JPH0736879A - かな漢字変換制御装置およびその制御方法 - Google Patents

かな漢字変換制御装置およびその制御方法

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JPH0736879A
JPH0736879A JP5156646A JP15664693A JPH0736879A JP H0736879 A JPH0736879 A JP H0736879A JP 5156646 A JP5156646 A JP 5156646A JP 15664693 A JP15664693 A JP 15664693A JP H0736879 A JPH0736879 A JP H0736879A
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kana
character string
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kanji
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JP5156646A
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Inventor
Toshihiro Morita
利広 森田
Hideki Chiaki
秀樹 千秋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動かな漢字変換時、入力位置を示すカ−ソ
ルが左に戻ることなく、利用者の視点がスム−スにな
り、また確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空い
てしまわないようにして、利用者の操作性を向上する。 【構成】 変換後文字列を記憶する記憶手段と、指定文
字を格納する記憶手段と、自動変換により発生したスペ
−スを左詰めにする特定キ−とを設け、入力中のカ−ソ
ル位置を左に戻すことなく、変換後の文字列を右詰めで
表示する。また、変換後の文字列の文字間隔を分散させ
て表示したり、変換後の文字列のみを左詰めで表示した
り、表示方式の1つを選択することができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワ−ドプロセッサ等に
おいて、入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに右詰めで
表示が可能であり、連続入力がし易いかな漢字変換制御
装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワ−ドプロセッサ等における
単文節のかな漢字変換装置あるいは複数文節の一括変換
を行うかな漢字変換装置では、変換キ−等を明示的に押
下することによりかな漢字変換を行っていた。しかし、
かな文字を入力した後、その度毎にキ−を押下するの
で、その操作方法に煩しさがあった。その煩しさをなく
す方法として、例えば特開昭61−208162号公報
に示されるような自動変換方式があり、何も押さずに自
動的にかな漢字変換を行えるようになった。図9は、従
来の自動かな漢字変換方法の画面表示の例を示す図であ
る。図9(1)の下線部は、キ−ボ−ドより入力された
かな文字列であって、これを入力かな列と呼ぶ。また、
(2)の網掛けの部分は、かな漢字変換が行われて未確
定の状態を表わしており、これを変換後文字列と呼ぶ。
(1)の入力かな列と(2)の変換後文字列とを合わせ
て未確定文字列と呼ぶ。上述の自動変換方法では、かな
文字を入力している途中で文字列が自動的に漢字に変換
される。このとき、入力したかな文字列よりも変換後の
文字列(かな漢字混り文字列)の方が文字列長が短い場
合が多い。このため、図9の(1)の入力かな列から
(2)の変換後文字列に変換されるように、変換が行わ
れる度毎にカ−ソル位置(黒の四角形で示す)が左に戻
り、カ−ソル位置が左右に振動して表示が見難くなると
いう問題があった。そこで、このような問題をなくす方
法として、例えば特開昭63−91772号公報に示さ
れるように、自動変換が起きても直ちに変換結果を表示
せずに、句読点を入力した時点で初めて変換結果を表示
する方法が提案された。しかしながら、この方法では、
逐次変換・確定されていく状態がオペレ−タに確認でき
ないため、誤って変換・確定されても、直ちにこれが分
からないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ワ−ドプロセッサ等におけるかな漢字変換装置では、か
な文字を入力し、自動かな漢字変換するときの画面表示
は、変換前と変換後の文字列長が異なる場合、変換後の
文字列長に合わせてカ−ソル位置がその都度移動するた
め、変換が行われる度にオペレ−タの視点もそれに伴っ
て移動しなければならず、操作性の点で非常に見難いと
いう問題があった。本発明の目的は、このような従来の
課題を解決し、自動かな漢字変換が行われても、入力位
置を示すカ−ソル位置が左方向に戻ることなく、常に最
後に入力したかな文字の次の位置にあるようにして、オ
ペレ−タの視点の移動を円滑にでき、また確定文字列と
未確定文字列の間隔が極端に空かないようなかな漢字変
換制御装置およびその制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のかな漢字変換制御装置は、(イ)かな文字
列を入力する入力手段(1)と、入力された文字を認識
する入力制御手段(2)と、かな漢字変換制御手段
(4)と、変換された文字列を出力する出力手段(8)
とを備え、入力されたかな列を自動的に漢字に変換して
表示出力するかな漢字変換制御装置において、入力した
文字列を記憶する記憶手段(5)と、かな漢字変換制御
手段(4)により変換された変換後文字列を記憶する記
憶手段(6)と、複数の表示方式を記憶する表示方式記
憶手段(9)と、入力かな文字列記憶手段(5)および
変換後文字列記憶手段(6)に格納されている各情報を
用いて文字列の表示位置を計算するとともに、表示方式
記憶手段(9)に格納された複数のうちの1つの表示方
式を選択する編集制御手段(3)と、選択された表示方
式で表示された後、左詰めを指定する指定文字を記憶す
る左詰め指定文字記憶手段(10)とを具備したことを特
徴としている。また、(ロ)入力手段(1)に、自動変
換により発生したスペ−スを左詰めにすることを指示す
る特定キ−を設けたことも特徴としている。また、本発
明のかな漢字変換制御方法は、(ハ)入力されたかな列
を自動的に漢字に変換して表示するかな漢字変換制御方
法において、変換前の文字列よりも変換後の文字列の方
が短いか否かを判断し、短い場合には、変換前と変換後
の桁数の差を計算して、かな漢字変換が開始された位置
より差分の空白を表示した後に、変換後の文字列を右詰
めで表示することを特徴としている。また、(ニ)変換
前の表示範囲に変換後の文字列を分散させて表示するた
めの文字間隔を計算した後、変換後文字列記憶部の内容
を読み出して、求められた文字間隔で変換後の文字列を
分散させて表示することも特徴としている。また、
(ホ)かな列の先頭より複数桁が変換された場合、変換
前の文字列よりも変換後の文字列の方が短いことを確認
し、その差分を計算して、その差分の空白を変換後の文
字列と未変換の文字列の間に表示し、変換後の文字列を
左詰めで表示することも特徴としている。また、(ヘ)
変換後の文字列を右詰めで表示する第1の表示方式と、
変換後の文字列を分散させて表示する第2の表示方式
と、変換後の文字列を左詰めで表示し、空白を挟んで未
変換の文字列を右詰めで表示する第3の表示方式のう
ち、入力によりいずれか1つを任意に選択して表示する
ことも特徴としている。さらに、(ト)指定文字を格納
する記憶手段(10)ないし入力手段(1)に特定キ−を
配置することにより、指定された文字が文書の中で入力
された時点ないし特定キ−が入力された時点で、自動変
換により発生した空白表示部分を除去して、変換後文字
列を左詰めで表示することも特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、(a)入力中のカ−ソル位
置を左に戻さずに、変換後の文字列を右詰めで表示す
る。これにより、視点の移動がスム−スになるため、連
続入力がし易くなる。また、(b)入力中のカ−ソル位
置を左に戻さずに、変換後の文字列を文字間隔を分散さ
せて表示する。これにより、連続入力時に視点の移動が
スム−スとなるので、連続入力がし易くなる。また、
(c)入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに、変換後の
文字列を左詰めで表示し、未変換後の文字列との間に空
白を表示する。この場合にも、全く同じように連続入力
がし易くなる。また、(d)上記3つの表示方式(a)
〜(c)のうち、1つを利用者が任意に選択できるの
で、利用者の操作性が向上する。また、(e)左詰め指
定文字を記憶する手段を設けて、指定された文字が文書
中で入力されると、その時点で自動変換により発生した
スペ−スを詰めるので、連続入力時に、確定文字列と未
確定文字列の間隔が極端に空くことがない。さらに、
(f)入力装置に特殊キ−を設けて、そのキ−が押下さ
れた時点で、前と同じように、変換時に発生したスペ−
スを詰めて、左詰めするので、連続入力時に文字列と文
字列間が極端に空いてしまうことがなくなる。このよう
にして、本発明では、オペレ−タの操作性が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すかな漢字変
換制御装置のブロック構成図である。図1において、1
はキ−情報等を入力する入力部、2は入力されたキ−情
報を認識する入力制御部、3は入力制御部2からの制御
情報とかな文字列を受けて、その内容に応じて処理を行
う編集制御部、4は入力かな列記憶部からかな文字列を
受け取り、かな漢字変換を行うかな漢字変換制御部、5
は入力されたかな文字列を格納する入力かな列記憶部、
6はかな漢字変換制御部4により変換された変換中文字
列を格納する変換後文字列記憶部、7は編集制御部3で
入力かな列記憶部5、変換後文字列記憶部6の各情報を
用いて文字列の表示位置を計算し、これを表示するため
の出力制御部、8はディスプレイ等の出力部、9は表示
方式を記憶する表示方式記憶部、10は左詰め指定文字
記憶部である。
【0007】図2は、本発明の第1の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図10
は図2における画面表示例を示す図である。第1の実施
例は、図10(2)に示すように、変換後の文字列の前
に変換前の文字列との差分だけの空白部を表示する方法
である。いま、入力部1からかな文字列をL桁入力した
とする。先ず、入力されたかな文字列が変換されたか否
かを調べる(ステップ101)。変換された場合には、
かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文字列に変換され
たとすると、変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの
方が短いか否かを調べる(ステップ102)。変換後の
文字列の方が短い場合(つまり、M>N)には、変換前
と変換後の桁数の差(M−N)を計算し、かな漢字変換
が開始された位置よりその差分の空白を表示する(ステ
ップ103)。次に、変換後の文字列N桁を変換後文字
列記憶部6に格納し(ステップ104)、次に、変換後
文字列記憶部6の内容を画面に表示する(ステップ10
5)。図2の具体例を、図10で説明する。図10
(1)に示すように、L=12桁のかなを入力し、ここ
で先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換され
て、N=5桁の『技術開発』になったものとする。先
ず、図2のステップ101において、かな漢字変換され
たことが判断できる。次に、図2のステップ102で、
M>Nであると判断し、図10(2)に示すように、ス
テップ103でM−N=4桁の空白をかな漢字変換の開
始位置より表示する。次に、ステップ104で変換後の
文字列『技術開発』が図2の変換後文字列記憶部6に格
納され、次にステップ105でその内容が出力部8で表
示される。表示の結果は、図10(2)に示すようにな
る。
【0008】図3は、本発明の第2の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図11
は、図3における画面表示例を示す図である。第2の実
施例は、図11(2)に示すように、変換後の文字列を
1つ置きに空白を挿入して表示する方法である。いま、
入力部1よりかな文字列をL桁入力したものとする。先
ず、かな文字列が変換されたか否かを調べる(ステップ
201)。変換された場合について、かな文字列の先頭
よりM桁が、N桁の文字列に変換されたものとする。変
換後の文字列N桁を変換後文字列記憶部6に格納する
(ステップ202)。次に、M桁分の表示範囲にN桁の
文字を分散させて表示するための文字間隔を計算する
(ステップ203)。すなわち、文字間隔D=(M−
N)/(N−1)を計算する。次に、変換後文字列記憶
部6の内容を、ステップ203で求めた文字間隔Dでか
な漢字変換開始位置より表示する(ステップ204)。
図3の画面表示を図11で説明する。オペレ−タは、図
11(1)に示すようにL=12桁のかな文字を入力
し、ここで先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変
換されて、N=5桁の『技術開発が』になったものとす
る。図3のステップ201において、かな漢字変換が行
われたことを知る。これをステップ202で、変換後文
字列記憶部6に格納する。次に、ステップ203で、文
字間隔D=(9−5)/(5−1)=1を求める。ここ
で、変換後文字列『技術開発が』は、変換前文字列長M
=9桁の幅の範囲に文字間隔D=1桁分を空けて、ステ
ップ204で画面表示される。その表示結果は、図11
(2)に示すようになる。
【0009】図4は、本発明の第3の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作のフロ−チャ−トであり、図1
2は、図4における画面表示例を示す図である。第3の
実施例は、図12(2)に示すように、変換後の文字列
とこれから変換される文字列との間に空白を表示する方
法である。入力部1より、かな文字列がL桁入力された
ものとする。図12(1)において、かな文字列が変換
されたか否かを調べる(ステップ301)。変換された
