JPH0630696Y2 - 液体注出器 - Google Patents

液体注出器

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JPH0630696Y2
JPH0630696Y2 JP13900288U JP13900288U JPH0630696Y2 JP H0630696 Y2 JPH0630696 Y2 JP H0630696Y2 JP 13900288 U JP13900288 U JP 13900288U JP 13900288 U JP13900288 U JP 13900288U JP H0630696 Y2 JPH0630696 Y2 JP H0630696Y2
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JP
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liquid
cylinder
suction pipe
bottle
outer diameter
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征一 袴田
美恵子 鈴木
次男 荒井
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Shiseido Co Ltd
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体収容袋を収容したボトルの口筒部に装着さ
れる液体注出器に関する。
〔従来の技術〕
従来、第4図に示すように、液体収容袋50をボトル45内
に収容し、この液体収容袋50にポンプ機構1を備えた液
体注出器を挿入し、螺筒6でボトル45の口筒部46に装着
し、ポンプ機構1には、注出口を備えたヘッド25を上下
動可能に設けると共に、吸上管37を連設し、吸上管37の
下端には、吸入孔39を設けた閉塞防止用のアダプタ38を
外側から嵌着したボトルの液体注出器が考えられてい
る。ここでアダプタ38は、吸上管37の下端開口に液体収
容袋50が吸着して閉塞するのを防ぎ、吸上管37からの内
容液の吸い上げを円滑にし、内容液を最後まで吸い上げ
るようにするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図に示す液体注出器は、液体収容袋50内の内容液を
使い終ると、ボトル45及び液体収容袋50から、液体注出
器を抜き出し、新しいボトル45及び液体収容袋50に装着
して再び使用するようにしたものである。そして、液体
収容袋50内の内容液を全部注出すると、第5図に示すよ
うに、液体収容袋50はアダプタ38に密着するので、この
状態で液体注出器を抜き出すと、アダプタ38が抜け出る
ときに液体収容袋50を巻き込んで引っ掛かり、アダプタ
38又は吸上管37が外れて脱落する虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、内容液を
使い終り液体収容袋50及びボトル45より液体注出器を抜
き出すとき、アダプタ38及び吸上管37が脱落することの
ない液体注出器とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は液体収容袋50を収容したボトル45の口筒部46に
着脱可能に装着される液体注出器であって、ポンプ機構
1にピストン19を上下動させる管状軸15を上下動可能に
設け、管状軸15の上部には注出口を備えた注出ヘッド25
を連設し、また、ポンプ機構1には吸上管37を連設し、
吸上管37の下端内側に、吸入孔39を設けた閉塞防止用の
アダプタ38を嵌着し、閉塞防止用のアダプタ38の外径は
吸上管37の外径以下の外径に形成して液体注出器とし
た。
〔作用〕
本考案の液体注出器は、液体収容袋50を収容したボトル
45の口筒部46に装着し、管状軸15を上下動するとポンプ
機構1により、液体収容袋50の内容液をアダプタ38の吸
入孔39より吸入する。この内容液は吸上管37、ポンプ機
構1、管状軸15を通って注出ヘッド25の注出口より吐出
される。そして、内容液を使い終り、液体収容袋50及び
ボトル45より液体注出器を引き抜くと、吸上管37の下端
に嵌着したアダプタ38の外径が、吸上管37の外径以下の
外径に形成されているので、吸上管37とアダプタ38の外
側に液体収容袋50が密着していても、アダプタ38は液体
収容袋50に引っ掛かることなく抜き出すことができ、吸
上管37又はアダプタ38が脱落しない。
〔実施例〕
第1図、第2図は本考案の一実施例の液体注出器をボト
ルに装着した状態を示すものである。
この液体注出器は、第3図に示すようなボトル45と液体
