JPH06290149A - 情報処理装置における機能実行支援システム及び機能登録方法 - Google Patents

情報処理装置における機能実行支援システム及び機能登録方法

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JPH06290149A
JPH06290149A JP5079591A JP7959193A JPH06290149A JP H06290149 A JPH06290149 A JP H06290149A JP 5079591 A JP5079591 A JP 5079591A JP 7959193 A JP7959193 A JP 7959193A JP H06290149 A JPH06290149 A JP H06290149A
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Masahiro Tarumi
正宏 樽見
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報処理装置の機能を好適に実行するための機
能実行装置及びその機能の登録方法に関し、入力操作性
を向上すると共に、機能を容易に呼び出すことのできる
機能実行支援システム及びその機能登録方法を実現す
る。 【構成】装置は、入力文字が登録されているか否か判定
し(ステップ402)、登録されているときには、その
登録名と共に記憶されている機能を実現するための複数
の項目のデータを取得する(ステップ403)。そし
て、これら複数の項目のデータの夫々について予め登録
されているかを検索し、登録されていないときはその項
目のデータの選択入力を待ち、登録データがあるときは
その項目の選択入力があったものとして使用者の選択入
力を省略する(ステップ406〜413)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
機能実行システム及び機能登録方法に係り、特に、情報
処理装置の持つ機能を好適に実行するための機能実行支
援システム及びその機能の登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置においては、入力装置から
の入力に基づき、種々の機能が実行できるようになされ
ているが、そのためには、使用者が機能選択のために多
くの選択、設定入力操作が必要である。従って、使用者
の使い勝手の向上のためには、使用者の入力回数を極力
少なくすることが望まれる。
【0003】従来より、コンピュータを用いた情報処理
装置は、種々知られているが、かかる情報処理装置で
は、図9のフローチャートに示すようにして機能が実行
される。同図において、使用者が入力装置により、所望
の機能を選択すると(ステップ901)、入力選択機能
が表示装置の画面に表示される(ステップ902)。こ
の機能は、複数のn個の選択項目の入力があって初めて
機能が実行されるものであり、表示画面には1番目から
n番目までの選択項目が順次表示され、使用者は、この
表示画面に従って入力装置を用いて1番目からn番目ま
での選択項目を順次選択する(ステップ902〜90
6)。そして、n個の選択項目のすべてについて選択入
力があると、選択した機能が実行される(ステップ90
7)。
【0004】例えば、上記の情報処理装置としてワード
プロセッサを考える。このワードプロセッサが持ってい
る機能は多数あり、その中から使用者が希望する機能を
実行するためには、そのワードプロセッサに定められた
キー入力等のオペレーティングや選択をする必要があ
る。例えば、網かけ機能を実行するためには、「網かけ
の種類の選択」、「網かけの色選択」、「網かけの始点
入力」、「網かけの終点入力」、「網かけの繰り返し入
力の選択」などの5つの選択項目をすべて、使用者が入
力装置を用いて選択して初めて、網かけ機能が実行され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
情報処理装置では、希望の機能を実行するためには、そ
の装置が定めた入力操作(設定や選択)がすべて必要で
あるため、その入力操作の中には、普段はめったに使わ
なかったり、または、いつでも決まった値しか選択しな
いものもあるにもかかわらず、これらのめったに使わな
い選択操作や決まった値の選択操作を毎回、その機能を
実行しようとするたびごとに行なわなければならず、操
作性が極めて不便である。
【0006】また、機能を利用しようとする場合、その
装置が定めたキー入力等のオペレーティングをする必要
があるため、多機能な装置や慣れていない装置では、使
用者が普段使用していない機能を実行しようとするとき
には、その機能がどこにあるのかを捜す必要があり、使
い勝手が悪いという問題もある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、演算処理装置の機能実行のために複数の操作が必要
