JPH0736879A - かな漢字変換制御装置およびその制御方法 - Google Patents
かな漢字変換制御装置およびその制御方法Info
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- JPH0736879A JPH0736879A JP5156646A JP15664693A JPH0736879A JP H0736879 A JPH0736879 A JP H0736879A JP 5156646 A JP5156646 A JP 5156646A JP 15664693 A JP15664693 A JP 15664693A JP H0736879 A JPH0736879 A JP H0736879A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動かな漢字変換時、入力位置を示すカ−ソ
ルが左に戻ることなく、利用者の視点がスム−スにな
り、また確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空い
てしまわないようにして、利用者の操作性を向上する。 【構成】 変換後文字列を記憶する記憶手段と、指定文
字を格納する記憶手段と、自動変換により発生したスペ
−スを左詰めにする特定キ−とを設け、入力中のカ−ソ
ル位置を左に戻すことなく、変換後の文字列を右詰めで
表示する。また、変換後の文字列の文字間隔を分散させ
て表示したり、変換後の文字列のみを左詰めで表示した
り、表示方式の1つを選択することができるようにす
る。
ルが左に戻ることなく、利用者の視点がスム−スにな
り、また確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空い
てしまわないようにして、利用者の操作性を向上する。 【構成】 変換後文字列を記憶する記憶手段と、指定文
字を格納する記憶手段と、自動変換により発生したスペ
−スを左詰めにする特定キ−とを設け、入力中のカ−ソ
ル位置を左に戻すことなく、変換後の文字列を右詰めで
表示する。また、変換後の文字列の文字間隔を分散させ
て表示したり、変換後の文字列のみを左詰めで表示した
り、表示方式の1つを選択することができるようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワ−ドプロセッサ等に
おいて、入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに右詰めで
表示が可能であり、連続入力がし易いかな漢字変換制御
装置およびその制御方法に関する。
おいて、入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに右詰めで
表示が可能であり、連続入力がし易いかな漢字変換制御
装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワ−ドプロセッサ等における
単文節のかな漢字変換装置あるいは複数文節の一括変換
を行うかな漢字変換装置では、変換キ−等を明示的に押
下することによりかな漢字変換を行っていた。しかし、
かな文字を入力した後、その度毎にキ−を押下するの
で、その操作方法に煩しさがあった。その煩しさをなく
す方法として、例えば特開昭61−208162号公報
に示されるような自動変換方式があり、何も押さずに自
動的にかな漢字変換を行えるようになった。図9は、従
来の自動かな漢字変換方法の画面表示の例を示す図であ
る。図9(1)の下線部は、キ−ボ−ドより入力された
かな文字列であって、これを入力かな列と呼ぶ。また、
(2)の網掛けの部分は、かな漢字変換が行われて未確
定の状態を表わしており、これを変換後文字列と呼ぶ。
(1)の入力かな列と(2)の変換後文字列とを合わせ
て未確定文字列と呼ぶ。上述の自動変換方法では、かな
文字を入力している途中で文字列が自動的に漢字に変換
される。このとき、入力したかな文字列よりも変換後の
文字列(かな漢字混り文字列)の方が文字列長が短い場
合が多い。このため、図9の(1)の入力かな列から
(2)の変換後文字列に変換されるように、変換が行わ
れる度毎にカ−ソル位置(黒の四角形で示す)が左に戻
り、カ−ソル位置が左右に振動して表示が見難くなると
いう問題があった。そこで、このような問題をなくす方
法として、例えば特開昭63−91772号公報に示さ
れるように、自動変換が起きても直ちに変換結果を表示
せずに、句読点を入力した時点で初めて変換結果を表示
する方法が提案された。しかしながら、この方法では、
逐次変換・確定されていく状態がオペレ−タに確認でき
ないため、誤って変換・確定されても、直ちにこれが分
からないという問題があった。
単文節のかな漢字変換装置あるいは複数文節の一括変換
を行うかな漢字変換装置では、変換キ−等を明示的に押
下することによりかな漢字変換を行っていた。しかし、
かな文字を入力した後、その度毎にキ−を押下するの
で、その操作方法に煩しさがあった。その煩しさをなく
す方法として、例えば特開昭61−208162号公報
に示されるような自動変換方式があり、何も押さずに自
動的にかな漢字変換を行えるようになった。図9は、従
来の自動かな漢字変換方法の画面表示の例を示す図であ
る。図9(1)の下線部は、キ−ボ−ドより入力された
かな文字列であって、これを入力かな列と呼ぶ。また、
(2)の網掛けの部分は、かな漢字変換が行われて未確
定の状態を表わしており、これを変換後文字列と呼ぶ。
(1)の入力かな列と(2)の変換後文字列とを合わせ
て未確定文字列と呼ぶ。上述の自動変換方法では、かな
文字を入力している途中で文字列が自動的に漢字に変換
される。このとき、入力したかな文字列よりも変換後の
文字列(かな漢字混り文字列)の方が文字列長が短い場
合が多い。このため、図9の(1)の入力かな列から
(2)の変換後文字列に変換されるように、変換が行わ
れる度毎にカ−ソル位置(黒の四角形で示す)が左に戻
り、カ−ソル位置が左右に振動して表示が見難くなると
いう問題があった。そこで、このような問題をなくす方
法として、例えば特開昭63−91772号公報に示さ
れるように、自動変換が起きても直ちに変換結果を表示
せずに、句読点を入力した時点で初めて変換結果を表示
