JPH06161770A - プログラム選択装置 - Google Patents

プログラム選択装置

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JPH06161770A
JPH06161770A JP30866092A JP30866092A JPH06161770A JP H06161770 A JPH06161770 A JP H06161770A JP 30866092 A JP30866092 A JP 30866092A JP 30866092 A JP30866092 A JP 30866092A JP H06161770 A JPH06161770 A JP H06161770A
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JP30866092A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kamei
伸夫 亀井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示されるプログラム一覧表の中から実行が
所望されるプログラムを選択指定する場合に、迅速な選
択指定を可能とするプログラム選択装置を提供する。 【構成】 複数のプログラムを外部記憶部4に登録時
に、複数のプログラムを分野別に分類し、分野名選択お
よび実行プログラムの選択の際に、処理部5の制御によ
り表示部2に表示されるポインタPIの位置を、過去の
分野ごとの実行プログラムの起動回数の合計値および該
分野に属している実行プログラムの起動回数に応じて、
かつ各利用者ごとに適切な初期位置に設定するよう構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプログラム選択装置に
関し、特に、予め記憶される複数のプログラムの中から
利用者の所望に応じたプログラムを選択する装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】外部
記憶装置に格納されている複数のプログラムの中から目
的とするプログラムを選択して実行させる処理システム
において、実行すべきプログラムの選択指定にあたって
は、画面に表示されたプログラム一覧表の中から画面上
のポインタをカーソルを用いて移動させながら指定する
という視覚的な方式が一般的に採用される。図11は、
従来の実行すべきプログラムの選択指定のために初期表
示される画面の一例を示す図である。図11に示される
ように、プログラム一覧表が表示された直後の状態にお
ける画面上のポインタPIは、該一覧表中の先頭のプロ
グラムの位置に表示されていた。また、図11には示さ
れないが、たとえば図11のプログラムn+iが直前に
実行されたプログラムであるならば、この一覧表が表示
された直後の状態におけるポインタPIはプログラムn
+iの位置に表示されていた。
【0003】上述したようにポインタPIを直前に実行
したプログラムの位置にしてプログラム一覧表が表示さ
れるような方式では、所望プログラムを連続して実行す
るような場合は、一覧表上のポインタは毎回所望プログ
ラムの位置に表示されるが、所望プログラム実行後に別
のプログラムが実行されてしまうと、一覧表上のポイン
タはこの別のプログラムの位置に表示されてしまうの
で、次回の所望プログラム実行にあたってはこのポイン
タを所望プログラムの位置までカーソルなどを用いて移
動させなければならない。また、一律にポインタがプロ
グラム一覧表の先頭の位置に表示される場合には、プロ
グラムを実行する都度、ポインタを所望プログラムの位
置まで移動させる必要が起こるなど、カーソル操作が煩
わしいという問題があった。
【0004】さらに、該処理システムが複数の利用者に
より共有される場合には、ある利用者は文書処理関連の
プログラムの使用頻度が高く、別のある利用者は表計算
処理関連のプログラムの使用頻度が高いというように各
利用者ごとに利用するプログラムが属する分野に偏りが
あるので、上述したような問題はさらに顕著となる。
【0005】それゆえにこの発明の目的は、プログラム
一覧表の中から実行が所望されるプログラムを選択指定
する場合に、迅速な選択指定を可能とするプログラム選
択装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプログ
ラム選択装置は、予め記憶される複数のプログラムか
ら、利用者の要求に応じたプログラムを選択するプログ
ラム選択装置であり、これら複数のプログラムのそれぞ
れに付される識別子を該当プログラムが実行可能な状態
に遷移された頻度と対応させて格納したテーブルと、ソ
ート手段と、表示手段と、指示手段と、更新手段とを備
えて構成される。
【0007】ソート手段は、利用者の要求に応じて、テ
ーブルに格納される複数の識別子を読出してその頻度に
基づいて降順にソートし、表示手段は、これら複数個の
識別子をソート手段によりソートされた順序で、かつ頻
度が最高である識別子を指定するようにしながら表示す
る。指示手段は、この表示手段により指定表示された識
別子に該当のプログラムが実行可能な状態に遷移される
ように指示するために利用者により操作される。この指
示手段による指示に応じて、更新手段はテーブル中の指
示手段により指示された識別子に該当の頻度を更新す
る。
【0008】請求項2に係るプログラム選択装置は、請
求項1にかかるプログラム選択装置の指示手段が、指定
表示変更手段と変更指定指示手段とをさらに備えて構成
される。
【0009】指定表示変更手段は、前述の表示手段によ
り表示される複数の識別子のうち所望の識別子に指定表
示を変更するために利用者により操作され、前述の変更
指定指示手段は、この指定表示変更手段により指定表示
された識別子に該当のプログラムが前述の実行可能状態
に遷移されるように指示するために利用者により操作さ
れる。
【0010】請求項3に係るプログラム選択装置は予め
記憶される複数のプログラムから、複数の利用者のそれ
ぞれの要求に応じたプログラムを選択する装置であり、
複数の利用者のそれぞれに対して準備され、かつ複数の
プログラムのそれぞれに付される識別子を該当プログラ
ムが実行可能な状態に遷移された頻度と対応させて格納
した複数のテーブルと、複数の利用者のそれぞれの要求
に応じて、複数のテーブルから要求元の利用者に対応の
テーブルを特定する特定手段と、この特定されたテーブ
ルに格納される複数の識別子を読出して前述の頻度に基
づいて降順にソートする特定テーブルソート手段と、第
1の表示手段と、第1の指示手段と、第1の更新手段と
を備えて構成される。
【0011】第1の表示手段は、特定手段により特定さ
れたテーブルに格納される複数の識別子を特定テーブル
ソート手段によりソートされた順序で、かつ頻度が最高
である識別子を指定するようにしながら表示する。
【0012】第1の指示手段は、第1の表示手段により
指定表示された識別子に該当のプログラムが実行可能状
態に遷移されるように指示するため要求元利用者により
操作され、第1の更新手段は、この指示手段による指示
に応じて、特定テーブル中の指示手段により指示された
識別子に該当の頻度を更新する。
【0013】請求項4に係るプログラム選択装置は、請
求項3に係るプログラム選択装置の第1の指示手段が、
第1の指定表示変更手段と、第1の変更指定指示手段と
をさらに備えて構成される。
【0014】第1の指定表示変更手段は、第1表示手段
により表示される複数の識別子のうち所望の識別子に前
述の指定表示を変更するために、要求元利用者により操
作される。第1の変更指定指示手段は、第1指定表示変
更手段により指定表示された識別子に該当のプログラム
が実行可能状態に遷移されるように指示するために要求
元利用者により操作される。
【0015】
【作用】請求項1および2に記載のプログラム選択装置
によれば、表示手段は識別子のそれぞれを対応のプログ
ラムが実行可能状態に遷移された頻度に基づいて降順に
ソートされた順序で、かつその頻度が最高である識別子
を指定するようにしながら表示するので、利用者が実行
を所望するプログラムが指定表示される確率が高くなっ
て、利用者が指示手段を介して所望プログラムを選択し
実行可能状態に遷移させる操作および処理の高速化が図
られる。
【0016】特に請求項2に記載のプログラム選択装置
によれば、利用者は指定表示変更手段により表示手段に
表示された指定表示を所望の識別子に変更できるととも
に、この識別子はソート手段により前述の頻度に基づい
て降順にソートされているので、この指定表示変更手段
による指定表示の変更と、これに並行した指示手段によ
る該当プログラムを実行可能状態に遷移させる処理との
高速化が図られる。
【0017】請求項3および4に記載のプログラム選択
