JPH0744792Y2 - モータフアン - Google Patents
モータフアンInfo
- Publication number
- JPH0744792Y2 JPH0744792Y2 JP6540889U JP6540889U JPH0744792Y2 JP H0744792 Y2 JPH0744792 Y2 JP H0744792Y2 JP 6540889 U JP6540889 U JP 6540889U JP 6540889 U JP6540889 U JP 6540889U JP H0744792 Y2 JPH0744792 Y2 JP H0744792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- hollow cylinder
- fan
- fixed
- motor fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 （１）考案の目的 ［産業上の利用分野］ 本考案はモータフアンに係るもので、特に電子機器の内
部冷却に適する軸流フアンの構造に関するものである。
部冷却に適する軸流フアンの構造に関するものである。
［従来の技術］ 第２図は従来より実施されているモータフアンの構造を
示す断面図で、ベンチュリケース１に設けた複数の支持
脚２に形成された固定子支持部10に固着された金属製の
中空円筒９に固着された固定子４と、前記中空円筒９の
内側に装着された軸受11により回転自在に支承された回
転子軸５と、該回転子軸５と一体的に固着した回転子ボ
ス６を介して回転子ハブ７が固着され、該回転子ハブ７
に固着された回転子８が、前記固定子４の外周と空隙を
介して対向し配設され、前記回転子ハブ７の外周にフア
ン３が固着され、ベンチュリケース１の風洞内に配置さ
れている。
示す断面図で、ベンチュリケース１に設けた複数の支持
脚２に形成された固定子支持部10に固着された金属製の
中空円筒９に固着された固定子４と、前記中空円筒９の
内側に装着された軸受11により回転自在に支承された回
転子軸５と、該回転子軸５と一体的に固着した回転子ボ
ス６を介して回転子ハブ７が固着され、該回転子ハブ７
に固着された回転子８が、前記固定子４の外周と空隙を
介して対向し配設され、前記回転子ハブ７の外周にフア
ン３が固着され、ベンチュリケース１の風洞内に配置さ
れている。
図示のモータフアンは固定子４の巻線に通電すると、回
転子８が回転し一体的に固着されたフアン３によりベン
チュリケース１の風洞内に軸方向の空気の流れを発生さ
せモータフアンとして動作するものである。
転子８が回転し一体的に固着されたフアン３によりベン
チュリケース１の風洞内に軸方向の空気の流れを発生さ
せモータフアンとして動作するものである。
［考案が解決しようとする課題］ 第２図に示した従来技術によるモータフアンは基のベン
チュリケースを金属で形成していたので、固定子の発熱
は固定子を固着した中空円筒を介してベンチュリケース
に伝達され、ベンチュリケースの充分な放熱作用により
固定子巻線及び軸受の温度は低い温度にた持たれ、充分
に長い寿命を維持することができるように構成されてい
た。
チュリケースを金属で形成していたので、固定子の発熱
は固定子を固着した中空円筒を介してベンチュリケース
に伝達され、ベンチュリケースの充分な放熱作用により
固定子巻線及び軸受の温度は低い温度にた持たれ、充分
に長い寿命を維持することができるように構成されてい
た。
ところが近年電子機器の発達と増産に伴い、基の価格低
減に対する要求が激しくなってきた結果、構成部品の材
料変更等の対応が必要と成り、ベンチュリケースを金属
より合成樹脂に変更する検討をしたところ、合成樹脂は
金属より伝熱計数が小さいので、固定子より中空円筒に
伝達された熱が充分放熱されず、中空円筒及び軸受の温
度を高め、軸受の寿命を短くするという問題を生じた。
減に対する要求が激しくなってきた結果、構成部品の材
料変更等の対応が必要と成り、ベンチュリケースを金属
より合成樹脂に変更する検討をしたところ、合成樹脂は
金属より伝熱計数が小さいので、固定子より中空円筒に
伝達された熱が充分放熱されず、中空円筒及び軸受の温
度を高め、軸受の寿命を短くするという問題を生じた。
本考案は前記のような従来技術における問題を解決し、
固定子より中空円筒に熱が伝達し難い構造として軸受の
温度を低下させ寿命の長いモータフアンを得るにある。
固定子より中空円筒に熱が伝達し難い構造として軸受の
温度を低下させ寿命の長いモータフアンを得るにある。
（２）考案の構成 ［課題を解決するための手段］ 本考案においては合成樹脂で一体的に成型したベンチュ
リケースの固定子支持部の中央に設けた軸受を装着する
中空円筒の外周に合成樹脂の層を設け、該合成樹脂の層
を介して固定子を中空円筒に固着する構造とすることに
より達成する。
リケースの固定子支持部の中央に設けた軸受を装着する
中空円筒の外周に合成樹脂の層を設け、該合成樹脂の層
を介して固定子を中空円筒に固着する構造とすることに
より達成する。
［作用］ 固定子が中空円筒の外周に設けられた合成樹脂の層を介
して固着されているので固定子の熱が中空円筒に伝わり
難くなり、従って中空円筒及び軸受の温度を低く保つこ
とができる。
して固着されているので固定子の熱が中空円筒に伝わり
難くなり、従って中空円筒及び軸受の温度を低く保つこ
とができる。
［実施例］ 第１図は本考案を実施したモータフアンのベンチュリケ
ースの要部を示す断面図（ａ）と、中空円筒の断面図
（ｂ），（ｃ）で、ベンチュリケース本体と一体的に形