な場合に、予め任意の機能を登録しておくことにより、
上記の課題を解決した、情報処理装置の機能実行支援シ
ステム及び機能登録方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、少なくとも演算処理装置、記憶装
置、表示装置および入力装置を備え、選択可能な複数の
項目からなる実行仕様を持つ機能を複数有し、入力装置
からの指定を受け付けて、指定された機能を指定された
実行仕様で実行する機能実行処理手段を有する情報処理
装置における機能実行支援システムにおいて、予め登録
しようとする機能の指定と、その機能の実行仕様の指定
とを受け付けて、これらの指定データを記憶装置に登録
する機能登録手段と、機能実行に際して、入力装置から
の機能の指定の入力を受け付けて、指定された機能およ
びその機能の実行仕様が前記記憶装置に登録されている
か否かを検索し、登録されている事項については、それ
らの指定データを記憶装置から取得し、登録されていな
い事項については、入力装置からの入力を受け付けて指
定データを取得する検索手段とを備え、機能実行処理手
段は、検索手段が取得した、指定された機能およびその
実行仕様についての指定データに基づいて、当該機能を
実行することを特徴とする、情報処理装置における機能
実行支援システムが提供される。
【0009】また、本発明の他の態様によれば、少なく
とも演算処理装置、記憶装置、表示装置および入力装置
を備え、選択可能な複数の項目からなる実行仕様を持つ
機能を複数有し、入力装置からの指定を受け付けて、指
定された機能を指定された実行仕様で実行する機能実行
処理手段を有する情報処理装置における機能登録方法に
おいて、登録しようとする機能に付する登録名の入力
を、入力装置を介して受け付けて、記憶装置に登録する
第1のステップと、その登録名で登録しようとする機能
の選択を、入力装置を介して受け付けて、記憶装置に登
録する第2のステップと、第2のステップで選択された
機能を実行するために必要な実行仕様の複数の項目のい
ずれかの選択を、入力装置を介して受け付けて、記憶装
置に登録する第3のステップとを含むことを特徴とする
機能登録方法が提供される。
【0010】
【作用】本発明の機能実行支援システムでは、使用者の
希望する機能について記憶装置に登録しておくことによ
り、複数の項目の入力のすべてを行う必要がないため、
入力操作を最小限に省くことができる。
【0011】また、本発明登録方法では、前記第1乃至
第3のステップを順次実行することにより、機能の登録
名や、その機能実行に必要な複数の入力項目のうち任意
の入力項目の登録を前記記憶装置に行うことができるた
め、上記の機能実行支援システムで実行する所望の機能
を予め使用者の利用しやすいように登録しておくことが
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0013】図1は本発明の機能実行しえんシステム一
実施例が適用される情報処理装置のシステム構成図を示
す。同図において、情報処理装置は、表示装置101、
演算処理装置102、外部記憶装置103、主記憶装置
104および入力装置105からなり、これらがバス1
06を介して互いに接続された構成である。表示装置1
01は、演算処理装置102により処理された結果(こ
こでは、機能の入力項目など)や、入力装置105によ
り入力されたデータなどを表示する。
【0014】演算処理装置102は、外部記憶装置10
3や主記憶装置104からのプログラムに従い、入力装
置105からのデータを演算処理し、また、外部記憶装
置103や主記憶装置104に処理データを格納した
り、表示装置101に表示する制御装置で、ここでは、
アプリケーションソフトウェア(ワープロの機能や表計
算の機能その他)上にて動作する。
【0015】本実施例では、演算処理装置102は、選
択可能な複数の項目からなる実行仕様を持つ機能を複数
有し、入力装置105からの指定を受け付けて、指定さ
れた機能を指定された実行仕様で実行する機能実行処理
手段と、予め登録しようとする機能の指定と、その機能
の実行仕様の指定とを受け付けて、これらの指定データ
を主記憶装置104に登録する機能登録手段と、機能実
行に際して、入力装置105からの機能の指定の入力を
受け付けて、指定された機能およびその機能の実行仕様
が前記主記憶装置104に登録されているか否かを検索
し、登録されている事項については、それらの指定デー
タを主記憶装置104から取得し、登録されていない事
項については、入力装置105からの入力を受け付けて
指定データを取得する検索手段の各手段を実現する。こ
こで、各種データは、主記憶装置104に格納されるよ
うにしてあるが、最終的には、外部記憶装置103に保
存される。
【0016】機能実行処理手段は、検索手段が取得し
た、指定された機能およびその実行仕様についての指定