装置によれば、第1の表示手段は特定手段により特定さ
れたテーブルに格納される複数の識別子を対応のプログ
ラムが実行可能状態に遷移された頻度に基づいて降順に
ソートされた順序で、かつ前述の頻度が最高である識別
子を指定するようにしながら表示するので、複数の利用
者のそれぞれに対して、各人が所望するプログラムが指
定表示される確率が高くなって、第1の指示手段を介し
て所望のプログラムを選択して実行可能な状態に遷移さ
せる処理の高速化が可能となる。
【0018】特に請求項4に記載のプログラム選択装置
によれば、第1の指示手段が第1の指定表示変更手段お
よび第1の変更指定指示手段を介して、第1の表示手段
に表示された指定表示を各利用者が所望する識別子に変
更できるが、これら識別子は特定テーブルソート手段に
より前述の頻度に基づいて降順にソートされているの
で、この指定表示の変更に関する操作を迅速に行なうこ
とが可能となって、指定表示が変更された後の識別子に
対応の所望プログラムを実行可能状態に遷移させる処理
の高速化が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
し詳細に説明する。
【0020】図1は、この発明の一実施例によるプログ
ラムを選択し、選択されたプログラムを実行可能な状態
に遷移させる処理装置のブロック構成図である。
【0021】この装置は、利用者により外部操作されデ
ータを外部から入力するために設けられるキーボード
1、CRT(陰極線管)などからなる表示部2、主記憶
部3、外部記憶部4およびCPU(中央処理装置)など
からなる処理部5を含む。キーボード1はアルファベッ
トおよび数値などを入力するために押下される英数字キ
ー11、終了機能キー12、登録機能キー13、前述の
ポインタPIを画面内で上下左右の任意の方向に任意の
距離だけ移動させるために操作されるポインタ移動キー
14およびポインタPIにより指示されるデータおよび
キーボード1から入力したデータを処理部5に与えるた
めの指定キー15を含む。
【0022】図2には図1の外部記憶部4の記憶内容の
一部が示される。外部記憶部4は記憶領域M1〜M4か
らなり、領域M1には利用者IDテーブルIDTが、領
域M2には複数の分野選択テーブルBSTが、領域M3
には複数のプログラム起動情報テーブルPLITがさら
に領域M4には複数の異なるプログラムPRi(i=
1、2、3…)がそれぞれ格納される。
【0023】前述の利用者IDテーブルIDTの構成が
図3に示される。図1に示される装置を利用するもの
は、予め該装置の管理者から利用者識別番号UIDを取
得している。利用者は、この利用者識別番号UIDを該
装置に入力することにより、該装置の利用が許可され
る。図3に示される利用者IDテーブルIDTは利用者
識別番号UID、各番号UIDに対応して利用者氏名U
NAMおよび利用者ディレクトリUDを含む。氏名UN
AMは対応の番号UIDが発行された利用者の氏名であ
り、ディレクトリUDは対応の番号UIDが発行された
利用者に対してアクセスが許可される外部記憶部4上の
記憶領域を特定するものである。
【0024】図4には分野選択テーブルBSTの構成が
示される。分野選択テーブルBSTは図2に示されるよ
うに利用者IDテーブルIDTに登録される利用者識別
番号UIDごとに個別に作成される。分野選択テーブル
BSTは分野名BM、分野別コードBC1および起動回
数RC1を含む。分野名BMは記憶部4の領域M4に格
納されたプログラムPRiを機能分野別に分類した場合
の各分野の名称であり、分類コードMCは対応の分野名
BMを1意に特定するために付けた番号であり、起動回
数RC1は対応の分野名BMに該当の分野に属する各プ
ログラムPRiが起動された回数のトータル値を表わ
す。ここでは、“プログラムの起動”とは、プログラム
PRiが処理部5により外部記憶部4から読出されて主
記憶部3に転送され、ここで実行可能な状態に遷移され
ることをいう。
【0025】図5にはプログラム起動情報テーブルPL
ITの構成が示される。情報テーブルPLITは図2に
示されるように利用者IDテーブルIDTに登録される
利用者識別番号UIDのそれぞれについて作成される。
テーブルPLITはタイトル名TM、分野別コードBC
2、起動回数RC2、起動ディレクトリRD、および起
動コマンドRCMを含む。タイトル名TMはプログラム
PRiを一意に特定するための名称であり、分野別コー
ドBC2は対応のタイトル名TMを有したプログラムP
Riの機能が属する分野のコードであり、前述の分野別
コードBC1に一致する。起動回数RC2は対応のタイ
トル名TMを有したプログラムPRiがプログラム起動
された回数であり、起動ディレクトリRDは対応のタイ
トル名TMを有したプログラムPRiが登録される外部
記憶部4上の領域を特定するための名称であり、起動コ
マンドRCMは対応のタイトル名TMを有したプログラ
ムPRiをプログラム起動させるためのコマンドであ
る。
【0026】上述した図4および図5に示される分野選
択テーブルBSTおよびプログラム起動情報テーブルP
LITは利用者IDテーブルIDTに登録される利用者
識別番号UIDごとに個別に作成されて外部記憶部4に
記憶されているので、処理部5が外部記憶部4をアクセ
スしてテーブルBSTまたはPLITをアクセスする場
合には、利用者によりキーボード1を介して入力された
該利用者の利用者識別番号UIDに基づいて行なわれ
る。
【0027】ここで、利用者より利用者識別番号UID
の取得要求が発生し、応じて該処理装置の管理者が利用
者が該装置を利用するための利用者識別番号UIDを発
行する手順について、図6の処理フローを参照し説明す
る。この処理フローは、予めプログラムとして外部記憶
部4に記憶され、処理部5の制御の下に実行される。ま
ず、ステップS1(図中、S1と略す)において、処理
部5は予め作成されて記憶された利用者IDテーブルI
DTを外部記憶部4から読出して主記憶部3に転送す
る。次に、ステップS2において、管理者により終了機
能キー12が押下されて利用者識別番号UIDの発行処
理に関する終了機能が選択されたか否かが判断され、キ
ー12が押下され終了機能が選択された場合には、ステ
ップS3において処理部5は主記憶部3に記憶されたI
DテーブルIDTを読出して外部記憶部4の領域M1に
書込んで処理を終了する。
【0028】一方、前述のステップS2において利用者
識別番号UIDの登録に関する終了機能が選択されなか
った場合には、ステップS4において管理者はキーボー
ド1を介して利用者氏名および利用者ディレクトリを入
力し、その後ステップS5において利用者識別番号を入
力する。処理部5はこれら利用者氏名、利用者ディレク
トリおよび利用者識別番号を一旦内部バッファに記憶
し、今回入力された利用者識別番号に基づいて主記憶部
3に記憶されたテーブルUIDを検索し、既にこの入力
された利用者識別番号が利用者識別番号UIDとしてテ
ーブルIDTに登録されているか否かを判断する。入力
された利用者識別番号が既にテーブルIDTに登録され
ていれば、番号UIDの2重登録を避けるために再びス
テップS5において新たな利用者識別番号を入力する。
この利用者識別番号の入力は、該入力番号がテーブルI
DTに未登録の番号となるまで繰返し行なわれるが、入
力された利用者識別番号がテーブルIDTに未登録であ
れば、ステップS7において今回入力され内部バッファ
に一旦記憶されたデータが利用者氏名UNDM、利用者
ディレクトリUDおよび利用者識別番号UIDとしてテ
ーブルIDTに新たに登録されてテーブルIDTが更新
される。
【0029】その後、処理はステップS2に移行する
が、連続して次の利用者に対する新たな利用者識別番号
UIDの発行が行なわれる場合は、前述と同様にステッ
プS4以降の処理が行なわれるが、識別番号UIDの発
行処理が終了すれば、管理者は終了機能キー12を押下
するので、応じて処理部5は前述のステップS3の処理
を実行し、ステップS7で更新された利用者IDテーブ
ルIDTが外部記憶部4に記憶される。
【0030】上述したような利用者識別番号UIDの発
行時、該装置は管理者の操作による管理者モードで動作
するが、管理者モードを除く動作時は利用者モードで動
作する。
【0031】利用者モードにあり、利用者がプログラム
PRiを新たに登録する場合には、処理部5の制御によ
り表示部2には図7に示されるようなマルチウインドウ
による画面が表示される。利用者はウインドウW1を参
照しながら登録を所望するプログラムPRiに関するタ
イトル名、分野別コード、起動ディレクトリおよび起動
コマンドをキーボード1を介して入力する。分野別コー
ドの入力はウインドウW2を参照しながら行なわれる。
【0032】利用者モードにあり、利用者が該装置に登
録されているプログラムPRiの起動を所望する場合に
は、表示部2には処理部5の制御によりまず図8(a)
