JPH0539146Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539146Y2 JPH0539146Y2 JP12426487U JP12426487U JPH0539146Y2 JP H0539146 Y2 JPH0539146 Y2 JP H0539146Y2 JP 12426487 U JP12426487 U JP 12426487U JP 12426487 U JP12426487 U JP 12426487U JP H0539146 Y2 JPH0539146 Y2 JP H0539146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- convex
- concave
- flooring
- flooring material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 16
- 241000587161 Gomphocarpus Species 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、施工の際に釘頭のフクレを生じさ
せない床材に関するものである。
せない床材に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来、フローリング材において、床材の側面に
成形された凸実及び、凹実は、該床材が平面的に
連続して嵌合すべく成された単純な仕口形態であ
つた。
成形された凸実及び、凹実は、該床材が平面的に
連続して嵌合すべく成された単純な仕口形態であ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし、このような単純な仕口形態において
は、釘の打ち加減によつては、該床材の積層部に
生じる亀裂並びに突出した釘頭が容易な仕口の嵌
合を妨げこれらの影響で該床材の表面が膨れ上が
り、美観を損なうばかりでなく、施工上において
の釘打ち技術は高度の熟練を要するものであつ
た。この考案は、上記欠点を除去すべく実の仕口
を創作することを目的とする。
は、釘の打ち加減によつては、該床材の積層部に
生じる亀裂並びに突出した釘頭が容易な仕口の嵌
合を妨げこれらの影響で該床材の表面が膨れ上が
り、美観を損なうばかりでなく、施工上において
の釘打ち技術は高度の熟練を要するものであつ
た。この考案は、上記欠点を除去すべく実の仕口
を創作することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この考案の床材を図面にしたがつて説明すると
垂直面6を形成する積層部の肉厚Cを従来より厚
くする(1/3〜1/2t)と共に床材1の長辺方向側
面一方に形成された凸実2の水平面天端に釘の衝
撃の緩和並びに亀裂誘発を防ぐ隆起部3と、凹実
4には釘頭部を包み込むべく控えてテーパーにカ
ツトした欠截部5を設けることを特徴とする床材
である。
垂直面6を形成する積層部の肉厚Cを従来より厚
くする(1/3〜1/2t)と共に床材1の長辺方向側
面一方に形成された凸実2の水平面天端に釘の衝
撃の緩和並びに亀裂誘発を防ぐ隆起部3と、凹実
4には釘頭部を包み込むべく控えてテーパーにカ
ツトした欠截部5を設けることを特徴とする床材
である。
(ホ) 作用
床材1の長辺方向両側面に成形された凸実及び
凹実は各々連続して次の床材と嵌合し平面的に広
がり、床を形成するが、従来、床材1の凸実を有
する側面の垂直面6と水平面天端7の交点Oに釘
先をあてがい釘打ちを容易に行い、弊害を招いて
いたが上述のように凸実2の上面であつて、床材
の長手方向と同方向に隆起部3を形成し、該隆起
部3が水平面天端7に対して段部となるため、従
来、釘先を交点Oから打ち込み亀裂が生じたこと
を避け、この隆起部3が釘先を打ち込む目印とし
て機能する。そして、凸実2の垂直面6と水平面
天端7との接辺に釘先を打ち込むことにより亀裂
を誘発していたが、隆起部3が前記接辺の手前に
形成してあるため、隆起部3より釘を打ち込め
ば、釘の打ち込みにより前記接辺から亀裂が生ず
ることが避けられ、床材1の表面化粧部までの膨
れ上がりを防止できる。凹実4に設けた欠截部5
は場合によつては釘の頭部が突出した状態で固定
された床材1の凸実2への容易な嵌合を行わせ
る。
凹実は各々連続して次の床材と嵌合し平面的に広
がり、床を形成するが、従来、床材1の凸実を有
する側面の垂直面6と水平面天端7の交点Oに釘
先をあてがい釘打ちを容易に行い、弊害を招いて
いたが上述のように凸実2の上面であつて、床材
の長手方向と同方向に隆起部3を形成し、該隆起
部3が水平面天端7に対して段部となるため、従
来、釘先を交点Oから打ち込み亀裂が生じたこと
を避け、この隆起部3が釘先を打ち込む目印とし
て機能する。そして、凸実2の垂直面6と水平面
天端7との接辺に釘先を打ち込むことにより亀裂
を誘発していたが、隆起部3が前記接辺の手前に
形成してあるため、隆起部3より釘を打ち込め
ば、釘の打ち込みにより前記接辺から亀裂が生ず
ることが避けられ、床材1の表面化粧部までの膨
れ上がりを防止できる。凹実4に設けた欠截部5
は場合によつては釘の頭部が突出した状態で固定
された床材1の凸実2への容易な嵌合を行わせ
る。
(ヘ) 考案の効果
これにより、熟練を必要として釘の打ち込み位
置及び、打ち込み深さの均一な手加減の許容差を
拡大できるだけでなく、容易な釘の打ち込み位置
の決定と不用意な釘の打ち込み過ぎによる、亀裂
の発生による床材表面のフクレを未然に防止で
き、また、凸実より上部の肉厚Cを全人厚tの1/
3以上1/2以下に特定したため、凸実から打ち込む
釘が床材の下に位置する垂木等によく効き、ま
た、釘頭部の突出寸法を控える欠除部が無理なく
形成できる特徴を有するものである。
置及び、打ち込み深さの均一な手加減の許容差を
拡大できるだけでなく、容易な釘の打ち込み位置
の決定と不用意な釘の打ち込み過ぎによる、亀裂
の発生による床材表面のフクレを未然に防止で
き、また、凸実より上部の肉厚Cを全人厚tの1/
3以上1/2以下に特定したため、凸実から打ち込む
釘が床材の下に位置する垂木等によく効き、ま
た、釘頭部の突出寸法を控える欠除部が無理なく
形成できる特徴を有するものである。
第1図は床材の斜視図、第2図は凸実の拡大正
面図、第3図は凹実の拡大正面図、第4図は従来
の事故例を示す凸実2及び凹実の拡大断面図、第
5図は本考案の実施例を示す拡大断面図、第6図
は肉厚寸法を示す凸実の拡大正面図である。 1……床材、2……凸実、3……隆起部、4…
…凹実、5……欠截部、6……垂直面、7……水
平面天端、O……交点、P……交点、t……肉
厚、C……肉厚。
面図、第3図は凹実の拡大正面図、第4図は従来
の事故例を示す凸実2及び凹実の拡大断面図、第
5図は本考案の実施例を示す拡大断面図、第6図
は肉厚寸法を示す凸実の拡大正面図である。 1……床材、2……凸実、3……隆起部、4…
…凹実、5……欠截部、6……垂直面、7……水
平面天端、O……交点、P……交点、t……肉
厚、C……肉厚。
Claims (1)
- 長辺方向両端部に形成された凸実2及び凹実4
を有する床材1において、凸実2より上部肉厚C
を、全肉厚tの1/3以上1/2位かにし、釘の打ち込
み位置の目印となる、水平面天端7に対して段部
となる隆起部3を、床材の長手方向に連続して形
成し、凹実4の内側出隅部分に予め凸実2に打ち
込む釘頭部の突出寸法を控えるごとくテーパにカ
ツトされた欠除部5を各々の実に形成したことを
特徴とする床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12426487U JPH0539146Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12426487U JPH0539146Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6429435U JPS6429435U (ja) | 1989-02-22 |
JPH0539146Y2 true JPH0539146Y2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=31373846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12426487U Expired - Lifetime JPH0539146Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539146Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019666A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Phoenix:Kk | 桐製板材、桐製板材連接敷設工法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032015A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Noda Corp | 床板 |
JP5111756B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2013-01-09 | 永大産業株式会社 | 実接合する板材および床構造 |
-
1987
- 1987-08-13 JP JP12426487U patent/JPH0539146Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019666A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Phoenix:Kk | 桐製板材、桐製板材連接敷設工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6429435U (ja) | 1989-02-22 |
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