成した固定子支持部10の中央部に、基の外周に樹脂の層
20を設けた金属製の中空円筒９を一体的に形成し、固定
子４を樹脂の層20を介して中空円筒９に固着する構造と
した。
ースの要部を示す断面図（ａ）と、中空円筒の断面図
（ｂ），（ｃ）で、ベンチュリケース本体と一体的に形
成した固定子支持部10の中央部に、基の外周に樹脂の層
20を設けた金属製の中空円筒９を一体的に形成し、固定
子４を樹脂の層20を介して中空円筒９に固着する構造と
した。
中空円筒の外周に設けた樹脂の層の形状は（ｂ）図のよ
うに一様な厚さに設けるもの、或いは（ｃ）図のように
適宜な切目を設けた弧状の形に設けることも良い。
（ｃ）のような弧状の形に設けると固定子を固着する接
着剤が切目の部分より接触面に浸透し強固に固着できる
効果がある。
うに一様な厚さに設けるもの、或いは（ｃ）図のように
適宜な切目を設けた弧状の形に設けることも良い。
（ｃ）のような弧状の形に設けると固定子を固着する接
着剤が切目の部分より接触面に浸透し強固に固着できる
効果がある。
［考案の効果］ 本考案になるモータフアンは前記のような構造であるか
らベンチュリケースを合成樹脂で形成した場合に、固定
子の熱が軸受を装着した中空円筒に伝わり難く、従って
軸受の温度を低く保つことができるから、寿命の長いモ
ータフアンを安価に得ることができる効果がある。
らベンチュリケースを合成樹脂で形成した場合に、固定
子の熱が軸受を装着した中空円筒に伝わり難く、従って
軸受の温度を低く保つことができるから、寿命の長いモ
ータフアンを安価に得ることができる効果がある。
第１図は本考案になるモータフアンのベンチュリケース
の要部を示す断面図（ａ）と、中空円筒の断面図
（ｂ），（ｃ）で、第２図は従来より実施されているモ
ータフアンの構造を示す断面図である。 符号の説明 １…ベンチュリケース,2…支持脚,3…フアン,4…固定
子,5…回転子軸,6…回転子ボス,7…回転子ハブ,8…回転
子,9…中空円筒,10…固定子支持部,11…軸受,12…フア
ンハブ,20…樹脂層。
の要部を示す断面図（ａ）と、中空円筒の断面図
（ｂ），（ｃ）で、第２図は従来より実施されているモ
ータフアンの構造を示す断面図である。 符号の説明 １…ベンチュリケース,2…支持脚,3…フアン,4…固定
子,5…回転子軸,6…回転子ボス,7…回転子ハブ,8…回転
子,9…中空円筒,10…固定子支持部,11…軸受,12…フア
ンハブ,20…樹脂層。
Claims (1)
- 【請求項１】外転回転子形電動機の回転子の外周にフア
ンを固着し、該フアンの外周に設けた円筒形の通風路
と、前記電動機の固定子支持部及び、支持脚とを樹脂で
一体的に形成したベンチュリケースを有するモータフア
ンにおいて、 前記ベンチュリケースに形成された固定子支持部の中央
に設けた金属製の中空円筒の外周に樹脂の層を形成し、
前記樹脂の層を介して前記電動機の固定子を前記中空円
筒に固着する構造を特徴とするモータフアン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6540889U JPH0744792Y2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | モータフアン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6540889U JPH0744792Y2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | モータフアン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH036095U JPH036095U (ja) | 1991-01-22 |
| JPH0744792Y2 true JPH0744792Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31597211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6540889U Expired - Fee Related JPH0744792Y2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | モータフアン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744792Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10310677A1 (de) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Atlas Copco Energas Gmbh | Turbomaschine |
| JP4963340B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2012-06-27 | 日本電産サーボ株式会社 | 遠心ファン |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP6540889U patent/JPH0744792Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH036095U (ja) | 1991-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |