JPH059409Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059409Y2 JPH059409Y2 JP1986119205U JP11920586U JPH059409Y2 JP H059409 Y2 JPH059409 Y2 JP H059409Y2 JP 1986119205 U JP1986119205 U JP 1986119205U JP 11920586 U JP11920586 U JP 11920586U JP H059409 Y2 JPH059409 Y2 JP H059409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- click
- ring
- protrusion
- lock body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば自転車を施錠する場合など
に用いられるチエン錠等に採用できるようにした
チエン錠用等の錠前に関する。
に用いられるチエン錠等に採用できるようにした
チエン錠用等の錠前に関する。
従来の技術
錠本体の内面を有底の円筒部に形成して、この
円筒部内に、クリツク音と振動を発生するリング
式の錠機構を内蔵し、円筒部の端面の鍵孔から上
記錠機構に係合する鍵突起を具えた錠杆を差し込
んで施錠し、この錠杆を具えた錠杆体と錠本体を
相対的に左右に所定角度回転することによつて錠
機構から発生される音と振動を手掛かりとして開
錠できるようにしたチエン錠用等の錠前には例え
ば実開昭56−133061号公報がある。
円筒部内に、クリツク音と振動を発生するリング
式の錠機構を内蔵し、円筒部の端面の鍵孔から上
記錠機構に係合する鍵突起を具えた錠杆を差し込
んで施錠し、この錠杆を具えた錠杆体と錠本体を
相対的に左右に所定角度回転することによつて錠
機構から発生される音と振動を手掛かりとして開
錠できるようにしたチエン錠用等の錠前には例え
ば実開昭56−133061号公報がある。
考案が解決しようとする課題
上記従来の錠前は、
(1) 錠本体と錠杆体との合わせ目に三角形のマー
クを付けて、開錠操作の際の始点の表示として
いたので、その表示が分る程度の照明を必要と
し、暗闇のような場所での使用に不都合があつ
た。
クを付けて、開錠操作の際の始点の表示として
いたので、その表示が分る程度の照明を必要と
し、暗闇のような場所での使用に不都合があつ
た。
(2) 錠本体に内蔵するリング式の錠機構は、クリ
ツク音と振動を発生する一方の機構として、錠
本体側の円筒部の底面に凹部を同一円周上に等
間隔に配置していたので、凹部の形成に手数を
要し、コストアツプの原因となつていた。
ツク音と振動を発生する一方の機構として、錠
本体側の円筒部の底面に凹部を同一円周上に等
間隔に配置していたので、凹部の形成に手数を
要し、コストアツプの原因となつていた。
(3) 上記凹部に係脱する凸部を具えて錠杆と一体
に回転するように嵌装した回転板との間に、凹
凸部の係合を弾性的に行わせるコイルばねを、
凸部を具えた上記回転板と、錠機構内に非回転
に配置したスペーサリングとの間に介設してい
たので、錠杆と一体回転する回転板がらせん状
のコイルばねを直接擦過しつつ左右に回転し、
その擦過によるノイズを発生し、正常なクリツ
ク音と振動を伝わり難くする。
に回転するように嵌装した回転板との間に、凹
凸部の係合を弾性的に行わせるコイルばねを、
凸部を具えた上記回転板と、錠機構内に非回転
に配置したスペーサリングとの間に介設してい
たので、錠杆と一体回転する回転板がらせん状
のコイルばねを直接擦過しつつ左右に回転し、
その擦過によるノイズを発生し、正常なクリツ
ク音と振動を伝わり難くする。
(4) 錠杆を施錠する施錠リングに円板を用い、中
心に設けた錠杆の挿入孔の口縁に円弧形の係合
突起を突設していたので、製作に手数を要し、
円筒部内での安定性が悪い。
心に設けた錠杆の挿入孔の口縁に円弧形の係合
突起を突設していたので、製作に手数を要し、
円筒部内での安定性が悪い。
以上のような欠点がある。
そのために、照明のない場所等で使用されるこ
の種の錠前をより使い易く、かつ、製作を容易に
して安定性の良いものにすることが課題となつて
いた。
の種の錠前をより使い易く、かつ、製作を容易に
して安定性の良いものにすることが課題となつて
いた。
