JP3045591B2 - 量水器筐 - Google Patents

量水器筐

Info

Publication number
JP3045591B2
JP3045591B2 JP4017845A JP1784592A JP3045591B2 JP 3045591 B2 JP3045591 B2 JP 3045591B2 JP 4017845 A JP4017845 A JP 4017845A JP 1784592 A JP1784592 A JP 1784592A JP 3045591 B2 JP3045591 B2 JP 3045591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
water pipe
base
retaining plate
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4017845A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05214747A (ja
Inventor
直志 霜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Kasei Kogyo KK filed Critical Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority to JP4017845A priority Critical patent/JP3045591B2/ja
Publication of JPH05214747A publication Critical patent/JPH05214747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3045591B2 publication Critical patent/JP3045591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下埋設型の量水器筐
に係り、筐体と底台とに形成させた水道管導入部を覆う
土留板を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地下埋設型の量水器筐は、上下面
が開口し、上面開口部に開閉自在に取り付けられた蓋材
を設けた筐体と底台から構成される量水器筐が知られて
いる。そして、この筐体と底台とにそれぞれ接合部に対
向するように形成された水道管導入部から水道管を挿通
するようにしている。しかしながら、水道管導入部は水
道管の配管の容易性により、水道管の外周面と水道管導
入部の内周との間に間隙が形成され、この間隙から筐体
内に土砂が侵入することがある。このため、従来は、例
えば実公昭54−26490号公報に記載されているよ
うな土留板が用いられている。この土留板は、水道管に
嵌着して筐体と底台との水道管導入部を外側から当接し
て水道管導入部を覆い、筐体内に土砂が侵入することを
防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭54−26490号公報に記載の量水器筐では、量
水器筐を施工後の外構工事の際に、量水器筐と外構の天
場が合わず、量水器筐を上方に引き上げて天場を合わす
場合が多々ある。この場合、筐体と底台とは連結されて
いないため、筐体のみが浮き上がり、土砂や蛇、蛙など
の動物の侵入を招き、検針に難を期す問題点がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、量水器筐を引き上げても筐体と底台の間に隙間を生
じず、土砂や諸動物の侵入を防ぎ、確実に土留めできる
量水器筐を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の量水器筐は、上
面を開口するとともに両端の下部に水道管導入部を略半
円弧状に開口し、かつ、下面を開口した筐体と、この筐
体の下面開口部に接合され両端の上部に前記筐体の水道
管導入部に対向して水道管導入部を略半円弧状に開口す
る底台と、前記筐体の上面開口部に開閉自在に取り付け
られた蓋体とを備え、略中央部に水道管挿通孔を形成す
るとともに、この水道管挿通孔から縁辺に切り込みを設
けた土留板を設け、この土留板にて前記筐体および底台
の水道管導入部を覆うとともに、固定爪体をこの筐体と
底台との係合孔に係合して、前記筐体と底台を連結した
ものである。
【0006】
【作用】本発明の量水器筐は、水道管導入部の隙間を閉
塞する土留板にて、筐体と底台を一体に連結させること
により、確実に土留できるとともに、外構工事の際に外
構部と量水器筐の天場を合わせるために埋設した筐体を
引き上げても、筐体と底台の間に隙間を生じることがな
く、土砂や諸動物の侵入を防止できる。また、土留板は
固定爪体を筐体および底台に形成された係合孔にはめ込
むだけでよく、配設工事が容易にでき、量水器筐に一体
接合させるための特別な構造を形成させる必要がないの
で、量水器筐を安価に製造できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の量水器筐の一実施例の構成を
図面について説明する。
【0008】図1において、1は地下埋設型の量水器筐
で、合成樹脂にて成型された筐体2と蓋体3および底台
4とにて構成されている。この筐体2は上面および底面
を開口した略矩形筐状に形成されている。そして、この
筐体2の上面開口部の前面部および両端面部の内側に蓋
受け部5が形成され、また、この筐体2の両端面の下部
に水道管導入部6が略半円弧状に開口されている。さら
に、この筐体2の下部外周に外側に向かってフランジ部
7が突出形成され、このフランジ部7は筐体2の両端面
において水道管導入部6に沿って形成されている。
【0009】また、地表面に露出される前記蓋体3は、
この蓋体3の周縁下面が前記筐体2の上面開口部に嵌合
され、前記筐体2の蓋受け部5に保持されるようになっ
ている。そして、この蓋体3の後部は前記筐体2の後面
部の両側に形成した図示しない軸支部に開閉自在に取り
付けられている。
【0010】また、前記底台4の両端面の上部に前記筐
体2の水道管導入部6に対向して水道管導入部8が略半
円弧状に開口され、この水道管導入部8は、前記筐体2
と底台4を接合させたときに、図2に示すように、水道
管導入口9が形成されるようになっている。また、この
底台4の上部外周に外側に向かって前記筐体2のフラン
ジ部7に接合されるフランジ部10が形成されている。そ
して、このフランジ部10も底台4の両端面において水道
管導入部8に沿って形成されている。さらに、この底台
4の略中央部には量水器の受け台11が形成される。
【0011】図3および図4において、12は土留板で、
ポリエチレン、ポリプロピレンなどにて角型に成型さ
れ、この土留板12は、略中央部に水道管挿通孔13を設
け、この水道管挿通孔13と土留板12の外縁とを結ぶよう
に切り込み14を形成する。この水道管挿通孔13の外縁と
土留板12の4隅の間にそれぞれ固定爪体としての係合爪
15を一体に設ける。そして、図1に示すように、この係
合爪15は、前記筐体2および底台4に開口する水道管導
入部6,8の上方および下方に開口する係合孔16に挿通
係合されている。
【0012】また、土留板12は、図3に示すように、略
中央部に形成する水道管挿通孔13の周縁から略等間隔に
多数の放射状切溝17を設けて適当長さの多数の扇形舌片
18を形成し、この各扇形舌片18に適当間隔で前記水道管
挿通孔13と同心円状の数条の凹溝19を形成させたもので
も可能である。
【0013】次に、この実施例の作用を説明する。
【0014】地下に埋設するように底台4を設置させ、
この底台4に形成する受け台11に配設された図示しない
量水器に水道管を接続し、地下に埋設され、天場が地表
と一致するように筐体2をこの底台4に接合させる。そ
して、土留板12を土留板12の水道管挿通孔13に切り込み
14から係合して水道管に嵌着させ、筐体2と底台4の内
側から前記係合爪15を係合孔16に嵌合させて、土留板12
によって筐体2と底台4とを一体的に連結する。
【0015】上記構成によれば、土留板12は、筐体2と
底台4の内側からこの土留板12に形成された係合爪15を
前記筐体2および底台4に形成された係合孔16に嵌合固
定されることによって、筐体2と底台4が一体化される
ために、外構工事の際に外構と量水器筐1の天場を合わ
せるために上方に引き上げても、筐体2と底台4の間に
隙間を生じることがなくなり、土砂や諸動物の侵入を防
ぐことができる。
【0016】なお、上記実施例において、土留板12と係
合爪15とを一体に形成して説明したが、別体に形成する
こともできる。
【0017】また、前記実施例では、土留板12は筐体2
の内側から取り付けた構造について説明したが、外側か
らも取り付けることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の量水器筐は、水道管導入部の隙
間を閉塞する土留板に固定爪体を形成させ、この土留板
を筐体と底台の内側から、前記固定爪体を筐体と底台に
開口する係合孔に嵌合させ、前記筐体と底台を一体接合
するように連結固定させることにより、確実に土留でき
るとともに、外構工事の際に外構部と量水器筐の天場を
合わせるために埋設する量水器筐を引き上げても、筐体
と底台の間に隙間を生じることがなく、土砂や諸動物の
侵入を防止できる。また、土留板に形成される固定爪体
を筐体および底台に形成された係合孔にはめ込むだけで
よく、配設工事が容易にできる。さらに、量水器筐に一
体接合させるための特別な構造を形成させる必要がない
ので、量水器筐を安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す量水器筐の一部切欠縦
断正面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上土留板の正面図である。
【図4】同上土留板の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 量水器筐 2 筐体 3 蓋体 4 底台 6,8 水道管導入部 12 土留板 13 水道管挿通孔 14 切り込み 15 固定爪体としての係合爪 16 係合孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口するとともに両端の下部に水
    道管導入部を略半円弧状に開口し、かつ、下面を開口し
    た筐体と、この筐体の下面開口部に接合され両端の上部
    に前記筐体の水道管導入部に対向して水道管導入部を略
    半円弧状に開口する底台と、前記筐体の上面開口部に開
    閉自在に取り付けられた蓋体とを備え、 略中央部に水道管挿通孔を形成するとともに、この水道
    管挿通孔から縁辺に切り込みを設けた土留板を設け、こ
    の土留板にて前記筐体および底台の水道管導入部を覆う
    とともに、固定爪体をこの筐体と底台との係合孔に係合
    して、前記筐体と底台を連結したことを特徴とする量水
    器筐。
JP4017845A 1992-02-03 1992-02-03 量水器筐 Expired - Lifetime JP3045591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017845A JP3045591B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 量水器筐

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017845A JP3045591B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 量水器筐

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05214747A JPH05214747A (ja) 1993-08-24
JP3045591B2 true JP3045591B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=11955011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4017845A Expired - Lifetime JP3045591B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 量水器筐

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3045591B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040138A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 アロン化成株式会社 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法、及び埋設ボックスの土砂流入構造
JP2018040239A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 アロン化成株式会社 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックスの土砂流入防止構造、及び埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3514673B2 (ja) * 1999-09-07 2004-03-31 アルプス電気株式会社 光ディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040138A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 アロン化成株式会社 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法、及び埋設ボックスの土砂流入構造
JP2018040239A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 アロン化成株式会社 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックスの土砂流入防止構造、及び埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05214747A (ja) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4747453A (en) Security cover and housing for a well
JP3045591B2 (ja) 量水器筐
JPH05151804A (ja) ソーラー灯の台座
JPH0354207Y2 (ja)
JPH0410299Y2 (ja)
JPH0625916B2 (ja) 表 札
JPH0756385Y2 (ja) 排水管用掃除口装置
JPH11205983A (ja) 地中埋設箱用嵩上継枠
JPS6039386Y2 (ja) 集水ます
JPS5838763Y2 (ja) コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具
JPS6016674Y2 (ja) 量水器筐用調節体
JPH0545638Y2 (ja)
JP3381014B2 (ja) ドロップ桝
JPH10204905A (ja) 下水用点検口防護蓋装置
JPH0756384Y2 (ja) 排水管用掃除口装置
JPS607417Y2 (ja) マンホ−ル用単位板
JPS6141808Y2 (ja)
JPH11166266A (ja) 取手付き内蓋
JP2694523B2 (ja) 建築施工現場における立上り管の上端開口の一時閉塞蓋
JPH0242754Y2 (ja)
JPS6323498Y2 (ja)
JP2579820Y2 (ja) 地下埋設物用桝
JPH0316903Y2 (ja)
JPH08260557A (ja) 桝用蓋受け枠の取付け装置
JPH0630234U (ja) 排水ます掃除口の蓋

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term