JPH0630963B2 - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH0630963B2 JPH0630963B2 JP59035325A JP3532584A JPH0630963B2 JP H0630963 B2 JPH0630963 B2 JP H0630963B2 JP 59035325 A JP59035325 A JP 59035325A JP 3532584 A JP3532584 A JP 3532584A JP H0630963 B2 JPH0630963 B2 JP H0630963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- recording medium
- optical information
- information recording
- substrate
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/241—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
- G11B7/242—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
- G11B7/244—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
- G11B7/246—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes
- G11B7/247—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes
- G11B7/2472—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes cyanine
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/241—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
- G11B7/252—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers
- G11B7/253—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers of substrates
- G11B7/2533—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers of substrates comprising resins
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はシアニン系色素薄膜記録層を有する光情報記録
媒体さらに詳しくはレーザビームにより直接記録し反射
光の変化によつて情報再生を行う方法（いわゆる光デイ
スク）に用いられる光情報記録媒体に関する。
媒体さらに詳しくはレーザビームにより直接記録し反射
光の変化によつて情報再生を行う方法（いわゆる光デイ
スク）に用いられる光情報記録媒体に関する。
従来、色素薄膜を記録層として適用した光情報記録媒体
は知られている（例えば、特開昭56−16948号公報参
照）。すなわち、この種の光学的メモリ媒体は基板と色
素薄膜記録層との間に金属反射膜を設け、記録層の側か
ら記録層の光吸収率が極大を示す波長のレーザビームを
集光照射して情報を記録再生するものである。しかしな
がら、かかる光学的情報記録媒体においては色素記録層
の保護が困難であるため記録層に付着した小ゴミなによ
つて情報の記録再生に誤りを生じやすいことおよび、反
射型光学的情報記録媒体として利用するためには金属反
射膜が必要であり媒体の構成が複雑になり、また記録再
生感度が充分でなく、さらに情報記録媒体そのものが長
期保存に耐えうるものではないという問題があつた。そ
こで、この問題を解決するために一般式 （式中、Ｒはアルキル基を表わしそしてＸはハロゲンを
表わす）で表わされるシアニン系色素の薄膜を記録層と
する光情報記録媒体が先に提案された（特開昭58−1252
46号公報参照）。しかしながら安定性の点では問題はな
いがここで使用されたシアニン系色素は溶解性がやや悪
く粒状性が残つてしまい欠陥が発生しやすいという問題
がある。
は知られている（例えば、特開昭56−16948号公報参
照）。すなわち、この種の光学的メモリ媒体は基板と色
素薄膜記録層との間に金属反射膜を設け、記録層の側か
ら記録層の光吸収率が極大を示す波長のレーザビームを
集光照射して情報を記録再生するものである。しかしな
がら、かかる光学的情報記録媒体においては色素記録層
の保護が困難であるため記録層に付着した小ゴミなによ
つて情報の記録再生に誤りを生じやすいことおよび、反
射型光学的情報記録媒体として利用するためには金属反