に示されるような分野別選択メニュー画面が表示され
る。この分野別メニュー画面には該利用者に対応のテー
ブルBSTに登録される分野名BMが起動回数RC1に
基づいて降順にソートされた順位で表示されるので、ポ
インタPIがこのメニュー画面の先頭に位置することに
より、起動回数RC1が最大である分野名BMがポイン
タPIにより指示される。利用者は、分野別選択メニュ
ー画面のポインタPIの位置が所望の位置でなければ、
ポインタ移動キー14を用いて他の分野名BMを指示さ
せるように移動させることができる。分野別選択メニュ
ー画面においてポインタPIにより指示された分野がキ
ーボード1を介して利用者により認められ指定キー15
が押下されると、応じて処理部5は図8(b)に示され
るような画面を表示部2に表示する。
【0033】図8(b)の表示画面はプログラム選択メ
ニューの画面である。図8(a)の分野別選択メニュー
画面において利用者によりポインタPIで指示された分
野名BMが指定されると、処理部5は該利用者に対応の
テーブルPLITから該指定分野名BMに対応の分野別
コードBC1(BC2)を有したタイトル名TMを起動
回数RC2に基づいて降順にソートして表示する。この
とき、ポインタPIはメニュー画面の先頭に位置するこ
とにより、該指定分野に属するプログラムPRiのうち
起動回数RC2が最大であるプログラムのタイトル名T
Mが指示されることになる。利用者は、このポインタP
Iをポインタ移動キー14を用いて他のプログラムPR
iのタイトル名TMを指示させるようにもできる。ポイ
ンタPIにより指示されたタイトル名TMが指定キー1
5を介して利用者により指定されると、応じて処理部5
は指定されたタイトル名TMに該当のプログラムPRi
を起動させる。
【0034】図9は、この発明の一実施例による所望プ
ログラムの起動に関する概略処理フロー図である。図1
0は、この発明の一実施例による所望プログラムの起動
において該当するテーブルBSTおよびテーブルPLI
Tの更新ならびにプログラム起動の処理フロー図であ
る。
【0035】これらの処理フローは、予めプログラムと
して外部記憶部4に記憶され、処理部5の制御の下に実
行される。次に、図9および図10を参照して利用者モ
ードにおける所望プログラムの起動に関する処理手順に
ついて説明する。
【0036】まず、ステップS10において処理部5は
利用者IDテーブルIDTを外部記憶部4から主記憶部
3へ転送する。
【0037】次のステップS11において、利用者がキ
ーボード1を操作して利用者識別番号UIDを入力する
と、ステップS12において処理部5は入力された番号
UIDが主記憶部3上のテーブルIDTに登録されてい
るか否かを判定し、登録されてなければ、ステップS1
4を経てステップS11の処理の戻り、再度、利用者に
対し識別番号UIDの入力を促す。このとき、利用者に
よる利用者識別番号UIDの入力回数が5回に達しても
なお入力された識別番号UIDがテーブルIDTに登録
されていないと判断されれば、処理部5はこの利用者に
よる該装置の不正利用を防止するために一連の処理を強
制的に終了させる。
【0038】前述の、ステップS12において処理部5
が入力された識別番号UIDがテーブルIDTに登録さ
れていると判断すれば、ステップS13に示されるサブ
ルーチンSUBを実行する。サブルーチンSUBの詳細
は図10の処理フローで示される。サブルーチンSUB
は、該当する利用者の分野選択テーブルBSTおよびプ
ログラム起動情報テーブルPLITを外部記憶部4から
主記憶部3へ転送し、利用者の所望に応じてこれらテー
ブルの更新処理ならびに利用者の所望するプログラムP
Riの起動に関する処理を行なう。
【0039】図10を参照してサブルーチンSUBの処
理を説明する。ステップS15において、処理部5は外
部記憶部4から入力された識別番号UIDに基づいて外
部記憶部4から該当する利用者の分野選択テーブルBS
Tおよびプログラム起動情報テーブルPLITを読出
し、主記憶部3に転送する。
【0040】ステップS16において、処理部5は主記
憶部3のテーブルBSTにおける分野名BMを読出し、
読出した分野名BMを該テーブルBSTに格納された起
動回数RC1に基づいて降順にソートし、ステップS1
7において降順にソートされた分野名BMを図8(a)
に示されたように分野別選択メニューとして表示する。
前述したようにポインタPIは起動回数が最大である分
