JPH06295744A - 非水二次電池 - Google Patents
非水二次電池Info
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- JPH06295744A JPH06295744A JP5080650A JP8065093A JPH06295744A JP H06295744 A JPH06295744 A JP H06295744A JP 5080650 A JP5080650 A JP 5080650A JP 8065093 A JP8065093 A JP 8065093A JP H06295744 A JPH06295744 A JP H06295744A
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Abstract
容量非水二次電池を提供する。 【構成】 炭素質材料粒子から主として構成される多孔
質負極と充放電可能な正極と有機溶媒系電解液からなる
非水系二次電池において、上記炭素質材料粒子が、炭素
網面の面間隔d002 が0.337nm未満の黒鉛質粒
子、および、炭素網面の面間隔d002 が0.337nm
以上の非黒鉛質炭素粒子からなり、かつ上記非水二次電
池用負極の空孔率が10〜60%で、空孔径0.1〜1
0μmの範囲にある空孔の占める体積が全空孔体積に対
して80%以上である多孔質負極を用いる非水二次電
池。 【効果】 該多孔質負極を用いることにより、サイクル
性、低温出力特性の良好な高容量非水系二次電池が得ら
れる。
Description
して構成される負極と充放電可能な正極と有機溶媒系電
解液からなる非水二次電池に関し、特に、主として黒鉛
質粒子および擬黒鉛構造を有する炭素質粒子からなる複
合負極を具備してなる二次電池に関する。
その電源として、軽量・小型かつ高容量な二次電池が要
望されている。有機溶媒を電解液とした非水二次電池の
負極として金属リチウムを用いると高容量になることが
知られている。しかしながら、金属リチウム負極では、
充放電の繰り返しに伴って生成する樹枝状のリチウム
(リチウムデンドライト)による内部短絡や電流効率の
低下などが、高容量かつ長寿命な電池の実用化の大きな
障害となっている。また、金属リチウムを用いる電池で
は、短絡時の発熱などで電池が高温状態になると、金属
リチウムの高い反応性のため、発火や電池缶の破裂の危
険を含んでおり、安全性の点でも大きな問題を残してい
る。
を電解液とした非水二次電池に用いられる負極として、
電気化学的にリチウムイオンを吸蔵・放出可能な炭素質
材料が注目されている。このような負極に用いられる炭
素質材料として、活性炭のように非晶質を多く含むもの
からグラファイトに代表されるように結晶の発達したも
のに到るまで、種々の材料が検討されている。
わめて表面積(SA >100m2/g)が大きく炭素網面
の間隔も広く(d002 >0.337nm)、結晶化の進
んでいないものである。このタイプのものは表面吸着量
が多いために炭素原子当りのリチウム吸蔵量は大きいが
電流効率が低く、サイクル性も低い。炭素網面がある程
度成長しているが完全には黒鉛化していない、いわゆ
る、擬黒鉛構造を有する炭素質材料は、従来より金属リ
チウム負極やリチウム合金負極で使用される電解液を用
いてリチウムを吸蔵・放出可能である。
狭く(d002 <0.337nm)、炭素網面方向及び網
面の積層方向に結晶子の成長したものであり、その粒子
の形状は異方性の発達したものである。このような炭素
材料は陽イオン、陰イオンどちらもその炭素網面間にイ
ンターカレーションし、層間化合物を形成することが知
られており、導電材料、有機合成反応触媒や電池として
の応用も考えられている。このようなグラファイトを電
池の負極として用いることは特開昭57−208079
号公報、特開昭58−192266号公報、特開昭59
−143280号公報、特開昭60−54181号公
報、特開昭60−182670号公報、特開昭60−2
21973号公報、特開昭61−7567号公報、特開
平1−311565号公報、特開平4−171677号
公報などに提案されている。
てプロピレンカーボネート(以下PCと略記する。)、
テトラヒドロフラン(以下THFと略記する。)、γ−
ブチロラクトン(以下γ−BLと略記する。)、1,2
−ジメトキシエタン(以下DMEと略記する。)、スル
ホラン、エチレンカーボネート(以下ECと略記す
る。)などが記載されている。実施例としてはLiCl
O4 あるいはLiBF4 を用い、代表的溶媒としてPC
あるいはTHFを用いている。PCを溶媒とする電解液
では、J.Electrochem.Soc.,117
P.222(1970)に記載のごとく、グラファイ
トにリチウムイオンが吸蔵された層間化合物は有機溶媒