課題を解決するための手段
そこで本考案は、円柱状をなす錠本体と、錠本
体の内面に形成した有底の円筒部内に嵌め込まれ
たリング式の錠機構と、この錠機構と係合する鍵
突起を形成した錠杆を一端に具えて錠本体の開口
部と合致するよう同径の円柱状に形成した錠杆体
とを備え、錠本体と錠杆体の側面に、互いに共通
する位置合わせ突条を設け、前記円筒部は一方を
上記突条の内側に沿わせ、軸方向に沿つて直径方
向に対設した2条の条溝を具え、前記錠機構は、
この円筒部の内端から順に、コイルばね、条溝に
掛止される一対の突起を具えた固定クリツク板、
固定クリツク板に設けたクリツク突起と係合する
クリツク溝を端面に具え、内面に錠杆の鍵突起と
係合する挿入孔を具えた短円筒形の回転クリツク
リング、条溝に掛止される一対の突部を具えたス
ペーサリングと、間に次のスペサーリングを挟ん
で、それぞれ上記回転クリツクリングとほぼ同形
の短円筒形に形成され、それぞれの内周面に、錠
杆の鍵突起と係合し、かつ、互いに回転方向に適
宜の角度差を設定した係合突起を設け、錠杆の挿
通孔を具えた施錠リング、以上を嵌め込み、中心
に鍵孔を具え、凹凸に形成した周縁部を前記開口
部の内周面の突条にかしめ止めした蓋板で該開口
部を閉鎖してなるチエン錠等の錠前を提供するも
のである。
体の内面に形成した有底の円筒部内に嵌め込まれ
たリング式の錠機構と、この錠機構と係合する鍵
突起を形成した錠杆を一端に具えて錠本体の開口
部と合致するよう同径の円柱状に形成した錠杆体
とを備え、錠本体と錠杆体の側面に、互いに共通
する位置合わせ突条を設け、前記円筒部は一方を
上記突条の内側に沿わせ、軸方向に沿つて直径方
向に対設した2条の条溝を具え、前記錠機構は、
この円筒部の内端から順に、コイルばね、条溝に
掛止される一対の突起を具えた固定クリツク板、
固定クリツク板に設けたクリツク突起と係合する
クリツク溝を端面に具え、内面に錠杆の鍵突起と
係合する挿入孔を具えた短円筒形の回転クリツク
リング、条溝に掛止される一対の突部を具えたス
ペーサリングと、間に次のスペサーリングを挟ん
で、それぞれ上記回転クリツクリングとほぼ同形
の短円筒形に形成され、それぞれの内周面に、錠
杆の鍵突起と係合し、かつ、互いに回転方向に適
宜の角度差を設定した係合突起を設け、錠杆の挿
通孔を具えた施錠リング、以上を嵌め込み、中心
に鍵孔を具え、凹凸に形成した周縁部を前記開口
部の内周面の突条にかしめ止めした蓋板で該開口
部を閉鎖してなるチエン錠等の錠前を提供するも
のである。
作 用
本考案錠前は、錠本体と錠杆体の側面に、互い
に共通する位置合わせ突条を設けたので、両部材
を開錠操作初期位置に整合させる回転操作が手先
の感覚のみでできる。
に共通する位置合わせ突条を設けたので、両部材
を開錠操作初期位置に整合させる回転操作が手先
の感覚のみでできる。
本考案錠前の錠機構は、クリツク突起を設けた
固定クリツク板とクリツク溝を具えた短円筒形の
回転クリツクリングを組み合わせたので、該部の
製作が容易になり、ノイズが低くなつてクリツク
音と振動の発生が明瞭になり、使い易い。
固定クリツク板とクリツク溝を具えた短円筒形の
回転クリツクリングを組み合わせたので、該部の
製作が容易になり、ノイズが低くなつてクリツク
音と振動の発生が明瞭になり、使い易い。
上記回転クリツクリングともに、各施錠リング
を短円筒形に形成したので、錠杆の挿入孔と挿通
孔が立体的になり、各リングの間隔の保持と円筒
部内での回転をスムーズにする。
を短円筒形に形成したので、錠杆の挿入孔と挿通
孔が立体的になり、各リングの間隔の保持と円筒
部内での回転をスムーズにする。
実施例
以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
図において、Aは一端にチエンCの端部cを止
めピン1で連結する円柱形の錠本体、Bはチエン
Cの他端部c′を一端に連結し、他端に鍵突起2
4,25,26を形成した錠杆bを一体に具え、
錠本体Aと端面同士を重ね合わされる同径の円柱
形の錠杆体、Dは錠本体Aの端面に開口部2′を
開口して軸線方向に形成した有底の円筒部2内に
嵌装したリング式の錠機構である。
めピン1で連結する円柱形の錠本体、Bはチエン
Cの他端部c′を一端に連結し、他端に鍵突起2
4,25,26を形成した錠杆bを一体に具え、
錠本体Aと端面同士を重ね合わされる同径の円柱
形の錠杆体、Dは錠本体Aの端面に開口部2′を
