JPH08255165A - データベース作成処理方法及びデータベース作成処理装置 - Google Patents

データベース作成処理方法及びデータベース作成処理装置

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JPH08255165A
JPH08255165A JP7057658A JP5765895A JPH08255165A JP H08255165 A JPH08255165 A JP H08255165A JP 7057658 A JP7057658 A JP 7057658A JP 5765895 A JP5765895 A JP 5765895A JP H08255165 A JPH08255165 A JP H08255165A
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JP
Japan
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data
meaning
item
database
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP7057658A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ishiba
正大 石場
Tetsuo Takeyama
哲夫 竹山
Yoshinori Hatayama
佳紀 畑山
Takashi Hazui
隆史 筈井
Kimio Nagasawa
喜美男 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データベースのデータ入力時に候補として抽
出した既存データを選択入力することにより入力操作を
簡単にする。 【構成】 変換テーブル管理部9には、項目名からその
項目領域(フィールド)に入力されるべきデータの意味
ラベルを求めるための変換テーブルが格納されている。
データベースのフォーマット作成において入力部2によ
り設定された項目名から変換テーブルより求めた意味ラ
ベルがフィールドに設定される。変数管理部15にはデ
ータが意味ラベル毎に管理され、データベース管理部1
7には項目データ毎に意味付けされた状態でデータベー
スが格納されている。フィールドへのデータ入力時に
は、そのフィールドに設定された意味ラベルと同じ意味
ラベルをもつデータが変数管理部15、データベース管
理部17より抽出され、一覧表示処理部14により選択
入力可能に画面上に一覧表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキストデータやベー
タベースデータなど既存データを利用して、データベー
スを作成するデータベース作成処理方法及びデータベー
ス作成処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータベースなどのデータ処理装
置では、データ入力を行う場合は、まず、データベース
ファイルを指定し、各項目へのデータ入力は、かな漢字
変換手段により、ローマ字キーやかなキーの入力に対応
して、漢字列に対応するかな文字列を入力し、漢字変換
キーの入力に応答して漢字に変換する機能を使用してい
る。
【0003】ところで、一度入力したデータ、例えば日
付や住所、会社名、部署名、相手先、差出人などのデー
タを、現在作成中のデータベースのデータとして再利用
するケースも少なくない。このような場合でも、データ
を入力するときにはかな漢字変換手段を用いてキーボー
ドより入力していた。しかし、必要な文字列を得るには
新規文書の入力のときと同様に漢字混じり文字列に対応
するかな文字列を入力する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、データを入力
する際に新規データの入力のときと同様に漢字混じり文
字列に対応するかな文字列を入力する必要があり、例え
ば相手先名としてデータベースの顧客ファイルから利用
したい場合、顧客ファイルの顧客名のリストを探し出
し、そのリストをいちいち見ながら入力しなければなら
ず、ユーザにとって、その手間は繁雑であり、データ入
力を効率良く行うことができなかった。
【0005】また、参考にできるリストなどの既存デー
タがあるものの、そのデータを探し出すことは大変面倒
であった。そのため、既存データはデータ入力に利用さ
れないのが現状であった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであってその目的は、テキストデータやベー
タベースデータなど既存データを利用することにより、
データベース作成時のデータ入力における入力作業の負
荷を軽減することができるデータベース作成処理方法及
びデータベース作成処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、入力された複数のデータ
をデータ記憶手段に意味別に管理しておき、データベー
ス作成時にそのデータベースの項目名として設定された
文字列からその項目データとして入力されるべきデータ
の意味を求め、その意味と同じ意味を有するデータを前
記データ記憶手段から抽出して一覧表示し、一覧表示し
たデータのうち選択されたデータをその項目データとし
てデータベースに格納するようにした。
【0008】請求項2に記載の発明では、入力された複
数のデータを意味別に格納するデータ記憶手段と、デー
タベース作成時に項目名及び項目領域を入力するための
入力手段と、前記入力手段から入力された前記項目名の
文字列から、その項目名に対して設定された前記項目領
域に入力されるべき項目データの意味を判定する意味判
定手段と、前記意味判定手段により判定された意味と同
じ意味を有するデータを前記データ記憶手段から抽出す
るデータ抽出手段とを備えた。
【0009】請求項3に記載の発明では、前記データ抽
出手段により前記データ記憶手段から抽出されたデータ
を一覧表示する表示手段を備えた。請求項4に記載の発
明では、前記表示手段により一覧表示されたデータから
所定のデータを選択するための入力手段と、前記入力手
段により入力されたデータをデータベースの項目データ
として記憶する記憶領域を備えたデータベース記憶手段
と、前記入力手段により選択されたデータを項目データ
として前記データベース記憶手段に記憶する項目データ
設定手段とを備えた。
【0010】請求項5に記載の発明では、前記意味判定
手段は、項目名の文字列と該項目名に対して設定された
項目領域に入力されるべき項目データの意味を関連付け
た変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段を備え
た。
【0011】請求項6に記載の発明では、前記意味判定
手段は、前記データ記憶手段に格納された全データにつ
いて意味を関連付けた意味辞書を格納する意味辞書格納
手段と、該意味辞書によって求められた前記項目名の文
字列の意味からその項目領域に入力されるべき項目デー
タの意味を判定するための経験則を記憶する第1の判定
手段とを備えた。
【0012】請求項7に記載の発明では、前記意味判定
手段は、前記項目名の文字列からその項目領域に入力さ
れるべき項目データの意味を判定するための判定語を各
意味毎に記憶する判定語記憶手段と、前記項目名の文字
列に対して判定語の有無を検索し、得られた判定語から
前記項目データの意味を判定する第2の判定手段とを備
えた。
【0013】請求項8に記載の発明では、前記意味判定
手段は、請求項5に記載の前記変換テーブル格納手段
と、請求項6に記載の前記第1の判定手段及び請求項7
に記載の前記第2の判定手段のうち少なくともいずれか
一方とを備え、項目名の文字列から前記第1の判定手段
又は前記第2の判定手段により判定された該項目名に対
応する項目データの意味を当該項目名の文字列に関連付
けて前記変換テーブルに登録する登録手段を備えた。
