JPH0630977B2 - 合紙製本方法 - Google Patents

合紙製本方法

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JPH0630977B2
JPH0630977B2 JP61247644A JP24764486A JPH0630977B2 JP H0630977 B2 JPH0630977 B2 JP H0630977B2 JP 61247644 A JP61247644 A JP 61247644A JP 24764486 A JP24764486 A JP 24764486A JP H0630977 B2 JPH0630977 B2 JP H0630977B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、任意のページに任意の模様の穴又は切り込
みを有する絵本等を合紙製本する場合の製本方法の改良
に関し、特に、部分的な合紙丁合を行うことに関する。
〔従来の技術〕
任意の模様の穴又は切り込みを有する絵本等を合紙製本
する場合、従来は、ページ毎の合紙を行った後に、金型
を用いて所定の模様の穴又は切り込みを打ち抜くように
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常、合紙製本をする絵本等は比較的厚い板紙を使用す
るので、合紙を行った後に打ち抜きを行う従来の方法で
は、打ち抜くべき2枚分の紙厚がかなり厚くなり、金型
を保護するために、一度には打ち抜かずに、2度打ちで
打ち抜く等の手間をかけていた。そのため、製本の手間
がかかり、コスト高になる、という問題点があった。ま
た、必要ページ数分の合紙丁合が済んだ状態で打ち抜き
を行わねばならないため、打ち抜き作業が煩雑であり、
面倒である、という問題点もあった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、手間のか
からない新規な合紙製本方法を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る合紙製本方法は、合紙を行う前の刷本の
状態で、印刷物に任意の模様の穴又は切り込みの打ち抜
きを行う第1の工程と、接着剤塗布箇所に対応した所定
の凹凸パターン面を有する接着剤塗布用の型部材を用い
て、前記第1の工程を経由した印刷物の裏面の前記穴又
は切り込みに対応する所定の箇所を除く他の部分に接着
剤を塗布する第2の工程と、第2の工程を経由した印刷
物の隣接ページの裏面同士を貼り合せて合紙を行う第3
の工程とを含むことを特徴とするものである。
〔作用〕
合紙を行う前の刷本(平台)の状態で、予めデサインし
た任意の模様の穴又は切り込みを印刷物に打ち抜く。こ
の状態では印刷物は未だ合紙されていないので、紙一枚
の厚さであり、一度打ちでも金型を傷めることなく打ち
抜きを行うことができる。また、一枚の刷本(平台)に
対して打ち抜きを行えばよいので、打ち抜き作業も簡単
である。その後、印刷物の裏面の前記穴又は切り込みに
対応する所定の箇所を除く他の部分に接着剤を塗布し、
この印刷物の隣接ページの裏面同士を貼り合せて合紙を
行う。予め打ち抜かれている穴又は切り込みに対応する
所定の箇所には接着剤が塗布されないので、貼り合せを
行ったとき、接着剤塗布面の露出や不必要な貼り合せが
起こらない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例につき添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第1図はこの発明に係る合紙製本方法の手順の一例を示
す流れ図である。第1の工程では、合紙を行う前の刷本
(平台)に対して、予めデザインした任意の模様の穴又
は切り込みを打ち抜く。勿論、刷本には所定の絵あるい
は模様などが印刷されており、打ち抜くべき穴又は切り
込みの模様はこの印刷された絵あるいは模様などに適合
しているものである。この第1の工程において刷本20
で打ち抜くべき穴又は切り込みの模様の一例を示すのが
第2図である。第2図において実線は切目、破線は折り
目(但し、刷本の状態では実際には折り目は入っていな
い)を示す。例えば、ページP2とページP3、ページ
P4とページP5、ページP6とページP7、ページP
8とページP9、ページP10とページP11、ページ
P12とページP13、ページP14とページP15、
が夫々互いに貼り合せるべきページであるとする。互い
に貼り合せるべきページであるP2とP3には所定の模
様の穴H1,H1′が対称位置にかつ対称形状で打ち抜
かれる。また、P4とP5には別の穴H2,H2′が対
