JPH0629121Y2 - 車両用フロアコンソール - Google Patents
車両用フロアコンソールInfo
- Publication number
- JPH0629121Y2 JPH0629121Y2 JP1988114127U JP11412788U JPH0629121Y2 JP H0629121 Y2 JPH0629121 Y2 JP H0629121Y2 JP 1988114127 U JP1988114127 U JP 1988114127U JP 11412788 U JP11412788 U JP 11412788U JP H0629121 Y2 JPH0629121 Y2 JP H0629121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- console
- section
- floor
- front console
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などの車両のフロア中央部にインスト
ルメントパネルと連続して設けられる車両用フロアコン
ソールに関する。
ルメントパネルと連続して設けられる車両用フロアコン
ソールに関する。
(従来の技術) 一般に、自動車などの車両のフロアトンネル上には、イ
ンストルメントパネルの中央部から後方に延出するフロ
アコンソールが設けられている。最近ではフロアコンソ
ールも次第に豪華になってきており、車室内部の内張り
などのように感触のソフト化、および大形化する傾向に
ある。このフロアコンソールには、変速レバーの周辺部
に設けられシガーライター,灰皿,コインボックス,各
種スイッチなどを配置したフロントコンソールと、その
後部に設けられ内部にカセットテープなどの小物を収納
できるコンソールボックスなどの如きリヤコンソールと
を備えたものが知られている。そして、これらフロント
コンソールとリヤコンソールとはフロアトンネルに対し
て個々に取り付けられていた。
ンストルメントパネルの中央部から後方に延出するフロ
アコンソールが設けられている。最近ではフロアコンソ
ールも次第に豪華になってきており、車室内部の内張り
などのように感触のソフト化、および大形化する傾向に
ある。このフロアコンソールには、変速レバーの周辺部
に設けられシガーライター,灰皿,コインボックス,各
種スイッチなどを配置したフロントコンソールと、その
後部に設けられ内部にカセットテープなどの小物を収納
できるコンソールボックスなどの如きリヤコンソールと
を備えたものが知られている。そして、これらフロント
コンソールとリヤコンソールとはフロアトンネルに対し
て個々に取り付けられていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の構成ではフロントコンソール
とリヤコンソールとが別体で、それぞれフロアに対して
別々に取り付けられていたので、これらの取り付け作業
が面倒であるとともに、両者の寸法誤差や取り付け誤差
によってこれらの取り付け位置がずれるという不具合が
あった。また、フロントコンソールには変速レバーやパ
ーキングブレーキレバーなどが貫通して設けられるた
め、フロントコンソールが左右方向に位置ずれした状態
で取り付けられた場合、上記レバー類の取り付けも困難
となる。さらに、インストルメントパネル側から連続し
て設けられるサイドカバーとフロントコンソールとの間
に隙間ができ、体裁が悪いという不具合もあった。
とリヤコンソールとが別体で、それぞれフロアに対して
別々に取り付けられていたので、これらの取り付け作業
が面倒であるとともに、両者の寸法誤差や取り付け誤差
によってこれらの取り付け位置がずれるという不具合が
あった。また、フロントコンソールには変速レバーやパ
ーキングブレーキレバーなどが貫通して設けられるた
め、フロントコンソールが左右方向に位置ずれした状態
で取り付けられた場合、上記レバー類の取り付けも困難
となる。さらに、インストルメントパネル側から連続し
て設けられるサイドカバーとフロントコンソールとの間
に隙間ができ、体裁が悪いという不具合もあった。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、簡単な構造により、フロントコンソー
ルとリヤコンソールとの取り付け位置がずれることを防
止でき、体裁をよくすることができ、かつ変速機構を覆
うスペースを十分に確保できるとともに、上下方向の強
度を確保できる車両用フロアコンソールを提供すること
にある。
