JP4355065B2 - 玄関ポーチの設置構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄関ポーチの設置構造に係わり、特に玄関ポーチを建物の1階より上階に設置する構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
住宅などの玄関ポーチの床は、例えば、特開平7−127341号広報のように、コンクリートからなる矩形の下地の上にモルタル層を介してタイル貼りパネルが敷設されることで形成されており、このタイル貼りパネルの上面が玄関ポーチの床面となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数階層を有する住宅等で、住宅の上階部分に玄関を設ける場合において、上述したように、コンクリート下地を形成し、この上にモルタル層を介してタイル貼りパネルを敷設するには、住宅の躯体をコンクリートの重さに耐えうるような強固なものにする必要があるので、木造の住宅において、上階部分にコンクリート下地を形成するのは、技術的、コスト的に困難であった。
【0004】
そこで、木造の住宅においては、例えば、パネル工法において使用される床パネル等の床体を建物の上階に設置して、この床パネルによって玄関ポーチを構成することが考えられる。床パネルを建物の上階において支持するには、建物の躯体を構成する壁の上端面や梁の上面に、床パネルの端部を設置するようにするが、この場合、以下のような問題がある。
【0005】
すなわちまず、玄関ポーチはその床面を、玄関ポーチに隣接する玄関土間に対して所定の段差をもたせるか、あるいは、ほぼ面一になるようにして、その高さ位置を調整して設置する必要がある。
一方、床パネルを支持する壁の上端面や梁の上面は、壁や梁が躯体を構成しているものなので、その高さ方向の位置は住宅の設計段階で決まったものとなる。
したがって、床パネルを壁の上端面や梁の上面で支持した場合、該床パネルで構成される玄関ポーチの床面の高さ位置を調整するには、床パネル上に調整材を設置したり、あるいは、厚さの異なる床パネルを複数種類用意しておかなければならず、前者の場合には、調整材の設置に手間がかかるうえ、厚さの異なる調整材を複数種類用意する必要があるので、調整材の制作やその在庫管理が大変であり、後者の場合にも複数種類の床パネルを制作しなければならないので、床パネルの制作や在庫管理が大変である。
また、玄関ポーチを構成する床パネルの端部を梁の上面で支持した場合において、玄関ポーチの下方に居室がある場合には、この居室に上から梁が大きく突出してしまうという問題もある。
【0006】
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、玄関ポーチの床面の高さを容易に調整することができ、また、玄関ポーチを梁で支持した場合にも、梁が玄関ポーチの下方に大きく突出することのない、玄関ポーチの設置構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明の請求項1に記載された玄関ポーチの設置構造は、例えば図1〜図4に示すように、建物の1階より上階に、玄関ポーチ2を設置してなる玄関ポーチの設置構造であって、
前記玄関ポーチ2を構成する玄関ポーチ床体3の下方には居室23が設けられ、この玄関ポーチ床体3の一方の端部は、前記居室23の上方に位置する梁11の側面に固定された受材4によって支持されており、
前記玄関ポーチ床体3の他方の端部は前記居室23に面する外壁7の内側面に固定された受材4によって支持されていることを特徴とするものである。
【0008】
前記玄関ポーチ2は、例えば、建物の外壁に設けられた玄関や扉などから突出して設けられるもので、床と庇などから構成された建物の入り口のことである。前記玄関ポーチ床体3は、前記玄関ポーチ2の床部分を構成するものであり、例えば、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に図示しない補強桟材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の表面にのみ、合板等からなる面材が取り付けられて構成された複数の床パネル24、…を、水平方向に並設させることによって構成される。
前記受材4は、例えば、角材からなるものであり、建物の躯体の側面に、所望数取り付けられ、自由に取り付け位置を変えることができる。
【0011】
請求項1記載の玄関ポーチの設置構造によれば、前記受材4が居室23に面する外壁7の内側面と居室23の上方に位置する梁11の側面に固定されているので、前記受材4の取付け位置を上下に調整することによって、前記玄関ポーチ2の床面の高さを容易に調整することができる。
【0013】
また、前記玄関ポーチ床体3の一方の端部は、前記居室23の上方に位置する前記梁11の側面に固定された前記受材4によって支持されているので、前記玄関ポーチ床体3下方に前記梁11が大きく突出しなくなり、その分、前記居室23の空間を広く使用することができる。
【0014】
請求項2記載の玄関ポーチの設置構造は、例えば図1に示すように、請求項1記載の玄関ポーチの設置構造において、前記玄関ポーチ床体3に隣接して、玄関土間12を構成する玄関土間床体13が設けられ、この玄関土間床体13の一方の端部が、前記梁11の、前記受材4が取り付けられた側面と、反対側の側面に取り付けられた土間床受材14によって支持されていることを特徴とするものである。