に対する反応性が高く、電解液を分解し負極とはなり得
なかったが、PC/EC、PC/DME、あるいは、γ
−BLを含有してなる混合溶媒系など、グラファイトに
適した電解液を用いると、吸蔵されるリチウム量の大き
い負極になる。すなわち、多孔質負極を構成する活物質
の炭素質材料に結晶構造の発達した黒鉛質粒子を適した
電解液系との組み合わせで用いると、高容量な二次電池
となる。
剤などの合剤を用いて多孔質負極を構成し、容積当たり
のエネルギー密度を大きくするために、利用率の大きな
黒鉛質粒子からなる負極活物質の充填密度を上げると、
充放電サイクルの繰り返しにより、内部抵抗が増大し、
電池容量が低下したり、低温出力特性に劣るなどの問題
があった。
池の容積当たりの高エネルギー密度化のために、利用率
の大きい黒鉛粒子から主として構成される負極活物質の
充填密度が大きく、充放電サイクルの繰り返しによる内
部抵抗の増大を伴わず電池容量の低下の小さい、かつ、
出力特性に優れる特定の空隙構造を有する負極を用いた
高容量な非水二次電池を提供することである。
解決するために、多孔質負極に用いる炭素質材料粒子と
負極の空隙構造を鋭意検討したところ、黒鉛質粒子およ
び非黒鉛質炭素粒子からなり、かつ、特定の空隙構造を
有する負極を用いることで、充放電サイクル性、低温出
力特性に優れた高容量な二次電池となることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
主として構成される多孔質負極と充放電可能な正極と有
機溶媒系電解液からなる非水系二次電池において、上記
炭素質材料粒子が主として炭素網面の面間隔d002 が
0.337nm未満の黒鉛質粒子および炭素網面の面間
隔d002 が0.337nm以上の非黒鉛質炭素粒子から
なり、かつ上記非水二次電池用負極の空孔率が10〜6
0%で、空孔径0.1〜10μmの範囲にある空孔の占
める体積が全空孔体積に対して80%以上であることを
特徴とする非水二次電池を提供するものである。
二次電池は、主に炭素質材料粒子からなる多孔質負極
と、充放電可能な正極と有機溶媒系電解液から構成され
る。多孔質負極を構成する活物質の炭素質材料に黒鉛構
造の発達した黒鉛質粒子を用いると、Li吸蔵量・放出
量の大きな高容量な電池となる。ところが、黒鉛構造の
発達した黒鉛質粒子は、その形状が偏平状、あるいは、
鱗状となり易く、黒鉛質粒子単独で結着剤などの合剤を
用いて多孔質負極を構成し、電池の高容量化のために、
空孔部分を減らして負極活物質の充填密度を上げようと
すると、空孔径の小さい部分の割合が増えるために、充
放電サイクルの繰り返しにより、内部抵抗の増大を伴い
著しく電池容量が低下したり、低温出力特性が低下する
などの問題があった。黒鉛質粒子単独で結着剤などの合
剤を用いて多孔質負極を構成する際に、サイクル性、低
温出力特性の優れた二次電池にするには、空孔径の小さ
い部分が増えないように充填密度を抑えなければなら
ず、高容量化することが困難であった。
面の面間隔d002 が0.337nm未満の黒鉛質粒子お
よび炭素網面の面間隔d002 が0.337nm以上の非
黒鉛質炭素粒子からなる複合負極によれば、負極活物質
の充填密度を上げることができ、サイクル性、低温出力
特性を損なうことなく電池の高容量化がはかれる。本発
明でいう炭素網面の面間隔d002 が0.337nm未満
の黒鉛質粒子とは、炭素網面の層が規則正しく積層され
た黒鉛構造の発達した炭素質材料である。
(製造)方法により種々の構造を取るが、いずれの材料
も高温処理によりその炭素網面の面間隔d002 は小さく
なり、炭素網面の積層厚みLcは大きくなる傾向にあ
り、グラファイトは最も小さい面間隔d002 =0.33
54nmを持つ。このd002 の減少及びLcの増加、す
なわち、黒鉛化のし易さは出発原料により大きく異な
り、高温処理(〜3000℃)で容易に黒鉛化する易黒
鉛化物質と黒鉛化が進行しにくい(d002 が小さくなり
にくい)難黒鉛化物質とに分類される。この炭素質材料
の黒鉛化の際、前記のd002 、Lcの他に真密度、比表
面積、電気抵抗等も大きく変化するが、層間化合物の形
成には特に面間隔が重要である。
m未満の黒鉛質粒子は、人造黒鉛、天然に産する黒鉛、
いずれのものであってもよく、また、両者を混合したも
のであってもよい。人造黒鉛は、石油ピッチ、コールタ
ールピッチ、熱分解炭素、ニードルコークス、フリュー
ドコークス、メソフェーズマイクロビーズ、縮合多環炭
化水素などに代表される易黒鉛化性物質を一般に250
0℃以上、より好ましくは2800℃以上で熱処理する
ことで得られる。
子径が0.1〜100μmの範囲に含まれる粒子が95
重量%以上、好ましくは1〜50μmの範囲に含まれる
粒子が95重量%以上のものが好適に用いられる。0.
