JP3669190B2 - しおりシール及びそれを添付した冊子体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冊子体(本、雑誌、パンフレット、カタログ、小冊子)に添付するしおりシール及びそれを添付した冊子体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、冊子体に付いているしおりは、紐や長方形の紙片等が知られているが、紐のしおりは上製本では問題ないが、週刊誌や雑誌等は製本工程の最後で天地と小口側のいわゆる三方を断裁して仕上げるので、天側に付けることは容易ではない。そこで、冊子体の印を付けたい所に長方形で長手方向の一端に予め粘着剤が設けられている付箋を用いることが行われている。しかし、家又は会社で机のあるところなら上記付箋を取り出すことができるが、外出先等で付箋が欲しいときに、中々手に入らないのが現状である。また、長方形の紙片では、ここまで読んだという印に用いる程度であり、粘着剤がないので、固定できず落ちてしまったりして信頼が置けないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決すべく、冊子体を見たり読んだりしていて、付箋が必要なとき、いつでもどこでも使用可能なしおりシール及びそれを添付した冊子体を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基材と、粘着層と、切り込み線を有するシール基材と、を順に積層したシールにおいて、前記切り込み線に囲まれた単位のシール基材は、少なくとも一部に粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分と、前記粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分の周縁に、少なくとも1ヶ所の切り込み線の無い部分と、を有し、前記切り込み線の無い部分によって、前記粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分がめくれ上がらないようにした事を特徴とするしおりシールである。このような構成とすることにより、使用前は粘着層の無い部分又は粘着性を殺した部分がめくれ上がったりせず、使用時には切り込み線のない部分(繋がっている部分)を切って単位のシール基材を付箋として貼り付け、粘着層のない部分を冊子体等から外側に見えるように出すことができる。
【0005】
請求項2に記載の発明は、前記シール基材の表面に印刷が施されていることを特徴とする請求項1記載のしおりシールである。このような構成とすることにより、付箋をする場所の重要度等により目立つ印刷やランク付け印刷を行うことができ、しおりシールとして有効に利用できる。
【0006】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2のしおりシールを添付した冊子体である。しおりシールを冊子体に添付してあるので、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能である。
【0007】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のしおりシールに綴じ代を設けて無線綴じ製本を行うことを特徴とするしおりシールを添付した冊子体である。このような構成とすることにより、しおりシールが冊子体の中に綴じ込められており、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能であり、しおりシールをなくすことがない。
【0008】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のしおりシールを折丁に直接貼り付けるか、又は、袋等の容器に入れて貼り付けて、無線綴じ又は中綴じ等の製本を行うことを特徴とするしおりシールを添付した冊子体である。このようにすることにより、貼り込み作業が、出来本等の冊子体を開いて貼り込むよりずっと容易にできる。また、しおりシールが冊子体の中に綴じ込められており、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能であり、しおりシールをなくすことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のしおりシール正面図である。図2は図1のA-A断面説明図である。
図1、図2において、1はしおりシール、2は基材、3は粘着層4は切り込み線、5はシール基材、6は単位のシール基材、7は粘着層の無い部分、8は切り込み線の無い部分である。基材2は紙、合成紙、プラスチックフィルム等の一般的にシールの基材として用いられるものが使用できる。基材2の表面はシール基材5が剥がれ易いように表面処理が施されている。シール基材5は紙、合成紙、プラスチックフィルム等が使用できる。粘着層3は易剥離性のある粘着剤が、貼ったり剥がしたりすることができ、好ましい。切り込み線4が単位のシール基材の周囲に施されているが、該単位のシール基材6の粘着層の無い部分7の周囲に切り込み線の無い部分8を有している。これによりしおりシール1の運搬中や取り扱い中に、粘着層の無い部分7がめくれ上がることがない。剥がすときは粘着層の無い部分7のところの切り込みが無い部分8を切って容易に剥がせる。そして、冊子体の付箋を入れたいところに粘着層3で貼り付け、綴じたとき単位のシール基材6の粘着層の無い部分が冊子体より外側に飛び出す。
【0010】
図3は本発明の別の実施の形態を示すしおりシール正面図である。
図4は図3のB-B断面説明図である。図2の粘着層の無い部分7の代わりに、粘着層3の上にUVニス20を塗工して紫外線を照射して乾燥し、粘着性を殺した部分21を作成した。
【0011】
図5、図6は形が異なる単位のシール基材を剥がした状態を示す説明図である。
該単位のシール基材は印刷された画像9が施されている。このように本発明のしおりシールは形態は特に限定しないで、表面の印刷画像も文字、絵柄等なんでもよい。
【0012】
図7は図1のしおりシール1に綴じ代11を設けたものである。
図8は図7のしおりシール1を無線綴じ装置で本15の中に綴じ込まれた状態の説明図である。このように本、雑誌、パンフレット等に綴じ込まれていると、なくすこともなく、いつでもどこでも単位のシール基材を剥がして付箋を付けることができる。
【0013】
図9は折丁12にしおりシール1を直接貼り込んだ状態を示す説明図である。この折丁を用いて、中綴じ製本や無線綴じ製本等公知の製本装置で、本、雑誌、カタログ、パンフレット等を製造することができる。
【0014】
図10は中綴じ本13の中央に、しおりシール1を貼り込んだ状態を示す説明図である。図11は冊子体16に袋14にしおりシール1を入れて貼り込んだ状態を示す説明図である。図示は省略するが、袋14には密封後開封をやりやすいようにミシン目等の開封手段を設けることが望ましい。また、しおりシール1の基材2の裏面に粘着剤又は接着剤を設け、剥離紙を施して利用者が好きな所に貼れるようにすることも可能である。
【0015】
【実施例】
以下図面を用いて実施例を説明する。
<実施例1>
図3、図4に示したしおりシール1(A6サイズ)、シート寸法148×114.3mm、用紙は上質リピール70Kgタック(弱ノリ、再剥離)を使用した。前記用紙は基材2と粘着層3とシール基材5が順に積層されている。該用紙を機械にかけ一旦基材2と、粘着層3を有するシール基材5に分けて、該粘着層3を有するシール基材5の粘着層3の上にパターニングしたUVニスを印刷した。その後、紫外線を照射して、UVニスを乾燥させ、その部分の粘着性を殺した。次いで、上記の基材2に再度接着し、半抜きとシートカットを行い、しおりシートを得た。単位のシール基材6を剥がして本に貼り付けたところ、良好に初期の目的を果たした。
【0016】
<実施例2>
図1、図2に示したしおりシール1(A6サイズ)、シート寸法148×114.3mm、用紙は上質リピール70Kgタック(弱ノリ、再剥離)を使用した。シール基材5に再剥離性の弱ノリをパターニング印刷し、基材2として表面加工したシール台紙を用いた。その後、半抜きとシートカットを行い、しおりシートを得た。単位のシール基材6を剥がして本に貼り付けたところ、良好に初期の目的を果たした。
【0017】
<実施例3>
に示すような綴じ代11を有するしおりシール1を実施例1と同様に作製した。そのしおりシールを無線綴じ製本機で製本し、図8のようなしおりシールを綴じ込んだ本を得た。単位のシール基材6を剥がして本の頁のマークを付けたい所に貼り込み付箋として用いた。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、使用前は粘着層の無い部分又は粘着性を殺した部分がめくれ上がったりせず、使用時には切り込み線のない部分(繋がっている部分)を切って単位のシール基材を付箋として貼り付け、粘着層のない部分を冊子体等から外側に見えるように出すことができる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、付箋をする場所の重要度等により目立つ印刷やランク付け印刷を行うことができ、しおりシールとして有効に利用できる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、しおりシールを冊子体に添付してあるので、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能である。
【0021】
請求項4に記載の発明は、しおりシールが冊子体の中に綴じ込められており、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能であり、しおりシールをなくすことがない。
【0022】
請求項5に記載の発明は、貼り込み作業が、出来本等の冊子体を開いて貼り込むよりずっと容易にできる。また、しおりシールが冊子体の中に綴じ込められており、出先でもどこでもしおりシールで付箋が可能であり、しおりシールをなくすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のしおりシールの一実施の形態を示す正面説明図である。
【図2】図1のA-A断面説明図である。
【図3】本発明のしおりシールの一実施の形態を示す正面説明図である。
【図4】図3のB-B断面説明図である。
【図5】本発明のしおりシールの一実施の形態を示す説明図である。
【図6】本発明のしおりシールの一実施の形態を示す説明図である。
【図7】本発明のしおりシールの一実施の形態を示す正面説明ずである。
【図8】本発明のしおりシールを添付した冊子体の一実施の形態を示す説明図である。
【図9】本発明のしおりシールを折丁に直接貼り込んだ状態を示す説明図である

【図10】本発明のしおりシールを中綴じ本に添付した状態を示す説明図である

【図11】冊子体に袋にしおりシールを入れて貼り込んだ状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…しおりシール、2…基材、3…粘着層、4…切り込み線、5…シール基材、6・1
0…単位のシール基材、7…粘着層の無い部分、8…切り込み線の無い部分、9…印刷さ
れた画像、11…綴じ代、12…折丁、13…中綴じ本、14…袋、15…本、16…冊
子体、20…UVニス、21…粘着性を殺した部分

Claims (5)

  1. 基材と、粘着層と、切り込み線を有するシール基材と、を順に積層したシールにおいて、
    前記切り込み線に囲まれた単位のシール基材は、
    少なくとも一部に粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分と、
    前記粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分の周縁に、少なくとも1ヶ所の切り込み線の無い部分と、
    を有し、
    前記切り込み線の無い部分によって、前記粘着層の無い部分、又は、粘着性を殺した部分がめくれ上がらないようにした事を特徴とするしおりシール。
  2. 前記シール基材の表面に印刷が施されていることを特徴とする請求項1記載のしおりシール。
  3. 請求項1又は請求項2のしおりシールを添付した冊子体。
  4. 請求項1又は請求項2記載のしおりシールに綴じ代を設けて無線綴じ製本を行うことを特徴とするしおりシールを添付した冊子体。
  5. 請求項1又は請求項2記載のしおりシールを折丁に直接貼り付けるか、又は、袋等の容器に入れて貼り付けて、無線綴じ又は中綴じ等の製本を行うことを特徴とするしおりシールを添付した冊子体。
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