データに基づいて、当該機能を実行する。
【0017】機能登録手段は、登録すべき機能の登録名
の入力を受け付けると共に、その登録名で登録する機能
の指定を受け付ける機能登録受付手段と、その機能につ
いての実行仕様を示す1または2以上の項目および未登
録とすることを示す項目を表示手段に表示させ、いずれ
かの項目の選択を入力装置から受け付け、選択された項
目を登録する実行仕様登録受付手段とを備える。機能登
録受付手段は、登録名を文字列として入力を受け付け、
かつ、登録対象となる機能の一覧を表示装置101に表
示させ、いずれかの機能の選択を入力装置105から受
け付けるものである。実行仕様登録受付手段は、登録対
象の機能が、複数種の実行仕様を持つ場合、それらを予
め定めた順に表示装置101に表示させて、その順に実
行仕様の項目の指定を受け付けるものである。また、実
行仕様登録受付手段は、各実行仕様種ごとに、それぞれ
仕様の内容を示す事項を一覧表示して、入力装置105
からの選択を受け付けるものである。
【0018】検索手段は、機能および実行仕様の全部ま
たは一部が登録されていないとき、その登録されていな
い事項について、入力装置105から必要事項を入力さ
せるための画面を表示装置101に表示させるよう機能
する。
【0019】外部記憶装置103は、上述したように、
例えば、機能の登録データその他を記憶する。主記憶装
置104は、計算機プログラムなどを記憶している。本
実施例の機能実行支援システムは、アプリケーションソ
フトウェアに組み込んで使用する場合や、予め主記憶装
置104に常駐させて使用する場合がある。また、入力
装置105は、キーボード、マウスなどの使用者が操作
する装置で、任意のデータを入力することができる。
【0020】本実施例は、かかるシステム構成の情報処
理装置に搭載されて、機能の実行を簡単に行えるように
したものである。次に、本実施例のシステムによる機能
登録方法の一実施例について、フローチャートを参照し
て説明する。図2は本実施例の機能登録方法の一実施例
のフローチャートを示す。まず、使用者は、所望の機能
の登録時には、予め定められた入力方法により、入力装
置105を用いて機能の登録の呼び出しを行う(ステッ
プ201)。これにより、演算処理装置102は、表示
装置101に機能登録の表示を行う(ステップ20
2)。
【0021】使用者は、この表示に従い、登録しようと
する機能の、自分の好みに応じた登録名を、入力装置1
05を用いて入力する(ステップ203)。その後、演
算処理装置102は、この装置で機能の登録ができるデ
ータ数や登録できるデータの名前等を外部記憶装置10
3や主記憶装置104から取得し(ステップ204)、
この取得データに基づき、登録可能な機能を表示装置1
01に一覧表示させる(ステップ205)。
【0022】使用者は、この表示に従い、登録しようと
する機能を入力装置105を用いて選択する(ステップ
206)。演算処理装置102は、この選択入力された
機能を実行するために必要な、実行仕様を表す複数の入
力項目の各データ(以下、項目データともいう)を、外
部記憶装置103や主記憶装置104から取得する(ス
テップ207)。そして、演算処理装置102は、この
取得項目データのうち、最初の項目データを表示装置1
01に表示させる(ステップ208)。
【0023】使用者は、この表示に従い、その表示選択
項目の中から、自分が希望する項目を選択し、または、
設定して、そのデータを入力装置105を用いて入力す
る(ステップ209)。演算処理装置102は、この入
力データを外部記憶装置103または主記憶装置104
に記憶する(ステップ210)。このようにして、最初
の項目データの登録が終わると、続いてすべての項目デ
ータについて登録の選択が行われたか否か判定し(ステ
ップ211)、すべての項目データについての登録の選
択が行われていないときはステップ208に戻り、次の
順番の項目データの表示を行わせる。
【0024】以下、上記と同様にして、各項目データに
ついて登録の選択が行われ(ステップ208〜21
1)、すべての項目データの登録の選択が終了すると、
演算処理装置102は、表示装置101に入力データの
確認のための表示を行わせた後(ステップ212)、登
録処理を終了する。なお、ステップ212の入力データ
の確認の表示は必ずしも行わなくてもよい。
【0025】次に、図2に示す機能登録方法の一実施例
に基づく具体例について、図3と共に説明する。この例
は、「網かけ」の機能の登録に関し、網かけの機能のう
ち、網かけの色指定と、網かけの繰り返しの入力を省き
たい場合の例である(網かけの色は赤とし、繰り返しは
1回とする)。
【0026】使用者は、機能登録の呼び出しに定められ
た入力を入力装置105より行い、機能登録の呼び出し
を行うと(図2のステップ201)、表示装置101に
機能登録の表示が行われる(図2のステップ202)。
そこで、この表示に従い、使用者が機能の登録名として