1μm未満の粒子が含まれていると、表面積が大きくな
り、表面で起こる副反応の量が大きくなり、電流効率の
低下を伴い、電池容量が小さくなる。また、100μm
を越える粗大粒子が含まれると、後述する電極の空隙構
造が適さなくなり、充放電サイクルにより容量低下を起
こす。
層厚みLcは特に限定するものではないが黒鉛化および
粒子形状に関してLcも重要なパラメータであり、好ま
しくは30nm以上、更に好ましくは50nm以上がよ
い。30nm未満ではリチウム吸蔵・放出量(利用率)
が低くなり、好ましくない。またその表面積も特に限定
するものではないが、表面積が大きいと副反応が多く起
こり易くなるため、50m2 /g以下がよく、好ましく
は25m2 /g以下、さらに好ましくは15m 2 /gが
よい。但し、1m2 /g未満では、Liイオンの出は入
りする界面の面積が少なくなり、電極活物質あたりの電
流密度が大きくなるため好ましくない。
37nm以上の非黒鉛質炭素粒子とは、炭素網面の層が
規則正しく積層された黒鉛構造のあまり発達していない
炭素質粒子である。このような炭素質粒子として、例え
ば、コークス、アセチレンブラック、ファーネスブラッ
ク、活性炭、メソフェーズマイクロビーズの炭化物、フ
リュードコークス、ギルソナイトコークス、ニードルコ
ークス、炭素繊維、黒鉛繊維を粉砕したいわゆるミルド
ファイバー等が挙げられる。
nm未満の黒鉛質粒子が炭素原子当りのリチウム吸蔵量
(利用率)が高く、有効ではあるが、単独では、後述す
る空孔構造を満足する多孔質負極を得難く、d002 が
0.337nm以上である非黒鉛質炭素粒子を混合し
て、複合化することが必須である。非黒鉛質炭素粒子を
混合する割合は特に限定されるものではないが、黒鉛質
粒子100重量部に対して、非黒鉛質粒子が1重量部以
上100重量部未満の範囲で混合することが好ましく、
5重量部以上45重量部未満ではより好ましく、15重
量部以上30重量部未満ではさらに好適に用いられる。
非黒鉛質粒子1重量部未満と少ない領域では、前述の空
孔径の小さい部分を減らすことができず、サイクル性お
よび低温出力特性に劣ったものとなる。また、非黒鉛質
粒子100重量部以上の領域では、リチウム吸蔵量(利
用率)が低くなり、また、電流効率も低くなるので電池
の高容量化の観点から好ましくない。
その粒子径が0.1〜100μmの範囲に含まれる粒子
が95重量%以上、好ましくは0.5〜50μmの範囲
に含まれる粒子が95重量%以上のものが好適に用いら
れる。0.1μm未満の粒子が含まれていると、表面積
が大きくなり、表面で起こる副反応の量が大きくなり、
電流効率の低下を伴い、電池容量が小さくなるととも
に、後述する電極の空隙構造を満足することができず、
充放電サイクルおよび低温出力特性の劣った電池とな
る。また、100μmを越える粗大粒子が多く含まれ
と、後述する電極の空隙構造が適さなくなり、充放電サ
イクルにより容量低下や低温出力特性の劣化を起こす。
面の積層厚みLcは特に限定するものではないが、通常
黒鉛化の程度に相関した値となり、好ましくは30nm
未満、更に好ましくは10nm未満がよい。30nm以
上では黒鉛化が発達し、粒子の形状も異方性の発達した
ものとなり、このような非黒鉛質炭素粒子を混合しても
空孔径の小さい部分を減らすことができず、好ましくな
い。またその表面積も特に限定するものではないが、表
面積が大きいと副反応が多く起こり易くなるため、15
0m2 /g以下がよく、好ましくは50m2 /g以下、
さらに好ましくは25m2 /g以下がよい。
とは水銀圧入法ポロシメータにより求めらた値である。
炭素質材料の充填密度を上げ電池容量を高める観点か
ら、この空孔率は低く抑えるほうが良いと考えられる
が、炭素質材料粒子を用いて空孔率を60%以下とした
負極では、低温放電時や高率放電時の電池容量が低下す
る問題が起こる。
mの範囲にある空孔体積の全空孔体積に対する百分率を
80%以上とした本発明の負極を用いると、空孔率を6
0%以下とした負極であっても低温放電時や高率放電時
の電池容量の低下が起こりにくいことを見い出した。こ
の理由は定かではないが、空孔径の小さい部分の電極で