する方法が提案された。しかしながら、この方法では、
逐次変換・確定されていく状態がオペレ−タに確認でき
ないため、誤って変換・確定されても、直ちにこれが分
からないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ワ−ドプロセッサ等におけるかな漢字変換装置では、か
な文字を入力し、自動かな漢字変換するときの画面表示
は、変換前と変換後の文字列長が異なる場合、変換後の
文字列長に合わせてカ−ソル位置がその都度移動するた
め、変換が行われる度にオペレ−タの視点もそれに伴っ
て移動しなければならず、操作性の点で非常に見難いと
いう問題があった。本発明の目的は、このような従来の
課題を解決し、自動かな漢字変換が行われても、入力位
置を示すカ−ソル位置が左方向に戻ることなく、常に最
後に入力したかな文字の次の位置にあるようにして、オ
ペレ−タの視点の移動を円滑にでき、また確定文字列と
未確定文字列の間隔が極端に空かないようなかな漢字変
換制御装置およびその制御方法を提供することにある。
ワ−ドプロセッサ等におけるかな漢字変換装置では、か
な文字を入力し、自動かな漢字変換するときの画面表示
は、変換前と変換後の文字列長が異なる場合、変換後の
文字列長に合わせてカ−ソル位置がその都度移動するた
め、変換が行われる度にオペレ−タの視点もそれに伴っ
て移動しなければならず、操作性の点で非常に見難いと
いう問題があった。本発明の目的は、このような従来の
課題を解決し、自動かな漢字変換が行われても、入力位
置を示すカ−ソル位置が左方向に戻ることなく、常に最
後に入力したかな文字の次の位置にあるようにして、オ
ペレ−タの視点の移動を円滑にでき、また確定文字列と
未確定文字列の間隔が極端に空かないようなかな漢字変
換制御装置およびその制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のかな漢字変換制御装置は、(イ)かな文字
列を入力する入力手段(1)と、入力された文字を認識
する入力制御手段(2)と、かな漢字変換制御手段
(4)と、変換された文字列を出力する出力手段(8)
とを備え、入力されたかな列を自動的に漢字に変換して
表示出力するかな漢字変換制御装置において、入力した
文字列を記憶する記憶手段(5)と、かな漢字変換制御
手段(4)により変換された変換後文字列を記憶する記
憶手段(6)と、複数の表示方式を記憶する表示方式記
憶手段(9)と、入力かな文字列記憶手段(5)および
変換後文字列記憶手段(6)に格納されている各情報を
用いて文字列の表示位置を計算するとともに、表示方式
記憶手段(9)に格納された複数のうちの1つの表示方
式を選択する編集制御手段(3)と、選択された表示方
式で表示された後、左詰めを指定する指定文字を記憶す
る左詰め指定文字記憶手段(10)とを具備したことを特
徴としている。また、(ロ)入力手段(1)に、自動変
換により発生したスペ−スを左詰めにすることを指示す
る特定キ−を設けたことも特徴としている。また、本発
明のかな漢字変換制御方法は、(ハ)入力されたかな列
を自動的に漢字に変換して表示するかな漢字変換制御方
法において、変換前の文字列よりも変換後の文字列の方
が短いか否かを判断し、短い場合には、変換前と変換後
の桁数の差を計算して、かな漢字変換が開始された位置
より差分の空白を表示した後に、変換後の文字列を右詰
めで表示することを特徴としている。また、(ニ)変換
前の表示範囲に変換後の文字列を分散させて表示するた
めの文字間隔を計算した後、変換後文字列記憶部の内容
を読み出して、求められた文字間隔で変換後の文字列を
分散させて表示することも特徴としている。また、
(ホ)かな列の先頭より複数桁が変換された場合、変換
前の文字列よりも変換後の文字列の方が短いことを確認
し、その差分を計算して、その差分の空白を変換後の文
字列と未変換の文字列の間に表示し、変換後の文字列を
左詰めで表示することも特徴としている。また、(ヘ)
変換後の文字列を右詰めで表示する第1の表示方式と、
変換後の文字列を分散させて表示する第2の表示方式
と、変換後の文字列を左詰めで表示し、空白を挟んで未
変換の文字列を右詰めで表示する第3の表示方式のう
ち、入力によりいずれか1つを任意に選択して表示する
ことも特徴としている。さらに、(ト)指定文字を格納
する記憶手段(10)ないし入力手段(1)に特定キ−を
配置することにより、指定された文字が文書の中で入力
された時点ないし特定キ−が入力された時点で、自動変
換により発生した空白表示部分を除去して、変換後文字
列を左詰めで表示することも特徴としている。
め、本発明のかな漢字変換制御装置は、(イ)かな文字
列を入力する入力手段(1)と、入力された文字を認識
する入力制御手段(2)と、かな漢字変換制御手段
(4)と、変換された文字列を出力する出力手段(8)
とを備え、入力されたかな列を自動的に漢字に変換して
表示出力するかな漢字変換制御装置において、入力した
文字列を記憶する記憶手段(5)と、かな漢字変換制御
手段(4)により変換された変換後文字列を記憶する記
憶手段(6)と、複数の表示方式を記憶する表示方式記
憶手段(9)と、入力かな文字列記憶手段(5)および
変換後文字列記憶手段(6)に格納されている各情報を
用いて文字列の表示位置を計算するとともに、表示方式
記憶手段(9)に格納された複数のうちの1つの表示方
式を選択する編集制御手段(3)と、選択された表示方
式で表示された後、左詰めを指定する指定文字を記憶す
る左詰め指定文字記憶手段(10)とを具備したことを特
徴としている。また、(ロ)入力手段(1)に、自動変
換により発生したスペ−スを左詰めにすることを指示す
る特定キ−を設けたことも特徴としている。また、本発
明のかな漢字変換制御方法は、(ハ)入力されたかな列
を自動的に漢字に変換して表示するかな漢字変換制御方
法において、変換前の文字列よりも変換後の文字列の方
が短いか否かを判断し、短い場合には、変換前と変換後
の桁数の差を計算して、かな漢字変換が開始された位置
より差分の空白を表示した後に、変換後の文字列を右詰
めで表示することを特徴としている。また、(ニ)変換
前の表示範囲に変換後の文字列を分散させて表示するた
めの文字間隔を計算した後、変換後文字列記憶部の内容
を読み出して、求められた文字間隔で変換後の文字列を
分散させて表示することも特徴としている。また、
(ホ)かな列の先頭より複数桁が変換された場合、変換
前の文字列よりも変換後の文字列の方が短いことを確認
し、その差分を計算して、その差分の空白を変換後の文
字列と未変換の文字列の間に表示し、変換後の文字列を
左詰めで表示することも特徴としている。また、(ヘ)
変換後の文字列を右詰めで表示する第1の表示方式と、
変換後の文字列を分散させて表示する第2の表示方式
と、変換後の文字列を左詰めで表示し、空白を挟んで未
変換の文字列を右詰めで表示する第3の表示方式のう
ち、入力によりいずれか1つを任意に選択して表示する
ことも特徴としている。さらに、(ト)指定文字を格納
する記憶手段(10)ないし入力手段(1)に特定キ−を
配置することにより、指定された文字が文書の中で入力
された時点ないし特定キ−が入力された時点で、自動変
換により発生した空白表示部分を除去して、変換後文字
列を左詰めで表示することも特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、(a)入力中のカ−ソル位
置を左に戻さずに、変換後の文字列を右詰めで表示す
る。これにより、視点の移動がスム−スになるため、連
続入力がし易くなる。また、(b)入力中のカ−ソル位
置を左に戻さずに、変換後の文字列を文字間隔を分散さ
せて表示する。これにより、連続入力時に視点の移動が
スム−スとなるので、連続入力がし易くなる。また、
(c)入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに、変換後の
文字列を左詰めで表示し、未変換後の文字列との間に空
白を表示する。この場合にも、全く同じように連続入力
がし易くなる。また、(d)上記3つの表示方式(a)
〜(c)のうち、1つを利用者が任意に選択できるの
で、利用者の操作性が向上する。また、(e)左詰め指
定文字を記憶する手段を設けて、指定された文字が文書
中で入力されると、その時点で自動変換により発生した
スペ−スを詰めるので、連続入力時に、確定文字列と未
確定文字列の間隔が極端に空くことがない。さらに、
(f)入力装置に特殊キ−を設けて、そのキ−が押下さ
れた時点で、前と同じように、変換時に発生したスペ−
スを詰めて、左詰めするので、連続入力時に文字列と文
字列間が極端に空いてしまうことがなくなる。このよう
にして、本発明では、オペレ−タの操作性が向上する。
置を左に戻さずに、変換後の文字列を右詰めで表示す
る。これにより、視点の移動がスム−スになるため、連
続入力がし易くなる。また、(b)入力中のカ−ソル位
置を左に戻さずに、変換後の文字列を文字間隔を分散さ
せて表示する。これにより、連続入力時に視点の移動が
スム−スとなるので、連続入力がし易くなる。また、
(c)入力中のカ−ソル位置を左に戻さずに、変換後の
文字列を左詰めで表示し、未変換後の文字列との間に空
白を表示する。この場合にも、全く同じように連続入力
がし易くなる。また、(d)上記3つの表示方式(a)
〜(c)のうち、1つを利用者が任意に選択できるの
で、利用者の操作性が向上する。また、(e)左詰め指
定文字を記憶する手段を設けて、指定された文字が文書
中で入力されると、その時点で自動変換により発生した
スペ−スを詰めるので、連続入力時に、確定文字列と未
確定文字列の間隔が極端に空くことがない。さらに、
(f)入力装置に特殊キ−を設けて、そのキ−が押下さ
れた時点で、前と同じように、変換時に発生したスペ−
スを詰めて、左詰めするので、連続入力時に文字列と文
字列間が極端に空いてしまうことがなくなる。このよう
にして、本発明では、オペレ−タの操作性が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すかな漢字変
換制御装置のブロック構成図である。図1において、1
はキ−情報等を入力する入力部、2は入力されたキ−情
報を認識する入力制御部、3は入力制御部2からの制御
情報とかな文字列を受けて、その内容に応じて処理を行
う編集制御部、4は入力かな列記憶部からかな文字列を
受け取り、かな漢字変換を行うかな漢字変換制御部、5
は入力されたかな文字列を格納する入力かな列記憶部、
6はかな漢字変換制御部4により変換された変換中文字
列を格納する変換後文字列記憶部、7は編集制御部3で
入力かな列記憶部5、変換後文字列記憶部6の各情報を
用いて文字列の表示位置を計算し、これを表示するため
の出力制御部、8はディスプレイ等の出力部、9は表示
方式を記憶する表示方式記憶部、10は左詰め指定文字
記憶部である。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すかな漢字変
換制御装置のブロック構成図である。図1において、1
はキ−情報等を入力する入力部、2は入力されたキ−情
報を認識する入力制御部、3は入力制御部2からの制御
情報とかな文字列を受けて、その内容に応じて処理を行
う編集制御部、4は入力かな列記憶部からかな文字列を
受け取り、かな漢字変換を行うかな漢字変換制御部、5
は入力されたかな文字列を格納する入力かな列記憶部、
6はかな漢字変換制御部4により変換された変換中文字
列を格納する変換後文字列記憶部、7は編集制御部3で
入力かな列記憶部5、変換後文字列記憶部6の各情報を
用いて文字列の表示位置を計算し、これを表示するため
の出力制御部、8はディスプレイ等の出力部、9は表示
方式を記憶する表示方式記憶部、10は左詰め指定文字
記憶部である。
【0007】図2は、本発明の第1の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図10
は図2における画面表示例を示す図である。第1の実施
例は、図10(2)に示すように、変換後の文字列の前
に変換前の文字列との差分だけの空白部を表示する方法
である。いま、入力部1からかな文字列をL桁入力した
とする。先ず、入力されたかな文字列が変換されたか否
かを調べる(ステップ101)。変換された場合には、
かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文字列に変換され
たとすると、変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの
方が短いか否かを調べる(ステップ102)。変換後の
文字列の方が短い場合(つまり、M>N)には、変換前
と変換後の桁数の差(M−N)を計算し、かな漢字変換
が開始された位置よりその差分の空白を表示する(ステ
ップ103)。次に、変換後の文字列N桁を変換後文字
列記憶部6に格納し(ステップ104)、次に、変換後
文字列記憶部6の内容を画面に表示する(ステップ10
5)。図2の具体例を、図10で説明する。図10
(1)に示すように、L=12桁のかなを入力し、ここ
で先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換され
て、N=5桁の『技術開発』になったものとする。先
ず、図2のステップ101において、かな漢字変換され
たことが判断できる。次に、図2のステップ102で、
M>Nであると判断し、図10(2)に示すように、ス
テップ103でM−N=4桁の空白をかな漢字変換の開
始位置より表示する。次に、ステップ104で変換後の
文字列『技術開発』が図2の変換後文字列記憶部6に格
納され、次にステップ105でその内容が出力部8で表
示される。表示の結果は、図10(2)に示すようにな
る。
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図10
は図2における画面表示例を示す図である。第1の実施
例は、図10(2)に示すように、変換後の文字列の前
に変換前の文字列との差分だけの空白部を表示する方法
である。いま、入力部1からかな文字列をL桁入力した
とする。先ず、入力されたかな文字列が変換されたか否
かを調べる(ステップ101)。変換された場合には、
かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文字列に変換され
たとすると、変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの
方が短いか否かを調べる(ステップ102)。変換後の
文字列の方が短い場合(つまり、M>N)には、変換前
と変換後の桁数の差(M−N)を計算し、かな漢字変換
が開始された位置よりその差分の空白を表示する(ステ
ップ103)。次に、変換後の文字列N桁を変換後文字
列記憶部6に格納し(ステップ104)、次に、変換後
文字列記憶部6の内容を画面に表示する(ステップ10
5)。図2の具体例を、図10で説明する。図10
(1)に示すように、L=12桁のかなを入力し、ここ
で先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換され
て、N=5桁の『技術開発』になったものとする。先
ず、図2のステップ101において、かな漢字変換され
たことが判断できる。次に、図2のステップ102で、
M>Nであると判断し、図10(2)に示すように、ス
テップ103でM−N=4桁の空白をかな漢字変換の開
始位置より表示する。次に、ステップ104で変換後の
文字列『技術開発』が図2の変換後文字列記憶部6に格
納され、次にステップ105でその内容が出力部8で表
示される。表示の結果は、図10(2)に示すようにな
る。
【0008】図3は、本発明の第2の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図11
は、図3における画面表示例を示す図である。第2の実
施例は、図11(2)に示すように、変換後の文字列を
1つ置きに空白を挿入して表示する方法である。いま、
入力部1よりかな文字列をL桁入力したものとする。先
ず、かな文字列が変換されたか否かを調べる(ステップ
201)。変換された場合について、かな文字列の先頭
よりM桁が、N桁の文字列に変換されたものとする。変
換後の文字列N桁を変換後文字列記憶部6に格納する
(ステップ202)。次に、M桁分の表示範囲にN桁の
文字を分散させて表示するための文字間隔を計算する
(ステップ203)。すなわち、文字間隔D=(M−
N)/(N−1)を計算する。次に、変換後文字列記憶
部6の内容を、ステップ203で求めた文字間隔Dでか
な漢字変換開始位置より表示する(ステップ204)。
図3の画面表示を図11で説明する。オペレ−タは、図
11(1)に示すようにL=12桁のかな文字を入力
し、ここで先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変
換されて、N=5桁の『技術開発が』になったものとす
る。図3のステップ201において、かな漢字変換が行
われたことを知る。これをステップ202で、変換後文
字列記憶部6に格納する。次に、ステップ203で、文
字間隔D=(9−5)/(5−1)=1を求める。ここ
で、変換後文字列『技術開発が』は、変換前文字列長M
=9桁の幅の範囲に文字間隔D=1桁分を空けて、ステ
ップ204で画面表示される。その表示結果は、図11
(2)に示すようになる。
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図11
は、図3における画面表示例を示す図である。第2の実
施例は、図11(2)に示すように、変換後の文字列を
1つ置きに空白を挿入して表示する方法である。いま、
入力部1よりかな文字列をL桁入力したものとする。先
ず、かな文字列が変換されたか否かを調べる(ステップ
201)。変換された場合について、かな文字列の先頭
よりM桁が、N桁の文字列に変換されたものとする。変
換後の文字列N桁を変換後文字列記憶部6に格納する
(ステップ202)。次に、M桁分の表示範囲にN桁の
文字を分散させて表示するための文字間隔を計算する
(ステップ203)。すなわち、文字間隔D=(M−
N)/(N−1)を計算する。次に、変換後文字列記憶
部6の内容を、ステップ203で求めた文字間隔Dでか
な漢字変換開始位置より表示する(ステップ204)。
図3の画面表示を図11で説明する。オペレ−タは、図
11(1)に示すようにL=12桁のかな文字を入力
し、ここで先頭M=9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変
換されて、N=5桁の『技術開発が』になったものとす
る。図3のステップ201において、かな漢字変換が行
われたことを知る。これをステップ202で、変換後文
