JP2975070B2 - アルバム及びその製造方法 - Google Patents
アルバム及びその製造方法Info
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- JP2975070B2 JP2975070B2 JP2248020A JP24802090A JP2975070B2 JP 2975070 B2 JP2975070 B2 JP 2975070B2 JP 2248020 A JP2248020 A JP 2248020A JP 24802090 A JP24802090 A JP 24802090A JP 2975070 B2 JP2975070 B2 JP 2975070B2
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- Japan
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- adhesive
- perforation
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Description
【発明の詳細な説明】 （イ）本発明の目的 （産業上の利用分野） 写真などを収納するアルバム及びその製造方法に関す
るものである。
るものである。
（従来の公知技術） アルバムに写真などを収納した時各台紙の厚みは増大
する。この増大した台紙の開閉を容易にするための考案
や発明として例えば実公昭63−25176号、特公昭61−233
592号などが開示されている。
する。この増大した台紙の開閉を容易にするための考案
や発明として例えば実公昭63−25176号、特公昭61−233
592号などが開示されている。
前者の考案に示す台紙帳は製本時に、台紙間に介装す
るスペーサを接着剤を付着させる部分から離れた位置に
介在させるので、腰の弱い材質の台紙の場合は、接着剤
塗布時に台紙の綴込端部が歪曲し、スペーサで規制せん
とする台紙間の一定間隔の保持が不可能となり不規則な
間隔となりがちである。また製本後は接着剤をスペーサ
として利用するので、背表紙に接着剤が盛り上がり、台
紙と台紙間にはみ出しているかのような印象を与えて外
観上も見栄えしない。
るスペーサを接着剤を付着させる部分から離れた位置に
介在させるので、腰の弱い材質の台紙の場合は、接着剤
塗布時に台紙の綴込端部が歪曲し、スペーサで規制せん
とする台紙間の一定間隔の保持が不可能となり不規則な
間隔となりがちである。また製本後は接着剤をスペーサ
として利用するので、背表紙に接着剤が盛り上がり、台
紙と台紙間にはみ出しているかのような印象を与えて外
観上も見栄えしない。
後者の発明に示す台紙帳は、二つ折りした台紙の内側
にスペーサを介装し、折り曲げ凸側外面を接着するので
台紙帳の頁をめくる時、頁によって開くことのできる深
さが異なる。即ち端面と該面に付着する接着剤の層にむ
らがあり、開きが容易な頁と開きが不充分な頁が生じ、
使用者によってはこのことを理解せず、開きの悪い頁を
無理に開いて破損させる虞がある。
にスペーサを介装し、折り曲げ凸側外面を接着するので
台紙帳の頁をめくる時、頁によって開くことのできる深
さが異なる。即ち端面と該面に付着する接着剤の層にむ
らがあり、開きが容易な頁と開きが不充分な頁が生じ、
使用者によってはこのことを理解せず、開きの悪い頁を
無理に開いて破損させる虞がある。
（本発明で解決せんとする課題） 本発明は上記欠点を除去するために、二つ折りにした
台紙の端面に接着剤を均一に付着させると共に一部接着
剤を二つ折りした台紙に設けたミシン目の内側端面に浸
透させることにより少量の接着剤で製本可能とすること
によりその目的を達成せんとするものである。
台紙の端面に接着剤を均一に付着させると共に一部接着
剤を二つ折りした台紙に設けたミシン目の内側端面に浸
透させることにより少量の接着剤で製本可能とすること
によりその目的を達成せんとするものである。
（ロ）本発明の構成 （課題を解決するための手段） 縦長方向の中央線を境にして左右対称に複数のポケッ
ト部（２）を形成した台紙（１）の上記中央線上にミシ
ン目（３）を形成し、該ミシン目を折り目線として二つ
折りに折り曲げ、折り目線の外側端面に熱溶融性接着剤
（４）を塗布し、該接着剤を介し表紙（５）の背表紙
（６）の内側面に接着したアルバム（７）を形成する。
ト部（２）を形成した台紙（１）の上記中央線上にミシ
ン目（３）を形成し、該ミシン目を折り目線として二つ
折りに折り曲げ、折り目線の外側端面に熱溶融性接着剤
（４）を塗布し、該接着剤を介し表紙（５）の背表紙
（６）の内側面に接着したアルバム（７）を形成する。
上記アルバムの製造方法としては、縦長方向の中央線
上にミシン目（３）を設けて二つ折りにした複数の各台
紙（１）間に、端部を離型処理したスペーサ（８）をそ
れぞれ介装し、該スペーサと上記台紙の外側端面を一致
させて挟持板（９）で挟持し、塗布用ローラー（10）で
熱溶融性接着剤（４）を上記台紙の折り目線外側端面に
塗布し、該接着剤の付着面を背表紙（６）の内側面に圧
着させ、乾燥後スペーサ（８）を除去するものである。
上にミシン目（３）を設けて二つ折りにした複数の各台
紙（１）間に、端部を離型処理したスペーサ（８）をそ
れぞれ介装し、該スペーサと上記台紙の外側端面を一致
させて挟持板（９）で挟持し、塗布用ローラー（10）で
熱溶融性接着剤（４）を上記台紙の折り目線外側端面に
塗布し、該接着剤の付着面を背表紙（６）の内側面に圧
着させ、乾燥後スペーサ（８）を除去するものである。
（作用） 本発明に係るアルバム（７）は二つ折りした台紙
（１）の外側端面に熱溶融性接着剤を付着させる。この
接着剤の塗布工程に於いてスペーサ（８）の端面と台紙
（１）の端面が一致しているので塗布用ローラー（10）
と接触した時台紙の端縁が歪曲することはない。また折
り目線上にはミシン目（３）が形成されているのでその
穴から接着剤（４）が浸透しているため少量の接着剤で
強固な接着力が得られる。背表紙（６）に台紙を圧着す
る時もスペーサ（８）が介装されていてしかも端面が台
紙の端面と一致しているので、押圧により台紙が歪曲す
ることなく台紙間の間隔はスペーサの厚み幅を保って接
着される。スペーサは離型処理を施してあるので、乾燥
後簡単に取除くことができる。
（１）の外側端面に熱溶融性接着剤を付着させる。この
接着剤の塗布工程に於いてスペーサ（８）の端面と台紙
（１）の端面が一致しているので塗布用ローラー（10）
と接触した時台紙の端縁が歪曲することはない。また折
り目線上にはミシン目（３）が形成されているのでその
穴から接着剤（４）が浸透しているため少量の接着剤で
強固な接着力が得られる。背表紙（６）に台紙を圧着す
る時もスペーサ（８）が介装されていてしかも端面が台
紙の端面と一致しているので、押圧により台紙が歪曲す
ることなく台紙間の間隔はスペーサの厚み幅を保って接
着される。スペーサは離型処理を施してあるので、乾燥
後簡単に取除くことができる。
（実 施 例） 図面について実施例を述べると、第１図より第３図に
示すように縦長方向の中央線を境として左右対称に複数
のポケット部（２）を形成して写真（図示省略）収納部
とし、上記中央線上にミシン目（３）を形成し、該ミシ
ン目を折り目線として二つ折りに折り曲げ、折り目線の
外側端面に熱溶融性接着剤（４）を塗布し、該接着剤を
介して表紙（５）の背表紙（６）の内側面に第４図に示
すように接着したアルバム（７）を形成する。
示すように縦長方向の中央線を境として左右対称に複数
のポケット部（２）を形成して写真（図示省略）収納部
とし、上記中央線上にミシン目（３）を形成し、該ミシ
ン目を折り目線として二つ折りに折り曲げ、折り目線の
外側端面に熱溶融性接着剤（４）を塗布し、該接着剤を
介して表紙（５）の背表紙（６）の内側面に第４図に示
すように接着したアルバム（７）を形成する。
アルバムの製造方法は第５図から第７図に示すよう
に、縦長方向の中央線上にミシン目（３）を設けて二つ
折りした複数の各台紙（１）間に、端部を離型処理した
スペーサ（８）をそれぞれ介装し、該スペーサの端面と
上記台紙の端面とを一致させて挟持板（９）で挟持し、
塗布ローラー（10）で熱溶融性接着剤（４）を上記台紙
の折り目線外側端面及びミシン目（３）の穴に塗布し、
該接着剤の付着面を背表紙（６）の内側面に第８図及び
第９図に示すように圧着する。塗布した接着剤の乾燥後
スペーサ（８）を除去すると第４図に示したアルバム
（７）が形成される。尚製造工程中接着剤の溶液槽や、
ドクター刃など公知のものは図示を省略する。
に、縦長方向の中央線上にミシン目（３）を設けて二つ
折りした複数の各台紙（１）間に、端部を離型処理した
スペーサ（８）をそれぞれ介装し、該スペーサの端面と
上記台紙の端面とを一致させて挟持板（９）で挟持し、
塗布ローラー（10）で熱溶融性接着剤（４）を上記台紙
の折り目線外側端面及びミシン目（３）の穴に塗布し、
該接着剤の付着面を背表紙（６）の内側面に第８図及び
第９図に示すように圧着する。塗布した接着剤の乾燥後
スペーサ（８）を除去すると第４図に示したアルバム
（７）が形成される。尚製造工程中接着剤の溶液槽や、
ドクター刃など公知のものは図示を省略する。
（ハ）発明の効果 本発明は上記構成で示す通りミシン目を設けて折り曲
げ外側端面に接着剤を塗布するので、ミシン目の穴から
浸透して強固な接着ができると共に少量の接着剤でその
接着効果を発揮できるので経済的である。
げ外側端面に接着剤を塗布するので、ミシン目の穴から
浸透して強固な接着ができると共に少量の接着剤でその
接着効果を発揮できるので経済的である。
またスペーサは端面が台紙の折り曲げ端面と一致して
いるので、各台紙間の間隔は常に一定に保たれ、背表紙
への接着は折り曲げ外側端面のみであるから頁の開きに
むらがなく、どの頁も開きが非常に良いなど勝れた利点
がある。
いるので、各台紙間の間隔は常に一定に保たれ、背表紙
への接着は折り曲げ外側端面のみであるから頁の開きに
むらがなく、どの頁も開きが非常に良いなど勝れた利点
がある。
本発明の実施例図で、第１図は台紙の斜視図、第２図は
折り曲げた時の一部切欠拡大斜視図、第３図（Ａ）は第
２図のＡ−Ａ線断面図、（Ｂ）は第２図のＢ−Ｂ線断面
図、第４図はアルバムの一部切欠断面図、第５図は台紙
間にスペーサが介在した時の一部切欠側面図、第６図は
接着剤塗布工程の説明図、第７図は背表紙への接着を示
す説明図、第８図は折り曲げ縁がミシン目でない時の断
面図、第９図は折り曲げ縁がミシン目の時の断面図であ
る。 １……台紙、８……スペーサ ３……ミシン目、９……挟持板 ４……接着剤、10……ローラー
折り曲げた時の一部切欠拡大斜視図、第３図（Ａ）は第
２図のＡ−Ａ線断面図、（Ｂ）は第２図のＢ−Ｂ線断面
図、第４図はアルバムの一部切欠断面図、第５図は台紙
間にスペーサが介在した時の一部切欠側面図、第６図は
接着剤塗布工程の説明図、第７図は背表紙への接着を示
す説明図、第８図は折り曲げ縁がミシン目でない時の断
面図、第９図は折り曲げ縁がミシン目の時の断面図であ
る。 １……台紙、８……スペーサ ３……ミシン目、９……挟持板 ４……接着剤、10……ローラー
Claims (2)
- 【請求項１】縦長方向の中央線を境にして左右対称に複
数のポケット部を形成した台紙の上記中央線上にミシン
目を設け、該ミシン目を折り目線として二つ折りにし、
該折り目線の外側端面に熱溶融性接着剤を塗布し、該接
着剤を介して背表紙内側面に接着したことを特徴とする
アルバム。 - 【請求項２】ミシン目を折り目線として二つ折りにした
複数の各台紙間に端部を離型処理したスペーサをそれぞ
れ介装して台紙の端面と一致させて挟持板で挟持し、塗
布ローラーで熱溶融性接着剤を台紙の折り目線外側端面
に塗布し、該接着剤の付着面を背表紙内側に圧着し、接
着剤の乾燥後スペーサを除去することを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のアルバムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2248020A JP2975070B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | アルバム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2248020A JP2975070B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | アルバム及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126297A JPH04126297A (ja) | 1992-04-27 |
| JP2975070B2 true JP2975070B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17172009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2248020A Expired - Fee Related JP2975070B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | アルバム及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2975070B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5275122B2 (ja) | 2008-05-30 | 2013-08-28 | パナソニック株式会社 | ダイナミックレンジ圧縮装置、ダイナミックレンジ圧縮方法、プログラム、集積回路および撮像装置 |
| EP3251869B1 (de) * | 2016-05-30 | 2018-12-12 | Hunkeler AG | Verfahren zum herstellen von druckprodukten mit integriertem umschlag |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP2248020A patent/JP2975070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126297A (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903 Year of fee payment: 9 |
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