JPH06289585A - 製版指令書作成装置および方法 - Google Patents

製版指令書作成装置および方法

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JPH06289585A
JPH06289585A JP7324593A JP7324593A JPH06289585A JP H06289585 A JPH06289585 A JP H06289585A JP 7324593 A JP7324593 A JP 7324593A JP 7324593 A JP7324593 A JP 7324593A JP H06289585 A JPH06289585 A JP H06289585A
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JP
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mount
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parts
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JP7324593A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kashiwabara
秀明 柏原
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製版作業を効率良く、誤りなく行うことがで
きる製版指令書を得ることを目的とする。 【構成】 対応部品記憶手段30、台紙記憶手段32を
有し、部品配置手段36は、台紙上に対応画像、文字、
線画部品を配置する。分割指示入力手段35は、台紙上
に配置される対応画像、文字、線画部品の位置を表示す
る。この表示に応じて分割指示を入力すると分割手段3
7は、台紙の分割を行う。識別子位置入力手段39は、
各分割台紙ごとに対応画像部品を表示する。この表示に
応じて、対応画像部品の近傍に識別子の配置位置を入力
すると識別子配置手段38は、識別子出力手段34から
識別子を読み出し、入力された配置位置に配置する。出
力手段40は、分割された台紙上に対応画像、文字、線
画部品、関係線および各対応画像部品に関連づけられた
識別子を記録し、分割製版指令書を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版の際に用いる指
令書を作成する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図18に、印刷物製作におけるデザイン
工程と製版工程の概念図を示す。デザイン工程では、コ
ンピュータ2を用いて、デザイナーが画像、文字、線画
等の配置を決定してデザインを行う。ここで、要素とな
る画像、文字、線画をそれぞれ、画像部品、文字部品、
線画部品と呼ぶ。画像部品10、12、14は、入力ス
キャナ(図示せず)によって読み込まれて、イメージデ
ータとしてコンピュータ2に与えられる。線画部品も同
様である。文字部品は、文字コードのデータとしてコン
ピュータ2に与えられる。なお、画像部品12、14に
おけるA、Bの表示は便宜的な表示であって、実際は絵
柄(画像)であるものとする。
【0003】デザインが完了すると、プリンタ4によっ
て版下6を出力する。このようにして出力された版下6
を図19に示す。なお、図19Aに示す版下6において
は、画像、文字、線画ともに、最終印刷物と完全に同じ
ものが表示されているわけではない。色調が異なってい
たり階調が粗かったりするが、各部品の配置等を示すも
のなので十分である。例えば、版下6における対応画像
部品11は画像部品10の配置を、対応画像部品13は
画像部品12の配置を、対応画像部品15は画像部品1
4の配置を決定するために表示されている。また、対応
文字部品17、19は、それぞれ、対応する文字部品の
配置を決定するために表示されている。また、版下6と
は別に、図19Bに示す透明の用紙に指示書8が作成さ
れる。指示書8は、版下6の上に重ねて使用するもので
あり、各部品に対して、製版時に行うべき作業内容の一
部が記載されている。
【0004】デザイン工程から製版工程へは、上記の版
下6、指示書8、画像部品10、12、14、およびフ
ロッピィディスクに格納された文字部品や線画部品が、
作業袋20に入れて渡される(図18参照)。
【0005】製版工程においては、画像部品10、1
2、14を入力スキャナ22によって読み取り、イメー
ジデータとして磁気ディスク24に記憶する。次に、製
版作業者は、磁気ディスク24に記憶された画像部品1
0をコンピュータ26に読み出してモニタ表示し、版下
6と指示書8に従って、画像部品10の修正(レタッ
チ)を行う。例えば、版下6、指示書8に示された大き
さに切り抜いたり、色調の調整を行ったり、拡大縮小、
回転を行ったりする。レタッチ後の画像部品10は、再
び、磁気ディスク24に記憶する。同様にして、画像部
品12、14についてもレタッチを行う。
【0006】次に、版下6と指示書8にしたがって各部
品を配置(集版)し、集版済みデータに基づいて出力ス
キャナ23でY、M、C、K各分色版フィルムを出力す
る。この分色版フィルムを用いた露光作業や現像作業を
経て各色ごとの印刷版(図示せず)が作成される。
【0007】なお、大サイズの印刷物や多数の構成部品
を含む印刷物の場合には、1つの版下6、指示書8に基
づく製版工程の作業量が多くなる。そこで、製版工程の
最初に、1つの版下6に対する製版作業を複数の作業者
に分配する場合もある。この場合には、各作業者の担当
箇所を明示した版下6、指示書8を渡すとともに、部品
を担当者ごとに分けて渡すようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術においては、次のような問題点があった。製版工程に
おいて画像部品をレタッチしたり集版する場合には、版
下6と指示書8を見て、作業しようとする画像部品を磁
気ディスク24から読み出してくる必要がある。この
際、製版作業者は、ファイル名をたよりに画像部品を特
定する。しかし、磁気ディスク24には多数の画像部品
が記憶されているので、画像部品の読み出しは容易では
なく、作業効率を著しく低下させていた。特に、類似し
た画像部品が多数ある場合には、間違いを生じやすいと
いう問題点もあった。
【0009】また、1つの版下6を複数の作業者に分配
して製版作業を行う場合には、製版工程の最初に作業分
割を行わねばならなかった。製版工程においてこの作業
分割を行うには、版下6、指示書8および各部品がどの
ようなものであるのかを検討しなければならず、処理が
迅速ではなかった。加えて、複数の作業者が製版作業を
行う場合には、さらに画像部品の間違いが生じやすくな
るという問題点もあった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、作業効率のよい製版指令書を作成できる装置および
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の製版指令書作
成装置は、画像部品、文字部品、線画部品に対応する対
応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デー
タとして記憶する対応部品記憶手段、識別子の電子的デ
ータを出力する識別子出力手段、製版指令書の台紙を電
子的データとして記憶する台紙記憶手段、対応部品記憶
手段、台紙記憶手段の記憶内容に基づいて、台紙上に配
置される対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品の
位置を決定する部品配置手段、部品配置手段によって決
定された対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品の
位置を考慮して、台紙を分割する分割指示を入力する分
割指示入力手段、分割指示入力手段からの分割指示に基
づいて、台紙を複数の分割台紙に分割する分割手段、各
分割台紙ごとに、少なくとも各対応画像部品に関連づけ
て識別子出力手段から識別子を得るとともに、対応画像
部品の近傍に識別子を配置できる場合には当該近傍に識
別子を配置し、対応画像部品の近傍に識別子を配置でき
ない場合には対応画像部品から離れた位置に識別子を配
置して当該対応画像部品と当該識別子とを結ぶ関係線を
配置する識別子配置手段、部品配置手段、識別子配置手
段によって決定された配置に基づいて、各分割台紙上に
対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品、電気的、
磁気的または光学的に読み取り可能な識別子および関係
線を出力する出力手段、を備えている。
【0012】請求項2の製版指令書作成装置は、画像部
品、文字部品、線画部品に対応する対応画像部品、対応
文字部品、対応線画部品を電子的データとして記憶する
対応部品記憶手段、識別子の電子的データを出力する識
別子出力手段、製版指令書の台紙を電子的データとして
記憶する台紙記憶手段、対応部品記憶手段、台紙記憶手
段の記憶内容に基づいて、台紙上に配置される対応画像
部品、対応文字部品、対応線画部品の位置を決定する部
品配置手段、部品配置手段によって決定された対応画像
部品、対応文字部品、対応線画部品の位置を考慮して、
台紙を分割する分割指示を入力する分割指示入力手段、
分割指示入力手段からの分割指示に基づいて、台紙を複
数の分割台紙に分割する分割手段、各分割台紙ごとに、
部品配置手段によって配置が決定された対応画像部品を
表示するとともに、識別子の配置位置を指定入力する識
別子位置入力手段、各分割台紙ごとに、少なくとも各対
応画像部品に関連づけて識別子出力手段から識別子を得
るとともに、識別子位置入力手段によって指定された位
置に識別子が配置できる場合には当該位置に識別子を配
置し、当該位置が関連付けられた対応画像部品の近傍で
ない場合には当該対応画像部品と当該識別子とを結ぶ関
係線を併せて配置するとともに、識別子位置入力手段に
よって指定された位置に識別子が配置できない場合には
当該識別子の配置位置を識別子位置入力手段から再入力
するよう要求する識別子配置手段、部品配置手段、識別
子配置手段によって決定された配置に基づいて、各分割
台紙上に対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品、
関係線、電気的、磁気的または光学的に読み取り可能な
識別子を出力する出力手段、を備えている。
【0013】請求項3の製版指令書作成方法は、画像部
品、文字部品、線画部品に対応する対応画像部品、対応
文字部品、対応線画部品を電子的データとして記憶して
おき、製版指令書の台紙を電子的データとして記憶して
おき、電子的データに基づいて台紙上に配置される対応
画像部品、対応文字部品、対応線画部品の位置を決定
し、決定された配置に基づいて台紙上に対応画像部品、
対応文字部品、対応線画部品を出力する製版指令書作成
方法において、配置された対応画像部品、対応文字部
品、対応線画部品の位置を考慮して、台紙を複数の分割
台紙に分割し、各分割台紙ごとに分割製版指令書を出力
するとともに、各分割製版指令書において、少なくとも
各対応画像部品に関連づけた、電気的、磁気的または光
学的に読み取り可能な識別子を、対応画像部品の近傍に
配置できる場合には当該近傍に配置して出力し、対応画
像部品の近傍に配置できない場合には対応画像部品から
離れた位置に識別子を配置して出力し、あわせて当該対
応画像部品と当該識別子とを結ぶ関係線を配置して出力
するようにした。
【0014】
【作用】請求項1、2の製版指令書作成装置および請求
項3の製版指令作成方法は、電気的、磁気的または光学
的に読み取り可能な識別子を、対応画像部品に関連づけ
て配置するようにしている。したがって、予め画像部品
を識別子と対応づけておけば、識別子を読み取るだけ
で、対応画像部品に対応する画像部品を容易に特定する
ことができる。さらに、識別子を対応画像部品の近傍に
配置できる場合には当該近傍に配置し、対応画像部品の
近傍に配置できない場合には対応画像部品から離して配
置するとともに、当該対応画像部品と当該識別子とを結
ぶ関係線を配置するようにしている。したがって、対応
画像部品が密集している等により識別子を近傍に配置で
きなくとも、識別子を対応画像部品に関連づけて配置す
ることができる。
【0015】また、配置された対応画像部品、対応文字
部品、対応線画部品を考慮して台紙を複数の分割台紙に
分割して、各分割台紙ごとに分割製版指令書を出力する
ようにしている。したがって、デザイン工程での製版指
令書作成時に製版作業の分割を行うことができ、改め
て、製版工程において作業分割を行う必要が無く、作業
の効率が良い。
【0016】
【実施例】図1に、この発明の一実施例による製版指令
書作成装置の全体構成ブロック図を示す。対応部品記憶
手段30には、対応画像部品、対応文字部品、対応線画
部品が電子的データとして記憶されている。台紙記憶手
段32には、製版指令書の台紙が電子的データとして記
憶されている。部品配置手段36は、作業者の指令に応
じて、台紙上に対応画像部品、対応文字部品、対応線画
部品を配置するものである。分割指示入力手段35は、
台紙上に配置される対応画像部品、対応文字部品、対応
線画部品の位置を表示する。作業者は、この表示に応じ
て分割指示を入力する。分割手段37は、この分割指示
を受けて、台紙の分割を行う。識別子位置入力手段39
は、各分割台紙ごとに対応画像部品を表示する。作業者
は、この表示に応じて、対応画像部品の近傍に識別子の
配置位置を入力する。識別子配置手段38は、各対応画
像部品ごとに、識別子出力手段34から識別子を読み出
し、入力された配置位置に配置する。この位置に配置で
きない場合には、識別子配置手段38は、識別子位置入
力手段39に再入力を促す。識別子配置手段38は、入
力された配置位置が対応画像部品の近傍でない場合に
は、識別子と対応画像部品とを結ぶ関係線を配置する。
出力手段40は、分割された台紙上に対応画像部品、対
応文字部品、対応線画部品、関係線および各対応画像部
品に関連づけられた識別子を記録し、分割製版指令書を
出力するものである。
【0017】図2に、図1のブロックの各機能をCPU
を用いて実現する場合のハードウエア構成を示す。CP
U42は、バスライン58に接続されている。バスライ
ン58には、CRTモニタ48、デジタイザ50、キー
ボード52、対応部品記憶手段および台紙記憶手段であ
る磁気ディスク54、入力スキャナ56、RAM44、
ROM46、出力手段であるプリンタ47も接続されて
いる。なお、この実施例においては、CRTモニタ48
とデジタイザ50によって分割指示入力手段、識別子位
置入力手段が構成されている。
【0018】この製版指令書作成装置を用いて、製版指
令書を作成する場合の手順を説明する。図3から図9
に、そのフローチャートを示す。ここでは、図17に示
すような最終印刷物200のための製版指令書を作成す
るものとする。
【0019】作業者は、まず、CRTモニタ48、デジ
タイザ50およびキーボード52を用いて、台紙上に、
対応文字部品、対応線画部品、対応画像部品を配置す
る。これにより、版下属性ファイルm-HFILE(i)と版下台
紙ファイルm-DFILE(i)が作成され、磁気ディスク54に
記憶される。ここで、版下属性ファイルm-HFILE(i)に
は、版下名HNAM、版下の大きさ(対角に位置する始点P
hs(i)および終点Phe(i)の座標データ)、版下台紙ファ
イルm-DFILE(i)との関連等が記憶される。また、版下属
性ファイルm-HFILE(i)と関連づけられた版下台紙ファイ
ルm-DFILE(i)には、対応文字部品、対応線画部品、対応
画像部品の配置位置(座標データ)が、文字エリア、線
画エリア、マスクエリアとして記憶される。これらの各
座標データを総称してレイアウトデータという。
【0020】また、版下属性ファイルm-HFILE(i)の変数
iは、全版下のうち何番目の版下であるのかを示してい
る。つまり、1つ目の版下属性ファイルはm-HFILE(1)、
2つ目はm-HFILE(2)、3つ目はm-HFILE(3)・・・・であ
る。版下台紙ファイルについても同様である。ここで
は、最終印刷物200は1つであるから、版下属性ファ
イルm-HFILE(1)および版下台紙ファイルm-DFILE(1)のみ
が作成される。
【0021】上記のようにして配置(つまり配置デザイ
ン)が終了すると、作業者は、この版下属性ファイルm-
HFILE(i)と版下台紙ファイルm-DFILE(i)を磁気ディスク
54から読み出し、デザイン版下としてCRTモニタ4
8に表示する。例えば、図17の最終印刷物200に対
応するデザイン版下は、図10のように表示される(ス
テップS1)。なお、この実施例では、文字エリア60
a,116a,118a、線画エリア62a,110
a,112a,114a内に、文字データ、線画データ
を表示していないが、これを表示するようにしてもよ
い。
【0022】作業者は、図10の表示を見ながら、作業
量等を考慮して台紙300を複数に分割する。例えば、
中央部の仮想線Lで左右2つに分割する場合には、デジ
タイザ50を操作して仮想線Lを描くことにより分割指
示を与えて、分割位置を指示する(ステップS2)。作
業の分割を行うためには、デザインの内容を知らなけれ
ばならない。したがって、このようにデザインを行った
者が作業分割を行うようにすると、全体としての作業効
率が良い。
【0023】また、ステップS2において、CPU42
は、分割指示を受けて、版下台紙ファイルm-DFILE(i)を
複数の分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)に分割する。
ここで、変数jは1〜Mの整数であり、何番目の分割版
下台紙であるのかを示している。CPU42は、さら
