JP2003011664A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2003011664A JP2001200789A JP2001200789A JP2003011664A JP 2003011664 A JP2003011664 A JP 2003011664A JP 2001200789 A JP2001200789 A JP 2001200789A JP 2001200789 A JP2001200789 A JP 2001200789A JP 2003011664 A JP2003011664 A JP 2003011664A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強された支軸を備える車両用サンバイザを
提供することを課題とする。 【解決手段】 取付ブラケット4を介して車室天井面1
0に取付けられる支軸3と、その支軸3に回動可能に取
付けられるバイザ本体とを備える車両用サンバイザであ
って、支軸3は、金属製の内筒体30と、樹脂製の外筒
体31とを備える。そして外筒体31の一端寄りの外周
には、取付ブラケット4のボス部41に形成された止着
部43に係合して、軸方向の移動が阻止される係合凹部
3cが形成され、内筒体30と外筒体31の間には、少
なくとも一方の筒体から他方の筒体へ張出すことで、こ
れら両筒体を係合して、外筒体31の係合凹部3cを補
強する補強部が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取付ブラケット
を介して車室天井面に取付けられる支軸と、該支軸に回
動可能に取付けられるバイザ本体とを備える車両用サン
バイザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両用サンバイザは、車室内への光
を遮るバイザ本体と、そのバイザ本体を車室天井面に取
付けるための支軸とを主体に構成されていた。この支軸
は、一端側が車室天井面に取付けられた取付ブラケット
に取付けられ、バイザ本体が他端側に回動可能に取付け
られ、これによってバイザ本体が支軸を介して車室天井
面に取付けられていた。そして支軸のなかには、パイプ
状に形成されるものが知られていた。例えばランプがバ
イザ本体に設けられ、このランプへの電源を供給するた
めのリード線を支軸に配設するために、支軸がパイプ状
に形成される場合があった。パイプ状に形成される支軸
は、通常金属製の内筒体と、樹脂製の外筒体とを備えて
形成されていた。
【0003】そして支軸の一端寄りの外周には、取付ブ
ラケットのボス部に形成された止着部に係合する係合凹
部が設けられており、支軸は、係合凹部を止着部に係合
させることで、取付ブラケットからの軸方向の移動が阻
止されていた。ところで取付ブラケットと支軸との間に
強い衝撃が加わると、支軸と取付ブラケットとの係合箇
所となる係合凹部に強い衝撃が加わる場合もある。しか
し、係合凹部が設けられた外筒体は樹脂製であって金属
製の内筒体よりも剛性が小さい。そのため係合凹部が破
損して、係合凹部よりも先端側の外筒体が内筒体から抜
け落ちるおそれがあると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の問題点に鑑みて、補強された支軸を備える車両用サン
バイザを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記各請求項に記載のとおりの構成を備え
る車両用サンバイザであることを特徴とする。請求項1
の記載によれば、車両用サンバイザは支軸を備え、その
支軸は、金属製の内筒体と、樹脂製の外筒体とを備え
る。また外筒体の一端寄りの外周には、取付ブラケット
のボス部に形成された止着部に係合して、軸方向の移動
が阻止される係合凹部が形成されている。また内筒体と
外筒体の間には、係合凹部を補強する構造が設けられて
いる。すなわち内筒体と外筒体の間には、少なくとも一
方の筒体から他方の筒体へ張出すことで、これら両筒体
を係合して、外筒体の係合凹部を補強する補強部が設け
られている。
【0006】上記のように補強部によって両筒体が係合
しているため、外筒体は内筒体に対して軸方向への移
動、すなわち抜け方向への移動がしにくい構造となって
いる。換言すると、補強部は他方側へ張出して形成され
ているため、軸方向に対して直交方向あるいは略直交方
向をなして形成され、これによって外筒体が内筒体に対
して軸方向への移動を防止するような構造となってい
る。したがって軸方向への力が外筒体に加わった場合、
外筒体は、補強部によって内筒体に対しての軸方向への
動きが押えられる。
【0007】ところで支軸は、係合凹部を備えており、
この係合凹部に取付ブラケットの止着部が係合され、取
付ブラケットを介して車室天井面に取付けられる。した
がって支軸は、車室天井面から抜けようとする外力を受
けると、その外力の大部分が係合凹部近傍の外筒体に加
わる。そのため係合凹部の近傍よりも先端部分における
外筒体が内筒体に対して抜けようとする力を受ける。こ
れに対して本発明では、補強部が外筒体と内筒体との間
に設けられている。そのため外筒体は、補強部によって
内筒体に対して抜け方向の動きが抑制され、これによっ
て外筒体の係合凹部を補強している。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、補強部
は、内筒体の先端を外筒体側へ拡開状にすることで形成
されている。すなわち内筒体の先端を外筒体側へ、すな
わち外周方向へ拡開状にすることで補強部を形成してお
り、内筒体の先端に補強部が設けられている。内筒体の
先端を加工等することは、内筒体の他部分を加工するこ
とに比べて加工位置の決定が不要であったり、器具の設
置が容易等の理由で容易である。また内筒体は、外筒体
に比べて肉厚が薄いことが多い。そのため、外筒体から
内筒体へ張出して補強部を形成する形態よりも、内筒体
から外筒体へ張出して補強部を形成する形態の方が、補
強部を大きくすることができる。そのため内筒体に補強
部を形成することは、外筒体に補強部を形成するよりも
容易である。したがって以上の理由等により補強部は、
容易に形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図にしたが
って説明する。車両用サンバイザ1は、図1に示すよう
に車室内への光を遮るバイザ本体2と、車室天井面10
に取付けられる取付ブラケット4と、この取付ブラケッ
ト4を介して車室天井面10に取付けられる支軸3とを
主体として構成され、支軸3にバイザ本体2が回動可能
に取付けられることでバイザ本体2が車室天井面10に
回動可能に取付けられている。バイザ本体2は、樹脂等
を素材として形成された板部材と、その板部材の表面に
装着される表皮とを主体に構成され、板部材の厚み内に
は、支軸3が回動可能に装着される軸受部材20を有す
る(図1参照)。
【0010】また取付ブラケット4は、樹脂を素材とし
て成形されており、図2に示すように円形板状の当接部
40と、当接部40の中心部から略筒状に延出したボス
部41を主体に構成されている。当接部40は、図3に
示すように車室天井面10に当接される部材であって、
当接部40を車室天井面10に取付けるためのネジの取
付穴45を複数有する。また当接部40は、その中心部
に支軸3が挿入される挿入孔44を有する。
【0011】またボス部41は、挿入孔44の孔縁に沿
って設けられており、先細り状に形成されている。また
ボス部41の先端側には周方向に等間隔に設けられたス
リット部42が形成されており、これによってボス部4
1の先端は拡開開口しやすくなっている。そしてボス部
41の先端には、内孔を形成する内側壁から内孔の中心
側へ延出した爪部43を備えている。したがって、図3
に示すように支軸3が挿入されると、ボス部41の先端
側は拡開開口されて支軸3を受け入れ、先端側が縮閉閉
口方向に弾性戻りすることで爪部43が支軸3に係合す
る。なお爪部43は、本発明の「止着部」に相当する。
【0012】支軸3は、図2に示すように縦軸3aと横
軸3bを備えた略L字状に形成されており、横軸3bの
先端がバイザ本体2の軸受部材20に挿入され、縦軸3
aの先端寄りに取付ブラケット4が回動可能に装着され
る。したがってバイザ本体2は、支軸3と取付ブラケッ
ト4を介して車室天井面10に装着され、図1に示すよ
うに横軸3bを回動軸として車室天井面10に沿った収
納位置と、下方に下ろされてフロントガラス11に沿っ
たフロント位置との間で回動する。またバイザ本体2
は、縦軸3aを回動軸としてフロント位置と、サイドガ
ラス12に沿ったサイド位置との間で回動する。
【0013】また支軸3は、図3に示すように金属製の
パイプ材からなる内筒体30と、樹脂材からなる外筒体
31とを備えており、内筒体30を加工した後に、内筒
体30を型に設置して外筒体31をインサート成形する
ことで成形されている。また支軸3の一端寄り、すなわ
ち縦軸3aの先端寄りの外周には、図3に示すように外
周軸周りに溝部3cが形成されている。したがって支軸
3は、取付ブラケット4の挿入孔44から取付ブラケッ
ト4に挿入されると、ボス部41を拡開する。そして溝
部3cよりも先端側である頭部3dが爪部43を超える
と、ボス部41が弾性縮閉し、爪部43が溝部3cに係
合する。これによって支軸3が取付ブラケット4に対し
て軸方向の移動が阻止され、支軸3は取付ブラケット4
に回動可能に装着される。なお溝部3cは、本発明の
「係合凹部」に相当する。
【0014】そして支軸3には、図2,3に示すように
支軸3の頭部3dと、取付ブラケット4のボス部41の
先端との間隙に金属製のEリング5が装着される。この
Eリング5は、図2に示すように略E字状の金属板状の
部材であって、上腕5aと下腕5bが縮閉・拡開するこ
とで支軸3を挟み、支軸3に取付けられる。これによっ
てEリング5は、支軸3の溝部3cを形成する底面に装
着され、頭部3dが取付ブラケット4に対して抜ける方
向へ移動した際にEリング5が頭部3dの動きを抑制す
る。すなわち支軸3の取付ブラケット4からの抜けを防
止している。
【0015】このように支軸3に取付ブラケット4とE
リング5を取付けた後、取付ブラケット4のボス部41
を図3に示す車室天井面10に設けられた孔に挿入す
る。そして取付ブラケット4の取付穴45にネジを挿入
し、ネジ先端を車室天井面10に取付けられることで、
取付ブラケット4が車室天井面10に取付けられる。な
お車室天井面10は、図3に示すように車両ボディーの
一部を形成するボディー梁10bと、そのボディー梁1
0bの車室側の面に装着された樹脂製のインナーパネル
10aとによって形成されている。
【0016】また支軸3の内筒体30の先端には、図3
に示すように外方、すなわち外筒体31側へ拡開状に形
成された補強部30aが一体に設けられており、下記す
るように補強部30aによって外筒体31補強され、外
筒体31の破損が防止されている。この補強部30a
は、図3に示すように溝部3cよりも先端寄りに設けら
れており、外筒体31によって覆われている。また補強
部30aは、外筒体31側へ張出しており、補強部30
aが外筒体31に係合している。したがって内筒体30
と外筒体31は補強部30aによって係合する。また補
強部30aは、内筒体30から拡開状に形成されている
ため、軸方向に対して略直交方向へ張出している。
【0017】また補強部30aは、内筒体30の先端の
開口周りの一部に設けられている形態でもよいが、筒体
間の係合を強くする観点より、開口周りの全周に渡って
設けられる形態が好ましく、先端ほどその開口径が広く
なったラッパ状に形成されていることが好ましい。また
外筒体31は、図3に示すように内筒体30に対して肉
厚が厚く、補強部30aは、肉厚の厚い外筒体31へ張
出している。また補強部30aは、図3に示すように内
側から外方へ張出すことで、取付ブラケット4の先端開
口部、すなわち爪部43による開口部の径よりも大きな
径をなしている。また補強部30aは、Eリング5の上
腕5aと下腕5bとによる開口部の径よりも大きな径を
なしている。また補強部30aは、溝部3cよりも先端
側に位置する頭部3d内に設けられている。また補強部
30aは、内筒体30と外筒体31との間に設けられて
いると換言できる。
【0018】以上のように補強部30aが設けられてい