【0014】請求項9に記載の発明では、前記データ記
憶手段は、テキストデータを意味毎にその使用頻度の高
い順に管理するテキストデータ記憶手段を備えており、
前記表示手段は、前記データ抽出手段により抽出された
テキストデータを前記使用頻度順に一覧表示するように
した。
【0015】請求項10に記載の発明では、前記データ
記憶手段は、データベース毎の実データを記憶する実デ
ータ記憶手段と、データベースの項目毎の意味及びデー
タベースのファイル名をデータベース毎に管理する管理
データを記憶する管理データ記憶手段とを備えており、
前記表示手段は、前記意味判定手段により判定された意
味と同じ意味を有する項目を備えたデータベースが複数
あると前記データ抽出手段により判定された場合、デー
タベースのファイル名を先に一覧表示するファイル名表
示手段と、該ファイル名表示手段により一覧表示したフ
ァイル名の中から前記入力手段により選択されると、そ
の選択されたファイル名に対応する前記データ抽出手段
により抽出された項目データを一覧表示する項目データ
表示手段とを備えた。
【0016】請求項11に記載の発明では、入力手段に
より選択されたデータベースのファイル名をその項目領
域に関連付けたリンクデータとして記憶するリンクデー
タ記憶手段と、データ入力時にデータが入力される項目
領域に関連付けられたファイル名を前記リンクデータよ
り検索により求める検索手段とを備え、前記表示手段
は、前記検索手段により検索して求められた前記ファイ
ル名のデータベースから、前記データ抽出手段が抽出し
た項目データを一覧表示するようにした。
【0017】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、入力
された複数のデータをデータ記憶手段に意味別に管理し
ておき、データベース作成時にそのデータベースの項目
名が設定されると、その項目名の文字列からその項目デ
ータとして入力されるべきデータの意味が求められる。
そして、その意味と同じ意味を有するデータをデータ記
憶手段から抽出するとともに一覧表示する。一覧表示さ
れたデータの中から所定のデータを選択されると、その
データが項目データとしてデータベースに格納される。
従って、入力されて既にデータ記憶手段に管理されてい
るデータの中からその項目領域に入力されるべき候補デ
ータが一覧表示されるので、ユーザは候補データの中か
ら所望するデータを選択するだけの操作で済む。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、データベ
ース作成時に項目名及び項目領域が入力手段により入力
されると、入力手段から入力された項目名の文字列か
ら、その項目名に対して設定された項目領域に入力され
るべき項目データの意味が意味判定手段により判定され
る。意味判定手段により判定された意味と同じ意味を有
するデータがデータ抽出手段によりデータ記憶手段から
抽出される。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、データ抽
出手段によりデータ記憶手段から抽出されたデータは、
表示手段により一覧表示される。請求項4に記載の発明
によれば、表示手段により一覧表示されたデータの中か
ら所望のデータが入力手段により選択されると、選択さ
れたデータは項目データとしてデータベース記憶手段の
所定記憶領域に格納される。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、意味判定
手段は、データベース作成時に入力手段により項目名の
文字列が入力されると、その文字列について変換テーブ
ル格納手段に格納された変換テーブルを検索してその項
目名の文字列に関連付けられた意味を求める。これによ
りその項目領域に入力されるべき項目データの意味が求
められる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、意味判定
手段は、データベース作成時に入力手段により項目名の
文字列が入力されると、データ記憶手段に格納された全
データについて意味を関連付ける意味辞書からその文字
列に一致する文字列が検索される。項目名の文字列に一
致する文字列が見出されると、その文字列の意味が意味
辞書から求められ、得られた項目名の文字列の意味から
経験則によりその項目領域に入力されるべき項目データ
の意味が第1の判定手段により判定される。
【0022】請求項7に記載の発明によれば、意味判定
手段は、データベース作成時に入力手段により項目名の
文字列が入力されると、その文字列を構成する語の中
に、判定語記憶手段に記憶された判定語が存在するか否
かが検索され、検索により得られた判定語に対応する意
味が項目データの意味として第2の判定手段により判定
される。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、第1の判
定手段又は第2の判定手段により項目データの意味が判
定されると、入力手段により入力された項目名の文字列
に関連付けて登録手段によりその判定された意味が変換
テーブルに登録される。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、データ記
憶手段に備えられたテキストデータ記憶手段には、テキ
ストデータが意味毎にしかもその使用頻度の高い順に管
理されているため、データ抽出手段により抽出されたテ
キストデータはその使用頻度の高い順に表示手段により
一覧表示される。
【0025】請求項10に記載の発明によれば、データ
抽出手段により抽出され、意味判定手段により判定され
た意味と同じ意味を有する項目を備えたデータベースが
複数あると管理データを用いて判定された場合には、フ
ァイル名表示手段により先ずその複数のデータベースの
ファイル名が一覧表示される。そして、一覧表示された
ファイル名の中から入力手段により所定のファイル名が
選択されると、その選択されたファイル名に対応する項
目データがデータ抽出手段により抽出されて項目データ
表示手段により一覧表示される。
【0026】請求項11に記載の発明によれば、入力手
段により選択されたデータベースのファイル名はその項
目領域に関連付けたリンクデータとしてリンクデータ記
憶手段に記憶される。データ入力時には、データが入力
される項目領域に関連付けたファイル名がリンクデータ
を検索することにより検索手段により求められる。検索
手段により求められたファイル名のデータベースから、
データ抽出手段により抽出された項目データが表示手段
により一覧表示される。そのため、ファイル名の選択処
理が省かれ、直接項目データが一覧表示される。
【0027】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図25に基づいて説明する。図1はこの文書処理装置の
ブロック図を示し、文書処理装置は、メイン制御部1,
入力部2,表示部3,テキスト処理部4,テキストデー
タ管理部5,データベースメイン制御部6,項目情報管
理部7,フォーマット情報管理部8,変換テーブル管理
部9,意味処理部10,意味情報管理部11,意味解析
部12,意味命令実行部13,一覧表示処理部14,変
数管理部15,データベース処理部16,データベース
管理部17,リンクデータ処理部18を備えている。
【0028】メイン制御部1は、入出力制御を行うとと
もに、入力部2からの指示に応じた処理を行う。入力部
2は、キーボードやマウスなどから構成され、各種編集
機能の実行、メニューからの選択入力、フィールドの領
域指定、文字コード列の入力などを行うものである。
【0029】表示部3は、CRT ディスプレイまたはLCD
ディスプレイ等から構成され、文字データ、ウインド
ウ、メニュー等を表示する。テキスト処理部4は、テキ
ストデータ管理部5に記憶されたテキストデータの読出
し及び書込み処理を行う。
【0030】テキストデータ管理部5は、メモリから構