野名BMを指示するように表示されている。
【0041】ステップS18において、図8(a)に示
される分野別選択メニュー表示後、利用者により起動の
終了が所望され、終了機能キー12が押下されたなら
ば、処理部5はステップS19において主記憶部3にお
けるテーブルBSTおよびPLITを外部記憶部4の対
応の記憶領域にそれぞれ書込んで図9の処理に戻り、一
連の処理が終了する。
【0042】ステップS18およびステップS20にお
いて、登録機能キー13が押下されたことが判断されれ
ば、処理部5は前述したような図7に示されるようなマ
ルチウインドウによる画面を表示部2に表示して、ステ
ップS21において利用者から所望プログラムのタイト
ル名、分野別コード、起動ディレクトリおよび起動コマ
ンドを入力し、入力されたこれらデータを用いて主記憶
部3における該利用者のテーブルPLITを前述したよ
うに更新処理し、ステップS16の処理に戻り以下同様
に処理を実行する。
【0043】ステップS18およびステップS20にお
いて、利用者による終了機能キー12および登録機能キ
ー13のいずれも押下されなければ、処理部5は利用者
に対して図8(a)に示されるように分野別選択メニュ
ーのポインタPIにより指示される分野名BMにより特
定される分野に所望のプログラムPRiが属しているか
否かの判断を指定キー15を介して入力する。
【0044】ステップS23において、ポインタPIで
ポイントされる分野に所望プログラムがあるとの判断入
力を得れば、処理部5はステップS25ないしステップ
S27において、主記憶部3上のテーブルPLITより
ポインタPIにより指定される分野名BMに属するプロ
グラムPRiのタイトル名TMをその起動回数RC2に
基づいて降順にソートしながら表示部2に図8(b)に
示されるようなプログラム選択メニューとして表示す
る。この表示画面において、ポインタPIはメニュー画
面の先頭に表示されて、もっとも起動回数RC2の多い
プログラムPRiのタイトル名を指示することになる。
【0045】ステップS28において、図8(b)のプ
ログラム選択メニューの画面を見た利用者がプログラム
選択メニューの終了を所望し、終了機能キー12を押下
すれば、応じて処理は前述のステップS17に移行す
る。
【0046】ステップS28において利用者によりプロ
グラム選択メニューの終了が所望されなければ、処理部
5は利用者に対して表示されているプログラム選択メニ
ュー画面のポインタPIにより指示されるタイトル名T
Mを有したプログラムが所望のプログラムであるか否か
の指定キー15を介した入力を促す。利用者は、このと
き、ポインタPIにより指示されるタイトル名TMのプ
ログラムは所望のプログラムでないと判断した場合に
は、ポインタ移動キー14を操作するので、応じてポイ
ンタPIの位置が(+1)される、すなわち次のタイト
ル名TMがポインタPIにより指示されることになる。
その後処理はステップS27に移行し、以下同様に行な
われる。
【0047】ステップS29の処理において、利用者が
現在ポインタPIにより指示されるタイトル名TMのプ
ログラムが所望プログラムであれば、指定キー15を押
下するので、次のステップS31において、ポインタP
Iで指示されるタイトル名TMを有したプログラムPR
iを主記憶部3上のテーブルPLITに格納された該プ
ログラムPRiに対応の起動情報(起動ディレクトリR
Dおよび起動コマンドRCM)に従って起動する。
【0048】プログラムの起動後、処理部5は主記憶部
3上のテーブルPLIT内の起動させたプログラムに対
応の起動回数RC2を(+1)、およびテーブルBST
内の該プログラムが属する分野の分野名BMに対応の起
動回数RC1を(+1)だけ更新し、前述のステップS
16の処理に戻り、以下同様に処理が実行される。
【0049】ステップS23の処理に戻り、図8(a)
で示される分野別選択メニューにおいてポインタPIに
より指示される分野名BMが所望プログラムが属する分
野を特定する分野名でなければ、ステップS24におい
て利用者はポインタ移動キー14を操作してポインタの
位置を(+1)、すなわち次に表示される分野名BMを
指示するようにし、処理は再びステップS17に戻る。
【0050】以上のように、外部記憶部4に記憶された
複数のプログラムPRiを複数の利用者で共有して実行
する場合には、各利用者がプログラムPRiを選択する