る。したがって外筒体31が内筒体30に対して軸方向
への移動、すなわち抜け方向への移動は、補強部30a
により抑制される。また支軸3は、溝部3cに取付ブラ
ケット4の爪部43を係合させることで車室天井面10
からの抜け止めがなされ、車室天井面10に取付けられ
ている。そして支軸3は、図3に示すように取付ブラケ
ット4のボス部41の内孔によって縦軸3a方向以外の
動きが抑制されており、支軸3に衝撃が加わると、支軸
3は縦軸3a方向に力が加わる。
【0019】そして支軸3が抜ける方向(軸方向)への
力を受けると、その力は支軸3の溝部3c近傍に加わ
る。そして溝部3cを有する外筒体31が内筒体30に
対して軸方向への力を受ける。そのため溝部3cよりも
先端側の外筒体31が内筒体30に対して先端方向への
抜け側に力を受ける。これに対して補強部30aは、そ
の抜け方向の動きを抑制している。そのため外筒体31
は、補強部30aによって内筒体30に対しての抜けが
防止され、その結果、外筒体31が補強され、ひいては
外筒体31の破損が防止されている。なお溝部3cより
も先端側の外筒体31には、取付ブラケット4の爪部4
3から上方の力を受け、補強部30aからは下方の力を
受け、これによって圧縮の力が発生している。したがっ
てこの間における外筒体31は、特に破損が発生しにく
くなっている。
【0020】また補強部30aは、内筒体30の先端に
設けられている。したがって補強部30aを内筒体30
の他部分に設ける形態に比べ、加工位置を決定すること
が不要なために補強部30aを容易に構成できる。また
補強部30aは、内筒体30から外筒体31へ張出して
形成されている。すなわち補強部30aは、肉厚の厚い
外筒体31内において形成されている。そのため補強部
30aは、比較的大きな構成にすることができ、これに
よって補強部30aを所望の形状に容易に形成できる。
また補強部30aが大きな構成となることで、外筒体3
1と内筒体30との係合する面積が広くなり、外筒体3
1の破損をより効率よく防止することができる。
【0021】なお支軸3は、上記したようにパイプ状に
成形されている。したがって、支軸3の中空部3eに
は、リード線等を設置可能であり、バイザ本体2にラン
プが装着されている場合には(図の記載は省略してい
る)、リード線が支軸3を介してバイザ本体2に配さ
れ、リード線がランプまで延出されることでランプへ電
源供給がなされる。
【0022】なお本発明は、上記の実施の形態に限ら
ず、図4(a)に示す形態であってもよい。すなわち車
両用サンバイザは、バイザ本体と、そのバイザ本体に回
動可能に取付けられる支軸6とを備える。この支軸6
は、図4(a)に示すように金属製の内筒体60と樹脂
製の外筒体61とを備えて構成されている。そしてその
支軸6の一端寄りには、取付ブラケットの止着部が係合
される溝部6c(係合凹部)が外周軸周りに形成されて
いる。
【0023】また支軸6の前記一端寄りの内筒体60と
外筒体61との間には、外筒体61を補強するための補
強部61aが設けられている。この補強部61aは、先
ず内筒体60を準備し、その先端側にネジ溝やV溝等の
切り溝60aを形成する。そして内筒体60を型に設置
し、外筒体61をインサート成形する。これによって外
筒体61の一部が、切り溝60aに入り込み補強部61
aが外筒体61に一体に成形される。
【0024】すなわち補強部61aは、外筒体61から
内筒体60側へ張出して、内筒体60と外筒体61とを
係合させる。したがって外筒体61は内筒体60に対し
て軸方向への動きが抑制される。そのため、外筒体61
に内筒体60から抜ける方向の力が加わった場合、外筒
体61は補強部61aによって内筒体60から抜けにく
く、その結果、外筒体61が補強され、破損しにくくな
っている。また補強部61aは、溝部6cよりも先端側
の頭部6dに設けられており、頭部6dにおける外筒体
61の破損を防止している。なお補強部61aは、溝部
6c近傍に設けられる形態であってもよい。
【0025】また、図4(b)に示す形態であってもよ
い。すなわち車両用サンバイザは、バイザ本体と、その
バイザ本体に回動可能に装着される支軸7を備える。こ