字列記憶部6に格納する。次に、ステップ203で、文
字間隔D=(9−5)/(5−1)=1を求める。ここ
で、変換後文字列『技術開発が』は、変換前文字列長M
=9桁の幅の範囲に文字間隔D=1桁分を空けて、ステ
ップ204で画面表示される。その表示結果は、図11
(2)に示すようになる。
【0009】図4は、本発明の第3の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作のフロ−チャ−トであり、図1
2は、図4における画面表示例を示す図である。第3の
実施例は、図12(2)に示すように、変換後の文字列
とこれから変換される文字列との間に空白を表示する方
法である。入力部1より、かな文字列がL桁入力された
ものとする。図12(1)において、かな文字列が変換
されたか否かを調べる(ステップ301)。変換された
場合について、かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文
字列に変換されたものとする。変換された文字列N桁
を、変換後文字列記憶部6に格納する(ステップ30
2)。次に、かな漢字変換開始位置より、変換後文字列
記憶部6の内容を表示する(ステップ303)。次に、
変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの方が短いか否
かを調べる(ステップ304)。次に、変換後の文字列
の方が短かい場合(M>N)には、変換前と変換後の桁
数の差(M−N)を計算し、その差分の空白を画面に表
示する(ステップ305)。図4における画面表示を、
図12により説明する。オペレ−タは、図12(1)に
示すように、L=12桁のかな文字を入力し、先頭M=
9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換されて、N=5桁
の『技術開発が』になったものとする。先ず、図4のス
テップ301で、かな漢字変換されたことが判断され
る。次に、ステップ302で、変換後文字列『技術開発
が』を変換後文字列記憶部6に格納した後、ステップ3
03で、その内容をかな漢字変換の開始位置より表示す
る。次に、ステップ304で、M>Nであると判断し、
ステップ305では、M−N=4桁の空白を変換後文字
列とその後の文字列の間に画面表示する。その結果は、
図12(2)に示すようになる。
漢字変換制御方法の動作のフロ−チャ−トであり、図1
2は、図4における画面表示例を示す図である。第3の
実施例は、図12(2)に示すように、変換後の文字列
とこれから変換される文字列との間に空白を表示する方
法である。入力部1より、かな文字列がL桁入力された
ものとする。図12(1)において、かな文字列が変換
されたか否かを調べる(ステップ301)。変換された
場合について、かな文字列の先頭よりM桁が、N桁の文
字列に変換されたものとする。変換された文字列N桁
を、変換後文字列記憶部6に格納する(ステップ30
2)。次に、かな漢字変換開始位置より、変換後文字列
記憶部6の内容を表示する(ステップ303)。次に、
変換前の文字列Mより変換後の文字列Nの方が短いか否
かを調べる(ステップ304)。次に、変換後の文字列
の方が短かい場合(M>N)には、変換前と変換後の桁
数の差(M−N)を計算し、その差分の空白を画面に表
示する(ステップ305)。図4における画面表示を、
図12により説明する。オペレ−タは、図12(1)に
示すように、L=12桁のかな文字を入力し、先頭M=
9桁の『ぎじゅつかいはつが』が変換されて、N=5桁
の『技術開発が』になったものとする。先ず、図4のス
テップ301で、かな漢字変換されたことが判断され
る。次に、ステップ302で、変換後文字列『技術開発
が』を変換後文字列記憶部6に格納した後、ステップ3
03で、その内容をかな漢字変換の開始位置より表示す
る。次に、ステップ304で、M>Nであると判断し、
ステップ305では、M−N=4桁の空白を変換後文字
列とその後の文字列の間に画面表示する。その結果は、
図12(2)に示すようになる。
【0010】図5は、本発明の第4の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トである。第4の
実施例は、第1〜第3の実施例のうちの1つを選択して
表示する方法である。従って、表示方式記憶部9の設置
が必要不可欠である。表示方式の選択は、編集制御部3
により行われる。先ず、図2,図3,図4の表示方式の
選択をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステッ
プ401)。選択要求があった場合には、図2、図3お
よび図4の表示方式のいずれかを選択する(ステップ4
02)。次に、選択された結果を表示方式記憶部9に格
納する(ステップ403)。例えば、図2の表示方式が
選択された場合には、ステップ101〜105の処理を
実行し、図10(2)の画面表示となる。また、図3の
表示方式が選択された場合には、ステップ201〜20
4の処理を実行し、図11(2)の画面表示となる。さ
らに、図4の表示方式が選択された場合には、ステップ
301〜305の処理を実行し、図12(2)の画面表
示となる。
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トである。第4の
実施例は、第1〜第3の実施例のうちの1つを選択して
表示する方法である。従って、表示方式記憶部9の設置
が必要不可欠である。表示方式の選択は、編集制御部3
により行われる。先ず、図2,図3,図4の表示方式の
選択をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステッ
プ401)。選択要求があった場合には、図2、図3お
よび図4の表示方式のいずれかを選択する(ステップ4
02)。次に、選択された結果を表示方式記憶部9に格
納する(ステップ403)。例えば、図2の表示方式が
選択された場合には、ステップ101〜105の処理を
実行し、図10(2)の画面表示となる。また、図3の
表示方式が選択された場合には、ステップ201〜20
4の処理を実行し、図11(2)の画面表示となる。さ
らに、図4の表示方式が選択された場合には、ステップ
301〜305の処理を実行し、図12(2)の画面表
示となる。
【0011】図6は、本発明の第5の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図7
は、図6のトリガ−キ−の登録方法を示すフロ−チャ−
トであり、図13は図6における画面表示例を示す図で
ある。本実施例では、図1に示す左詰め指定文字記憶部
10が重要な要素となる。編集制御部3には、左詰めを
指示するための指定キ−登録手段が設けられている。す
なわち、本実施例では、図2、図3および図4の表示方
式で空白が表示されるが、その後、オペレ−タが登録し
てある指定キ−(例えば、*)を入力することにより、
表示されている空白が除去されて文字列が左詰めにな
る。図6において、先ず、入力部1からキ−入力があっ
たか否かを判断する(ステップ501)。ここでは、左
詰め指定文字記憶部10に登録されているキ−をトリガ
キ−と呼ぶ。次に、トリガキ−が入力されたか否かを調
べる(ステップ502)。トリガキ−が入力されると、
変換後文字列記憶部6の内容をかな漢字変換の開始位置
より表示する(ステップ503)。次に、入力かな列の
うち未変換の文字列を表示する(ステップ504)。図
7において、トリガ−キ−を登録する場合を説明する。
ここでは、全未確定文字列を左詰めにするタイミングと
して、『、』(読点)を用いる。先ず、指定キ−の登録
をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステップ6
01)。要求された場合には、オペレ−タが『、』を入
力するのを確認する(ステップ602)。そして、入力
した文字を、左詰め指定文字記憶部10に格納する(ス
テップ603)。図13において、図2,図3または図
4の表示方式の1つを選択して、『ぎじゅつかいはつが
そくしんされるにつれて、』と入力すると、図13
(1)に示すように、先頭または途中で空白が表示され
る。オペレ−タが既にトリガキ−として『、』を登録し
てあるものとする。ここで、オペレ−タが『、』を入力
すると、『、』を表示するとともに、未確定文字列全体
が左詰め表示される。その結果は、図13(2)のよう
になる。
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図7
は、図6のトリガ−キ−の登録方法を示すフロ−チャ−
トであり、図13は図6における画面表示例を示す図で
ある。本実施例では、図1に示す左詰め指定文字記憶部
10が重要な要素となる。編集制御部3には、左詰めを
指示するための指定キ−登録手段が設けられている。す
なわち、本実施例では、図2、図3および図4の表示方
式で空白が表示されるが、その後、オペレ−タが登録し
てある指定キ−(例えば、*)を入力することにより、
表示されている空白が除去されて文字列が左詰めにな
る。図6において、先ず、入力部1からキ−入力があっ
たか否かを判断する(ステップ501)。ここでは、左
詰め指定文字記憶部10に登録されているキ−をトリガ
キ−と呼ぶ。次に、トリガキ−が入力されたか否かを調
べる(ステップ502)。トリガキ−が入力されると、
変換後文字列記憶部6の内容をかな漢字変換の開始位置
より表示する(ステップ503)。次に、入力かな列の
うち未変換の文字列を表示する(ステップ504)。図
7において、トリガ−キ−を登録する場合を説明する。
ここでは、全未確定文字列を左詰めにするタイミングと
して、『、』(読点)を用いる。先ず、指定キ−の登録
をオペレ−タが要求したか否かを判断する(ステップ6
01)。要求された場合には、オペレ−タが『、』を入
力するのを確認する(ステップ602)。そして、入力
した文字を、左詰め指定文字記憶部10に格納する(ス
テップ603)。図13において、図2,図3または図
4の表示方式の1つを選択して、『ぎじゅつかいはつが
そくしんされるにつれて、』と入力すると、図13
(1)に示すように、先頭または途中で空白が表示され
る。オペレ−タが既にトリガキ−として『、』を登録し
てあるものとする。ここで、オペレ−タが『、』を入力
すると、『、』を表示するとともに、未確定文字列全体
が左詰め表示される。その結果は、図13(2)のよう
になる。
【0012】図8は、本発明の第6の実施例を示すかな
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図14
は、図8の画面表示例を示す図である。本実施例におい
ても、左詰め指定文字記憶部10が重要となる。先ず、
オペレ−タが入力部1からキ−入力したことを確認し
(ステップ701)、次に左詰め指定キ−が入力された
か否かを判断する(ステップ702)。なお、ここで
は、入力部1に左詰めを指定する特殊なキ−が用意され
ているものとする。これを、左詰め指定キ−と呼ぶ。左
詰め指定キ−が入力されると、変換後文字列記憶部6の
内容をかな漢字変換の開始位置より表示する(ステップ
703)。次に、入力かな列のうち、未変換の文字列を
表示する(ステップ704)。この表示方法を、図14
により説明する。左詰め指定キ−が『変換』キ−である
場合の例を示す。図14(1)の状態、つまり『技術開
発が』が変換済みであり、『そくしん』は未変換文字列
である状態で、『変換』キ−が入力されると、『そくし
ん』が『促進』に変換されると同時に、未確定文字列全
体が左詰め表示される。その結果は、図14(2)のよ
うになる。
漢字変換制御方法の動作フロ−チャ−トであり、図14
は、図8の画面表示例を示す図である。本実施例におい
ても、左詰め指定文字記憶部10が重要となる。先ず、
オペレ−タが入力部1からキ−入力したことを確認し
(ステップ701)、次に左詰め指定キ−が入力された
か否かを判断する(ステップ702)。なお、ここで
は、入力部1に左詰めを指定する特殊なキ−が用意され
ているものとする。これを、左詰め指定キ−と呼ぶ。左
詰め指定キ−が入力されると、変換後文字列記憶部6の
内容をかな漢字変換の開始位置より表示する(ステップ
703)。次に、入力かな列のうち、未変換の文字列を
表示する(ステップ704)。この表示方法を、図14
により説明する。左詰め指定キ−が『変換』キ−である
場合の例を示す。図14(1)の状態、つまり『技術開
発が』が変換済みであり、『そくしん』は未変換文字列
