JPH08140300A - 放熱フィンを有するモータ - Google Patents

放熱フィンを有するモータ

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JPH08140300A
JPH08140300A JP29877794A JP29877794A JPH08140300A JP H08140300 A JPH08140300 A JP H08140300A JP 29877794 A JP29877794 A JP 29877794A JP 29877794 A JP29877794 A JP 29877794A JP H08140300 A JPH08140300 A JP H08140300A
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
radiation fin
heat
motor housing
radiation fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP29877794A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Asada
潤三 浅田
Akira Tsunoda
晃 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、効果的にモータ内部の熱を放出
し、騒音発生の少ない放熱フィンを有するモータを得る
ことを目的とする。 【構成】 本発明放熱フィン(12)を有するモータ
(11)では、発熱したモータ(11)内部の熱がモー
タハウジング(13)に伝達し、さらに接した放熱フィ
ン(12)に伝達する。放熱フィン(12)は熱伝導率
の高いゴムである高熱電伝導性ゴムで作られているの
で、効果的に放熱でき、しかも、モータ(11)の振動
をゴムが吸収するので、モータ(11)は大きな騒音が
発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放熱フィンを有するモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータに用いられる一般的な放熱
フィンは、熱放出性を高めるため、アルミ等の鋼体材料
の薄板がモータハウジングの周囲に羽根状に設けられて
いる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】ところが、上記構成の放熱フィンでは、モ
ータが振動した際、モータの振動が放熱フィンに伝達す
る。そして、この振動は、薄板状の放熱フィンの先端に
伝達するにつれて増幅してしまい、この増幅された振動
がモータの大きな騒音となってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、効果的にモー
タ内部の熱を放出し、騒音発生の少ない放熱フィンを有
するモータを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明第一の放熱フィン
を有するモータは、高熱伝導性ゴムからなる放熱フィン
がモータハウジング外周に接するように設けられている
ことを特徴とする。
【0006】本発明第二の放熱フィンを有するモータ
は、前記放熱フィンが、前記モータハウジングの外周を
取り巻く円環状であることを特徴とする。
【0007】本発明第三の放熱フィンを有するモータ
は、前記放熱フィンが、内周がモータの外周よりも、小
さく設定されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明第一の放熱フィンを有するモータでは、
発熱したモータ内部の熱がモータハウジングに伝達し、
さらに接した放熱フィンに伝熱する。放熱フィンは熱伝
導性の高いゴムである高熱伝導性ゴムで作られているの
で、効果的に放熱でき、しかも、モータ本体の振動をゴ
ムが吸収するので、モータは大きな騒音が発生しない。
【0009】本発明第二の放熱フィンを有するモータで
は、放熱フィンはゴム製の円環状であるので、放熱フィ
ンをモータハウジングに嵌め込むだけで容易に組付けら
れる。
【0010】本発明第三の放熱フィンを有するモータで
は、放熱フィンは、内周がモータの外周よりも、小さく
設定されたゴム製であるので、放熱フィンとモータハウ
ジングとの間は密着して嵌まるため伝熱効果が低減せ
ず、より効果的に放熱できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る放熱フィ
ンを有するモータでは、騒音低減効果があり、しかも、
モータハウジングが複雑な形状であっても、組付性が良
くなるという優れた効果を有している。
【0012】
【実施例】本発明である放熱フィンを有するモータは、
高熱伝導性ゴムからなる放熱フィンをモータハウジング
の外周に接するように設けられている。本発明放熱フィ
ンを有したモータの第一実施例を図1、図2に示し、第
二実施例を図3、図4に示し、第三実施例を図5、第四
実施例を図6に示す。
【0013】第一実施例である図1は放熱フィン21の
斜視図であり、図2は円形モータ11におけるモータハ
ウジング31の外周を円環状の放熱フィン21が取り巻
いている構成の斜視図である。本実施例では、モータハ
ウジング31に放熱フィン21が直接接触して設けられ
ているので、モータ11内部の熱が効率的に外部に放出
される。
【0014】第二実施例である図3は偏平モータ12用
の放熱フィン22の斜視図であり、図4は偏平用モータ
12のモータハウジング32の外周を円環状の放熱フィ
ン22が取り巻いている構成の斜視図である。本実施例
では、モータハウジング32に放熱フィン22が直接接
触して設けられ、放熱フィン22の形状はモータハウジ
ング32を取り巻く円環状になっている。その為に、放
熱フィン22をモータハウジング32に取り付ける際、
