JPH0116745Y2 - - Google Patents

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JPH0116745Y2
JPH0116745Y2 JP14126984U JP14126984U JPH0116745Y2 JP H0116745 Y2 JPH0116745 Y2 JP H0116745Y2 JP 14126984 U JP14126984 U JP 14126984U JP 14126984 U JP14126984 U JP 14126984U JP H0116745 Y2 JPH0116745 Y2 JP H0116745Y2
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shield
cap body
rotating plate
helmet
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばオートバイ等を運転する際
に用いられるヘルメツトにおけるシールドの開閉
機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、オートバイ等を運転する際に用いられ
るヘルメツトにおいては、帽体の前面に窓孔が形
成されたフルフエース型ヘルメツトおよび帽体の
前面に開放部が形成されたジエツト型ヘルメツト
ともに、それらの窓孔あるいは解放部を覆うシー
ルドが備え付けられているものが多く提供されて
いる。
ところで、従来上記のようなヘルメツトにおけ
るシールドは、多くの場合帽体の両側部において
シールドの端部をそれぞれ止め螺子により回動自
在に枢着するとともに、シールドが窓孔あるいは
開放部を完全に覆つた状態に保持できるように、
上記シールドの枢着部から適宜離間した位置にシ
ールドを帽体に固定するホツク釦等の係止手段が
設けられた構成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述したようなシールドの取付け構
造にあつては、シールドを開けた際該シルールド
を任意の位置で止めることができず、またシール
ドを帽体に固定する係止手段を係脱する操作が極
めて煩わしく、更に走行中等シールドの前面から
作用する気圧が増大した場合にはシールドに不自
然な撓みが生じるために、帽体とシールドとの間
に間隙が生じ風切り音が大きくなるとともに、場
合によつては係止手段による係止が外れてしまう
等の問題を有するものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によるヘルメツトシールドの開閉機構
は、上述したような問題を解決するための手段と
して、帽体の両側部に枢軸とこの枢軸から所定間
隔離間した位置に形成された係止突起とを備えた
基板を設け、上記枢軸にシールドの端部にそれぞ
れ取付けられた回動板を上記枢軸の径方向に移動
可能に弾性部材を介して枢着し、更に上記回動板
に該回動板を回動させた際上記基板に備えられた
係止突起に常時当接して移動する円弧状をなし周
方向に連続したギア状の連続突起を形成した構成
とした。
〔作用〕 上述したような手段をもつて、この考案による
ヘルメツトシールドの開閉機構は、シールドを段
階的に回動させることができるとともに、シール
ドに風圧等が作用した再シールドの回動をより確
実に抑止することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。
第1図に示すものは、この考案によるシールド
の開閉機構を備えたヘルメツト1である。このヘ
ルメツト1は、帽体2とこの帽体2の前面に形成
された窓孔3を覆うシールド4と、このシールド
4を帽体2に回動自在に取付けるシールド開閉機
構5とからなるものである。上記シールド開閉機
構5は、第2図ないし第4図に示すように、帽体
2の両側部に固定された基板6と、上記シールド
4の端部に取付けられかつ上記基板6に回動自在
に支持された回動板7とからなるものである。上
記基板6は、第5図に示すようにほぼ中心部に枢
軸8が突出して形成されるとともに、帽体2の後
部側に位置する部分を上記枢軸8と中心をともに
した円弧状面を有して突出させた係止壁9が形成
され、また上記枢軸8を挟んで係止壁9と対向す
る位置に後述する回動板7に形成されたストツパ
ピンを係止する係止部10aを備えたストツパ溝
10が形成され、更に上記枢軸8の周囲に所定間
隔離間して環状のシールド押え部11が突出して
形成された形状となつている。そして、上記枢軸
8の中心には雌螺子が形成された螺子孔12が形
成され、また係止壁9の外側には基板6を帽体2
に固定するボルト13が挿入される貫通孔14が
形成されている。更に上記係止壁9には周方向に
連続した複数の小突起15aからなる係止突起1
5が円弧面上の二箇所に形成されている。一方、
回動板7は、第6図に示すようにほぼ中心部に形
成された貫通孔16内に板バネ(弾性部材)17
を介して軸受け部材18が径方向に移動可能に支
持され、また上記軸受け部材18と中心をともに
しかつ上記基板6の係止壁9の円弧面と対応した
半径を有する円弧状をなし下方へ向つて突出して
形成された摺動壁19の外周に周方向に連続した
小突起20aからなるギア状の連続突起20が形
成され、更に上記貫通孔16を挟んで摺動壁19
と対向する位置に上述した基板6のストツパ溝1
0内を移動して係止部10aに係止されるストツ
パピン21が形成されてなるものである。そし
て、上記回動板7は、基板6との間にシールド4
の端部に形成された取付け部4aを挟んで軸受け
部材18を基板6の枢軸8に回動自在に枢着し、
シールド4とともに回動するようになつている。
この状態において、回動板7の連続突起20は基
板6の係止壁9に形成された係止突起15と噛合
