JPH0628935Y2 - ヨークのドレンカバー装置 - Google Patents

ヨークのドレンカバー装置

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JPH0628935Y2
JPH0628935Y2 JP1988128614U JP12861488U JPH0628935Y2 JP H0628935 Y2 JPH0628935 Y2 JP H0628935Y2 JP 1988128614 U JP1988128614 U JP 1988128614U JP 12861488 U JP12861488 U JP 12861488U JP H0628935 Y2 JPH0628935 Y2 JP H0628935Y2
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JP
Japan
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drain
yoke
water
discharge port
drain cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988128614U
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English (en)
Other versions
JPH0249355U (ja
Inventor
博之 椎名
Original Assignee
三ツ葉電機製作所
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Publication date
Application filed by 三ツ葉電機製作所 filed Critical 三ツ葉電機製作所
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Priority to US07/537,927 priority patent/US4994699A/en
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/10Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with arrangements for protection from ingress, e.g. water or fingers
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2205/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to casings, enclosures, supports
    • H02K2205/09Machines characterised by drain passages or by venting, breathing or pressure compensating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モータや発電機等の回転電機におけるケーシ
ングを構成するヨークのドレンカバー装置に関するもの
である。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、回転電機のケーシングを構成するヨークには、
水抜き孔が形成されていて、モータ内に浸入した水を排
出できるようになつている。ところでこの水抜き孔から
は、逆に水が浸入してしまい、これを防止するためドレ
ンカバーを設ける等の配慮が別途必要になる。しかるに
従来のドレンカバーは、水抜き孔に長いチユーブ状のも
のを取付けて構成していたため、水が表面張力により途
中で止まつてしまうなどして排水性が悪く、また長く突
出しているため他部材と干渉してしまう等の欠点もあつ
て問題になつている。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができるヨークのドレンカバー装置を提供する
ことを目的として創案されたものであつて、円筒形状を
して横置き設置されるヨークには、その真下部を挟んだ
ヨークの周方向両側に一対の水抜き孔を穿設し、これら
水抜き孔に排水口が形成されたドレンカバーを止着する
構成にするに、前記ドレンカバーは、両水抜き孔を下側
から覆う大きさを要した四角形状の底板面と、底板面の
四周縁から突出して上端縁がヨーク外周に接当する側壁
面と、周方向の両側壁面から突出して、各水抜き孔の周
方向外側縁に係止してドレンカバーをヨークへ組付ける
ための係止爪と、ヨーク軸芯方向の両側壁面の真下部に
位置するよう開設した排出口と、水抜き孔を軸芯方向両
側から挟むようにして底板面より立設した一対のシール
ド壁面と、該シールド壁面の真下部に位置して開設さ
れ、水抜き孔からシールド壁面間に流れ落ちた水を排出
口側に流すための開口とを有して形成し、かつ排出口と
開口との大きさを、排出口を通して外側からはシールド
壁面に挟まれる水抜き孔位置を臨むことができない大き
さに設定したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、排水性と逆流防止
性に優れ、しかもヨークからの突出も僅かにして他部材
との干渉を可及的に無くすることができるようにしたも
のである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はモータであつて、該モータ1は、ヨー
ク2の内周に固定される永久磁石3、回動自在に軸承さ
れるロータコア4、刷子5等の部材装置によつて形成さ
れていることは何れも従来通りである。
前記ヨーク2には、その真下部を挟んで周方向両側に所
定間隔を存して一対の水抜き孔2aが穿設されている。
そしてこの水抜き孔2aに本考案が実施されたドレンカ
バー6が組付けられている。つまりドレンカバー6は弾
性を有した樹脂材によつて形成されているが、前記両水
抜き孔2aを下側から覆うにたる大きさを要した底板面
6a、その四周縁から突出して、上端縁がヨーク2の外
周に接当するよう形成された側壁面6b、6cによつて
上方が開放した矩形状になつている。さらにヨーク周方
向の両側壁面6cには、水抜き孔2aの周方向外側縁に
係止してするための係止爪6hが突出形成されており、
これを用いてドレンカバー6をヨーク2に一体組付けで
きる構成になつている。さらに前記底板面6aには、水
抜き孔2aを軸芯方向両側から挟むようにして突出した
一対のシールド壁面6dが設けられている。そしてこの
シールド壁面6dには、さらに水抜き孔2aの軸芯方向
および周方向の対応する各内側面に殆ど接当する状態で
孔内まで嵌入して、ドレンカバー6の位置決めをし、ド
レンカバー6の周方向並びに軸芯方向のずれを規制し、
係止爪6hの負担を軽減するガイド板6eが突設されて
いる。
また前記軸芯方向両側の側壁面6bの真下位置には排出
口6fが開設されているが、さらにこれと対向するよう
シールド壁面6dの真下位置にも開口6gが形成されて
いて、水抜き孔2aから両シールド壁面6d間に流れ落
ちた水を排出口6f側に流すようになつているが、この
排出口6fと開口6gとの大きさは、排出口6fの端縁
Aとこれとは周方向反対側にある開口6gの端縁Bとを
結ぶ仮想線Xよりも水抜き孔2a位置が周方向外側に位
置するよう設定されていて、外側から排出口6fを通し
て水抜き孔2a位置が直接臨めない構成になつている。
尚、図中、6iは係止爪6hに対向して突出された係止
受け片である。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、モー
タ1内に浸入した水は、ヨーク2の真下部近傍に穿設し
た水抜き孔2aからドレンカバー6に流れ出し、排出口
6fを介して外部に排出されることになる。そして流れ
落ちた水は、そのままシールド壁面6d間のほぼ真下位
置まで流れ、開口6gを経て排出口6fに達しここから
外部に排出されることになる。
この様に本考案においては、ドレンカバー6を経由して
水抜き孔2aから流れ出た水を排出できることになる
が、この水抜き孔2aからの水の逆流はドレンカバー6
によつて確実に防止される。つまりドレンカバー6に
は、底板面6aと側壁面6b、6cがあつて、側壁面6
bに形成した排出口6fを通つて内部に浸入しようとす
るもの以外は阻止できる。
一方、排出口6fから浸入した水のうちシールド壁面6
d部まで達しようとするものがあるが、何れも真下部に
形成されるものでありながら、外側から排出口6fを通
して水抜き孔2a位置を直接臨むことができないよう排
出口6fと開口6gとが設定されている、つまり水抜き
孔2aの位置が、排出口6fの端縁部Aと開口6gの端
縁部Bとを結ぶ仮想線Xよりも周方向外側に位置してい
るため、前記排出口6fから浸入した水はシールド壁面
6dに当つて跳ね返され、直接水抜き孔2a位置まで達
してしまうことが無く、従つて水のヨーク2内への逆流
が効果的に防止されることになる。またガイド片6e、
係止受け片6iも水の逆流防止の作用を果たすため、よ
り一層優れた逆流防止効果を達成できることになる。し
かもこのドレンカバー6は、径方向の突出量も僅かであ
るので、モータ設置の際に、これが他部材に干渉してし
まう不具合も確実に回避できることになる。
またこのものは、水抜き孔2aが周方向に一対穿設され
ているので、モータ1の組付けが多少周方向にずれたと
しても確実な水抜き作用を呈することになつて、組付け
時の自由度が増すことになる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、ヨーク内に浸入した水は、水抜き孔から、ドレ
ンカバーのシールド側壁間に流れ落ち、そして真下部の
開口を経て側壁面の真下部に形成した排出口から外部に
確実に排出されることになる。一方、水の逆流に対して
は、排出口を通して外部から水抜き孔位置を臨むことが
できないよう、真下部に開設されるものでありながら排
出口と開口との大きさが設定されていることから、排出
口から浸入した水は、シールド壁面に当つて跳ね返され
てしまい、直接水抜き孔に達するものが無く、このため
優れた水の逆流防止が達成されることになる。しかもこ
のドレンカバーは、底板面が有るため、チユーブ状に長
く突出させる必要が無く、このためコンパクト化でき
て、他部材との干渉も回避できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るヨークのドレンカバー装置の実施
例を示したものであつて、第1図はモータの断面図、第
2図はドレンカバーの正面図、第3図は同上平面図、第
4図は同上底面図、第5図はドレンカバーを組付けた状
態を示す断面正面図、第6図はドレンカバーの断面側面
図、第7図はドレンカバーの斜視図である。 図中、1はモータ、2はヨーク、2aは水抜き孔、6は
ドレンカバー、6aは底板面、6b、6cは側壁面、6
dはシールド壁面、6fは排出口、6gは開口、6hは
係止爪である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形状をして横置き設置されるヨークに
    は、その真下部を挟んだヨークの周方向両側に一対の水
    抜き孔を穿設し、これら水抜き孔に排水口が形成された
    ドレンカバーを止着する構成にするに、前記ドレンカバ
    ーは、両水抜き孔を下側から覆う大きさを要した四角形
    状の底板面と、底板面の四周縁から突出して上端縁がヨ
    ーク外周に接当する側壁面と、周方向の両側壁面から突
    出して、各水抜き孔の周方向外側縁に係止してドレンカ
    バーをヨークへ組付けるための係止爪と、ヨーク軸芯方
    向の両側壁面の真下部に位置するよう開設した排出口
    と、水抜き孔を軸芯方向両側から挟むようにして底板面
    より立設した一対のシールド壁面と、該シールド壁面の
    真下部に位置して開設され、水抜き孔からシールド壁面
    間に流れ落ちた水を排出口側に流すための開口とを有し
    て形成し、かつ排出口と開口との大きさを、排出口を通
    して外側からはシールド壁面に挟まれる水抜き孔位置を
    臨むことができない大きさに設定したことを特徴とする
    ヨークのドレンカバー装置。
JP1988128614U 1988-09-30 1988-09-30 ヨークのドレンカバー装置 Expired - Lifetime JPH0628935Y2 (ja)

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JP1988128614U JPH0628935Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 ヨークのドレンカバー装置
US07/537,927 US4994699A (en) 1988-09-30 1990-06-13 Drain cover for yoke of dynamic electric machine

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JPH0249355U JPH0249355U (ja) 1990-04-05
JPH0628935Y2 true JPH0628935Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=14989142

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JPH0249355U (ja) 1990-04-05
US4994699A (en) 1991-02-19

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