放熱フィン22はモータハウジング32の形状に合わせ
て図3のように屈曲するためあらゆるモータハウジング
に容易に取り付けることができる。よって、放熱フィン
22とモータハウジング32との接触面積を十分確保す
ることができるので、偏平モータ12内部の熱は効率的
に外部に放出される。
【0015】第三実施例である図5(a)は据置モータ
13のモータハウジング33に設けられた放熱フィン2
3の軸方向両端部を、取り付けブラケット4により据置
台5にしっかりと固定した状態を軸方向からみた側面図
であり、図5(b)はその正面図である。この放熱フィ
ン23の内周はモータハウジング33の外周よりも僅か
に小さく設定されている。その為に、放熱フィン23を
モータハウジング33に嵌め込む際、ゴム製の放熱フィ
ン23の内周を僅かに開口し、押し込むようにしてモー
タハウジング33に嵌め込む。なお、放熱フィン23は
ゴム製なので屈曲し、容易にモータハウジング33に取
り付けることができる。よって、モータハウジング33
と放熱フィン23との接触面積を十分確保することがで
きるので、据置モータ13の内部の熱は効率的に外部に
放出される。なお、放熱フィン23の外周部に取り付け
ブラケット4が取り付けられているが、据置モータ13
の内部振動は放熱フィン23が吸収するので、据置モー
タ13の振動は取り付けブラケット4を介して据置台5
に伝達しない。
【0016】第四実施例である図6(a)は一体成形モ
ータ14の内部構造を示す軸方向断面図であり、図6
(b)はその径方向断面図である。一体成形モータ14
の内部は、モールド樹脂1a、ステータコア1b、モー
タ巻線1c、ロータマグネット1dを有している。この
一体成形モータ14のモータハウジング34の役割を果
たすモールド樹脂1aの外周に放熱フィン24が設けら
れている。この一体成形モータではモータ巻線1cはモ
ールド樹脂1aで一体成形されているので、ステータコ
ア1bに対する巻線の位置の固定が容易になり、製造工
程も簡略化できる。また、ステータコア1bと放熱フィ
ン24はモールド樹脂1aで一体成形されているので、
ステータコア1bからモールド樹脂1a、放熱フィン2
4への熱伝導性が良くなり放熱効果が高くなる。
【0017】次に、高熱伝導性ゴムについて説明する。
本発明に用いられたものは、熱伝導率280×10-5ca
l/cm.sec℃から380×10-5cal/cm.sec℃程度の高熱
伝導性ゴムのものを利用し実施した。なお、熱伝導率は
この範囲に限定するものではなく、さらに熱伝導率の優
れた高熱伝導性ゴムを使用しても良いことは明らかであ
る。ちなみに通常のゴムの熱伝導率を各種示すと、天然
ゴムNRは32×10-5cal/cm.sec℃、ブタジエンゴム
は48×10-5cal/cm.sec℃、エチレンプロピレンゴム
EPMは85×10-5cal/cm.sec℃、等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第一
実施例に使われる放熱フィンの斜視図である。
【図2】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第一
実施例における斜視図である。
【図3】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第二
実施例に使われる放熱フィンを示した斜視図である。
【図4】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第二
実施例における斜視図である。
【図5】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第三
実施例における状態を軸方向からみた側面図および正面
図である。
【図6】本発明に係る放熱フィンを有したモータの第四
実施例における軸方向断面図および径方向断面図であ
る。
【符号の説明】
11,12,13,14 モータ 21,22,23,24 放熱フィン 31,32,33,34 モータハウジング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高熱伝導性ゴムからなる放熱フィンをモ
    ータハウジング外周に接するように設けたことを特徴と
    するモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前記放熱フィンは、前記
    モータハウジングの外周を取り巻く円環状であることを
    特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の前記放熱フィンは、内周
    が電動機の外周よりも、小さく設定されていることを特
    徴とするモータ。
JP29877794A 1994-11-07 1994-11-07 放熱フィンを有するモータ Pending JPH08140300A (ja)

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JP29877794A JPH08140300A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 放熱フィンを有するモータ

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JPH08140300A true JPH08140300A (ja) 1996-05-31

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JP29877794A Pending JPH08140300A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 放熱フィンを有するモータ

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