「あみかけいち」を入力したものとすると、表示装置1
01の表示画面は、図3(A)に示す如く、「あみかけ
いち」が入力登録名であることを示す表示になる。
【0027】続いて、図2のステップ205に従い、図
3(B)に示す如く、登録可能な機能の一覧表示が行わ
れる。使用者は、この中から入力登録名「あみかけい
ち」で実行される任意の機能を選択する(図2のステッ
プ206)。ここでは、使用者が4番目の機能「網か
け」を選択したものとすると、前記演算処理装置102
は、図2のステップ207に従い、網かけの機能の項目
データを取得する。
【0028】網かけの機能を実行するための項目は、
「網かけの種類選択」、「網かけの色選択」、「網かけ
の始点入力」、「網かけの終点入力」および「網かけの
繰り返しの選択」の計5項目あるものとすると、まず、
図2のステップ208に従い、最初の項目データに基づ
き、図3(C)に示す如く、「網かけの種類選択」の画
面が表示される。
【0029】この「網かけの種類選択」の表示は、1が
「実行する」で、2が「実行しない」であり、また「実
行しない」ときは、さらに4種類の網かけの中から1種
類を選択させる表示である。1を選択したときは、後述
の如く、登録名「あみかけいち」を入力し、網かけ機能
を呼び出したときに網かけの種類の入力操作が必要であ
り、2を選択したときは、その後、登録名「あみかけい
ち」を入力し、網かけ機能を呼び出したときに、4種類
の網かけの中から今回選択した1種類の網かけに固定的
に設定されるために、網かけの種類の入力操作が不要で
ある。ここでは、使用者はこの表示の中から1を選択し
たものとする(図2のステップ209に相当)。
【0030】続いて、図3(D)に示す如く、「網かけ
の色選択」の画面が表示される(図2のステップ208
に相当)。この「網かけの色選択」の表示は、1が「実
行する」で、2が「実行しない」であり、また、「実行
しない」ときは、さらに、複数の種類の色の中から1種
類を選択させる表示である。ここでは、使用者は2の
「実行しない」を選択し、さらに1の「赤」を選択した
ものとする。
【0031】続いて、図3(E)に示す如く、「網かけ
の始点入力」の画面が表示される(図2のステップ20
8に相当)。この「網かけの始点入力」の表示は、1が
「実行する」で、2が「実行しない」であり、また、
「実行しない」ときは、さらに、始点座標を入力させる
表示である。ここでは、使用者は1の「実行する」を選
択したものとする(図2のステップ209に相当)。
【0032】続いて、図3(F)に示す如く、「網かけ
の終点入力」の画面が表示される(図2のステップ20
8に相当)。この「網かけの終点入力」の表示は、1が
「実行する」で、2が「実行しない」であり、また、
「実行しない」ときは、さらに、終点座標を入力させる
表示である。ここでは、使用者は網かけの始点入力の場
合と同様に、1の「実行する」を選択したものとする
(図2のステップ209に相当)。
【0033】そして、最後の5番目の項目である「網か
けの繰り返しの選択」の画面が、図3(G)に示す如
く、表示される。この「網かけの繰り返しの選択」の表
示は、1が「実行する」で、2が「実行しない」であ
り、また、「実行しない」ときは、さらに、「繰り返
す」と「繰り返さない」とのうちの一方を選択させる表
示である。ここでは、使用者は2の「実行しない」を選
択した後、2の「繰り返さない」を選択したものとす
る。
【0034】このようにして、機能「網かけ」の実行に
必要なすべての項目の入力が終了すると、図2のステッ
プ212に従い、図3(H)に示す如く、入力データの
確認の表示が行われる。図3(H)からわかるように、
登録した機能が「網かけ」で、「網かけの種類選択」は
実行する、「網かけの色選択」は実行せず「赤」とす
る、「網かけの始点入力」は実行する、「網かけの終点
入力」は実行する、そして「網かけの繰り返しの選択」
は実行せず「繰り返さない」ことが確認表示される。な
お、この表示中に、機能登録名「あみかけいち」を表示
するようにしてもよい。
【0035】このように、本実施例によれば、後述の機
能実行装置で実行する所望の機能を、予め使用者の利用
しやすいように登録しておくことができるため、それぞ
れの登録機能を容易に捜すことができ、また、使用しな
い機能は省くこともできる。
【0036】次に、本実施例において、機能を実行する
場合の例について説明する。図4は本実施例システムの
一実施例のフローチャートを示す。
【0037】図4において、まず、使用者が図1の入力
装置105を用いて文字列を入力すると(ステップ40
1)、図1の演算処理装置102は、その入力文字列が
機能登録名として登録されているか否か検索する(ステ
ップ402)。
【0038】入力文字列が機能登録名として登録されて
いないときは、図9に示した従来方法と同様の入力操作
を必要とする、通常の入力処理が行われる(ステップ4
03)。一方、入力文字列が機能登録名として登録され