の支軸7は、図4(b)に示すように金属製の内筒体7
0と樹脂製の外筒体71とを備えて構成されている。そ
してその支軸7の一端寄りには、取付ブラケットの止着
部が係合される溝部7c(係合凹部)が外周軸周りに形
成されている。また支軸7の前記一端寄りの内筒体70
と外筒体71との間には、外筒体を補強するための補強
部71aが設けられている。この補強部71aは、先ず
内筒体70を準備し、内筒体70の先端寄りの所望位置
にその外壁面から内壁面に貫通する貫通孔70aを複数
設ける。そして内筒体70を型に設置し、外筒体71を
インサート成形する。これによって外筒体71の一部
は、貫通孔70aに入り込み補強部71aが外筒体71
に一体に成形される。
【0026】すなわち補強部71aは、外筒体71から
内筒体70側へ張出して、内筒体70と外筒体71とを
係合させる。したがって外筒体71は内筒体70に対し
て軸方向への動きが抑制される。そのため、外筒体71
に内筒体70から抜ける方向の力が加わった場合、外筒
体71は補強部71aによって内筒体70から抜けにく
く、その結果、外筒体71が補強され、破損しにくくな
っている。また補強部71aは、溝部7cよりも先端側
の頭部7dに設けられており、頭部7dにおける外筒体
71の破損を防止している。また補強部71aは、溝部
7c近傍にも設けられている。したがって溝部7cによ
って肉厚が薄くなった外筒体71は、補強部71aによ
ってその肉厚が厚くなり、これによって外筒体71は破
損しにくくなっている。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る車両用サンバイザによれ
ば、外筒体と内筒体との間に補強部が設けられているた
め、外筒体(支軸)が補強された車両用サンバイザが提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車室天井面に取付けられた状態の車両用サンバ
イザの斜視図である。
【図2】支軸と取付ブラケットとの取付状態を示す、車
両用サンバイザの一部拡大斜視図である。
【図3】支軸、取付ブラケット、及び車室天井面の断面
図であって、これらの取り付け状態及び支軸に設けれら
れた補強部を示す図である。
【図4】他の実施の形態であって、取付ブラケットが取
付られる支軸の先端寄りの断面拡大図である(a)
(b)。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ 2…バイザ本体 3,6,7…支軸 3a…縦軸 3b…横軸 3c,6c,7c…溝部(係合凹部) 4…取付ブラケット 5…Eリング 10…車室天井面 20…軸受部材 30,60,70…内筒体 30a,61a,71a…補強部 31,61,71…外筒体 41…ボス部 43…爪部(止着部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付ブラケットを介して車室天井面に取
    付けられる支軸と、該支軸に回動可能に取付けられるバ
    イザ本体とを備える車両用サンバイザであって、 前記支軸は、金属製の内筒体と、樹脂製の外筒体とを備
    え、 前記外筒体の一端寄りの外周には、前記取付ブラケット
    のボス部に形成された止着部に係合して、軸方向の移動
    が阻止される係合凹部が形成され、 前記内筒体と前記外筒体の間には、少なくとも一方の筒
    体から他方の筒体へ張出すことで、これら両筒体を係合
    して、前記外筒体の係合凹部を補強する補強部が設けら
    れていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザであ
    って、 補強部は、内筒体の先端を外筒体側へ拡開状にすること
    で形成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001105859A (ja) * 1999-10-04 2001-04-17 Neoex Lab Inc 車両用サンバイザ

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