JP5516047B2 - フロントコンソール構造 - Google Patents

フロントコンソール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5516047B2
JP5516047B2 JP2010109968A JP2010109968A JP5516047B2 JP 5516047 B2 JP5516047 B2 JP 5516047B2 JP 2010109968 A JP2010109968 A JP 2010109968A JP 2010109968 A JP2010109968 A JP 2010109968A JP 5516047 B2 JP5516047 B2 JP 5516047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
console
shift lever
garnish
front console
indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010109968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011235797A (ja
Inventor
裕之 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2010109968A priority Critical patent/JP5516047B2/ja
Publication of JP2011235797A publication Critical patent/JP2011235797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516047B2 publication Critical patent/JP5516047B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は、
シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、
オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造に関する。
車両の変速操作用のシフトレバーとして、マニュアルタイプのシフトレバーとオートマチックタイプのシフトレバーの2種類があり、好みに応じていずれかのタイプを選択できるように同じ車種でも両方のタイプを設定している場合がある。
そして、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合、通常、レバーの握り部の下側のシャフトを、可撓性のある布材やゴム材で形成したブーツで覆っている。また、シフトレバーがオートマチックタイプのシフトレバーである場合、レンジの表示部を備えた板状のインジケータにシフトレバーが可動するための溝を設け、この溝内からシフトレバーの下側のシャフトを上方に突出させている。
従って、マニュアルタイプのシフトレバーである場合、特許文献1に開示されているように、シフトレバーが配置されるセンターコンソールなどの内装部材で可撓性のあるブーツの下端をしっかりと押さえる構造としなければならず、一方、オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、特許文献2に開示されているように、板状のインジケータの周部をフロントコンソールなどの内装部材に係合させる構造としなければならない。
そのために、従来、前記フロントコンソールの上端部を覆う縁取り部材としてのコンソールガーニッシュをそれぞれ専用に用意していた。
特許3901481号公報 特開2007−145145号公報
上記従来の構造によれば、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とでコンソールガーニッシュをそれぞれ専用に用意していたために、コンソールガーニッシュの金型費が高くなるとともに、それぞれの場合でコンソールガーニッシュの外観品質が異なり、商品性の面で改善の余地があった。また、それぞれの場合でコンソールガーニッシュの組み付け手段が異なるようになって組み付け作業の作業性が低下していた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、コンソールガーニッシュの金型費を削減することができ、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とでコンソールガーニッシュの外観品質を極力同等とすることができて商品性を向上させることができ、コンソールガーニッシュの組み付け作業の作業性を向上させることができるフロントコンソール構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造であって、
前記ブーツの下端部側のフレームに形成された係合部を係合させる被係合部が前記フロントコンソール本体の上端部に形成され、
前記シフトレバーが前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合と、前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで前記コンソールガーニッシュが共通化され、
前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが、前記被係合部に係合した係合部を上方から覆うとともに、前記フレームとフロントコンソール本体との隙間を覆い
前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが前記インジケータの側部を上方から覆うとともに、前記インジケータとフロントコンソール本体との隙間を覆う点にある。(請求項1)