とするところは、簡単な構造により、フロントコンソー
ルとリヤコンソールとの取り付け位置がずれることを防
止でき、体裁をよくすることができ、かつ変速機構を覆
うスペースを十分に確保できるとともに、上下方向の強
度を確保できる車両用フロアコンソールを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案はインストルメント
パネルの中央部にこれと連続して設けられるコンソール
本体が、変速機構の一部を覆うフロントコンソール部と
収納部を備えたリヤコンソール部とからなり、これらフ
ロントコンソール部とリヤコンソール部とを合成樹脂に
よって一体成形し、フロントコンソール部の上部に変速
レバーの貫通部を有するパッドからなるカバーを設ける
とともに、リヤコンソール部にはその収納部の上部開口
を開閉するパッドからなる開閉蓋を設け、さらにフロン
トコンソール部およびリヤコンソール部の側壁を二重構
造とし、また、上記フロントコンソール部を平坦な底面
を有する略W字状に形成し、かつ、フロントコンソール
の上記両側壁の外面にサイドカバーを取り付けてなるも
のである。
パネルの中央部にこれと連続して設けられるコンソール
本体が、変速機構の一部を覆うフロントコンソール部と
収納部を備えたリヤコンソール部とからなり、これらフ
ロントコンソール部とリヤコンソール部とを合成樹脂に
よって一体成形し、フロントコンソール部の上部に変速
レバーの貫通部を有するパッドからなるカバーを設ける
とともに、リヤコンソール部にはその収納部の上部開口
を開閉するパッドからなる開閉蓋を設け、さらにフロン
トコンソール部およびリヤコンソール部の側壁を二重構
造とし、また、上記フロントコンソール部を平坦な底面
を有する略W字状に形成し、かつ、フロントコンソール
の上記両側壁の外面にサイドカバーを取り付けてなるも
のである。
(作用) フロントコンソール部とリヤコンソール部とを合成樹脂
によって一体成形することにより、フロントコンソール
部とリヤコンソール部との境界位置がずれることを防止
して体裁をよくすることができる。さらに、フロントコ
ンソール部の変速レバーに対応する位置を断面略W字状
に形成し、貫通口を有する底面を側壁の二重構造となっ
ている下端部よりも車両上方に位置させることにより、
底面を車両床面よりも積極的に上方へ離間させ、変速機
構を覆うスペースを十分に確保するとともに、断面を略
W字状としたことで、車体床面とのスペースを確保し、
底面を車体上方へ位置させたとしても側壁の二重壁の下
端部から、底面までの長さが減少することなく十分にか
せぐことができるようにして、二重壁の部分の長さを最
大限にとり、上下方向の強度を確保でき、加えてフロン
トコンソールの両側壁の外面のサイドカバーによって外
観体裁を一層向上させるようにしたものである。
によって一体成形することにより、フロントコンソール
部とリヤコンソール部との境界位置がずれることを防止
して体裁をよくすることができる。さらに、フロントコ
ンソール部の変速レバーに対応する位置を断面略W字状
に形成し、貫通口を有する底面を側壁の二重構造となっ
ている下端部よりも車両上方に位置させることにより、
底面を車両床面よりも積極的に上方へ離間させ、変速機
構を覆うスペースを十分に確保するとともに、断面を略
W字状としたことで、車体床面とのスペースを確保し、
底面を車体上方へ位置させたとしても側壁の二重壁の下
端部から、底面までの長さが減少することなく十分にか
せぐことができるようにして、二重壁の部分の長さを最
大限にとり、上下方向の強度を確保でき、加えてフロン
トコンソールの両側壁の外面のサイドカバーによって外
観体裁を一層向上させるようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。第
1図中、1はインストルメントパネルであり、その中央
部には後方に向かって延出するフロアコンソール2が連
続して設けられている。このフロアコンソール2のコン
ソール本体3は、第2図に示すように図示しない変速機
構の一部を覆うフロントコンソール部4と、その後部に
設けられ小物を収納する収納部5,6を備えたコンソー
ルボックスなどの如きリヤコンソール部7とからなる。
そして、これらフロントコンソール部4とリヤコンソー
ル部7とは、ABSやポリプロピレンなどの合成樹脂に
よって一体成形されている。
1図中、1はインストルメントパネルであり、その中央
部には後方に向かって延出するフロアコンソール2が連
続して設けられている。このフロアコンソール2のコン
ソール本体3は、第2図に示すように図示しない変速機
構の一部を覆うフロントコンソール部4と、その後部に
設けられ小物を収納する収納部5,6を備えたコンソー
ルボックスなどの如きリヤコンソール部7とからなる。
そして、これらフロントコンソール部4とリヤコンソー
ル部7とは、ABSやポリプロピレンなどの合成樹脂に
よって一体成形されている。
上記フロントコンソール部4は、第3図に示すように平
坦な底面8を有する断面略W字状に形成されており、し
たがってその側壁4aが二重構造になっている。また、
その底面8には変速機構の変速レバー9などを通す貫通
口10が形成されているとともに、運転席側の側壁4a
にはパーキングブレーキレバー11を配置するための覆
う部12が形成されている。この凹部12には補強板1
3がねじ14によって取り付けられている。また、この
フロントコンソール部4の両側壁4a,4aには、これ
らを覆うとともにインストルメントパネル1の下部まで
延出されたサイドカバー15,15がねじ16によって
取り付けられている。
坦な底面8を有する断面略W字状に形成されており、し
たがってその側壁4aが二重構造になっている。また、
その底面8には変速機構の変速レバー9などを通す貫通
口10が形成されているとともに、運転席側の側壁4a
にはパーキングブレーキレバー11を配置するための覆
う部12が形成されている。この凹部12には補強板1
3がねじ14によって取り付けられている。また、この
フロントコンソール部4の両側壁4a,4aには、これ
らを覆うとともにインストルメントパネル1の下部まで
延出されたサイドカバー15,15がねじ16によって
取り付けられている。
また、上記リヤコンソール部7は、第4図に示すように
各収納部5,6の平坦な底面17,18を有する断面略
M字状に形成されており、したがってこのリヤコンソー
ル部7の側壁7aも二重構造になっている。また、上記
収納部5の底面17には窪み部19,19が形成されて
おり、これら窪み部19,19に挿通されたねじ20,
20はブラケット21のフランジ部21a,21aに固
定されている。
各収納部5,6の平坦な底面17,18を有する断面略
M字状に形成されており、したがってこのリヤコンソー
ル部7の側壁7aも二重構造になっている。また、上記
収納部5の底面17には窪み部19,19が形成されて
おり、これら窪み部19,19に挿通されたねじ20,
20はブラケット21のフランジ部21a,21aに固
定されている。
さらに、上記フロントコンソール部4の上部にはパッド
からなるカバー22が設けられている。すなわち、この
カバー22は芯材23の周囲にゴムや発泡ウレタンなど
の弾性体24を装着するとともに、この弾性体24の外
表面を表皮25によって被覆してなり、その前端に突設
された取付片22aは上記フロントコンソール部4側の
取付片4bに対してねじなどによって固定されている。
また、このカバー22の後端側もねじなどによってフロ
ントコンソール部4の後端側に固定されている。そし
て、このカバー22の上面には上記フロントコンソール
部4の貫通口10と対向する位置に変速レバー9の貫通
部26が設けられており、この貫通部26にはM/T用
シフトレバーブーツ27がその爪27a…を貫通部26
の係止部26a…に係止することによって取り付けられ
ている。なお、オートマチック車の場合にはA/T用ガ
ーニッシュ28が取り付けられるようになっている。そ
して、上記M/T用シフトレバーブーツ27の挿通部2
7bを通って変速レバー9がカバー22の外部に導出さ
れている。また、このカバー22にはシガーライター3
0,灰皿31などが配置されている。
からなるカバー22が設けられている。すなわち、この
カバー22は芯材23の周囲にゴムや発泡ウレタンなど
の弾性体24を装着するとともに、この弾性体24の外
表面を表皮25によって被覆してなり、その前端に突設
された取付片22aは上記フロントコンソール部4側の
取付片4bに対してねじなどによって固定されている。
また、このカバー22の後端側もねじなどによってフロ
ントコンソール部4の後端側に固定されている。そし
て、このカバー22の上面には上記フロントコンソール
部4の貫通口10と対向する位置に変速レバー9の貫通
部26が設けられており、この貫通部26にはM/T用
シフトレバーブーツ27がその爪27a…を貫通部26
の係止部26a…に係止することによって取り付けられ
ている。なお、オートマチック車の場合にはA/T用ガ
ーニッシュ28が取り付けられるようになっている。そ
して、上記M/T用シフトレバーブーツ27の挿通部2