場合について、かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文
字列に変換されたものとする。変換された文字列N桁
を、変換後文字列記憶部6に格納する(ステップ30
2)。次に、かな漢字変換開始位置より、変換後文字列
記憶部6の内容を表示する(ステップ303)。次に、
変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの方が短いか否
かを調べる(ステップ304)。次に、変換後の文字列
の方が短かい場合(M>N)には、変換前と変換後の桁
数の差(M−N)を計算し、その差分の空白を画面に表
示する(ステップ305)。図4における画面表示を、
図12により説明する。オペレ−タは、図12(1)に
示すように、L=12桁のかな文字を入力し、先頭M=
9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換されて、N=5桁
の『技術開発が』になったものとする。先ず、図4のス
テップ301で、かな漢字変換されたことが判断され
る。次に、ステップ302で、変換後文字列『技術開発
が』を変換後文字列記憶部6に格納した後、ステップ3
03で、その内容をかな漢字変換の開始位置より表示す
る。次に、ステップ304で、M>Nであると判断し、
ステップ305では、M−N=4桁の空白を変換後文字
列とその後の文字列の間に画面表示する。その結果は、
図12(2)に示すようになる。
【0010】図5は、本発明の第4の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トである。第4の
実施例は、第1〜第3の実施例のうちの1つを選択して
表示する方法である。従って、表示方式記憶部9の設置
が必要不可欠である。表示方式の選択は、編集制御部3
により行われる。先ず、図2,図3,図4の表示方式の
選択をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステッ
プ401)。選択要求があった場合には、図2、図3お
よび図4の表示方式のいずれかを選択する(ステップ4
02)。次に、選択された結果を表示方式記憶部9に格
納する(ステップ403)。例えば、図2の表示方式が
選択された場合には、ステップ101〜105の処理を
実行し、図10(2)の画面表示となる。また、図3の
表示方式が選択された場合には、ステップ201〜20
4の処理を実行し、図11(2)の画面表示となる。さ
らに、図4の表示方式が選択された場合には、ステップ
301〜305の処理を実行し、図12(2)の画面表
示となる。
【0011】図6は、本発明の第5の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図7
は、図6のトリガ−キ−の登録方法を示すフロ−チャ−
トであり、図13は図6における画面表示例を示す図で
ある。本実施例では、図1に示す左詰め指定文字記憶部
10が重要な要素となる。編集制御部3には、左詰めを
指示するための指定キ−登録手段が設けられている。す
なわち、本実施例では、図2、図3および図4の表示方
式で空白が表示されるが、その後、オペレ−タが登録し
てある指定キ−(例えば、*)を入力することにより、
表示されている空白が除去されて文字列が左詰めにな
る。図6において、先ず、入力部1からキ−入力があっ
たか否かを判断する(ステップ501)。ここでは、左
詰め指定文字記憶部10に登録されているキ−をトリガ
キ−と呼ぶ。次に、トリガキ−が入力されたか否かを調
べる(ステップ502)。トリガキ−が入力されると、
変換後文字列記憶部6の内容をかな漢字変換の開始位置
より表示する(ステップ503)。次に、入力かな列の
うち未変換の文字列を表示する(ステップ504)。図
7において、トリガ−キ−を登録する場合を説明する。
ここでは、全未確定文字列を左詰めにするタイミングと
して、『、』(読点)を用いる。先ず、指定キ−の登録
をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステップ6
01)。要求された場合には、オペレ−タが『、』を入
力するのを確認する(ステップ602)。そして、入力
した文字を、左詰め指定文字記憶部10に格納する(ス
テップ603)。図13において、図2,図3または図
4の表示方式の1つを選択して、『ぎじゅつかいはつが
そくしんされるにつれて、』と入力すると、図13
(1)に示すように、先頭または途中で空白が表示され
る。オペレ−タが既にトリガキ−として『、』を登録し
てあるものとする。ここで、オペレ−タが『、』を入力
すると、『、』を表示するとともに、未確定文字列全体
が左詰め表示される。その結果は、図13(2)のよう
になる。
【0012】図8は、本発明の第6の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図14
は、図8の画面表示例を示す図である。本実施例におい
ても、左詰め指定文字記憶部10が重要となる。先ず、
オペレ−タが入力部1からキ−入力したことを確認し
(ステップ701)、次に左詰め指定キ−が入力された
か否かを判断する(ステップ702)。なお、ここで
は、入力部1に左詰めを指定する特殊なキ−が用意され
ているものとする。これを、左詰め指定キ−と呼ぶ。左
詰め指定キ−が入力されると、変換後文字列記憶部6の
内容をかな漢字変換の開始位置より表示する(ステップ
703)。次に、入力かな列のうち、未変換の文字列を
表示する(ステップ704)。この表示方法を、図14
により説明する。左詰め指定キ−が『変換』キ−である
場合の例を示す。図14(1)の状態、つまり『技術開
発が』が変換済みであり、『そくしん』は未変換文字列
である状態で、『変換』キ−が入力されると、『そくし
ん』が『促進』に変換されると同時に、未確定文字列全
体が左詰め表示される。その結果は、図14(2)のよ
うになる。
【0013】このように、(イ)第1の実施例では、入
力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変換
後の未確定文字列全体を右詰めで表示するので、連続入
力時にカ−ソル位置が左に戻らなくなり、その結果、視
点の移動がスム−スとなって、連続入力がし易くなる。
また、(ロ)第2の実施例では、入力中のカ−ソル位置
を左に戻すことなく、かな漢字変換後の未確定文字列の
うち未変換の入力かな列を右詰めで表示し、変換後文字
列を変換開始位置から入力かな列の前までの範囲に分散
させて表示する。このため、連続入力時にカ−ソル位置
が左に戻らないので、視点の移動がスム−スになり、連
続入力がし易くなる。また、(ハ)第3の実施例では、
入力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変
換後の未確定文字列のうち、未変換の入力かな列を右詰
めで表示し、変換後文字列を左詰めで表示する。これに
より、連続入力時にカ−ソルが左に戻らないので、視点
の系動がスム−スになり、連続入力が行い易くなる。ま
た、(ニ)第4の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表
示方法のうち、いずれか1つをオペレ−タの指示で選択
することができる。従って、オペレ−タの操作性が向上
される。また、(ホ)第5の実施例では、上記(イ)〜
(ハ)の表示方法を、文節の区切り文字等を入力するこ
とにより、随時、未確定文字全体が左詰めされるので、
連続入力時に確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に
空いてしまうことを自動的に防止できる。さらに、
(ヘ)第6の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表示方
法を、オペレ−タの指定で未確定文字列全体を左詰めで
きるので、連続入力時に確定文字列と未確定文字列との
間が極端に空いてしまうことを意識的に防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動かな漢字変換を行う場合に、入力位置を示すカ−ソ
ルが直ちに左に戻ることなく、オペレ−タの視点がスム
−スになるので、連続入力がし易くなる。また、指定さ
れたキ−入力に従って全文字列を左詰めにするので、確
定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空いてしまうこ
とがない。その結果、オペレ−タの操作性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すかな漢字変換制御装置
のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図4】本発明の第3の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図5】本発明の第4の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図6】本発明の第5の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図7】図6におけるトリガ−キ−の登録方法を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図8】本発明の第6の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図9】図2に示す第1の実施例の画面表示例を示す図
である。
【図10】図3に示す第2の実施例の画面表示例を示す
図である。
【図11】図4に示す第3の実施例の画面表示例を示す
図である。
【図12】図5に示す第4の実施例の画面表示例を示す
図である。
【図13】図6に示す第5の実施例の画面表示例を示す
図である。
