JP5516047B2 - フロントコンソール構造 - Google Patents
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Description
シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、
オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造に関する。
そして、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合、通常、レバーの握り部の下側のシャフトを、可撓性のある布材やゴム材で形成したブーツで覆っている。また、シフトレバーがオートマチックタイプのシフトレバーである場合、レンジの表示部を備えた板状のインジケータにシフトレバーが可動するための溝を設け、この溝内からシフトレバーの下側のシャフトを上方に突出させている。
従って、マニュアルタイプのシフトレバーである場合、特許文献1に開示されているように、シフトレバーが配置されるセンターコンソールなどの内装部材で可撓性のあるブーツの下端をしっかりと押さえる構造としなければならず、一方、オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、特許文献2に開示されているように、板状のインジケータの周部をフロントコンソールなどの内装部材に係合させる構造としなければならない。
そのために、従来、前記フロントコンソールの上端部を覆う縁取り部材としてのコンソールガーニッシュをそれぞれ専用に用意していた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、コンソールガーニッシュの金型費を削減することができ、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とでコンソールガーニッシュの外観品質を極力同等とすることができて商品性を向上させることができ、コンソールガーニッシュの組み付け作業の作業性を向上させることができるフロントコンソール構造を提供する点にある。
シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造であって、
前記ブーツの下端部側のフレームに形成された係合部を係合させる被係合部が前記フロントコンソール本体の上端部に形成され、
前記シフトレバーが前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合と、前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで前記コンソールガーニッシュが共通化され、
前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが、前記被係合部に係合した係合部を上方から覆うとともに、前記フレームとフロントコンソール本体との隙間を覆い、
前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが前記インジケータの側部を上方から覆うとともに、前記インジケータとフロントコンソール本体との隙間を覆う点にある。(請求項1)
前記インジケータの側部と前記コンソールガーニッシュに、水平方向で互いに係合する位置規制用の係合部と被係合部が振り分け配設されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
コンソールガーニッシュの金型費を削減することができ、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とでコンソールガーニッシュの外観品質を極力同等とすることができて商品性を向上させることができ、コンソールガーニッシュの組み付け作業の作業性を向上させることができるフロントコンソール構造を提供することができた。
図1に車両室内の前方側に設けられたインストルメントパネル1を示してある。符号2はクラスタパネル、3はグローブボックス、4は操作パネル、5はエアコンからの空気を吹き出す空気吹き出し口、6は助手席用エアーバッグである。このインストルメントパネル1の中央下端から車両のフロアパネル7の面上をセンターコンソール10が車両後方側Rrに延びている。
センターコンソール10の前端部(後述のフロントコンソール本体15の前端部11M)は、インストルメントパネル1の左右中央部から後ろ下方に延びる連結体8の後端部に連結している。連結体8はインストルメントパネル1の左右中央部から後ろ下方に延びる左右一対の側壁8Sを備え、左右一対の側壁8Sは、後ろ下方側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜するとともに、側壁8Sの高さ方向で上端部(頂部)側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜している。
センターコンソール10は車両前後方向に長く延びた部品であることから、製造、搬入などの便宜上、長手方向に複数に分割して形成したものを車体組み付け時に組み合わせて大型に形成してある。本実施形態では、車両前方側Frのフロントコンソール11と車両後方側Rrのリアコンソール12とに長手方向に2分割し、隣り合うフロントコンソール11とリアコンソール12の分割端部11B,12B同士を連結してある。
フロントコンソール11は、フロントコンソール本体15と、フロントコンソール本体15の上端部に取り付けられて意匠性を高めるコンソールガーニッシュ22とから成る。
