JP4739700B2 - モータのロータ - Google Patents
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ロータ10の構造について図1〜図6に基づいてその製造方法と共に説明する。
第1工程においては、分割されたポールピース12を形成する。図1に示すように、帯状の鋼板26から1列で10個のポールピース板14を打ち抜き、かしめ部16によって加締めつつ積層することにより、ポールピース12が形成される。このポールピース12は、平面形状が二等辺三角形であり、内周側の基部、すなわち、根本の両側からくさび部18、18が突出している。このくさび部18の外周側の位置には、マグネット20を支持するための突起22、22が突出している。二等辺三角形のポールピース12の外周側の両端部からはマグネット20を保持するための保持部24、24がそれぞれ突出している。
第2工程では、ポールピース板14を積層したポールピース12を20個、図2に示すように回転軸を中心として放射状に金型内部に収納する。この場合に、くさび部18が内周側になるように収納する。
第3工程においては、図3に示すように、金型内部に放射状の20個のポールピースの間に形成された20個のスロット28に20個のマグネット20をそれぞれ挿入する。マグネット20は、断面形状が略長方形の棒体である。この場合に、図3に示すように、マグネット20は、突起22と保持部24とによってスロット28に保持され、また、各ポールピース12がN極とS極に交互に励磁されるようにする。なお、図3におけるマグネット20のハッチング部分は、S極の位置を表しており、そのハッチングの位置によってスロット28に配されるマグネット20の方向が異なっていることを示している。
第4工程においては、上記のようにして金型内部に配された20個のポールピース12と20個のマグネット20とを、モールド樹脂によって一体にモールド成形してフレーム40を製造する。この場合に、回転軸30を配するフレーム40の中心部分には回転軸30を固定するための金属製であって、円柱状の固定部材36を配し、ポールピース12とマグネット20と共に一体成形する。このモールド成形する際に、図5に示すように、ロータ10の中央部分には円筒形の空洞部34が設けられるように成し、この円筒形の空洞部34の左側のフレーム40に固定部材36をモールドする。
モールド成形が終了すると、回転軸30を固定部材36に挿入してロータ10の組み立てが完了する。
くさび部18の構造を図6に基づいて更に詳しく説明する。
F1=MR(2π/N)2 ・・・(1)
となる。
F2=F1/cosθ ・・・(2)
となる。
F2<2LhP ・・・(3)
となるようにする必要がある。
L>MR(2π/N)2 /2Phcosθ ・・・(4)
となるので、この(4)式の関係を具備するようにくさび部18を設計すればよい。
12 ポールピース
14 ポールピース板
16 かしめ部
18 くさび部
20 マグネット
22 突起
24 保持部
26 鋼板
28 スロット
30 回転軸
34 空洞部
36 固定部材
Claims (2)
- 回転軸を中心として複数のポールピースが等間隔に放射状に配され、
前記隣接するポールピースの間のスロットにマグネットが配され、
前記放射状に配された複数のポールピースとマグネットとをモールド樹脂によって一体にモールド成形されているモータのロータにおいて、
前記各ポールピースはそれぞれ分割され、形状は二等辺三角形状であり、
前記各ポールピースの内周側の基部の両側からくさび部が周方向に突出し、
このくさび部は前記マグネットを支持する突起が突出しており、
前記モールド成形するときに前記各ポールピースのくさび部及びその内径部が、モールド樹脂でリング状に一体に連結する連結部を形成し、かつ、ポールピース及びマグネットの一側面をモールド樹脂により覆い、前記連結部と一体に成形することにより、
前記各ポールピースとマグネットとがモールド樹脂で保持されている
ことを特徴とするモータのロータ。
- 前記モータは、ブラシレスモータである
ことを特徴とする請求項1記載のモータのロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196070A JP4739700B2 (ja) | 2004-07-01 | 2004-07-01 | モータのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196070A JP4739700B2 (ja) | 2004-07-01 | 2004-07-01 | モータのロータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006020425A JP2006020425A (ja) | 2006-01-19 |
JP4739700B2 true JP4739700B2 (ja) | 2011-08-03 |
Family
ID=35794151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004196070A Expired - Fee Related JP4739700B2 (ja) | 2004-07-01 | 2004-07-01 | モータのロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4739700B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5379522B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-12-25 | 株式会社三井ハイテック | 分割鉄心片の製造方法 |
KR101310489B1 (ko) | 2012-02-10 | 2013-09-24 | 삼성전기주식회사 | 전동기용 로터 조립체 및 이의 제작방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0468449A (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-04 | Omron Corp | システム監視装置 |
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2004
- 2004-07-01 JP JP2004196070A patent/JP4739700B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006020425A (ja) | 2006-01-19 |
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