JP2001105859A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2001105859A
JP2001105859A JP28338499A JP28338499A JP2001105859A JP 2001105859 A JP2001105859 A JP 2001105859A JP 28338499 A JP28338499 A JP 28338499A JP 28338499 A JP28338499 A JP 28338499A JP 2001105859 A JP2001105859 A JP 2001105859A
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JP
Japan
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sun visor
hollow shaft
support shaft
vehicle
outer cylinder
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JP28338499A
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Hiroyuki Kurahashi
宏幸 倉橋
Takayuki Taguchi
貴之 田口
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Neo Ex Lab Inc
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Neo Ex Lab Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンバイザ本体の回動操作時に異音が発生し
ないようにする。 【解決手段】 本発明に係る車両用サンバイザは、サン
バイザ本体を回動可能に支持する支軸11が中空軸体1
4とその中空軸体14の外周の全部又は一部を被う外筒
体15とにより構成されている車両用サンバイザにおい
て、支軸11は、サンバイザ本体が回動する際に、中空
軸体14と外筒体15との相対回動を防止する手段を有
している。このため、サンバイザ本体の回動操作時に支
軸の外筒体15が中空軸体14からズレることがなく、
異音の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンバイザ本体を
回動可能に支持する支軸が中空軸体とその中空軸体の外
周の全部又は一部を被う外筒体とにより構成されている
車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用サンバイザは、サンバイザ本体1
10と、そのサンバイザ本体110を回動可能に支持し
て車室天井面T(図4参照)に取付ける支軸101とを
備えている。前記サンバイザ本体110は本来太陽光を
遮る部材であるが、その付属品として例えば化粧用の照
明付ミラー等を装備しているタイプのものもある。この
様なサンバイザ本体110を支持する支軸101は、照
明用の電気配線を通せるように、中空軸状のものが好適
に使用される。図6(A),(B)には、強度確保のた
め、金属製の円形パイプによって中空軸体104を形成
し、その中空軸体104の外周を合成樹脂製の外筒体1
05によって被った支軸101が示されている。
【0003】前記支軸101は略L字形に成形され、そ
の支軸101の先端側がサンバイザ本体110の軸受ケ
ース113に収納される。前記サンバイザ本体110の
軸受ケース113には、前記支軸101を半径方向から
挟んで止める係止バネ115が組み付けられており(図
6(C)参照)、その係止バネ115によってサンバイ
ザ本体110と支軸101とが相対回動可能に連結され
る。このように、前記支軸101はサンバイザ本体11
0の係止バネ115によって半径方向から挟まれている
ため、前記サンバイザ本体110に外力が加わらない状
態では、そのサンバイザ本体110は係止バネ115の
バネ力によって支軸101に固定される。また、運転者
がサンバイザ本体110を回動操作すると、サンバイザ
本体110は係止バネ115のバネ力に抗し、支軸10
1に対して回動操作力の方向に回動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記車両用サ
ンバイザによると、支軸101は円形パイプ状の中空軸
体104を合成樹脂製の外筒体105で被う構造のた
め、中空軸体104に対する外筒体105の周方向の張
付力が小さい。このため、サンバイザ本体110の回動
力が係止バネ115を介して支軸101に加わり、支軸
101の外筒体105が係止バネ115によって回動方
向に引っ張られると、その外筒体105は中空軸体10
4に対して回動方向にズレる。即ち、前記中空軸体10
4は車室天井面Tに強固に固定されているのに対し、外
筒体105はその中空軸体104に張付いている状態の
ため、支軸101に対してサンバイザ本体110からの