際に表示される分野別選択メニューおよびプログラム選
択メニューにおけるポインタPIは、その利用者にとっ
て利用頻度(起動回数)の高い(多い)分野順およびそ
の分野中でも利用頻度(起動回数)の高い(多い)プロ
グラム順に移動していくので、余分なポインタPIの移
動操作を抑制しながら、利用者が所望するプログラムP
Riを選択し、応じて選択されたプログラムを起動させ
る処理の高速化が図られる。
【0051】
【発明の効果】請求項1および2に記載の発明によれ
ば、利用者が所望するプログラムが指定表示される確率
が高くなって、指示手段を介して所望プログラムを選択
し、実行可能状態に遷移させる処理の高速化が図られ
る。また、利用者は指定表示変更手段および変更指定指
示手段を操作して、表示手段に表示される複数の識別子
のうち所望のプログラムに該当の識別子を指定して、該
プログラムを実行状態に遷移させるように指示すること
ができるが、これら識別子は予めソート手段により実行
可能状態に遷移された頻度に基づいて降順にソートされ
て表示されるので、利用者が表示手段により表示される
複数の識別子の中から所望の識別子を選択して該識別子
に対応のプログラムを実行可能状態に遷移させるための
操作を迅速に行なうことが可能となる。
【0052】請求項3および4に記載のプログラム選択
装置によれば、複数の利用者のそれぞれに対して、第1
の表示手段により各利用者が所望するプログラムが指定
表示される確率が高くなって、各利用者が第1の指示手
段を介して所望プログラムを選択して実行可能状態に遷
移させる操作の迅速化が図られる。
【0053】複数の利用者のそれぞれは第1の指示表示
変更手段および第1の変更指定指示手段を操作すること
により、第1の表示手段による指定表示を所望の識別子
に変更できるが、これら識別子は予め特定テーブルソー
ト手段により各利用者ごとの各識別子に対応のプログラ
ムが実行可能な状態に遷移された頻度に基づいて降順に
ソートされて表示されているので、複数の利用者がこの
部を共用した場合であっても、各利用者に対して所望の
プログラムを選択して実行可能状態に遷移させるような
操作を迅速に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるプログラムを選択
し、選択されたプログラムを実行可能状態に遷移させる
処理装置のブロック構成図である。
【図2】図1に示される外部記憶部の記憶内容の一部を
示す図である。
【図3】図2の外部記憶部に記憶される利用者IDテー
ブルの構成を示す図である。
【図4】図2の外部記憶部に記憶される分野選択テーブ
ルの構成を示す図である。
【図5】図2の外部記憶部に記憶されるプログラム起動
情報テーブルの構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による利用者識別番号の発行
処理のフロー図である。
【図7】この発明の一実施例による利用者がプログラム
を新たに登録する場合の登録処理用の表示画面の一例を
示す図である。
【図8】(a)および(b)は、この発明の一実施例に
よる分野別選択メニュー画面およびプログラム選択メニ
ュー画面の一例を示す図である。
【図9】この発明の一実施例による所望プログラムの起
動に関する概略処理フロー図である。
【図10】この発明の一実施例による所望プログラムの
起動において、該当する分野選択テーブルおよびプログ
ラム起動情報テーブルの更新ならびにプログラム起動の
処理フロー図である。
【図11】従来の実行すべきプログラムの選択指定のた
めに初期表示される画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 表示部 3 主記憶部 4 外部記憶部 5 処理部 11 英数字キー 12 終了機能キー 13 登録機能キー 14 ポインタ移動キー 15 指定キー IDT 利用者IDテーブル BST 分野選択テーブル PLIT プログラム起動情報テーブル UID 利用者識別番号 PI ポインタ なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶される複数のプログラムから、
    利用者の要求に応じたプログラムを選択するプログラム
    選択装置であって、 前記複数のプログラムのそれぞれに付される識別子を該
    当プログラムが実行可能な状態に遷移された頻度と対応
    させて格納したテーブルと、 前記要求に応じて、前記テーブルに格納される前記複数