【0015】
前記玄関土間床体13は、例えば、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に図示しない補強桟材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の表面にのみ、合板等からなる面材が取り付けられて構成された床パネル15から構成されている。
前記土間床受材14は、例えば、角材からなるものであり、前記梁11の、前記受材4が固定された側面と反対側の側面に、自由に取り付け位置を変えることができる。
【0016】
請求項2記載の玄関ポーチの設置構造によれば、前記玄関ポーチ床体3に隣接して設けられた前記玄関土間12は、この玄関土間12を構成する前記玄関土間床体13の一方の端部が、前記梁11の、前記受材4が取り付けられた側面と、反対側に取り付けられた前記土間床受材14によって支持されているので、この土間床受材14の取り付け位置を調整することによって、前記玄関土間12における床面の高さの位置を、自由に変更することができる。また、前記玄関ポーチ2の床面を、該玄関ポーチ2に隣接した前記玄関土間12に対して所定の段差をもたせ設置したり、ほぼ面一に設置することが容易にできるほか、前記梁11を、前記玄関ポーチ2や前記玄関土間12の下方に大きく突出することを防ぐことができ、その分、前記居室23の空間を広く使用することができる。
【0017】
請求項3記載の玄関ポーチの設置構造は、例えば図1に示すように、請求項1または2に記載の玄関ポーチの設置構造において、前記玄関ポーチ床体3が複数の前記床パネル24、…で構成されていることを特徴とする。
【0018】
前記床パネル24は、例えば、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に図示しない補強桟材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の表面にのみ、合板等からなる面材が取り付けられて構成されたものである。
【0019】
請求項3記載の玄関ポーチの設置構造によれば、前記玄関ポーチ床体3は、複数の前記床パネル24、…で構成されるので、これらを組み合わせることによって様々な形状の前記玄関ポーチ床体3を容易に形成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係わる玄関ポーチの設置構造における実施の形態例を、図1から図4に基づいて説明する。この実施の形態では、2階部分に玄関が設けられた建物に適用した場合について説明する。
【0021】
(第1の実施の形態例)
本例の玄関ポーチの設置構造は、図1に示すように、前記建物の2階に、玄関ポーチ2を設置してなるもので、この玄関ポーチ2を構成する玄関ポーチ床体3の両端部が、それぞれ前記建物の躯体の側面に取り付けられた受材4、4によって支持されるように概略構成されている。
【0022】
前記建物においては、図1に示すように、この建物の躯体における壁5を構成する壁パネル6、7が対向するように設けられ、この壁パネル6は1階の内壁、前記壁パネル7は1階の外壁を構成している。前記壁パネル7の上部には、胴差し8、9を介して、壁パネル10が固定されており、この壁パネル10は、図2に示すように、前記玄関ポーチ2を囲む外壁を構成している。
前記壁パネル6と前記壁パネル7との間には梁11が設けられており、この梁11と前記壁パネル6との間には、玄関土間12の床を構成する玄関土間床体13が以下のようにして設けられている。
【0023】
すなわち、前記梁11の左側面と、前記壁パネル6の右側面にはそれぞれ土間床受材14、14が対向して取り付けられている。この土間床受材14は、前記梁11の長手方向と同方向に長い角材で形成されており、釘打ちによって前記梁11および前記壁パネル6に取り付け固定されている。
前記玄関土間床体13は、複数の床パネル15、…を水平方向に並設することによって構成されており、該床パネル15、…は、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に図示しない補強桟材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の上面に合板等からなる面材を取付けて構成されている。
前記床パネル15の框材の両端部下面には、切欠き部16、16が形成されており、これら切欠き部16、16を前記土間床受材14、14に上方から係合するとともに、框材を前記土間床受材14、14に釘打ちによって固定することによって、前記床パネル15が前記土間床受材14、14によって支持されている。なお、前記床パネル15の上面には、モルタル層を介して土間床材17が敷設されている。
また、前記玄関土間12より、1段高い位置にある玄関ホールを構成する床パネル18の端部は前記壁パネル6の上端部によって支持されている。さらに、前記玄関土間12の端部には、玄関ドアの下枠19が取り付けられている。
【0024】
前記玄関ポーチ2は、前記玄関ポーチ床体3と、この玄関ポーチ床体3の上面に敷設された床仕上げ材21とを備えたものであり、該玄関ポーチ床体3と前記梁11と前記胴差し8、9の各上面の位置は同じになるように設定されている。前記玄関ポーチ床体3の両端部を支持する前記受材4、4は、前記梁11の長手方向と同方向に長い角材で形成されており、一方の前記受材4は、前記梁11の右側面の下部に、他方の前記受材4は、外壁を構成する前記壁パネル7の上端部の内側面と前記胴差し9の内側面に、それぞれ横水平に釘打ちによって取り付けられ、該受材4、4の取り付け位置は、前記梁11の領域において上下に、容易に調整することができるようになっている。
また、前記玄関ポーチ2には、図2および図3に示すように、外階段100が設けられ、前記玄関ポーチ床体3の下方には、図1に示すように、一階の居住空間である居室23が設けられている。
【0025】
前記玄関ポーチ床体3は、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に図示しない補強桟材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の表面にのみ合板等からなる面材が取り付けられて構成された床パネル24を、複数個組み合わせて構成されている。
前記床パネル24の框材の両端部下面には、切欠き部25、25が形成されており、これら切欠き部25、25を、前記受材4、4の上方から係合するとともに、框材を前記受材4、4に釘打ちによって固定することによって、前記床パネル24が前記受材4、4によって支持されている。
【0026】
前記床仕上げ材21は防水性を有しており、この床仕上げ材21上を流れる水の一部は、該床仕上げ材21を透過して、残りは前記床仕上げ材21上を流れて排水するようになっている。
【0027】
本発明に係わる前記玄関ポーチ2は、以下のようにして、2階の玄関部分に設置される。
まず、図1に示すように、前記居室23の上方に位置する前記梁11の右側面と、前記居室23の壁体を構成する前記壁パネル7と前記胴差し9との連続した左側面とに、前記梁11と前記床パネル24…と前記胴差し8、9の上面が同じ高さになるような位置に、それぞれ前記受材4、4を、釘打ちによって取り付け固定する。
次に、複数の前記床パネル24、…を水平方向に並設しつつ、それらの下面に設けられた前記切欠き部25、25を前記受材4、4に上方から係合するとともに、これら床パネル24の框材を前記受材4、4に釘打ちによって固定することによって、前記玄関ポーチ床体3を前記受材4、4に支持させて設置する。その後、前記床パネル24…の上面に前記床仕上げ材21を敷設する。
【0028】
以上のように、本発明に係わる玄関ポーチの設置構造によれば、
前記受材4が前記建物の前記壁5または前記梁11に取付けられているので、前記受材4の取付け位置を上下に調整することによって、容易に前記玄関ポーチ床体3における床面の高さを調整することができるとともに、
前記玄関ポーチ2の床面と、該玄関ポーチ2に隣接する前記玄関土間12の床面とを容易に合わせることができ、前記玄関土間12と前記玄関ポーチ2との接続部分に高さのズレが生じない、納まりの良い前記玄関ポーチ2の床を構成することができる。
また、前記受材4を前記梁11の側面下部に取付けているので、この梁11の上面で前記玄関ポーチ床体3を支持する場合に比して、該玄関ポーチ床体3から下方に突出する前記梁11の部分を小さくすることができる。したがって、その分、前記居室23の空間を広く使用することができる。
【0029】
(第2の実施の形態例)
第2の実施の形態例では、図2〜図4に示すように、前記玄関ポーチ2の上面に雨勾配が付与された玄関ポーチの設置構造に関するものである。
【0030】
本例の玄関ポーチの設置構造は、図4に示すように、前記建物の2階に、玄関ポーチ2を設置してなるもので、この玄関ポーチ2を構成する玄関ポーチ床体3の両端部が、それぞれ前記建物の躯体の側面に取り付けられた受材4、4によって支持されるように概略構成されている。
【0031】
前記玄関ポーチ2の床面には、雨勾配を付与する勾配下地組部20と、この勾配下地組部20の上面に敷設された床仕上げ材21とを備えており、前記勾配下地組部20の先端側には排水溝22が形成されている。
【0032】
前記勾配下地組部20は、前記玄関土間12側から延在し、下がり勾配が付けられた台形状の平板からなる複数の勾配材26、…と、これら勾配材26、…の上面に貼設され、上面に防水処理が施された合板等の面材27と、前記勾配材26の両端にあたる基端部28上部に配置された框材29と、先端部30に配置された桟材31とで構成されている。
【0033】
前記排水溝22は、前記勾配材26の前記先端部30に配された前記桟材31と、該桟材31と対向し前記壁パネル10に沿った状態で設けられている溝形成用桟材32と、これら前記桟材31、前記溝形成用桟材32の底部に設けられた底板部33とで構成されている。
【0034】
前記床仕上げ材21は、前記面材27上に敷設されている。前記床仕上げ材21は防水性を有しており、この床仕上げ材21上を流れる水の一部は、該床仕上げ材21を透過して、前記面材27上を流れて前記排水溝22に流入し、残りは前記床仕上げ材21上を流れて前記排水溝22に流入するようになっている。
【0035】
本発明に係わる前記玄関ポーチ2は、以下のようにして、2階の玄関部分に設置される。