に、分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)を作成する(ス
テップS3)。ステップS2における分割数Mと等しい
数だけ分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)が生成される
(ステップS22参照)。
【0024】次に、CPU42は、元の版下属性ファイ
ルm-FILE(i)から版下名HNAMを読み出して、分割版下属
性ファイルs-HFILE(i,j)に書き込む(ステップS4)。
次に、分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)と分割版下台
紙ファイルs-DFILE(i,j)とを関連づける。つまり、分割
版下属性ファイルs-HFILE(i,j)内に、分割版下台紙ファ
イルs-DFILE(i,j)の格納場所「s-DFILE(i,j) ADRS」を
書き込む(ステップS5)。
【0025】ここで、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,
j)の内容を図11を用いて説明する。図11は、図10
のデザイン版下を2つに分割した場合の右半分に対応す
る分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)の内容を模式的に
示すものである。まず、分割版下台紙のサイズを示すデ
ータとして対角上の2点すなわち始点Ps(1,2)と終点P
e(1,2)の座標データがある。この座標データは、ステッ
プS2における分割処理時に、CPU42によって演算
されて書き込まれている。また、対応文字部品が配置さ
れる文字エリア60aの座標データ、対応線画部品が配
置される線画エリア62aの座標データも含まれる。さ
らに、対応画像部品のマスクエリア64b、65b、6
7b、68b、72bの座標データも含まれる。これら
の座標データを総称してレイアウトデータという。ステ
ップS5では、このような分割版下台紙ファイルs-DFIL
E(i,j)が、分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)と関連づ
けられる。なお、文字エリア60aに対する文字デー
タ、線画エリア62aに対する線画データは、それぞれ
関連づけられた別ファイルに既に格納されているものと
する。
【0026】次に、CPU42は、分割版下台紙ファイ
ルs-DFILE(i,j)のレイアウトデータの中から分割版下台
紙の始点Ps(i,j)および終点Pe(i,j)の座標データを読
み出して、分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)に書き込
む(ステップS6)。また、ジョブ識別子情報もあわせ
て書き込む。ここで、ジョブ識別子情報とは、図13、
図14に示すように、製版指令書を分割して出力する際
に、分割製版指令書ごとにジョブ識別子91(図1
3)、ジョブ識別子151(図14)を付すための情報
である。ジョブ識別子情報としては、ジョブ識別子コー
ドJOBIDPAT(i,j)、ジョブ識別子の貼り付け位置PJ(i,
j)、ジョブ識別子ファイルJOBIDFILE(i,j)の格納位置JO
BIDFILE(i,j)ADRSが記憶される。ジョブ識別子ファイル
JOBIDFILE(i,j)には、ジョブ識別子コードJOBIDPAT(i,
j)のパターンデータが記憶される。なお、ジョブ識別子
の貼り付け位置PJ(i,j)は、例えば左上隅というよう
に、CPU42によって自動的に決定される。
【0027】その後、CPU42は、画像属性ファイル
FILE(i,j,k)(ただし、何番目の対応画像部品であるか
を示す変数k=1、2・・・N)を生成し、磁気ディス
ク54に記憶する(ステップS7)。次に、分割版下属
性ファイルs-HFILE(i,j)に、画像属性ファイルFILE(i,
j,k)の格納場所「FILE(i,j,k) ADRS」を書き込み、関連
づける(ステップS8)。次に、作業者は、キーボード
52から対応画像部品名(注目画像名という)を入力す
る。CPU42は、これを受けて、画像属性ファイルFI
LE(i,j,k)に、注目画像名「IMG(i,j,k)」を書き込む
(ステップS9)。なお、注目画像名IMG(i,j,k)を
CPU42が自動生成するようにしてもよい。次に、作
業者は、当該注目画像のためのマスクエリアを、分割版
下台紙ファイルs-DFILE(i,j)の情報に基づいて指定する
(ステップS12)。
【0028】一方、画像部品であるカラーフィルム(後
述の図16の92〜96)は、既に入力スキャナ56に
よって色分解されて読み取られ、対応画像データとして
磁気ディスク54に格納されている(ステップS1
0)。この際の入力スキャナ56の分解能は、製版工程
における入力スキャナよりも粗いものでよい。対応画像
データは、IMGFILE(i,j,k)というファイル名で磁気ディ
スク54に格納されている。このとき、CPU42は、
画像属性ファイルFILE(i,j,k)に、対応画像データファ
イルの格納位置「IMGFILE(i,j,k) ADRS」を書き込む
(ステップS11)。
【0029】次に、ステップS12の後、CPU42
は、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)、ステップS1
2で指定したマスクエリアについての対応画像データフ
ァイルIMGFILE(i,j,k)を磁気ディスク54から読み出
し、CRTモニタ48上に、分割版下台紙、マスクエリ
ア、対応画像部品を表示する。作業者はマスクエリアを
参照して対応画像部品IMG(i,j,k)を台紙上に貼り込
む(ステップS13)。CPU42は、これを受けて、
当該対応画像部品IMG(i,j,k)の位置を、分割版下台
紙ファイルs-DFILE(i,j)のレイアウトデータとして書き
込む(ステップS14)。この時、CRTモニタ48上