称位置にかつ対称形状で打ち抜かれる。更に、P6とP
7あるいはP8とP9にも別の穴H3,H3′あるいは
H4,H4′が夫々対称位置にかつ対称形状で打ち抜か
れる。ページP10とP11には所定の模様の切り込み
C1,C1′が対称位置にかつ対称形状で打ち抜かれ
る。また、ページP14には所定の模様の切り込みC2
が打ち抜かれるが、これに貼り合せるべきページP15
には切り込みは打ち抜かれない。
第2図に示すように穴又は切り込みの打ち抜きが施され
た刷本(平台)は、次に、所定の2ページごとの枚葉紙
(図ではP1とP2,P3とP4,P5とP6,P7と
P8,…)に裁断される。裁断された2ページからなる
印刷物(つまり枚葉紙)10は裏面10bを外にして折
り目の位置で第3図のように折り曲げられる。それから
第2の工程に移される。
第2の工程では、印刷物10の裏面10bの前記穴又は
切り込みに対応する所定の箇所を除く他の部分に接着剤
を塗布する。この工程は、本発明の実施のために新規に
開発した第4図に略示するような部分合紙丁合機を用い
て行うとよい。この部分合紙丁合機は、第3図のように
折り曲げられた2ページからなる印刷物10をホッパー
11に多数集積し、該ホッパー11の底部からロータリ
ー12の回転に従って1つの印刷物10を取り出し、こ
れを接着剤塗布用のローラー13と受け用のローラー1
4との間に導入する。この接着剤塗布用ローラー13の
表面には、塗布しようとする印刷物10の片面(1ペー
ジ)に打ち抜かれた穴又は切り込みに対応した所定の形
状の凸起又は凹み13aが設けられている(第5図参
照)。この凸起又は凹み13aは接着剤を塗布しない箇
所に対応している。接着剤塗布用ローラー13の下部は
接着剤を収納した接着剤トレイ15の中に漬けられてお
り、該ローラー13の回転に伴ってトレイ15内の接着
剤が該ローラー13の周囲に付着する。ローラー13の
表面の凹みを接着剤を塗布しない箇所に対応させる場合
は、ローラー13の表面の凸部分にのみ接着剤が付着す
るようにする。反対に、ローラー13の表面の凸起を接
着剤を塗布しない箇所に対応させる場合は、凹み部分に
まで接着剤が行き渡るようにローラー13の表面全体に
接着剤を浸し、それからドクターによってローラー13
の表面の凸起から接着剤を掻き落し、こうしてローラー
13の表面の凹部分にのみ接着剤が付着するようにす
る。
ロータリー12と接着剤塗布用ローラー13は所定の関
係で同期して回転するようにし、ローラー13,14の
間に導入される印刷物10の裏面10bの所定の“接着
剤を塗布しない箇所”とローラー13の表面における
“接着剤が付着していない箇所”とが完全に一致するよ
うにする。そのために、ロータリー12と接着剤塗布用
ローラー13を所定の伝達比の伝達機構を介して共通の
動力源によって連動して駆動するようにするとよい。
接着剤塗布用ローラー13と受け用ローラー14との間
に導入された印刷物10のローラー13側の面10bに
は該ローラー13に付着している接着剤が転写され塗布
される。ホッパー11には同じページの印刷物10を多
数集積し、上述のようにして各印刷物10の片方の裏面
10bに次々に接着剤を塗布する。別のページの印刷物
10に接着剤を塗布する場合は、接着剤塗布用ローラー
13を、塗布しようとする該印刷物10の片面(1ペー
ジ)に打ち抜かれた穴又は切り込みに対応した所定の形
状の凸起又は凹みが設けられているローラー13に取り
替えて処理を行えばよい。
第3の工程では、印刷物の隣接ページの裏面同士を貼り
合せて合紙を行う。つまり、上述のように片方の裏面1
0bに接着剤が塗布された印刷物10の接着剤塗布面
と、これに貼り合せるべき別の印刷物10′(第6図)
の一方の裏面10b′とを貼り合せる。
例えば、第2図のページP1及びP2からなる印刷物と
ページP3及びP4からなる印刷物のP2とP3を貼り
合せる場合は、ページP3の裏面の穴H1′に対応する
部分には接着剤を塗布せず、この穴H1′に対応する部
分を除く他の部分に接着剤を塗布し、このページP3の
裏面をページP2の裏面に貼り合せる。これにより、ペ
ージP2,P3に穴H1(つまりH1′)のあいた合紙
製本物が出来上がる。
また、第2図のページP9及びP10からなる印刷物と
ページP11及びP12からなる印刷物のP10とP1
1を貼り合せる場合は、ページP11の裏面全面に接着
剤を塗布し、このページP11の裏面をページP10の
裏面に貼り合せる。これにより、切り込みC1,C1′
に囲まれた部分が接着されて該切り込みを設けた両ペー
ジP10,P11において該切り込み部分を扉のように
開け閉めできる合紙製本物(第7図)が出来上がる。ま
た、この切り込みを扉形状にしないで単に直線状又は曲
線状とした場合は、この切り込みに紙葉類を差し込むよ
