JPH11166266A - 取手付き内蓋 - Google Patents
取手付き内蓋Info
- Publication number
- JPH11166266A JPH11166266A JP33573297A JP33573297A JPH11166266A JP H11166266 A JPH11166266 A JP H11166266A JP 33573297 A JP33573297 A JP 33573297A JP 33573297 A JP33573297 A JP 33573297A JP H11166266 A JPH11166266 A JP H11166266A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- lid
- inner lid
- section
- inner cover
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】下水用点検口の上蓋が沈下した場合にも、内蓋
の取手が干渉することなく、上蓋の開閉に支障をきたす
ことのない取手付き内蓋を提供する。 【解決手段】合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部
の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋で
あって、鍔付き短筒体の短筒部211の上端部に蓋板2
13が設けられ、該蓋板213の上方に凹部214が形
成され、その凹部214内に取手215が設けられてい
る取手付き内蓋21である。
の取手が干渉することなく、上蓋の開閉に支障をきたす
ことのない取手付き内蓋を提供する。 【解決手段】合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部
の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋で
あって、鍔付き短筒体の短筒部211の上端部に蓋板2
13が設けられ、該蓋板213の上方に凹部214が形
成され、その凹部214内に取手215が設けられてい
る取手付き内蓋21である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道用点検口内
における、合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部の
上端部に取り付けられる取手付き内蓋に関するものであ
る。
における、合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部の
上端部に取り付けられる取手付き内蓋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、下水道用点検口内における、ます
又はマンホールの立上り部の上端部に取り付けられる内
蓋としては、例えば、実開平6─71583号公報に記
載され、図4に図示するように、内蓋aの上面が平坦に
なっており、その平坦面に上方に出っ張った蓋開閉用取
手bが設けらたものが使用され、ます又はマンホールの
点検口cには上蓋dが被せられた状態にて使用されてい
る。
又はマンホールの立上り部の上端部に取り付けられる内
蓋としては、例えば、実開平6─71583号公報に記
載され、図4に図示するように、内蓋aの上面が平坦に
なっており、その平坦面に上方に出っ張った蓋開閉用取
手bが設けらたものが使用され、ます又はマンホールの
点検口cには上蓋dが被せられた状態にて使用されてい
る。
【0003】しかし、蓋開閉用取手bの出っ張りが大き
いために、上蓋dがわずかに沈下した場合にも相互に干
渉してしまい、上蓋dの開閉に支障をきたしてしまうと
いう問題点がある。
いために、上蓋dがわずかに沈下した場合にも相互に干
渉してしまい、上蓋dの開閉に支障をきたしてしまうと
いう問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解消し、下水用点検口の上蓋が沈下し
た場合にも、内蓋の取手が干渉することなく、上蓋の開
閉に支障をきたすことのない取手付き内蓋を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
な従来の問題点を解消し、下水用点検口の上蓋が沈下し
た場合にも、内蓋の取手が干渉することなく、上蓋の開
閉に支障をきたすことのない取手付き内蓋を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、合成樹脂製ます又はマンホールの
立上り部の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からな
る内蓋であって、前記鍔付き短筒体の短筒部内のその上
端からやや下方に蓋板が設けられ、該蓋板上に、前記筒
状部の上端から突出しないような取手が設けられている
取手付き内蓋である。
発明(本発明1)は、合成樹脂製ます又はマンホールの
立上り部の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からな
る内蓋であって、前記鍔付き短筒体の短筒部内のその上
端からやや下方に蓋板が設けられ、該蓋板上に、前記筒
状部の上端から突出しないような取手が設けられている
取手付き内蓋である。
【0006】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部の上端部
に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋であって、
前記鍔付き短筒体の短筒部の上端部に蓋板が設けられ、
その蓋板にその表面より窪む手掛け部が設けられている
取手付き内蓋である。
は、合成樹脂製ます又はマンホールの立上り部の上端部
に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋であって、
前記鍔付き短筒体の短筒部の上端部に蓋板が設けられ、
その蓋板にその表面より窪む手掛け部が設けられている
取手付き内蓋である。
【0007】
【作用】本発明1の取手付き内蓋は、前記鍔付き短筒体
の短筒部内のその上端からやや下方に蓋板が設けられ、
該蓋板上に、前記筒状部の上端から突出しないような取
手が設けられていることにより、取手が短筒部内に隠さ
れた状態にて使用されるので、下水用点検口の上蓋が沈
下した場合にも、取手と干渉することがなく、上蓋の開
閉に支障をきたすことがない。
の短筒部内のその上端からやや下方に蓋板が設けられ、
該蓋板上に、前記筒状部の上端から突出しないような取
手が設けられていることにより、取手が短筒部内に隠さ
れた状態にて使用されるので、下水用点検口の上蓋が沈
下した場合にも、取手と干渉することがなく、上蓋の開
閉に支障をきたすことがない。
【0008】本発明2の取手付き内蓋は、前記鍔付き短
筒体の短筒部の上端部に蓋板が設けられ、その蓋板にそ
の表面より窪む手掛け部が設けられていることにより、
手掛け部(取手)が突出しない状態にて使用されるの
で、下水用点検口の上蓋が沈下した場合にも、取手と干
渉することがなく、上蓋の開閉に支障をきたすことがな
い。
筒体の短筒部の上端部に蓋板が設けられ、その蓋板にそ
の表面より窪む手掛け部が設けられていることにより、
手掛け部(取手)が突出しない状態にて使用されるの
で、下水用点検口の上蓋が沈下した場合にも、取手と干
渉することがなく、上蓋の開閉に支障をきたすことがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の取手付き内蓋を
用いた下水道用合成樹脂製ます部の全体を構造を説明す
る断面図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の取手付き内蓋を
用いた下水道用合成樹脂製ます部の全体を構造を説明す
る断面図である。
【0010】図1に示すように、下水道用合成樹脂製ま
す体11の一端部に設けられた流入口111には流入管
12が接続され、他端部に設けられた流出管112には
流出管13が接続され、中央部に立設された点検口11
3には立上り管14が接続された状態にて、土中に埋設
されている。
す体11の一端部に設けられた流入口111には流入管
12が接続され、他端部に設けられた流出管112には
流出管13が接続され、中央部に立設された点検口11
3には立上り管14が接続された状態にて、土中に埋設
されている。
【0011】立上り管14の上部の周囲の土中には台体
15が埋設され、台体15上には、断面略台形をなし上
方に開口部を有する枠体16が載置され、開口部には上
蓋17が被せられており、これらにより点検口18が成
形されている。
15が埋設され、台体15上には、断面略台形をなし上
方に開口部を有する枠体16が載置され、開口部には上
蓋17が被せられており、これらにより点検口18が成
形されている。
【0012】立上り管14の上端部には、本発明の一例
の内蓋21が取り付けられている。内蓋21は、図2に
示すように、短筒部211の上端の外方に鍔部212が
設けれた鍔付き短筒体からなる。短筒部211内のその
上端からやや下方の位置に蓋板213が設けられてお
り、蓋板213上に取手215が設けられている。取手
215の上面は鍔部212の上面と同一面かそれよりも
やや下方となるようになされ、筒状部211の上端から
突出しないようにされている。短筒部211の下部の外
周面には、周方向に沿って凹溝216が設けられ、その
凹溝216には、立上り管14の上端部の内周面との間
をシールするパッキング217が装着されている。
の内蓋21が取り付けられている。内蓋21は、図2に
示すように、短筒部211の上端の外方に鍔部212が
設けれた鍔付き短筒体からなる。短筒部211内のその
上端からやや下方の位置に蓋板213が設けられてお
り、蓋板213上に取手215が設けられている。取手
215の上面は鍔部212の上面と同一面かそれよりも
やや下方となるようになされ、筒状部211の上端から
突出しないようにされている。短筒部211の下部の外
周面には、周方向に沿って凹溝216が設けられ、その
凹溝216には、立上り管14の上端部の内周面との間
をシールするパッキング217が装着されている。
【0013】この内蓋21は、図1に示すように、立上
り管14の上端部に、その短筒部211を鍔部212が
立上り管14の上端に当接するまで挿入するようにして
取り付けられて、取手215が短筒部211内に隠され
た状態にて使用される。上蓋17が沈下した場合にも、
取手215と干渉することがないので、上蓋17の開閉
に支障をきたすおそれがない。
り管14の上端部に、その短筒部211を鍔部212が
立上り管14の上端に当接するまで挿入するようにして
取り付けられて、取手215が短筒部211内に隠され
た状態にて使用される。上蓋17が沈下した場合にも、
取手215と干渉することがないので、上蓋17の開閉
に支障をきたすおそれがない。
【0014】図3は、本発明の取手付き内蓋の別の例を
示す説明図である。この内蓋31は、短筒部311の上
端の外方に鍔部312が設けれ、短筒部311内の上端
部に、鍔部312と面一をなすように蓋板313が設け
られており、蓋板313には、その表面より窪む手掛け
部(取手)314,314が設けられている。手掛け部
314,314の下方の周囲には、蓋底部315が設け
られている。
示す説明図である。この内蓋31は、短筒部311の上
端の外方に鍔部312が設けれ、短筒部311内の上端
部に、鍔部312と面一をなすように蓋板313が設け
られており、蓋板313には、その表面より窪む手掛け
部(取手)314,314が設けられている。手掛け部
314,314の下方の周囲には、蓋底部315が設け
られている。
【0015】短筒部311の下部の外周面には、周方向
に沿って凹溝316が設けられ、その凹溝316には、
立上り管の上端部の内周面との間をシールするパッキン
グ317が装着されている。
に沿って凹溝316が設けられ、その凹溝316には、
立上り管の上端部の内周面との間をシールするパッキン
グ317が装着されている。
【0016】
【発明の効果】本発明の取手付き内蓋は、上記のように
されているので、下水用点検口の上蓋が沈下した場合に
も、内蓋の取手が干渉することなく、上蓋の開閉に支障
をきたすことがない。
されているので、下水用点検口の上蓋が沈下した場合に
も、内蓋の取手が干渉することなく、上蓋の開閉に支障
をきたすことがない。
【図1】本発明の取手付き内蓋を用いた下水道用合成樹
脂製ます部の全体を構造を説明する断面図である。
脂製ます部の全体を構造を説明する断面図である。
【図2】本発明の取手付き内蓋の一例の説明図であり、
(a)は断面図、(b)は斜視図である。
(a)は断面図、(b)は斜視図である。
【図3】本発明の取手付き内蓋の別の例の説明図であ
り、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
り、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
【図4】従来の取手付き内蓋を用いた下水道用合成樹脂
製ます部の全体の構造を説明する断面図である。
製ます部の全体の構造を説明する断面図である。
11 ます本体 14 立上り部 21,31 蓋体 211,311 短筒部 212,312 鍔部 213,313 蓋板 215 取手 314 手掛け部(取手)
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製ます又はマンホールの立上り
部の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋
であって、前記鍔付き短筒体の短筒部内のその上端から
やや下方に蓋板が設けられ、該蓋板上に、前記筒状部の
上端から突出しないような取手が設けられていることを
特徴とする取手付き内蓋。 - 【請求項2】 合成樹脂製ます又はマンホールの立上り
部の上端部に取り付けられる鍔付き短筒体からなる内蓋
であって、前記鍔付き短筒体の短筒部の上端部に蓋板が
設けられ、その蓋板にその表面より窪む手掛け部が設け
られていることを特徴とする取手付き内蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33573297A JPH11166266A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 取手付き内蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33573297A JPH11166266A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 取手付き内蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11166266A true JPH11166266A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18291863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33573297A Pending JPH11166266A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 取手付き内蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11166266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005061039A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Aron Kasei Co Ltd | 排水マス等における取手付き内蓋 |
JP2010533068A (ja) * | 2007-07-11 | 2010-10-21 | ボールドウィン・フィルターズ・インコーポレーテッド | 成形フィルタ端部キャップと製造方法 |
KR101379131B1 (ko) * | 2013-01-28 | 2014-04-04 | 유재춘 | 아파트 입상배관 누수 상태 점검용 내시경 검사구 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP33573297A patent/JPH11166266A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005061039A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Aron Kasei Co Ltd | 排水マス等における取手付き内蓋 |
JP2010533068A (ja) * | 2007-07-11 | 2010-10-21 | ボールドウィン・フィルターズ・インコーポレーテッド | 成形フィルタ端部キャップと製造方法 |
KR101379131B1 (ko) * | 2013-01-28 | 2014-04-04 | 유재춘 | 아파트 입상배관 누수 상태 점검용 내시경 검사구 |
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