JPH08209835A - 玄関たたき - Google Patents

玄関たたき

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Publication number
JPH08209835A
JPH08209835A JP2025795A JP2025795A JPH08209835A JP H08209835 A JPH08209835 A JP H08209835A JP 2025795 A JP2025795 A JP 2025795A JP 2025795 A JP2025795 A JP 2025795A JP H08209835 A JPH08209835 A JP H08209835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
deck plate
floor
plate
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP2025795A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kato
進 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2025795A priority Critical patent/JPH08209835A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場での生産ができるユニット化された玄関
たたきを提供する。 【構成】 ユニット建物の玄関ドア4から建物内の床板
5に至る玄関開口部に配設される玄関たたきT1におい
て、下から順に、デッキプレート1、軽量コンクリート
材2、および、タイル3(仕上げ材)を積層して一体化
し、デッキプレートの床板5側の端部に、床板5の下側
に位置する床小梁6に固定される第1固定部1bを形成
し、デッキプレートの玄関ドア4側の端部に、玄関ドア
4の下側に位置する桁基礎7に固定される第2固定部1
cを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニット建物におい
て、玄関ドアから建物内の床板に至る玄関開口部に配設
される玄関たたきに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユニット住宅などのユニット建物におい
ても、玄関ドアから建物内の床板に至る玄関たたきは、
図6に示すように、従来の建物と同様、建築現場にて現
地施工されていた。
【0003】すなわち、コンクリートブロック(図示せ
ず)で囲まれた盛土上に敷かれた砂利31上に、スラブ
コンクリート32を打ち、さらに、その上から、タイル
下地モルタル33と据付モルタル34とを塗り、仕上げ
材としてタイル35を貼り付けてゆくものである。
【0004】また、図中符合36は、建物内の床板であ
る。
【0005】なお、この種のものとして、実開平04−
2829号公報に記載されているようなものが知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット建
物は、その多くの部材を、予め工場において生産するこ
とによって、現場での施工工数を削減し、工期の短縮
化、人件費などの経費の削減、品質の安定化などを図っ
ているものである。
【0007】しかし、このようなユニット建物にあっ
て、上記のように玄関たたきを現場で施工することは、
工期の長期化、人件費などの経費の増大、品質の不安定
化を招きやすいという不具合がある。
【0008】この発明は、このような実情を背景として
なされたもので、工場での生産ができるユニット化され
た玄関たたきを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ユニット建物の玄関ドア
から建物内の床板に至る玄関開口部に配設される玄関た
たきにおいて、下から順に、デッキプレート、軽量コン
クリート材、および、仕上げ材を積層して一体化し、前
記デッキプレートの前記床板側の端部に、前記床板の下
側に位置する床小梁に固定される第1固定部を形成し、
前記デッキプレートの前記玄関ドア側の端部に、前記玄
関ドアの下側に位置する桁基礎に固定される第2固定部
を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、ユニット建物の
玄関ドアから建物内の床板に至る玄関開口部に配設され
る玄関たたきにおいて、下から順に、デッキプレート、
木材、および、下地板を積層して一体化し、前記デッキ
プレートの前記床板側の端部に、前記床板の下側に位置
する床小梁に固定される第1固定部を形成し、前記デッ
キプレートの前記玄関ドア側の端部に、前記玄関ドアの
下側に位置する桁基礎に固定される第2固定部を形成し
たことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記デッキプレ
ートに、このデッキプレートの剛性を高める凹凸部を形
成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、デッキプレー
ト、軽量コンクリート材、および、仕上げ材を積層して
一体化することで玄関たたきが構成されるため、このよ
うな玄関たたきの工場生産が可能となり、現場での施工
工数を削減し、工期の短縮化、人件費などの経費の削
減、品質の安定化を図ることができる。
【0013】また、この玄関たたきは、玄関開口部内に
納まるため、予め工場においてユニット玄関に組み付け
ることができ、さらなる工期の短縮化などを図ることが
できる。
【0014】しかも、デッキプレートに形成された第
1、第2固定部を、それぞれ床小梁および桁基礎に固定
するだけで、玄関たたきの組み付けが完了するため、そ
の組み付け作業をきわめて容易に行なうことができる。
【0015】請求項2に記載の発明についても、デッキ
プレート、木材、および、下地板を積層して一体化する
ことで玄関たたきが構成されるため、請求項1に記載の
発明と同様の作用を得ることができる。しかも、中間材
として木材を使用しているため、玄関たたきのさらなる
軽量化を図ることができる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、凹凸部に
よってデッキプレートの剛性が高められるため、軽量コ
ンクリート材の積層量を減らし、材料費の削減や、軽量
化による組み付け作業の容易化を図ることができるとと
もに、玄関たたきの高さを低く抑えることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0018】図1から図3は、この発明の第1実施例を
示すものである。
【0019】図中符合4は玄関ドア、符合5は建物内の
