JP2003341361A - 車両用サンバイザ - Google Patents
車両用サンバイザInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バイザ本体がクリップを介して支軸に対して
抜け止めされる構造であって、その構造が合理的な構成
によって構成される車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 支軸3の軸周りに回動可能に取付けられ
るバイザ本体2と、バイザ本体2に回動操作トルクを付
与するクリップ5とを有する車両用サンバイザ1であっ
て、支軸3は、軸側方に突出する凸部30を有する。ク
リップ5は、バイザ本体2を支軸3に取付ける際に、支
軸3が嵌挿されるとともに、バイザ本体2を所定角度に
傾けることで凸部30を貫通させることができる貫通部
52aを有する。クリップ5には、貫通部52aに向け
て突出する抜止部53が形成され、抜止部53は、凸部
30が貫通部52aを貫通する際に弾性変形して凸部3
0が取付け方向へ移動することを許容し、凸部30が貫
通部52aを通過した状態において貫通部52aに突出
し、凸部30が抜け出る方向へ移動することを防止す
る。
抜け止めされる構造であって、その構造が合理的な構成
によって構成される車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 支軸3の軸周りに回動可能に取付けられ
るバイザ本体2と、バイザ本体2に回動操作トルクを付
与するクリップ5とを有する車両用サンバイザ1であっ
て、支軸3は、軸側方に突出する凸部30を有する。ク
リップ5は、バイザ本体2を支軸3に取付ける際に、支
軸3が嵌挿されるとともに、バイザ本体2を所定角度に
傾けることで凸部30を貫通させることができる貫通部
52aを有する。クリップ5には、貫通部52aに向け
て突出する抜止部53が形成され、抜止部53は、凸部
30が貫通部52aを貫通する際に弾性変形して凸部3
0が取付け方向へ移動することを許容し、凸部30が貫
通部52aを通過した状態において貫通部52aに突出
し、凸部30が抜け出る方向へ移動することを防止す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車室内への光の
侵入を防止する車両用サンバイザに関する。 【0002】 【従来の技術】車両用サンバイザは、一般に板状のバイ
ザ本体と、そのバイザ本体が回動可能に装着される支軸
を有する。そしてバイザ本体が支軸を介して車室天井面
に装着され、バイザ本体が支軸の軸周りに回動されるこ
とで、バイザ本体は、車室天井面に沿った位置と、フロ
ントガラスに沿った位置とに回動する。またバイザ本体
の内部には、支軸に対して弾性係合することでバイザ本
体に対して回動操作トルクを付与するクリップが設けら
れている。そしてクリップと支軸との間にバイザ本体が
支軸に対して抜止めがなされる抜止構造を有する車両用
サンバイザも従来知られていた。 【0003】例えば、実公昭57−130719号公報
に開示された車両用サンバイザが知られている。この公
報によると支軸は、先端寄りにリング溝を有する。また
クリップは、板バネを素材として形成されており、支軸
が嵌挿可能な構成であるとともに、嵌挿された支軸のリ
ング溝に係合する爪を有する。したがってその爪がリン
グ溝に係合することで支軸とクリップが係合し、これに
よってバイザ本体がクリップを介して支軸から抜ける方
向へ移動することが防止されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしこのタイプの車
両用サンバイザは、支軸の軸周りにリング溝を形成する
ため、支軸本体の強度が弱くなるなどの問題があった。
例えば支軸が中空軸状(パイプ状)に形成される場合に
は、リング溝を形成することでその肉厚が薄くなり、支
軸本体の強度が弱くなるなどの傾向があった。なお支軸
が中空軸状に形成されるタイプの車両用サンバイザは、
例えばランプがバイザ本体に設けられるタイプであっ
て、そのランプへのリード線がその中空部に配線される
構造である。そしてこのタイプの車両用サンバイザは、
近年増加しつつある。そこで本発明は、バイザ本体がク
リップを介して支軸に対して抜け止めされる構造であっ
て、その構造が支軸本体の強度を弱くすることなく形成
されるなどの合理的な構成によって構成される車両用サ
ンバイザを提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記請求項に記載の通りの構成を備える車
両用サンバイザであることを特徴とする。請求項1に記
載の発明によれば、支軸は、軸側方に突出する凸部を有
する。またクリップは、バイザ本体を支軸に取付ける際
に、支軸が嵌挿されるとともに、バイザ本体を所定角度
に傾けることで凸部を貫通させることができる貫通部を
有する。そしてクリップには、その貫通部に向けて突出
する抜止部が形成されている。その抜止部は、凸部が貫
通部を貫通する際に弾性変形して凸部が取付け方向へ移
動することを許容し、凸部が貫通部を通過した状態にお
いて貫通部に突出し、凸部が抜け出る方向へ移動するこ
とを防止する。 【0006】すなわちバイザ本体を支軸に対して装着す
る際には、支軸の凸部がクリップの貫通部に対して取付
け方向に移動できる。そして装着後には、クリップの抜
止部によって凸部が貫通部に対して抜け出る方向へ移動
できない。したがってバイザ本体を容易に装着でき、装
着後は凸部と抜止部によって抜止めされる。またバイザ
本体は、所定角度傾けることで支軸に対して装着可能な
構造である。したがってバイザ本体を支軸に装着した後
に他の角度に傾けた場合は、支軸の凸部がクリップに対
して抜け出る方向へ移動できず、バイザ本体が支軸に対
して抜止めされる。すなわち抜止部と凸部は、常時当た
る構造ではなく、バイザ本体を所定角度の向きにした場
合にのみ当たり得る構造である。 【0007】かくしてバイザ本体は、支軸に装着する際
の所定角度に傾けた場合においても、それ以外の角度に
傾けた場合においても支軸に対して抜止される。そして
その構造は、支軸から突出状に形成された凸部と、クリ
ップの貫通部に突出する抜止部によって形成されてい
る。したがって凸部は、支軸本体の径を細くすることな
く形成され、これによって支軸本体の強度を弱くするこ
となく形成されている。また凸部と抜止部は、支軸の軸
周り全周に形成される構成ではなく、所定角度のみを考
慮した構成であって、容易に構成され得る構成である。 【0008】 【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の一の実
施の形態に係る車両用サンバイザ1を図1〜9にしたが
って説明する。車両用サンバイザ1は、図1に示すよう
に板状のバイザ本体2と、そのバイザ本体2が回動可能
に装着される支軸3を有する。また車両用サンバイザ1
は、バイザ本体2を支軸3の軸周りに回動させた際にバ
イザ本体2に対して回動操作トルクを付与するクリップ
5をバイザ本体2の内部に備える。 【0009】支軸3は、図1に示すように縦軸3aと横
軸3bとを備えた略L字状に形成されており、横軸3b
にバイザ本体2が回動可能に装着される。また縦軸3a
は、取付ブラケット6を介して車室天井面に回動可能に
装着される。したがってバイザ本体2は、横軸3b周り
に回動されることで、車室天井面に沿う格納位置と、フ
ロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバ
イザ本体2は、支軸3を縦軸3a周りに回動させること
でフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに
回動する。 【0010】またバイザ本体2は、図6に示すように二
つの殻状の分割体20,21を備え、厚み方向に二分割
状に構成されている。またバイザ本体2は、その外表面
を覆う表皮22を備える。分割体20,21は、例えば
ポリプロピレン樹脂のような硬質樹脂製の射出成形品で
あって、外周縁を相互に突き合わせた状態で相互に結合
される。したがってバイザ本体2は、分割体20,21
によって中空板状に形成される。なお分割体20,21
の結合は、分割体20,21のそれぞれの内側面に形成
された結合部同士の結合でもよいし、それぞれの当接部
の溶着による結合でもよい。 【0011】またバイザ本体2の内部には、図2に示す
ように内設部4が分割体20の内表面に一体状に形成さ
れている。この内設部4は、図2に示すようにクリップ
5を支持するクリップ支持部40と、支軸3が嵌挿され
る二つの軸受部41,42を備える。クリップ支持部4
0は、図2に示すようにクリップ5の脚部51が上方か
ら圧入(嵌挿)される差込部44を有する。またクリッ
プ支持部は、図6に示すように圧入された脚部51を係
止するために、差込部44の一壁面から差込部44の中
心側へ突出する突出部45を有する。一方脚部51は、
図6に示すように突出部45に係止する係止部51aを
有する。したがって脚部51がクリップ支持部40に圧
入され、係止部51aが突出部45に係止することで、
クリップ5がバイザ本体2に取付けられる。 【0012】軸受部41,42は、図2に示すように略
円管状に形成されている。そして軸受部41,42は、
その一側面(紙面奥側面)が分割体20の内側面に一体
状に形成されており、下端側がクリップ支持部40の上
面に一体状に形成されている。また軸受部41,42
は、クリップ支持部40の左右両端のそれぞれ形成され
ており、図3に示すようにクリップ支持部40にクリッ
プ5が取付けられることで、軸受部41,42の間にク
リップ5が配設される構成になっている。 【0013】また軸受部41,42は、図2に示すよう
に支軸3が嵌挿される貫通孔41a,42aを有してお
り、軸受部41は、支軸3に形成された凸部30が貫通
する溝41bを有する。したがってバイザ本体2を支軸
3に装着する場合は、バイザ本体2を支軸3に対して所
定角度傾けて、溝41bに凸部30を嵌挿できるように
調整する。かくして支軸3を軸受部41,42に嵌挿で
きる。 【0014】クリップ5は、一枚の金属製の板バネ(例
えば、バネ鋼)を素材として形成されており、図4に示
すように板バネの一端と他端とを重ねるように略ロール
状に加工することで形成されている。これによってクリ
ップ5は、断面略長円形状に形成されている。そしてク
リップ5の上方側には、図3に示すように支軸3が嵌挿
される弾性係合部50が形成され、下方側には、クリッ
プ支持部40に嵌挿される脚部51が一体状に形成され
ている。また脚部51は、図6に示すようにクリップ支
持部40に係止する係止部51aを有する。この係止部
51aは、板バネの一端が他端に対して積層されること
で突出した状態に形成され、その先端面が上方を向く構
成になっている。かくしてクリップ5は、係止部51a
と突出部45との係合によって、クリップ支持部40に
対して抜け止めされている。 【0015】またクリップ5は、図2に示すように左右
方向に貫通して支軸3が挿入される挿入孔52を有す
る。また挿入孔52は、図6に示すように支軸3が挿入
されるとともに、凸部30が貫通する貫通部52aを有
する。この貫通部52aは、図6に示すように弾性係合
部50と脚部51との間に形成されており、挿入孔52
の開口幅が狭くなった部分、いわゆる首部分に相当す
る。また貫通部52aは、後述するようにバイザ本体2
を支軸3に取付ける際に、、バイザ本体2を所定角度に
傾けることで支軸3の凸部30を貫通させることができ
る構造になっている。 【0016】そしてクリップ5と支軸3との間には、バ
イザ本体2が支軸3から抜けることを防止する抜止構造
が設けられている。この抜止構造は、図4に示すように
クリップ5に形成された抜止部53と、支軸3に形成さ
れた凸部30を有して構成されている。抜止部53は、
図4に示すように板バネに切込み54を入れ、その切込
み54によって形成された板バネの一部をクリップ5の
内側に折り曲げることで片持ち梁状に一体状に形成され
ている。 【0017】抜止部53は、図6に示すように略長方形
状の板状であって、一端側が貫通部52aに張出す。ま
た抜止部53は、図5に示すようにクリップ5の幅方向
に対しては、略中心位置から一端側近傍まで延出する。
そしてクリップ5の厚み方向に対しては、一端面(図の
上側)から厚み中心側、すなわち挿入孔52および貫通
部52aの中心側に向けて延出する。 【0018】また抜止部53は、図4に示すように凸部
30がクリップ5に挿入される際における入口側から出
口側に向けて除々に貫通部52aの中心側へ張出す形状
に構成されている。すなわち抜止部53は、図4に示す
ようにクリップ5の幅方向の略中心位置を支点として片
持ち梁状の片状に形成されている。そして抜止部53
(抜止片)は、クリップ5の厚み方向に変形可能であっ
て、図6に示すように弾性変形することで貫通部52a
の中心側に向けて突出可能な構成になっている。 【0019】凸部30は、図4に示すように支軸3本体
の表面から軸側方へ突出し、例えば以下のように成形さ
れる。すなわち凸部30は、硬質の樹脂によって支軸3
本体と一体成形される。また凸部30の強度を上げるた
めに芯材として金属板が埋め込まれる構成であって、金
属板の周りを樹脂で覆う構成によって凸部30が形成さ
れる。あるいは支軸3本体が金属棒ないし金属管によっ
て形成される場合は、支軸3本体の一部をポンチによっ
て潰すことで凸部30が形成される。 【0020】また凸部30の形状および大きさは、図6
に示すように貫通部52aを貫通する形状および大きさ
である。また凸部30は、図2に示すように横軸3bの
先端寄りに形成されており、横軸3bの軸周りの所望角
度位置に形成されている。例えば図3に示すように横軸
3bに対する縦軸3aの延出方向に対して略90度の向
きに形成されている。したがってバイザ本体2を支軸3
に対して装着する際には、先ず図2に示すようにクリッ
プ5をクリップ支持部40に装着する。そして(図6に
示すように)分割体20,21同士を接続し、表皮22
を装着することでバイザ本体2を形成する。 【0021】そしてバイザ本体2を支軸3に対して所定
角度傾け、バイザ本体2を支軸3に対して装着する(図
2参照)。すなわちバイザ本体2を傾けることで、軸受
部41の溝41bと、クリップ5の貫通部52aとを凸
部30に対応した角度に傾ける。これにより凸部30
は、溝41bに沿って軸受部41を貫通し、貫通部52
aに沿ってクリップ5を貫通する。また支軸3の先端
は、軸受部41、クリップ5および軸受部42を貫通す
る。かくして支軸3は、図3に示すように二つの軸受部
41,42に回動可能に支持される。 【0022】なお軸受部42は、軸受部41に形成され
た溝41bを有さない(図2参照)。そのため凸部30
は、軸受部42に当たって、軸受部42を貫通する方向
へは移動できない。かくして凸部30は、図3に示すよ
うに軸受部42とクリップ5との間に配設され、バイザ
本体2は、凸部30と軸受部42によって挿入方向側へ
の移動が防止される。 【0023】次に、凸部30がクリップ5を貫通する様
子を図6にしたがって詳細に説明する。凸部30がクリ
ップ5を通過する際は、図6(a)に示すように挿入孔
52の貫通部52aを紙面奥側から手前側へ通過する。
そして貫通部52aには、図6(a)に示すように抜止
部53が片持ち梁状に突出している。したがって凸部3
0を貫通させることで凸部30は、抜止部53の傾斜面
に当たり、抜止部53を除々に弾性変形させる。これに
より抜止部53は、凸部30によって貫通部52aを拡
開する方向に弾性変形され、凸部30は、貫通部52a
を貫通する方向、すなわち取付け方向に移動できる。 【0024】そして凸部30が図6(b)に示すように
クリップ5を貫通すると、抜止部53は、凸部30に対
して離間する。これにより抜止部53は、弾性戻りをし
て貫通部52aに向けて突出し、貫通部52aを閉じ
る。したがって凸部30は、図6(b)に示すように抜
止部53によって貫通部52aを通過できなくなる。す
なわち凸部30は、クリップ5に対して抜け出る方向へ
移動できなくなる。そしてバイザ本体2は、支軸3から
抜ける方向へ移動することが防止される。 【0025】また凸部30がクリップ5を貫通した状
態、すなわちバイザ本体2が支軸3に装着された状態に
おいて、バイザ本体2を支軸3に対して傾けた(回動さ
せた)場合は、図7に示すようにクリップ5が凸部30
に対して回動する。そして凸部30は、クリップ5の貫
通部52aから離間する。そして凸部30は、バイザ本
体2が支軸3に対して抜ける方向へ移動しようとした際
に、クリップ5の端部に当接する。したがって凸部30
は、クリップ5を貫通できず、バイザ本体2は、抜ける
方向へ移動できない。 【0026】すなわち凸部30がクリップ5を貫通した
状態においてバイザ本体2を支軸3に対して回動させた
場合は、凸部30がクリップ5の端部に当たってバイザ
本体が抜ける方向へ移動できない。そしてバイザ本体2
を装着した向きに戻した場合は、抜止部53が貫通部5
2aに突出しているため、凸部30が貫通部52aを貫
通できず、バイザ本体2は、抜ける方向へ移動できな
い。これによってバイザ本体2は、支軸3に対する軸周
りの角度によらず支軸3からの抜けが防止される。 【0027】次に、抜止部53が凸部30の抜け出る方
向への移動を防止する様子を図6(b)と図9にしたが
って説明する。図6(b)に示すように凸部30が抜止
部53の先端面に当接可能な位置関係にある場合は、凸
部30が抜止部53の先端面に当たって、抜止部53が
凸部30の抜け出る方向への移動を防止する。また図9
に示すように凸部30が抜止部53の側面に当接可能な
位置関係にある場合は、凸部30が抜止部53の側面に
当たって、抜止部53が凸部30の抜け出る方向への移
動を防止する。そしてこの場合の抜止部53は、図9に
示すように凸部30によって側面が押されて弾性変形
し、抜止部53の先端が切込み54を有するクリップ5
の一側面に対向する他側面に当たる。 【0028】かくして抜止部53は、図9に示すように
クリップ5の一側面と他側面とを渡って、その両端がク
リップ5本体に支持された状態において凸部30の抜け
出る方向への移動を防止する。したがって抜止部53
は、両持ち梁状になって凸部30の抜け出る方向への移
動を防止し、破損しにくい構造になっている。なお抜止
部53は、凸部30によって抜止部53が弾性変形する
ことでその先端がクリップ5の他側面に当接する構造で
あってもよいが、凸部30によって弾性変形される前か
ら抜止部53の先端がクリップ5の他側面に当接する構
造であってもよい。 【0029】すなわち抜止部53は、図9に示すように
切込み54によって形成された板バネの一部を切起こ
し、その先端が、切込み54が形成されたクリップ5の
一側面に対向するクリップ5の他側面に当接する構造で
ある。あるいは抜止部53は、図9に示すように切込み
54によって形成された板バネの一部を切起こし、凸部
30が抜け出る方向へ移動した際には、凸部30が抜止
部53の延出側面に当接する構造であって、抜止部53
の先端が、切込み54が形成されたクリップ5の一側面
に対向するクリップ5の他側面に当接した状態におい
て、凸部30の抜け出る方向への移動を両持ち梁状にな
って防止する構造である。 【0030】次にクリップ5の機能を説明する。クリッ
プ5は、バイザ本体2を支軸3に対して回動させる際に
所望の回動操作トルクを付与するトルク付与機能と、バ
イザ本体2を所定角度側へ付勢する付勢機能とを有す
る。このトルク付与機能は、図7に示すようにクリップ
5が支軸3を挟持することで生じる機能である。クリッ
プ5は、図8(a)に示すように支軸3の上方を覆う上
縁部50aから下方へ延出する二つの側縁部50b,5
0cを有する。そしてクリップ5は、支軸3が嵌挿され
ることで側縁部50b,50cの間が弾性的に拡開さ
れ、側縁部50b,50cによって支軸3を挟持する。 【0031】したがってバイザ本体2を支軸3に対して
回動させた場合、クリップ5がバイザ本体2とともに支
軸3に対して回動し、クリップ5と支軸3との間に摩擦
(動摩擦)が生じる。その結果、クリップ5は、バイザ
本体2に対して所望の回動操作トルクを付与する。また
クリップ5は、バイザ本体2を支軸3に対して所定角度
で静止させる機能も備える。すなわちクリップ5と支軸
3との間に静摩擦が生じており、この静摩擦によってバ
イザ本体2を所望の角度で静止させることができる。 【0032】またクリップ5の付勢機能は、図2に示す
ように支軸3の外周側面の一部に形成された切欠き面3
1と、クリップ5との関係によって構成される。切欠き
面31は、図2に示すようにクリップ5に対応した位置
に設けられており、その長さは、クリップ5の幅長さ以
上になるように形成されている。したがってバイザ本体
2が支軸3の軸回りに回動されると、図8に示すように
切欠き面31がクリップ5の側縁部50cに対して当接
・離間する。そして切欠き面31が図8(b)に示すよ
うに側縁部50cに当接した状態になると、クリップ5
の拡開量が小さくなる。そしてその状態がクリップ5が
最も安定した状態である。したがってクリップ5は、ク
リップ5の弾性力によって支軸3の切欠き面31に当接
した状態になろうとし、バイザ本体2が支軸3の所定回
動位置に付勢される。例えばバイザ本体2が車室天井面
に沿った収納位置側へ付勢される。 【0033】以上のようにして車両用サンバイザ1が構
成される。したがってバイザ本体2は、クリップ5と支
軸3によって支軸3からの抜けが防止されている。また
バイザ本体2は、支軸3に装着する際の所定角度に傾け
