JPH0431469Y2 - - Google Patents

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JPH0431469Y2
JPH0431469Y2 JP14670786U JP14670786U JPH0431469Y2 JP H0431469 Y2 JPH0431469 Y2 JP H0431469Y2 JP 14670786 U JP14670786 U JP 14670786U JP 14670786 U JP14670786 U JP 14670786U JP H0431469 Y2 JPH0431469 Y2 JP H0431469Y2
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casing
wall
attached
mounting plate
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は室外側の壁面に取付け、室内空気を
吸引し排出するようにした換気扇に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第8図は例えば実開昭55−75740号公報で示さ
れた従来の換気扇を示す断面図であり、図におい
て1はケーシングで、壁2に設けられた換気口3
の周縁部に設けられた木枠4に取付けられるよう
背面の周縁に鍔部5が形成され、かつ背面に上記
換気口3に連通する接続口6が、また下面にこの
接続口6と連通し外部に解放された開口7が設け
られている。8はケーシング1内に設けられたシ
ロツコ送風機で、電動機9、回転翼10および上
記ケーシング1がその一部を形成した羽根ケーシ
ング11から形成され、上記開口7がこの送風機
の吹出口を形成している。12は開口7に設けら
れ吹出方向を可変できるグリルである。
従来の換気扇は上記のように構成され、ケーシ
ング1の鍔部5を木枠4に取付けることにより壁
2に固着され、電動機9を運転することにより回
転翼10は回転し、室内空気を換気口3、接続口
6から吸引し、開口7から室外へ排出する。ま
た、雨水の室内への浸入は羽根ケーシング11の
一部を形成するケーシング1により防止されるよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の換気扇では、ケーシング1
背面の周縁に鍔部5を設けて木枠4に取付けるよ
うにしているから、雨水がケーシング1の周縁か
ら壁2を伝つて流れ、雨水に混ざるほこり等が壁
2に付着して壁を汚す問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、雨水が壁を伝つて流れないように
し、壁がほこり等によつて汚れることのない換気
扇を得ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る換気扇は、取付板を壁に取着さ
れる取着部と、この取着部の周側から立設された
周側部と、この周側部の端部から周方向に設けら
れ送風機およびケーシングが取着されるフランジ
部と、このフランジ部の下端に室外側へ突出した
水切部とから形成したものである。
〔作用〕
この考案においては、取付板を壁に取着される
取着部に周側部を立設し、この周側部の端部にフ
ランジ部を設け、このフランジ部の下端に室外側
へ突出した水切部を形成したから、ケーシングお
よびケーシング内部を伝つて流れる雨水は、壁か
ら離れて流れ落ち壁を伝つて流れることがなくな
る。
〔実施例〕
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示す図
であり、図において20は壁21を貫通して設け
られた他端が室内に開口されたパイプ、22は壁
21の室外側にネジ23により固着される取付板
で、中央部には上記パイプ20が嵌合する絞り部
24が設けられ、壁21に当接しネジ23が貫通
するネジ孔25とコード孔26を設けた取着部2
7と、この取着部27を絞ることでその周側壁が
立設された周側部28と、この周側部の端部から
周方向に折り曲げて設けられ上部に切曲部29を
形成し下部にネジが螺合する孔30を形成したフ
ランジ部31と、このフランジの下端に室外側へ
折り曲げて突設させネジ孔32を設けた水切部3
3とから形成されている。34は送風機で、上記
取着板22に取着されるフレーム35と、このフ
レームに設けられ電動機36が取付けられる電動
機取付板37と、上記電動機36の軸に取付けら
れる羽根38と、この羽根を覆い上記パイプ20
の端部開口に対応した吸気孔39を設けた羽根ケ
ーシング40とから形成され、上記フレーム35
には上記切曲部29に係合する係合孔41と、上
側壁に上方へ突出して形成した一条のリブ42
と、両側壁に外方へ突出して形成した凸部43
と、側壁と下側壁にそれぞれ設けられたコード孔
44と、上記孔30に対応して設けられたネジ孔
45とが設けられている。46はフレーム35の
側壁に設けられ電動機36のリード線を接続する
端子台、47は壁側および下方が開口されたケー
シングで、上部には上記フランジ部31に係止す
る係止部48が設けられ、下部には上記ネジ孔3
2と対応して設けられたネジ孔49を有する突出
部50が設けられている。51はこのケーシング
下部開口部に設けられ波状に形成されたギヤラリ
で、ケーシング47の両側壁と隙間Aを有して、
ケーシング下端の折曲部52と支持板53により
挟持され、上記送風機34の羽根ケーシング40
の吹出口に対向する部分にのみ通風開口54が設
けられている。55はこのギヤラリ51に設けら
れたコード孔、56は上記パイプ20の室内側開
口に取り付けられたグリル、57はネジ、58は
