JP2007197044A - スパウト付自立容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容液の充填開口の封止強度を安定化することができ、内容液を追加充填して再利用することが可能なスパウト付自立容器を提供する。
【解決手段】胴部シート2、3の両側端部をヒートシールして構成される容器本体の略底部にフィルム状のガゼット5をヒートシールして設け、ガゼット5にスパウト6を取り付けるスパウト付自立容器1に於いて、容器本体の略上部に内容液を充填可能な開口を着脱自在に封止するチャック4を設けると共に、フィルム状のガゼット5を略中央位置に孔51が形成された側面視略M字形とし、孔51へ挿通するスパウト6の側周面と孔51の周辺領域52を面接触して略筒状に溶着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、胴部シートの両側端部をヒートシールして構成される容器本体の略底部にフィルム状のガゼットをヒートシールして設け、ガゼットにスパウトを取り付けるスパウト付自立容器に関する。
従来、胴部シートの両側端部をヒートシールして形成される容器本体の略底部にフィルム状のガゼットをヒートシールして設け、ガゼットにスパウトを取り付けるスパウト付自立容器が知られており、特許文献1には斯様なスパウト付自立容器が開示されている。特許文献1のスパウト付自立容器は、各積層フィルムで構成される2枚の胴部シートの両側端部をヒートシールして本体を形成すると共に、本体の略底部に積層フィルムのガゼットをヒートシールして設け、ガゼットの孔にスパウトの筒体を挿通し、スパウトのフランジ下面をガゼットに接着してスパウトを取り付け、上部開口から内容液を充填して前記開口をヒートシールで密封するものである。
特開2000−309347号公報
ところで、上記特許文献1のスパウト付自立容器は、内容液の充填後に上部開口をヒートシールする際に、上部開口のシール部に内容液が入り込む場合があり、シール強度が不安定になるという不具合がある。更に、スパウト付自立容器は、内容液を追加して充填し再利用可能なものであることが望ましいが、上記特許文献1の自立容器は内容液を充填後にヒートシールして密封してしまう構成であるため、再利用することはできない。
本発明は上記不具合を解消するために提案するものであって、内容液の充填開口の封止強度を安定化することができ、又、内容液を追加充填して再利用することが可能なスパウト付自立容器を提供することを目的とする。
本発明のスパウト付自立容器は、胴部シートの両側端部をヒートシールして構成される容器本体の略底部にフィルム状のガゼットをヒートシールして設け、ガゼットにスパウトを取り付けるスパウト付自立容器に於いて、容器本体の略上部に内容液を充填可能な上部開口を着脱自在に封止するチャックを設けることを特徴とする。
また、本発明のスパウト付自立容器は、前記フィルム状のガゼットを略中央位置に孔が形成された側面視略M字形とし、該孔へ挿通するスパウトと該ガゼットを略筒状に溶着することを特徴とする。前記筒状の溶着部の平面視形状は、例えば略円形、略唇形、略楕円形など適宜である。
尚、本願の発明には、各発明や実施例の部分的な構成を他の発明や実施例等の構成に変更し、或いは各発明や実施例の構成に他の構成を付加し、或いは各発明や実施例の部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化したものも含まれる。
本発明のスパウト付自立容器は、容器本体の略上部に内容液を充填可能な上部開口を着脱自在に封止するチャックを設けることにより、安定したチャックの封止強度によって内容液の充填開口の封止強度を安定化することができる。また、チャックは着脱自在であるから、内容液をスパウトから排出した後に、内容液を追加で充填して使用すること等が可能であり、スパウト付自立容器の再利用が可能となる。また、チャックを開封した際には、容器の幅に近い大きな上部開口が開き、前記大きな開口から内容液を充填することができるので、速い速度での内容液の充填が可能となり、製造ラインの速度向上を図れると共に、固形物を含む内容液や粘性の高い内容液の充填を容易に行える。また、内容液の充填時に容器の懸架が不要で、自立した状態の容器のチャックを開封して充填することができるので、内容液の充填作業の容易性が非常に高い。
また、フィルム状のガゼットを略中央位置に孔が形成された側面視略M字形とし、ガゼットの孔へ挿通するスパウトとガゼットを略筒状に溶着することにより、スパウトの周囲を覆うように且つスパウトとガゼットを広い領域で溶着することができ、スパウトとガゼットの固着強度を高めることができる。
本発明のスパウト付自立容器の実施形態について説明する。
本実施形態のスパウト付自立容器1は、図1に示すように、前面側と背面側にそれぞれ配置される胴部シート2、3と、胴部シート2、3の略上部内側に幅方向へ延設されるチャック4と、胴部シート2、3の略底部内側に設けられるガゼット5と、ガゼット5に取り付けられるスパウト6とを備える。
胴部シート2、3は、それぞれ略長方形で樹脂層の積層フィルムであり、チャック4より上方の上縁近傍の所定位置には懸架用の孔21、31が対応する位置に形成されている。胴部シート2、3の積層フィルムで積層する樹脂層の素材や各樹脂層の厚さは適宜であるが、外層を内容物の保護のためにガス透過性の低い素材、内層を良好な加工性の確保のために低温での溶着が可能な素材等とすることが好ましく、例えば外層/内層を延伸ナイロン15μm/低密度ポリエチレン80μm、延伸ナイロン15μm/無延伸ポリプロピレン80μm、ポリエチレンテレフタレート12μm/低密度ポリエチレン80μm、ポリエチレンテレフタレート12μm/無延伸ポリプロピレン80μm等とする。胴部シート2、3の両側端部の内側はヒートシールで互いに溶着され、上下方向に延びる帯状のサイドシール部7が形成されており、両側端部が溶着された胴部シート2、3で容器本体が構成される。
胴部シート2、3の上縁から所定距離下がった対応する位置の内側には、図2に示すように、チャック4を構成する雄型テープ41と雌型テープ42とがそれぞれ設けられている。雄型テープ41は、胴部シート2(或いは3)に溶着される樹脂層41aと、樹脂層41aの内側に積層されている樹脂層41bとを有し、樹脂層41bには略茸形状の凸部41cが内側に突出形成されている。雌型テープ42は、胴部シート3(或いは2)に溶着される樹脂層42aと、樹脂層42aの内側に積層されている樹脂層42bとを有し、樹脂層42bには略C字形の凹部42cが内側に突出形成されている。雄型テープ41の凸部41cと雌型テープ42の凹部42cは対応する位置に配設され、着脱自在に嵌合するようになっており、凸部41cと凹部42cを嵌合した状態で容器本体の上部開口がチャック4で封止されるようになっている。
雄型テープ41、雌型テープ42に於いて、胴部シート2、3に溶着される樹脂層41a、41bは、胴部シート2、3の内層の樹脂と接着性の良い素材とし、例えば胴部シート2、3の内層を低密度ポリエチレンとする場合に、樹脂層41a、41bを前記内層と略同一密度の低密度ポリエチレン等とする。また、凸部41c、凹部42cを有する樹脂層41b、42bは、樹脂層41a、42aよりも融点が高い素材とし、例えば胴部シート2、3の内層を低密度ポリエチレンとする場合に、前記ポリエチレンの密度よりも高い低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン等とする。
ガゼット5は、図3に示すように、側面視略M字形のフィルム状であり、略中央位置には略楕円形の孔51が形成されている。ガゼット5の素材や厚さは適宜であるが、胴部シート2、3と同様に、図3(a)の下側に位置する外層を内容物の保護のためにガス透過性の低い素材、図3(a)の上側に位置する内層を良好な加工性の確保のために低温での溶着が可能な素材とする積層フィルムとすると好適であり、例えば胴部シート2、3で例示した樹脂積層フィルムと同様のもの等とするとよい。ガゼット5の前側と後側の外面は、胴部シート2、3の略下部の内面にそれぞれ面接触され、内面にヒートシールで溶着されており、ガゼットシール部8が形成されている。
スパウト6は、図1に示すように、舟形部61と、舟形部61の略中央位置で下方へ突出形成されている円筒部62とを有し、舟形部61と円筒部62を上下に貫通する内容液の排出路63が設けられている。スパウト6は、円筒部62を下側にしガゼット5の孔51に挿通して配置されており、舟形部61の側周面と孔51の周辺領域52とが面状に密着して、舟形部61の側周面とガゼット5の周辺領域52とが平面視略唇形の筒状に溶着されている。スパウト6の素材は、ガゼット5に溶着できるものであれば適宜であり、例えばガゼット5の内層を低密度ポリエチレンとする場合に、これと溶着性の良好なプラスチックで形成するとよい。更に、円筒部62の先端近傍には図に省略したヒンジ付キャップ等が設けられ、前記キャップの開閉で排出路63を流れる内容液の排出と排出停止が行われるようになっており、又、ガゼット5に取り付けられたスパウト6の円筒部62の下端は、胴部シート2、3の下縁より下方へ突出しないようになっている。
尚、スパウト6の構成や、スパウト6のガゼット5への接着部分の構成は適宜であり、例えば舟形部61の上面を外側から排出路63の上端開口に向かって下がるテーパ状の傾斜面とし、スパウト6を全体的に略漏斗状にして内容液が排出しやすい構成、或いは舟形部61を有しない全体として略円筒形のスパウト6の円筒形外周面にガゼット5を略円筒状に溶着する構成等とすることが可能である。また、ガゼット5のスパウト取付用の孔51の形状は、スパウト6の接着部分の形状に合わせて略円形など適宜の形状とすることが可能である。
図1のスパウト付自立容器1を製造する際には、例えば延伸ナイロン15μmと低密度ポリエチレン80μmとが積層された積層フィルムを長さ340mm、幅180mm等のサイズで長方形に切断し、長方形の積層フィルムの一対からなる胴部シート2、3を得、胴部シート2、3の各上縁から50mm等の距離下がった所定位置にそれぞれ雄型テープ41、雌型テープ42を横断するように配置し、且つ低密度ポリエチレンとの溶着性が良好な樹脂層41a、42aを胴部シート2、3の低密度ポリエチレン側に面接触させ、胴部シート2、3に雄型テープ41、雌型テープ42をそれぞれヒートシールして溶着する。
そして、低密度ポリエチレン側を内側にし、且つ雄型テープ41の凸部41cと雌型テープ42の凹部42cとが嵌合可能な対応位置に配置されるようにして、胴部シート2、3を対向配置し、前記対向配置した胴部シート2、3の間の下部に側面視M字形のガゼット5を配置する。前記ガゼット5は、胴部シート2、3の積層フィルムと同様の素材で形成され、外層が低密度ポリエチレンの積層フィルムであり、中央にスパウト取付用の孔51を有する。その後、胴部シート2、3の両側端部をヒートシールで溶着し、サイドシール部7を形成すると共に、ガゼット5の前方と後方の外面を胴部シート2、3の内面にそれぞれヒートシールで溶着し、ガゼットシール部8を形成する。更に、凸部41cと凹部42cの嵌合を外して上側を開放し、上側からスパウト6を容器内に入れて孔51に円筒部62を挿通し、舟形部61の側周面とガゼット5の周辺領域52を面接触させてヒートシールで溶着し、スパウト付自立容器1が完成する。
本発明のスパウト付自立容器は、例えば薬液、洗剤など各種の液体を充填する容器として利用することができる。
(a)は実施形態のスパウト付自立容器の一部縦断正面図、(b)は同図(a)のスパウト付自立容器の縦断側面図。 (a)は実施形態に於ける開状態のチャックを示す縦断側面図、(b)は実施形態に於ける閉状態のチャックを示す縦断側面図。 (a)は実施形態のスパウト付自立容器で用いるガゼットを示す縦断側面図、(b)は同図(a)のガゼットの一部を示す平面図。
符号の説明
1 スパウト付自立容器
胴部シート
21、31 孔
4 チャック
41 雄型テープ
42 雌型テープ
41a、41b、42a、42b 樹脂層
41c 凸部
42c 凹部
5 ガゼット
51 孔
52 周辺領域
6 スパウト
61 舟形部
62 円筒部
63 排出口
7 サイドシール部
8 ガゼットシール部

Claims (2)

  1. 胴部シートの両側端部をヒートシールして構成される容器本体の略底部にフィルム状のガゼットをヒートシールして設け、ガゼットにスパウトを取り付けるスパウト付自立容器に於いて、容器本体の略上部に内容液を充填可能な上部開口を着脱自在に封止するチャックを設けることを特徴とするスパウト付自立容器。
  2. 前記フィルム状のガゼットを略中央位置に孔が形成された側面視略M字形とし、該孔へ挿通するスパウトと該ガゼットを略筒状に溶着することを特徴とする請求項1記載のスパウト付自立容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104981413A (zh) * 2013-02-20 2015-10-14 陶氏环球技术有限责任公司 分配容器和方法
CN106395101A (zh) * 2016-11-29 2017-02-15 洛阳山竹农牧有限公司 一种饲料袋
US9586740B2 (en) 2013-02-20 2017-03-07 Dow Global Technologies Llc Dispensing container and method

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