収容袋50からなるカートリッジに装着して使用するもの
であり、ボトル45の口筒部46内には口部挿入筒47が挿入
され、口部挿入筒47のフランジ48をボトル45の口筒部46
に係止し、そして、口部挿入筒47には吸気孔49を設ける
と共に、下部に液体収容袋50の口部を接着して設けてあ
り、液体収容袋50内にはシャンプー等の内容液が充填さ
れており、口部挿入筒47内に栓51が嵌入され螺着されて
いる。この液体注出器は、ポンプ機構1を備えており、
ポンプ機構1は口部挿入筒47内に挿入されるシリンダ2
を備え、シリンダ2には、上部フランジ4とその上部に
立設された口部筒5が設けてあり、また、空気吸入孔3
が設けてある。
シリンダ2の上部フランジ4の上側より螺筒6がボトル
45の口筒部46に螺着され、螺筒6の内向きフランジ7で
シリンダ2の上部フランジ4を押さえるように形成され
ている。このシリンダ2内には、上部から管状軸15が上
下動可能に挿入されて設けてあり、管状軸15の上部には
注出口を備えた注出ヘッド25が連設してある。
管状軸15の下部には下部筒16が嵌入して固着され、下部
筒16は底部が密閉され、かつ、底部フランジ17と液送出
孔18が設けてある。この管状軸15の下部と、下部筒16の
底部フランジ17間の外周に環状に形成された逆止弁兼用
のピストン19が外嵌されており、このピストン19は、管
状軸15の下部と下部筒16の底部フランジ17間で上下に遊
動でき、下降位置で、シリンダ2内と管状軸15内を連通
する液通路を閉ざすように形成されている。そして、シ
リンダ2の口部筒5の上側から固定用環体8が嵌合さ
れ、固定用環体8の外筒9の段部が口部筒5の段部に係
合して固定用環体8が固定され、固定用環体8の内筒10
がシリンダ2内に挿入され、管状軸15の上昇位置で、内
筒10の先端部が逆止弁兼用のピストン19を下部筒16の底
部フランジ17に圧接して、前記した如くシリンダ2内と
管状軸15内とを連通する液通路を閉ざすようになってい
る。
シリンダ2の下部は小径の筒部に形成され、この筒部に
設けられたスプリング受30と前記底部フランジ17間にス
プリング31が介挿され、管状軸15と管状軸15に固着され
た下部筒16を上方に弾圧しており、スプリング受30の下
側には逆止弁32が設けてある。そして、シリンダ2の小
径の筒部の下端には、吸上管37が嵌着され、吸上管37の
下端内側には、吸入孔39を設けた閉塞防止用のアダプタ
38が嵌着してあり、吸上管37の内周と、アダプタ38の外
周には、それぞれ凹凸部(図示せず)が形成されて係合
しており、さらに、アダプタ38の外径は吸上管37の外径
より若干小径の外径に形成されている。
〔考案の効果〕
本考案は液体注出器のポンプ機構1に連設した吸上管37
の下端内側に設けた閉塞防止用のアダプタ38の外径を、
吸上管37の外径以下の外径に形成したので、液体収容袋
50の内容液を使い終り、液体注出器を液体収容袋50及び
ボトル45から引き抜くとき、アダプタ38の外周に液体収
容袋50が密着していても、アダプタ38は液体収容袋50に
引っ掛かることなく吸上管37と共に容易に外部に抜き出
すことができ、カートリッジの交換が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の液体注出器をボトルに装着
した状態の要部の半裁断面図、第2図は第1図のII−II
線の断面図、第3図ボトルと液体収容袋からなるカート
リッジの要部の半裁断面図、第4図は従来例の一部破砕
した側面図、第5図はその要部の作用状態を示す図であ
る。 1……ポンプ機構、15……管状軸、 19……ピストン、25……注出ヘッド、 37……吸上管、38……アダプタ、 39……吸入孔、45……ボトル、 46……口筒部、50……液体収容袋。
フロントページの続き (72)考案者 荒井 次男 大阪府茨木市宇野辺1―6―9 株式会社 吉野工業所大阪工場内 (56)参考文献 特開 昭51−90680(JP,A) 実開 昭55−152447(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体収容袋50を収容したボトル45の口筒部
    46に着脱可能に装着される液体注出器であって、ポンプ
    機構1にピストン19を上下動させる管状軸15を上下動可
    能に設け、管状軸15の上部には注出口を備えた注出ヘッ
    ド25を連設し、また、ポンプ機構1には吸上管37を連設
    し、吸上管37の下端内側に、吸入孔39を設けた閉塞防止
    用のアダプタ38を嵌着し、アダプタ38の外径は吸上管37
    の外径以下の外径に形成した液体注出器。
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