前記ブーツの下端部側のフレームに形成された係合部を係合させる被係合部が前記フロントコンソール本体の上端部に形成され、前記シフトレバーが前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合と、前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで前記コンソールガーニッシュが共通化されているから、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで、同じコンソールガーニッシュを同じ様にフロントコンソール本体に取り付けることができて、コンソールガーニッシュの組み付け作業の作業性を向上させることができる。しかも、従来は2種類必要だったコンソールガーニッシュが一種類で済み、それぞれの場合のコンソールガーニッシュの外観品質を極力同等とすることができる。さらに、従来は2種類必要だったコンソールガーニッシュの金型が一種類で済み、金型費を削減することができる。(請求項1)
本発明において、
前記インジケータの側部と前記コンソールガーニッシュに、水平方向で互いに係合する位置規制用の係合部と被係合部が振り分け配設されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
インジケータの側部と前記コンソールガーニッシュに振り分け配設された位置規制用の係合部と被係合部が互いに係合することで、インジケータとコンソールガーニッシュを水平方向で位置規制することができる。その結果、コンソールガーニッシュの組付け時にインジケータとコンソールガーニッシュを位置決めすることができて、インジケータとコンソールガーニッシュが隙間が生じたまま組み付けられることを防止することができる。(請求項2)
本発明によれば、
コンソールガーニッシュの金型費を削減することができ、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合と、オートマチックタイプのシフトレバーである場合とでコンソールガーニッシュの外観品質を極力同等とすることができて商品性を向上させることができ、コンソールガーニッシュの組み付け作業の作業性を向上させることができるフロントコンソール構造を提供することができた。
インストルメントパネルとセンターコンソールの斜視図 コンソールガーニッシュを除いた状態のフロントコンソールの斜視図であり、(a)はオートマチックタイプのシフトレバーである場合のフロントコンソールの斜視図(b)はマニュアルタイプのシフトレバーである場合のフロントコンソールの斜視図 フロントコンソールの斜視図であり、(a)はオートマチックタイプのシフトレバーである場合のフロントコンソールの斜視図(b)はマニュアルタイプのシフトレバーである場合のフロントコンソールの斜視図 シフトレバーとシフトデバイスを示す断面図 図4のX部の拡大断面図 コンソールガーニッシュの斜視図 コンソールガーニッシュの裏側を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に車両室内の前方側に設けられたインストルメントパネル1を示してある。符号2はクラスタパネル、3はグローブボックス、4は操作パネル、5はエアコンからの空気を吹き出す空気吹き出し口、6は助手席用エアーバッグである。このインストルメントパネル1の中央下端から車両のフロアパネル7の面上をセンターコンソール10が車両後方側Rrに延びている。
[連結体8の構造]
センターコンソール10の前端部(後述のフロントコンソール本体15の前端部11M)は、インストルメントパネル1の左右中央部から後ろ下方に延びる連結体8の後端部に連結している。連結体8はインストルメントパネル1の左右中央部から後ろ下方に延びる左右一対の側壁8Sを備え、左右一対の側壁8Sは、後ろ下方側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜するとともに、側壁8Sの高さ方向で上端部(頂部)側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜している。
左右一対の側壁8Sの上端部間であって、インストルメントパネル本体9側の左右一対の側壁8Sの上端部間に、エアコンの操作パネルとしてのヒーターコントロールパネル13が配置されている。連結体8の上端部にはセンターカバー55が取り付けられている。
[センターコンソール10の構造]
センターコンソール10は車両前後方向に長く延びた部品であることから、製造、搬入などの便宜上、長手方向に複数に分割して形成したものを車体組み付け時に組み合わせて大型に形成してある。本実施形態では、車両前方側Frのフロントコンソール11と車両後方側Rrのリアコンソール12とに長手方向に2分割し、隣り合うフロントコンソール11とリアコンソール12の分割端部11B,12B同士を連結してある。
[フロントコンソール11の構造]
フロントコンソール11は、フロントコンソール本体15と、フロントコンソール本体15の上端部に取り付けられて意匠性を高めるコンソールガーニッシュ22とから成る。
図2(a),図2(b),図3(a),図3(b)に示すように、フロントコンソール本体15は、マニュアルタイプのシフトレバー52Bを備えたシフトデバイス45B(変速機構部)の側面、あるいは、オートマチックタイプのシフトレバー52Aを備えたシフトデバイス45A(変速機構部)の側面を覆っている。マニュアルタイプのシフトレバー52Bを備えたシフトデバイス45B、あるいは、オートマチックタイプのシフトレバー52Aを備えたシフトデバイス45Aは、車両のフロアパネル7のトンネル部上面にブラケット類で固定されている。
