JPH0628896Y2 - 高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具 - Google Patents
高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具Info
- Publication number
- JPH0628896Y2 JPH0628896Y2 JP3805689U JP3805689U JPH0628896Y2 JP H0628896 Y2 JPH0628896 Y2 JP H0628896Y2 JP 3805689 U JP3805689 U JP 3805689U JP 3805689 U JP3805689 U JP 3805689U JP H0628896 Y2 JPH0628896 Y2 JP H0628896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manipulator
- piece portion
- pillar
- arm
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電柱に装柱される装柱用腕金を高所作業車に
搭載したマニピュレータでもって効率良く装柱すること
のできる高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装
柱用腕金吊具に関するものである。
搭載したマニピュレータでもって効率良く装柱すること
のできる高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装
柱用腕金吊具に関するものである。
高所作業車等を導入して装柱用腕金を電柱の適宜位置ま
で吊り上げるための手段としては、一般に簡易なロープ
乃至ワイヤーが用いられ、該ロープ乃至ワイヤーで装柱
用腕金を結束し、該結束に際し、当該ロープ乃至ワイヤ
ーの適宜位置にフック係止用のループを形成し、該ルー
プにバケット等の近傍に装備したサブクレーン等より吊
り下げた昇降用のワイヤー下端に取り付けたフックを引
っ掛け、結束した所定の装柱用腕金を電柱に対する装柱
位置まで吊り上げると共に、吊り上げた装柱用腕金の電
柱への装着は、バケットに搭乗した作業者が手作業にて
装柱したり、現在ではバケットの前方位置に搭載したマ
ニピュレータ等により吊り上げた装柱用腕金の取り付け
を行っているのが実情である。
で吊り上げるための手段としては、一般に簡易なロープ
乃至ワイヤーが用いられ、該ロープ乃至ワイヤーで装柱
用腕金を結束し、該結束に際し、当該ロープ乃至ワイヤ
ーの適宜位置にフック係止用のループを形成し、該ルー
プにバケット等の近傍に装備したサブクレーン等より吊
り下げた昇降用のワイヤー下端に取り付けたフックを引
っ掛け、結束した所定の装柱用腕金を電柱に対する装柱
位置まで吊り上げると共に、吊り上げた装柱用腕金の電
柱への装着は、バケットに搭乗した作業者が手作業にて
装柱したり、現在ではバケットの前方位置に搭載したマ
ニピュレータ等により吊り上げた装柱用腕金の取り付け
を行っているのが実情である。
ところで、これまでのマニピュレータを使用した装柱作
業は、先ずマニピュレータの片側スレーブアームのグリ
ップで装柱用腕金を挟持した後、もう片側スレーブアー
ムのグリップでループに係止したフックを外し装柱用腕
金に巻き付けたロープ乃至ワイヤーを解き装柱用腕金を
フリーな状態にした後、最終的にマニピュレータの左右
のスレーブアームを操作して吊り上げた装柱用腕金を電
柱の目的位置に取り付けるものであった。係る手順によ
る装柱作業は、先ず地上に於いてロープ乃至ワイヤーで
もって吊り上げるべき装柱用腕金の結束をしなければな
らず、しかもこの結束に際しては吊り上げる際のバラン
ス等を十分に考慮して行わなければならないため作業が
非常に煩雑で長時間を要し非能率的であり、吊り上げに
際し時にはバランスを崩して装柱用腕金を落下させるこ
ともあり危険でもあった。
業は、先ずマニピュレータの片側スレーブアームのグリ
ップで装柱用腕金を挟持した後、もう片側スレーブアー
ムのグリップでループに係止したフックを外し装柱用腕
金に巻き付けたロープ乃至ワイヤーを解き装柱用腕金を
フリーな状態にした後、最終的にマニピュレータの左右
のスレーブアームを操作して吊り上げた装柱用腕金を電
柱の目的位置に取り付けるものであった。係る手順によ
る装柱作業は、先ず地上に於いてロープ乃至ワイヤーで
もって吊り上げるべき装柱用腕金の結束をしなければな
らず、しかもこの結束に際しては吊り上げる際のバラン
ス等を十分に考慮して行わなければならないため作業が
非常に煩雑で長時間を要し非能率的であり、吊り上げに
際し時にはバランスを崩して装柱用腕金を落下させるこ
ともあり危険でもあった。
又、吊り上げ後は、マニピュレータを操作して所定の装
柱作業に入るのであるが、係るマニピュレータ作業も上
記の如く、非常に煩雑な手順によるものであるから、作
業が非常に煩雑で長時間を要し非能率的であり、しかも
マニピュレータのグリップ爪による挟持が不十分な場合
には、装柱作業に際し、装柱用腕金を落下させる恐れも
大であり、マニピュレータを導入した価値が十分に発揮
されず、従って早急なマニピュレータ対応の装柱用腕金
吊具の開発が待たれている。
柱作業に入るのであるが、係るマニピュレータ作業も上
記の如く、非常に煩雑な手順によるものであるから、作
業が非常に煩雑で長時間を要し非能率的であり、しかも
マニピュレータのグリップ爪による挟持が不十分な場合
には、装柱作業に際し、装柱用腕金を落下させる恐れも
大であり、マニピュレータを導入した価値が十分に発揮
されず、従って早急なマニピュレータ対応の装柱用腕金
吊具の開発が待たれている。
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、電柱に装柱される装柱用
腕金を高所作業車に搭載したマニピュレータでもって効
率良く装柱することのできる高所作業車に搭載したマニ
ピュレータ対応の装柱用腕金吊具を提供することにあ
り、そのために吊具本体の全体形状を所定の間隔をもっ
て同方向に臨む長片部と短片部を有した略Ｊ字状に構成
し、前記長片部の先端近傍を前記短片部側へ所定角度で
もって折曲してフック挿通環付傾斜部となし、かつ前記
長片部の前記短片部に対する側面と反対の側面にマニピ
ュレータのグリップ爪で挟持するための把持部を突出形
成すると共に、前記短片部は装柱用腕金に設けた長孔に
挿入しうる形状に形成する。
り、その目的とするところは、電柱に装柱される装柱用
腕金を高所作業車に搭載したマニピュレータでもって効
率良く装柱することのできる高所作業車に搭載したマニ
ピュレータ対応の装柱用腕金吊具を提供することにあ
り、そのために吊具本体の全体形状を所定の間隔をもっ
て同方向に臨む長片部と短片部を有した略Ｊ字状に構成
し、前記長片部の先端近傍を前記短片部側へ所定角度で
もって折曲してフック挿通環付傾斜部となし、かつ前記
長片部の前記短片部に対する側面と反対の側面にマニピ
ュレータのグリップ爪で挟持するための把持部を突出形
成すると共に、前記短片部は装柱用腕金に設けた長孔に
挿入しうる形状に形成する。
本考案に係る高所作業車に搭載したマニピュレータ対応
の装柱用腕金吊具は、上記のように構成したので、装柱