ているときは、演算処理装置102は、図1に示した外
部記憶装置103または主記憶装置104より、登録名
の該当する機能のデータ(前記項目データ)を取得し
(ステップ404)、その機能を表示装置101に表示
させる(ステップ405)。
【0039】続いて、演算処理装置102は、複数の項
目データのうちの1番目の項目データを取得し、それが
選択入力を「実行する」と「実行しない」のうちのどち
らであるかを判定し、「実行しない」と判定したとき
は、登録データの値を入力データと見做し、「実行す
る」と判定したときは、1番目の項目データの入力待ち
の状態となる(ステップ406)。
【0040】ステップ406で「実行する」と判定した
ときは、1番目の項目データが入力されてから(ステッ
プ407)ステップ408に進み、「実行しない」と判
定したときは、データの入力を待つことなく、直ちにス
テップ408に進み、2番目の項目データが選択入力を
「実行する」と「実行しない」のうちのどちらであるか
を判定する。
【0041】ステップ408で「実行する」と判定した
ときは、2番目の項目データが入力されてから(ステッ
プ409)、ステップ410に進み、「実行しない」と
判定したときは、直ちにステップ410に進み、3番目
の項目データが選択入力を「実行する」と「実行しな
い」のうちのどちらであるかを判定する。以下、上記と
同様にして、登録された複数の項目データのうちの最後
であるn番目の項目データの選択入力の有無の判定が終
了し、または、n番目の項目データの入力が終了すると
(ステップ411〜413)、すべての項目データが設
定されることとなるため、演算処理装置102は、これ
らの項目データに基づき、登録された機能を実行する
(ステップ414)。
【0042】次に、図4に示す機能実行例に基づく具体
例について、図5と共に説明する。この例は、図3で説
明した、登録名「あみかけいち」で登録された網かけの
機能を実行する場合の例である。
【0043】図1に示した表示装置101には、入力装
置を用いて、図5(A)に示すように、「本日はおひが
らもよろしくたいそうけっこうでございます。」とまで
入力されていたものとする。
【0044】この状態から、使用者が、入力装置105
で、図5(A)に示すように、「あみかけいち」を入力
した後、変換キーを押下したものとすると、演算処理装
置102は、この変換キーの押下により、図4のステッ
プ401の文字の入力があったものと判断し、続いて、
この「あみかけいち」が機能登録名として登録されてい
るか否かを検索データファイルから検索する(図4のス
テップ402に相当)。
【0045】上記の検索データファイルは、例えば、図
6および図7に示す如きものである。図6の検索データ
ファイルは、機能登録名の欄601と、機能を示す欄6
02と、項目データの内容を示す欄603とからなるデ
ータファイルであって、図6の例では、7つの機能登録
がなされている。機能を示す欄602と項目データの内
容を示す欄603とにそれぞれ表されている2桁の数値
は、図7に示すファイルで定義された数値である。
【0046】例えば、機能を示す欄602の数値は、図
7のファイルの最上欄701で定義される数値で、従っ
て「01」は表作成の機能を、「02」は網かけの機能
であることを示している。また、項目データの内容を示
す欄603の数値は、図7のファイルの2段目以降の欄
702で定義される数値で、従って、例えば、網かけの
機能の場合は「00」が使用者入力を必要とする項目
で、「11」は網の種類が左下がりのハッチングであ
り、「21」は網の色が「赤」であることを示してい
る。
【0047】従って、演算処理装置102は、「あみか
けいち」が図6の検索データファイル中にあるか否か検
索すると、604に示す如く、2段目の欄に「あみかけ
いち」があることを検索する。演算処理装置102は、
さらに、欄602の2段目から、これが、「02」、す
なわち、図7のファイルの欄701から「網かけ」の機
能の登録名であること、また、欄603の2段目から、
「00」、「21」、「00」、「00」、「52」の
計5つの項目データを取得する(図4のステップ40
4)。
【0048】上記の網かけの5つの項目データのうち最
初の項目データ「00」は、「網かけの種類選択」が、
図7からわかるように、使用者の選択入力を必要とする
データであることを示しているため、表示装置101に
は、図5(B)に示す如く、「網かけの種類選択」の入
力を要求する画面が表示される。そして、この画面に従
って、使用者が任意の番号を選択入力すると(図4のス
テップ407)、演算処理装置102は、続く2番目の
項目データを判定する。ここでは、2番目の項目データ
は「21」であるから、「網かけの色選択」が「赤」で
あると判定するため(図4のステップ408)、使用者
に網かけの色選択入力を求めることなく、3番目の項目
データの判定に移行する(図4のステップ410)。