には、図12Aに示すような表示が行われる。つまり、
対応画像部品64、65、67、68、72が台紙上に
配置された状態が示される。
【0030】次に、CPU42は、この対応画像部品に
付すための部品識別子コードPARIDPAT(i,j,k)を生成す
る(ステップS15)。
【0031】CPU42は、画像属性ファイルFILE(i,
j,k)に、この部品識別子コード「PARIDPAT(i,j,k)」を
書き込む(ステップS16)。ここで、作業者は、デジ
タイザ50のカーソルを操作し、表示されている対応画
像部品(例えば64)に対してどの位置(出力座標)P
B(i,j,k)に部品識別子を配置するのかを指定する(ステ
ップS17)。これを受けて、CPU42は、入力され
た部品識別子の位置が適正であるか否かを判断する(ス
テップS18)。部品識別子の位置が適正であるか否か
の判断については後述する。ここでは、位置が適正であ
ると判断されたものとして話を進める。
【0032】次に、CPU42は、画像属性ファイルFI
LE(i,j,k)に部品識別子の貼りつけ位置(出力座標)PB
(i,j,k)を、X,Y座標にて書き込む(ステップS2
0)。あわせて、CRTモニタ48上には、図12Bに
示すように、対応画像部品64に対して識別子貼りつけ
位置の表示66を行う。
【0033】次に、全ての対応画像部品について、上記
の識別子対応処理を行なったか否かを判断する(ステッ
プS21)。処理していない対応画像部品があれば、変
数kを1ずつインクリメントしてステップS7以下ステ
ップS21までを実行する。この際、画像属性ファイル
は、対応画像部品ごとにFILE(i,j,1)、FILE(i,j,2)、FI
LE(i,j,3)・・・FILE(i,j,N)というように、連番にて作
成される。また、対応画像データファイルも同様に、IM
GFILE(i,j,1)、IMGFILE(i,j,2)・・・・IMGFILE(i,j,N)
というように、連番にて作成される。さらに、部品識別
子コードも同様にPARIDPAT(i,j,1)、PARIDPAT(i,j,2)・
・・・PARIDPAT(i,j,N)というように連番で作成され
る。
【0034】ところで、図12Bの対応画像部品65、
67のように部品が小さく近接している場合には、部品
識別子を近接して配置すると、部品識別子が重なって読
み取り不能となったり、部品識別子によって対応画像部
品が隠されてしまったりするおそれがある。したがっ
て、CPU42は、ステップS17で部品識別子の位置
PB(i,j,k)が指定されると、隣接する部品識別子が重な
ったり、部品識別子によって対応画像部品が隠れたりし
ないか否かを判断する(ステップS18)。このような
問題が生じる場合には、当該位置に部品識別子を配置す
ることができない旨を、CRTモニタ48によって表示
する(ステップS19)。そして、再び、部品識別子位
置PB(i,j,k)の入力を促す。
【0035】この場合には、作業者は、図12Bに示す
ように、対応画像部品65、67に対して、台紙の余白
部分に部品識別子の貼りつけ位置71、73を指定す
る。CPU42は、これを受けて、貼りつけ位置71と
対応画像部品65との間に関係線71aを生成する。同
様に、貼りつけ位置73と対応画像部品67との間に関
係線73aを生成する。この際、CPU42は、画像属
性ファイルFILE(i,j,k)に、関係線の始点と終点の座標R
EF(Xk,Yk:xk,yk)を記憶する(ステップS20)。 対
応画像部品が5つあった場合の、上記処理後のCRTモ
ニタ48の画面を図12Bに示す。各対応画像部品6
4、68、72に対応して、識別子の貼りつけ位置表示
66、70、74が表示されている。また、対応画像部
品65、67に対しては、関係線71a、73aによっ
て関係付けられて、貼りつけ表示71、73が表示され
ている。
【0036】ステップS21において、全ての対応画像
部品についての識別子対応が完了すると、分割数Mと等
しい数の分割版下属性ファイルを作成したかどうかを判
断する(ステップS22)。作成していない分割版下属
性ファイルがあれば、変数jを1ずつインクリメントし
てステップS3以下ステップS22までを実行する。図
10の例では、左半分の部分についても同様の処理が行
われ、分割版下属性ファイル、分割版下台紙ファイル、
画像属性ファイル、対応画像データファイル、識別子コ
ード等が作成される。
【0037】分割数Mと等しい数の分割版下属性ファイ
ルを作成すると、ステップS23に進む。ステップS2
3においては、まず、画像属性ファイルFILE(i,j,k)中
に、部品識別子ファイルPARIDFILE(i,j,k)の格納位置
「PARIDFILE(i,j,k) ADRS」を書き込む。さらに、部品
識別子ファイルPARIDFILE(i,j,k)に、部品識別子である
バーコードのパターンデータを記憶する。次に、ステッ
プS24において、全ての部品識別子についてステップ
S23の処理(識別子パターン作成)が完了したか否か
を判断する。ここで、完了していなければ、変数kを1
ずつインクリメントしてNになるまでステップS23の
処理を繰り返す。
【0038】全ての画像属性ファイルFILE(i,j,k)につ
いてステップS23の識別子パターン作成処理が終了す
ると、全ての分割版下台紙について処理が完了したか否
かを判断する(ステップS25)。完了していなけれ
ば、変数jを1ずつインクリメントしてMになるまでス
テップS23の処理を繰り返す。
【0039】ステップS25において、全ての分割版下
台紙について処理が終了したと判断すると、ステップS
26を実行する。ステップS26においてCPU42
は、各対応画像部品ごとに、部品識別子の貼りつけ表示
位置にバーコードのパターンデータを貼りつけていく。
つまり、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)に、部品識
別子としてのバーコードのパターンデータを合成してい
く。なおこのとき、ジョブ識別子(バーコード)のパタ