用腕金に設けられた装柱用の長孔を利用して装柱用腕金
吊具を取り付けることが出来るから、地上に於ける装柱
用腕金の吊り上げ前作業が極めて容易となり、しかも装
柱用腕金吊具の取り付けは装柱用腕金の左右に均等に設
けられた装柱用の長孔を利用して行うものであるから、
吊り上げに際して決してバランスを崩すことも無く作業
が非常に安全である。又、装柱作業は、装柱用腕金吊具
に形成した把持部をマニピュレータのグリップ爪で挟持
して行うものであるから、装柱作業に際して装柱用腕金
を落下させる恐れは皆無となり安全な装柱作業が迅速に
行える。
の装柱用腕金吊具は、上記のように構成したので、装柱
用腕金に設けられた装柱用の長孔を利用して装柱用腕金
吊具を取り付けることが出来るから、地上に於ける装柱
用腕金の吊り上げ前作業が極めて容易となり、しかも装
柱用腕金吊具の取り付けは装柱用腕金の左右に均等に設
けられた装柱用の長孔を利用して行うものであるから、
吊り上げに際して決してバランスを崩すことも無く作業
が非常に安全である。又、装柱作業は、装柱用腕金吊具
に形成した把持部をマニピュレータのグリップ爪で挟持
して行うものであるから、装柱作業に際して装柱用腕金
を落下させる恐れは皆無となり安全な装柱作業が迅速に
行える。
以下、第１図および第２図(a)〜(d)に基づいて本考案に
係る高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用
腕金吊具の一実施例を詳細に説明する。
係る高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用
腕金吊具の一実施例を詳細に説明する。
同図中、１はマニピュレータ装置を搭載した高所作業車
であり、２はターンテーブル、３はブーム、４は起伏シ
リンダ、５はアウトリガ、６は前記ブーム３の先端に装
備したマニピュレータ操作室、７は前記マニピュレータ
操作室６の前方に搭載したマニピュレータ装置、７ａ、
７ａは前記マニピュレータ装置７の左右のスレーブアー
ム、７ｂ、７ｂは前記左右のスレーブアーム７ａ、７ａ
のグリップ爪、８は前記マニピュレータ操作室６の上面
に装備したサブクレーン、９は前記サブクレーン８の先
端シーブを介して吊り下げられた昇降用のワイヤー、１
０はフック、１１、１１は装柱用腕金吊具、１２は装柱
用腕金である。
であり、２はターンテーブル、３はブーム、４は起伏シ
リンダ、５はアウトリガ、６は前記ブーム３の先端に装
備したマニピュレータ操作室、７は前記マニピュレータ
操作室６の前方に搭載したマニピュレータ装置、７ａ、
７ａは前記マニピュレータ装置７の左右のスレーブアー
ム、７ｂ、７ｂは前記左右のスレーブアーム７ａ、７ａ
のグリップ爪、８は前記マニピュレータ操作室６の上面
に装備したサブクレーン、９は前記サブクレーン８の先
端シーブを介して吊り下げられた昇降用のワイヤー、１
０はフック、１１、１１は装柱用腕金吊具、１２は装柱
用腕金である。
ところで、前記装柱用腕金吊具１１は第２図(a)に拡大
して示す如く、吊具本体１１ａの全体形状を吊り持つ装
柱用腕金１２の幅の1/2（この位置には装柱用の長孔Ａ
・・・が穿孔されている）の間隔Ｂをもって同一方向に
臨む長片部１１ｂと短片部１１ｃ（該長片部１１ｂと短
片部１１ｃの長短の関係は長片部１１ｂの方の長さが短
片部１１ｃの長さに較べて、略吊り持つべき装柱用腕金
１２の高さｈ分長く設定されている）を有した略Ｌ字状
に構成し、前記長片部１１ｂの先端近傍を前記短片部１
１ｃ側へ所定角度（この角度は装柱用腕金吊具１１でも
って装柱用腕金１２を吊り持った際に、装柱用腕金１２
の重心が丁度昇降用のワイヤー９の直下となる様に設
