JP2016052904A - 液体収納容器、外装容器と液体収納容器の組合体、および内容液排出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体収納容器は袋本体3と、袋本体3に取付けられた注出口40と、注出口40に設けられた注出口上部部材70とを備え、注出口上部部材70と注出口40に液体分配ノズル60が挿入されている。液体分配ノズル60は注出口上部部材70の保持部73により保持される。注出口40は注出口上部部材70の多角形状部71に嵌合する嵌合部48を有する。
【選択図】図7
Description
また、容器の保管・輸送時には、外装容器の転倒などの要因により注出口上部部材が注出口本体から浮いてしまい、内容液の漏出が生じる危険性も有った。
本発明はこれらのような点を考慮してなされたものであり、注出口上部部材を注出口に容易かつ確実に装着することができ、且つ、外装容器の転倒による内容液の漏出の危険性が無い液体収納容器、外装容器と液体収納容器の組合体、および内容液排出方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記注出口上部部材は、前記注出口本体に嵌合する中間フランジを有していてもよい。
注出口40の注出口取付部50は、袋本体3の上縁3aにヒートシールにより熱融着されるが、ヒートシール時において切欠部55の段部55aが位置決めマークとして機能して、注出口40の段部55aと袋本体3の位置決めマーク3Aとが位置決められる(図7参照)。 このように注出口40の段部55aと、袋本体3の位置決めマーク3Aとを位置決めすることにより、袋本体3に対して注出口40の注出口取付部50を正しい位置に配置することができ、袋本体3と注出口取付部50とを適切な角度をもってヒートシールすることができる。このため、袋本体3と注出口取付部50とを確実にヒートシールして熱融着することができる。
次に注出口40およびこの注出口40内に装着された注出口上部部材70について以下詳述する。
その後、図3および図5に示すように、外装容器5の開口部5aに装着された注出口40の注出口本体41内に、注出口上部部材70が装着される。
注出口上部部材70内に挿入された液体分配ノズル60は、その上端に設けられた大径部63が注出口上部部材70の保持部73に係合して、この注出口上部部材70の保持部73により保持される。
液体収納容器1内の内容液を外部へ排出する場合、上部キャップがキャップ本体より取外され、液体分配ノズル60の大径部63がブレイクシールおよびキャップ本体を介してディスペンサに接続される。
次に加圧ガス源から窒素ガスがディスペンサと中間フランジ72の開口72aを介して注出口40の注出口本体41内に供給され、その後窒素ガスは開口44から、外装容器5と液体収納容器1の袋本体3との間の空間に入る。次に袋本体3が外側から窒素ガスにより押圧され、袋本体3内の内容液がドーム形状部61の開孔62から液体分配ノズル60内に入り、液体分配ノズル60内の内容液はその後大径部63からディスペンサ側へ排出される。
ここで、ディスペンサは、中央に液体収納容器1から液体を排出するための液体流路を有しており、また、それとは別に、窒素ガスなどの気体を液体収納容器1と外容器5との間へ送り込む為の気体流路を有している。
また、袋本体3内の内容液はドーム形状部61に設けられた複数の開孔62を介して液体分配ノズル60内に吸込まれて、大径部63からディスペンサ側へ排出される。このため液体分配ノズル60の下端中心に単一の開孔を設けた場合に比べて、内容液の残量が少なくなっても袋本体3が液体分配ノズル60に密接して液体分配ノズル60内へ内容液が流れにくくなることが防止される。
3 袋本体
3a 上縁
3b 底縁
3c 側縁
5 外装容器
5a 開口部
10 ヒートシール部
20 外袋
21 内袋
40 注出口
41 注出口本体
42 注出口フランジ
48 嵌合部
50 注出口取付部
51 中央部
52 薄肉部
55 切欠部
55a 段部
60 液体分配ノズル
61 ドーム形状部
62 開孔
70 注出口上部部材
71 多角形状部
72 中間フランジ
73 保持部
Claims (13)
- 袋本体と、
前記袋本体に取付けられた注出口と、