    の識別子を読出して前記頻度に基づいて降順にソートす
    るソート手段と、 前記複数の識別子を前記ソート手段によりソートされた
    順序で、かつ前記頻度が最高である識別子を指定するよ
    うにしながら表示する表示手段と、 前記利用者により操作され、かつ前記表示手段により指
    定表示された前記識別子に該当のプログラムが前記状態
    遷移されるように指示するための指示手段と、 前記指示手段による指示に応じて、前記テーブル中の前
    記指示手段により指示された前記識別子に該当の前記頻
    度を更新する更新手段とを備えた、プログラム選択装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、 前記利用者により操作され、かつ前記表示手段により表
    示される前記複数の識別子のうち所望の識別子に前記指
    定表示を変更するための指定表示変更手段と、 前記利用者により操作され、かつ前記指定表示変更手段
    により指定表示された前記識別子に該当のプログラムが
    前記状態遷移されるように指示するための変更指定指示
    手段とをさらに備えた、請求項1に記載のプログラム選
    択装置。
  3. 【請求項3】 予め記憶される複数のプログラムから、
    複数の利用者のそれぞれの要求に応じたプログラムを選
    択するプログラム選択装置であって、 前記複数の利用者のそれぞれに対して準備され、かつ前
    記複数のプログラムのそれぞれに付される識別子を該当
    プログラムが実行可能な状態に遷移された頻度と対応さ
    せて格納した複数のテーブルと、 前記要求に応じて、前記複数のテーブルから該要求元の
    利用者に対応のテーブルを特定する特定手段と、 前記特定されたテーブルに格納される前記複数の識別子
    を読出し、前記頻度に基づいて降順にソートする特定テ
    ーブルソート手段と、 前記特定されたテーブルに格納される前記複数の識別子
    を前記特定テーブルソート手段によりソートされた順序
    で、かつ前記頻度が最高である識別子を指定するように
    しながら表示する第1の表示手段と、 前記要求元利用者により操作され、かつ前記第1の表示
    手段により指定表示された前記識別子に該当のプログラ
    ムが前記状態遷移されるように指示するための第1の指
    示手段と、 前記第1の指示手段による指示に応じて、前記特定テー
    ブル中の前記第1の指示手段により指示された前記識別
    子に該当の前記頻度を更新する第1の更新手段とを備え
    た、プログラム選択装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の指示手段は、 前記要求元利用者により操作され、かつ前記第1表示手
    段により表示される前記複数の識別子のうち所望の識別
    子に前記指定表示を変更するための第1の指定表示変更
    手段と、 前記要求元利用者により操作され、かつ前記第1指定表
    示変更手段により指定表示された前記識別子に該当のプ
    ログラムが前記状態遷移されるように指示するための第
    1の変更指定指示手段とをさらに備えた、請求項3に記
    載のプログラム選択装置。
JP30866092A 1992-11-18 1992-11-18 プログラム選択装置 Withdrawn JPH06161770A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU667749B2 (en) * 1992-04-04 1996-04-04 Yoshitaka Aoyama Parts supply method and apparatus
JP2008225587A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Fujitsu Ltd 電子カルテ操作誘導プログラム、電子カルテ操作誘導方法、および、電子カルテ操作誘導装置
JP2010157207A (ja) * 2008-12-05 2010-07-15 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法

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