JPS589959Y2 - 自転車用の錠 - Google Patents
自転車用の錠Info
- Publication number
- JPS589959Y2 JPS589959Y2 JP366279U JP366279U JPS589959Y2 JP S589959 Y2 JPS589959 Y2 JP S589959Y2 JP 366279 U JP366279 U JP 366279U JP 366279 U JP366279 U JP 366279U JP S589959 Y2 JPS589959 Y2 JP S589959Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- rotating body
- cylinder part
- lock
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車用の錠、特にフォークに取着するに適し
た錠に係る。
た錠に係る。
フォークに螺止しているネジの施錠状態における取外し
を困難とするため、従来より種々の提案がなされている
。
を困難とするため、従来より種々の提案がなされている
。
一般的には、フォークの半周面に嵌合した彎曲板に箱形
基板を螺止し、箱形基板に錠本体を嵌着することによっ
てこのネジを隠蔽すると共に、錠本体を螺止する別のネ
ジを、スポークに向って出没する口片によって隠蔽する
という構成がとられている。
基板を螺止し、箱形基板に錠本体を嵌着することによっ
てこのネジを隠蔽すると共に、錠本体を螺止する別のネ
ジを、スポークに向って出没する口片によって隠蔽する
という構成がとられている。
しかるにこの場合は部品数が増加し、自転車のフォーク
への取着作業が煩雑になるという欠陥を伴っていた。
への取着作業が煩雑になるという欠陥を伴っていた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、下部で
支持筒に係止されたシリンダー鎧部を有し、口片が一体
に形成され、もしくは別体形成後離脱不能に固着された
回転体の周縁部に切欠きもしくは透孔などの凹孔を設け
、シリンダー鎧部をその鍵挿入口側で回転体に止着する
と共に、鍵挿入口側を段状に縮径した支持筒をシリンダ
ー鎧部と回転体の間の環状空隙に摺動自在に嵌着したコ
ンパクトな構成とすることにより、前記凹孔を利用して
前記彎曲板に直接螺止できると共に、施錠の際の回転体
の回動に伴って凹孔の位置が変りネジカ咄然に隠蔽され
るようにした錠を提供するものである。
支持筒に係止されたシリンダー鎧部を有し、口片が一体
に形成され、もしくは別体形成後離脱不能に固着された
回転体の周縁部に切欠きもしくは透孔などの凹孔を設け
、シリンダー鎧部をその鍵挿入口側で回転体に止着する
と共に、鍵挿入口側を段状に縮径した支持筒をシリンダ
ー鎧部と回転体の間の環状空隙に摺動自在に嵌着したコ
ンパクトな構成とすることにより、前記凹孔を利用して
前記彎曲板に直接螺止できると共に、施錠の際の回転体
の回動に伴って凹孔の位置が変りネジカ咄然に隠蔽され
るようにした錠を提供するものである。
本考案を以下、図に示した一実施例に基いてさらに具体
的に説明すると、図中符号1は口片2を有した回転体で
あって、上部の開口部の凹部1Cにシリンダ一部3の鍔
状頂部の下向きの小突起3aが嵌合係止されて、該シリ
ンダ一部3と回転体1を一体に回転するように構成せし
める。
的に説明すると、図中符号1は口片2を有した回転体で
あって、上部の開口部の凹部1Cにシリンダ一部3の鍔
状頂部の下向きの小突起3aが嵌合係止されて、該シリ
ンダ一部3と回転体1を一体に回転するように構成せし
める。
又、該シリンダ一部3と該回転体1との間の空隙4には
支持筒5の上方縮径部が摺回自在に、かつ回転体1の頂
部近傍の環状突起1aに設けた下向きの小突起1bによ
って規正される角度範囲でのみ往復回動しうるべく嵌着
されている。
支持筒5の上方縮径部が摺回自在に、かつ回転体1の頂
部近傍の環状突起1aに設けた下向きの小突起1bによ
って規正される角度範囲でのみ往復回動しうるべく嵌着
されている。
支持筒5の拡径部5a内面には、シリンダ一部3の底部
の段違部に当てがわれた四方凸起状円板6と、これを該
底部に係止しシリンダ一部3の、上方への離脱を阻止す
るEリング7と、クリック用のコイルスブリング8とが
収納され、底蓋9によって下方より被覆されている。
の段違部に当てがわれた四方凸起状円板6と、これを該
底部に係止しシリンダ一部3の、上方への離脱を阻止す
るEリング7と、クリック用のコイルスブリング8とが
収納され、底蓋9によって下方より被覆されている。
シリンダ一部3は第8図に示すように、タンブラ一孔3
Cに数個のタンブラ−14,14・・・・・・がスプリ
ング15.15・・・・・・を介して嵌入されており、
該タンブラ−14は上記スプリング15によって常に外
方向に押されていて、該タンブラ−14には中央に錠孔
14 aが穿設されている。
Cに数個のタンブラ−14,14・・・・・・がスプリ
ング15.15・・・・・・を介して嵌入されており、
該タンブラ−14は上記スプリング15によって常に外
方向に押されていて、該タンブラ−14には中央に錠孔
14 aが穿設されている。
支持筒5とシリンダ一部3の係脱状態を説明すると第4
図aと第4図すに示すように、まず第4図aは鍵Kが挿
入されていない状態であって、タンブラ−14,14・
・・・・・はスプリング15.15・・・・・・によっ
て外方向へ押され、支持筒5の縦溝5bに凸入しており
、よってシリンダ一部3の支持筒5に対する回転が阻止
されている状態である。
図aと第4図すに示すように、まず第4図aは鍵Kが挿
入されていない状態であって、タンブラ−14,14・
・・・・・はスプリング15.15・・・・・・によっ
て外方向へ押され、支持筒5の縦溝5bに凸入しており
、よってシリンダ一部3の支持筒5に対する回転が阻止
されている状態である。
そこで第4図すに示すようにシリンダ一部3の錠孔13
より鍵Kを挿入するとタンブラ−14の錠孔14aに鍵
にの上部が入り、タンブラ−14がスプリング15に抗
して、右方へ引っ込み、タンブラ−14と支持筒5の縦
溝5bとの係止が解除され、シリンダ一部3は回転自在
な状態となる。
より鍵Kを挿入するとタンブラ−14の錠孔14aに鍵
にの上部が入り、タンブラ−14がスプリング15に抗
して、右方へ引っ込み、タンブラ−14と支持筒5の縦
溝5bとの係止が解除され、シリンダ一部3は回転自在
な状態となる。
又、施錠状態においては、シリンダ一部3の下部に嵌め
込まれた四方凸起状円板6がコイルスプリング8により
上方へ押されている為、第4図aに示す如く、四方の凸
起が支持筒5の内面凹部5aに嵌入して支持筒5に対す
るシリンダ一部3の回転が阻止されており、第4図すに
示すように鍵Kを挿入するとシリンダ一部3がコイルス
プリング8に抗して下方に押されて、四方凸起状円板6
と支持筒5の内面凹部5aとの係止が解かれてシリンダ
一部3が回転自在となる。
込まれた四方凸起状円板6がコイルスプリング8により
上方へ押されている為、第4図aに示す如く、四方の凸
起が支持筒5の内面凹部5aに嵌入して支持筒5に対す
るシリンダ一部3の回転が阻止されており、第4図すに
示すように鍵Kを挿入するとシリンダ一部3がコイルス
プリング8に抗して下方に押されて、四方凸起状円板6
と支持筒5の内面凹部5aとの係止が解かれてシリンダ
一部3が回転自在となる。
尚、この時、回転体1とシリンダ一部3は一体に回転す
る。
る。
支持筒5下部の側方への膨出部分にはネジ貫挿用の透孔
10,10を対向状に穿設し、これに対応して前記回転
体1の周縁には切欠き11.11を刻設したことにより
、該透孔10,10と該切欠き11.11が一致すれば
取付ネジMの挿入螺着ができ、不一致の状態すなわち施
錠状態においては該取付ネジが回転体によって隠される
構造としである。
10,10を対向状に穿設し、これに対応して前記回転
体1の周縁には切欠き11.11を刻設したことにより
、該透孔10,10と該切欠き11.11が一致すれば
取付ネジMの挿入螺着ができ、不一致の状態すなわち施
錠状態においては該取付ネジが回転体によって隠される
構造としである。
尚この隠蔽作用をさらに完全にすべく回転体の切欠き1
1.11においてその下面に突部12,12が対設され
ている。
1.11においてその下面に突部12,12が対設され
ている。
上記実施例についての使用方法と作用を説明すると、第
1〜6図は開錠状態のものであり、特に第1〜3図に示
したように、取付ネジM、Mをそれぞれ透孔10,10
と切欠き11.11とに貫挿し、フォークFの裏面に嵌
合された彎曲板Wに螺止するのみで錠の取付けが完了し
、施錠のためには鍵Kを挿入して例えば矢印T方向(第
1図)に回転体1を帯同したシリンダ一部3を90°回
動させればよい。
1〜6図は開錠状態のものであり、特に第1〜3図に示
したように、取付ネジM、Mをそれぞれ透孔10,10
と切欠き11.11とに貫挿し、フォークFの裏面に嵌
合された彎曲板Wに螺止するのみで錠の取付けが完了し
、施錠のためには鍵Kを挿入して例えば矢印T方向(第
1図)に回転体1を帯同したシリンダ一部3を90°回
動させればよい。
この結果第7図の如く、口片2はスポークS、Sの間に
介入すると共に前記取付ネジM、Mが回転体1に隠蔽さ
れるので、ドライバー等による錠体取外しは不可能とな
る。
介入すると共に前記取付ネジM、Mが回転体1に隠蔽さ
れるので、ドライバー等による錠体取外しは不可能とな
る。
本考案は上記実施例に何ら限定されず、例えば回転体1
の外郭形状を角柱状とし、あるいはこれを大径として前
記切欠きに代えて透孔を穿設し、また前記の切欠き間の
下面の突部12,12を省略すること、クリック機構を
前記と全く異るものとすること、さらにシリンダ一部と
回転体との止着の手段を前記の係止でなくロウ付けなど
とすること等々は全て必要に応じて任意に設計し得る事
項である。
の外郭形状を角柱状とし、あるいはこれを大径として前
記切欠きに代えて透孔を穿設し、また前記の切欠き間の
下面の突部12,12を省略すること、クリック機構を
前記と全く異るものとすること、さらにシリンダ一部と
回転体との止着の手段を前記の係止でなくロウ付けなど
とすること等々は全て必要に応じて任意に設計し得る事
項である。
以上詳述の如く本考案になる錠は、簡潔しかもコンパク
トな構成であり部品数が少く製造容易、製造費低置であ
るに止まらず、操作簡易かつ卓越した破錠防止機能を有
し、該機能に即した意匠的効果を賦与しうるなど、その
効果は極めて多岐にわたるものである。
トな構成であり部品数が少く製造容易、製造費低置であ
るに止まらず、操作簡易かつ卓越した破錠防止機能を有
し、該機能に即した意匠的効果を賦与しうるなど、その
効果は極めて多岐にわたるものである。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は平面図、
第2図は縮少正面図、第3図は縮少左側面図、第4図a
は施錠状態における第1図のA−A線断面図、第4図す
は開錠状態における第1図のA−A線断面図、第5図は
第1図のB−B線断面図、第6図は底面図、第7図は施
錠状態を示した縮少左側面図、第8図は分解状態を示す
縮少した斜視図である。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・口片、3・・・
・・・シリンダ一部、5・・・・・・支持筒、5b・・
・・・・縦溝、10.10・・・・・・透孔、11゜1
1・・・・・・切欠き、M、M・・・・・・取付ネジ。
第2図は縮少正面図、第3図は縮少左側面図、第4図a
は施錠状態における第1図のA−A線断面図、第4図す
は開錠状態における第1図のA−A線断面図、第5図は
第1図のB−B線断面図、第6図は底面図、第7図は施
錠状態を示した縮少左側面図、第8図は分解状態を示す
縮少した斜視図である。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・口片、3・・・
・・・シリンダ一部、5・・・・・・支持筒、5b・・
・・・・縦溝、10.10・・・・・・透孔、11゜1
1・・・・・・切欠き、M、M・・・・・・取付ネジ。
Claims (1)
- シリンダー錠機構を用いた自転車の錠において、シリン
ダ一部3を支持筒5に摺動自在に挿嵌して更に該シリン
ダ一部3の下部を上記支持筒5の内面に可摺動に係止せ
しめる一方該シリンダ一部3をその頂部で回転体1に止
着し、該回転体1に口片2を一体形成もしくは別体形成
後固着せしめ、回転体1の周縁部に切欠き11’、’l
’1等の凹孔を対設すると共に、前記シリンダ一部のタ
ンブラ−14,14・・・・・・を係脱する縦溝5bを
支持筒5の縮径部に刻設せしめ、該支持筒5を、前記シ
リンダ一部3と回転体1の間の空隙に所定角度範囲内で
摺回自在に嵌着し、さらに支持筒5の下部巾広部に穿設
された取付ネジM、M貫挿用の透孔10,10を、開錠
状態において前記回転体1の切欠き11.11等め凹孔
と連通し、一方、施錠状態において該透孔10゜10が
前記回転体1によって隠蔽されるべく構成したことを特
徴とする自転車用の錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP366279U JPS589959Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 自転車用の錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP366279U JPS589959Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 自転車用の錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55103367U JPS55103367U (ja) | 1980-07-18 |
JPS589959Y2 true JPS589959Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=28807856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP366279U Expired JPS589959Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 自転車用の錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589959Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-16 JP JP366279U patent/JPS589959Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55103367U (ja) | 1980-07-18 |
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