床板であり、符合T1は、玄関ドア4から床板5に至る
玄関開口部に配設される玄関たたきである。
【0020】この玄関たたきT1は、図2および図3に
示すように、デッキプレート1、軽量コンクリート材
2、および、「仕上げ材」としてのタイル3とから構成
されている。
【0021】デッキプレート1には、断面が矩形で、玄
関ドア4の幅方向に延びる凹凸部1aが形成され、これ
によって、デッキプレート1の剛性が高められている。
【0022】また、床板5側の端部には、床板5の下側
に位置する第1床小梁6に固定される第1固定部1bが
形成されている。この第1固定部1bは、床板5側の端
部から垂直方向に立ち上がり、さらに、第1床小梁6の
上面にかぶさるようにL字状に形成されている。
【0023】一方、デッキプレート1の玄関ドア4側の
端部には、玄関ドア4の下側に位置する桁基礎7に固定
される第2固定部1cが形成されている。この第2固定
部1cは、玄関ドア4側の端部から水平に延びる平板状
となっている。
【0024】このようなデッキプレート1の上面に、軽
量コンクリート材2が積層されている。ただし、図2に
示すように、第1固定部1bと第2固定部1cとの一部
には、木材8および沓摺9を配設するため、軽量コンク
リート材2は積層されていない。
【0025】この軽量コンクリート材2の上に、タイル
3が貼り詰められ、一体の玄関たたきT1が形成されて
いるものである。
【0026】また、図3中符合10は第2床小梁、符合
11〜13は木材であり、符合14はビニールシートな
どの仕上げ材である。さらに、符合15は建物の内壁、
符合16は間仕切である。
【0027】このような構成の玄関たたきT1を組み付
けるには、デッキプレート1の第1固定部1bおよび第
2固定部1cを、それぞれ第1床小梁6および桁基礎7
に固定するだけである。
【0028】そして、第1固定部1bと第2固定部1c
とに、それぞれ木材8および沓摺9を配設し、さらに、
床板5を配設してゆけばよいというものである。
【0029】このように、デッキプレート1、軽量コン
クリート材2、および、タイル3を積層して一体化する
ことで玄関たたきT1が構成されるため、このような玄
関たたきT1の工場生産が可能となり、現場での施工工
数を削減し、工期の短縮化、人件費などの経費の削減、
品質の安定化を図ることができる。
【0030】また、この玄関たたきT1は、玄関開口部
内に納まるため、予め工場においてユニット玄関に組み
付けることができ、さらなる工期の短縮化などを図るこ
とができる。
【0031】しかも、デッキプレート1に形成された第
1、第2固定部1b、1cを、それぞれ床小梁6および
桁基礎7に固定するだけで、玄関たたきT1の組み付け
が完了するため、その組み付け作業をきわめて容易に行
なうことができる。
【0032】さらに、凹凸部1aによってデッキプレー
ト1の剛性が高められるため、軽量コンクリート材2の
積層量を減らし、材料費の削減や、軽量化による組み付
け作業の容易化を図ることができるとともに、玄関たた
きT1の高さを低く抑えることができる。
【0033】図4および図5は、この発明の第2実施例
を示すものである。
【0034】この実施例における玄関たたきT2では、
デッキプレート21上に、木材22および下地板23が
積層されて一体化されている点で、第1実施例における
玄関たたきT1とその構成を異にしている。
【0035】すなわち、第1実施例の場合と同様にデッ
キプレート21に形成された凹凸部21aの凹部に、数
本の木材22が挿入され、その上にパーチクルボードや
合板などの下地板23が積層されて、一体化されている
ものである。
【0036】なお、図中符合24は、床仕上げ材であ
り、符合25は、玄関開口部の水を外部に排出するため
の水切である。
【0037】このような玄関たたきT2では、デッキプ
レート21、木材22、および、下地板23を積層して
一体化することで玄関たたきT2が構成されるため、第
1実施例における玄関たたきT1と同様の効果を得るこ
とができるとともに、中間材として木材22を使用して
いるため、玄関たたきT2のさらなる軽量化を図ること
ができるものである。
【0038】また、デッキプレート21には凹凸部21
aが形成され、さらに、この凹凸部21aの凹部に玄関
ドア4の幅方向に沿って木材22が配置されているた
め、玄関たたきT2全体の剛性が十分に確保されてい
る。
【0039】その他の構成および作用については、第1
実施例と同様であるためその説明を省略する。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、デッキプレート、軽量コンクリート
材、および、仕上げ材を積層して一体化することで玄関
たたきが構成されるため、このような玄関たたきの工場
生産が可能となり、現場での施工工数を削減し、工期の
短縮化、人件費などの経費の削減、品質の安定化を図る
ことができる。
【0041】また、この玄関たたきは、玄関開口部内に
納まるため、予め工場においてユニット玄関に組み付け
ることができ、さらなる工期の短縮化などを図ることが
できる。
【0042】しかも、デッキプレートに形成された第
1、第2固定部を、それぞれ床小梁および桁基礎に固定
するだけで、玄関たたきの組み付けが完了するため、そ
の組み付け作業をきわめて容易に行なうことができる。
【0043】請求項2に記載の発明についても、デッキ
プレート、木材、および、下地板を積層して一体化する
ことで玄関たたきが構成されるため、請求項1に記載の
発明と同様の作用を得ることができる。しかも、中間材
として木材を使用しているため、玄関たたきのさらなる
軽量化を図ることができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、凹凸部に
よってデッキプレートの剛性が高められるため、軽量コ
ンクリート材の積層量を減らし、材料費の削減や、軽量
化による組み付け作業の容易化を図ることができるとと
もに、玄関たたきの高さを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例における玄関たたきを示
す平面図である。
【図2】同第1実施例における玄関たたきを示し、図1
中A−A線に沿う断面図である。
【図3】同第1実施例における玄関たたきを示し、図1
中B−B線に沿う断面図である。
【図4】この発明の第2実施例における玄関たたきを示
し、図2に相当する断面図である。
【図5】同第2実施例における玄関たたきを示し、図3
に相当する断面図である。
【図6】従来例における玄関たたきを示す一部を断面に
した斜視図である。
【符号の説明】
1 デッキプレート 1a 凹凸部 1b 第1固定部 1c 第2固定部 2 軽量コンクリート材 3 タイル(仕上げ材) 4 玄関ドア 5 床板 6 床小梁 7 桁基礎 8 木材 9 沓摺 T1、T2 玄関たたき

