JPS6114307Y2 - - Google Patents

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JPS6114307Y2
JPS6114307Y2 JP1977167540U JP16754077U JPS6114307Y2 JP S6114307 Y2 JPS6114307 Y2 JP S6114307Y2 JP 1977167540 U JP1977167540 U JP 1977167540U JP 16754077 U JP16754077 U JP 16754077U JP S6114307 Y2 JPS6114307 Y2 JP S6114307Y2
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JP
Japan
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flange
stator
fixing member
attached
thermal conductivity
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JP1977167540U
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JPS5491603U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特にステータの部分を改良したアキシ
ヤル・モータに関する。
一般に、アキシヤル・モータはステータにステ
ンレス鋼等の材質よりなるフランジを固定し、こ
のフランジを適当な固定部材に取付けるようにす
るとともに、ロータに適当な回転体を取付けて、
ロータとステータとを互に対向させている。とこ
ろで、この種のモータを高真空雰囲気中で使用す
る場合には、空気の対流がほとんど生じないの
で、ステータコイルで発生した熱が発散されず、
ステータが過熱して特性の低下を来たし、短寿命
となる欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を除去すること
を目的としてなされたもので、高真空雰囲気中で
使用する場合でもステータを効率よく冷却するこ
とができ、特性のよい長寿命なアキシヤル・モー
タを提供しようとするものである。
以下本考案の詳細を、図面に示す実施例にもと
づいて説明する。
図中1はステータ、2はこのステータ1に対向
して配置されたロータである。ステータ1は円筒
状の鉄心3にコイル4を巻装するとともに鉄心3
の一端にはフランジ5を固定し、鉄心3及びコイ
ル4をレジン等のモールド材6にて一体にモール
ドして構成されている。そして鉄心3の中心位置
にはフランジ5を貫通する透孔7があけてあり、
この透孔7を鉛直方向に向けた状態で適当な固定
部材8に取付けられるようになつている。なお、
上記フランジ5はアルミニウム、銅などの熱伝導
性の良好なる材質にて形成されており、また上記
フランジ5は、取付面(下面)中央部を凹ませ
て、外縁部のみが固定部材8に接触するようにな
つている。これが本考案の大きな特徴となつてい
る。
一方、ロータ2は環状をなし、適当な回転体9
の一端に取付けられるようになつている。上記回
転体9は一端中心に回転軸10を有し、この軸1
0の軸端11は、ステータ1の上方より透孔7を
通して固定部材8の下方に配置したピボツト軸受
座12にて支持されている。
以上のような構成であると、ステータ1に電流
を供給することによりロータ2及び回転体9が一
体に回転する。このとき鉄心3に発生した熱は、
フランジ5が熱伝導性の良好なる材質にて形成さ
れているために、このフランジ5を通して固定部
材8より外部へ発散することになる。従つて高真
空雰囲気中で使用する場合でもステータ1の過熱
を防止することができ、特性の低下を防止して長
寿命化を図ることができる。
また、上記実施例のようにフランジ5の取付面
の中央部を凹ませて外縁部のみ固定部材に接触す
るようにしたので、フランジ5はその外縁部のみ
高精度に平面加工すればよく、加工能率を高める
ことができる。また、このようにすることによつ
て、フランジ5と固定部材8との間の密着性を高
めることができるので、両者間の熱的結合度を大
きくでき、尚一層熱伝導性の向上を回ることがで
きる。さらに、フランジ5を固定部材8に固定す
るに際して、フランジ5の外縁部と固定部材8と
の間をボルト締めするようにすれば、少数のボル
トで熱伝導性を阻害することなく固定できるの
で、全体の単純化ならびに組立の容易化を回るこ
とができる。
以上詳述したように、本考案のアキシヤル・モ
ータによれば、ステータに固定したフランジを熱
伝導性の良好なる材質にて形成したことにより、
高真空雰囲気中で使用する場合でもステータを効
率よく冷却することができ、特性の低下を来たす
ことなく、かつ長寿命化を図ることができる。ま
た、フランジの取付面中央部を凹ませ、外縁部の
みを固定部材に接触させるようにしているので、
フランジと固定部材との間の熱伝導性を良くする
ための加工の容易化を図れるばかりか固定の容易
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 1……ステータ、2……ロータ、3……鉄心、
4……コイル、5……フランジ、8……固定部
材、9……回転体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ステータにフランジを固定しこのフランジを
    適当な固定部材に取付けるようにするととも
    に、上記ステータに対向するロータに適当な回
    転体を取付けるようにしたアキシヤル・モータ
    において、上記フランジを熱伝導性の良好なる
    材質にて形成するとともに、前記フランジの取
    付面の中央部を凹ませて外縁部のみが前記固定
    部材に接触するようにしたことを特徴とするア
    キシヤル・モータ。 (2) フランジをアルミニウムまたは銅にて形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のアキシヤル・モータ。
JP1977167540U 1977-12-13 1977-12-13 Expired JPS6114307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977167540U JPS6114307Y2 (ja) 1977-12-13 1977-12-13

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JP1977167540U JPS6114307Y2 (ja) 1977-12-13 1977-12-13

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Publication Number Publication Date
JPS5491603U JPS5491603U (ja) 1979-06-28
JPS6114307Y2 true JPS6114307Y2 (ja) 1986-05-02

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JP1977167540U Expired JPS6114307Y2 (ja) 1977-12-13 1977-12-13

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JPS5491603U (ja) 1979-06-28

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