回動力が加わると、外筒体105は張付力に抗して中空
軸体104から引き離され、回動方向にズレる。このた
め、サンバイザ本体を回動操作する際に、異音が発生す
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、サンバイザ
本体を回動操作する際に、支軸の外筒体と中空軸体とが
相対回動しないようにして、異音の発生を防止すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、請求項
1に記載された車両用サンバイザによって解決される。
本発明によると、支軸には、サンバイザ本体が回動する
際に中空軸体と外筒体との相対回動を防止する手段が設
けられているため、サンバイザ本体の回動操作時に支軸
の外筒体が中空軸体からズレることがなく、異音の発生
を防止できる。
【0007】上記した課題は、請求項2に記載された車
両用サンバイザによって解決される。本発明によると、
中空軸体のうち外筒体に被われた箇所の全部又は一部の
断面形状が非円形であるため、特に回動防止部材等を設
けなくても中空軸体に対する外筒体の回動を防止でき
る。このため、回動防止手段のコストがさほど高くなら
ない。
【0008】上記した課題は、請求項3に記載された車
両用サンバイザによって解決される。本発明によると、
中空軸体のうち外筒体に被われた箇所の全部又は一部の
外表面には凹凸が形成されているため、中空軸体の外表
面と外筒体の内表面との密着度が大きくなり、中空軸体
に対する外筒体の回動を確実に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に基づいて、本
発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの説明を
行う。ここで、図1(A)は本実施の形態に係る車両用
サンバイザおける支軸の全体斜視図、図1(B)は図1
(A)のB−B矢視図であり、図2は前記車両用サンバ
イザの要部構造を表す縦断面図、図3は図2のIII−III
矢視図である。図4は車両用サンバイザを車室天井面に
取付けた状態を表す斜視図である。
【0010】車両用サンバイザ10は、図4に示される
ように、サンバイザ本体20と、そのサンバイザ本体2
0を回動可能に支持して車室天井面Tに取付ける支軸1
1とを備えている。前記支軸11は、図1(A)及び図
2に示されるように、略L字形に成形されており、その
基端部に支軸11を車室天井面Tに取付けるブラケット
12がフランジ状に連結されている。また、前記支軸1
1の中央部よりも先端側にはサンバイザ本体20の後記
する係止バネ25と係合する平坦な係合面13が形成さ
れている。
【0011】前記支軸11は、図2に示されるように、
金属製パイプを略L字形に屈曲成形した中空軸体14
と、その中空軸体14の外周を被うようにしてその中空
軸体14と一体に設けられた合成樹脂製の外筒体15と
から構成されている。前記中空軸体14は支軸11の係
合面13に対応する部分が断面略菱形の筒状に成形され
ており(図1(B)参照)、その他の部分が円筒形に成
形されている。また、前記外筒体15は、中空軸体14
の外周面に対し合成樹脂を射出成形することにより形成
される。即ち、中空軸体14の外周面と外筒体15の内
周面とは密着状態に保持される。
【0012】このように、前記支軸11は係合面13の
位置で、図1(B)に示されるように、中空軸体14の
断面形状が略菱形であり、さらに中空軸体14と外筒体
15とは密着状態に保持されるため、係合面13の位置
で外筒体15に軸回りの回動力が加わってもその外筒体
15が中空軸体14に対して回動方向にズレることがな
い。また、支軸11を中空状に成形することにより、サ
ンバイザ本体20に例えば照明付ミラー等を装着する際
に、照明用の電気配線Kをその支軸11の内部に通すこ
とが可能になる(図2,図3参照)。さらに、支軸11
の中空軸体14を金属製パイプにより成形するため、そ
の支軸11の強度も確保できる。
【0013】前記サンバイザ本体20の一隅部近傍に
は、図2に示されるように、前記支軸11を収納する軸
受ケース23が内設され、その軸受ケース23に前記支
軸11の係合面13の部分を半径方向から挟んで止める
係止バネ25が組み付けられている。前記係止バネ25
は、支軸11とサンバイザ本体20とを相対回動が可
能、かつ軸方向に相対移動不能に連結する部材であり、
前記支軸11に対して常に半径方向外側から押圧力を付
与できる構造となっている(図3参照)。
【0014】このように、前記支軸11はサンバイザ本
体20の係止バネ25によって半径方向から挟まれてい
るため、前記サンバイザ本体20に外力が加わらない状
態では、そのサンバイザ本体20は係止バネ25のバネ
力によって支軸11に固定される。また、運転者がサン
バイザ本体20を回動操作すると、サンバイザ本体20
は係止バネ25のバネ力に抗し、支軸11に対して回動
操作力の方向に回動する。
【0015】前記係止バネ25には平坦な係止面25f
が形成されており、その係止面25fが支軸11の係合