た場合においても、それ以外の角度に傾けた場合におい
ても支軸3からの抜けが防止されている。また支軸3の
凸部30は、支軸3の軸周りの一部のみに形成される構
成であって、支軸3の軸周りの全周に渡って形成される
従来の構成に比べて容易に形成され得る。また凸部30
は、突状に形成されるため支軸3本体の径を細くしてい
ない。そのため支軸3本体は、ほとんどその強度が弱く
ならない。とりわけ支軸3が中空軸状に形成される場合
には有効である。なお中空軸状の支軸3は、樹脂材のみ
で形成されるものであってもよいし、金属管の外周を樹
脂材で覆うことで形成された二重管構造のものであって
もよい。 【0034】またクリップ5は、抜止部53を一体状に
備えた容易な構成になっている。また抜止部53は、凸
部30が常時当接する構造ではなく、バイザ本体2を支
軸3に対して所定角度に傾けたときのみに当接し得る構
造である。すなわちバイザ本体2を支軸3に装着したと
きの角度に戻したときのみに当接し得る構造である。し
たがって抜止部53は、凸部30から力を受けることが
少なく、耐久性が高くなっている。また凸部30と抜止
部53は、支軸3の軸周り全周に形成される構成ではな
く、所定角度のみを考慮した構成であって、容易に構成
されている。また抜止部53は、クリップ5の内部に形
成され、クリップ5から突出していない。したがってク
リップ5は、取扱い性がやさしい構造になっている。 【0035】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2を図10にしたがって説明する。実施の形態2は、
実施の形態1のクリップが一枚の板バネから形成される
形態に対して、クリップ9が図10に示すように上クリ
ップ90と下クリップ93とを備えた二分割で構成され
る形態である。なお他の部材は、実施の形態1と同様で
ある。そのため同一部材についてはその説明を割愛す
る。そしてその同一部材に同一番号を利用しつつ、実施
の形態2のクリップ9の形態を以下に説明する。 【0036】上クリップ90は、図10に示すように板
バネを折り曲げることで形成されている。そして上クリ
ップ90は、支軸3の本体が挿入されることで弾性拡開
する弾性係合部90aを折り曲げ側に有する。また上ク
リップ90は、下方へ略並行に延出する脚部90bを有
する。また上クリップ90は、折曲状に形成されること
で、支軸3が挿入される挿入孔91を有する。この挿入
孔91は、弾性係合部90a側において支軸3の本体が
挿入される。また挿入孔91は、支軸3の凸部30が貫
通する貫通部91bを脚部90b側に有する。 【0037】したがってバイザ本体2を支軸3に対して
所定の角度に傾け、凸部30を貫通部91bに貫通させ
ることで支軸3を上クリップ90に嵌挿できる。また二
つの脚部90bには、図10に示すように下クリップ9
3に取付くための取付部90cがそれぞれ形成されてい
る(なお図には一方側しか記載していない)。また上ク
リップ90は、脚部90bの弾性係合部90a側、すな
わち首部となる部分に挿入孔91側へ折返し状に形成さ
れた抜止部92を有する。この抜止部92は、実施の形
態1における抜止部53とほぼ同様に形成されている。 【0038】下クリップ93は、図10に示すように板
バネを折曲げることで形成されており、上クリップ90
の取付部90cが係着される係着部93aを有する。な
お係着部93aは、図10に示すように貫通口状に形成
されている。したがって上クリップ90の脚部90bを
下クリップ93の間に挿入することで、上クリップ90
が下クリップ93に取付く。 【0039】(他の実施の形態)また本発明は、以下の
形態であっても構わない。すなわち上記の実施の形態で
は、抜止部53が片持ち梁状に形成されていたが、例え
ば板バネをポンチによって略四分の一の球状に突出させ
ることで抜止部を形成する構成であってもよい。そして
その抜止部は、貫通部に向けて突出し、抜止部の平面側
が凸部の貫通出口側に向く構成であってもよい。なおこ
の抜止部であっても、凸部が貫通部を貫通する際に抜止
部の斜面に沿って凸部が移動し、凸部によって弾性変形
され、凸部の取付け方向への移動を許容する。また抜止
部は、凸部が貫通した後に貫通部側に突出し、凸部が貫
通部を抜け出る方向への移動を防止する。 【0040】 【発明の効果】本発明に係る車両用サンバイザによれ
ば、バイザ本体が支軸に対して抜止めされる構造が合理
的に構成される。
侵入を防止する車両用サンバイザに関する。 【0002】 【従来の技術】車両用サンバイザは、一般に板状のバイ
ザ本体と、そのバイザ本体が回動可能に装着される支軸
を有する。そしてバイザ本体が支軸を介して車室天井面
に装着され、バイザ本体が支軸の軸周りに回動されるこ
とで、バイザ本体は、車室天井面に沿った位置と、フロ
ントガラスに沿った位置とに回動する。またバイザ本体
の内部には、支軸に対して弾性係合することでバイザ本
体に対して回動操作トルクを付与するクリップが設けら
れている。そしてクリップと支軸との間にバイザ本体が
支軸に対して抜止めがなされる抜止構造を有する車両用
サンバイザも従来知られていた。 【0003】例えば、実公昭57−130719号公報
に開示された車両用サンバイザが知られている。この公
報によると支軸は、先端寄りにリング溝を有する。また
クリップは、板バネを素材として形成されており、支軸
が嵌挿可能な構成であるとともに、嵌挿された支軸のリ
ング溝に係合する爪を有する。したがってその爪がリン
グ溝に係合することで支軸とクリップが係合し、これに
よってバイザ本体がクリップを介して支軸から抜ける方
向へ移動することが防止されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしこのタイプの車
両用サンバイザは、支軸の軸周りにリング溝を形成する
ため、支軸本体の強度が弱くなるなどの問題があった。
例えば支軸が中空軸状(パイプ状)に形成される場合に
は、リング溝を形成することでその肉厚が薄くなり、支
軸本体の強度が弱くなるなどの傾向があった。なお支軸
が中空軸状に形成されるタイプの車両用サンバイザは、
例えばランプがバイザ本体に設けられるタイプであっ
て、そのランプへのリード線がその中空部に配線される
構造である。そしてこのタイプの車両用サンバイザは、
近年増加しつつある。そこで本発明は、バイザ本体がク
リップを介して支軸に対して抜け止めされる構造であっ
て、その構造が支軸本体の強度を弱くすることなく形成
されるなどの合理的な構成によって構成される車両用サ
ンバイザを提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記請求項に記載の通りの構成を備える車
両用サンバイザであることを特徴とする。請求項1に記
載の発明によれば、支軸は、軸側方に突出する凸部を有
する。またクリップは、バイザ本体を支軸に取付ける際
に、支軸が嵌挿されるとともに、バイザ本体を所定角度
に傾けることで凸部を貫通させることができる貫通部を
有する。そしてクリップには、その貫通部に向けて突出
する抜止部が形成されている。その抜止部は、凸部が貫
通部を貫通する際に弾性変形して凸部が取付け方向へ移
動することを許容し、凸部が貫通部を通過した状態にお
いて貫通部に突出し、凸部が抜け出る方向へ移動するこ
とを防止する。 【0006】すなわちバイザ本体を支軸に対して装着す
る際には、支軸の凸部がクリップの貫通部に対して取付
け方向に移動できる。そして装着後には、クリップの抜
止部によって凸部が貫通部に対して抜け出る方向へ移動
できない。したがってバイザ本体を容易に装着でき、装
着後は凸部と抜止部によって抜止めされる。またバイザ
本体は、所定角度傾けることで支軸に対して装着可能な
構造である。したがってバイザ本体を支軸に装着した後
に他の角度に傾けた場合は、支軸の凸部がクリップに対
して抜け出る方向へ移動できず、バイザ本体が支軸に対
して抜止めされる。すなわち抜止部と凸部は、常時当た
る構造ではなく、バイザ本体を所定角度の向きにした場
合にのみ当たり得る構造である。 【0007】かくしてバイザ本体は、支軸に装着する際
の所定角度に傾けた場合においても、それ以外の角度に
傾けた場合においても支軸に対して抜止される。そして
その構造は、支軸から突出状に形成された凸部と、クリ
ップの貫通部に突出する抜止部によって形成されてい
る。したがって凸部は、支軸本体の径を細くすることな
く形成され、これによって支軸本体の強度を弱くするこ
となく形成されている。また凸部と抜止部は、支軸の軸
周り全周に形成される構成ではなく、所定角度のみを考
慮した構成であって、容易に構成され得る構成である。 【0008】 【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の一の実
施の形態に係る車両用サンバイザ1を図1〜9にしたが
って説明する。車両用サンバイザ1は、図1に示すよう
に板状のバイザ本体2と、そのバイザ本体2が回動可能
に装着される支軸3を有する。また車両用サンバイザ1
は、バイザ本体2を支軸3の軸周りに回動させた際にバ
イザ本体2に対して回動操作トルクを付与するクリップ
5をバイザ本体2の内部に備える。 【0009】支軸3は、図1に示すように縦軸3aと横
軸3bとを備えた略L字状に形成されており、横軸3b
にバイザ本体2が回動可能に装着される。また縦軸3a
は、取付ブラケット6を介して車室天井面に回動可能に
装着される。したがってバイザ本体2は、横軸3b周り
に回動されることで、車室天井面に沿う格納位置と、フ
ロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバ
イザ本体2は、支軸3を縦軸3a周りに回動させること
でフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに
回動する。 【0010】またバイザ本体2は、図6に示すように二
つの殻状の分割体20,21を備え、厚み方向に二分割
状に構成されている。またバイザ本体2は、その外表面
を覆う表皮22を備える。分割体20,21は、例えば
ポリプロピレン樹脂のような硬質樹脂製の射出成形品で
あって、外周縁を相互に突き合わせた状態で相互に結合
される。したがってバイザ本体2は、分割体20,21
によって中空板状に形成される。なお分割体20,21
の結合は、分割体20,21のそれぞれの内側面に形成
された結合部同士の結合でもよいし、それぞれの当接部
の溶着による結合でもよい。 【0011】またバイザ本体2の内部には、図2に示す
ように内設部4が分割体20の内表面に一体状に形成さ
れている。この内設部4は、図2に示すようにクリップ
5を支持するクリップ支持部40と、支軸3が嵌挿され
る二つの軸受部41,42を備える。クリップ支持部4
0は、図2に示すようにクリップ5の脚部51が上方か
ら圧入(嵌挿)される差込部44を有する。またクリッ
プ支持部は、図6に示すように圧入された脚部51を係
止するために、差込部44の一壁面から差込部44の中
心側へ突出する突出部45を有する。一方脚部51は、
図6に示すように突出部45に係止する係止部51aを
有する。したがって脚部51がクリップ支持部40に圧
入され、係止部51aが突出部45に係止することで、
クリップ5がバイザ本体2に取付けられる。 【0012】軸受部41,42は、図2に示すように略
円管状に形成されている。そして軸受部41,42は、
その一側面(紙面奥側面)が分割体20の内側面に一体
状に形成されており、下端側がクリップ支持部40の上
面に一体状に形成されている。また軸受部41,42
は、クリップ支持部40の左右両端のそれぞれ形成され
ており、図3に示すようにクリップ支持部40にクリッ
プ5が取付けられることで、軸受部41,42の間にク
リップ5が配設される構成になっている。 【0013】また軸受部41,42は、図2に示すよう
に支軸3が嵌挿される貫通孔41a,42aを有してお
り、軸受部41は、支軸3に形成された凸部30が貫通
する溝41bを有する。したがってバイザ本体2を支軸
3に装着する場合は、バイザ本体2を支軸3に対して所
定角度傾けて、溝41bに凸部30を嵌挿できるように
調整する。かくして支軸3を軸受部41,42に嵌挿で
きる。 【0014】クリップ5は、一枚の金属製の板バネ(例
えば、バネ鋼)を素材として形成されており、図4に示
すように板バネの一端と他端とを重ねるように略ロール
状に加工することで形成されている。これによってクリ
ップ5は、断面略長円形状に形成されている。そしてク
リップ5の上方側には、図3に示すように支軸3が嵌挿
される弾性係合部50が形成され、下方側には、クリッ
プ支持部40に嵌挿される脚部51が一体状に形成され
ている。また脚部51は、図6に示すようにクリップ支
持部40に係止する係止部51aを有する。この係止部
51aは、板バネの一端が他端に対して積層されること
で突出した状態に形成され、その先端面が上方を向く構
成になっている。かくしてクリップ5は、係止部51a
と突出部45との係合によって、クリップ支持部40に
対して抜け止めされている。 【0015】またクリップ5は、図2に示すように左右
方向に貫通して支軸3が挿入される挿入孔52を有す
る。また挿入孔52は、図6に示すように支軸3が挿入
されるとともに、凸部30が貫通する貫通部52aを有
する。この貫通部52aは、図6に示すように弾性係合
部50と脚部51との間に形成されており、挿入孔52
の開口幅が狭くなった部分、いわゆる首部分に相当す
る。また貫通部52aは、後述するようにバイザ本体2
を支軸3に取付ける際に、、バイザ本体2を所定角度に
傾けることで支軸3の凸部30を貫通させることができ
る構造になっている。 【0016】そしてクリップ5と支軸3との間には、バ
イザ本体2が支軸3から抜けることを防止する抜止構造
が設けられている。この抜止構造は、図4に示すように
クリップ5に形成された抜止部53と、支軸3に形成さ
れた凸部30を有して構成されている。抜止部53は、
図4に示すように板バネに切込み54を入れ、その切込
み54によって形成された板バネの一部をクリップ5の
内側に折り曲げることで片持ち梁状に一体状に形成され
ている。 【0017】抜止部53は、図6に示すように略長方形
状の板状であって、一端側が貫通部52aに張出す。ま
た抜止部53は、図5に示すようにクリップ5の幅方向
に対しては、略中心位置から一端側近傍まで延出する。
そしてクリップ5の厚み方向に対しては、一端面(図の
上側)から厚み中心側、すなわち挿入孔52および貫通
部52aの中心側に向けて延出する。 【0018】また抜止部53は、図4に示すように凸部
30がクリップ5に挿入される際における入口側から出
口側に向けて除々に貫通部52aの中心側へ張出す形状
に構成されている。すなわち抜止部53は、図4に示す
ようにクリップ5の幅方向の略中心位置を支点として片
持ち梁状の片状に形成されている。そして抜止部53
(抜止片)は、クリップ5の厚み方向に変形可能であっ
て、図6に示すように弾性変形することで貫通部52a
の中心側に向けて突出可能な構成になっている。 【0019】凸部30は、図4に示すように支軸3本体
の表面から軸側方へ突出し、例えば以下のように成形さ
れる。すなわち凸部30は、硬質の樹脂によって支軸3
本体と一体成形される。また凸部30の強度を上げるた
めに芯材として金属板が埋め込まれる構成であって、金
属板の周りを樹脂で覆う構成によって凸部30が形成さ
れる。あるいは支軸3本体が金属棒ないし金属管によっ
て形成される場合は、支軸3本体の一部をポンチによっ
て潰すことで凸部30が形成される。 【0020】また凸部30の形状および大きさは、図6
に示すように貫通部52aを貫通する形状および大きさ
である。また凸部30は、図2に示すように横軸3bの
先端寄りに形成されており、横軸3bの軸周りの所望角
度位置に形成されている。例えば図3に示すように横軸
3bに対する縦軸3aの延出方向に対して略90度の向
きに形成されている。したがってバイザ本体2を支軸3
に対して装着する際には、先ず図2に示すようにクリッ
プ5をクリップ支持部40に装着する。そして(図6に
示すように)分割体20,21同士を接続し、表皮22
を装着することでバイザ本体2を形成する。 【0021】そしてバイザ本体2を支軸3に対して所定
角度傾け、バイザ本体2を支軸3に対して装着する(図
2参照)。すなわちバイザ本体2を傾けることで、軸受
部41の溝41bと、クリップ5の貫通部52aとを凸
部30に対応した角度に傾ける。これにより凸部30
は、溝41bに沿って軸受部41を貫通し、貫通部52
aに沿ってクリップ5を貫通する。また支軸3の先端
は、軸受部41、クリップ5および軸受部42を貫通す
る。かくして支軸3は、図3に示すように二つの軸受部
41,42に回動可能に支持される。 【0022】なお軸受部42は、軸受部41に形成され
た溝41bを有さない(図2参照)。そのため凸部30
は、軸受部42に当たって、軸受部42を貫通する方向
へは移動できない。かくして凸部30は、図3に示すよ
うに軸受部42とクリップ5との間に配設され、バイザ
本体2は、凸部30と軸受部42によって挿入方向側へ
の移動が防止される。 【0023】次に、凸部30がクリップ5を貫通する様
子を図6にしたがって詳細に説明する。凸部30がクリ
ップ5を通過する際は、図6(a)に示すように挿入孔
52の貫通部52aを紙面奥側から手前側へ通過する。
そして貫通部52aには、図6(a)に示すように抜止
部53が片持ち梁状に突出している。したがって凸部3
0を貫通させることで凸部30は、抜止部53の傾斜面
に当たり、抜止部53を除々に弾性変形させる。これに
より抜止部53は、凸部30によって貫通部52aを拡
開する方向に弾性変形され、凸部30は、貫通部52a
を貫通する方向、すなわち取付け方向に移動できる。 【0024】そして凸部30が図6(b)に示すように
クリップ5を貫通すると、抜止部53は、凸部30に対
して離間する。これにより抜止部53は、弾性戻りをし
て貫通部52aに向けて突出し、貫通部52aを閉じ
る。したがって凸部30は、図6(b)に示すように抜
止部53によって貫通部52aを通過できなくなる。す
なわち凸部30は、クリップ5に対して抜け出る方向へ
移動できなくなる。そしてバイザ本体2は、支軸3から
抜ける方向へ移動することが防止される。 【0025】また凸部30がクリップ5を貫通した状
態、すなわちバイザ本体2が支軸3に装着された状態に
おいて、バイザ本体2を支軸3に対して傾けた(回動さ
せた)場合は、図7に示すようにクリップ5が凸部30
に対して回動する。そして凸部30は、クリップ5の貫
通部52aから離間する。そして凸部30は、バイザ本
体2が支軸3に対して抜ける方向へ移動しようとした際
に、クリップ5の端部に当接する。したがって凸部30
は、クリップ5を貫通できず、バイザ本体2は、抜ける
方向へ移動できない。 【0026】すなわち凸部30がクリップ5を貫通した
状態においてバイザ本体2を支軸3に対して回動させた
場合は、凸部30がクリップ5の端部に当たってバイザ
本体が抜ける方向へ移動できない。そしてバイザ本体2
を装着した向きに戻した場合は、抜止部53が貫通部5
2aに突出しているため、凸部30が貫通部52aを貫
通できず、バイザ本体2は、抜ける方向へ移動できな
い。これによってバイザ本体2は、支軸3に対する軸周
りの角度によらず支軸3からの抜けが防止される。 【0027】次に、抜止部53が凸部30の抜け出る方
向への移動を防止する様子を図6(b)と図9にしたが
って説明する。図6(b)に示すように凸部30が抜止
部53の先端面に当接可能な位置関係にある場合は、凸
部30が抜止部53の先端面に当たって、抜止部53が
凸部30の抜け出る方向への移動を防止する。また図9
に示すように凸部30が抜止部53の側面に当接可能な
位置関係にある場合は、凸部30が抜止部53の側面に
当たって、抜止部53が凸部30の抜け出る方向への移
動を防止する。そしてこの場合の抜止部53は、図9に
示すように凸部30によって側面が押されて弾性変形
し、抜止部53の先端が切込み54を有するクリップ5
の一側面に対向する他側面に当たる。 【0028】かくして抜止部53は、図9に示すように
クリップ5の一側面と他側面とを渡って、その両端がク
リップ5本体に支持された状態において凸部30の抜け
出る方向への移動を防止する。したがって抜止部53
は、両持ち梁状になって凸部30の抜け出る方向への移
動を防止し、破損しにくい構造になっている。なお抜止
部53は、凸部30によって抜止部53が弾性変形する
ことでその先端がクリップ5の他側面に当接する構造で
あってもよいが、凸部30によって弾性変形される前か
ら抜止部53の先端がクリップ5の他側面に当接する構
造であってもよい。 【0029】すなわち抜止部53は、図9に示すように
切込み54によって形成された板バネの一部を切起こ
し、その先端が、切込み54が形成されたクリップ5の
一側面に対向するクリップ5の他側面に当接する構造で
ある。あるいは抜止部53は、図9に示すように切込み
54によって形成された板バネの一部を切起こし、凸部
30が抜け出る方向へ移動した際には、凸部30が抜止
部53の延出側面に当接する構造であって、抜止部53
の先端が、切込み54が形成されたクリップ5の一側面
に対向するクリップ5の他側面に当接した状態におい
て、凸部30の抜け出る方向への移動を両持ち梁状にな
って防止する構造である。 【0030】次にクリップ5の機能を説明する。クリッ
プ5は、バイザ本体2を支軸3に対して回動させる際に
所望の回動操作トルクを付与するトルク付与機能と、バ
イザ本体2を所定角度側へ付勢する付勢機能とを有す
る。このトルク付与機能は、図7に示すようにクリップ
