JPH0242754Y2 - - Google Patents

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JPH0242754Y2
JPH0242754Y2 JP6431884U JP6431884U JPH0242754Y2 JP H0242754 Y2 JPH0242754 Y2 JP H0242754Y2 JP 6431884 U JP6431884 U JP 6431884U JP 6431884 U JP6431884 U JP 6431884U JP H0242754 Y2 JPH0242754 Y2 JP H0242754Y2
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seal
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば上下水道等のマンホールの開
口部を蓋するマンホールの閉蓋装置の技術分野に
属し、より詳しくは蓋の受枠の上部外寄位置に蓋
内嵌支持部を、中間高さ部内寄位置にパツキン受
部を、中間高さ部に閉蓋係留部をそれぞれ形成
し、パツキン受部にパツキンを固定し、蓋の嵌合
周縁部より内側の下面側にパツキン接当面と係止
部とを形成し、蓋を受枠に被せて回転させた閉蓋
ロツク状態では蓋の嵌合周縁部が蓋内嵌支持部に
内嵌支持され、係止部が閉蓋係留部に係合して上
方へ抜止めされ、かつパツキンがパツキン接当面
に接当するように構成したものに関する。
〈従来技術〉 従来この種のものとしては、本出願人が先に提
案した実公昭39−11550号公報及び実公昭39−
11551号公報に示すものがある。
これは、第2図A及びBに示すように、蓋4′
を受け止める受枠3′を下部で連結した内外2重
の環状部20′,20′で形成し、内方の環状部2
0′の上端にパツキン9′を固定し、外方の環状部
21′の内周面22′の中間高さ部に閉蓋係留突部
12′を形成するようにしたものである。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 上記のように構成したものでは次のような問題
があつた。
即ち、蓋4′に設けた係止部11′が、受枠3を
構成する外方の突出部21′の内周面22′に形成
した閉蓋係留突部12′に係合する構成になつて
いるため、内方の環状部20′と外方の環状部2
1′との間に係止部11′挿入用の環状の空間Sa
が大きく形成されることから、この大きな環状の
空間Saに雨水や塵埃が多量に溜つて腐敗しやす
く、不衛生になりやすい。
しかも、環状の空間Saに塵埃が堆積し、永年
のうちに、これが閉蓋係留部12′及び係止部1
1′に膠着してして蓋の開蓋操作が困難になり、
作業性が悪くなる。
加えて、この種の装置では、マンホールの孔径
が規格化されていることから、その必要径に対し
て環状の空間Saの分だけ受枠3′の外径が不必要
に大きくなり、大形化してしまうだけでなく、重
量も重くなり、材料費はもとより、加工や組付け
のための取扱いに手間を要することから高価なも
のになつてしまう。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するために提案され
たもので、受枠の閉蓋係留部をパツキン受部より
内側に形成し、蓋を受止める蓋内嵌支持部をパツ
キン受部の外周縁部上に位置させ、パツキン受部
と連続状に形成するようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図はマンホールの閉蓋装置の分解縦断正面
図、第2図は一部切欠き斜視図を示し、第3図は
要部の縦断正面図を示す。
図において1はマンホール2の閉蓋装置であ
り、これは周知のようにマンホール2の上端部に
同芯状に埋込まれた受枠3と、この受枠3に支持
される蓋4とからなる。
受枠3は上部の外寄り位置に蓋内嵌支持部5と
パツキン受部6とを順に階段状に形成してあり、
パツキン受部6に形成したパツキン溝7にリツプ
8付きパツキン9の下部を嵌着してパツキン9を
パツキン受部6に取付けるようにしてある。
パツキン受部6の内周面10の3等分個所には
蓋4に設けた係止部11が係合する閉蓋係留部1
2が形に突出形成してある。
閉蓋係留部12に係合する係止部11は蓋4の
下面4aから環状に垂下した筒鍔13の3等分個
所に係止片支持部14を延出し、この係止片支持
部14から係止片15を外方に向けて突出形成し
たものである。
受枠3の蓋内嵌支持部5に支持される蓋4の嵌
合周縁部16より内側の下面側で、係止部11と
の間には受枠3に設けたパツキン9が気密状に接
当するパツキン接当面17が形成されている。
図中符号18は蓋4を開閉する時に開閉ハンド
ル(図示略)が係合される把手部である。
上記のように構成したマンホールの閉蓋装置1
は、第1図に示すように受枠3の上方から蓋4を
被せつけ、蓋4の嵌合周縁部16を受枠3の蓋内
嵌支持部5に支持させると、パツキン9のリツプ
8が蓋4のパツキン接当面17に気密状に弾接す
る。この状態で蓋4を回転させると、蓋4に設け
た係止部11が受枠3の閉蓋係留部12に横から
係合し、蓋4を閉蓋ロツク状態に固定する(第3
図参照)。
このようにして蓋4が閉蓋ロツク状態に固定さ
れると、パツキン9が受枠3の蓋内嵌支持部5の
近傍に設けてあることからパツキン9の外方で蓋
4の下面側のパツキン接当面17との間に生じる
空間Sは第4図の従来のものと比べて著しく小さ
くなり、ここに多量の雨水や塵埃が多量に溜るこ
とがない。そして、蓋4を開く時には、蓋4に設
けた係止部11が受枠3の閉蓋係留部12から係
合を解除される方向に蓋4を回転させてから引上
げれば蓋4を開くことができる。
尚、上記実施例では閉蓋係留部12を形に形
成し、係止部11を突起状の係止片15で形成す
るようにしてあるが、閉蓋係留部12を突起状に
形成し、係止部11を形に形成するようにして
もよい。
〈本考案の効果〉 本考案は上記のように構成してあるので次の効
果を奏する。
A パツキン受部を閉蓋係留部より外方に設けて
パツキン受枠の蓋内嵌支持部の近傍に位置させ
られるので、パツキンの外方で、蓋の下面に形
成される空間が極めて小さくなり、ここに雨水
や塵埃が溜つてもその量が非常に少ないことか
ら速やかに乾燥するので、腐敗することがな
い。これにより衛生面を重視される飲料水用タ
ンクの閉蓋装置にも使用することができる。
B しかも、閉蓋係留部とこれに係合する係止部
は、パツキンで防塵された内側に設けてあるの
で、従来例のように閉蓋係留部及び係止部侵入
して膠着した塵埃で蓋の開閉が困難になるとい
う不具合を完全になくすことができる。
C 加えて、受枠の閉蓋係留部をパツキン受部よ
りも内側に位置させて形成し、蓋内嵌支持部と
パツキン受部とを連続して形成してあるので、
パツキン受部と閉蓋係留部との間に係止部挿入
回動用の環状の空間を形成した従来のものに較
べて外径を大巾に小形にすることができる。こ
れにより、閉蓋装置を小形・軽量化して材料コ
ストを低減できるうえ、加工や組付けのための
取扱いも容易になり、作業性が向上するので安
価に実施することができる。
D さらに、係止部の挿入回動用の環状の空間を
省略できる分だけ受枠の構造が簡単なものにな
り、これを鋳造する高価な金型を簡素化して安
価にすることができ、この分製造コストをさら
に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図はマンホールの閉蓋装置の分解縦断正面
図、第2図は使用状態の一部切欠き斜視図、第3
図は要部の縦断正面図を示し、第4図Aは従来例
の第2図相当図、第4図Bは従来例の第3図相当
図である。 1…閉蓋装置、2…マンホール、3…受枠、4
…蓋、5…蓋内嵌部、6…パツキン受部、9…パ
ツキン、11…係止部、12…閉蓋係留部、16
…嵌合周縁部、17…パツキン接当面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール2の閉蓋装置1の受枠3の上部外寄
    位置に蓋内嵌支持部5を、中間高さ部内寄位置に
    パツキン受部6を、中間高さ部に閉蓋係留部12
    をそれぞれ形成し、パツキン受部6にパツキン9
    を固定し、蓋4の嵌合周縁部16より内側の下面
    側にパツキン接当面17と係止部11とを形成
    し、蓋4を受枠3に被せて回転させた閉蓋ロツク
    状態では、蓋4の嵌合周縁部16が蓋内嵌支持部
    5に内嵌支持され、係止部11が閉蓋係留部12
    に横から係合して上方へ抜止めされ、かつパツキ
    ン9がパツキン接当面17に接当するように構成
    したマンホールの閉蓋装置において、受枠3の閉
    蓋係留部12をパツキン受部6よりも内側に位置
    させて形成し、かつ蓋内嵌支持部5をパツキン受
    部6の外周縁部上に隣接する位置に形成した事を
    特徴とするマンホールの閉蓋装置。
JP6431884U 1984-04-28 1984-04-28 マンホ−ルの閉蓋装置 Granted JPS60178054U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431884U JPS60178054U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 マンホ−ルの閉蓋装置

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JP6431884U JPS60178054U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 マンホ−ルの閉蓋装置

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Publication Number Publication Date
JPS60178054U JPS60178054U (ja) 1985-11-26
JPH0242754Y2 true JPH0242754Y2 (ja) 1990-11-14

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ID=30595289

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JP6431884U Granted JPS60178054U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 マンホ−ルの閉蓋装置

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JPS60178054U (ja) 1985-11-26

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