JPH0628951A - ロータリースイッチ - Google Patents
ロータリースイッチInfo
- Publication number
- JPH0628951A JPH0628951A JP11703092A JP11703092A JPH0628951A JP H0628951 A JPH0628951 A JP H0628951A JP 11703092 A JP11703092 A JP 11703092A JP 11703092 A JP11703092 A JP 11703092A JP H0628951 A JPH0628951 A JP H0628951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- case
- annular
- recessed part
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローター１のケース２に対する回転をスムー
ズにする。 【構成】 ローター１を一端面が開口したケース２の開
口面に回転自在に取着する構成を備える。ケース２底面
に突設した中心軸５がローター１中心に形成した凹部６
に挿入されるとともに、ケース２内周に形成した環状凹
部３にローター１外周に形成した環状凸部４が挿入され
る。凹部６の内径は中心軸５の外径とほぼ同等で、環状
凸部４の外径は環状凹部３の内径よりやや小さい。中心
軸５と凹部６との嵌め合わせによるローター１とケース
２の回転摩擦は、その回転軸径が小さいために小さく発
生し、また、中心軸５と凹部６との整合された嵌め合わ
せによってローター１の中心振れは殆どないため、回転
軸径の大きい環状凸部４の外周面と環状凹部３の内周面
との回転摩擦が、実質的に発生することはない。
ズにする。 【構成】 ローター１を一端面が開口したケース２の開
口面に回転自在に取着する構成を備える。ケース２底面
に突設した中心軸５がローター１中心に形成した凹部６
に挿入されるとともに、ケース２内周に形成した環状凹
部３にローター１外周に形成した環状凸部４が挿入され
る。凹部６の内径は中心軸５の外径とほぼ同等で、環状
凸部４の外径は環状凹部３の内径よりやや小さい。中心
軸５と凹部６との嵌め合わせによるローター１とケース
２の回転摩擦は、その回転軸径が小さいために小さく発
生し、また、中心軸５と凹部６との整合された嵌め合わ
せによってローター１の中心振れは殆どないため、回転
軸径の大きい環状凸部４の外周面と環状凹部３の内周面
との回転摩擦が、実質的に発生することはない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアロック検
出スイッチとして好適なロータリースイッチに関する。
出スイッチとして好適なロータリースイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のロータリースイッチは図
４に示すように、ローター１を一端面が開口したケース
２の開口面に回転自在に取着する構成を備え、ケース２
内周に形成した環状凹部３にローター１外周に形成した
環状凸部４が挿入され、環状凸部４の外径ｄは環状凹部
３の内径とほぼ同等であった。これは、ローター１のケ
ース２に対する回転に中心振れによるがたつきを生じな
いようにするために必然的であった。
４に示すように、ローター１を一端面が開口したケース
２の開口面に回転自在に取着する構成を備え、ケース２
内周に形成した環状凹部３にローター１外周に形成した
環状凸部４が挿入され、環状凸部４の外径ｄは環状凹部
３の内径とほぼ同等であった。これは、ローター１のケ
ース２に対する回転に中心振れによるがたつきを生じな
いようにするために必然的であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、環状凸
部４の外周面と環状凹部３の内周面との回転摩擦は、回
転軸径ｄが大きいために相当大きくなり、ローター１の
ケース２に対する回転がスムーズでないという問題点が
あった。
部４の外周面と環状凹部３の内周面との回転摩擦は、回
転軸径ｄが大きいために相当大きくなり、ローター１の
ケース２に対する回転がスムーズでないという問題点が
あった。
【０００４】従って、本発明は前記問題点を解決して、
ローターの回転をスムーズにすることを目的とする。
ローターの回転をスムーズにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローターを一
端面が開口したケースの開口面に回転自在に取着する構
成を備え、前記ケース底面に突設した中心軸が前記ロー
ター中心に形成した凹部に挿入されるとともに、前記ケ
ース内周に形成した環状凹部に前記ローター外周に形成
した環状凸部が挿入され、前記凹部の内径は前記中心軸
の外径とほぼ同等で、前記環状凸部の外径は前記環状凹
部の内径よりやや小さいロータリースイッチを構成す
る。
端面が開口したケースの開口面に回転自在に取着する構
成を備え、前記ケース底面に突設した中心軸が前記ロー
ター中心に形成した凹部に挿入されるとともに、前記ケ
ース内周に形成した環状凹部に前記ローター外周に形成
した環状凸部が挿入され、前記凹部の内径は前記中心軸
の外径とほぼ同等で、前記環状凸部の外径は前記環状凹
部の内径よりやや小さいロータリースイッチを構成す
る。
【０００６】
【作用】本発明によれば、中心軸と凹部との嵌め合わせ
によるローターとケースの回転摩擦は、その回転軸径が
小さいために小さく発生し、また、中心軸と凹部との整
合された嵌め合わせによってローターの中心振れは殆ど
ないため、回転軸径の大きい環状凸部の外周面と環状凹
部の内周面との回転摩擦が、実質的に発生することはな
く、ローターのケースに対する回転がスムーズになる。
によるローターとケースの回転摩擦は、その回転軸径が
小さいために小さく発生し、また、中心軸と凹部との整
合された嵌め合わせによってローターの中心振れは殆ど
ないため、回転軸径の大きい環状凸部の外周面と環状凹
部の内周面との回転摩擦が、実質的に発生することはな
く、ローターのケースに対する回転がスムーズになる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１〜３を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１〜３には、ローター１を一端面が開口
したケース２の開口面に回転自在に取着する構成を備
え、ケース２底面に突設した中心軸５がローター１中心
に形成した凹部６に挿入されるとともに、ケース２内周
に形成した環状凹部３にローター１外周に形成した環状
凸部４が挿入され、凹部６の内径は中心軸５の外径とほ
ぼ同等で、環状凸部４の外径は環状凹部３の内径よりや
や小さいロータリースイッチが示される。
したケース２の開口面に回転自在に取着する構成を備
え、ケース２底面に突設した中心軸５がローター１中心
に形成した凹部６に挿入されるとともに、ケース２内周
に形成した環状凹部３にローター１外周に形成した環状
凸部４が挿入され、凹部６の内径は中心軸５の外径とほ
ぼ同等で、環状凸部４の外径は環状凹部３の内径よりや
や小さいロータリースイッチが示される。
【０００９】さらに詳述すれば、ローター１の底面には
回転接片７が適宜手段で固定され、ローター１の回転に
伴いケース２底面に固定された固定接片８に接離する。
ローター１はその耳部の孔９に差し込まれる作動部材
（図示せず）によって外部から回転力が与えられる。固
定接片８は、相対的に耐熱性，耐アーク性，耐トラッキ
ング性等に優れるが、相対的に摺動性に劣る材料からな
る固定接片座１０にインサート成形され、固定接片座１
０は、相対的に摺動性に優れるが、相対的に耐熱性，耐
アーク性，耐トラッキング性等に劣る材料からなるケー
ス２の底面にインサート成形され、固定接片座１０とケ
ース２の材料を使い分けている。例えば、固定接片座１
０は熱可塑性変性メラミン樹脂、ケース２はポリアセタ
ール樹脂である。また、ローター１も摺動性を重視して
ポリアセタール樹脂で成形する。Ｏリング１１はロータ
ー１の外周とケース２の内周間にはめ合わされて防水性
を保持している。また、固定接片８はケース２の外側に
延長された端子１２をもつ。そして、図示しない作動部
材がドアロック等により動くと図３に示すようにロータ
ー１が回転し、回転接片７が固定接片８と接離するもの
である。なお、ローター１において凹部６と対応する凸
部１３はローター１の周部高さと同等または低くして、
スイッチ全体の高さを不必要に高くしないようにしてい
る。
回転接片７が適宜手段で固定され、ローター１の回転に
伴いケース２底面に固定された固定接片８に接離する。
ローター１はその耳部の孔９に差し込まれる作動部材
（図示せず）によって外部から回転力が与えられる。固
定接片８は、相対的に耐熱性，耐アーク性，耐トラッキ
ング性等に優れるが、相対的に摺動性に劣る材料からな
る固定接片座１０にインサート成形され、固定接片座１
０は、相対的に摺動性に優れるが、相対的に耐熱性，耐
アーク性，耐トラッキング性等に劣る材料からなるケー
ス２の底面にインサート成形され、固定接片座１０とケ
ース２の材料を使い分けている。例えば、固定接片座１
０は熱可塑性変性メラミン樹脂、ケース２はポリアセタ
ール樹脂である。また、ローター１も摺動性を重視して
ポリアセタール樹脂で成形する。Ｏリング１１はロータ
ー１の外周とケース２の内周間にはめ合わされて防水性
を保持している。また、固定接片８はケース２の外側に
延長された端子１２をもつ。そして、図示しない作動部
材がドアロック等により動くと図３に示すようにロータ
ー１が回転し、回転接片７が固定接片８と接離するもの
である。なお、ローター１において凹部６と対応する凸
部１３はローター１の周部高さと同等または低くして、
スイッチ全体の高さを不必要に高くしないようにしてい
る。
【００１０】本実施例によれば、中心軸５と凹部６との
嵌め合わせによるローター１とケース２の回転摩擦は、
その回転軸径が小さいために小さく発生し、また、中心
軸５と凹部６との整合された嵌め合わせによってロータ
ー１の中心振れは殆どないため、回転軸径の大きい環状
凸部４の外周面と環状凹部３の内周面との回転摩擦が、
実質的に発生することはなく、ローター１のケース２に
対する回転がスムーズになる。また、環状凸部４の外径
は環状凹部３の内径よりやや小さいため、ローター１を
ケース２の開口面にスナップインする作業を楽に行え
る。さらにまた、前述したような樹脂の使い分けによ
り、ローター１のケース２に対する回転がさらにスムー
ズになる。
嵌め合わせによるローター１とケース２の回転摩擦は、
その回転軸径が小さいために小さく発生し、また、中心
軸５と凹部６との整合された嵌め合わせによってロータ
ー１の中心振れは殆どないため、回転軸径の大きい環状
凸部４の外周面と環状凹部３の内周面との回転摩擦が、
実質的に発生することはなく、ローター１のケース２に
対する回転がスムーズになる。また、環状凸部４の外径
は環状凹部３の内径よりやや小さいため、ローター１を
ケース２の開口面にスナップインする作業を楽に行え
る。さらにまた、前述したような樹脂の使い分けによ
り、ローター１のケース２に対する回転がさらにスムー
ズになる。
【００１１】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、ローター
のケースに対する回転摩擦を小さくでき、ローターのス
ムーズな回転を可能としている。
のケースに対する回転摩擦を小さくでき、ローターのス
ムーズな回転を可能としている。
【図１】本発明の実施例を示す断面図
【図２】同斜視図
【図３】同平面図
【図４】従来例を示す断面図
【符号の説明】 １ ローター ２ ケース ３ 環状凹部 ４ 環状凸部 ５ 中心軸 ６ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 ローターを一端面が開口したケースの開
口面に回転自在に取着する構成を備え、前記ケース底面
に突設した中心軸が前記ローター中心に形成した凹部に
挿入されるとともに、前記ケース内周に形成した環状凹
部に前記ローター外周に形成した環状凸部が挿入され、
前記凹部の内径は前記中心軸の外径とほぼ同等で、前記
環状凸部の外径は前記環状凹部の内径よりやや小さいロ
ータリースイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117030A JP2630708B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | ロータリースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117030A JP2630708B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | ロータリースイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628951A true JPH0628951A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2630708B2 JP2630708B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=14701714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4117030A Expired - Fee Related JP2630708B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | ロータリースイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2630708B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019004224A1 (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 大王製紙株式会社 | トイレットペーパー |
| WO2019004225A1 (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 大王製紙株式会社 | トイレットペーパー |
| WO2019044908A1 (ja) | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 大王製紙株式会社 | 衛生薄葉紙 |
| KR20190125312A (ko) | 2017-03-02 | 2019-11-06 | 다이오세이시가부시끼가이샤 | 위생 박엽지 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112132A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-01 | Hitachi Ltd | Initial load system of control memory unit |
| JPS5918564A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-30 | エバレディ−、バッテリ−、カンパニ−、インコ−ポレ−テッド | 電池の二部材カバ−シ−ル構造体 |
| JPH0249325A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Copal Electron Co Ltd | ロータリスイッチ |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4117030A patent/JP2630708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112132A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-01 | Hitachi Ltd | Initial load system of control memory unit |
| JPS5918564A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-30 | エバレディ−、バッテリ−、カンパニ−、インコ−ポレ−テッド | 電池の二部材カバ−シ−ル構造体 |
| JPH0249325A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Copal Electron Co Ltd | ロータリスイッチ |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190125312A (ko) | 2017-03-02 | 2019-11-06 | 다이오세이시가부시끼가이샤 | 위생 박엽지 |
| US11253129B2 (en) | 2017-03-02 | 2022-02-22 | Daio Paper Corporation | Hygienic thin-leaf paper |
| WO2019004224A1 (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 大王製紙株式会社 | トイレットペーパー |
| WO2019004225A1 (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 大王製紙株式会社 | トイレットペーパー |
| KR20200023284A (ko) | 2017-06-30 | 2020-03-04 | 다이오세이시가부시끼가이샤 | 토일렛 페이퍼 |
| KR20200024149A (ko) | 2017-06-30 | 2020-03-06 | 다이오세이시가부시끼가이샤 | 토일렛 페이퍼 |
| US11337566B2 (en) | 2017-06-30 | 2022-05-24 | Daio Paper Corporation | Toilet paper |
| US11363917B2 (en) | 2017-06-30 | 2022-06-21 | Daio Paper Corporation | Toilet paper |
| WO2019044908A1 (ja) | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 大王製紙株式会社 | 衛生薄葉紙 |
| KR20200047534A (ko) | 2017-08-31 | 2020-05-07 | 다이오세이시가부시끼가이샤 | 위생 박엽지 |
| US11192325B2 (en) | 2017-08-31 | 2021-12-07 | Daio Paper Corporation | Hygienic thin-leaf paper |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2630708B2 (ja) | 1997-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |