心軸と本体ケ
ース35の中心軸同志を一致させようとしても、その精
度は非常に悪くなってしまい、しかも回転体収容凹部の
側面と固定子コア32の内面との間に隙間が生じる事と
なるので、その分従動側マグネット43と固定子コア3
2との距離が離れてしまい、効率が低下してしまう。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、作り
易い簡単な構造であり、しかも回転体収容凹部の破損が
生じる事の少ないマグネットポンプを提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、固定子コアを包む
モールド用の合成樹脂によって、回転体収容凹部を備え
た本体ケースを形成した。
作用 以上のように構成した事により、たとえ固定子コアが熱
膨脹を起こしても、その時の応力はこの固定子コアを包
む合成樹脂体の広い乾固に分散して加わる事となる。ま
たこのように固定子コアを包むモールド用の合成樹脂に
よって回転体収容凹部を構成すれば、固定子コアの内面
をこの合成樹脂体によって形成された回転体収容凹部の
内面に近付ける事が出来る。
実施例 以下、本発明の実施例におけるマグネットポンプについ
て説明する。第1図は本実施例におけるマグネットポン
プの構成を示すものである。第1図において、1は複数
のコイルから成る巻線部、2は複数の鋼板を積層して構
成され、巻線部1を保持する固定子コアである。3は巻
線部1および固定子コア2を包むとともにカップ状に形
成された本体ケースである。
本体ケース3は本マグネットポンプのケーシングおよび
モータのフレームとして役割を持つように構成されてい
る。即ち3aはケーシングとして役割を果たすケーシン
グ部、3bは底板部である。また3cは外装部材として
の役割を果たす筒状部である。
なお、34は前記本体ケース3とともにポンプのケーシ
ングを構成するカバー部材、回転体401従動個マグネ
ット43、支持用軸45は第3図の従来例のものと同様
に構成され、組み込まれているので、同一の図番を付し
、詳細な説明を省略する。
また、本実施例における動作も第3図の従来例のものと
同様である。すなわち、固定子コア2に回転磁界が生じ
ると、その回転磁界によって回転体40が回転し、回転
体40が回転すると、回転体40に形成された羽根車部
の回転によって水が液体流出口39から圧送される事と
なる。
19は磁気検出素子であり、本体ケース3に対して外側
配設され、従動側マグネット43の磁界を拾う事によっ
て回転体40の回転角度を検知する。そしてその情報に
基づいて巻線部1の各コイルに適切なタイミングで電流
を流すように構成されており、このようにしてブラシレ
スモータが構成されている。20は磁気検出素子19を
固定したプリント配線基板である。
次に、本体ケース3の製造課程について説明する。21
.22.23.24はそれぞれ金型であり、その中で2
1は下方に位置し、本体ケース3の下部を形成するため
の下型であり、また22は上方に位置し、本体ケース3
の上部を形成するための上型である。また23および2
4は本体ケース3の中央部を形成するための中間型であ
る。22aは上型22の中心部に備わった柱状部であり
、本体ケース3の回転体収容凹部の内側を形成するため
のものである。21aは下型に突設され、固定子コア2
を支えるとともに金型内にて固定子コア2の位置決めを
行うための位置決め部である。位置決め部21aは固定
子コア2の外側の角部に当接する事となり、その当接部
はL字状に切削されており、その切削面の底面21bに
よって固定子コア2の上下方向の位置決めを行い、同側
面21cによって固定子コア2の横方向の位置決めを行
う。また柱状部22aは、固定子コア2の内周面2aか
ら必ず離れるようになっている。
そしてこのように構成された金型の中に固定子コア2を
納めて合成樹脂25を注入すると、前述本体ケース3が
出来上がる。そして出来上がった本体ケース3について
は、固定子コア2の内周面2aは合成樹脂25によって
完全に覆われた状態になる。
本実施例ではポンプケーシングを構成する合成樹脂82
5が固定子コア2の内周面を完全に包む事となるので、
その合成樹脂25が固定子コア2から発する熱を放熱さ
せる放熱作用を持つとともに、多少固定子コアが変形し
ても、合成樹脂によって全体が包まれた構成であれば、
その合成樹脂体の一部に極度に応力が集中する事はない
ので、破損の可能性は少ない。また固定子コア2を包む
合成樹脂25によってポンプケーシングが一体に構成さ
れる事となり、従来に比べて部品点数は少なくなる。
固定子コアを鋳込むとともにポンプケーシングとモータ
フレームの役割を兼ね備えた本体部を合成樹脂によって
作るための金型の中のモータ側部を作るための金型に上
記固定子コアの外周部に当接して固定子コアの位置決め
を行う位置決め手段を設け、この位置決め手段を上記固
定子コアの外周部に当接させた状態で合成樹脂の注入を
行ったので、固定子コアの内周面と金型との間に形成さ
れた隙間にも合成樹脂が注入され、この合成樹脂部が上
記固定子コアの内周面を完全に包む事となるので、ポン
プケーシング内には金属部が露出する事が無く、固定子
コアをモールドする合成樹脂によってポンプケーシング
を一体に作る事が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明は、固定子コアを包むモールド用の
合成樹脂によって回転体収容凹部を備えた本体ケースを
一体に形成した事により、たとえ固定子コアが熱膨脹を
起こしても、その時の応力はこの固定子コアを包む合成
樹脂体の広い範囲に分散して加わる事となり、回転体収
容凹部に割れ等が生じる事はない。また、固定子コアの
内面をこの合成樹脂体によって形成された回転体収容凹
部の内面に近付ける事が出来、すると固定子コアが従動
側マグネットにより近付く事となり、効率の向上につな
がる。また分部品点数を少なく出来、コスト低減を測る
事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるマグネットポンプの内
部を示す断面図、第2図は同マグネットポンプの製造課
程を示す説明図、第3図は従来のマグネットポンプの内
部を示す断面図、第4図は同マグネットポンプの製造課
程を示す説明図である。 1:巻線部        2:固定子コア3:本体ケ
ース      3a:ケーシング部3b:底板部  
       3c:筒状部21:下型       
   22:上型23.24:中間型  21a:位置
決め部22a:柱状部 34:カバー部材      40:回転体43:従動
側マグネット  45:支持用軸19:磁気検出素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の巻線を保持する環状の固定子コアと、羽根車およ
    び従動側マグネットを備え、上記従動側マグネットが上
    記固定子コアに対向するように配置された回転体と、 上記回転体を収容するための回転体収容用凹部を備えた
    本体ケースと、 上記回転体収容凹部を塞ぐように装着され、上記本体ケ
    ースとともにポンプケーシングを構成するカバー部材と
    を有し、 上記固定子コアを合成樹脂によってモールドするととも
    に上記固定子コアとその固定子コアを包む合成樹脂によ
    って上記本体ケースを形成した事を特徴とするマグネッ
    トポンプ。
JP3429290A 1990-02-14 1990-02-14 マグネットポンプ Pending JPH03237292A (ja)

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