射膜が必要であり媒体の構成が複雑になり、また記録再
生感度が充分でなく、さらに情報記録媒体そのものが長
期保存に耐えうるものではないという問題があつた。そ
こで、この問題を解決するために一般式 （式中、Ｒはアルキル基を表わしそしてＸはハロゲンを
表わす）で表わされるシアニン系色素の薄膜を記録層と
する光情報記録媒体が先に提案された（特開昭58−1252
46号公報参照）。しかしながら安定性の点では問題はな
いがここで使用されたシアニン系色素は溶解性がやや悪
く粒状性が残つてしまい欠陥が発生しやすいという問題
がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであつて、その
目的は欠陥率の発生が少なくしかも製造が容易で且つ安
定性の改良された光情報記録媒体を提供することにあ
る。
目的は欠陥率の発生が少なくしかも製造が容易で且つ安
定性の改良された光情報記録媒体を提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明は光情報記録媒体の
記録層として一般式 〔式中、R1及びR2は同じかまたは異なっていてもよくそ
してそれぞれアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アル
コキシアルキル基、アラルキル基、カルボキシアルキル
基、アルカリ金属陽イオンと結合したカルボキシアルキ
レート基、スルホアルキル基またはアルカリ金属陽イオ
ンと結合したスルホネートアルキル基を表わし、Ｘはハ
ロゲン、過ハロゲン酸、四フッ化ホウ素、アリールスル
ホン酸またはアルキル硫酸を表わし、Y1およびY2は同じ
かまたは異なっていてもよくそれぞれペンチル基、オク
タデシル基、エトキシ基、ヒドロキシアルキル基、トリ
ル基、アルコキシアルキル基、アラルキル基、アルカリ
金属陽イオンと結合したスルホネートアルキル基又はハ
ロアルキル基を表わしそしてｎは０または１〜４の整数
を表わす〕で表わされるシアニン色素を含む薄膜を用い
ることにある。
記録層として一般式 〔式中、R1及びR2は同じかまたは異なっていてもよくそ
してそれぞれアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アル
コキシアルキル基、アラルキル基、カルボキシアルキル
基、アルカリ金属陽イオンと結合したカルボキシアルキ
レート基、スルホアルキル基またはアルカリ金属陽イオ
ンと結合したスルホネートアルキル基を表わし、Ｘはハ
ロゲン、過ハロゲン酸、四フッ化ホウ素、アリールスル
ホン酸またはアルキル硫酸を表わし、Y1およびY2は同じ
かまたは異なっていてもよくそれぞれペンチル基、オク
タデシル基、エトキシ基、ヒドロキシアルキル基、トリ
ル基、アルコキシアルキル基、アラルキル基、アルカリ
金属陽イオンと結合したスルホネートアルキル基又はハ
ロアルキル基を表わしそしてｎは０または１〜４の整数
を表わす〕で表わされるシアニン色素を含む薄膜を用い
ることにある。
上記シアニン色素の例としては以下の化合物をあげるこ
とができるが、これらに制限されるものではない。
とができるが、これらに制限されるものではない。
１−メチル−２−〔７−（１−メチル−６−ｎ−ペンチ
ル−２−キノリニリデン）−1,3,5−ヘプタトリエニ
ル〕−６−ｎ−ペンチル−キノリニウムクロリド、 １−ｎ−オクチル−２−｛７−〔１−ｎ−オクチル−６
−（６−ヒドロキシヘキシル）−２−キノリニリデン〕
−1,3,5−ヘプタトリエニル｝−６−（６−ヒドロキシ
ヘキシル）−キノリニウムパークロレート、 １−エチル−２−｛７−〔１−エチル−6,7−ビス（メ
トキシメチル）−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプ
タトリエニル｝−6,7−ビス（メトキシメチル）−キノ
リニウムｐ−トルエンスルホネート、 １−（４−スルホナトブチル）−２−｛５−〔１−（４
−スルホブチル）−６−ｐ−トリル−２−キノリニリデ
ン〕−1,3−ペンタジエニル｝−６−ｐ−トリル−キノ
リニウム、 １−エトキシメチル−２−〔５−（１−エトキシメチル
−６−ｎ−オクタデシル−２−キノリニリデン）−1,3
−ペンタジエニル〕−６−ｎ−オクタデシル−キノリニ
ウムパークロレート、 １−（３−フエニルプロピル）−２−｛７−〔１−（３
−フエニルプロピル）−６−（５−ソジウムスルホナト
ペンチル）−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプタト
リエニル｝−６−（５−ソジウムスルホペンチル）−キ
ノリニウム−メチルスルフエート、 １−ｎ−オクタデシル−２−｛５−〔１−ｎ−オクタデ
シル−６−（７−クロロヘプチル）−２−キノリニリデ
ン〕−1,3−ペンタジエニル〕−６−（７−クロロヘプ
チル）−キノリニウムクロリド、 １−ｎ−オクタデシル−２−〔７−（１−メチル−７−
エトキシ−２−キノリニリデン）−1,3,5−ヘプタトリ
エチル〕−７−エトキシ−キノリニウムブロミド、 １−（５−ソジウムスルホナトペンチル）−２−｛７−
〔１−（５−ソジウムスルホナトペンチル）−６−ベン
ジル−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプタトリエニ
ル｝−６−ベンジル−キノリニウムヨーデイド、 １−メチル−２−｛５−〔１−メチル−６−（７−クロ
ロヘプチル）−２−キノリニリデン〕−1,3−ペンタジ
エニル｝−６−（７−クロロヘプチル）−キノリニウム
ブロミド、 １−メチル−２−｛７−（１−メチル−６−（１８−ソ
ジウムスルホナトオクタデシル）〕−1,3,5−ヘプタト
リエニル−２−キノリニリデン｝−６−メチル−キノリ
ニウムパークロレート。
ル−２−キノリニリデン）−1,3,5−ヘプタトリエニ
ル〕−６−ｎ−ペンチル−キノリニウムクロリド、 １−ｎ−オクチル−２−｛７−〔１−ｎ−オクチル−６
−（６−ヒドロキシヘキシル）−２−キノリニリデン〕
−1,3,5−ヘプタトリエニル｝−６−（６−ヒドロキシ
ヘキシル）−キノリニウムパークロレート、 １−エチル−２−｛７−〔１−エチル−6,7−ビス（メ
トキシメチル）−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプ
タトリエニル｝−6,7−ビス（メトキシメチル）−キノ
リニウムｐ−トルエンスルホネート、 １−（４−スルホナトブチル）−２−｛５−〔１−（４
−スルホブチル）−６−ｐ−トリル−２−キノリニリデ
ン〕−1,3−ペンタジエニル｝−６−ｐ−トリル−キノ
リニウム、 １−エトキシメチル−２−〔５−（１−エトキシメチル
−６−ｎ−オクタデシル−２−キノリニリデン）−1,3
−ペンタジエニル〕−６−ｎ−オクタデシル−キノリニ
ウムパークロレート、 １−（３−フエニルプロピル）−２−｛７−〔１−（３
−フエニルプロピル）−６−（５−ソジウムスルホナト
ペンチル）−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプタト
リエニル｝−６−（５−ソジウムスルホペンチル）−キ
ノリニウム−メチルスルフエート、 １−ｎ−オクタデシル−２−｛５−〔１−ｎ−オクタデ
シル−６−（７−クロロヘプチル）−２−キノリニリデ
ン〕−1,3−ペンタジエニル〕−６−（７−クロロヘプ
チル）−キノリニウムクロリド、 １−ｎ−オクタデシル−２−〔７−（１−メチル−７−
エトキシ−２−キノリニリデン）−1,3,5−ヘプタトリ
エチル〕−７−エトキシ−キノリニウムブロミド、 １−（５−ソジウムスルホナトペンチル）−２−｛７−
〔１−（５−ソジウムスルホナトペンチル）−６−ベン
ジル−２−キノリニリデン〕−1,3,5−ヘプタトリエニ
ル｝−６−ベンジル−キノリニウムヨーデイド、 １−メチル−２−｛５−〔１−メチル−６−（７−クロ
ロヘプチル）−２−キノリニリデン〕−1,3−ペンタジ
エニル｝−６−（７−クロロヘプチル）−キノリニウム
ブロミド、 １−メチル−２−｛７−（１−メチル−６−（１８−ソ
ジウムスルホナトオクタデシル）〕−1,3,5−ヘプタト
リエニル−２−キノリニリデン｝−６−メチル−キノリ
ニウムパークロレート。
本発明の光情報記録媒体は基本的には基板上に上記一般
式で表わされるシアニン色素を含む記録層を設けたもの
であるが、必要に応じて下引層、保護層または反射層な
どの他の層を設けることができる。
式で表わされるシアニン色素を含む記録層を設けたもの
であるが、必要に応じて下引層、保護層または反射層な
どの他の層を設けることができる。
本発明における基板は、プラスチツクが好ましく、ソー
ダガラス基板を使用する場合はプラスチツクによる下引
層を設ける必要がある。また、石英ガラスの場合は下引
層はなくてもよい。プラスチツクの代表例としては、塩
化ビニル、酢酸ビニル、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ニトロセルロース、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂など
があげられるが、アクリル樹脂が特に好ましい。
ダガラス基板を使用する場合はプラスチツクによる下引
層を設ける必要がある。また、石英ガラスの場合は下引
層はなくてもよい。プラスチツクの代表例としては、塩
化ビニル、酢酸ビニル、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ニトロセルロース、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂など
があげられるが、アクリル樹脂が特に好ましい。
また、基板には必要に応じて凹凸で形成される案内溝を
設けてもよい。
設けてもよい。
本発明における記録層の形成は、主に塗布方式によるが
蒸着を用いて行なうことができ、その厚さは100〜1000
Åの範囲が好ましい。塗布法を用いる場合にはその有機