成されており、テキストデータTDを記憶する。図6は
そのテキストデータTDの一例である。図6に示すよう
に、テキストデータTDは、漢字コード,文字列属性
(アトリビュート(ATT)),意味情報番号,文節デ
ータ,リンク番号からなる。ATTにはアンダーライン
や反転表示のための属性値が漢字コードに対応して格納
される。意味情報番号は、文章、文節あるいは文字に登
録された意味ラベルの意味番号を調べるための番号であ
り、漢字コードに登録された意味ラベルの意味番号がテ
キストデータTDにセットされた意味情報番号に対応し
て図4に示す意味情報番号テーブルT1に格納されてい
る。意味ラベルは、意味を表す識別子で文字列データで
ある。文節データには、文節の切れ目を表すデータが漢
字コードに対応して格納される。文節の文字数がその文
節の先頭文字にセットされ、一文字下がる毎に「1」ず
つ減算されて文節の切れ目が「1」となる。
【0031】データベースメイン制御部6は、図20に
示すようなデータベースフォーマットを作成するための
処理を行い、項目情報管理部7、フォーマット情報管理
部8、変換テーブル管理部9に対する制御を行うととも
に、データベース管理部17のデータベースへのデータ
入力処理を行う。
【0032】項目情報管理部7は、図20に示すフォー
マットにおいて項目名毎のデータを入力する領域である
項目領域(フィールド)Fの位置・サイズなどの情報を
格納する。図2はそのエレメントデータEDである。フ
ィールドF毎に、項目名,項目タイプ,位置情報,デー
タベース番号,意味番号,リンク番号が格納される。項
目名はフィールドFに付けられた名前であり、項目タイ
プは入力データの型を表し、例えば「三洋太郎」などの
文字列データは文字型、「10」などの数値データは数
値型、「平成7年2月6日」は日付型である。位置情報
はフィールドFの始点座標と終点座標で表される。意味
番号は項目名から得られた意味番号を管理する。
【0033】フォーマット情報管理部8は、データベー
スフォーマットに下地として入力された文字データ、図
形データ及び画像データを格納する。変換テーブル管理
部9は、ROM及びRAMより構成され、項目名の文字
列から意味ラベルを特定するめの変換テーブルCTを格
納する。図3はその変換テーブルCTであり、予めシス
テムに設定された項目名の意味ラベルと、ユーザが設定
した項目名の意味ラベルとよりなる。
【0034】意味処理部10は、意味情報管理部11や
意味解析部12の制御を行うとともに意味情報管理部1
1に格納されたデータに対する処理を行う。意味情報管
理部11は、ROM及びRAMより構成され、図4に示
す意味情報番号テーブルT1と、意味ラベルと意味番号
とを関連付ける図5に示す意味情報管理テーブルMTと
を格納する。意味情報管理テーブルMTは予めシステム
に設定された意味ラベルの意味番号と、ユーザが設定し
た項目名の意味ラベルの意味番号とが格納される。
【0035】意味解析部12は、文字列を解析してその
意味ラベルを判定する。項目名の文字列の意味ラベルを
解析し、その意味ラベルよりその項目名に対応するフィ
ールドFに入力されるデータの意味ラベルを判定する経
験則を予め記憶している。例えば項目名の文字列「課
長」から意味ラベル「肩書き」を得ると、意味ラベル
「肩書き」の文字列を項目名とするフィールドFへの入
力データであることからそのフィールドFに入力される
データの意味ラベルを「名前」と判定する。また、項目
名の意味ラベルを判定する経験側や辞書データを予め記
憶している。例えば項目名の文字列「担当者」から、そ
のフィールドFに入力されるデータの意味ラベルを「名
前」と判定する。また、項目名の文字列からその項目名
に対応するフィールドFに入力されるデータの意味ラベ
ルを判定するために使用する判定語を記憶している。判
定語は項目名の文字列の構成語(文字)の中で有無を調
べ、判定語を見つけるとその判定語からそのフィールド
Fに入力されるデータの意味ラベルを判定する。例え
ば、項目名の文字列中に「者」「人」「名」などを検出
するとフィールドFに入力されるデータの意味ラベルは
「名前」であると判定する。
【0036】意味命令実行部13は、変数管理部15、
一覧表示処理部14やリンクデータ処理管理部18の制
御を行う。一覧表示処理部14は、与えられたデータの
一覧表示処理と、一覧表示されたデータの中から入力部
2より選択されたデータの選択処理を行う。
【0037】変数管理部15は、システムに備えられた
内部データベースより構成され、図7に示す意味辞書M
D、図8に示す意味別管理データSDを格納する。意味
辞書MDは、意味登録された全ての文字列データについ
てその意味ラベルを管理する。システムがあらかじめ意
味ラベルを付加した文字列データの意味属性は0であ
り、それ以外の意味属性は1として、システムが用意し
たデータかどうかを区別するものである。意味別管理デ
ータSDは、意味ラベル別にその意味ラベルが付与され
た全ての文字列データと、文字列データ毎の使用頻度と
を管理する。
【0038】データベース処理部16は、データベース
管理部17に対する処理を行う。データベース管理部1
7は、複数のデータベースを格納する。各データベース
(カード)毎に図10に示すような管理テーブルBT1
と、図11に示すような実データD1とを格納する。管
理テーブルBT1には、項目データの意味ラベル、階
層、項目名、条件、データ番号(フィールド番号)が管
理される。実データD1には多数件のレコードデータが
項目名毎に管理される。ここで階層はフィールドの階層
レベルを表し、条件はフィールドに定義された計算式
(例えば「小計=単価×個数」)などである。図11の
実データD1は、公知のように1件(レコード)ごとに
データを管理する。
【0039】リンクデータ処理管理部18は、テキスト
内の文字列に定義されるリンク番号やエレメントデータ
ED内に定義されるリンク番号と、データベースのファ
イル名とを関連付ける図9に示すリンクテーブルLTを
管理する。
【0040】次に、この文書処理装置の処理動作を説明
する。まず、テキストデータ管理部5に格納された文字
列データに対して意味登録するときの処理動作について
説明する。
【0041】意味登録するときには、画面上に表示され
た文書データの中から意味登録すべき文字列を入力部2
より範囲指定などで指定する。例えば、図6に示す文字
列「三洋太郎」が指定されたとする。テキスト処理部4
は指定された文字列データ「三洋太郎」をテキストデー
タ管理部5より読出し、意味命令実行部13の指示に従
ってその文字列データを変数管理部15に渡す。
【0042】変数管理部15は図7に示す意味辞書MD
を検索し、その文字列データ「三洋太郎」に一致する文
字列を探す。その文字列データに一致する文字列が見つ
かるとその意味ラベル「名前」を取得し、さらに意味処
理部10に渡し、図5に示す意味情報管理テーブルMT
よりその意味ラベル「名前」の意味番号「100」を取
得する。なお、意味辞書MDより見つからない場合の処
理は、後述する。
【0043】そして、意味情報番号管理テーブルT1に
新規に意味情報番号(例えば「80」)を設定し、そこ
に意味番号「100」をセットする。テキスト処理部4
は意味情報番号「80」をセットしてテキストデータT
D(図6)をテキストデータ管理部5に格納する。ここ
で、一つの文字列に対して複数の意味をもたせるときに
は、意味情報番号管理テーブルT1において意味情報番
号に複数の意味番号がセットされることになる。
【0044】テキスト処理部4は、意味情報番号をセッ
トしたテキストデータTDをテキストデータ管理部5に
格納し終えると制御を意味命令実行部13に戻す。意味
命令実行部13は文字列データ「三洋太郎」と意味ラベ
ル「名前」を変数管理部15に送り、変数管理部15は
意味辞書MDにその文字列「三洋太郎」と意味ラベル
「名前」とを登録する。このとき属性番号は「1」がセ
ットされる。次に、変数管理部15は意味別管理データ
SD中の意味ラベル「名前」の管理データSD1(図
8)に文字列「三洋太郎」を登録する。このとき文字列
データは頻度順に配置されるので、新規に登録されたと
きには文字列「三洋太郎」は1番末尾(最下位置)に配
置される。
【0045】また、一致する文字列が意味辞書MDから
見つからなかった場合には、意味解析部12は、前後の
文字列を抽出して、その前後の文字列「課長」「殿」の
意味ラベルを意味辞書MDを引くことにより求め、前後
の文字列の意味ラベル「肩書き」「敬称」より経験則に
よりその文字列データ「三洋太郎」の意味ラベルを判定
する。すなわち、「肩書き」と「敬称」との間に配置さ
れた文字列であることからその意味ラベルが「名前」で
あると判定する。
【0046】さらに経験則によってもその文字列データ
「三洋太郎」の意味ラベルが判定できなかった場合に
は、ユーザが意味ラベルを指定し、指定された意味ラベ
ルをその文字列に対して意味辞書MDにセットするとと
もに、意味別管理データSDの対応する意味ラベルの記
憶領域に文字列「三洋太郎」をセットする。このとき、
意味ラベルが新規のものである場合には、その新規の意
味ラベルの記憶領域を確保し、同様にセットする。この
登録時には頻度「1」がセットされる。なお、頻度は後
述する実行処理フェーズで使用される度に「1」ずつ加
算されていく。
【0047】つまり、実行処理フェーズでは、画面上で
マウス等で文字列「三洋太郎」を指定すると、その文字
列データ「三洋太郎」のテキストデータTDより意味情
報番号「80」を取得し、意味情報番号管理データT1
より意味情報番号「80」に対応する意味番号「10
0」を取得する。そして、意味情報管理テーブルMTよ
り意味番号「100」に対応する意味ラベル「名前」を
取得し、意味別管理データSDの意味ラベル「名前」の
管理データSD1に登録されたデータを頻度の高い順か
ら一覧表示処理部14が画面上に一覧表示する。
【0048】一覧表示されたデータの中からユーザがマ
ウス等で指定して特定のデータが選択されると、選択さ
れたデータが画面上で指定された文字列「三洋太郎」に
入替えて表示される。管理データSD1において、選択
された文字列「三洋太郎」の頻度は「1」加算される。
【0049】こうして文字列「三洋太郎」が選択される
度に意味ラベル「名前」の管理データSD1において、
文字列「三洋太郎」の頻度情報を更新するとともに、更
新された頻度が上位の文字列の頻度を越える場合はその
頻度に応じてデータを入れ替える。つまり、頻度の多い
順にデータを並び替える。このとき、頻度が同じとなる
きは、同一頻度の中で最も上位の位置にセットする。バ
ッファ(記憶領域)を全て使用している場合は、バッフ
ァ内のデータで最も頻度の低いもの(複数あればその中
で最も最近使われていないもの)を削除し、新しいデー
タがセットされる。こうして文字列が意味登録され、一
覧表示されて使用されることによりテキストデータ管理
部5、意味情報管理部11及び変数管理部15には図4
〜図8に示す状態に各データT1,MT,TD,MD,
SDが格納される。
【0050】次に、図20で画面Gに示すベータベース
のフォーマットFMを作成するときの文書処理装置の処
理動作を図14,図15のフローチャートに従って説明
する。データベースを作成するときには、図20に示す
ように項目名K毎にフィールドFを設定したフォーマッ
トFMをまず作成し、その後、各フィールドFにデータ
を入力することによりデータベースが作成される。
【0051】まず、データベースのフォーマットFMを
作成する。フォーマット作成では、文字列データや図形
データを用いた下地情報の作成と、フィールドFの領域
設定及びデータベースの項目定義を行う。メイン制御部
1では、キーボードからの入力やマウスなどのポインテ
ィングデバイスなどからのフォーマット作成の選択入力
が行われると、入力部2からの指示により、入力情報と
ともにデータベースメイン制御部6に制御を移す。
【0052】まず、下地の作成について説明する。図1
6、図17に示すメニューM1より文字や図形などを選
択し、フォーマットFの下地となる文字列Kや図形GR
などの入力を行う。データベースメイン制御部6は、入
力された下地の文字データや図形データの位置,サイ
ズ,属性などをフォーマット情報管理部8に格納し、そ
れらの文字データや図形データを表示部3により表示す
る。
【0053】次にデータベースの項目の定義について説
明する。データベースメイン制御部6は、データを入力
するフィールドFの領域指定を、図18に示すようにメ
ニューM2から、「文字」「数値」「図形」などのタイ
プを選択し、マウス等で位置とサイズを範囲指定するこ
とにより行う。入力指定されたフィールドFの位置・サ
イズ(指定領域の指定座標と終点座標),項目名Kの文
字列コード,タイプなどの情報は、項目情報管理部7の
エレメントデータEDにセットされる。また、入力指定
されたフィールドFに対して、一意に名前を定義する必
要があるが、項目名を特開平2−181868号公報に
開示された方法により、既に入力された下地情報の文字
列Kから決定したり、または、入力指示を出してユーザ
に入力させるなどして定義する。
【0054】次に、データベースメイン制御部6は、入
力された項目名、フィールドFのサイズ(指定領域の始
点座標と終点座標)、タイプなどのデータとともに制御
をデータベース処理部16に移す。データベース処理部
16は、これから作成するデータベース領域をデータベ
ース管理部17に確保し、実データD2内で一意のデー
タ番号(フィールド番号)を割付けてセットし、管理デ
ータBT2(図12)に項目名,階層,データ番号をセ
ットする。そして、データベースメイン制御部6に制御
を戻す。データベースメイン制御部6は、項目情報管理
部7のエレメントデータED(図2)にデータ番号を格
納する。図18の画面Gでは、データベースメイン制御
部6から送られる項目名は「担当者」である。
【0055】以下、項目名「担当者」を例にして項目名
の文字列からそのフィールドFに入力されるデータの意
味ラベルを求めて設定する処理動作について図14,図
15のフローチャートに基づいて説明する。まずステッ
プS1で、データベースメイン制御部6は、項目名の文
字列「担当者」について図3に示す変換テーブルCTを
検索する。ステップS2で項目名に一致する文字列「担
当者」が変換テーブルCTに存在するか否かを判断し、
文字列「担当者」が存在するとステップS3に進み、文
字列「担当者」が存在しないとステップS4に進む。ス
テップS3ではその文字列「担当者」の意味ラベル「名
前」を取得する。ステップS5でデータベースメイン制
御部6は、意味処理部10に意味ラベル「名前」,項目
名「担当者」を送る。意味処理部10は、意味情報管理
部11の意味情報管理テーブルMTからその意味ラベル
「名前」の意味番号「100」を求め、得られた意味番
号「100」とともに制御をデータベースメイン制御部
6に戻す。データベースメイン制御部6は図2に示すよ
うにエレメントデータEDのデータ番号「2」に対応す
るデータ欄にその意味番号「100」をセットする。そ
して、表示部3により画面G上にはフィールドFの矩形
(枠)が表示される。
【0056】データベースメイン制御部6では、上記で
説明したように、下地の作成とデータベースの項目の定
義を繰り返し、例えば、図20に示すようなフォーマッ
トを作成する。この状態において、図2に示すエレメン
トデータEDにはリンク番号を除く全てのデータがセッ
トされる。
【0057】一方、ステップS2で項目名に一致する文
字列「担当者」が変換テーブルCTに存在しない場合、
データベースメイン制御部6は意味解析部12に制御を
渡し、意味解析部12はステップS4で項目名解析処理
を行う。以下、意味解析部12による項目名解析処理に
ついて図15のフローチャートに基づいて説明する。意
味辞書MDには図7に示すようなデータが格納されてい
るものとする。
【0058】意味解析部12は項目名の文字列「担当