開口して軸線方向に形成した有底の円筒部2内に
嵌装したリング式の錠機構である。
錠本体Aと錠杆体Bは、互いに共通する位置合
わせ突条27,27′を側面に沿つて設け、開錠
操作時の回転初期位置の表示としている。
わせ突条27,27′を側面に沿つて設け、開錠
操作時の回転初期位置の表示としている。
円筒部2はその内面に、一方は上記突条27の
内側に沿わせ、軸方向に沿つて互いに直径方向に
対設した2条の条溝6,6を具えている。
内側に沿わせ、軸方向に沿つて互いに直径方向に
対設した2条の条溝6,6を具えている。
前記錠機構Dは、円筒部2の内端から順に、第
2図に示すように形成したコイルばね4、固定ク
リツク板3、回転クリツクリング7、前後2個の
スペーサリング17、一方のスペーサリング17
を挟んで前後2個の施錠リング11,14、以上
を嵌め込み、開口部2′の内周面の突条21に、
蓋板19の凹凸に形成した周縁部20をかしめ止
めすることによつて、第1図に示すように円筒部
2内に嵌装される。
2図に示すように形成したコイルばね4、固定ク
リツク板3、回転クリツクリング7、前後2個の
スペーサリング17、一方のスペーサリング17
を挟んで前後2個の施錠リング11,14、以上
を嵌め込み、開口部2′の内周面の突条21に、
蓋板19の凹凸に形成した周縁部20をかしめ止
めすることによつて、第1図に示すように円筒部
2内に嵌装される。
固定クリツク板3とスペーサリング17は、そ
れぞれ円板状で、直径方向に突設した一対の突部
5,18を前記条溝6,6にそれぞれ嵌めて非回
転に円筒部2内に掛止されている。
れぞれ円板状で、直径方向に突設した一対の突部
5,18を前記条溝6,6にそれぞれ嵌めて非回
転に円筒部2内に掛止されている。
また、上記の嵌装によつてコイルばね4に背面
から付勢される固定クリツク板3は、正面側に所
定の間隔で配置した4個のクリツク突起9を具
え、これと向かい合う回転クリツクリング7は同
一円周上に10個のクリツク溝10を具え、中心の
挿入孔8に前記錠杆bの鍵突起24を嵌合して、
錠杆bと一体に回転し、クリツク突起9とクリツ
ク溝10との弾性的な係脱によつてクリツク音と
振動を発生する。
から付勢される固定クリツク板3は、正面側に所
定の間隔で配置した4個のクリツク突起9を具
え、これと向かい合う回転クリツクリング7は同
一円周上に10個のクリツク溝10を具え、中心の
挿入孔8に前記錠杆bの鍵突起24を嵌合して、
錠杆bと一体に回転し、クリツク突起9とクリツ
ク溝10との弾性的な係脱によつてクリツク音と
振動を発生する。
前後2個の施錠リング11,14は、回転クリ
ツクリング7とともに短円筒形に形成されてお
り、それぞれの中心に設けた挿通孔12,15に
差し込まれる錠杆bと一体に円筒部2の内周面に
沿つて回転する。
ツクリング7とともに短円筒形に形成されてお
り、それぞれの中心に設けた挿通孔12,15に
差し込まれる錠杆bと一体に円筒部2の内周面に
沿つて回転する。
また、この前後2個の施錠リング11,14
は、第3図に示すように、それぞれ回転クリツク
リング7の中心の挿入孔8に対して円周方向に角
度差を有する1個乃至2個の係合突起13,1
3,16を円筒形の内周面に沿つて一体に具え、
前記錠杆bの鍵突起25を係合突起13,13と
係合させ、該錠杆bの鍵突起26を係合突起16
と係合させる。
は、第3図に示すように、それぞれ回転クリツク
リング7の中心の挿入孔8に対して円周方向に角
度差を有する1個乃至2個の係合突起13,1
3,16を円筒形の内周面に沿つて一体に具え、
前記錠杆bの鍵突起25を係合突起13,13と
係合させ、該錠杆bの鍵突起26を係合突起16
と係合させる。
なお、開口部2′を閉鎖した蓋板19は、中心
に所定の外形の鍵孔22を設け、錠杆bが差し込
まれる。
に所定の外形の鍵孔22を設け、錠杆bが差し込
まれる。
錠杆体Bの背面側に連結される前記チエンCの
端部c′は、該錠杆体Bを円筒形の外筒B′と、錠杆
bを一体成形したフランジ付き円柱体B″とを結
合して、その内部に回転自在に嵌装した回転円板
23に掛止され、錠杆体Bの回転操作によつてね
じれが生じないように設けられている。
端部c′は、該錠杆体Bを円筒形の外筒B′と、錠杆
bを一体成形したフランジ付き円柱体B″とを結
合して、その内部に回転自在に嵌装した回転円板
23に掛止され、錠杆体Bの回転操作によつてね
じれが生じないように設けられている。
上記のように構成したこの錠前は、錠杆体Bを
任意の方向は任意の角度回転し、施錠リング1
1,14を回転させることによつて、各鍵突起2
5,26と挿通孔12,15との間に食い違いを
形成して錠杆bを錠本体A内に掛止する。また、
開錠の際は、錠杆体Bの突条27′を位置合わせ
の突条27に一致させてから施錠リング11,1
4に設定されている回転角度に応じて左右に回転
すると、挿通孔12,15が錠杆bの鍵突起2
5,26と同じ直線上に揃い、錠杆bの抜き出し
を可能にする。
任意の方向は任意の角度回転し、施錠リング1
1,14を回転させることによつて、各鍵突起2
5,26と挿通孔12,15との間に食い違いを
形成して錠杆bを錠本体A内に掛止する。また、
開錠の際は、錠杆体Bの突条27′を位置合わせ
の突条27に一致させてから施錠リング11,1
4に設定されている回転角度に応じて左右に回転
すると、挿通孔12,15が錠杆bの鍵突起2
5,26と同じ直線上に揃い、錠杆bの抜き出し
を可能にする。
開錠操作の際の錠杆体Bの回転角は、固定クリ
ツク板3と回転クリツクリング7が発するクリツ
ク音と振動とによつてデジタル的に察知できる。
ツク板3と回転クリツクリング7が発するクリツ
ク音と振動とによつてデジタル的に察知できる。
なお、図示した実施例は、本考案をチエン錠に
用いているが、チエンCに代えて両端に環体また
はぎぼし状に大径部を具えたワイヤを連結してワ
イヤ錠とする場合もある。
用いているが、チエンCに代えて両端に環体また
はぎぼし状に大径部を具えたワイヤを連結してワ
イヤ錠とする場合もある。
考案の効果
前記のように、本考案錠前は、円柱錠をなす錠
本体と、錠本体の内面に形成した有底の円筒部内
に嵌め込まれたリング式の錠機構と、この錠機構
と係合する鍵突起を形成した錠杆を一端に具えて
錠本体の開口部と合致するよう同径の円柱状に形
成した錠杆体とを備えた錠前において、錠本体と
錠杆体の側面に、互いに共通する位置合わせ突条
を設けたので、両部材を開錠操作初期位置に整合
させる回転操作が手先の感覚のみででき、照明を
全く不要にした開錠ができる。
本体と、錠本体の内面に形成した有底の円筒部内
に嵌め込まれたリング式の錠機構と、この錠機構
と係合する鍵突起を形成した錠杆を一端に具えて
錠本体の開口部と合致するよう同径の円柱状に形
成した錠杆体とを備えた錠前において、錠本体と
錠杆体の側面に、互いに共通する位置合わせ突条
を設けたので、両部材を開錠操作初期位置に整合
させる回転操作が手先の感覚のみででき、照明を
全く不要にした開錠ができる。
また、本考案錠前の錠機構は、クリツク突起を
設けた固定クリツク板とクリツク溝を備えた短円
筒形の回転クリツクリングを組み合わせたので、
該部の製作が容易になり、ノイズが低くなつてク
リツク音と振動の発生が明瞭になり、前記従来の
錠前に比べて使い易い。
設けた固定クリツク板とクリツク溝を備えた短円
筒形の回転クリツクリングを組み合わせたので、
該部の製作が容易になり、ノイズが低くなつてク
リツク音と振動の発生が明瞭になり、前記従来の
錠前に比べて使い易い。
さらに、上記回転クリツクリングともに、各施
錠リングを短円筒形に形成したので、錠杆の挿入
孔と挿通孔が立体的になり、各リングの間隔の保
持と円筒部内での回転がスムーズになるので、こ
の種の錠機構の製作と組立を容易にし、丈夫に作
ることができ、かつ、使い易くなる。
錠リングを短円筒形に形成したので、錠杆の挿入
孔と挿通孔が立体的になり、各リングの間隔の保
持と円筒部内での回転がスムーズになるので、こ
の種の錠機構の製作と組立を容易にし、丈夫に作
ることができ、かつ、使い易くなる。
本考案には以上のような優れた実用的効果があ
る。
る。
第1図は本考案の実施例の開錠状態を示す一部
切欠縦断面図、第2図は実施例の分解斜視図、第
3図は実施例に用いた回転クリツクリングイと2
個の施錠リングロ,ハの各正面図である。 A……錠本体、1……止めピン、2……円筒
部、2′……開口部、3……固定クリツク板、4
……コイルばね、5……突部、6……条溝、7…
…回転クリツクリング、8……挿入孔、9……ク
リツク突起、10……クリツク溝、11……施錠
リング、12……挿通孔、13……係合突起、1
4……施錠リング、15……挿通孔、16……係
合突起、17……スペーサリング、18……突
部、19……蓋板、20……周縁部、21……突
条、22……鍵孔、B……錠杆体、B′……外筒、
B″……円柱体、b……錠杆、23……掛止円板、
24,25,26……鍵突起、27,27′……
位置合わせの突条、C……チエン、c,c′……端
部、D……錠機構。
切欠縦断面図、第2図は実施例の分解斜視図、第
3図は実施例に用いた回転クリツクリングイと2
個の施錠リングロ,ハの各正面図である。 A……錠本体、1……止めピン、2……円筒
部、2′……開口部、3……固定クリツク板、4
……コイルばね、5……突部、6……条溝、7…
…回転クリツクリング、8……挿入孔、9……ク
リツク突起、10……クリツク溝、11……施錠
リング、12……挿通孔、13……係合突起、1
4……施錠リング、15……挿通孔、16……係
合突起、17……スペーサリング、18……突
部、19……蓋板、20……周縁部、21……突
条、22……鍵孔、B……錠杆体、B′……外筒、
B″……円柱体、b……錠杆、23……掛止円板、
24,25,26……鍵突起、27,27′……
位置合わせの突条、C……チエン、c,c′……端
部、D……錠機構。
Claims (1)
- 円柱状をなす錠本体Aと、錠本体Aの内面に形
成した有底の円筒部2内に嵌め込まれたリング式
の錠機構Dと、この錠機構Dと係合する鍵突起2
4,25,26を形成した錠杆bを一端に具えて
錠本体Aの開口部2′と合致するよう同径の円柱
状に形成した錠杆体Bとを備え、錠本体Aと錠杆
体Bの側面に、互いに共通する位置合わせ突条2
7,27′を設け、前記円筒部2は一方を上記突
条27の内側に沿わせ、軸方向に沿つて直径方向
に対設した2条の条溝6,6を具え、前記錠機構
Dは、この円筒部2の内端から順に、コイルばね
4、条溝6,6に掛止される一対の突起5,5を
具えた固定クリツク板3、固定クリツク板3に設
けたクリツク突起9と係合するクリツク溝10を
端面に具え、内面に錠杆bの鍵突起24を係合す
る挿入孔8を具えた短円筒形の回転クリツクリン
グ7、条溝6,6に掛止される一対の突部18を
具えたスペーサリング17と、間に次のスペサー
リング17を挟んで、それぞれ上記回転クリツク
リング7とほぼ同形の短円筒形に形成され、それ
ぞれの内周面に、錠杆bの鍵突起25,26と係
合し、かつ、互いに回転方向に適宜の角度差を設
定した係合突起13,16を設け、錠杆bの挿通
孔12,15を具えた施錠リング11,14、以
上を嵌め込み、中心に鍵孔22を具えて凹凸に形
成した周縁部20を前記開口部2′の内周面の突
条21にかしめ止めした蓋板19で該開口部2′
を閉鎖してなるチエン錠等の錠前。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986119205U JPH059409Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986119205U JPH059409Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6325769U JPS6325769U (ja) | 1988-02-19 |
JPH059409Y2 true JPH059409Y2 (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=31006353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986119205U Expired - Lifetime JPH059409Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059409Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56133061U (ja) * | 1980-03-10 | 1981-10-08 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP1986119205U patent/JPH059409Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6325769U (ja) | 1988-02-19 |
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