面13と面接触することにより、サンバイザ本体20は
係止バネ25のバネ力により車室天井面(格納位置)の
位置に保持される。
【0016】前述のように、運転者がサンバイザ本体2
0を回動操作すると、サンバイザ本体20の回動力が係
止バネ25を介して支軸11に加わり、支軸11の外筒
体15は係止バネ25によって回動方向の力を受ける。
しかし、前記支軸11は係合面13の位置で、図1
(B)に示されるように、中空軸体14の断面形状が略
菱形であり、前記中空軸体14と外筒体15とは密着状
態に保持される。このため、その外筒体15は車室天井
面Tの強固に固定されている中空軸体14に対して回動
方向にズレることがない。このため、サンバイザ本体2
0の回動操作時における異音の発生を防止でき、不愉快
感を払拭できる。
【0017】ここで、本実施の形態に係る車両用サンバ
イザ10では支軸11の係合面13の位置で中空軸体1
4を断面略菱形に形成する例を示したが、図5(A),
(B)に示されるように、断面楕円形あるいは断面角形
等に成形してもよい。このように、中空軸体14の断面
形状を非円形にすることで、その中空軸体14に対する
外筒体15のズレを防止できるため、ズレ防止手段のコ
ストがさほど高くならない。
【0018】また、中空軸体14を円形に製作しても、
図5(C),(D)に示されるように、中空軸体14の
外表面に突起14xあるいは突条14yを設ければ、中
空軸体14に対する外筒体15のズレを防止できる。さ
らに、本実施の形態に係る車両用サンバイザ10では支
軸11の係合面13の位置で中空軸体14を断面略菱形
等に形成する例を示したが、これに限られず、中空軸体
14を全体的に断面略菱形等に成形することも可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、サンバイザ本体の回動
操作時における支軸の外筒体と中空軸体との相対回動に
起因した異音の発生を防止できるため、回動操作時の不
愉快感がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイ
ザの支軸の全体斜視図(A図)、及びA図のB−B矢視
図(B図)である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイ
ザの要部構造を表す縦断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイ
ザを車室天井面に取付けた状態を表す斜視図である。
【図5】車両用サンバイザの支軸を構成する種々の中空
軸体を表す断面図(A図),(B図),(C図),(D
図)である。
【図6】従来の車両用サンバイザを構成する支軸の全体
斜視図(A図)、A図のB−B矢視図(B)、及び車両
用サンバイザの縦断面図(C図)である。
【符号の説明】
11 支軸 13 係合面 14 中空軸体 14x 突起(凹凸) 14y 突条(凹凸) 15 外筒体 20 サンバイザ本体 25 係止バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体を回動可能に支持する支
    軸が中空軸体とその中空軸体の外周の全部又は一部を被
    う外筒体とにより構成されている車両用サンバイザにお
    いて、 前記支軸は、サンバイザ本体が回動する際に、中空軸体
    と外筒体との相対回動を防止する手段を有することを特
    徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車両用サンバイザ
    において、 前記中空軸体のうち前記外筒体に被われた箇所の全部又
    は一部の断面形状が非円形であることを特徴とする車両
    用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された車両用サンバイザ
    において、 前記中空軸体のうち前記外筒体に被われた箇所の全部又
    は一部の外表面に凹凸が形成されていることを特徴とす
    る車両用サンバイザ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011664A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Neoex Lab Inc 車両用サンバイザ
JP2009269514A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Hayashi Telempu Co Ltd 自動車のサンバイザーのシャフト構造
JP2014118057A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Kasai Kogyo Co Ltd サンバイザのシャフト構造
JP2015101187A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 河西工業株式会社 車両用サンバイザー

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