者」をデータベースメイン制御部6から受け取ると、ス
テップS11で、項目名「担当者」について図7の意味
辞書MDを検索する。
【0059】次に、ステップS12で、項目名に一致す
る文字列「担当者」が意味辞書MDに存在するか否かを
判断する。そのような文字列が存在すればステップS1
3に進み、存在しなければステップS14に進む。
【0060】例えば意味辞書MDに図7に破線で囲まれ
た文字列「担当者」が登録されていないとすると、ステ
ップS14に進む。ステップS14では項目名「担当
者」を解析対象として文字列解析を行う。この文字列解
析は解析対象文字列「担当者」の中に、そのフィールド
Fに入力される項目データの意味ラベルを判定するため
の判定語が含まれるか否かを解析することによって行わ
れる。意味ラベル「名前」を判定するための判定語とし
て例えば「名」「者」「員」「人」「手」「生」などの
語が予め設定されており、解析対象文字列がこれらの判
定語を末尾にもつときには、その解析対象文字列を項目
名とするフィールドFに意味ラベル「名前」に属するデ
ータが入力されるものとして判定する。この場合、解析
対象文字列「担当者」から判定語「者」が検索され、そ
のフィールドFに入力される項目データの意味ラベルは
「名前」と判定される。ちなみに末尾に判定語をもつ他
の文字列「担当名」「会員」「差出人」「運転手」「卒
業生」などが項目名として設定された場合には、そのフ
ィールドFに入力される文字型データの意味ラベルは
「名前」と判定される。
【0061】まずステップS15では判定語があるか否
かを判断する。判定語「者」が検出されたので、ステッ
プS16に進む。ステップS16では判定語からフィー
ルドFの意味ラベルを決定する。すなわち、判定語が
「者」であることから、そのフィールドFに入力される
データの意味ラベルが「名前」であるとして判定する。
その後、意味解析部12は制御を意味処理部10に戻
し、ステップS5(図13)に進む。また、ステップS
15の判断処理で、判定語がなかった場合には、ステッ
プS17に進み、表示部3により手動登録指示を画面G
上に表示させる。ユーザが意味ラベルを入力部2より手
動で登録した入力を得ると(ステップS18)、その意
味ラベルは意味処理部10に送られてステップS5に移
る。ここで、項目名の文字列「担当者」に対して判定あ
るいは手動登録された意味ラベルはその文字列「担当
者」とともに意味辞書MDに新規にセットされる。この
とき、その文字列「担当者」がフォーマット作成時の項
目名であることを考慮して、意味ラベル「名前」をその
フィールドFに入力されるデータの意味ラベルとして判
定できるようにその意味ラベルは例えば図7の破線内に
示すように「肩書き」として設定される。さらに、項目
名の文字列「担当者」に対して判定あるいは手動登録さ
れた意味ラベルはその文字列「担当者」とともに変換テ
ーブルCTに新規にセットされる。
【0062】ステップS5では、意味処理部10は意味
解析部12から受け取った意味ラベルに対応する意味番
号を取得する。つまり、意味処理部10は意味ラベル
「名前」を図5に示す意味情報管理部テーブルMTの意
味ラベルと順次にマッチングし、意味ラベル「名前」に
対応する意味番号「100」を取得する。また、ユーザ
が登録した意味ラベルのため、いずれの意味ラベルとも
マッチングしない場合は、意味情報管理テーブルMTに
新規に意味ラベルと意味番号をセットする。このとき意
味番号には、意味情報管理テーブルMTで未使用の番号
を設定する。その後、項目名の文字列より判定あるいは
登録された意味ラベルの意味番号をデータベースメイン
制御部6に出力する。
【0063】次のステップS6では、データベースメイ
ン制御部6は例えば意味番号「100」を得ると、意味
番号「100」をエレメントデータEDにセットする。
図2に示すようにエレメントデータEDにおいて項目名
「担当者」(データ番号「2」)の意味番号に「10
0」がセットされる。
【0064】こうして項目名に対してフィールドFを設
定する度に、一部の例外(判定語を含まずしかも初めて
登録する項目名文字列のとき)を除いてそのフィールド
Fに対応する意味番号(意味ラベル)が自動で設定され
る。そして、フィールドFを設定し終えたときには各フ
ィールドFに対してエレメントデータEDには意味番号
が図2に示すようにセットされた状態となる。図7の破
線内のデータが登録された後、他のフォーマット作成時
に項目名「担当者」が同じように設定されたときには、
項目名解析処理においてステップS12の判断処理で、
項目名に一致する文字列「担当者」が意味辞書MDに存
在するので、ステップS13に進むことになる。
【0065】このときステップS13では、意味辞書M
Dでのマッチングにより項目名に一致する文字列「担当
者」が見つかり、その文字列「担当者」の意味ラベル
「肩書き」を得る。意味解析部12は経験則により項目
名の文字列の意味ラベル「肩書き」から、そのフィール
ドFに入力されるデータの意味ラベルを判定する。つま
り、その意味ラベル「肩書き」を項目名とするフィール
ドFに入力される文字型のデータであることから、その
項目データの意味ラベルを「名前」と判定する。このよ
うに経験則に基づくプログラムデータに基づき意味解析
部12はフィールドFに入力されるデータの意味ラベル
をその項目名の文字列より求める。こうしてフォーマッ
トFMを作成し終えると、次にフィールドFへのデータ
入力に移る。
【0066】以下、データ入力時の処理動作について図
19のフローチャートに基づいて説明する。まず、フォ
ーマット作成モードからデータ入力モードに切り換え
る。図20に示すように、ユーザがマウス等でメニュー
M3より「データ入力」を選択すると、データベースメ
イン制御部6は、データ入力モードへの切り換えをメイ
ン制御部1から指示される。
【0067】次に、データベースメイン制御部6は、項
目情報管理部7のエレメントデータEDにセットされた
意味番号を意味処理部10に渡し、意味情報管理テーブ
ルMT(図5)により意味番号から変換した意味ラベル
をデータベース処理部16に送る。データベース処理部
16は、与えられた意味ラベルをデータベース管理部1
7へ送り、これから作成するデータベース名(ファイル
名)「社員名簿II」のデータベースの管理データBT
2(図12)にそれらの意味ラベルをセットする。
【0068】次に、データベースメイン制御部6は、図
21に示すように最初(左上)のフィールドF内の入力
位置にカーソルC1を表示し、データ入力状態になる。
すなわち、データベースメイン制御部6は、項目情報管
理部7のエレメントデータED(図2)の位置情報から
カーソルの表示位置を求めてカーソルを表示する。この
とき候補データが画面G上の片隅に一覧表示され、入力
すべきデータを一覧表示の中からマウス等で選択するな
どして入力する。
【0069】フィールドFへのデータ入力処理について
図22の状態から項目名「担当者」のフィールドFにデ
ータ入力するときを例にして説明する。まずデータベー
スメイン制御部6は、意味命令実行部13に制御を移
す。
【0070】まずステップS21で、意味命令実行部1
3はカーソルC1のあるフィールドFにリンク番号が登
録されているか否かを判断する。すなわち、図2に示す
エレメントデータED中にそのフィールドFに対応する
リンク番号がセットされているか否かを調べる。1件目
のデータ入力時に選んだベータベースファイルによりそ
のデータベースファイルとを繋ぐリンク番号がセットさ
れるため、この1件目のデータ入力処理のときはリンク
番号はセットされていない。そのためステップS22に
進む。ステップS22では意味番号を取得する。つま
り、エレメントデータED(図2)から項目名「担当
者」(データ番号「2」)のフィールドFに登録された
意味番号「100」を取得する。
【0071】ステップS23では意味番号「100」を
意味ラベルに変換するため、意味処理部10を起動す
る。意味処理部10は、意味情報管理部11の意味情報
管理テーブルMT(図5)より、意味番号「100」を
意味ラベル「名前」に変換し、その意味ラベル「名前」
を意味命令実行部13に出力する。
【0072】ステップS24で意味命令実行部13はそ
の意味ラベル「名前」の全データを得るため、変数管理
部15を起動する。変数管理部15に対し、意味ラベル
「名前」と出力用のバッファのアドレスを送る。変数管
理部15は、送られてきた意味ラベル「名前」が登録さ
れているか否かを調べる。つまり、意味ラベル「名前」
について意味別管理データSDを検索する。そして、意
味ラベル「名前」がセットされた管理データSD1(図
8)を見つけると、その管理データSD1に格納された
全データを出力用バッファにセットする。つまり、出力
バッファに「三洋太郎」から「田辺優彦」のデータ内容
を頻度の高い順にセットし、制御を意味命令実行部13
に戻す。
【0073】次に、ステップS25で意味命令実行部1
3は、変数管理部15で出力用バッファにセットされた
データを一覧表示処理部14に送り、データの一覧表示
を行う。一覧表示処理部14は、図22に示すようにデ
ータ表示欄20aと入力欄20b、データベース名一覧
ボタン20cから構成されるメニューM4を画面上に表
示する。ユーザはデータ表示欄20aに表示されたデー
タの中に所望の候補がなければ、入力欄20bからデー
タを入力することも可能である。一覧表示処理部14
は、表示されたメニューM4のデータ表示欄20aのデ
ータがマウス等で選択されると、選択されたデータを与
えられたバッファにセットするとともに、一覧表示デー
タからデータが選択されたことを示すステータス「0」
をセットする。
【0074】また、入力欄20bにキーボードを介して
データが入力されると、一覧表示処理部14はそのデー
タを与えられたバッファにセットするとともに、入力欄
20bにデータが入力されたことを示すステータス
「0」をセットする。また、データベース名一覧ボタン
20cが選択されると、一覧表示処理部14はデータベ
ース名一覧ボタン20cが選択されたことを示すステー
タス「1」をセットする。一覧表示処理部14はステー
タスとともに、制御を意味命令実行部13に戻す。
【0075】ステップS26で、意味命令実行部13は
ステータスの判定を行う。ステータス「0」の場合、す
なわちデータ表示欄20aの中からデータが選択された
か、入力欄20bにデータが入力された場合はステップ
S35に進む。ステータス「1」の場合、すなわちデー
タベース名一覧ボタン20cが選択された場合はステッ
プS27に進む。ここではデータ表示欄20aに所望す
るデータがなくデータベース名一覧ボタン20cが選択
されたとする。
【0076】次のステップS27で、意味命令実行部1
3はデータベース処理部16に対し、ステップS23で
取得した意味ラベル「名前」と出力用バッファのアドレ
スを送り、意味ラベル「名前」を持つデータベースファ
イル名の検索を指示する。データベース処理部16は全
てのデータベースの管理テーブルBTに対して意味ラベ
ル「名前」の検索を行い、意味ラベル「名前」が見つか
ったデータベースファイル名を出力バッファにセット
し、意味命令実行部13に制御を戻す。
【0077】次のステップS28で、意味命令実行部1
3は得られたデータベースファイル名が2つ以上の場
合、出力バッファにセットされたファイル名データを一
覧表示処理部14に与え、ファイル名データの一覧表示
と選択処理を指示する。なお、得られたデータベースフ
ァイル名が一つの場合は一覧表示せずステップS30に
進む。
【0078】一覧表示処理部14は、与えられたデータ
ベース名の一覧メニューM5を図23に示すように画面
片隅に表示する。一覧表示処理部14はユーザからの選
択入力を待つ。例えば「社員名簿」がマウス等で選択さ
れると(ステップS29)、一覧表示処理部14は選択
された「社員名簿」を出力用バッファにセットし、意味
命令実行部13に制御を戻す。
【0079】次のステップS30では、意味命令実行部
13は、データベース処理部16に対し、選択されたデ
ータベース名「社員名簿」、意味ラベル「名前」及び出
力用バッファのアドレスを送る。データベース処理部1
6は、データベース名「社員名簿」の管理データBT1
(図10)から意味ラベル「名前」がセットされたデー
タ番号「2」を取得し、実データD1(図11)からそ
のデータ番号「2」に対応する項目名「氏名」の全項目
データ(図11の2列目全データ)を抽出して出力用バ
ッファにセットする。
【0080】次のステップS31では、意味命令実行部
13は、出力バッファにセットされた全項目データを一
覧表示処理部14に送り、データの表示と選択処理を指
示する。一覧表示処理部14は、図24に示すようにフ
ァイル名「社員名簿」の意味ラベル「名前」という意味
を持つデータをデータ表示欄M6に一覧表示する。ここ
で例えば「武本賢一」がマウス等で選択されたとすると
(ステップS32)、一覧表示処理部14は選択された
「武本賢一」を出力用バッファにセットし、意味命令実
行部13に制御を戻す。
【0081】次のステップS33では、意味命令実行部
13は、出力用バッファにセットされた「武本賢一」と
意味ラベル「名前」を変数管理部15に送り、変数管理
部15は与えられた意味ラベル「名前」とデータ「武本
賢一」を意味辞書MDおよび意味別管理データSDに登
録する。
【0082】次のステップS34では、意味命令実行部
13は、ステップS30で得られたデータベース名「社
員名簿」をリンクデータ処理管理部18に送り、リンク
データ処理管理部18に登録を指示する。リンクデータ
処理管理部18は、与えられたデータベース名「社員名
簿」を、図9のリンクテーブルLTに格納するととも
に、新規にリンク番号(例えば「1」)をセットし、意
味命令実行部13に制御を戻す。意味命令実行部13は
得られたリンク番号「1」をデータベースメイン制御部
6に送る。データベースメイン制御部6はリンク番号
「1」をエレメントデータED(図2)の項目名「担当
者」(データ番号「2」)の欄にセットし、意味命令実
行部13に制御を移す。
【0083】次のステップS35で、意味命令実行部1
3は得られた文字列「武本賢一」をフィールドFに表示
するよう表示部3に対して表示要求し、図25に示すよ
うに項目名「担当者」のフィールドF内にデータ表示欄
M6で選択した文字列「武本賢一」が表示される。文字
列コード「武本賢一」はテキスト処理部4を介してテキ
ストデータ管理部5に格納される。
【0084】データベースメイン制御部6は、例えばレ
コードのデータ編集(前レコード/次レコードなど)の
指示を受けると、フィールドF内の文字列コードをテキ
ストデータ管理部5より取得し、データベース処理部1
6に現在編集中のレコード番号,データ番号(フィール
ド番号),受け取った文字列コードを送り、データベー
ス管理部17に登録を指示する。データベース処理部1
6は、送られてきた文字列データを指定されたレコード
番号に対応したフィールド番号の領域にデータを登録す
る。文字列データ「武本賢一」はデータベース処理部1
6に送られ、図13に示すように実データD2に1件目
のデータとして登録される。こうして各フィールドFへ
のデータ入力時に候補データが画面片隅に一覧表示さ
れ、必要に応じて候補データを選択入力してフィールド
Fに所望のデータを入力する。1件目のデータ入力を終
えると、エレメントデータEDにはデータ入力時に選択
したベータベース名に対応するリンク番号がセットされ
た状態となる。
【0085】次にリンク番号がセットされた後における
スキップ処理について説明する。まずステップS21
で、意味命令実行部13は、フィールドFに対してリン
ク番号が登録されているかチェックし、登録されていな
ければ処理を継続し、リンク番号が登録されていれば、
意味命令実行部13は、S22からS29の処理をスキ
ップし、登録されているリンク番号「1」をリンクデー
タ処理管理部18に送り、リンクテーブルLT(図9)
よりデータベースファイル名を得る。次に、意味命令実
行部13は、データベースファイル名「社員名簿」と意
味ラベル「名前」をデータベース処理部16に送り、ス
テップS30以下から処理を行う。
【0086】以上詳述したように本実施例によれば、デ
ータベースにデータを入力する際、フィールドFに入力
されるデータの意味から、データの候補を抽出して選択
入力可能に一覧表示されるので、既に格納するデータを
効果的に利用して入力操作を簡単とすることができる。
【0087】また、データベース作成時に設定した項目
名の文字列からそのフィールドFに入力されるべきデー
タの意味ラベルの判定を、変換テーブルCT、項目名の
文字列の意味ラベルからの経験則、項目名の文字列を構
成する判定語からの経験則の3つの手法を用いて行われ
るので、かなり高い率で意味ラベルを判定することがで
きる。
【0088】また、意味辞書MDに登録されていなかっ
た新規の項目名は、そのフィールドFに入力されるデー
タの意味ラベルを判定可能な適切な意味ラベルを付して
登録され、変換テーブルCTに登録されていなかった新
規の項目名は、そのフィールドFに入力されるデータの
意味ラベルとともに変換テーブルCTに登録される。そ
のため、意味辞書MDや変換テーブルCTに登録されて
いる項目名の文字列は、新規文字列が設定される度に付
け加えられて増殖するので、使用していくうちに意味ラ
ベルを判定不能な文字列を徐々に無くならせることがで
きる。
【0089】また、意味別管理データSDにおいて意味
ラベル毎でデータを頻度の高い順に配列し、頻度の高い
順に候補データが表示されるようにしたので、所望する
文字列を見つけ易い。さらに候補となるデータベースが
複数ある場合は、まずデータベースファイル名を選択し
てから項目データが表示される手順をとるので、所望す
るデータを絞り込んで見つけ易くすることができる。
【0090】また、一度選択したデータベースファイル
名は、リンクデータLDによりリンク番号を介してフィ
ールドFに関連付けられるので、そのフィールドFに対
して2件目以降のデータ入力時にはデータベースファイ
ル名の選択を省くことができる。
【0091】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)項目名の文字列からそのフィールドFに入力され
るデータの意味ラベルの判定手法は、変換テーブルC
T、項目名の文字列の意味ラベルからの経験則、項目名
の文字列を構成する判定語からの経験則の3つの手法の
いずれかを単独で採用する構成であってもよい。また、
適宜な2つの手法の組合せであってもよい。
【0092】(2)変換テーブルCTをROMに記憶さ
せて構成し、変換テーブルCTへの項目名の登録の追加
が不能な構成であってもよい。この場合、変換テーブル
CTに該当する項目名がない場合には意味ラベルを手動
登録する。
【0093】
【発明の効果】従って、請求項1に記載の発明によれ
ば、データベースにデータを入力する際、項目領域に入
力されるデータの意味から、データの候補を抽出して選
択入力可能に一覧表示されるので、過去のデータを効果
的に利用して入力操作を簡単とすることができる。
【0094】請求項2に記載の発明によれば、データベ
ース作成時に設定した項目名より、項目領域に入力され
るべき項目データの候補データを抽出することができ
る。請求項3に記載の発明によれば、項目データの候補
データを一覧表示することができる。
【0095】請求項4に記載の発明によれば、一覧表示
された候補データの中から所望のデータを選択するだけ
の操作で、そのデータをデータベースに登録することが
できる。
【0096】請求項5に記載の発明によれば、変換テー
ブルにより、データベース作成時に設定した項目名の文
字列に関連付けられた意味を求めることができる。請求
項6に記載の発明によれば、データベース作成時に設定
した項目名の文字列の意味から経験則によりその項目領
域に入力されるべき項目データの意味を判定することが
できる。
【0097】請求項7に記載の発明によれば、データベ
ース作成時に設定した項目名の文字列を構成する語に判
定語を調べることにより項目データの意味を判定するこ
とができる。
【0098】請求項8に記載の発明によれば、データベ
ース作成時に設定した項目名の文字列から判定された項
目データの意味を項目名の文字列に関連付けて変換テー
ブルに登録することができる。
【0099】請求項9に記載の発明によれば、抽出した
候補データを頻度の高い順に一覧表示させることができ
る。請求項10に記載の発明によれば、候補データが複
数のデータベースに存在する場合、先ずデータベースの
ファイル名が一覧表示されるので、所望するデータベー
スを選択することができる。
【0100】請求項11に記載の発明によれば、データ
入力時に、データが入力される項目領域にファイル名が
関連付けられるので、ファイル名の選択処理を省くこが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の文書処理装置のブロック図。
【図2】エレメントデータ図。
【図3】変換テーブル図。
【図4】意味情報番号テーブル図。
【図5】意味情報管理テーブル図。
【図6】テキストデータ図。
【図7】意味辞書のデータ図。
【図8】意味別管理データ図。
【図9】リンクテーブル図。
【図10】データベースの管理データ図。
【図11】データベースの実データ図。
【図12】データベースの管理データ図。
【図13】データベースの実データ図。
【図14】データベースフォーマット作成処理のフロー
チャート。
【図15】同じくフローチャート。
【図16】フォーマット作成における画面図。
【図17】同じく画面図。
【図18】同じく画面図。
【図19】データ入力処理のフローチャート。
【図20】データ入力時における画面図。
【図21】同じく画面図。
【図22】同じく画面図。
【図23】同じく画面図。
【図24】同じく画面図。
【図25】同じく画面図。
【符号の説明】 1…表示手段、ファイル名表示手段及び項目データ表示
手段を構成するメイン制御部、2…入力手段としての入
力部、3…表示手段、ファイル名表示手段及び項目デー
タ表示手段を構成する表示部、4…テキスト処理部、5
…データ記憶手段としてのテキストデータ管理部、6…
意味判定手段、データ抽出手段及び検索手段を構成する
とともに登録手段としてのデータベースメイン制御部、
7…データ抽出手段及び検索手段を構成する項目情報管
理部、9…意味判定手段を構成するとともに変換テーブ
ル格納手段としての変換テーブル管理部、10…意味判
定手段、データ抽出手段及びる第1の判定手段を構成す
る意味処理部、11…意味判定手段、データ抽出手段及
び第1の判定手段を構成するとともに意味辞書格納手段
としての意味情報管理部、12…意味判定手段及び第1
の判定手段を構成するとともに判定語記憶手段及び第2
の判定手段としての意味解析部、13…意味判定手段、
データ抽出手段及び第1の判定手段を構成する意味命令
実行部、14…表示手段、ファイル名表示手段及び項目
データ表示手段を構成する一覧表示処理部、15…意味
判定手段、データ記憶手段、データ抽出手段及び第1の
判定手段を構成するとともにテキストデータ記憶手段と
しての変数管理部、16…項目データ設定手段としての
データベース処理管理部、17…データ記憶手段を構成
するとともにデータベース記憶手段、実データ記憶手段
及び管理データ記憶手段としてのデータベース管理部、
18…検索手段を構成するとともにリンクデータ記憶手
段としてのリンクデータ処理管理部、F…項目領域とし
てのフィールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9194−5L G06F 15/403 340B (72)発明者 筈井 隆史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 長沢 喜美男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された複数のデータをデータ記憶手