うな使い方もできる。
また、第2図のページP13及びP14からなる印刷物
とページP15及びP16からなる印刷物のP14とP
15を貼り合せる場合は、ページP14の切り込みC2
に対応するページP15の裏面における部分には接着剤
を塗布せず、その他の部分に塗布する。これにより、切
り込みC2を設けたページP14において該切り込みに
囲まれた部分が接着されずに扉のように開け閉めできる
合紙製本物(第8図)が出来上がる。第7図の場合、扉
を開けると穴があくが、第8図の場合は扉を開けても穴
はあかない。従来は、第8図のような扉は、合紙製本し
た後で扉部分を糊付けしていたので、手間がかかる上
に、接着強度が不足することもあったが、本発明実施例
のように合紙製本と同時に行うようにすれば、そのよう
な欠点は克服される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、合紙を行う前
の刷本(平台)の状態で、予めデザインした任意の模様
の穴又は切り込み印刷物に打ち抜くようにしたので、一
度打ちでも金型を傷めることなく打ち抜きを行うことが
できる。また、一枚の刷本(平台)に対して打ち抜きを
行えばよいので、打ち抜き作業も簡単である。従って、
合紙製本の手間がかからず、効率的に且つ低コストで合
紙製本を行うことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る合紙製本方法の手順の一実施例
を示す流れ図、 第2図は第1の工程において刷本の状態から打ち抜くべ
き穴又は切り込みの模様の一例を示す平面図、 第3図は裁断され裏面を外にして折り曲げられた2ペー
ジ分の印刷物(枚葉紙)を例示する図、 第4図は第2の工程において使用する部分合紙丁合機の
概略を例示する側面図、 第5図は第4図における接着剤塗布用ローラーの一例を
示す斜視図、 第6図は第3図の印刷物(枚葉紙)に貼り合せるべき他
の印刷物(枚葉紙)を示す図、 第7図及び第8図は扉状の切り込みを具えた合紙製本物
を例示する斜視図、である。 10……2ページ分の印刷物(枚葉紙)、10b……裏
面、20……刷本(平台)、11……ホッパー、12…
…ロータリー、13……接着剤塗布用ローラー、14…
…受け用ローラー、15……接着剤収納トレイ、P1〜
P16……ページ、H1〜H4′……穴、C1〜C2…
…切り込み。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合紙を行う前の刷本の状態で、印刷物に任
    意の模様の穴又は切り込みの打ち抜きを行う第1の工程
    と、 接着剤塗布箇所に対応した所定の凹凸パターン面を有す
    る接着剤塗布用の型部材を用いて、前記第1の工程を経
    由した印刷物の裏面の前記穴又は切り込みに対応する所
    定の箇所を除く他の部分に接着剤を塗布する第2の工程
    と、 第2の工程を経由した印刷物の隣接ページの裏面同士を
    貼り合せて合紙を行う第3の工程と を含むことを特徴とする合紙製本方法。
  2. 【請求項2】第1の工程では、貼り合せるべき印刷物の
    一方のページにのみ所定のデザインの切り込みを設け、
    第2の工程では、切り込みに囲まれた部分を除く他の部
    分に対応して接着剤を塗布し、これにより、切り込みを
    設けたページにおいて該切り込みに囲まれた部分が接着
    されずに扉のように開け閉めできる合紙製本物が出来上
    がるようにした特許請求の範囲第1項記載の合紙製本方
    法。
  3. 【請求項3】第1の工程では、貼り合せるべき印刷物の
    両方のページに所定のデザインの切り込みを対称に設
    け、第2の工程では、切り込みに囲まれた部分を含む全
    面に接着剤を塗布し、これにより、該切り込みに囲まれ
    た部分が接着されて該切り込みを設けた両ページにおい
    て扉のように開け閉めできる又は該切り込みに紙葉類を
    差し込むことができる合紙製本物が出来上がるようにし
    た特許請求の範囲第1項記載の合紙製本方法。
  4. 【請求項4】第1の工程では、貼り合せるべき印刷物の
    両方のページに所定のデザインの穴を対称に設け、第2
    の工程では、該穴を除く他の部分に接着剤を塗布し、こ
    れにより、該穴の開いたページを含む合紙製本物が出来
    上がるようにした特許請求の範囲第1項記載の合紙製本
    方法。
  5. 【請求項5】前記接着剤塗布用の型部材は、ローラーか
    らなるものである特許請求の範囲第1項記載の合紙製本
    方法。
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