JPS6315314Y2 - - Google Patents

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JPS6315314Y2
JPS6315314Y2 JP10998483U JP10998483U JPS6315314Y2 JP S6315314 Y2 JPS6315314 Y2 JP S6315314Y2 JP 10998483 U JP10998483 U JP 10998483U JP 10998483 U JP10998483 U JP 10998483U JP S6315314 Y2 JPS6315314 Y2 JP S6315314Y2
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plate
windshield
windshield plate
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cam
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JP10998483U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前面に窓孔を開口した帽体に、その
窓孔を開閉し得る風防板を備えた、ヘルメツトに
おける風防板の開度調節装置に関する。
従来、ヘルメツトにおいて、風防板を複数段階
の開度位置を保持し得るよう、風防板と帽体との
間にクリツクストツプ機構を設けることが知られ
ている。
しかしながら、上記クリツクストツプ機構の保
持段数を増やすには構造上の限界があり、全閉位
置から第1段目の開放位置で風防板を保持させて
も、その開度はかなり大きなものとなる。ところ
が、降雨時あるいは寒冷時、換気により風防板の
内面の曇りを取るために風防板を開放する際に
は、雨や寒気が帽体内に侵入しないように微小開
度に保持する必要がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、風防板を従来通り複数段階の開度位置に保持
し得る上、その一段階の開度より小さい開度にも
容易に保持し得るようにした、簡単有効なヘルメ
ツトにおける風防板の開度調節装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、帽体の
側面に固着された支承板に風防板を回動自在に軸
支し、これら支承板及び風防板間に該風防板を複
数段階の開度位置に保持し得る第1クリツクスト
ツプ機構を設け、また前記支承板には、風防板の
端縁に係合して、前記第1クリツクストツプ機構
により規定される一段階の開度より小さい開度に
風防板を開き得るカムを回動自在に軸支し、これ
ら支承板及びカム間に、該カムを複数段階の回動
位置に保持し得る第2クリツクストツプ機構を設
けたことを特徴とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、帽体1の前面には装着者が顔面が臨む
窓孔2が開口され、その窓孔2は両端部を帽体1
の両側面に上下回動自在に枢支される風防板3に
より開閉されるようになつている。
風防板3の帽体1に対する枢支構造は同一であ
るから、左側のものについて説明すると、第1〜
第3図および第7図に示すように帽体1の側面に
は第1,第2ねじ孔41,42が上,下に位置させ
て形成されており、各ねじ孔41,42を囲繞する
貫通孔5,6を持つ支承板7が帽体1の側面に固
着される。支承板7には、上部貫通孔41と同心
状に支承筒8が突設され、その支承筒8外周面に
風防板3の取付孔9が回動自在に嵌合される。ま
た支承板7の後縁に突設された弾性突出板10外
面には、複数の山形歯11が放射方向に形成さ
れ、その山形歯11に風防板3の内面に同様に形
成された複数の山形歯12が噛合している。かく
して突出板10および両山形歯11,12は、風
防板3を数段階に開放保持し得る第1クリツクス
トツプ機構C1を構成する。
保護カバー13の内面には段付筒14が突設さ
れており、そのねじ挿通孔15を有する小径部1
6が支承筒8内周面に嵌合され、また大径部17
端面が支承筒8の開口端面に衝合して支承板7と
大径部17端面間に風防板3の取付孔9周縁が挟
まれている。
保護カバー13の外側から段付筒14内に取付
ねじ18が挿入され、それは風防板3および支承
板7を貫通して第1ねじ孔41に螺着される。取
付ねじ18の頭部19はねじ挿通孔15周縁に係
合する。
保護カバー13の前部と帽体1間には、風防板
3の回動を許容すべく間〓20が形成され、また
保護カバー13の回止めは、第4図に示すように
その下部内面の係合爪21を支承板7の係合孔2
2に係合することにより行われる。
上記構成において、風防板3の上下方向への回
動は、その山形歯12が突出板10の撓みを利用
してその山形歯11と食違うことにより許容さ
れ、また風防板3の開放位置は突出板10の弾性
によりその山形歯11が風防板3の山形歯12に
噛合することにより保持される。
次に、風防板3の微小開度調節装置について説
明すると、第1,第2図および第5〜第7図に示
すように操作子23は環状つまみ部24と、その
内端面に突設されたカムとしてのカム筒部25を
有する。カム筒部25の外周面の形状は、その切
欠部26の一端より他端に至る間においてつまみ
部24の中心からの偏心量が漸次大きくなるよう
に形成されている。その偏心量の最も小さい側に
位置する切欠部26の内面26aには弾性係合爪
27がカム筒部25の周方向に突設されている。
ストツパ筒28は、外周面に円周上等間隔に形
成された複数の係合溝29を有する係合部30
と、その内端面に突設され、外周面の輪郭を多角
形に形成された固定部31とよりなる。
ストツパ筒28は操作子23に嵌合されて、そ
の係合部30の内端面をカム筒部25内周面の環
状突起32に当接させてあり、これにより係合爪
27の先端が係合溝29に係合する。操作子23
は、カム筒部25をカバー13の取付孔33に貫
通させ、またつまみ部24内端面を取付孔33周
縁に衝合させて配設され、その際ストツパ筒28
の固定部31は、支承板7の下部貫通孔6を囲繞
する保持筒34の多角形取付孔35に嵌合され、
これによりストツパ筒28の回止めがなされる。
カム筒部25の内端側は、偏心量の最も大きい
側に位置する切欠部26の内面26bから円周方
向に沿つて略三ケ月形をなす突起部36が形成さ
れるように切欠かれており、その突起部36の両
端面間に、第6図に示すように保持筒34の外周
面に突設されたストツパ片37が位置する。
ストツパ筒28には取付ねじ38が挿通され、
それは第2ねじ孔42に螺着される。取付ねじ3
8の頭部39はストツパ筒28の外端面に衝合
し、これにより係合部30と保持筒34端面間に
カム筒部25内周面の環状突起32を挟持して操
作子23、したがつてカム筒部25が帽体1に往
復回動自在に取付けられる。
かくして、係合爪27およびストツパ筒28は
操作子23、したがつてカム筒部25の間欠的往
復回動を許容すると共にカム筒部25を所定の回
転位置に保持し得る第2クリツクストツプ機構
C2を構成する。
風防板3の下縁には、それの全閉を許容すべく
カム筒部25を逃げる傾斜面3aが形成される。
次に、この実施例の作用について説明すると、
風防板3が窓孔2を全閉している状態では、カム
筒部25が不作動位置にあつてその突起部36の
偏心量の最も大きい側の一端面、即ち切欠部26
の内面26bが第6図に明示するようにストツパ
片37に衝合し、また風防板3の傾斜面3aはカ
ム筒部25の偏心量の小さい側の外周面に接触し
ている。
この状態から操作子23を第1,第2,第6図
時計方向に回動させると、カム筒部25が間欠回
動し、風防板3の傾斜面3aとカム筒部25の外
周面との摺接部においてカム筒部25の偏心量が
漸増するので風防板3が上方へ押上げられて第1
図鎖線示のように微小開度に開放される。この風
防板3の開放動作は係合爪27が、その弾性によ
り外方へ撓むことにより許容される。一方、風防
板3の開放位置、したがつてカム筒部25の作動
位置は係合爪27の係合溝29に対する係合によ
り保持されるので、両者27,29の協働により
風防板3の開度が数段階に調節される。突起部3
6の他端面36aがストツパ片37に衝合すると
風防板3の微小開度が最大に保持される。この最
大微小開度は、風防板3側の第1クリツクストツ
プ機構C1の第1段目の開度より小さくなるよう
になつている。
風防板3を全閉状態に戻す場合は、操作子23
を第1図反時計方向に回動させた後風防板3を下
方へ回動させる。
以上のように本考案によれば、帽体の側面に固
着された支承板に風防板を回動自在に軸支し、こ
れら支承板及び風防板間に該風防板を複数段階の
開度位置に保持し得る第1クリツクストツプ機構
を設け、また前記支承板には、風防板の端縁に係
合して、前記第1クリツクストツプ機構により規
定される一段階の開度より小さい開度に風防板を
開き得るカムを回動自在に軸支し、これら支承板
及びカム間に、該カムを複数段階の回動位置に保
持し得る第2クリツクストツプ機構を設けたの
で、第1クリツクストツプ機構により風防板を複
数段階の開度位置に保持し得るのみならず、カム
と第2クリツクストツプ機構との協働により、第
1クリツクストツプ機構による一段階の開度より
小さい開度を以て複数段階に亘り風防板の微小開
度調節をすることができ、その微小開度調節によ
れば降雨量や寒冷の程度に応じて帽体内の換気量
の微調節が可能であり、雨や寒気の帽体内への侵
入を抑えつつ風防板内面の曇りを取ることができ
る。
しかも、風防板及びカム、並びに第1,第2ク
リツクストツプ機構は帽体に固着される共通の支
承板に設けられるので、それらの取付構造が簡単
であると共に、帽体には多くの加工を施す必要が
なく、帽体の強度確保に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の側面図、第2図は要部の一部破断側面
図、第3図は第2図−線断面図、第4図は第
2図−線断面図、第5図は第2図−線断
面図、第6図はカムとストツパ片の関係を示す側
面図、第7図は要部の分解斜視図である。 C2……クリツクストツプ機構、1……帽体、
2……窓孔、3……風防板、25……カムとして
のカム筒部、7……支承板、C1……第1クリツ
クストツプ機構、C2……第2クリツクストツプ
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に窓孔2を開口した帽体1に、回動により
    その窓孔2を開閉し得る風防板3を備えた、ヘル
    メツトにおけるシールド板の開度調節装置におい
    て、帽体1の側面に固着された支承板7に風防板
    3を回動自在に軸支し、これら支承板7及び風防
    板3間に該風防板3を複数段階の開度位置に保持
    し得る第1クリツクストツプ機構C1を設け、ま
    た前記支承板7には、風防板3の端縁に係合し
    て、前記第1クリツクストツプ機構C1により規
    定される一段階の開度より小さい開度に風防板3
    を開き得るカム25を回動自在に軸支し、これら
    支承板7及びカム25間に、該カム25を複数段
    階の回動位置に保持し得る第2クリツクストツプ
    機構C2を設けたことを特徴とする、ヘルメツト
    における風防板の開度調節装置。
JP10998483U 1983-07-15 1983-07-15 ヘルメットにおける風防板の開度調節装置 Granted JPS6020541U (ja)

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JP10998483U JPS6020541U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ヘルメットにおける風防板の開度調節装置

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JPS6020541U JPS6020541U (ja) 1985-02-13
JPS6315314Y2 true JPS6315314Y2 (ja) 1988-04-28

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EP0498099A1 (en) * 1991-02-04 1992-08-12 Shoei Kako Kabushiki Kaisha Apparatus for controlling the degree of opening of a helmet visor
EP0502272A1 (en) * 1991-02-19 1992-09-09 Shoei Kako Kabushiki Kaisha Helmet with visor

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