は、初期の充放電サイクルの充電時に副反応で形成され
る生成物が表面に付着あるいは表面近傍の電解液中にあ
り、微細な穴を塞ぎ、リチウムイオンの移動を妨げてい
るのではないかと推定している。また、空孔径10μm
以上の部分が多くなると、電解液の保液性が悪くなるせ
いか、充放電サイクルにより容量が低下するので、好ま
しくない。このような観点から、、空孔径0.1〜10
μmの範囲にある空孔の占める体積の全空孔体積に対す
る百分率が80%以上、かつ、空孔率が10〜60%で
ある負極とすると低温放電時や高率放電時の電池容量の
低下を起こすことなく、容量の大きな二次電池となる。
好ましくは、空孔径0.5〜10μmの範囲にある空孔
の占める体積の全空孔体積に対する百分率が80%以上
かつ空孔率が10〜50%、さらに好ましくは、空孔径
0.5〜10μmの範囲にある空孔の占める体積の全空
孔体積に対する百分率が90%以上かつ空孔率が25〜
40%である。
池では、この負極の空孔率を低く抑え電極活物質の充填
密度を上げることは電池の容量に大きく影響する。本発
明の主に黒鉛質粒子および非黒鉛質炭素粒子を用いて電
極を構成する際、集電体、合剤等を用いることがある
が、集電体としてはCu、Ni等が、合剤としてはテフ
ロン、ポリエチレン、ニトリルゴム、ポリブタジエン、
ブチルゴム、ポリスチレン、スチレン/ブタジエンゴ
ム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセル
ロース及びアクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビ
ニリデン、クロロプレン等の重合体などが、炭素質材料
粒子に対して20重量%未満の範囲で用いられる。
物質と有機重合体を混合し、圧縮成型する方法、有機重
合体の溶剤溶液に電極活物質を分散したのち、塗工乾燥
する方法、有機重合体の水性あるいは油性分散体に電極
活物質を分散した後、塗工乾燥する方法等が知られてい
るが、特に限定するものではないが、バインダーの分布
が不均一になると好ましくないので、好ましくは有機重
合体の水性あるいは油性分散体に電極活物質を分散した
後、塗工乾燥する方法、更に好ましくは有機重合体に
0.5μm以下の粒子を含む非フッ素系有機重合体を用
いるのがよい。
分で空隙を生じ、電極活物質の充填密度が低くなり易
い。このような欠点を解消する方法として、塗工液の固
形分の割合を高くし、分散体の割合を減らして塗工乾燥
時の電極活物質の充填密度を上げたり、要すれば、塗工
乾燥後の電極をプレスしてもよい。但し、プレスをし過
ぎると本発明の空孔分布が不適になるため、適度なプレ
スをすることが重要であることは言うまでもない。
は、プロピレンカーボネート単一溶媒系の電解液では前
述の如く黒鉛質負極で分解されるので用いることはでき
ず、通常グラファイト負極で安定に用いられるものが好
ましい。このような電解液溶媒として、例えば、5員環
の環状エステル類、鎖状エステル類、環状カーボネート
類、鎖状カーボネート類、環状エーテル類、鎖状エーテ
ル類、ケトン類、ニトリル類、アミド類、スルホン系化
合物、芳香族炭化水素類、りん酸エステル類などが挙げ
られる。また、これらの溶媒の2種以上を混合して用い
ることもできる。これらの中でも、黒鉛質粒子の性能を
安定に発揮させるために、5員環の環状エステル類を1
0体積%以上95体積%未満含有し、主として環状カー
ボネート類と組み合わせた混合溶媒系電解液を用いるこ
とが好ましい。さらに好ましくは、5員環の環状エステ
ル類を20体積%以上80体積%未満含有し、主として
環状カーボネート類と組み合わせた混合溶媒系電解液を
用いるものである。5員環の環状エステル類として、例
えば、γ−BL、γ−バレロラクトンなどから選ばれた
1種あるいは2種が挙げられる。環状カーボネート類と
して、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカー
ボネート、シクロヘキシルカーボネートなどから選ばれ
た1種あるいは2種以上が挙げられる。
ば、環状エステル類、鎖状エステル類、鎖状カーボネー
ト類、環状エーテル類、鎖状エーテル類、ケトン類、ニ
トリル類、アミド類、スルホン系化合物、芳香族炭化水
素類、りん酸エステル類などから選ばれた1種あるいは
2種以上の混合物が挙げられる。これらの具体例として
は、ブチレンカーボネート、ジメトキシエタン、テトラ
ヒドロフラン、2−メチル−テトラヒドロフラン、アニ
ソール、1,4−ジオキサン、4−メチル−2−ペンタ
ノン、シクロヘキサノン、アセトニトリル、プロピオニ
トリル、ブチロニトリル、ジエチルカーボネート、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルス
ルホキシド、スルホラン、蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プ
ロピオン酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、り
ん酸トリメチル、りん酸トリエチル、りん酸トリプロピ
ル、りん酸トリブチル、りん酸トリオクチルなどが挙げ
られる。
してアルカリ金属塩から構成される。その具体例とし
て、LiBF4 、LiAsF6 、LiPF6 、LiCl
O4 、CF3 SO3 Li、LiI、LiAlCl4 、N
aClO4 、NaBF4 、NaI、KPF6 などが挙げ
られる。また、これらの電解質を混合して用いたり、
(n−Bu)4 NClO4 、(n−Bu)4 NBF4 な
どのアンモニウム塩を添加して用いてもよい。これらの
中でも、電池性能及び取扱上の安全性や毒性などの観点
からLiBF4 、LiPF6 を主体とした溶質が好まし
い。
は特に限定される物ではないが、MnO2 、MoO3 、
V2 O5 、V6 O13、Fe2 O3 、Fe3 O4 、リチウ
ム含有遷移金属カルコゲン化合物、TiS2 、Mo
S3 、FeS2 、CuF2 、NiF2 等の無機化合物、
フッ化カーボン、グラファイト、気相成長炭素繊維及び
/またはその粉砕物、ピッチ系炭素繊維及び/またはそ
の粉砕物等の炭素材料、ポリアセチレン、ポリ−p−フ
ェニレン等の導電性高分子等があげられる。
の負極にリチウムを吸蔵させて用いる、あるいは本発明
の負極に必要量の金属リチウムを接合して用いるなどし
て電池を組むことが出来る。しかし、このような電池は
組立時に不活性ガス下で組み立てることが必要になるな
ど、組立工程が煩雑となる。リチウムを含有する遷移金
属カルコゲン化合物を用いた場合、正極、負極共に空気
中で安定な放電状態で電池を組み立てることができ、加
工、組立の制約が少なく、更に電池の短絡等による発
熱、爆発等の危険性がなく、安全上からも好ましい。
ン化合物としては、たとえばLi(1 -X) CoO2 、Li
(1-x) NiO2 、Li(1-x) Co(1-y) Niy O2 、L
iMn2 O4 、Li(1-X) Co(1-Y) MY O2 (MはC
o、Ni以外の遷移金属、Al、In、Sn等を表
す)、Li(1-X) AZ Co(1-Y) MY O2 (AはLi以
外のアルカリ金属)が挙げられる。
レーター、端子、絶縁板等の部品が用いられる。電池構
造は特に限定されるものではないが、高率放電時、低温
放電時の容量低下を少なくするためには、スパイラル構
造や積層構造とし、電極面積を大きくして、単位電極面
積あたりの電流密度を小さくする抑えることが好まし
い。
く説明するがこれに限定されるものではない。炭素質材
料のd002 、Lcは「日本学術振興会法」に準じてX線
回折の002ピークより求めた。尚、電流効率は放電電
気量/充電電気量、利用率は放電電気量/負極活物質重
量当りの電気量(12gを96485クーロンとす
る)、として算出した。
0.3355nm、平均粒径15μm、粒度範囲1〜5
0μm、Lc>100nm、N2 吸着によるBET表面
積=15m2 /g)100重量部に対し、カーボンブラ
ック(d002 =0.367nm、平均粒径0.3μm、
粒度範囲0.1〜10μm、Lc<2nm、N2 吸着に
よるBET表面積=8m2 /g)20重量部、スチレン
/ブタジエンラテックス(旭化成工業(株)製 L15
71)(固形分48重量%)6重量部、増粘剤としてカ
ルボキシメチルセルロース(第一工業製薬社製 BSH
12)水溶液(固形分1重量%)160重量部、水15
重量部を加え混合し、塗工液とした。18μmの銅箔を
基材としてこの塗工液を塗布乾燥した後、油圧40kg
/cm2 に設定したカレンダーロールに3回通してプレ
ス成形し、厚さ83μm、塗工部目付け90g/m2 の
負極を得た。この負極の空孔率、空孔径分布を水銀圧入
式のポロシメータ(島津製作所(株)製、ポアサイザ9
320)を用いて測定したところ、空孔率は35%、空
孔径0.1〜10μmの範囲にある空孔の体積百分率は
93%、空孔径0.5〜10μmの範囲にある空孔の体
積百分率は91%であった。
00重量部に対し、導電フィラーとしてグラファイト
(Lontz社製 商品名KS6)20重量部、バイン
ダーとしてポリフッカビニリデン5重量%ジメチルホル
ムアミド溶液100重量部を加え混合して調製した塗工
液を用い、15μmAl箔を基材としてこの塗工液を塗
布乾燥し、厚さ140μmの正極電極を得た。
ポリエチレン製微多孔膜3を介してスパイラル状に捲回
し、1MのLiBF4 をγ−BL+EC+PC(容積比
40:30:30)混合溶媒に溶解した電解液を含浸さ
せて図1に示す電池を組み立てた。なお、図1におい
て、4はケース体(負極)、5はハーメチックピン(正
極)、6はレーザー封口である。
Vまで定電流/定電圧充電し、0.5Aで2.7Vまで
定電流で放電するサイクルを繰り返した。この電池の初
回充放電における電流効率は80%、初回の放電容量は
860mAhであった。2サイクルめ以降の電流効率は
97%を越え、10サイクルめの電流効率は99.6%
であった。途中50サイクルめで、電流値を1Aに上げ
て放電したところ、放電容量は初回の80%以上を保持
していた。さらに、室温での充放電サイクルを繰り返
し、55サイクルめで、温度を−10℃に下げて放電し
たところ、その放電容量は初回の約60%であった。
黒鉛100重量部とカーボンブラック20重量部のかわ
りに実施例1の鱗状の人造黒鉛のみを120重量部を用
いた以外、実施例1と同様にして負極を作成し、厚さ8
7μm、塗工部目付け90g/m2 の負極を得た。この
負極の空孔率は39%であり、空孔径0.1〜10μm
までの範囲にある空孔の体積百分率は78%、空孔径
0.5〜10μmの範囲にある空孔の体積百分率は75
%であった。この負極を用いて実施例1と同様な電池を
組み立て、充放電させたところ、初回の電流効率、電池
容量はそれぞれ76%、690mAhであった。50サ
イクルめで実施例1と同様に室温1A放電させたとこ
ろ、放電容量は1サイクルめの容量の30%以下であっ
た。また、55サイクルめで、実施例1と同様に−10
℃放電させたところ、その放電容量は1サイクルめの容
量の30%未満であった。
網面の面間隔d002 が0.337nm未満の黒鉛質粒
子、および、炭素網面の面間隔d002 が0.337nm
以上の非黒鉛質炭素粒子からなり、かつ、該多孔質負極
の空孔率が10〜60%、かつ、空孔径0.1〜10μ
mの範囲にある空孔の占める体積の全空孔体積に対する
百分率が80%以上である多孔質負極を用いると、電流
効率、利用率が大きく、かつサイクル性、低温特性の優
れた二次電池用負極が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素質材料粒子から主として構成される
多孔質負極と充放電可能な正極と有機溶媒系電解液から
なる非水系二次電池において、上記炭素質材料粒子が、
炭素網面の面間隔d002 が0.337nm未満の黒鉛質
粒子、および、炭素網面の面間隔d002 が0.337n
m以上の非黒鉛質炭素粒子からなり、かつ上記多孔質負
極の空孔率が10〜60%で、空孔径0.1〜10μm
の範囲にある空孔の占める体積が全空孔体積に対して8
0%以上であることを特徴とする非水二次電池。 - 【請求項2】 有機溶媒系電解液が、溶媒として主に5
員環の環状エステル類10容積%以上95容積%未満お
よび環状カーボネート類、溶質として主にアルカリ金属
塩からなる電解液であることを特徴とする請求項1に記
載の非水二次電池。
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