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット建物の玄関ドアから建物内の床
    板に至る玄関開口部に配設される玄関たたきにおいて、 下から順に、デッキプレート、軽量コンクリート材、お
    よび、仕上げ材を積層して一体化し、 前記デッキプレートの前記床板側の端部に、前記床板の
    下側に位置する床小梁に固定される第1固定部を形成
    し、 前記デッキプレートの前記玄関ドア側の端部に、前記玄
    関ドアの下側に位置する桁基礎に固定される第2固定部
    を形成したことを特徴とする玄関たたき。
  2. 【請求項2】 ユニット建物の玄関ドアから建物内の床
    板に至る玄関開口部に配設される玄関たたきにおいて、 下から順に、デッキプレート、木材、および、下地板を
    積層して一体化し、 前記デッキプレートの前記床板側の端部に、前記床板の
    下側に位置する床小梁に固定される第1固定部を形成
    し、 前記デッキプレートの前記玄関ドア側の端部に、前記玄
    関ドアの下側に位置する桁基礎に固定される第2固定部
    を形成したことを特徴とする玄関たたき。
  3. 【請求項3】 前記デッキプレートに、このデッキプレ
    ートの剛性を高める凹凸部を形成したことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の玄関たたき。
JP2025795A 1995-02-08 1995-02-08 玄関たたき Pending JPH08209835A (ja)

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JP2025795A JPH08209835A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 玄関たたき

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JP2025795A Pending JPH08209835A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 玄関たたき

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