ーンデータも所定の貼り付け位置に合成する。また、文
字エリアに対応する文字データおよび線画エリアに対応
する線画データを、それぞれ別ファイルから読み出し
て、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)に書き込む。ま
た、この状態における各ファイルの構造を示すと、図1
5のようになる。この図では、1つの版下台紙を2分割
した場合のファイル構造を示している。分割版下属性フ
ァイルs-HFILE(i,j)、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,
j)は、それぞれ、分割数Mの数だけ生成される。
【0040】次に、分割版下台紙ファイルs-DFILE(i,j)
に基づいて、分割製版指令書である分割版下をプリンタ
47から出力する(ステップS27)。ステップS28
では、全ての分割版下台紙について出力処理を完了した
か否かを判断する。完了していなければ、変数jを1ず
つインクリメントしてMになるまでステップS26、2
7の処理を繰り返す。
【0041】図13、図14に、このようにして打ち出
された分割版下90、150を示す。図13が最終印刷
物200(図17)の右半分に対応し、図14が最終印
刷物200(図17)の左半分に対応している。図13
において、各対応画像部品64、68、72の近傍に、
それぞれ、バーコード(部品識別子)80、82、84
が付されている。対応画像部品65、67については余
白部にバーコード(部品識別子)81、83を付して、
対応関係を示す関係線71a、73aを付している。ま
た、左上隅に各分割版下に固有のバーコード(ジョブ識
別子)91を付している。なお、図14においても同様
である。
【0042】また、この明細書で「近傍」とは、バーコ
ード80のように対応画像部品64の中に完全に入って
いる場合、バーコード82のように対応画像部品68か
ら一部はみ出ている場合、バーコード84のように対応
画像部品72の近辺に配置されている場合を含む概念で
ある。
【0043】また、バーコードと対応画像部品が重なる
部分については、対応画像部品を記録せず、バーコード
のみを表示するのが好ましい。なぜなら、対応画像部品
をバーコードに重ねて記録すると、後で説明する製版工
程においてバーコードの読取を誤るおそれがあるからで
ある。
【0044】全ての分割版下台紙について出力処理が終
了すると、次の版下について(つまり、iを1だけイン
クリメントして)ステップS1〜ステップS29を実行
する。ステップS29において、全ての版下についての
処理を完了したと判断すると、処理を終了する。
【0045】次に、図13、図14の分割版下90、1
50を用いて製版を行う場合を、図16を用いて説明す
る。なお、製版工程に対しては、分割版下90、150
の他に図19Bに示すような指示書8も併せて渡され
る。また、分割版下90は、その製版作業に必要な画像
部品92〜96と一緒にして製版工程に渡される。同様
に、分割版下150は、その製版作業に必要な画像部品
160〜168と一緒にして製版工程に渡される。
【0046】製版工程においては、異なる作業者が、そ
れぞれ分割版下90と分割版下150に基づいて製版作
業を行う。まず、分割版下90を担当する作業者は、画
像部品92〜96を入力スキャナ22によって読み取
り、イメージデータとして磁気ディスク24に記憶す
る。製版工程における入力スキャナ22は、デザイン工
程において用いた入力スキャナ56(図2参照)よりも
分解能が高いものである。この読取の際、作業者は、各
画像部品92、93、94、95、96ごとに、版下9
0の対応するバーコード80、81、82、83、84
(図13参照)をバーコードリーダ102によって読み
取り、ファイル名とは別に識別番号を付して、磁気ディ
スク24に記憶する。分割版下150を担当する作業者
も、同様に、各画像部品160〜168を入力スキャナ
170で読み取り、イメージデータとして磁気ディスク
24に記憶する。また、各データに、上記と同じ用に識
別番号を付す。
【0047】次に、分割版下90を担当する製版作業者
は、磁気ディスク24に記憶された画像部品92〜96
をコンピュータ26に読み出してモニタ表示し、分割版
下90と指示書に従って、画像部品92〜96のレタッ
チを行う。この際、作業者は、バーコードリーダ104
によって読み出したい画像部品に対応する対応画像部品
に付されている分割版下90上のバーコードを読み取っ
て入力する。コンピュータ26は、読み取られたバーコ
ードに基づいて、磁気ディスク24から同じ識別番号の
画像部品を検索し読み出す。したがって、作業者は、バ
ーコードをバーコードリーダ104によってなぞるだけ
で画像部品を正確に呼出すことができ、作業の迅速化が
図れる。
【0048】このようにして呼出した画像部品92〜9
6を、分割版下90および指示書に示された大きさに切
り抜いたり、色調の調整を行ったり、拡大縮小、回転を
行ったりする。レタッチ後の画像部品92〜96は、再
び、磁気ディスク24に記憶される。
【0049】分割版下150を担当する製版作業者も上
記と同様にして、レタッチを行い、レタッチ後の画像部
品160〜168を、磁気ディスク24に記憶する。
【0050】次に、分割版下90、150とそれぞれの
指示書にしたがって、各部品についての配置(集版)作
業を行う。この際に、2つに分割されていた分割版下を
1つにまとめる。この際にも、画像部品92〜96、1
60〜168の呼出は、バーコードリーダ180によっ
てバーコードをなぞるだけでよい。また、各分割版下9
0、150を認識する場合にも、各分割版下の左上隅の
バーコード91(図13参照)、151(図14参照)
を、バーコードリーダ180によってなぞるだけでよ
い。
【0051】ここでの集版済みデータは再び磁気ディス
ク24に記憶される。そして、出力スキャナ23によっ
て分色版フィルム100Y、100M、100C、10
