JPH06299623A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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Publication number
JPH06299623A
JPH06299623A JP5086630A JP8663093A JPH06299623A JP H06299623 A JPH06299623 A JP H06299623A JP 5086630 A JP5086630 A JP 5086630A JP 8663093 A JP8663093 A JP 8663093A JP H06299623 A JPH06299623 A JP H06299623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
base
foundation
height
bathroom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5086630A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Tanaka
好政 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP5086630A priority Critical patent/JPH06299623A/ja
Publication of JPH06299623A publication Critical patent/JPH06299623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも4本の芯材10、10、12、1
3、にて矩形状に組まれた枠体を両側から挟む形態で面
材14、15が貼設された構成の壁パネルPにおいて、
当該壁パネルの高さ寸法が基礎上に設けられる土台8の
高さ寸法分だけ長く形成され、かつ前記各面材のうちの
一方の面材14がラスボードで構成されていることを特
徴とする。 【効果】 現場での防水工事が比較的簡単に行える上
に、耐久性にも極めて優れ、さらに建屋の組立作業の能
率向上にも寄与できる壁パネルを提供することができ
る。また、上下の横芯材のうち、下辺の横芯材を土台と
同じ高さ寸法の芯材により構成していわゆる土台と壁パ
ネルとを一体化した構造とすることにより、従来必要で
あった下辺の横芯材を節約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル組立型の一般住
宅や集合住宅等において、特に浴室や玄関廻りなどに用
いて有用な壁パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル組立型の木質系プレハブ住
宅において、例えば浴室廻りに建て込まれて使用される
壁パネルとして図4に示す構造のものが知られている。
この壁パネルP1は、両側の縦芯材1および上下の横芯
材2の少なくとも4本の芯材により矩形状に組まれた枠
体3と、この枠体3を挟む形態でその両側に貼設された
合板等からなる面材4、5とを備えて構成されたもの
で、浴室内に面する面材4には浴室の環境を考慮して防
腐合板が使用されており、これにより浴室専用の壁パネ
ルとして構成されている。
【0003】この浴室専用の壁パネルP1は、面材4が
防腐合板である点を除けばその基本的構造については他
の部位に建て込まれる壁パネルと同様である。そして、
このような壁パネルを建込む場合、従来においてはま
ず、基礎K上に台輪6を敷き、その上に床パネルP2や
半土台7を敷設し、この床パネルP2上に壁パネルP1
を建込むといった工法により構築するが、浴室廻りの壁
パネルP1については、図5に示すように土台8の上に
直接、浴室専用の壁パネルP1を建込む部位が存在する
ことになる。
【0004】また、このような浴室専用の壁パネルP1
で囲まれる浴室内壁面には、壁パネルP1や土台8の腐
食防止等の目的から、現場作業により防水シートSが貼
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の浴室専用の壁パネルにおいては、防水工事とし
ての防水シートSの貼設作業が、壁パネルP1の表面だ
けでなく土台7をも含む現場施工となるために、その防
水工事に手間がかかり、また、防腐合板4の表面に防水
シートSを貼設して防腐および防水構造としても、耐久
性の点で充分ではない、などの課題があった。
【0006】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、現場での防水工事が比較的簡単に行える上
に、耐久性にも極めて優れ、さらに建屋の組立作業の能
率向上にも寄与できる壁パネルを提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
芯材にて矩形状に組まれた枠体を両側から挟む形態で面
材が貼設された構成の壁パネルにおいて、当該壁パネル
の高さ寸法が基礎上に設けられる土台の高さ寸法分だけ
長く形成され、かつ前記各面材のうちの一方の面材がラ
スボードで構成されていることを特徴としている。
【0008】 請求項2に係る発明は、枠体を構成する
各芯材のうち、基礎の上面側に位置させる芯材が土台と
同じ高さ寸法の木材により構成されていることを特徴と
している。
【0009】
【作用】請求項1記載の壁パネルでは、基礎上に設けら
れる土台の高さ寸法分だけ長く形成されているので、壁
パネルを基礎上に土台を敷設することなく直接建込むこ
とが可能になり、また、この壁パネルの片側の面材がラ
スボードで構成されているので、このラスボードを下地
として浴室用タイル張り等の耐久性のある防水および仕
上げ工事を行うことができることになる。
【0010】請求項2記載の壁パネルでは、枠体を構成
する芯材のうち基礎上に位置させる芯材が土台と同じ高
さ寸法の木材により構成されているので、土台と壁パネ
ルとが一体化した形態となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る壁パネルの実施例を図1
乃至図3に基づいて説明する。図に示す実施例は、本発
明に係る壁パネルを周知のパネル組立型プレハブ住宅に
おける浴室用の壁パネルに適用したもので、これらの図
において本発明に係る壁パネルは全体として符号Pで示
されている。図において符号Kはコンクリート製布基
礎、符号P2は一階の床パネル、符号10は浴室土間を
それぞれ示している。
【00012】この実施例による壁パネルPも、その基
本構成においては従来の壁パネルと同様に、いずれも木
材からなる両側の縦芯材10、11および上下の横芯材
12、13の少なくとも4本(実施例では5本)の芯材
にて矩形状に組まれた枠体と、この枠体を挟む形態でそ
の両側に貼設された面材14、15とを備えた構成とさ
れている。しかし、この実施例による壁パネルPは、そ
の高さ寸法が基礎K上に設けられる土台の高さ寸法hに
相当する分(通常90mm)だけ長く形成され、かつ前記
各面材14、15のうちの一方の面材(浴室内側の面
材)14が孔空き石膏ボードからなるいわゆるラスボー
ドで構成されている点に大きな特徴がある。
【0013】また、前記上下の横芯材12、13のう
ち、下辺の横芯材13は例えば上辺の横芯材12のよう
な通常の横芯材に代えて、土台と同じ高さ寸法hの木材
により構成されている。
【0014】このように構成された壁パネルPにおいて
は、当該壁パネルPの高さ寸法が土台の高さ寸法hの分
だけ長く形成されているので、これを図3に示すように
基礎Kの上に直接建て込むだけで、浴室廻りの土台と壁
パネルが同時に施工されることになり、従って、建屋の
施工能率を向上させることができる。
【0015】一方、防水工事について着目してみると、
面材13が塗壁の下地などに好適な孔空き石膏ボードか
らなるラスボードで構成されているから、このラスボー
ドを下地とする塗壁、タイル張り、等の防水工事兼仕上
げ工事を同時に行うことができ、その分、施工性の向上
を図ることができる。また、このように浴室内側を塗壁
やタイル張り等により仕上げることができるので耐久性
の向上をも併せて図ることができる。
【0016】また、前記上下の横芯材12、13のう
ち、下辺の横芯材13を土台と同じ高さ寸法hの芯材に
より構成していわゆる土台と壁パネルとを一体化した構
造としているので、従来必要であった下辺の横芯材を節
約することができる。
【0017】なお、この実施例では、本発明を浴室用の
壁パネルに適用した例を示したが、本発明はこれに限定
されることはなく、例えば土台を設けてその上に壁パネ
ルを建込む玄関廻り用の壁パネルに適用しても先の実施
例と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る壁パ
ネルによれば以下のような優れた効果を奏する。
【0019】請求項1記載の壁パネルにおいては、壁パ
ネル自体の高さ寸法を土台の高さ寸法の分だけ長く形成
したので、この壁パネルを基礎上に土台を敷設すること
なく直接建て込むだけで、土台と壁パネルを同時に施工
することができ、従って、建屋の施工能率を向上させる
ことができる また、壁パネルの片側の面材を塗壁の下
地などに好適な孔空き石膏ボードからなるラスボードで
構成しているから、このラスボードを下地とする塗壁、
タイル張り、等の防水工事兼仕上げ工事を同時に行うこ
とができ、その分、施工性の向上を図ることができる。
さらに、このように片側の面材を塗壁やタイル張り等に
より仕上げることができるラスボードとしているので耐
久性の向上をも併せて図ることができる。
【0020】また、請求項2記載の壁パネルにおいて
は、上下の横芯材のうち、下辺の横芯材を土台と同じ高
さ寸法の芯材により構成していわゆる土台と壁パネルと
を一体化した構造としているので、従来必要であった下
辺の横芯材を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す壁パネルの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す壁パネルの側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例による壁パネルを浴室廻りに建
て込んだ状態を示す一部断面図である。
【図4】従来例を示す壁パネルの斜視図である。
【図5】従来例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
P 壁パネル 10、11 横芯材 12、13 縦芯材 14 ラスボード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材にて矩形状に組まれた枠体を両側か
    ら挟む形態で面材が貼設された構成の壁パネルにおい
    て、当該壁パネルの高さ寸法が基礎上に設けられる土台
    の高さ寸法分だけ長く形成され、かつ前記各面材のうち
    の一方の面材がラスボードで構成されていることを特徴
    とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 前記枠体を構成する各芯材のうち、基礎
    の上面側に位置させる芯材が土台と同じ高さ寸法の木材
    により構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    壁パネル。
JP5086630A 1993-04-14 1993-04-14 壁パネル Pending JPH06299623A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5086630A JPH06299623A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 壁パネル

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JP5086630A JPH06299623A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 壁パネル

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JPH06299623A true JPH06299623A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13892354

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086630A Pending JPH06299623A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 壁パネル

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JP (1) JPH06299623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221814A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Joto Techno Co Ltd 建物の基礎構造、及び、建物の建築工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221814A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Joto Techno Co Ltd 建物の基礎構造、及び、建物の建築工法

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