【0049】3番目の項目データ「00」は、「網かけ
の始点入力」が使用者の選択入力を必要とすることを示
しているから、表示装置101には、図5(C)に示す
如く、「網かけの始点入力」を要求する画面が表示され
る。使用者が、この画面に従って、始点の座標(例えば
「おひがら」の「お」の座標)を入力すると、続いて、
4番目の項目データが判定される。
【0050】4番目の項目データ「00」は、「網かけ
の終点入力」が使用者の選択入力を必要とすることを示
しているから、表示装置101には、図5(D)に示す
如く、「網かけの終点入力」を要求する画面が表示され
る。使用者が、この画面に従って、終点の座標(例え
ば、「おひがら」の「ら」の座標)を入力すると、続い
て5番目の項目データが判定される。
【0051】5番目の項目データ「52」は、図7から
わかるように、「網かけの繰り返しの選択」による選択
入力を実行せず、網かけを繰り返さないことを示してい
るから、演算処理装置102は、この「網かけの繰り返
しの選択」を要求する表示を行わせることなく、「網か
けの繰り返しの選択」は網かけを繰り返さないとの入力
があったものと判断する。5番目の項目データの入力の
判定が済むと、網かけの機能のすべての項目が選択され
たこととなるため、表示装置101には、図5(E)に
示す如く、「おひがら」の位置に赤色の網かけの機能が
実行された画面が表示されることとなる(図4のステッ
プ414)。
【0052】このように、本実施例によれば、網かけの
実行の際に選択入力が必要となる5つの項目のうち、2
つの項目(「網かけの色選択」と「網かけの繰り返しの
選択」)を予め任意のデータに登録しておいたため、こ
れらの項目の選択入力操作が不要であり、従来に比べて
操作性を向上することができる。また、上記の登録によ
り、網かけは、自動的に、かつ、必要に応じて選択画面
が表示されるため、常時、機能選択用のメニュー画面を
表示しておく必要がなく、よって、本実施例は、従来に
比し、画面を広く使える。
【0053】図8は本発明の一実施例における一覧表示
の例を示す。ある定められた方法に従って、使用者が、
入力装置105を用いて一覧表示の入力を行うことによ
り、演算処理装置102は、外部記憶装置103または
主記憶装置104に記憶されている図6および図7の検
索データファイルのデータを取得して、図8に示す如
く、データ内容を一覧表示することができる。図8にお
いて、カッコの数値は、始点または終点の座標を示す。
この一覧表示により、使用者が登録名や登録項目を忘れ
てしまったような場合でも、それらを確認することがで
きる。
【0054】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、計算機上のアプリケーションソフトで
実行できる各種機能に広く適用することができるもので
ある。
【0055】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、一つの機
能を実行するために必要とされる複数の項目の入力のす
べてを行う必要がないため、入力操作を最小限に省くこ
とができ、従って、従来に比し入力操作の操作性を向上
することができる。また、登録された機能の選択項目表
示画面は、登録名の入力により、自動的に、かつ、必要
に応じて表示されるため、常時表示しておく必要がな
く、従来に比し表示画面を広く使用することができる。
【0056】また、本発明の機能登録方法によれば、上
記の機能実行装置で実行する所望の機能を、予め使用者
の利用しやすいように登録しておくことができるため、
それぞれの登録機能を容易に捜すことができ、また使用
しない機能は省くこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明になる機能登録方法の一実施例のフロー
チャートである。
【図3】図2の登録方法の具体例を説明する図である。
【図4】本発明になる機能実行システムの一実施例のフ
ローチャートである。
【図5】図4の機能実行システムの具体的動作説明図で
ある。
【図6】検索データファイルの一例を示す図である。
【図7】図6のファイル検索時に用いられるファイルの
一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例における一覧表示の例を示す
図である。
【図9】従来の一例の動作説明用フローチャートであ
る。
【符号の説明】
101…表示装置、102…演算処理装置、103…外
部記憶装置、104…主記憶装置、105…入力装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも演算処理装置、記憶装置、表示
    装置および入力装置を備え、選択可能な複数の項目から
    なる実行仕様を持つ機能を複数有し、入力装置からの指
    定を受け付けて、指定された機能を指定された実行仕様
    で実行する機能実行処理手段を有する情報処理装置にお