前記注出口に装着された注出口上部部材と、
前記注出口上部部材と前記注出口を貫通して延びるとともに前記注出口上部部材に保持された液体分配ノズルとを備え、
前記注出口上部部材は突出部および液体分配ノズルの保持部をもち、
前記注出口は前記袋本体に接合された注出口取付部と、この注出口取付部から前記袋本体の外方へ突出し凹部をもつ注出口本体と、この注出口本体に設けられ前記突出部に嵌合する嵌合部とを有することを特徴とする液体収納容器。 - 前記突出部は、多角形状部を有することを特徴とする請求項1記載の液体収納容器。
- 前記注出口上部部材は、前記注出口本体に嵌合する中間フランジを有することを特徴とする請求項1記載の液体収納容器。
- 前記注出口本体と前記中間フランジに、開口が各々設けられていることを特徴とする請求項3記載の液体収納容器。
- 前記注出口取付部は、中央部と、前記中央部の両側に設けられ前記中央部より薄肉となる薄肉部をもつ筒体からなり、両側の薄肉部の下端隅部に切欠部が形成され、各切欠部は複数の段部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の液体収納容器。
- 前記注出口本体に、外装容器の開口部に嵌合する注出口フランジを設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の液体収納容器。
- 前記液体分配ノズルは、その下端に形成されたドーム形状部を有し、
またはその下端にドーム形状部を有するノズルキャップが取り付けられており、
このドーム形状部に複数の開孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の液体収納容器。 - 開口部を有する外装容器と、
この外装容器内に配置された液体収納容器とを備え、
前記液体収納容器は袋本体と、
前記袋本体に取付けられるとともに、前記外装容器の開口部に装着される注出口と、
前記注出口に装着された注出口上部部材と、
前記注出口上部部材と前記注出口を貫通して延びるとともに前記注出口上部部材に保持された液体分配ノズルとを備え、
前記注出口上部部材は突出部および液体分配ノズルの保持部をもち、
前記注出口は前記袋本体に接合された注出口取付部と、この注出口取付部から前記袋本体の外方へ突出し凹部をもつ注出口本体と、この注出口本体に設けられ前記突出部に嵌合する嵌合部とを有することを特徴とする外装容器と液体収納容器の組合体。 - 袋本体に取付けられ、突出部をもつ注出口上部部材が装着される注出口において、
前記袋本体に接合される注出口取付部と、
袋本体に取付けられた際にこの注出口取付部から前記袋本体の外方へ突出する凹部をもつ注出口本体と、
この注出口本体に設けられ前記突出部に嵌合する嵌合部とを有することを特徴とする注出口。 - 前記注出口本体に、外装容器の開口部に嵌合する注出口フランジを設けたことを特徴とする請求項9記載の注出口。
- 嵌合部を有する注出口に装着され液体分配ノズルを保持する注出口上部部材において、
前記嵌合部に嵌合する突出部および液体分配ノズルの保持部をもつ注出口上部部材。 - 前記注出口本体に嵌合する中間フランジを含むことを特徴とする請求項11記載の注出口上部部材。
- 袋本体と、前記袋本体に取付けられた注出口とを備え、前記注出口は前記袋本体に接合された注出口取付部と、この注出口取付部から前記袋本体の外方へ突出し凹部をもつ注出口本体と、この注出口本体に設けられた嵌合部とを有する液体収納容器を準備する工程と、
前記液体収納容器を開口部を有する外装容器内に配置する工程と、
前記液体収納容器内へ前記注出口を介して内容液を充填する工程と、
突出部および液体分配ノズルの保持部をもつ注出口上部部材を、前記突出部を前記注出口の前記嵌合部に嵌合させながら前記注出口に装着する工程と、
前記注出口上部部材および前記注出口に前記液体分配ノズルを挿入するとともに、前記液体分配ノズルを前記注出口上部部材の前記保持部により保持する工程と、
前記液体収納容器から前記内容液を前記液体分配ノズルを介して排出するする工程と、を備えたことを特徴とする外装容器と液体収納容器の組合体の内容液排出方法。
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