【図14】図8に示す第6の実施例の画面表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 入力制御部 3 編集制御部 4 かな漢字変換制御部 5 入力かな列記憶部 6 変換後文字列記憶部 7 出力制御部 8 出力部 9 表示方式記憶部 10 左詰め指定文字記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かな文字列を入力する入力手段と、入力
    された文字を認識する入力制御手段と、かな漢字変換制
    御手段と、変換された文字列を出力する出力手段とを備
    え、入力されたかな列を自動的に漢字に変換して表示出
    力するかな漢字変換制御装置において、入力した文字列
    を記憶する記憶手段と、上記かな漢字変換制御手段によ
    り変換された変換後文字列を記憶する記憶手段と、複数
    の表示方式を記憶する表示方式記憶手段と、上記入力か
    な文字列記憶手段および上記変換後文字列記憶手段に格
    納されている各情報を用いて文字列の表示位置を計算す
    るとともに、表示方式記憶手段に格納された複数のうち
    の1つの表示方式を選択する編集制御手段と、選択され
    た表示方式で表示された後、左詰めを指定する指定文字
    を記憶する左詰め指定文字記憶手段とを具備したことを
    特徴とするかな漢字変換制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のかな漢字変換制御装置
    において、上記入力手段に、自動変換により発生したス
    ペ−スを左詰めにすることを指示する特定キ−を設けた
    ことを特徴とするかな漢字変換制御装置。
  3. 【請求項3】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
    して表示するかな漢字変換制御方法において、変換前の
    文字列よりも変換後の文字列の方が短いか否かを判断
    し、短い場合には、変換前と変換後の桁数の差を計算し
    て、かな漢字変換が開始された位置より上記差分の空白
    を表示した後に、変換後の文字列を右詰めで表示するこ
    とを特徴とするかな漢字変換制御方法。
  4. 【請求項4】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
    して表示するかな漢字変換制御方法において、変換前の
    表示範囲に変換後の文字列を分散させて表示するための
    文字間隔を計算した後、変換後文字列記憶部の内容を読
    み出して、求められた文字間隔で変換後の文字列を分散
    させて表示することを特徴とするかな漢字変換制御方
    法。
  5. 【請求項5】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
    して表示するかな漢字変換制御方法において、かな列の
    先頭より複数桁が変換された場合、変換前の文字列より
    も変換後の文字列の方が短いことを確認し、その差分を
    計算して、その差分の空白を変換後の文字列と未変換の
    文字列の間に表示し、変換後の文字列を左詰めで表示す
    ることを特徴とするかな漢字変換制御方法。
  6. 【請求項6】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
    して表示するかな漢字変換制御方法において、変換後の
    文字列を右詰めで表示する第1の表示方式と、変換後の
    文字列を分散させて表示する第2の表示方式と、変換後
    の文字列を左詰めで表示し、空白を挟んで未変換の文字
    列を右詰めで表示する第3の表示方式のうち、入力によ
    りいずれか1つを任意に選択して表示することを特徴と
    するかな漢字変換制御方法。
  7. 【請求項7】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
    して表示するかな漢字変換制御方法において、指定文字
    を格納する記憶手段ないし入力手段に特定キ−を配置す
    ることにより、指定された文字が文書の中で入力された
    時点ないし特定キ−が入力された時点で、自動変換によ
    り発生した空白表示部分を除去して、変換後文字列を左
    詰めで表示することを特徴とするかな漢字変換制御方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6454619B1 (en) 2000-01-28 2002-09-24 Showa Corporation Tilt device for marine propulsion unit

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