    段(5,15,17)に意味別に管理しておき、データ
    ベース作成時にそのデータベースの項目名として設定さ
    れた文字列からその項目データとして入力されるべきデ
    ータの意味を求め、その意味と同じ意味を有するデータ
    を前記データ記憶手段(5,15,17)から抽出して
    一覧表示し、一覧表示したデータのうち選択されたデー
    タをその項目データとしてデータベースに格納するよう
    にしたことを特徴とするデータベース作成処理方法。
  2. 【請求項2】 入力された複数のデータを意味別に格納
    するデータ記憶手段と(5,15,17)、 データベース作成時に項目名及び項目領域を入力するた
    めの入力手段(2)と、 前記入力手段(2)から入力された前記項目名の文字列
    から、その項目名に対して設定された前記項目領域に入
    力されるべき項目データの意味を判定する意味判定手段
    (6,9,10,11,12,13,15)と、 前記意味判定手段(6,9,10,11,12,13,
    15)により判定された意味と同じ意味を有するデータ
    を前記データ記憶手段(5,15,17)から抽出する
    データ抽出手段(6,7,10,11,13,15)と
    を備えたデータベース作成処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ抽出手段(6,7,10,1
    1,13,15)により前記データ記憶手段(5,1
    5,17)から抽出されたデータを一覧表示する表示手
    段(1,3,14)を備えた請求項2に記載のデータベ
    ース作成処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段(1,3,14)により一
    覧表示されたデータから所定のデータを選択するための
    入力手段(2)と、 前記入力手段(2)により入力されたデータをデータベ
    ースの項目データとして記憶する記憶領域を備えたデー
    タベース記憶手段(17)と、 前記入力手段(2)により選択されたデータを項目デー
    タとして前記データベース記憶手段(17)に記憶する
    項目データ設定手段(16)とを備えた請求項3に記載
    のデータベース作成処理装置。
  5. 【請求項5】 前記意味判定手段は、項目名の文字列と
    該項目名に対して設定された項目領域(F)に入力され
    るべき項目データの意味を関連付けた変換テーブルを格
    納する変換テーブル格納手段(9)を備えた請求項2〜
    請求項4のいずれかに記載のデータベース作成処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記意味判定手段は、前記データ記憶手
    段に格納された全データについて意味を関連付けた意味
    辞書を格納する意味辞書格納手段(11)と、該意味辞
    書によって求められた前記項目名の文字列の意味からそ
    の項目領域に入力されるべき項目データの意味を判定す
    るための経験則を記憶する第1の判定手段(10,1
    1,12,13,15)とを備えた請求項2〜請求項5
    のいずれかに記載のデータベース作成処理装置。
  7. 【請求項7】 前記意味判定手段は、前記項目名の文字
    列からその項目領域(F)に入力されるべき項目データ
    の意味を判定するための判定語を各意味毎に記憶する判
    定語記憶手段(12)と、前記項目名の文字列に対して
    判定語の有無を検索し、得られた判定語から前記項目デ
    ータの意味を判定する第2の判定手段(12)とを備え
    た請求項2〜請求項6のいずれかに記載のデータベース
    作成処理装置。
  8. 【請求項8】 前記意味判定手段は、請求項5に記載の
    前記変換テーブル格納手段(9)と、請求項6に記載の
    前記第1の判定手段(10,11,12,13,15)
    及び請求項7に記載の前記第2の判定手段(12)のう
    ち少なくともいずれか一方とを備え、項目名の文字列か
    ら前記第1の判定手段(10,11,12,13,1
    5)又は前記第2の判定手段(12)により判定された
    該項目名に対応する項目データの意味を当該項目名の文
    字列に関連付けて前記変換テーブルに登録する登録手段
    (6)を備えた請求項2〜請求項4に記載のデータベー
    ス作成処理装置。
  9. 【請求項9】 前記データ記憶手段は、テキストデータ
    を意味毎にその使用頻度の高い順に管理するテキストデ
    ータ記憶手段(15)を備えており、前記表示手段
    (1,3,14)は、前記データ抽出手段(6,7,1
    0,11,13,15)により抽出されたテキストデー
    タを前記使用頻度順に一覧表示する請求項2〜請求項8
    のいずれかに記載のデータベース作成処理装置。
  10. 【請求項10】 前記データ記憶手段(5,15,1
    7)は、データベース毎の実データを記憶する実データ
    記憶手段(17)と、データベースの項目毎の意味及び
    データベースのファイル名をデータベース毎に管理する
    管理データを記憶する管理データ記憶手段(17)とを
    備えており、前記表示手段(1,3,14)は、前記意
    味判定手段(6,9,10,11,12,13,15)
    により判定された意味と同じ意味を有する項目を備えた
    データベースが複数あると前記データ抽出手段(6,
    7,10,11,13,15)により判定された場合、
    データベースのファイル名を先に一覧表示するファイル
    名表示手段(1,3,14)と、該ファイル名表示手段
    (1,3,14)により一覧表示したファイル名の中か
    ら前記入力手段(2)により選択されると、その選択さ
    れたファイル名に対応する前記データ抽出手段(6,
    7,10,11,13,14,15)により抽出された
    項目データを一覧表示する項目データ表示手段(1,
    3,14)とを備えた請求項2〜請求項9のいずれかに
    記載のデータベース作成処理装置。
  11. 【請求項11】 入力手段(2)により選択されたデー
    タベースのファイル名をその項目領域(F)に関連付け
    たリンクデータとして記憶するリンクデータ記憶手段
    (18)と、データ入力時にデータが入力される項目領
    域(F)に関連付けられたファイル名を前記リンクデー
    タより検索により求める検索手段(6,7,18)とを
    備え、前記表示手段(1,3,14)は、前記検索手段
    (6,7,18)により検索して求められた前記ファイ
    ル名のデータベースから、前記データ抽出手段(6,
    7,10,11,13,15)が抽出した項目データを
    一覧表示する請求項10に記載のデータベース作成処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7685111B2 (en) 2005-09-30 2010-03-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information management device, information management system, and computer usable medium
JP2011081636A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Nec Biglobe Ltd 数値管理システム及び数値管理方法
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