JPS6026542Y2 - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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Publication number
JPS6026542Y2
JPS6026542Y2 JP12133279U JP12133279U JPS6026542Y2 JP S6026542 Y2 JPS6026542 Y2 JP S6026542Y2 JP 12133279 U JP12133279 U JP 12133279U JP 12133279 U JP12133279 U JP 12133279U JP S6026542 Y2 JPS6026542 Y2 JP S6026542Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss portion
fixed frame
rotating device
flat motor
fan
Prior art date
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Expired
Application number
JP12133279U
Other languages
English (en)
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JPS5640472U (ja
Inventor
秀一 三宅
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP12133279U priority Critical patent/JPS6026542Y2/ja
Publication of JPS5640472U publication Critical patent/JPS5640472U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフラットモータを用いた回転装置の防水、防塵
構造の改良に関する。
従来から、フラットモータ1を用いた回転装置M□とし
ては、第3図に示す如きものがあるが、放熱対策が困難
であった。
ここにフラットモータ1はカバー2に密着した永久磁石
3の磁力によりブラケット4を引きつけ、このカバー2
とブラケット4とにより構成したハウジング5内に、偏
平円盤状のアーマチュア6を回転自在に設け、このアー
マチュア6に触接するブラシ7に電流を流すことに−よ
りアーマチュア6を回転させるようにしたものである。
特に、このフラットモータを防水型のものにするには、
ブラケット4とカバー2との間にシール部材(図示せず
)を介在しなければならない。
ところがこのような密閉構造をとるとブラシ7において
生じた熱、あるいはこのブラシ7等から伝わってきた熱
が籠り易く、永久磁石3の熱は逃げにくい。
したがってこの熱のためにマグネットの磁力が弱まり、
モータの出力も低下する虞れがある。
このため、前記ハウジングをいわば開放型にし、熱の発
散効率を高めたものも考えられるが、この場合は、ブラ
シ部分のシール構造が複雑となり、偏平を良しとするフ
ラットモータを有する回転装置の最大の利点を損う虞れ
がある。
本考案はかかる欠陥を除去するためになされたもので、
前述のハウジング相当部分を開放型にしつつもシール構
造が簡単で、偏平な回転装置を提供することを目的とす
る。
以下、本考案に係る回転装置を図面につき説明する。
第1図は同回転装置M2の一例を示す縦断面図であり第
3図と同一部材には同一符号を付しである。
この回転装置M2を概説すれば、ファン13のボス部1
4内にファンモータ10を組み込み、固定枠15とボス
部14との間にはシール部材24を設け、他方はボス部
14とヨーク21との当接によりそれぞれシールしてい
る。
このフラットモータ10は、固定部A側の永久磁石3と
わずかな間隙11をもって対設した回転部B側の回転子
12にブラシ7を触接しつつ給電し、該回転子12を回
転するようにしたものである。
この固定部Aは固定枠15に永久磁石3を接着剤等を用
いて取付け、その半径方向内方にブラシ7を設けている
この固定枠15の中心部には、段付の中心軸があり、こ
の中心軸16の各段部にはスリーブ17、軸受18、押
え金19が嵌挿され、端部のナツト20により回転子1
2を締付けている。
なお、この中心軸16を回転子12の取付側端部から次
第に大径にしているが、これは中心軸16への軸受等の
取付を手順良く行うことができるようにするためである
一方、回転部Bは、前記中心軸16のまわりを回転する
回転子12を有し、この回転子12はファンボス部14
に密着したヨーク21及びアーマチュアコア22からな
っている。
このファンボス部14は大きな通孔23を有腰この通孔
23によりヨーク21等の冷却を行なっている。
特に、本考案では、ファン13のボス部14と固定枠1
5との間の隙間を閉塞するため、シール材24を設けて
いる。
このシール材24は、含油プラスチック又は無潤滑スリ
ーブにより構成腰基部24aはファン13のボス部14
に固着し、先端部は24b前記固定枠15の端域に接触
している。
このシール材24は回転側に基部を固着し、先端部を固
定枠15の端面に接触した簡単な構成であるにも拘す、
外部から、永久磁石3と回転子12との間の間隙11内
に雨水、塵埃等が入り込むことはない。
第2図は、本考案の他の実施例を示す縦断面図であり、
この回転装置M3は、固定枠15がファンのボス部13
内に入り込んでしまう場合であり、図示のような段付シ
ール部材25を用いている。
なお、この第2図は第1図と同一部材には同一符号を付
し、説明を省略する。
なお、本図面中に示ス符号26はファンシュラウドであ
り、前記固定枠15より突出したフランジ27にビス2
8により取付けである。
なお、上述したフラットモータはファンのボス部内に組
み込むようにしたものであるが、このファンを歯車に変
えれば動力歯車となる等、回転部材として何らファンの
みに限定されるものではない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ボス
部に取り付けられる基部と、固定枠の端面に接触する先
端部とを有するシール部材により当該ボス部と固定枠と
をシールすると共に、前記ボス部に形成された通孔を閉
塞するようにフラットモータのヨークを当該ボス部に連
結し、フラットモータ内を密閉するようにしたため、フ
ラットモータ内部に雨水等が入り込む虞れなく、有効に
シールすることが可能となり、シール構造も簡単なもの
であるため、フラットモータを厚くすることはなく、偏
平な回転装置を得ることができ、特に自動車のエンジン
ルーム内のように狭小な場所に設置する際に最適なもの
となる。
さらに、ヨークの一側面がボス部に形成された通孔を通
して外部に露出しているので、その部分での冷却が促進
され、ひいてはモータ効率の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る回転装置の縦断面図、第2図は本
考案の他の実施例を示す縦断面図、第3図は従来のフラ
ットモータの縦断面図である。 10・・・・・・フラットモータ、11・・・・・・間
隙、12・・・・・・回転子、13・・・・・・ファン
、14・・・・・・ボス部、15・・・・・・固定枠、
16・・・・・・中心軸、21・・・・・・ヨーク、2
2・・・・・・アーマチュアコア、24・・・・・・シ
ール材、24a・・・・・・基部、24b・・・・・・
先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定枠に取り付けた永久磁石とわずかな間隙をもっ
    て対設した遍平円盤状のアーマチュアコアに接触し給電
    するブラシを有するフラットモータを回転部材のボス部
    内に嵌挿してなる回転装置において、前記ボス部に取り
    付けられる基部と、前記固定枠の端面に接触する先端部
    とを有するシール部材により当該ボス部と固定枠とをシ
    ールすると共に、前記ボス部に形成された通孔を閉塞す
    るようにフラットモータのヨークを当該ボス部に連結腰
    フラットモータ内を密閉してなる回転装置。 2 前記回転部材は、ファンである実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の回転装置。
JP12133279U 1979-09-04 1979-09-04 回転装置 Expired JPS6026542Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12133279U JPS6026542Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12133279U JPS6026542Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640472U JPS5640472U (ja) 1981-04-15
JPS6026542Y2 true JPS6026542Y2 (ja) 1985-08-09

Family

ID=29353481

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12133279U Expired JPS6026542Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 回転装置

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JPS5640472U (ja) 1981-04-15

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