図3(a),図3(b)に示すように、フロントコンソール本体15の上端部にコンソールガーニッシュ22が取り付けられている。図6,図7にも示すように、このコンソールガーニッシュ22は、フロントコンソール本体15の左側の側壁11Sに重なる左側ガーニッシュ部23と、フロントコンソール本体15の右側の側壁11Sに重なる右側ガーニッシュ部24と、左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24の後端部同士を連結する後ろ側ガーニッシュ部25と、左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24の長手方向中間部同士を連結する連結壁26とから成る。左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24は前記側壁11Sの上端面に対応して滑らかに折曲している。
また、クリップ27を介することのない第1係合爪20と第1係合孔21との直接の係合構造では、第1係合孔21の短辺方向に関する第1係合孔21の位置規制能力に優れている。
これらの性質より、フロントコンソール本体15の上端部に対してコンソールガーニッシュ22を固定するためにクリップ27を使用し、フロントコンソール本体15に対してコンソールガーニッシュ22の位置を規制するために第1係合爪20を使用している。
(マニュアルタイプのシフトレバー52Bである場合)
(1) シフトデバイス45Bをフロアパネル7側の固定部に取り付け、その後にフロントコンソール11をフロアパネル7に取り付ける。
(2) フロントコンソール11の上端部の第2係合孔41に、ブーツ30のフレーム60の第2係合爪63を係合させる。この係合作業はワンタッチで行うことができる。
(3) フロントコンソール11の上端部の第1係合孔21に、コンソールガーニッシュ22の第1係合爪20を係合させて、コンソールガーニッシュ22をフロントコンソール11の上端部に取り付ける。コンソールガーニッシュ22はブーツ30の周囲を囲んで接するように配置される。
(1) シフトデバイス45Aをフロアパネル7側の固定部に取り付け、その後にフロントコンソール11をフロアパネル7に取り付ける。
(2) コンソールガーニッシュ22でインジケータ47の側部47Sを覆うようにして、コンソールガーニッシュ22の第1係合爪20をフロントコンソール11の上端部の第1係合孔21に係合させる。フロントコンソール11はインジケータ47より一回り大きい開口を有している。
そのために、インジケータ47とフロントコンソール11との隙間をコンソールガーニッシュ22で覆うことができる。つまり、コンソールガーニッシュ22がインジケータ47に上方から覆い被さることで、フロントコンソール11とインジケータ47との位置のバラツキを吸収でき、外観品質をきれいに保つことができる。
図1に示すように、リアコンソール12は、側面視台形状の左右一対の側壁12Sと、左右一対の側壁12Sの前下がりに傾斜した前端部同士を連結する前壁と、左右一対の側壁12Sの上端部同士を連結する上壁12Jと、左右一対の側壁12Sの後ろ下がりに傾斜した後端部同士を連結する後壁12Kと、前壁の下半部から車両前方側Frに膨出し、下側開放の断面コの字状に形成された連結部18とを備えている。この連結部18の前端部がリアコンソール12の分割端部12Bに構成されている。リアコンソール12の左右一対の側壁12Sの間隔はフロントコンソール本体15の左右一対の側壁11Sの間隔よりも短く設定されている。
22 コンソールガーニッシュ
28 位置規制用の係合部
29 位置規制用の被係合部
30 ブーツ
41 被係合部(第2係合孔)
45A シフトデバイス(オートマチックタイプのシフトデバイス)
45B シフトデバイス(マニュアルタイプのシフトデバイス)
47 インジケータ
47S インジケータの側部
52A シフトレバー(オートマチックタイプのシフトレバー)
52B シフトレバー(マニュアルタイプのシフトレバー)
60 フレーム
63 係合部(第2係合爪)
Claims (2)
- シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、
オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造であって、
前記ブーツの下端部側のフレームに形成された係合部を係合させる被係合部が前記フロントコンソール本体の上端部に形成され、
前記シフトレバーが前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合と、前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで前記コンソールガーニッシュが共通化され、
前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが、前記被係合部に係合した係合部を上方から覆うとともに、前記フレームとフロントコンソール本体との隙間を覆い、
前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが前記インジケータの側部を上方から覆うとともに、前記インジケータとフロントコンソール本体との隙間を覆うフロントコンソール構造。 - 前記インジケータの側部と前記コンソールガーニッシュに、水平方向で互いに係合する位置規制用の係合部と被係合部が振り分け配設されている請求項1記載の車両のフロントコンソール構造。
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JP2010109968A JP5516047B2 (ja) | 2010-05-12 | 2010-05-12 | フロントコンソール構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0629121Y2 (ja) * | 1988-08-31 | 1994-08-10 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用フロアコンソール |
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2010
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