5が支軸3を挟持することで生じる機能である。クリッ
プ5は、図8(a)に示すように支軸3の上方を覆う上
縁部50aから下方へ延出する二つの側縁部50b,5
0cを有する。そしてクリップ5は、支軸3が嵌挿され
ることで側縁部50b,50cの間が弾性的に拡開さ
れ、側縁部50b,50cによって支軸3を挟持する。 【0031】したがってバイザ本体2を支軸3に対して
回動させた場合、クリップ5がバイザ本体2とともに支
軸3に対して回動し、クリップ5と支軸3との間に摩擦
(動摩擦)が生じる。その結果、クリップ5は、バイザ
本体2に対して所望の回動操作トルクを付与する。また
クリップ5は、バイザ本体2を支軸3に対して所定角度
で静止させる機能も備える。すなわちクリップ5と支軸
3との間に静摩擦が生じており、この静摩擦によってバ
イザ本体2を所望の角度で静止させることができる。 【0032】またクリップ5の付勢機能は、図2に示す
ように支軸3の外周側面の一部に形成された切欠き面3
1と、クリップ5との関係によって構成される。切欠き
面31は、図2に示すようにクリップ5に対応した位置
に設けられており、その長さは、クリップ5の幅長さ以
上になるように形成されている。したがってバイザ本体
2が支軸3の軸回りに回動されると、図8に示すように
切欠き面31がクリップ5の側縁部50cに対して当接
・離間する。そして切欠き面31が図8(b)に示すよ
うに側縁部50cに当接した状態になると、クリップ5
の拡開量が小さくなる。そしてその状態がクリップ5が
最も安定した状態である。したがってクリップ5は、ク
リップ5の弾性力によって支軸3の切欠き面31に当接
した状態になろうとし、バイザ本体2が支軸3の所定回
動位置に付勢される。例えばバイザ本体2が車室天井面
に沿った収納位置側へ付勢される。 【0033】以上のようにして車両用サンバイザ1が構
成される。したがってバイザ本体2は、クリップ5と支
軸3によって支軸3からの抜けが防止されている。また
バイザ本体2は、支軸3に装着する際の所定角度に傾け
た場合においても、それ以外の角度に傾けた場合におい
ても支軸3からの抜けが防止されている。また支軸3の
凸部30は、支軸3の軸周りの一部のみに形成される構
成であって、支軸3の軸周りの全周に渡って形成される
従来の構成に比べて容易に形成され得る。また凸部30
は、突状に形成されるため支軸3本体の径を細くしてい
ない。そのため支軸3本体は、ほとんどその強度が弱く
ならない。とりわけ支軸3が中空軸状に形成される場合
には有効である。なお中空軸状の支軸3は、樹脂材のみ
で形成されるものであってもよいし、金属管の外周を樹
脂材で覆うことで形成された二重管構造のものであって
もよい。 【0034】またクリップ5は、抜止部53を一体状に
備えた容易な構成になっている。また抜止部53は、凸
部30が常時当接する構造ではなく、バイザ本体2を支
軸3に対して所定角度に傾けたときのみに当接し得る構
造である。すなわちバイザ本体2を支軸3に装着したと
きの角度に戻したときのみに当接し得る構造である。し
たがって抜止部53は、凸部30から力を受けることが
少なく、耐久性が高くなっている。また凸部30と抜止
部53は、支軸3の軸周り全周に形成される構成ではな
く、所定角度のみを考慮した構成であって、容易に構成
されている。また抜止部53は、クリップ5の内部に形
成され、クリップ5から突出していない。したがってク
リップ5は、取扱い性がやさしい構造になっている。 【0035】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2を図10にしたがって説明する。実施の形態2は、
実施の形態1のクリップが一枚の板バネから形成される
形態に対して、クリップ9が図10に示すように上クリ
ップ90と下クリップ93とを備えた二分割で構成され
る形態である。なお他の部材は、実施の形態1と同様で
ある。そのため同一部材についてはその説明を割愛す
る。そしてその同一部材に同一番号を利用しつつ、実施
の形態2のクリップ9の形態を以下に説明する。 【0036】上クリップ90は、図10に示すように板
バネを折り曲げることで形成されている。そして上クリ
ップ90は、支軸3の本体が挿入されることで弾性拡開
する弾性係合部90aを折り曲げ側に有する。また上ク
リップ90は、下方へ略並行に延出する脚部90bを有
する。また上クリップ90は、折曲状に形成されること
で、支軸3が挿入される挿入孔91を有する。この挿入
孔91は、弾性係合部90a側において支軸3の本体が
挿入される。また挿入孔91は、支軸3の凸部30が貫
通する貫通部91bを脚部90b側に有する。 【0037】したがってバイザ本体2を支軸3に対して
所定の角度に傾け、凸部30を貫通部91bに貫通させ
ることで支軸3を上クリップ90に嵌挿できる。また二
つの脚部90bには、図10に示すように下クリップ9
3に取付くための取付部90cがそれぞれ形成されてい
る(なお図には一方側しか記載していない)。また上ク
リップ90は、脚部90bの弾性係合部90a側、すな
わち首部となる部分に挿入孔91側へ折返し状に形成さ
れた抜止部92を有する。この抜止部92は、実施の形
態1における抜止部53とほぼ同様に形成されている。 【0038】下クリップ93は、図10に示すように板
バネを折曲げることで形成されており、上クリップ90
の取付部90cが係着される係着部93aを有する。な
お係着部93aは、図10に示すように貫通口状に形成
されている。したがって上クリップ90の脚部90bを
下クリップ93の間に挿入することで、上クリップ90
が下クリップ93に取付く。 【0039】(他の実施の形態)また本発明は、以下の
形態であっても構わない。すなわち上記の実施の形態で
は、抜止部53が片持ち梁状に形成されていたが、例え
ば板バネをポンチによって略四分の一の球状に突出させ
ることで抜止部を形成する構成であってもよい。そして
その抜止部は、貫通部に向けて突出し、抜止部の平面側
が凸部の貫通出口側に向く構成であってもよい。なおこ
の抜止部であっても、凸部が貫通部を貫通する際に抜止
部の斜面に沿って凸部が移動し、凸部によって弾性変形
され、凸部の取付け方向への移動を許容する。また抜止
部は、凸部が貫通した後に貫通部側に突出し、凸部が貫
通部を抜け出る方向への移動を防止する。 【0040】 【発明の効果】本発明に係る車両用サンバイザによれ
ば、バイザ本体が支軸に対して抜止めされる構造が合理
的に構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用サンバイザの正面図である。
【図2】バイザ本体の内部を示す図であって、クリップ
と支軸と分割体とを示す斜視図である。 【図3】クリップと支軸をバイザ本体へ取付けた状態を
示す斜視図である。 【図4】クリップと支軸とを示す斜視図である。 【図5】クリップの側面図、正面図、上面図である。 【図6】バイザ本体を収納位置にした状態における図1
のA−A線断面矢視図であって、支軸がクリップに対し
て紙面の奥側から手前側へ貫通される途中の状態を示す
図(a)と、図1のB−B線断面矢視図であって、凸部
がクリップを貫通した状態を示す図(b)である。 【図7】バイザ本体をフロント位置にした状態における
図1のB−B線断面矢視図であって、凸部がクリップの
端部に当接可能な状態を示す図である。 【図8】支軸の切欠き面とクリップとの関係を示す図1
のA−A線断面矢視図であって、バイザ本体をフロント
位置にした状態における図(a)と、バイザ本体を収納
位置にした状態における図(b)である。 【図9】図6(b)のC−C線断面矢視図であって、凸
部が抜け出る方向へ移動することで凸部が抜止部の側面
に当っている様子を示す図である。 【図10】実施の形態2にかかるクリップを示す斜視図
である。 【符号の説明】 1…車両用サンバイザ 2…バイザ本体 3…支軸 4…内設部 5,9…クリップ 30…凸部 31…切欠き面 40…クリップ支持部 41,42…軸受部 50,90a…弾性係合部 51,90b…脚部 52,91…挿入孔 52a,91b…貫通部 53,92…抜止部
と支軸と分割体とを示す斜視図である。 【図3】クリップと支軸をバイザ本体へ取付けた状態を
示す斜視図である。 【図4】クリップと支軸とを示す斜視図である。 【図5】クリップの側面図、正面図、上面図である。 【図6】バイザ本体を収納位置にした状態における図1
のA−A線断面矢視図であって、支軸がクリップに対し
て紙面の奥側から手前側へ貫通される途中の状態を示す
図(a)と、図1のB−B線断面矢視図であって、凸部
がクリップを貫通した状態を示す図(b)である。 【図7】バイザ本体をフロント位置にした状態における
図1のB−B線断面矢視図であって、凸部がクリップの
端部に当接可能な状態を示す図である。 【図8】支軸の切欠き面とクリップとの関係を示す図1
のA−A線断面矢視図であって、バイザ本体をフロント
位置にした状態における図(a)と、バイザ本体を収納
位置にした状態における図(b)である。 【図9】図6(b)のC−C線断面矢視図であって、凸
部が抜け出る方向へ移動することで凸部が抜止部の側面
に当っている様子を示す図である。 【図10】実施の形態2にかかるクリップを示す斜視図
である。 【符号の説明】 1…車両用サンバイザ 2…バイザ本体 3…支軸 4…内設部 5,9…クリップ 30…凸部 31…切欠き面 40…クリップ支持部 41,42…軸受部 50,90a…弾性係合部 51,90b…脚部 52,91…挿入孔 52a,91b…貫通部 53,92…抜止部
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フロントページの続き
Fターム(参考) 3J037 AA09 BA01 BB01 KA01 KA04
KA09
3J105 AA02 AA03 AA12 AC08 BA02
BA16 BB03 BB15
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支軸の軸周りに回動可能に取付けられる
バイザ本体と、前記バイザ本体を前記支軸の軸周りに回
動する際に、前記バイザ本体に回動操作トルクを付与す
るクリップとを有する車両用サンバイザであって、 前記支軸は、軸側方に突出する凸部を有し、 前記クリップは、前記バイザ本体を前記支軸に取付ける
際に、前記支軸が嵌挿されるとともに、前記バイザ本体
を所定角度に傾けることで前記凸部を貫通させることが
できる貫通部を有し、 前記クリップには、前記貫通部に向けて突出する抜止部
が形成され、 前記抜止部は、前記凸部が前記貫通部を貫通する際に弾
性変形して前記凸部が取付け方向へ移動することを許容
し、前記凸部が前記貫通部を通過した状態において前記
貫通部に突出し、前記凸部が抜け出る方向へ移動するこ
とを防止することを特徴とする車両用サンバイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002150967A JP2003341361A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 車両用サンバイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002150967A JP2003341361A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 車両用サンバイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341361A true JP2003341361A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29768685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002150967A Pending JP2003341361A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 車両用サンバイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089204A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 折り畳み式携帯情報端末装置および、折り畳み式携帯電話機 |
WO2015040786A1 (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-26 | 株式会社パイオラックス | カラーおよびそのカラーを備える車両用のサンバイザ |
-
2002
- 2002-05-24 JP JP2002150967A patent/JP2003341361A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089204A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 折り畳み式携帯情報端末装置および、折り畳み式携帯電話機 |
WO2015040786A1 (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-26 | 株式会社パイオラックス | カラーおよびそのカラーを備える車両用のサンバイザ |
CN105764728A (zh) * | 2013-09-18 | 2016-07-13 | 百乐仕株式会社 | 柱环以及具有该柱环的车辆用遮阳板 |
JP6005872B2 (ja) * | 2013-09-18 | 2016-10-12 | 株式会社パイオラックス | カラーおよびそのカラーを備える車両用のサンバイザ |
US9931912B2 (en) | 2013-09-18 | 2018-04-03 | Piolax, Inc. | Collar, and vehicle sun visor provided with said collar |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050404 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080403 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |