JPH063071Y2 - 建物用外装材 - Google Patents

建物用外装材

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JPH063071Y2
JPH063071Y2 JP1987063176U JP6317687U JPH063071Y2 JP H063071 Y2 JPH063071 Y2 JP H063071Y2 JP 1987063176 U JP1987063176 U JP 1987063176U JP 6317687 U JP6317687 U JP 6317687U JP H063071 Y2 JPH063071 Y2 JP H063071Y2
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正茂 平手
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株式会社淀川製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建物用の外装材に関し、これを上下に重ね継ぐ
ための継手部の形状に改良を加えたものである。
〔従来の技術〕
この種の外装材では、上下に重ね継ぐために、上下端に
互いに嵌係合する形状の継手部が設けられている。第4
図はその従来例を示しており、そこでは外面パネル2の
下端に係合溝6を、上端に該係合溝6に嵌合する連結突
起5をそれぞれ形成し、連結突起5の裏面側に釘止め用
の取付片15を連続させて上向きに延長形成した基本形
態を採っている(実開昭61−113834号公報)。
そして下側の外装材に対して上側の外装材を容易に重ね
継ぐために、上向きに突出する連結突起5を前面(外
面)側に傾斜させたり、重ね継ぎ状態において連結突起
5の外表面壁とこれに対向する係合溝6の壁との間に水
切り空間を形成したりすることが、例えば実開昭61−
152632号公報、同62−624号公報、同62−
16627号公報などにおいて個々に公知である。
また、かかる外装材は所定枚数を積層した状態で流通に
供する。そこでは、積層した外装材の長手方向数個所を
バンドの類で縛り付けて梱包している。その際に、係合
溝6を構成する壁の遊端6aが外面パネル2の下端縁2
0よりも外方(下方)に突出していると、バンドの緊縛
時や他物との衝突によって該遊端6aが第4図の想像線
で示すごとく容易に変形しやすい。更に、外面パネル2
の他端に設けられる取付片15および連結突起5も、こ
れらが上方に突出していると同様に変形を受けやすく、
例えば取付片15が第4図の想像線で示すごとく連結突
起5に接当したり、これで連結突起5が傾斜変形する。
そこで係合溝6の遊端6aを外面パネル2の下端縁より
も上方に退入するよう位置させたり、連結突起5の裏面
側に保護壁を設けたりすることも、先の従来例に公知で
はある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の公知例では外装材どうしの重ね継ぎの容
易化を図るために連結突起5を前倒れ状態にするについ
て、水切り性能の向上との関係で連結突起5をいかに傾
斜させるか、といった関連での配慮に欠けていた。ま
た、係合溝6の遊端6aや連結突起5の変形防止も、上
記の施工性や水切り性能との関連では完璧ではなかっ
た。
そこで本考案の目的は、外装材どうしの重ね継ぎ時にお
ける施工の容易性、水切り性能、それに係合溝の遊端や
連結突起の変形防止性能などが同時に満足できる建物用
外装材を得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本考案では、第1図に示すごとく外面パネル2
の主面板3の内側に内張体4が裏打ちされており、外面
パネル2の上下端に、互いに嵌係合し得る重ね継ぎ用の
連結突起5と係合溝6とがそれぞれ形成してあり、連結
突起5の裏面側に取付片15が形成されている建物用外
装材を前提とする。
そのうえで外面パネル2の下部において、主面板3の下
端から目地壁10を裏面T側に向けて下り傾斜状に折り
曲げ形成し、該目地壁10の連出端から断面く字形の水
切壁11を上向きに折り曲げ形成し、該水切壁11の内
奥端から逆U字状に反転して水切り壁11と対向する係
合壁12を下向きに折り曲げ形成し、水切壁11と係合
壁12との間に下向き開口状の係合溝6を設ける。
外面パネル2の上部において、主面板3の上端から目地
壁13を裏面T側に向けて上がり傾斜状に折り曲げ形成
し、該目地壁13の連出端から上向きに逆U字状の連結
突起5を折り曲げ形成し、連結突起5の連出端から上向
きに保護突壁14を折り曲げ形成し、保護突壁14の上
端から取付片15を立ち上げ形成する。
保護突壁14は取付片15の連出基端から表面S側に膨
出していて、連結突起5と保護突壁14との間に上向き
開口状のU字形溝部16が設けられている。
連結突起5の外表面壁5bは、その突端5aが表面S側
に傾斜する傾斜上壁部5′bと、主面板3とほぼ平行で
あって目地壁13につながるストレート下壁部5″bと
からなる。これで連結突起5の外表面壁5bにおいて、
傾斜上壁部5′bとストレート下壁部5″bとをつなぐ
連結点Pが折り曲げラインとなって現出している。
外装材1・1どうしを上下に重ね継いだとき、連結突起
5に係合溝6が嵌係合し、連結突起5の突端5aが係合
溝6の内奥部に接した状態において、上側外装材1の前
記目地壁10の突端10aが下側外装材1の前記ストレ
ート下壁部5″bに前記連結点Pに近い部位で接当する
とともに、水切壁11と連結突起5の外表面壁5bとの
間に空隙が生じるものとする。
係合溝6を構成する係合壁12の遊端6aは、下側の目
地壁10の突端10aよりも上側に位置させる。
かつ、前記遊端6aを含む係合壁12の全体と連結突起
5とは、外装材1の表裏面S・Tの中途部にそれぞれ位
置するようにしたものである。
〔作用〕
外装材1の施工に際しては建物側に下側の外装材1を取
付片15を介して固定し、下側外装材1の上端に上側外
装材1の下端を載せて重ね継いで行く。つまり下側外装
材1の連結突起5に上側外装材1の係合溝6を上方から
嵌係合する。
その際に、連結突起5はその突端5aが傾斜上壁部5′
bを介して表面S側に傾斜しており、かつ水切壁11が
く字形状を呈しているので、上側外装材1は斜め上方か
ら水切壁11が連結突起5の外表面壁5bに沿うよう案
内し、その係合溝6を連結突起5に嵌合する。
上側外装材1を垂直姿勢に起こし、係合溝6を連結突起
5に完全に嵌合すると、連結突起5の突端5aが係合溝
6の内奥部に当たり、この状態で目地壁10の突端10
aが傾斜上壁部5′bを越えてストレート壁部5″bに
接当し、連結突起5の外表面壁5bと水切壁11との間
に水切り用の空隙が生じる。
上端の目地壁13を上がり傾斜状に形成したのは、使用
状態においてここに雨水や塵埃が溜まり難いようにする
ためである。下端の目地壁10を下り傾斜状に形成した
のは、目地部8の上下をできるだけ対称形にするためで
ある。
また外装材1の梱包に際しては、外装材1を第3図に示
すごとく平積み状態で積層し、バンドBで緊縛すること
になる。その際に、係合溝6を構成する係合壁12の遊
端6aは下側の目地壁10の突端10aより上方に退入
して位置しており、バンドBの緊縛力や外力は外面パネ
ル2が受けて係合壁12には遊端6aを含めて及ばな
い。連結突起5も上下に重なる外装材1・1の保護突壁
14・14間にあってバンドBの緊縛力や外力が連結突
起5に直接に作用しない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、下側の外装材1に上側の外装材1を重
ね継ぐに際し、上側外装材1はこれを斜め上方から案内
したのち垂直状に起こすことにより、その係合溝6を連
結突起5に簡単かつ手軽に嵌合できるから、施工性能を
向上できる。
下側外装材1の連結突起5に上側外装材1の係合溝6が
完全に正しく嵌合できたときは、上側外装材1の下端の
目地壁10の突端10aが連結突起5の外表面壁5bに
おける傾斜上壁部5′bを越えてストレート壁部5″b
に接当する。従って、連結突起5は突端5aが表面S側
に傾斜してはいるが、前記目地壁10の突端10aが連
結突起5の外表面壁5bに確実に接当して水切り性能を
有効に発揮するとともに、く字形状を呈する水切壁11
と連結突起5の外表面壁5bとの間に空隙も生じるよう
にしたので、該空隙が毛細管現象によって雨水の滲み上
がりを有効に阻止する。
また連結突起5の外表面壁5bにおいて傾斜上壁部5′
bとストレート壁部5″bとの連結点Pは線状に表われ
ることになり、係合溝6と連結突起5との嵌合が不完全
な場合には、該連結点Pの外面に表われるラインを目安
にすることで簡単に嵌合不良を判別でき、外装材1の取
り付け作業性の向上に資することになる。つまり、前記
連結点Pすなわち折り曲げラインが見えるときは嵌合不
良の状態であることが判る。
更に、外装材1どうしをいくつか積層してバンドBで緊
縛した梱包状態において、係合溝6の係合壁12の遊端
6aおよび連結突起5は、上下に隣接する外装材1・1
の外面パネル2と保護突壁14の間に包み込まれた状態
にあるから、バンドBの緊縛力や外力で変形を受けるこ
とがない。従って、その後の施工時に係合溝6と連結突
起5との嵌係合が適正にかつ容易に行えることを保証
し、施工性能と施工品質を向上できることになる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案に係る外装材の実施例を示
す。
第1図および第2図において、本案外装材1は鋼板を折
り曲げ成形してなる外面パネル2と、これの主面板3の
内面に裏打ちされる断熱・遮音用の内張体4とからな
り、全体として左右横長の板状に形成されている。
第1図において、外面パネル2は上下方向(幅方向)の
両端に継手として連結突起5と係合溝6とがそれぞれ設
けられ、表面Sの上下中央部に補強を兼ねる内向きの化
粧リブ7が長手方向にわたって形成されている。この化
粧リブ7は外装材1どうしを接続したときの目地部8の
断面形と実質的に同じ台形断面を呈する。
外面パネル2の下部において、主面板3の下端から目地
壁10を裏面T側に向けて下り傾斜状に折り曲げ形成す
る。この目地壁10の連出端から断面く字形の水切壁1
1を上向きに折り曲げ形成する。水切壁11の内奥端か
ら逆U字状に反転して水切壁11と対向する係合壁12
を下向きに折り曲げ形成し、水切壁11と係合壁12と
の間に下向き開口状の係合溝6を設ける。この係合壁1
2の連出端は遊端6aとなっていて、係合溝6の開口一
側縁を定義している。
外面パネル2の上部において、主面板3の上端からは目
地壁13、連結突起5、保護突壁14および釘止め用の
取付片15が順に折り曲げ形成されている。目地壁13
は裏面T側に向けて上がり傾斜状に折り曲げ形成してあ
り、第2図に示すように外装材1・1どうしを重ね継い
だときに前記目地壁10と協同して断面台形の目地部8
を構成する。この目地壁13の連出端から上向きに逆U
字状の連結突起5を折り曲げ形成してあり、この連結突
起5はその突端5aが突出基端より外装材1の表面S側
に偏寄するよう傾斜状に立ち上げ形成されている。取付
片15は外装材1の裏面Tと面一状に立ち上げ形成して
あり、その連出基端から表面S側に膨出する状態で保護
突壁14を形成する。そして、連結突起5と保護突壁1
4とをつないで、両者5・14を側壁とする上向き開口
状のU字形溝部16が設けられたものとなっている。
但し、図の保護突壁14は連結突起5よりも長く取付片
15側に延長して形成し、その長手方向に適当間隔を置
いて裏面Tと面一状となる釘止面22を凹み状に形成し
てある。
内張体4は発泡ウレタンからなり、その自己接着性を利
用して外面パネル2に流し込み固定され、内面全体が裏
張りシート18で覆われている。この裏張りシート18
はクラフト紙にアルミ層を積層してなり、アルミ層を外
面にして取付片15の上端から前記水切壁11の内面に
わたって張設されている。内張体4は外面パネル2と裏
張りシート18との間に充填された状態で、保護突壁1
4、連結突起5および下側の目地壁10の内面にまで行
き渡っており、固化した状態で前記両壁10・14の機
械的強度を高めている。なお、連結突起5の内部は小間
隔のため、或いは接合状態になることもあり、必ずしも
ここに内張体4が充填状に行き渡ることを要しない。
上記のような外装材1において、本考案は連結突起5、
水切壁11それに係合溝6などに特徴を有する。
まず、連結突起5の外表面壁5bは、突端5aが外装材
1の表面S側に傾斜する傾斜上壁部5′bと、外面パネ
ル2の主面板3とほぼ平行であって目地壁13につなが
るストレート下壁部5″bとからなる。そして、外装材
1・1どうしを重ね継いだとき、上側外装材1の前記目
地壁10の突端10aが下側外装材1の連結突起5にお
ける傾斜上壁部5′bを越えてストレート下壁部5″b
に浮き離れることなく確実に接当し、これで水切り性能
を確保するとともに、目地部8の内底形状を端整なもの
にしている。
係合溝6を構成する係合壁12の遊端6aは、下端の目
地壁10の突端10aよりも上側に位置させてある。
また、外装材1・1を上下に重ね継いだとき、前記係合
壁12は連結突起5および保護突壁14を側壁とするU
字形の溝部16に嵌入する。
更に、係合壁12と連結突起5とは、外装材1の表面S
と裏面Tの中途部、好ましくは略中央部位に位置させ
て、第3図に示すごとく外装材1をいくつか積層した状
態において、これら係合壁12および連結突起5が上下
に隣接する外装材1・1と接当干渉することを防止して
いる。
以上のようにした外装材1は、施工時に下方から上方へ
と順に重ね継ぐことになる。具体的には第2図に示すご
とく下側の外装材1の取付片15の上端部を釘Nで胴縁
21に固定し、その連結突起5に上側外装材1の係合溝
6を嵌係合する。この状態で連結突起5の突端5aと係
合溝6の内奥屈曲部どうしが密接して水封じを行う。更
に、上側外装材1における目地壁10の突端10aが連
結突起5の外表面壁5bのストレート下壁部5″bに接
当して水封じを行う。毛細管現象によって目地壁10か
ら水切壁11の内面側に雨水が浸入しようとするが、く
字形状の内面を有する水切壁11と連結突起5との対向
間には空隙が生じているので、これで毛細管現象による
雨水の滲み上がりが阻止される。
連結突起5はパネル表面S側に向かって傾斜しており、
かつ水切壁11もく字形状に屈曲しているので、外装材
1どうしを接続するときは、係合溝6の水切壁11を連
結突起5に沿わしながら斜め上方から案内嵌合したの
ち、上側外装材1を起立させることになり、施工が容易
である。傾斜上壁部5′bとストレート下壁部5″bと
の連結点Pは、第2図の継ぎ合わせ状態において前記目
地壁10の突端10aに近い上方部位に位置しており、
係合溝6と連結突起5との嵌合が不完全な場合は前記連
結点Pの外面に現れる折り曲げラインが目安となって判
別できる。つまり、連結点Pのラインが見えるときは、
外装材1・1どうしの継ぎ合わせ不良が瞬時にして判
る。
保護突壁14は取付片15の板面よりパネル表面S側に
突出しているので、この突出量と溝部16の分だけ連結
突起5が釘頭部から離れることになり、この点でも連結
突起5に対する係合溝6の嵌め込み作業が容易に行える
ものとなる。
第3図は外装材1の梱包状態を示す。外装材1は外面パ
ネル2を上面側にして順に積層され、その長手方向の数
個所が幅方向に回されるバンドBで縛り付けられる。こ
の梱包状態において、連結突起5の突端5aおよび係合
壁12の遊端6aは、それぞれバンドBの巻付面より内
側に位置しているとともに、隣接する外装材1・1の中
間にある。従って、連結突起5および係合壁12が梱包
時にバンドBの緊縛力で変形することはなく、運搬時に
他物と接当干渉して変形を受けることもない。
〔別実施態様例〕
内張体4に関しては、発泡ウレタンに限られず、岩綿や
石膏などのボードで形成してもよい。
裏張りシート18はアルミクラフト紙に限らず、クラフ
ト紙、アスベスト紙、プラスチックフィルムなどでもよ
い。
また、外装材1は縦張り、又は横張りのいずれであって
もよい。化粧リブ7も1個に限らず、外装パネル2の幅
に応じて複数設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る外装材の実施例を示
しており、 第1図は縦断側面図、 第2図は重ね継いだ状態での縦断側面図、 第3図は梱包状態での縦断側面図である。 第4図は従来の外装材を例示する縦断側面図である。 1…・外装材、 2…・外面パネル、 3…・外面パネルの主面板、 4…・内張体、 5…・連結突起、 5a…連結突起の突端、 5b…連結突起の外表面壁、 5′b…傾斜上壁部、 5″b…ストレート下壁部、 6…・係合溝、 6a…係合壁の遊端、 10…目地壁、 10a…目地壁の突端、 11…水切壁、 12…係合壁、 13…目地壁、 14…保護突壁、 15…取付片、 16…溝部、 B…・バンド、 S…・外装材の表面、 T…・外装材の裏面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面パネル(2)の主面板(3)の内側に内張体
    (4)が裏打ちされており、 外面パネル(2)の下部において、主面板(3)の下端から目
    地壁(10)を裏面(T)側に向けて下り傾斜状に折り曲げ
    形成し、該目地壁(10)の連出端から断面く字形の水切壁
    (11)を上向きに折り曲げ形成し、水切壁(11)の内奥端か
    ら逆U字状に反転して水切壁(11)と対向する係合壁(12)
    を下向きに折り曲げ形成し、水切壁(11)と係合壁(12)と
    の間に下向き開口状の係合溝(6)を設けてあり、 外面パネル(2)の上部において、主面板(3)の上端から目
    地壁(13)を裏面(T)側に向けて上がり傾斜状に折り曲
    げ形成し、該目地壁(13)の連出端から上向きに逆U字状
    の連結突起(5)を折り曲げ形成し、連結突起(5)の連出端
    から上向きに保護突壁(14)を折り曲げ形成し、保護突壁
    (14)の上端から取付片(15)を立ち上げ形成してあり、 保護突壁(14)は取付片(15)の連出基端から表面(S)側
    に膨出していて、連結突起(5)と保護突壁(14)との間に
    上向き開口状のU字形溝部(16)が設けられており、 連結突起(5)の外表面壁(5b)は、その突端(5a)が表面
    (S)側に傾斜する傾斜上壁部(5′b)と、主面板
    (3)とほぼ平行であって目地壁(13)につながるストレー
    ト下壁部(5″b)とからなり、 連結突起(5)の外表面壁(5b)において、傾斜上壁部
    (5′b)とストレート下壁部(5″b)とをつなぐ連
    結点(P)が折り曲げラインとなって現出しており、 外装材(1・1)どうしを上下に重ね継いだとき、連結突起
    (5)に係合溝(6)が嵌係合し、連結突起(5)の突端(5a)が
    係合溝(6)の内奥部に接した状態において、上側外装材
    (1)の前記目地壁(10)の突端(10a)が下側外装材(1)の前
    記ストレート下壁部(5″b)に前記連結点(P)に近
    い部位で接当するとともに、水切壁(11)と連結突起(5)
    の外表面壁(5b)との間に空隙が生じており、 係合溝(6)を構成する係合壁(12)の遊端(6a)が、下側の
    目地壁(10)の突端(10a)よりも上側に位置しており、 かつ、前記遊端(6a)を含む係合壁(12)の全体と連結突起
    (5)とが、外装材(1)の表裏面(S・T)の中途部にそれ
    ぞれ位置していることを特徴とする建物用外装材。
JP1987063176U 1987-04-24 1987-04-24 建物用外装材 Expired - Lifetime JPH063071Y2 (ja)

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