JPH06230551A - 製版指令書作成装置、製版指令書作成方法および製版指令書 - Google Patents

製版指令書作成装置、製版指令書作成方法および製版指令書

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JPH06230551A
JPH06230551A JP1356793A JP1356793A JPH06230551A JP H06230551 A JPH06230551 A JP H06230551A JP 1356793 A JP1356793 A JP 1356793A JP 1356793 A JP1356793 A JP 1356793A JP H06230551 A JPH06230551 A JP H06230551A
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Hideaki Kashiwabara
秀明 柏原
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製版作業を効率良く、誤りなく行うことがで
きる製版指令書を得ることを目的とする。 【構成】 対応部品記憶手段30には、対応画像部品、
対応文字部品、対応線画部品が電子的データとして記憶
されている。台紙記憶手段32には、製版指令書の台紙
が電子的データとして記憶されている。部品配置手段3
6は、作業者の指令に応じて、台紙上に対応画像部品、
対応文字部品、対応線画部品を配置するものである。識
別子配置手段38は、各対応画像部品ごとに、識別子出
力手段34から識別子を読み出して、関連づけられた対
応画像部品の近傍に配置する。出力手段40は、台紙上
に対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品および各
対応画像部品に関連づけられた識別子を記録し、製版指
令書を出力する。こようにして得られた製版指令書を用
いれば、識別子を読み取るだけで、必要な対応画像部品
を呼出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版の際に用いる指
令書、その指令書を作成する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図13に、印刷物製作におけるデザイン
工程と製版工程の概念図を示す。デザイン工程では、コ
ンピュータ2を用いて、デザイナーが画像、文字、線画
等の配置を決定してデザインを行う。ここで、要素とな
る画像、文字、線画をそれぞれ、画像部品、文字部品、
線画部品と呼ぶ。画像部品10、12、14は、入力ス
キャナ(図示せず)によって読み込まれて、イメージデ
ータとしてコンピュータ2に与えられる。線画部品も同
様である。文字部品は、文字コードのデータとしてコン
ピュータ2に与えられる。なお、画像部品12、14に
おけるA、Bの表示は便宜的な表示であって、実際は絵
柄(画像)であるものとする。
【0003】デザインが完了すると、プリンタ4によっ
て版下6を出力する。このようにして出力された版下6
を図14に示す。なお、図14Aに示す版下6において
は、画像、文字、線画ともに、最終印刷物と完全に同じ
ものが表示されているわけではない。色調が異なってい
たり階調が粗かったりするが、各部品の配置等を示すも
のなので十分である。例えば、版下6における対応画像
部品11は画像部品10の配置を、対応画像部品13は
画像部品12の配置を、対応画像部品15は画像部品1
4の配置を決定するために表示されている。また、対応
文字部品17、19は、それぞれ、対応する文字部品の
配置を決定するために表示されている。また、版下6と
は別に、図14Bに示す透明の用紙に指示書8が作成さ
れる。指示書8は、版下6の上に重ねて使用するもので
あり、各部品に対して、製版時に行うべき作業内容の一
部が記載されている。
【0004】デザイン工程から製版工程へは、上記の版
下6、指示書8、画像部品10、12、14、およびフ
ロッピィディスクに格納された文字部品や線画部品が、
作業袋20に入れて渡される(図13参照)。
【0005】製版工程においては、画像部品10、1
2、14を入力スキャナ22によって読み取り、イメー
ジデータとして磁気ディスク24に記憶する。次に、製
版作業者は、磁気ディスク24に記憶された画像部品1
0をコンピュータ26に読み出してモニタ表示し、版下
6と指示書8に従って、画像部品10の修正(レタッ
チ)を行う。例えば、版下6、指示書8に示された大き
さに切り抜いたり、色調の調整を行ったり、拡大縮小、
回転を行ったりする。レタッチ後の画像部品10は、再