溶媒としては例えばメタノール、エタノール、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジクロルメタン、ジクロルエ
タンなどを使用できる。塗布はスプレー、ローラーコー
テイング、デイツピングおよびスピンニングなどの慣用
のコーテイング法によつて行なわれる。また、本発明の
シアニン色素は従来のものと置換基を変えることにより
溶媒に対する溶解性が向上し、粒状性の小さい薄膜に形
成できる。
蒸着を用いて行なうことができ、その厚さは100〜1000
Åの範囲が好ましい。塗布法を用いる場合にはその有機
溶媒としては例えばメタノール、エタノール、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジクロルメタン、ジクロルエ
タンなどを使用できる。塗布はスプレー、ローラーコー
テイング、デイツピングおよびスピンニングなどの慣用
のコーテイング法によつて行なわれる。また、本発明の
シアニン色素は従来のものと置換基を変えることにより
溶媒に対する溶解性が向上し、粒状性の小さい薄膜に形
成できる。
次に図面を参照して本発明の光情報記録媒体の構成と記
録再生方法について説明する。図に示すように、光情報
記録媒体１は基本的には基板２上に本発明のシアニン色
素を含む記録層３を設けたものである。記録と再生に
は、レーザビーム４を集光レンズ５によつて記録層３上
に１〜２μｍの大きさに集光することによつて行なわれ
る。記録再生ビームは記録層３の側から照射してもよい
が、基板が透明の場合は基板２の側から照射する方がゴ
ミの影響を受けにくいという利点がある。情報の記録
は、レーザ光の熱作用による記録層へのピツト形成によ
つて行なわれ、情報の再生は、ピツト形成部と非ピツト
形成部からの反射光の差を検出することによつて行なわ
れる。また、別の態様として図示していないが、同一構
成の２枚の記録媒体１（場合によつては、一枚を基板の
みとして）を記録層３を内側に対向して配置（いわゆる
エアサンドイツチ方式）することも可能であり、こうし
た場合には記録層３は外気と遮断され、ゴミの付着、キ
ズの発生、有害ガスとの接触から保護できるため保存性
は著しく向上する。この際、記録層３は基板２によつて
保護されるので記録情報が物理的化学的作用によつて損
われることがない。
録再生方法について説明する。図に示すように、光情報
記録媒体１は基本的には基板２上に本発明のシアニン色
素を含む記録層３を設けたものである。記録と再生に
は、レーザビーム４を集光レンズ５によつて記録層３上
に１〜２μｍの大きさに集光することによつて行なわれ
る。記録再生ビームは記録層３の側から照射してもよい
が、基板が透明の場合は基板２の側から照射する方がゴ
ミの影響を受けにくいという利点がある。情報の記録
は、レーザ光の熱作用による記録層へのピツト形成によ
つて行なわれ、情報の再生は、ピツト形成部と非ピツト
形成部からの反射光の差を検出することによつて行なわ
れる。また、別の態様として図示していないが、同一構
成の２枚の記録媒体１（場合によつては、一枚を基板の
みとして）を記録層３を内側に対向して配置（いわゆる
エアサンドイツチ方式）することも可能であり、こうし
た場合には記録層３は外気と遮断され、ゴミの付着、キ
ズの発生、有害ガスとの接触から保護できるため保存性
は著しく向上する。この際、記録層３は基板２によつて
保護されるので記録情報が物理的化学的作用によつて損
われることがない。
本発明の情報記録媒体に適用されるレーザ光は使用色素
化合物の吸収波長に応じて選択する必要があるが比較的
安価なHe-Neレーザまたは半導体レーザが好ましい。
化合物の吸収波長に応じて選択する必要があるが比較的
安価なHe-Neレーザまたは半導体レーザが好ましい。
以下に比較例と共に実施例を掲げて本発明をさらに説明
するが、これに限定されるものではない。
するが、これに限定されるものではない。
下記の表に示した各シアニン色素を種々の溶媒に溶解さ
せ回転塗布法により基板上に塗布し乾燥させ記録媒体を
作成した。欠陥率の発生はHe-Neレーザまたは半導体レ
ーザを用いビーム径1.４μｍ、照射パワー0.４mWで連続
照射し、平均反射率に対し、反射率が２０％以上低下す
る部分の数をカウントして評価した。その結果を以下の
表にまとめて示す。
せ回転塗布法により基板上に塗布し乾燥させ記録媒体を
作成した。欠陥率の発生はHe-Neレーザまたは半導体レ
ーザを用いビーム径1.４μｍ、照射パワー0.４mWで連続
照射し、平均反射率に対し、反射率が２０％以上低下す
る部分の数をカウントして評価した。その結果を以下の
表にまとめて示す。
比較例３ シアニン色素として、下記色素Ａを用い、かつ基板とし
てポリカーボネートを用いた以外は実施例１と同様にし
て記録媒体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ
350（個／ｍ）であった。
てポリカーボネートを用いた以外は実施例１と同様にし
て記録媒体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ
350（個／ｍ）であった。
Ａ： 比較例４ シアニン色素として、下記色素Ｂを用い、かつ基板とし
てポリカーボネートを用いた以外は実施例１と同様にし
て記録媒体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ
870（個／ｍ）であった。
てポリカーボネートを用いた以外は実施例１と同様にし
て記録媒体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ
870（個／ｍ）であった。
Ｂ： 比較例５ シアニン色素として、下記色素Ｃを用い、かつ基板とし
てアクリルを用いた以外は実施例１と同様にして記録媒
体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ400（個
／ｍ）であった。
てアクリルを用いた以外は実施例１と同様にして記録媒
体を作成し、その欠陥率の発生を調べたところ400（個
／ｍ）であった。
Ｃ： 〔効果〕 本発明の光情報記録媒体はキノリン環に置換基を有する
シアニン色素を記録層成分として使用するため溶解性が
向上し、膜形成をした際の粒状性が減少し欠陥率の発生
を低下することができる。
シアニン色素を記録層成分として使用するため溶解性が
向上し、膜形成をした際の粒状性が減少し欠陥率の発生
を低下することができる。
図は本発明の光学的情報記録媒体の基本構成と記録再生
法を示す模式図である。 １……光情報記録媒体、２……基板、３……記録層、４
……レーザビーム、５……集光レンズ。
法を示す模式図である。 １……光情報記録媒体、２……基板、３……記録層、４
……レーザビーム、５……集光レンズ。
Claims (1)
- 【請求項１】基板上に一般式 〔式中、R1及びR2は同じかまたは異なっていてもよくそ
してそれぞれアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アル
コキシアルキル基、アラルキル基、カルボキシアルキル
基、アルカリ金属陽イオンと結合したカルボキシアルキ
レート基、スルホアルキル基またはアルカリ金属陽イオ
ンと結合したスルホネートアルキル基を表わし、Ｘはハ
ロゲン、過ハロゲン酸、四フッ化ホウ素、アリールスル
ホン酸またはアルキル硫酸を表わし、Y1およびY2は同じ
かまたは異なっていてもよくそれぞれペンチル基、オク
タデシル基、エトキシ基、ヒドロキシアルキル基、トリ
ル基、アルコキシアルキル基、アラルキル基、アルカリ
金属陽イオンと結合したスルホネートアルキル基又はハ
ロアルキル基を表わしそしてｎは０または１〜４の整数
を表わす〕で表わされるシアニン色素を含む記録層を有
することを特徴とする、光情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59035325A JPH0630963B2 (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59035325A JPH0630963B2 (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 光情報記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60182029A JPS60182029A (ja) | 1985-09-17 |
| JPH0630963B2 true JPH0630963B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=12438662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59035325A Expired - Lifetime JPH0630963B2 (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630963B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001328350A (ja) * | 1997-04-23 | 2001-11-27 | Sony Corp | 光記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5971895A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-23 | Tdk Corp | 光記録媒体 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP59035325A patent/JPH0630963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60182029A (ja) | 1985-09-17 |
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