0Kが作成され、これら分色版フィルムを用いた露光作
業やその後の現像作業を経て各色ごとの印刷版(図示せ
ず)が作成される。
【0052】上記実施例では、識別子の配置位置を作業
者が入力するようにしているが、CPU42が位置を演
算して配置するようにしてもよい。
【0053】上記実施例においては、識別子としてバー
コードを用いたが、バーコード以外の光学的に読み取り
可能なものを用いてもよい。また、磁気コードのように
磁気的に読み取り可能なものでもよく、電気的に読み取
り可能なものであってもよい。
【0054】なお、上記実施例では、分割版下90、1
50に識別子を記録したが、分割版下90、150に重
ねて使用される指示書に識別子を記録してもよい。この
場合には、指示書を分割版下90、150に重ねたとき
に、識別子が対応画像部品の近傍に来るように配置すれ
ばよい。
【0055】また、上記実施例では、分割版下90、1
50と指示書を別の用紙に作成したが、図2のキーボー
ド52から指示書の内容を入力し、分割版下90、15
0に指示書の内容を併せて出力するようにしてもよい。
【0056】上記実施例では、対応画像部品にのみ識別
子を付したが、対応文字部品、対応線画部品にも識別子
を付すようにしてもよい。
【0057】上記実施例では、図1の各ブロックの機能
をCPU42によって実現しているが、その一部または
全部をハードウエアロジックによって構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1および2の製版指令書作成装置
および請求項3の製版指令書作成方法は、少なくとも各
対応画像部品に関連づけた識別子を、各対応画像部品に
関連づけて配置している。したがって、識別子を読み取
るだけで、対応画像部品に対応する画像部品を容易に特
定することができる。
【0059】また、配置された対応画像部品、対応文字
部品、対応線画部品を考慮して台紙を複数の分割台紙に
分割して、各分割台紙ごとに分割製版指令書を出力する
ようにしている。したがって、製版工程において作業分
割を行う必要が無く、作業の効率が良い。
【0060】すなわち、この発明によれば、製版作業を
効率良く、誤りなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による製版指令書作成装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の各機能をCPUを用いて実現した場合の
ハードウエア構成を示す図である。
【図3】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図4】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図5】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図6】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図7】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図8】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図9】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図10】版下台紙ファイルの内容を表示した状態を示
す図である。
【図11】分割版下台紙ファイルの内容を表示した状態
を示す図である。
【図12】分割版下台紙ファイルに対応画像部品を貼り
付けた状態を示す図である。
【図13】完成した分割版下90を示す図である。
【図14】完成した分割版下150を示す図である。
【図15】版下属性ファイルと版下台紙ファイルの構造
を示す図である。
【図16】分割版下90、150を用いて行う製版工程
を示す概念図である。
【図17】最終印刷物の一例を示す図である。
【図18】従来のデザイン工程および製版工程を示す概
念図である。
【図19】従来の版下6および指示書8を示す図であ
る。
【付号の説明】
30・・・対応部品記憶手段 32・・・台紙記憶手段 34・・・識別子出力手段 35・・・分割指示入力手段 36・・・部品配置手段 37・・・分割手段 38・・・識別子配置手段 39・・・識別子位置入力手段 40・・・出力手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に、CPU42は、元の版下属性ファイ
m-HFILE(i)から版下名HNAMを読み出して、分割版下属
性ファイルs-HFILE(i,j)に書き込む(ステップS4)。
次に、分割版下属性ファイルs-HFILE(i,j)と分割版下台
紙ファイルs-DFILE(i,j)とを関連づける。つまり、分割
版下属性ファイルs-HFILE(i,j)内に、分割版下台紙ファ
イルs-DFILE(i,j)の格納場所「s-DFILE(i,j) ADRS」を
書き込む(ステップS5)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像部品、文字部品、線画部品に対応する
    対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デ
    ータとして記憶する対応部品記憶手段、 識別子の電子的データを出力する識別子出力手段、 製版指令書の台紙を電子的データとして記憶する台紙記
    憶手段、 対応部品記憶手段、台紙記憶手段の記憶内容に基づい
    て、台紙上に配置される対応画像部品、対応文字部品、
    対応線画部品の位置を決定する部品配置手段、 部品配置手段によって決定された対応画像部品、対応文
    字部品、対応線画部品の位置を考慮して、台紙を分割す
    る分割指示を入力する分割指示入力手段、 分割指示入力手段からの分割指示に基づいて、台紙を複
    数の分割台紙に分割する分割手段、 各分割台紙ごとに、少なくとも各対応画像部品に関連づ