び、磁気ディスク24に記憶される。同様にして、画像
部品12、14についてもレタッチを行う。
【0006】次に、版下6と指示書8にしたがって各部
品を配置(集版)し、製版済データに基づいて出力スキ
ャナ23でY、M、C、K各分色版フィルムを出力す
る。この分色版フィルムを用いた露光作業や現像作業を
経て各色ごとの印刷版(図示せず)が作成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術においては、次のような問題点があった。製版工程に
おいて画像部品をレタッチしたり集版する場合には、版
下6と指示書8を見て、作業しようとする画像部品を磁
気ディスク24から読み出してくる必要がある。この
際、製版作業者は、ファイル名をたよりに画像部品を特
定する。しかし、磁気ディスク24には多数の画像部品
が記憶されているので、画像部品の読み出しは容易では
なく、作業効率を著しく低下させていた。特に、類似し
た画像部品が多数ある場合には、間違いを生じやすいと
いう問題点もあった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、作業効率のよい製版指令書を作成できる装置および
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の製版指令書作
成装置は、画像部品、文字部品、線画部品に対応する対
応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デー
タとして記憶する対応部品記憶手段、識別子の電子的デ
ータを出力する識別子出力手段、製版指令書の台紙を電
子的データとして記憶する台紙記憶手段、対応部品記憶
手段、台紙記憶手段の記憶内容に基づいて、台紙上に配
置される対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品の
位置を決定する部品配置手段、少なくとも各対応画像部
品に関連づけて識別子出力手段から識別子を得て、この
識別子を各対応画像部品の近傍に配置する識別子配置手
段、部品配置手段、識別子配置手段によって決定された
配置に基づいて、台紙上に対応画像部品、対応文字部
品、対応線画部品、および電気的、磁気的または光学的
に読み取り可能な識別子を出力する出力手段、を備えて
いる。
【0010】請求項2の製版指令書作成方法は、画像部
品、文字部品、線画部品に対応する対応画像部品、対応
文字部品、対応線画部品を電子的データとして記憶して
おき、製版指令書の台紙を電子的データとして記憶して
おき、電子的データに基づいて台紙上に配置される対応
画像部品、対応文字部品、対応線画部品の位置を決定
し、決定された配置に基づいて台紙上に対応画像部品、
対応文字部品、対応線画部品を出力する製版指令書作成
方法において、少なくとも各対応画像部品に関連づけ
た、電気的、磁気的または光学的に読み取り可能な識別
子を、各対応画像部品の近傍に配置して出力するように
した。
【0011】請求項3の製版指令書は、少なくとも各対
応画像部品に関連づけて、電気的、磁気的または光学的
に読み取り可能な識別子を配置している。
【0012】
【作用】請求項1の製版指令書作成装置、請求項2の製
版指令作成方法および請求項3の製版指令書は、少なく
とも各対応画像部品に関連づけた、電気的、磁気的また
は光学的に読み取り可能な識別子を、各対応画像部品の
近傍に配置するようにしている。したがって、予め画像
部品を識別子と対応づけておけば、識別子を読み取るだ
けで、対応画像部品に対応する画像部品を容易に特定す
ることができる。
【0013】
【実施例】図1に、この発明の一実施例による製版指令
書作成装置の全体構成を示す。対応部品記憶手段30に
は、対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品が電子
的データとして記憶されている。台紙記憶手段32に
は、製版指令書の台紙が電子的データとして記憶されて
いる。部品配置手段36は、作業者の指令に応じて、台
紙上に対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を配
置するものである。識別子配置手段38は、各対応画像
部品ごとに、識別子出力手段34から識別子を読み出し
て、関連づけられた対応画像部品の近傍に配置するもの
である。出力手段40は、台紙上に対応画像部品、対応
文字部品、対応線画部品および各対応画像部品に関連づ
けられた識別子を記録し、製版指令書を出力するもので
ある。
【0014】図2に、図1のブロックの各機能をCPU
を用いて実現する場合のハードウエア構成を示す。CP
U42は、バスライン58に接続されている。バスライ
ン58には、CRTモニタ48、デジタイザ50、キー
ボード52、対応部品記憶手段および台紙記憶手段であ
る磁気ディスク54、入力スキャナ56、RAM44、
ROM46、出力手段であるプリンタ47も接続されて
いる。
【0015】この製版指令書作成装置を用いて、製版指
令書を作成する場合の手順を説明する。図3から図7
に、そのフローチャートを示す。
【0016】作業者は、まず、キーボード52から版下
属性ファイル名を入力し、版下属性ファイルを作成す
る。ここでは、ファイル名を「HFILE01」と入力し
たものとする。CPU42は、これを受けて、磁気ディ
スク54内に版下属性ファイルHFILE01を生成する
(ステップS1)。
【0017】次に、作業者は、キーボード52から、版
下名を入力する。ここでは、版下名を「HNAM」と入
力したものとする。CPU42は、これを受けて、版下
属性ファイルHFILE01内に、版下名「HNAM」を
書き込む(ステップS2)。次に、版下属性ファイルH
FILE01と既に作成されて磁気ディスク54に記憶さ
れている版下台紙ファイルDFILE01とを関連づけ
る。つまり、版下属性ファイルHFILE01内に、版下
台紙ファイルDFILE01の格納場所「DFILE01
ADRS」を書き込む(ステップS3)。
【0018】ここで、版下台紙ファイルDFILE01
内容を図8を用いて説明する。図8は、予めデザイナー
によって作成されたレイアウトデータの模式図である。
まず、版下台紙のサイズを示すデータとして、対角上の
2点すなわち始点Phsと終点Pheの座標データがある。
また、対応文字部品が配置される文字エリア60aの座
標データ、対応画像部品が配置される線画エリア62a
の座標データも含まれる。さらに、対応画像部品のマス
クエリア64b、68b、72bの座標データも含まれ
る。これらの座標データを総称してここではレイアウト
データという。ステップS3では、このような版下台紙
ファイルDFILE01が、版下属性ファイルHFILE
01と関連づけられる。なお、文字エリア60aに対する
文字データ、線画エリア62aに対する線画データは、
それぞれ関連づけられて別のファイルに既に格納されて
いるものとする。
【0019】次に、CPU42は、版下台紙ファイルD
FILE01のレイアウトデータの中から版下台紙の始点
Phsおよび終点Pheの座標データを詠み出して、版下属
性ファイルHFILE01に書き込む(ステップS4)。
【0020】その後、CPU42は、画像属性ファイル
FILE0j(ただし、変数j=1,2,・・・N)を生
成し、磁気ディスク54に記憶する(ステップS5)。
次に、版下属性ファイルHFILE01に、画像属性ファ
イルFILE0jの格納場所「FILE0j ADRS」を
書き込み、関連づける(ステップS6)。次に、作業者
は、キーボード52から対応画像部品名(注目画像名と
いう)を入力する。CPU42は、これを受けて、画像
属性ファイルFILE0jに、注目画像名「IMG0j」を
書き込む(ステップS7)。注目画像名IMG0jはCP
U42によって自動生成させてもよい。次に、作業者
は、当該注目画像のためのマスクエリアを、版下台紙フ
ァイルDFILE01情報に基づいて指定する(ステップ
S8)。
【0021】一方、画像部品であるカラーフィルム(後
述の図12の92、94、96)は、既に入力スキャナ
56によって色分解されて読み取られ、対応画像データ
として磁気ディスク54に格納されている(ステップS
9)。この際の入力スキャナ56の分解能は、製版工程
における入力スキャナよりも粗いものでよい。対応画像
データは、IMGFILE0jというファイル名で磁気デ
ィスク54に格納されている。このとき、CPU42
は、画像属性ファイルFILE0jに、対応画像データフ
ァイルIMGFILE0jの格納位置「IMGFILE0j
ADRS」を書き込む(ステップS10)。
【0022】次に、ステップS8の後、CPU42は、
版下台紙ファイルDFILE01、ステップS8で指定し
たマスクエリアについての対応画像データファイルIM
GFILE0jを磁気ディスク54から読み出し、CRT
モニタ48上に、版下台紙、マスクエリア、対応画像部
品を表示する。作業者はマスクエリアを参照して対応画
像部品IMG0jを台紙上に貼り込む(ステップS1
1)。CPU42は、これを受けて、当該対応画像部品
IMG0jの位置を、版下台紙ファイルDFILE01のレ
イアウトデータとして書き込む(ステップS12)。こ
の時、CRTモニタ48上には、図9Aに示すような表
示が行われる。つまり、対応画像部品64、68、72
が台紙上に配置された状態が示される。
【0023】次に、CPU42は、この対応画像部品に
付すための識別子コードid00jを生成する(ステップ
S13)。この実施例においては、識別子コードid
00jは連番として発生させるようにしている。したがっ
て、ここではまず、「id001」が識別子コードとして
生成される。なお、連番となった識別子コードを予め磁
気ディスク54に記憶しておき自動的に順番に、読み出
すようにしてもよい。
【0024】CPU42は、画像属性ファイルFILE
0jに、この識別子コード「id00j」を書き込む(ステ
ップS14)。ここで、作業者は、デジタイザ50のカ
ーソルを操作し、表示されている対応画像部品(例えば
64)に対してどの位置(出力座標)に識別子を配置す
るのかを指定する(ステップS15)。これを受けて、
CPU42は、画像属性ファイルFILE0jに識別子i
00jの位置(出力座標)Pidを、X,Y座標にて書き
込む(ステップS16)。あわせて、CRTモニタ48
上には、図9Bに示すように、対応画像部品64に対し
て識別子貼りつけ位置の表示66を行う。
【0025】次に、全ての対応画像部品について、上記
の識別子対応処理を行なったか否かを判断する(ステッ
プS17)。処理していない対応画像部品があれば、変
数jを1ずつインクリメントしてステップS5以下ステ
ップS16までを実行する。この際、画像属性ファイル
は、対応画像部品ごとにFILE02、FILE03・・・
というように、連番にて作成される。また、対応画像デ
ータファイルも同様に、IMGFILE02、IMGFI
LE03・・・・というように、連番にて作成される。さ
らに、識別子コードも同様にid002、id003・・・と
いうように連番で作成される。
【0026】対応画像部品が3つあった場合の、上記処
理後のCRTモニタ48の画面を図9Bに示す。各対応
画像部品64、68、72に対応して、識別子の貼りつ
け位置表示66、70、74が表示されている。
【0027】ステップS17において、全ての対応画像
部品についての識別子対応が完了すると、ステップS1
8に進む。ステップS18においては、まず、画像属性
ファイルFILE0j中に、識別子用のパターンファイル
IDPATの格納場所「IDPAT ADRS」を書き
込む。さらに、パターンファイルIDPATに、識別子
であるバーコードのデータidPAT0k(ただし、変数
k=1,2,・・・N)を記憶する。次に、ステップS
19において、全ての識別子についてステップS18の
処理(識別子パターン作成)が完了したか否かを判断す
る。ここで、完了していなければ、変数kを1ずつイン
クリメントしてステップS18の処理を繰り返す。
【0028】ステップS19において全ての画像属性フ
ァイルについてステップS18の処理が終了すると、ス
テップS20においてCPU42は、各対応画像部品ご
とに、識別子の貼りつけ表示位置にバーコードデータi
dPAT0k(idPAT01、idPAT02・・・)によ
って生成されるバーコードを貼りつけていく。つまり、
版下台紙ファイルDFILE01に、バーコード(識別
子)データidPAT0kを合成していく。なお、このと
き、文字エリアに対応する文字データおよび線画エリア
に対応する線画データを、それぞれ別ファイルから読み
出して、版下台紙ファイルDFILE01に書き込む。ま
た、この状態における各ファイルの構造を示すと、図1
0のようになる。
【0029】次に、版下台紙ファイルDFILE01に基
づいて、製版指令書である版下を出力手段であるプリン
タ47から出力する(ステップS21)。図11に、こ
のようにして打ち出された版下90を示す。各対応画像
部品64、68、72の近傍に、それぞれ、バーコード
80、82、84が付されている。なお、この明細書で
「近傍」とは、バーコード80のように対応画像部品6
4の中に完全に入っている場合、バーコード82のよう
に対応画像部品68から一部はみ出ている場合、バーコ
ード84のように対応画像部品72の近辺に配置されて
いる場合を含む概念である。
【0030】また、バーコードと対応画像部品が重なる
部分については、対応画像部品を記録せず、バーコード
のみを表示するのが好ましい。なぜなら、対応画像部品
をバーコードに重ねて記録すると、後で説明する製版工
程においてバーコードの読取を誤るおそれがあるからで
ある。
【0031】次に、この版下90を用いて製版を行う場
合を、図12を用いて説明する。なお、製版工程に対し
ては、版下90の他に図14Bに示すような指示書8も
併せて渡される。
【0032】製版工程においては、画像部品92、9
4、96を入力スキャナ22によって読み取り、イメー
ジデータとして磁気ディスク24に記憶する。製版工程
における入力スキャナ22は、デザイン工程において用
いた入力スキャナ56(図2参照)よりも分解能が高い
ものである。この読取の際、作業者は、各画像部品9
2、94、96ごとに、版下90の対応するバーコード
80、82、84(図11参照)をバーコードリーダ1
02によって読み取り、ファイル名とは別に識別番号を
付して、磁気ディスク24に記憶する。
【0033】次に、製版作業者は、磁気ディスク24に
記憶された画像部品92、94、96をコンピュータ2
6に読み出してモニタ表示し、版下90と指示書に従っ
て、画像部品92、94、96のレタッチを行う。この
際、作業者は、バーコードリーダ104によって読み出
したい画像部品に対応する対応画像部品に付されている
版下90上のバーコードを読み取って入力する。コンピ
ュータ26は、読み取られたバーコードに基づいて、磁
気ディスク24から同じ識別番号の画像部品を検索し読
み出す。したがって、作業者は、バーコードをバーコー
ドリーダ104によってなぞるだけで画像部品を正確に
呼出すことができ、作業の迅速化が図れる。
【0034】このようにして呼出した画像部品92、9
4、96を、版下90および指示書に示された大きさに
切り抜いたり、色調の調整を行ったり、拡大縮小、回転
を行ったりする。レタッチ後の画像部品92、94、9
6は、再び、磁気ディスク24に記憶される。
【0035】次に、版下90と指示書にしたがって、各
部品についての配置(集版)作業を行う。この際にも、
画像部品92、94、96の呼出は、バーコードリーダ
104によってバーコードをなぞるだけでよい。ここで
の集版済みデータは再び磁気ディスク24に記憶され
る。そして、出力スキャナ23によって分色版フィルム
100Y、100M、100C、100Kが作成され、
これら分色版フィルムを用いた露光作業やその後の現像
作業を経て各色ごとの印刷版(図示せず)が作成され
る。
【0036】上記実施例においては、識別子としてバー
コードを用いたが、バーコード以外の光学的に読み取り
可能なものを用いてもよい。また、磁気コードのように
磁気的に読み取り可能なものでもよく、電気的に読み取
り可能なものであってもよい。
【0037】なお、上記実施例では、版下90に識別子
を記録したが、版下90に重ねて使用される指示書に識
別子を記録してもよい。この場合には、指示書を版下9
0に重ねたときに、識別子が対応画像部品の近傍に来る
ように配置すればよい。
【0038】また、上記実施例では、版下90と指示書
を別の用紙に作成したが、図2のキーボードから指示書
の内容を入力し、版下90に指示書の内容を併せて出力
するようにしてもよい。
【0039】上記実施例では、対応画像部品にのみ識別
子を付したが、対応文字部品、対応線画部品にも識別子
を付すようにしてもよい。
【0040】上記実施例では、図1の各ブロックの機能
をCPU42によって実現しているが、その一部または
全部をハードウエアロジックによって構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の製版指令書作成装置、請求項
2の製版指令作成方法および請求項3の製版指令書は、
少なくとも各対応画像部品に関連づけた識別子を、各対
応画像部品の近傍に配置している。したがって、識別子
を読み取るだけで、対応画像部品に対応する画像部品を
容易に特定することができる。すなわち、この発明によ
れば、製版作業を効率良く、誤りなく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による製版指令書作成装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の各機能をCPUを用いて実現した場合の
ハードウエア構成を示す図である。
【図3】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図4】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図5】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図6】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図7】製版指令書作成の工程を示すフローチャートで
ある。
【図8】版下台紙ファイルの内容を表示した状態を示す
図である。
【図9】版下台紙ファイルに対応画像部品を貼り付けた
状態を示す図である。
【図10】版下属性ファイルと版下台紙ファイルの構造
を示す図である。
【図11】完成した版下90を示す図である。
【図12】版下90を用いて行う製版工程を示す概念図
である。