前記フロントコンソール本体15は、連結体8の左右一対の側壁8Sに各別に滑らかに接続する左右一対の側壁11Sと、左右一対の側壁11Sの後端部同士を連結する後壁11Kと、左右一対の側壁11Sの長手方向中間部同士を連結する中間連結部11Rと、後壁11Kの下半部から車両後方側Rrに膨出し、下側開放の断面コの字状に形成された連結部17とを備えている。この連結部17の後端部がフロントコンソール11の分割端部11Bに構成されている。前記コンソールガーニッシュ22はU字状に形成されて、左右一対の側壁11Sの上端部と後壁11Kの上端部を覆っている。
前記側壁11Sの上端部の車両後方側Rrの後半部は車両前方側Frの前半部に対して上方に滑らかに折曲して折曲部が湾曲面に形成され、車幅方向左側から見て側壁11Sの上端面が車両前方側Frに少し傾斜した「く」の字状に形成されている。また、図2(a),図5に示すように、側壁11Sの上端部は断面階段状に形成されて、上側ほど両側壁11Sの間隔が狭く設定されている。
左右一対の側壁11Sの間には操作パネルやオーディオ機器が配置され、中間連結部11Rと後壁11Kの間には、前記シフトレバー52A(52B)が挿通され、中間連結部11Rの前方の両側壁11Sの間には凹部状のカップホルダ40が形成されている(図3(a),図3(b)参照)。
そして、前記側壁11Sの階段状の上端部の段差面に、側壁11Sの長手方向に長い長方形状の複数の第1係合孔21が側壁11Sの長手方向に間隔を空けて形成されている。また、隣接する第1係合孔21の間に、第1係合孔21よりも短い長方形状の複数の第2係合孔41(被係合部に相当)が側壁11Sの長手方向に間隔を空けて形成されている。第2係合孔41はコンソールガーニッシュ22に覆われる。
後述のように、前記第1係合孔21にはコンソールガーニッシュ22の第1係合爪20が係合し、前記第2係合孔41には、前記ブーツ30の下端部側のフレーム60に形成された第2係合爪63(係合部に相当)が係合する。
コンソールガーニッシュ22は、シフトレバー52Bがマニュアルタイプのシフトレバー52Bである場合と、オートマチックタイプのシフトレバー52Aである場合とで共通化されている。前記シフトレバー52A(52B)は握り部51A(51B)とシャフト50A(50B)を備えている。
図2(b),図3(b)に示すように、マニュアルタイプのシフトレバー52Bの場合は、シフトレバー52Bの周部とフロントコンソール本体15の間、詳しくは、シフトレバー52Bの握り部51Bの下部からコンソールガーニッシュ22の内枠にかけてブーツ30で覆っている。ブーツ30は可撓性のある素材でスカート状に形成されている。
図2(b),図4,図5に示すように、ブーツ30の下端部は角筒状のフレーム60に外嵌している。フレーム60は、角筒部61と、角筒部61の下端部から径方向外方側に張り出す第1フランジ62Fと、第1フランジ62Fの外周縁から第1フランジ62Fの張り出し方向にさらに突出する複数の凸部62F1(図2(b)参照)と、凸部62F1の突出端部から下方に延びる第2フランジ62F2とから成る。また、第2フランジ62F2から第2係合爪63が下方に突出している。複数の凸部62F1はフレーム60の周方向に分散配置されている。第2係合爪63はブーツ30の径方向外方側に突出する断面三角形状の凸部65を備えている。
そして、ブーツ30の下端部が、角筒部61と第1フランジ62Fと凸部62F1と第2フランジ62F2に外嵌するとともに、第2フランジ62F2の裏面側に周り込み、前記第2係合爪63がブーツ30の下端部を貫通している。
このようにしてブーツ30をフレーム60に組み付けた状態で、前記第2係合爪63がフロントコンソール本体15の上端部の第2係合孔41に上方から挿入係合している。そして、第2フランジ62F2の下端面とフロントコンソール本体15の上端部の上側の段差面15M1とでブーツ30の下端部を挟持固定している(図5参照)。コンソールガーニッシュ22の外側壁部の下端部は、フロントコンソール本体15の上端部の下側の段差面15M2に載置している。
図2(a),図3(a)に示すように、シフトレバー52Aがオートマチックタイプのシフトレバー52Aである場合は、シフトレバー52Aの周部とフロントコンソール本体15の間にインジケータ47が位置している。インジケータ47はシフトポジションの表示機能を備え、シフトデバイス45Aの本体部に取り付け固定されて、シフトデバイス45Aの上面を覆っている。シフトレバー52Aはインジケータ47の中央の長孔からが上方に突出している。このシフトレバー52Aを前後に動かすと、シフトレバーのシャフトが長孔内を移動して変速されるようになっている。
[コンソールガーニッシュ22の構造]
図3(a),図3(b)に示すように、フロントコンソール本体15の上端部にコンソールガーニッシュ22が取り付けられている。図6,図7にも示すように、このコンソールガーニッシュ22は、フロントコンソール本体15の左側の側壁11Sに重なる左側ガーニッシュ部23と、フロントコンソール本体15の右側の側壁11Sに重なる右側ガーニッシュ部24と、左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24の後端部同士を連結する後ろ側ガーニッシュ部25と、左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24の長手方向中間部同士を連結する連結壁26とから成る。左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24は前記側壁11Sの上端面に対応して滑らかに折曲している。
前記左側ガーニッシュ部23と右側ガーニッシュ部24と後ろ側ガーニッシュ部25と連結壁26はそれぞれ下側開放の断面U字状に形成され、これらの裏面に補強リブBが突設されている。また、左側ガーニッシュ部23の裏面(下面)に複数の第1係合爪20が左側ガーニッシュ部23の長手方向に間隔を空けて形成され、複数の第1係合爪20に一つおきにクリップ27が嵌合(外嵌)している。そして、右側ガーニッシュ部24の裏面(下面)に複数の第1係合爪20が右側ガーニッシュ部24の長手方向に間隔を空けて形成され、複数の第1係合爪20に一つおきにクリップ27が嵌合している。複数の第1係合爪20(及び第1係合爪20に嵌合されたクリップ27)は前記複数の第1係合孔21に各別に係合する。
クリップ27と第1係合孔21との係合構造(詳しくはクリップ27が外嵌された第1係合爪20と第1係合孔21との係合構造)では、クリップ27によりクリップ方向(第1係合孔21の軸芯方向)への第1係合孔21の引き込み力を生じさせることができる。
また、クリップ27を介することのない第1係合爪20と第1係合孔21との直接の係合構造では、第1係合孔21の短辺方向に関する第1係合孔21の位置規制能力に優れている。
これらの性質より、フロントコンソール本体15の上端部に対してコンソールガーニッシュ22を固定するためにクリップ27を使用し、フロントコンソール本体15に対してコンソールガーニッシュ22の位置を規制するために第1係合爪20を使用している。
コンソールガーニッシュ22の左右一対の開放側の端部22Aは、左右一対のセンターカバー55の端部55A(図1参照)に各別に突き合わされている。符号31はセンターカバー55の端部55A側の第3係合孔(図示せず)に係合する第3係合爪である。
図4,図5に示すように、マニュアルタイプのシフトレバー52Bである場合は、コンソールガーニッシュ22が、第2係合孔41に係合した第2係合爪63を上方から覆い、オートマチックタイプのシフトレバー52Aである場合は、コンソールガーニッシュ22がインジケータ47の側部47Sを上方から覆うよう構成されている。
コンソールガーニッシュ22は、シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバー52Bである場合と、オートマチックタイプのシフトレバー52Aである場合とで共通化されているから、それぞれの場合で、同じコンソールガーニッシュを同じ様にフロントコンソール本体15に取り付けることができて、コンソールガーニッシュ22の組み付け作業の作業性を向上させることができる。しかも、従来は2種類必要だったコンソールガーニッシュ22が一種類で済み、それぞれの場合のコンソールガーニッシュ22の外観品質を極力同等とすることができる。さらに、従来は2種類必要だったコンソールガーニッシュ22の金型が一種類で済み、金型費を削減することができる。
図4,図5に示すように、前記インジケータ47の側部47Sとコンソールガーニッシュ22に、水平方向で互いに係合する位置規制用の第3係合部28(位置規制用の係合部に相当)と第3被係合部29(位置規制用の被係合部に相当)が振り分け配設されている。これにより、インジケータ47とコンソールガーニッシュ22を水平方向で位置決めすることができる。
前記第3係合部28はインジケータ47の車幅方向の両端部にピンを上方に突設させて構成され、第3被係合部29は、コンソールガーニッシュ22の左側ガーニッシュ部23の右側の側部から下方に延びる側壁と、右側ガーニッシュ部24の左側の側部から下方に延びる側壁とで構成されている。
[フロントコンソール構造の組み付け]
(マニュアルタイプのシフトレバー52Bである場合)
(1) シフトデバイス45Bをフロアパネル7側の固定部に取り付け、その後にフロントコンソール11をフロアパネル7に取り付ける。
(2) フロントコンソール11の上端部の第2係合孔41に、ブーツ30のフレーム60の第2係合爪63を係合させる。この係合作業はワンタッチで行うことができる。
(3) フロントコンソール11の上端部の第1係合孔21に、コンソールガーニッシュ22の第1係合爪20を係合させて、コンソールガーニッシュ22をフロントコンソール11の上端部に取り付ける。コンソールガーニッシュ22はブーツ30の周囲を囲んで接するように配置される。
(オートマチックタイプのシフトレバー52Aである場合)
(1) シフトデバイス45Aをフロアパネル7側の固定部に取り付け、その後にフロントコンソール11をフロアパネル7に取り付ける。
(2) コンソールガーニッシュ22でインジケータ47の側部47Sを覆うようにして、コンソールガーニッシュ22の第1係合爪20をフロントコンソール11の上端部の第1係合孔21に係合させる。フロントコンソール11はインジケータ47より一回り大きい開口を有している。
そのために、インジケータ47とフロントコンソール11との隙間をコンソールガーニッシュ22で覆うことができる。つまり、コンソールガーニッシュ22がインジケータ47に上方から覆い被さることで、フロントコンソール11とインジケータ47との位置のバラツキを吸収でき、外観品質をきれいに保つことができる。
[リアコンソール12の構造]
図1に示すように、リアコンソール12は、側面視台形状の左右一対の側壁12Sと、左右一対の側壁12Sの前下がりに傾斜した前端部同士を連結する前壁と、左右一対の側壁12Sの上端部同士を連結する上壁12Jと、左右一対の側壁12Sの後ろ下がりに傾斜した後端部同士を連結する後壁12Kと、前壁の下半部から車両前方側Frに膨出し、下側開放の断面コの字状に形成された連結部18とを備えている。この連結部18の前端部がリアコンソール12の分割端部12Bに構成されている。リアコンソール12の左右一対の側壁12Sの間隔はフロントコンソール本体15の左右一対の側壁11Sの間隔よりも短く設定されている。
また、リアコンソール12の上壁12Jに後席乗員用のカップホルダー19が形成され、前壁にパーキングブレーキの挿通孔20が形成されている。
15 フロントコンソール本体
22 コンソールガーニッシュ
28 位置規制用の係合部
29 位置規制用の被係合部
30 ブーツ
41 被係合部(第2係合孔)
45A シフトデバイス(オートマチックタイプのシフトデバイス)
45B シフトデバイス(マニュアルタイプのシフトデバイス)
47 インジケータ
47S インジケータの側部
52A シフトレバー(オートマチックタイプのシフトレバー)
52B シフトレバー(マニュアルタイプのシフトレバー)
60 フレーム
63 係合部(第2係合爪)

Claims (2)

  1. シフトレバーを備えたシフトデバイスの側面をフロントコンソール本体が覆い、
    前記フロントコンソール本体の上端部にコンソールガーニッシュが取り付けられ、
    前記シフトレバーがマニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間がブーツで覆われ、
    オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記シフトレバーの周部と前記フロントコンソール本体の間にインジケータが位置しているフロントコンソール構造であって、
    前記ブーツの下端部側のフレームに形成された係合部を係合させる被係合部が前記フロントコンソール本体の上端部に形成され、
    前記シフトレバーが前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合と、前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合とで前記コンソールガーニッシュが共通化され、
    前記マニュアルタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが、前記被係合部に係合した係合部を上方から覆うとともに、前記フレームとフロントコンソール本体との隙間を覆い、
    前記オートマチックタイプのシフトレバーである場合は、前記コンソールガーニッシュが前記インジケータの側部を上方から覆うとともに、前記インジケータとフロントコンソール本体との隙間を覆うフロントコンソール構造。
  2. 前記インジケータの側部と前記コンソールガーニッシュに、水平方向で互いに係合する位置規制用の係合部と被係合部が振り分け配設されている請求項1記載の車両のフロントコンソール構造。
JP2010109968A 2010-05-12 2010-05-12 フロントコンソール構造 Active JP5516047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010109968A JP5516047B2 (ja) 2010-05-12 2010-05-12 フロントコンソール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010109968A JP5516047B2 (ja) 2010-05-12 2010-05-12 フロントコンソール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011235797A JP2011235797A (ja) 2011-11-24
JP5516047B2 true JP5516047B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=45324260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010109968A Active JP5516047B2 (ja) 2010-05-12 2010-05-12 フロントコンソール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5516047B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629121Y2 (ja) * 1988-08-31 1994-08-10 三菱自動車工業株式会社 車両用フロアコンソール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011235797A (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220055507A1 (en) Seat with blower
JP2009035077A (ja) 車両の内装構造
JP5771904B2 (ja) フロントピラートリムの取り付け構造
JP5516047B2 (ja) フロントコンソール構造
JP5445290B2 (ja) 車室内構造
JP5732829B2 (ja) 車両のフロア構造
JP4973978B2 (ja) コンソールボックスの取付け構造
JP4769672B2 (ja) A/t車両のインジケータ
JP5914039B2 (ja) 車両のスカッフプレート組付け構造
JP5920037B2 (ja) インストルメントパネルの取り付け方法
JP4257898B2 (ja) インストルメントパネル用ブラインド部材
JP5120096B2 (ja) シフトレバー周辺構造
JP5500502B2 (ja) 車両のセンターコンソールボックス周辺部構造
JP6064848B2 (ja) 自動車の内装構造
JP5047044B2 (ja) メータ取付構造
JP2008195149A (ja) 自動車の前部構造
JP2021107172A (ja) インストルメントパネル構造
JP7135774B2 (ja) カウルサイドトリムの取付構造
JP5162317B2 (ja) 樹脂部品の取付構造
JP6322841B2 (ja) ロアサイドカバー及び車室内の前部構造
JP6824308B2 (ja) インストルメントパネルの部材取付構造
JP7405682B2 (ja) カウルカバー
JP6164919B2 (ja) インストルメントパネルとaピラーガーニッシュとの組付構造
JP5477633B2 (ja) インストルメントパネル
JP6714653B2 (ja) 車両前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5516047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151