まず、図4に示すように、前記居室23の上方に位置する前記梁11の右側面と、前記居室23の壁体を構成する前記壁パネル7と前記胴差し9との連続した左側面とに、所望する位置に、それぞれ前記受材4、4を、釘打ちによって取り付け固定する。
次に、複数の前記床パネル24、…を水平方向に並設しつつ、それらの下面に設けられた前記切欠き部25、25を前記受材4、4に上方から係合するとともに、これら床パネル24の框材を前記受材4、4に釘打ちによって固定することによって、前記玄関ポーチ床体3を前記受材4、4に支持させて設置する。
【0036】
次に、図3に示すように、前記玄関ポーチ床体3上に、複数の前記勾配材26、…を、所定間隔離間して配置し、該勾配材26、…における前記基端部28上部に、前記框材29を、前記先端部30には前記桟材31を取り付ける。その後、前記面材27を、複数の前記勾配材26上に載置し、この面材27上に、前記床仕上げ材21を敷設することで、前記勾配下地組部20を、前記玄関ポーチ床体3上に設ける。
さらに、前記排水溝22を、前記勾配下地組部20の前記先端部30側に、前記桟材31と対向し前記壁パネル10に沿うように前記溝形成用桟材32と、これら前記桟材31、前記溝形成用桟材32の底部に前記底板部33とを設けることにより形成する。
【0037】
以上のように、本発明に係わる玄関ポーチの設置構造によれば、
前記玄関ポーチ2は、前記玄関ポーチ床体3上に、前記勾配下地組部20が前記梁11の上面に合うように、前記受材4、4の取り付け位置を上下に容易に調整することができるようになっているので、前記床仕上げ材21を通過した水を、前記勾配下地組部20の勾配に沿って前記排水溝22に効果的に流入させて排水することができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係わる玄関ポーチの設置構造によれば、前記受材が居室に面する外壁の内側面と居室の上方に位置する梁の側面に固定されているので、前記受材の取付け位置を上下に調整することによって、前記玄関ポーチの床面の高さを容易に調整することができる。
【0040】
また、前記玄関ポーチ床体の一方の端部は、前記居室の上方に位置する前記梁の側面に固定された前記受材によって支持されているので、前記玄関ポーチ床体下方に前記梁が大きく突出しなくなり、その分、前記居室の空間を広く使用することができる。
【0041】
請求項2記載の発明に係わる玄関ポーチの設置構造によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記玄関ポーチ床体に隣接して設けられた前記玄関土間は、この玄関土間を構成する前記玄関土間床体の一方の端部が、前記梁の、前記受材が取り付けられた側面と、反対側に取り付けられた前記土間床受材によって支持されているので、この土間床受材の取り付け位置を調整することによって、前記玄関土間における床面の高さの位置を、自由に変更することができる。また、前記玄関ポーチの床面を、該玄関ポーチに隣接した前記玄関土間に対して所定の段差をもたせ設置したり、ほぼ面一に設置することが容易にできるほか、前記梁を、前記玄関ポーチや前記玄関土間の下方に大きく突出することを防ぐことができ、その分、前記居室の空間を広く使用することができる。
【0042】
請求項3記載の発明に係わる玄関ポーチの設置構造によれば、請求項1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記玄関ポーチ床体は、複数の前記床パネルで構成されるので、これらを組み合わせることによって様々な形状の前記玄関ポーチ床体を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる玄関ポーチの設置構造の1例を示す、玄関ポーチの縦断面図である。
【図2】本発明に係わる玄関ポーチの設置構造を示す概略平面図である。
【図3】勾配下地組部が載置された玄関ポーチ床体を部分破断した斜視図である。
【図4】本発明に係わる玄関ポーチの設置構造における他の例を示す、玄関ポーチの縦断面図である。
【符号の説明】
2 玄関ポーチ
3 玄関ポーチ床体
4 受材
11 梁
12 玄関土間
13 玄関土間床体
14 土間床受材
23 居室
24 床パネル
Claims (3)
- 建物の1階より上階に、玄関ポーチを設置してなる玄関ポーチの設置構造であって、
前記玄関ポーチを構成する玄関ポーチ床体の下方には居室が設けられ、この玄関ポーチ床体の一方の端部は、前記居室の上方に位置する梁の側面に固定された受材によって支持されており、
前記玄関ポーチ床体の他方の端部は前記居室に面する外壁の内側面に固定された受材によって支持されていることを特徴とする玄関ポーチの設置構造。 - 請求項1記載の玄関ポーチの設置構造において、
玄関ポーチ床体に隣接して、玄関土間を構成する玄関土間床体が設けられ、この玄関土間床体の一方の端部が、梁の、受材が取り付けられた側面と、反対側の側面に取り付けられた土間床受材によって支持されていることを特徴とする玄関ポーチの設置構造。 - 請求項1または2に記載の玄関ポーチの設置構造において、
玄関ポーチ床体が複数の床パネルで構成されていることを特徴とする玄関ポーチの設置構造。
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