【図13】従来のデザイン工程および製版工程を示す概
念図である。
【図14】従来の版下6および指示書8を示す図であ
る。
【付号の説明】
30・・・対応部品記憶手段 32・・・台紙記憶手段 34・・・識別子出力手段 36・・・部品配置手段 38・・・識別子配置手段 40・・・出力手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、版下6と指示書8にしたがって各部
品を配置(集版)し、集版済データに基づいて出力スキ
ャナ23でY、M、C、K各分色版フィルムを出力す
る。この分色版フィルムを用いた露光作業や現像作業を
経て各色ごとの印刷版(図示せず)が作成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ここで、版下台紙ファイルDFILE01
内容を図8を用いて説明する。図8は、予めデザイナー
によって作成されたレイアウトデータの模式図である。
まず、版下台紙のサイズを示すデータとして、対角上の
2点すなわち始点Phsと終点Pheの座標データがある。
また、対応文字部品が配置される文字エリア60aの座
標データ、対応線画部品が配置される線画エリア62a
の座標データも含まれる。さらに、対応画像部品のマス
クエリア64b、68b、72bの座標データも含まれ
る。これらの座標データを総称してここではレイアウト
データという。ステップS3では、このような版下台紙
ファイルDFILE01が、版下属性ファイルHFILE
01と関連づけられる。なお、文字エリア60aに対する
文字データ、線画エリア62aに対する線画データは、
それぞれ関連づけられて別のファイルに既に格納されて
いるものとする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に、CPU42は、版下台紙ファイルD
FILE01のレイアウトデータの中から版下台紙の始点
Phsおよび終点Pheの座標データを読み出して、版下属
性ファイルHFILE01に書き込む(ステップS4)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像部品、文字部品、線画部品に対応する
    対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デ
    ータとして記憶する対応部品記憶手段、 識別子の電子的データを出力する識別子出力手段、 製版指令書の台紙を電子的データとして記憶する台紙記
    憶手段、 対応部品記憶手段、台紙記憶手段の記憶内容に基づい
    て、台紙上に配置される対応画像部品、対応文字部品、
    対応線画部品の位置を決定する部品配置手段、 少なくとも各対応画像部品に関連づけて識別子出力手段
    から識別子を得て、この識別子を各対応画像部品の近傍
    に配置する識別子配置手段、 部品配置手段、識別子配置手段によって決定された配置
    に基づいて、台紙上に対応画像部品、対応文字部品、対
    応線画部品、電気的、磁気的または光学的に読み取り可
    能な識別子を出力する出力手段、 を備えた製版指令書作成装置。
  2. 【請求項2】画像部品、文字部品、線画部品に対応する
    対応画像部品、対応文字部品、対応線画部品を電子的デ
    ータとして記憶しておき、 製版指令書の台紙を電子的データとして記憶しておき、 電子的データに基づいて台紙上に配置される対応画像部
    品、対応文字部品、対応線画部品の位置を決定し、 決定された配置に基づいて台紙上に対応画像部品、対応
    文字部品、対応線画部品を出力する製版指令書作成方法
    において、 少なくとも各対応画像部品に関連づけた、電気的、磁気
    的または光学的に読み取り可能な識別子を、各対応画像
    部品の近傍に配置して出力するようにしたことを特徴と
    する製版指令書作成方法。
  3. 【請求項3】製版工程において用いる画像部品、文字部
    品、線画部品に関して少なくともその配置を指示するた
    め、画像部品、文字部品、線画部品に対応する対応画像
    部品、対応文字部品、対応線画部品を配置した製版指令
    書において、 少なくとも各対応画像部品に関連づけて、電気的、磁気
    的または光学的に読み取り可能な識別子を配置したこと
    を特徴とする製版指令書。
JP1356793A 1993-01-29 1993-01-29 製版指令書作成装置、製版指令書作成方法および製版指令書 Pending JPH06230551A (ja)

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