7bを通って変速レバー9がカバー22の外部に導出さ
れている。また、このカバー22にはシガーライター3
0,灰皿31などが配置されている。
また、上記リヤコンソール部7にはその収納部5,6の
上部開口5a,6aを開閉するアームレスト兼用のパッ
ドからなる開閉蓋32が設けられている。すなわち、こ
の開閉蓋32は第1の骨格部材33の外側にゴムや発泡
ウレタンなどの弾性体34を装着するとともに、この弾
性体34の外表面を表皮35によって被覆し、さらに上
記第1の骨格部材33の内側に第2の骨格部材36をね
じ37…によって取り付けてなる。そして、この開閉蓋
32の一端側内面には蝶番38の一方の取付片38aが
ねじ39,39によって取り付けられているとともに、
他方の取付片38bはねじ40によってリヤコンソール
部7の後端側上面に取り付けられており、したがって開
閉蓋32は蝶番38を支点として回動自在に設けられて
いる。また、開閉蓋32の一端側内面には一対のステー
41,41の一端フランジ部41a,41aがねじ42
によって取り付けられているとともに、ステー41,4
1の他端側はリヤコンソール部7側の受け部43,43
内に挿入されており、したがって開閉蓋32はステー4
1,41によってその開いた状態が保持されるととも
に、開度が規制されている。さらに、開閉蓋32の他端
側内面にはロック機構44が設けられており、このロッ
ク機構44およびリヤコンソール部7側の受け部45に
よって開閉蓋32をロックすることができるようになっ
ている。
上部開口5a,6aを開閉するアームレスト兼用のパッ
ドからなる開閉蓋32が設けられている。すなわち、こ
の開閉蓋32は第1の骨格部材33の外側にゴムや発泡
ウレタンなどの弾性体34を装着するとともに、この弾
性体34の外表面を表皮35によって被覆し、さらに上
記第1の骨格部材33の内側に第2の骨格部材36をね
じ37…によって取り付けてなる。そして、この開閉蓋
32の一端側内面には蝶番38の一方の取付片38aが
ねじ39,39によって取り付けられているとともに、
他方の取付片38bはねじ40によってリヤコンソール
部7の後端側上面に取り付けられており、したがって開
閉蓋32は蝶番38を支点として回動自在に設けられて
いる。また、開閉蓋32の一端側内面には一対のステー
41,41の一端フランジ部41a,41aがねじ42
によって取り付けられているとともに、ステー41,4
1の他端側はリヤコンソール部7側の受け部43,43
内に挿入されており、したがって開閉蓋32はステー4
1,41によってその開いた状態が保持されるととも
に、開度が規制されている。さらに、開閉蓋32の他端
側内面にはロック機構44が設けられており、このロッ
ク機構44およびリヤコンソール部7側の受け部45に
よって開閉蓋32をロックすることができるようになっ
ている。
かくして、このような構成のフロアコンソール2は、フ
ロントコンソール部4およびカバー22の各取付片4
b,22aをインストルメントパネル1の中央部に設け
られた操作パネル部46に対してねじなどによって固定
するとともに、リヤコンソール部7の底面17に取り付
けたブラケット21をねじ47,47によってフロアト
ンネル48に固定することにより、インストルメントパ
ネル1と連続してフロアトンネル48上に取り付けられ
る。このとき、操作パネル部46のカバー49とフロン
トコンソール部4のカバー22との間に設けられた蛇腹
状の連結部50により、フロアコンソール2の寸法誤差
あるいは取り付け誤差が吸収されるようになっている。
そして、フロントコンソール部4とリヤコンソール部7
とを一体成形し、これらをフロアに対して一緒に取り付
けたので、両者の取り付け位置がずれることを防止でき
る。また、一体成形したフロントコンソール部4および
リヤコンソール部7にそれぞれカバー22、開閉蓋32
を取り付けたので、これらカバー22、開閉蓋32相互
の位置ずれも防止することができる。したがって、フロ
アコンソール2の体裁をよくすることができる。しか
も、フロントコンソール部4とリヤコンソール部7とを
一体成形したことから、フロアコンソール2全体として
の部品点数を削減することができるとともに、その製
作,取り付け工数を削減することができ、フロアコンソ
ール2の位置合わせが容易になることと相まって、コス
トの低減に寄与する。さらに、フロントコンソール部4
およびリヤコンソール部7の側壁4a,7aをそれぞれ
二重構造にしたので、これらの上下方向の外力に対する
強度を高めることができ、その耐性を向上することがで
きる。
ロントコンソール部4およびカバー22の各取付片4
b,22aをインストルメントパネル1の中央部に設け
られた操作パネル部46に対してねじなどによって固定
するとともに、リヤコンソール部7の底面17に取り付
けたブラケット21をねじ47,47によってフロアト
ンネル48に固定することにより、インストルメントパ
ネル1と連続してフロアトンネル48上に取り付けられ
る。このとき、操作パネル部46のカバー49とフロン
トコンソール部4のカバー22との間に設けられた蛇腹
状の連結部50により、フロアコンソール2の寸法誤差
あるいは取り付け誤差が吸収されるようになっている。
そして、フロントコンソール部4とリヤコンソール部7
とを一体成形し、これらをフロアに対して一緒に取り付
けたので、両者の取り付け位置がずれることを防止でき
る。また、一体成形したフロントコンソール部4および
リヤコンソール部7にそれぞれカバー22、開閉蓋32
を取り付けたので、これらカバー22、開閉蓋32相互
の位置ずれも防止することができる。したがって、フロ
アコンソール2の体裁をよくすることができる。しか
も、フロントコンソール部4とリヤコンソール部7とを
一体成形したことから、フロアコンソール2全体として
の部品点数を削減することができるとともに、その製
作,取り付け工数を削減することができ、フロアコンソ
ール2の位置合わせが容易になることと相まって、コス
トの低減に寄与する。さらに、フロントコンソール部4
およびリヤコンソール部7の側壁4a,7aをそれぞれ
二重構造にしたので、これらの上下方向の外力に対する
強度を高めることができ、その耐性を向上することがで
きる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されず、フロアコン
ソール2の構造,形状,位置,材質などは種々変形可能
である。また、操作パネル部46のカバー49もフロン
トコンソール部4のカバー22と同様に、パッドから形
成するようにしてもよい。
ソール2の構造,形状,位置,材質などは種々変形可能
である。また、操作パネル部46のカバー49もフロン
トコンソール部4のカバー22と同様に、パッドから形
成するようにしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、フロアコンソー
ルのコンソール本体を構成するフロントコンソール部と
リヤコンソール部とを合成樹脂によって一体成形し、フ
ロントコンソール部の上部に変速レバーの貫通部を有す
るパッドからなるカバーを設けるとともに、リヤコンソ
ール部にはその収納部の上部開口を開閉するパッドから
なる開閉蓋を設け、さらにフロントコンソール部および
リヤコンソール部の側壁を二重構造とし、また、フロン
トコンソール部を平坦な底面を有する略W字状に形成
し、かつ、フロントコンソールの両側壁の外面にサイド
カバーを取り付けたから、簡単な構造により、フロント
コンソール部とリヤコンソール部との境界位置がずれる
ことを防止して体裁をよくすることができ、かつ変速機
構を覆うスペースを十分に確保できるとともに、上下方
向の強度を確保することができるという効果を奏する。
ルのコンソール本体を構成するフロントコンソール部と
リヤコンソール部とを合成樹脂によって一体成形し、フ
ロントコンソール部の上部に変速レバーの貫通部を有す
るパッドからなるカバーを設けるとともに、リヤコンソ
ール部にはその収納部の上部開口を開閉するパッドから
なる開閉蓋を設け、さらにフロントコンソール部および
リヤコンソール部の側壁を二重構造とし、また、フロン
トコンソール部を平坦な底面を有する略W字状に形成
し、かつ、フロントコンソールの両側壁の外面にサイド
カバーを取り付けたから、簡単な構造により、フロント
コンソール部とリヤコンソール部との境界位置がずれる
ことを防止して体裁をよくすることができ、かつ変速機
構を覆うスペースを十分に確保できるとともに、上下方
向の強度を確保することができるという効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はインストルメ
ントパネルおよびフロアコンソールの斜視図、第2図は
フロアコンソールの分解斜視図、第3図は第1図中III
−III線に沿う断面図、第4図は第1図中IV−IV線に沿
う断面図である。 1……インストルメントパネル、2……フロアコンソー
ル、3……コンソール本体、4……フロントコンソール
部、4a……側壁、5,6……収納部、5a,6a……
上部開口、7……リヤコンソール部、7a……側壁、9
……変速レバー、22……カバー、23……芯材、24