上記取付板22の絞り部24を覆うように設けら
れ羽根ケーシング40と取付板22で挟持される
金属製メツシユのガードである。
上記のように構成された換気扇においては、取
付板22はネジ23をネジ孔25を通して壁21
に締付けることで壁21に取り付けられ、その周
囲をシール剤59で防水し、この取付板22の絞
り部24にガード58を配設する。次に、送風機
34は、フレーム35の係合孔41を取付板22
の切曲部29に係合させ、ネジ57をネジ孔45
を通して孔30に螺合させることによりガード5
8を挟持して取り付けられる。ケーシング47は
上部の係止部48を取付板22のフランジ部31
に係止させ、下部の突出部50に設けられたネジ
孔49にネジ57を通してネジ孔32に螺合させ
ることで取り付けられる。このとき、凸部43が
ケーシング47の内面と接し位置決めとなり上記
ケーシング47の取り付けは容易となる。パイプ
20は室内側から壁21穴に挿入することでその
先端はガード58に当接し寸法がきめられ取り付
けられ、室内側にはグリル56を取り付ける。電
源は、壁21から直接取り込む場合には、取付板
22のコード孔26から本体内に電源コードを挿
入し、フレーム35側壁のコード孔44を通して
端子台46で上記電動機36のリード線と接続す
る。一方、電源を外部から取り込む場合には、ギ
ヤラリ51のコード孔55からフレーム35下壁
のコード孔44を通し、羽根ケーシング40の外
周からフレーム35側壁のコード孔44を通して
端子台46で上記電動機36のリード線と接続す
る。このようにして取り付けられる換気扇は、送
風機34の運転により、室内から空気をグリル5
6、パイプ20、ガード58を通して吸い込み、
通風開口54から室外に排気され、この排気方向
は通風開口54のギヤラリ51の曲げ角度を変え
ることで容易に変更できる。雨水については、ケ
ーシング47の外周を伝つて流れるのが殆どであ
るが、係合孔41から浸入した雨水は、リブ42
により電動機36側へ流れないようにするととも
にケーシング47の両側壁側へ流し、ケーシング
47の両側壁を伝つて流れた雨水は、ギヤラリ5
1に溜つた水滴とともにその両側の隙間Aから折
曲部52を流れ、水切部33からケーシング47
の外部を伝つて流れた雨水とともに落下する。こ
のとき水切部33が壁21面から所定間隔を有し
て形成されていることから、雨水は壁21面を伝
つて流れることがなく、ほこり等が壁21面に付
着することがない。また、室外側に換気扇を取り
付けたことにより、例えば浴室等の湯気はパイプ
20の接続などに隙間があつたとしても、壁面内
に洩らすことなく排出できる。また、振動、騒音
も室内に伝わりにくくなり、室内における振動、
騒音の低いものとなる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、取付板を壁に
取着される取着部と、この取着部の周側から立設
された周側部と、この周側部の端部から周方向に
設けられ送風機およびケーシングが取着されるフ
ランジ部と、このフランジ部の下端に室外側へ突
出した水切部とから形成したことにより、ケーシ
ングおよびケーシング内部を伝つて流れる雨水
を、壁から離して流下させることができ、従来の
ように壁を伝つて流下することがなくなり、壁を
汚すことがなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は同じくその断面図、第3図は第2図
の正面図、第4図は同じく下方から見た斜視図、
第5図は同じくギヤラリ51の取付け状態を示す
斜視図、第6図は同じくケーシング47の下部を
示す部分断面図、第7図は同じくパイプ20の取
付け部分を示す断面図、第8図は従来の換気扇を
示す断面図である。 図中、22は取付板、27は取着部、28は周
側部、31はフランジ部、34は送風機、47は
ケーシングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外側壁面に取着された取付板に送風機および
    ケーシングを取着して室内から空気を吸引し排出
    するようにした換気扇において、上記取付板を壁
    に取着される取着部と、この取着部の周側から立
    設された周側部と、この周側部の端部から周方向
    に設けられ上記送風機およびケーシングが取着さ
    れるフランジ部と、このフランジ部の下端に室外
    側へ突出した水切部とから形成したことを特徴と
    する換気扇。
JP14670786U 1986-09-25 1986-09-25 Expired JPH0431469Y2 (ja)

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JP14670786U JPH0431469Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JP14670786U JPH0431469Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JPS6355040U JPS6355040U (ja) 1988-04-13
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JP4696026B2 (ja) * 2006-06-07 2011-06-08 三菱電機株式会社 換気装置

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JPS6355040U (ja) 1988-04-13

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