    けて識別子出力手段から識別子を得るとともに、対応画
    像部品の近傍に識別子を配置できる場合には当該近傍に
    識別子を配置し、対応画像部品の近傍に識別子を配置で
    きない場合には対応画像部品から離れた位置に識別子を
    配置して当該対応画像部品と当該識別子とを結ぶ関係線
    を配置する識別子配置手段、 部品配置手段、識別子配置手段によって決定された配置
    に基づいて、各分割台紙上に対応画像部品、対応文字部
    品、対応線画部品、電気的、磁気的または光学的に読み
    取り可能な識別子および関係線を出力する出力手段、 を備えた製版指令書作成装置。
  2. 【請求項2】画像部品、文字部品、線画部品に対応する
    対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デ
    ータとして記憶する対応部品記憶手段、 識別子の電子的データを出力する識別子出力手段、 製版指令書の台紙を電子的データとして記憶する台紙記
    憶手段、 対応部品記憶手段、台紙記憶手段の記憶内容に基づい
    て、台紙上に配置される対応画像部品、対応文字部品、
    対応線画部品の位置を決定する部品配置手段、 部品配置手段によって決定された対応画像部品、対応文
    字部品、対応線画部品の位置を考慮して、台紙を分割す
    る分割指示を入力する分割指示入力手段、 分割指示入力手段からの分割指示に基づいて、台紙を複
    数の分割台紙に分割する分割手段、 各分割台紙ごとに、部品配置手段によって配置が決定さ
    れた対応画像部品を表示するとともに、識別子の配置位
    置を指定入力する識別子位置入力手段、 各分割台紙ごとに、少なくとも各対応画像部品に関連づ
    けて識別子出力手段から識別子を得るとともに、識別子
    位置入力手段によって指定された位置に識別子が配置で
    きる場合には当該位置に識別子を配置し、当該位置が関
    連付けられた対応画像部品の近傍でない場合には当該対
    応画像部品と当該識別子とを結ぶ関係線を併せて配置す
    るとともに、識別子位置入力手段によって指定された位
    置に識別子が配置できない場合には当該識別子の配置位
    置を識別子位置入力手段から再入力するよう要求する識
    別子配置手段、 部品配置手段、識別子配置手段によって決定された配置
    に基づいて、各分割台紙上に対応画像部品、対応文字部
    品、対応線画部品、関係線、電気的、磁気的または光学
    的に読み取り可能な識別子を出力する出力手段、 を備えた製版指令書作成装置。
  3. 【請求項3】画像部品、文字部品、線画部品に対応する
    対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デ
    ータとして記憶しておき、 製版指令書の台紙を電子的データとして記憶しておき、 電子的データに基づいて台紙上に配置される対応画像部
    品、対応文字部品、対応線画部品の位置を決定し、 決定された配置に基づいて台紙上に対応画像部品、対応
    文字部品、対応線画部品を出力する製版指令書作成方法
    において、 配置された対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品
    の位置を考慮して、台紙を複数の分割台紙に分割し、各
    分割台紙ごとに分割製版指令書を出力するとともに、 各分割製版指令書において、少なくとも各対応画像部品
    に関連づけた、電気的、磁気的または光学的に読み取り
    可能な識別子を、対応画像部品の近傍に配置できる場合
    には当該近傍に配置して出力し、対応画像部品の近傍に
    配置できない場合には対応画像部品から離れた位置に識
    別子を配置して出力し、あわせて当該対応画像部品と当
    該識別子とを結ぶ関係線を配置して出力するようにした
    ことを特徴とする製版指令書作成方法。
JP7324593A 1993-01-29 1993-03-31 製版指令書作成装置および方法 Pending JPH06289585A (ja)

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EP94101318A EP0608904B1 (en) 1993-01-29 1994-01-28 Command sheet for prepress, and device and method for preparing thereof
DE69414886T DE69414886T2 (de) 1993-01-29 1994-01-28 Steuerbogen für Druckvorlage sowie Vorrichtung und Verfahren, um diesen zu erzeugen
US08/188,993 US5724491A (en) 1993-01-29 1994-01-31 Command sheet for prepress, and device and method for preparing thereof

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19514293A1 (de) * 1995-04-24 1996-10-31 Hell Ag Linotype Verfahren zur Montage von Ganzseitenbögen

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DE19514293A1 (de) * 1995-04-24 1996-10-31 Hell Ag Linotype Verfahren zur Montage von Ganzseitenbögen

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