状態になつており、一方ストツパピン21は基板
6に形成されたストツパ溝10内を移動し、シー
ルド4が帽体2の窓孔3を完全に覆つた状態にお
いて係止部10a内に係止されるようになつてい
る。
そして、上記のように構成されたシールド開閉
機構5は、上記基板6の枢軸8に形成された螺子
孔12および基板6に形成された貫通孔14の外
側から帽体2の両側部に形成された二個の雌螺子
孔22,23にボルト26,13をそれぞれ螺着
させることにより帽体2に固定されている。
次に、上記のように構成されたヘルメツトの作
用について説明する。
まず、シールド4を帽体2の窓孔3を完全に覆
つた状態にした場合には、回動板7に形成された
ストツパピン21が基板6に形成されたストツパ
溝10の係止部10aに係止されるとともに、回
動板7の摺動壁19に形成された連続突起20が
基板6の係止壁9に形成された係止突起15と噛
合状態にあるために、回動板7の回動が阻止され
シールド4が帽体2の窓孔3を完全に覆つた状態
に保持される。また、上記の状態においてシール
ド4の前面から風圧が作用した場合には、その風
圧によりシールド4が帽体2の後方へ押し動かさ
れ、これにともない回動板7が板バネ17の付勢
力に抗して帽体2の後方へ移動するために、連続
突起20と係止突起15との噛合が強固になりよ
り確実にシールド4の回動を阻止することができ
る。また、上記シールド4を開ける場合には、該
シールド4の回動に伴い、連続突起20の小突起
20aと係止突起20の小突起15aが1ピツチ
ずつずれて噛合するために、任意の開放位置にお
いてシールド4を停止状態にすることができる。
なお、上記実施例においては、弾性部材として
板バネを使用したが、これに限られることはな
く、例えばコイルスプリングや合成ゴムのような
ものでもよい。
〔考案の効果〕
上述したようにこの考案によるヘルメツトシー
ルドの開閉機構は、帽体の両側部に枢軸から所定
間隔離間した位置に形成された係止突起とを備え
た基板を設け、上記枢軸に、シールドの端部にそ
れぞれ取付けられた回動板を上記枢軸の径方向に
移動可能に弾性部材を介して枢着し、更に上記回
動板に該回動板を回動させた際上記基板に備えら
れた係止突起に常時当接して移動する円弧状をな
し周方向に連続したギア状の連続突起を形成した
から、シールドが段階的に回動し、任意の開放位
置において停止させることができるとともに、シ
ールドが完全に帽体の窓孔を覆つた状態で該シー
ルドの前面に風圧が作用した場合においてその風
圧の作用により回動板が移動し連続突起と係止突
起の噛合状態が強固となりシールドの回動をより
確実に阻止すことができ、またシールドの端部を
支持している回動板が移動可能であるために、シ
ールドに作用する風圧によりシールドが撓んだ
り、その撓みにより帽体との間に間隙が生じたり
することを抑止することができる等の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はいずれもこの考案の一実
施例を示すものであつて、第1図はこの考案によ
るヘルメツトシールドの開閉機構を備えたヘルメ
ツトの全体図、第2図は第1図に示す矢視部の
拡大図、第3図は−線に沿う断面図、第4図
はシールド取付け具の分解図、第5図は基板の平
面図、第6図は回動板を裏面から見た平面図であ
る。 1…ヘルメツト、2…帽体、3…窓孔、4…シ
ールド、5…シールド開閉機構、6…基板、7…
回動板、8…枢軸、15…係止突起、17…板バ
ネ(弾性部材)、20…連続突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帽体とこの帽体の前面に形成された窓孔あるい
    は開放部を覆うシールドとからなるヘルメツトに
    おける帽体の両側部に設けられ、枢軸とこの枢軸
    から所定間隔離間した位置に形成された係止突起
    とを備えた基板と、上記シールドの端部にそれぞ
    れ取付けられた上記枢軸に該枢軸の径方向に移動
    可能に弾性部材を介して枢着された回動板と、上
    記回動板に形成され該回動板を回動させた際上記
    基板に備えられた係止突起に常時当接して移動す
    る円弧状をなし周方向に連続したギア状の連続突
    起とを備えてなることを特徴とするヘルメツトシ
    ールドの開閉機構。
JP14126984U 1984-09-18 1984-09-18 Expired JPH0116745Y2 (ja)

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JP14126984U JPH0116745Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JP14126984U JPH0116745Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JPS6159627U JPS6159627U (ja) 1986-04-22
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JP14126984U Expired JPH0116745Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JP5733858B2 (ja) * 2011-07-28 2015-06-10 株式会社Shoei ヘルメットにおけるバイザ取り付け機構

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JPS6159627U (ja) 1986-04-22

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