……弾性体、25……表皮、26……貫通部、32……
開閉蓋、33……第1の骨格部材、34……弾性体、3
5……表皮、36……第2の骨格部材、46……操作パ
ネル部、49……カバー。
ントパネルおよびフロアコンソールの斜視図、第2図は
フロアコンソールの分解斜視図、第3図は第1図中III
−III線に沿う断面図、第4図は第1図中IV−IV線に沿
う断面図である。 1……インストルメントパネル、2……フロアコンソー
ル、3……コンソール本体、4……フロントコンソール
部、4a……側壁、5,6……収納部、5a,6a……
上部開口、7……リヤコンソール部、7a……側壁、9
……変速レバー、22……カバー、23……芯材、24
……弾性体、25……表皮、26……貫通部、32……
開閉蓋、33……第1の骨格部材、34……弾性体、3
5……表皮、36……第2の骨格部材、46……操作パ
ネル部、49……カバー。
Claims (1)
- 【請求項1】インストルメントパネルの中央部にこれと
連続して設けられるコンソール本体が、変速機構の一部
を覆うフロントコンソール部と収納部を備えたリヤコン
ソール部とからなり、これらフロントコンソール部とリ
ヤコンソール部とを合成樹脂によって一体成形し、フロ
ントコンソール部の上部に変速レバーの貫通部を有する
パッドからなるカバーを設けるとともに、リヤコンソー
ル部にはその収納部の上部開口を開閉するパッドからな
る開閉蓋を設け、さらにフロントコンソール部およびリ
ヤコンソール部の側壁を二重構造とし、また、上記フロ
ントコンソール部を平坦な底面を有する略W字状に形成
し、かつ、フロントコンソールの上記両側壁の外面にサ
イドカバーを取り付けてなることを特徴とする車両用フ
ロアコンソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114127U JPH0629121Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 車両用フロアコンソール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114127U JPH0629121Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 車両用フロアコンソール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234356U JPH0234356U (ja) | 1990-03-05 |
JPH0629121Y2 true JPH0629121Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31354588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988114127U Expired - Lifetime JPH0629121Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 車両用フロアコンソール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629121Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5516047B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-06-11 | スズキ株式会社 | フロントコンソール構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739846U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-03 | ||
JPS5856650U (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-16 | 小島プレス工業株式会社 | 自動車のコンソ−ルボツクス |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114127U patent/JPH0629121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0234356U (ja) | 1990-03-05 |
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