    ける機能実行支援システムにおいて、 予め登録しようとする機能の指定と、その機能の実行仕
    様の指定とを受け付けて、これらの指定データを記憶装
    置に登録する機能登録手段と、 機能実行に際して、入力装置からの機能の指定の入力を
    受け付けて、指定された機能およびその機能の実行仕様
    が前記記憶装置に登録されているか否かを検索し、登録
    されている事項については、それらの指定データを記憶
    装置から取得し、登録されていない事項については、入
    力装置からの入力を受け付けて指定データを取得する検
    索手段とを備え、 機能実行処理手段は、検索手段が取得した、指定された
    機能およびその実行仕様についての指定データに基づい
    て、当該機能を実行することを特徴とする、情報処理装
    置における機能実行支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、機能登録手段は、 登録すべき機能の登録名の入力を受け付けると共に、そ
    の登録名で登録する機能の指定を受け付ける機能登録受
    付手段と、 その機能についての実行仕様を示す1または2以上の項
    目および未登録とすることを示す項目を表示装置に表示
    させ、いずれかの項目の選択を入力装置から受け付け、
    選択された項目を登録する実行仕様登録受付手段とを備
    える、情報処理装置における機能実行支援システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、機能登録受付手段は、
    登録名を文字列として入力を受け付け、かつ、登録対象
    となる機能の一覧を表示装置に表示させ、いずれかの機
    能の選択を入力装置から受け付けるものである、情報処
    理装置における機能実行支援システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、実行仕様登録受付手段
    は、登録対象の機能が、複数種の実行仕様を持つ場合、
    それらを予め定めた順に表示装置に表示させて、その順
    に実行仕様の項目の指定を受け付けるものである、情報
    処理装置における機能実行支援システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、実行仕様登録受付手段
    は、各実行仕様種ごとに、それぞれ仕様の内容を示す事
    項を一覧表示して、入力装置からの選択を受け付けるも
    のである、情報処理装置における機能実行支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項5において、検索手段は、機能およ
    び実行仕様の全部または一部が登録されていないとき、
    その登録されていない事項について、入力装置から必要
    事項を入力させるための画面を表示装置に表示させる手
    段をさらに有する、情報処理装置における機能実行支援
    システム。
  7. 【請求項7】少なくとも演算処理装置、記憶装置、表示
    装置および入力装置を備え、選択可能な複数の項目から
    なる実行仕様を持つ機能を複数有し、入力装置からの指
    定を受け付けて、指定された機能を指定された実行仕様
    で実行する機能実行処理手段を有する情報処理装置にお
    ける機能登録方法において、 登録しようとする機能に付する登録名の入力を、入力装
    置を介して受け付けて、記憶装置に登録する第1のステ
    ップと、 その登録名で登録しようとする機能の選択を、入力装置
    を介して受け付けて、記憶装置に登録する第2のステッ
    プと、 第2のステップで選択された機能を実行するために必要
    な実行仕様の複数の項目のいずれかの選択を、入力装置
    を介して受け付けて、記憶装置に登録する第3のステッ
    プとを含むことを特徴とする機能登録方法。
JP5079591A 1993-04-06 1993-04-06 情報処理装置における機能実行支援システム及び機能登録方法 Pending JPH06290149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524901A (ja) * 2003-04-04 2007-08-30 ヤフー! インコーポレイテッド 汎用検索インターフェースシステム及び方法

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JP2007524901A (ja) * 2003-04-04 2007-08-30 ヤフー! インコーポレイテッド 汎用検索インターフェースシステム及び方法

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