である状態で、『変換』キ−が入力されると、『そくし
ん』が『促進』に変換されると同時に、未確定文字列全
体が左詰め表示される。その結果は、図14(2)のよ
うになる。
【0013】このように、(イ)第1の実施例では、入
力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変換
後の未確定文字列全体を右詰めで表示するので、連続入
力時にカ−ソル位置が左に戻らなくなり、その結果、視
点の移動がスム−スとなって、連続入力がし易くなる。
また、(ロ)第2の実施例では、入力中のカ−ソル位置
を左に戻すことなく、かな漢字変換後の未確定文字列の
うち未変換の入力かな列を右詰めで表示し、変換後文字
列を変換開始位置から入力かな列の前までの範囲に分散
させて表示する。このため、連続入力時にカ−ソル位置
が左に戻らないので、視点の移動がスム−スになり、連
続入力がし易くなる。また、(ハ)第3の実施例では、
入力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変
換後の未確定文字列のうち、未変換の入力かな列を右詰
めで表示し、変換後文字列を左詰めで表示する。これに
より、連続入力時にカ−ソルが左に戻らないので、視点
の系動がスム−スになり、連続入力が行い易くなる。ま
た、(ニ)第4の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表
示方法のうち、いずれか1つをオペレ−タの指示で選択
することができる。従って、オペレ−タの操作性が向上
される。また、(ホ)第5の実施例では、上記(イ)〜
(ハ)の表示方法を、文節の区切り文字等を入力するこ
とにより、随時、未確定文字全体が左詰めされるので、
連続入力時に確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に
空いてしまうことを自動的に防止できる。さらに、
(ヘ)第6の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表示方
法を、オペレ−タの指定で未確定文字列全体を左詰めで
きるので、連続入力時に確定文字列と未確定文字列との
間が極端に空いてしまうことを意識的に防止できる。
力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変換
後の未確定文字列全体を右詰めで表示するので、連続入
力時にカ−ソル位置が左に戻らなくなり、その結果、視
点の移動がスム−スとなって、連続入力がし易くなる。
また、(ロ)第2の実施例では、入力中のカ−ソル位置
を左に戻すことなく、かな漢字変換後の未確定文字列の
うち未変換の入力かな列を右詰めで表示し、変換後文字
列を変換開始位置から入力かな列の前までの範囲に分散
させて表示する。このため、連続入力時にカ−ソル位置
が左に戻らないので、視点の移動がスム−スになり、連
続入力がし易くなる。また、(ハ)第3の実施例では、
入力中のカ−ソル位置を左に戻すことなく、かな漢字変
換後の未確定文字列のうち、未変換の入力かな列を右詰
めで表示し、変換後文字列を左詰めで表示する。これに
より、連続入力時にカ−ソルが左に戻らないので、視点
の系動がスム−スになり、連続入力が行い易くなる。ま
た、(ニ)第4の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表
示方法のうち、いずれか1つをオペレ−タの指示で選択
することができる。従って、オペレ−タの操作性が向上
される。また、(ホ)第5の実施例では、上記(イ)〜
(ハ)の表示方法を、文節の区切り文字等を入力するこ
とにより、随時、未確定文字全体が左詰めされるので、
連続入力時に確定文字列と未確定文字列の間隔が極端に
空いてしまうことを自動的に防止できる。さらに、
(ヘ)第6の実施例では、上記(イ)〜(ハ)の表示方
法を、オペレ−タの指定で未確定文字列全体を左詰めで
きるので、連続入力時に確定文字列と未確定文字列との
間が極端に空いてしまうことを意識的に防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動かな漢字変換を行う場合に、入力位置を示すカ−ソ
ルが直ちに左に戻ることなく、オペレ−タの視点がスム
−スになるので、連続入力がし易くなる。また、指定さ
れたキ−入力に従って全文字列を左詰めにするので、確
定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空いてしまうこ
とがない。その結果、オペレ−タの操作性を向上させる
ことができる。
自動かな漢字変換を行う場合に、入力位置を示すカ−ソ
ルが直ちに左に戻ることなく、オペレ−タの視点がスム
−スになるので、連続入力がし易くなる。また、指定さ
れたキ−入力に従って全文字列を左詰めにするので、確
定文字列と未確定文字列の間隔が極端に空いてしまうこ
とがない。その結果、オペレ−タの操作性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示すかな漢字変換制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図4】本発明の第3の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図5】本発明の第4の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図6】本発明の第5の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図7】図6におけるトリガ−キ−の登録方法を示すフ
ロ−チャ−トである。
ロ−チャ−トである。
【図8】本発明の第6の実施例を示すかな漢字変換制御
方法の動作フロ−チャ−トである。
方法の動作フロ−チャ−トである。
【図9】図2に示す第1の実施例の画面表示例を示す図
である。
である。
【図10】図3に示す第2の実施例の画面表示例を示す
図である。
図である。
【図11】図4に示す第3の実施例の画面表示例を示す
図である。
図である。
【図12】図5に示す第4の実施例の画面表示例を示す
図である。
図である。
【図13】図6に示す第5の実施例の画面表示例を示す
図である。
図である。
【図14】図8に示す第6の実施例の画面表示例を示す
図である。
図である。
1 入力部 2 入力制御部 3 編集制御部 4 かな漢字変換制御部 5 入力かな列記憶部 6 変換後文字列記憶部 7 出力制御部 8 出力部 9 表示方式記憶部 10 左詰め指定文字記憶部
Claims (7)
- 【請求項1】 かな文字列を入力する入力手段と、入力
された文字を認識する入力制御手段と、かな漢字変換制
御手段と、変換された文字列を出力する出力手段とを備
え、入力されたかな列を自動的に漢字に変換して表示出
力するかな漢字変換制御装置において、入力した文字列
を記憶する記憶手段と、上記かな漢字変換制御手段によ
り変換された変換後文字列を記憶する記憶手段と、複数
の表示方式を記憶する表示方式記憶手段と、上記入力か
な文字列記憶手段および上記変換後文字列記憶手段に格
納されている各情報を用いて文字列の表示位置を計算す
るとともに、表示方式記憶手段に格納された複数のうち
の1つの表示方式を選択する編集制御手段と、選択され
た表示方式で表示された後、左詰めを指定する指定文字
を記憶する左詰め指定文字記憶手段とを具備したことを
特徴とするかな漢字変換制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のかな漢字変換制御装置
において、上記入力手段に、自動変換により発生したス
ペ−スを左詰めにすることを指示する特定キ−を設けた
ことを特徴とするかな漢字変換制御装置。 - 【請求項3】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
して表示するかな漢字変換制御方法において、変換前の
文字列よりも変換後の文字列の方が短いか否かを判断
し、短い場合には、変換前と変換後の桁数の差を計算し
て、かな漢字変換が開始された位置より上記差分の空白
を表示した後に、変換後の文字列を右詰めで表示するこ
とを特徴とするかな漢字変換制御方法。 - 【請求項4】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
して表示するかな漢字変換制御方法において、変換前の
表示範囲に変換後の文字列を分散させて表示するための
文字間隔を計算した後、変換後文字列記憶部の内容を読
み出して、求められた文字間隔で変換後の文字列を分散
させて表示することを特徴とするかな漢字変換制御方
法。 - 【請求項5】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
して表示するかな漢字変換制御方法において、かな列の
先頭より複数桁が変換された場合、変換前の文字列より
も変換後の文字列の方が短いことを確認し、その差分を
計算して、その差分の空白を変換後の文字列と未変換の
文字列の間に表示し、変換後の文字列を左詰めで表示す
ることを特徴とするかな漢字変換制御方法。 - 【請求項6】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
して表示するかな漢字変換制御方法において、変換後の
文字列を右詰めで表示する第1の表示方式と、変換後の
文字列を分散させて表示する第2の表示方式と、変換後
の文字列を左詰めで表示し、空白を挟んで未変換の文字
列を右詰めで表示する第3の表示方式のうち、入力によ
りいずれか1つを任意に選択して表示することを特徴と
するかな漢字変換制御方法。 - 【請求項7】 入力されたかな列を自動的に漢字に変換
して表示するかな漢字変換制御方法において、指定文字
を格納する記憶手段ないし入力手段に特定キ−を配置す
ることにより、指定された文字が文書の中で入力された
時点ないし特定キ−が入力された時点で、自動変換によ
り発生した空白表示部分を除去して、変換後文字列を左
詰めで表示することを特徴とするかな漢字変換制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156646A JPH0736879A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | かな漢字変換制御装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156646A JPH0736879A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | かな漢字変換制御装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736879A true JPH0736879A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=15632214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156646A Pending JPH0736879A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | かな漢字変換制御装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736879A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454619B1 (en) | 2000-01-28 | 2002-09-24 | Showa Corporation | Tilt device for marine propulsion unit |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156646A patent/JPH0736879A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454619B1 (en) | 2000-01-28 | 2002-09-24 | Showa Corporation | Tilt device for marine propulsion unit |
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