定）でもって折曲してフック挿通環１１ｄ付の傾斜部１
１ｅとなし、かつ前記長片部１１ｂの前記短片部１１ｃ
に対する側面と反対の側面にマニピュレータ装置７のグ
リップ爪７ｂ、７ｂで挟持するための把持部１１ｆを突
出形成すると共に、前記短片部１１ｃの先端をテーパー
１１ｇ状に形成して構成した。
して示す如く、吊具本体１１ａの全体形状を吊り持つ装
柱用腕金１２の幅の1/2（この位置には装柱用の長孔Ａ
・・・が穿孔されている）の間隔Ｂをもって同一方向に
臨む長片部１１ｂと短片部１１ｃ（該長片部１１ｂと短
片部１１ｃの長短の関係は長片部１１ｂの方の長さが短
片部１１ｃの長さに較べて、略吊り持つべき装柱用腕金
１２の高さｈ分長く設定されている）を有した略Ｌ字状
に構成し、前記長片部１１ｂの先端近傍を前記短片部１
１ｃ側へ所定角度（この角度は装柱用腕金吊具１１でも
って装柱用腕金１２を吊り持った際に、装柱用腕金１２
の重心が丁度昇降用のワイヤー９の直下となる様に設
定）でもって折曲してフック挿通環１１ｄ付の傾斜部１
１ｅとなし、かつ前記長片部１１ｂの前記短片部１１ｃ
に対する側面と反対の側面にマニピュレータ装置７のグ
リップ爪７ｂ、７ｂで挟持するための把持部１１ｆを突
出形成すると共に、前記短片部１１ｃの先端をテーパー
１１ｇ状に形成して構成した。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係る高所作業車に
搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具の作用を
説明する。
搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具の作用を
説明する。
即ち、本考案に係る装柱用腕金吊具１１は、吊具本体１
１ａの全体形状を吊り持つ装柱用腕金１２の幅の1/2の
間隔Ｂをもって同一方向に臨む長片部１１ｂと短片部１
１ｃを有した略Ｌ字状に構成したので、装柱用腕金１２
に設けられた装柱用の長孔Ａ、Ａに短片部１１ｃを挿入
するに際し、第２図(c)に示す如く、先ず装柱用腕金１
２の側面を長片部１１ｂの内側面に当接することで短片
部１１ｃの装柱用の長孔Ａ、Ａに対する位置決めを行
い、次いで装柱用腕金１２を長片部１１ｂに沿わせて下
降させ、吊具本体１１ｂに対する装柱用腕金１２の搭載
を完了する。尚、装柱用の長孔Ａ、Ａに対する短片部１
１ｃの挿入は短片部１１ｃの先端がテーパー１１ｇ状に
加工されているため極めて容易かつ円滑に行え、従っ
て、地上に於ける装柱用腕金１２の吊り上げ前作業は極
めて容易であり、しかも吊具本体１１ａに搭載された装
柱用腕金１２の重心は、前記長片部１１ｂの先端近傍を
前記短片部１１ｃ側へ傾斜、つまり装柱用腕金１２を吊
り持った際に、装柱用腕金１２の重心が丁度昇降用のワ
イヤー９の直下となる様に設定し、傾斜部１１ｅの先端
にフック挿通環１１ｄを取り付けているので左右の吊具
本体１１間に装着したロープＣにフック１０を引っ掛け
て吊り上げるに際し、決してバランスを崩すことも無く
非常に安全な吊り上げ作業が実施できる。
１ａの全体形状を吊り持つ装柱用腕金１２の幅の1/2の
間隔Ｂをもって同一方向に臨む長片部１１ｂと短片部１
１ｃを有した略Ｌ字状に構成したので、装柱用腕金１２
に設けられた装柱用の長孔Ａ、Ａに短片部１１ｃを挿入
するに際し、第２図(c)に示す如く、先ず装柱用腕金１
２の側面を長片部１１ｂの内側面に当接することで短片
部１１ｃの装柱用の長孔Ａ、Ａに対する位置決めを行
い、次いで装柱用腕金１２を長片部１１ｂに沿わせて下
降させ、吊具本体１１ｂに対する装柱用腕金１２の搭載
を完了する。尚、装柱用の長孔Ａ、Ａに対する短片部１
１ｃの挿入は短片部１１ｃの先端がテーパー１１ｇ状に
加工されているため極めて容易かつ円滑に行え、従っ
て、地上に於ける装柱用腕金１２の吊り上げ前作業は極
めて容易であり、しかも吊具本体１１ａに搭載された装
柱用腕金１２の重心は、前記長片部１１ｂの先端近傍を
前記短片部１１ｃ側へ傾斜、つまり装柱用腕金１２を吊
り持った際に、装柱用腕金１２の重心が丁度昇降用のワ
イヤー９の直下となる様に設定し、傾斜部１１ｅの先端
にフック挿通環１１ｄを取り付けているので左右の吊具
本体１１間に装着したロープＣにフック１０を引っ掛け
て吊り上げるに際し、決してバランスを崩すことも無く
非常に安全な吊り上げ作業が実施できる。
又、上記の吊り上げ作業でもって第１図の電柱Ｐに仮想
線で示す位置まで吊り上げられた装柱用腕金１２は、吊
具本体１１ａの長片部１１ｂの外側面に突出して設けた
把持部１１ｆをマニピュレータ装置７のグリップ爪７
ｂ、７ｂにて安定に挟持して装柱用腕金１２を電柱Ｐの
目的位置に移動するものであるからマニピュレータ装置
７による操作中に於いて、装柱用腕金１２を誤って落下
させる様なことは皆無となり極めて安全な装柱作業が実
施できる。
線で示す位置まで吊り上げられた装柱用腕金１２は、吊
具本体１１ａの長片部１１ｂの外側面に突出して設けた
把持部１１ｆをマニピュレータ装置７のグリップ爪７
ｂ、７ｂにて安定に挟持して装柱用腕金１２を電柱Ｐの
目的位置に移動するものであるからマニピュレータ装置
７による操作中に於いて、装柱用腕金１２を誤って落下
させる様なことは皆無となり極めて安全な装柱作業が実
施できる。
本考案は、以上詳細に説明した如く、吊具本体の全体形
状を所定の間隔をもって同方向に臨む長片部と短片部を
有した略Ｊ字状に構成し、前記長片部の先端近傍を前記
短片部側へ所定角度でもって折曲してフック挿通環付傾
斜部となし、かつ前記長片部の前記短片部に対する側面
と反対の側面にマニピュレータのグリップ爪で挟持する
ための把持部を突出形成すると共に、前記短片部は装柱
用腕金に設けた長孔に挿入しうる形状に形成したので、
装柱用腕金に設けられた装柱用の長孔を利用して装柱用
腕金吊具を取り付けることが出来るから、地上に於ける
装柱用腕金の吊り上げ前作業が極めて容易となり、しか
も装柱用腕金吊具の取り付けは装柱用腕金の左右に均等
に設けられた装柱用の長孔を利用して行うものであるか
ら吊り上げに際して決してバランスを崩すことも無く作
業が非常に安全に行える。又、装柱作業は装柱用腕金吊
具に形成した把持部をマニピュレータのグリップ爪で挟
持して行うものであるから装柱作業に際して装柱用腕金
を誤って落下させる恐れは皆無となり安全な装柱作業が
迅速に行える等種々の優れた効果を有する。
状を所定の間隔をもって同方向に臨む長片部と短片部を
有した略Ｊ字状に構成し、前記長片部の先端近傍を前記
短片部側へ所定角度でもって折曲してフック挿通環付傾
斜部となし、かつ前記長片部の前記短片部に対する側面
と反対の側面にマニピュレータのグリップ爪で挟持する
ための把持部を突出形成すると共に、前記短片部は装柱
用腕金に設けた長孔に挿入しうる形状に形成したので、
装柱用腕金に設けられた装柱用の長孔を利用して装柱用
腕金吊具を取り付けることが出来るから、地上に於ける
装柱用腕金の吊り上げ前作業が極めて容易となり、しか
も装柱用腕金吊具の取り付けは装柱用腕金の左右に均等
に設けられた装柱用の長孔を利用して行うものであるか
ら吊り上げに際して決してバランスを崩すことも無く作
業が非常に安全に行える。又、装柱作業は装柱用腕金吊
具に形成した把持部をマニピュレータのグリップ爪で挟
持して行うものであるから装柱作業に際して装柱用腕金
を誤って落下させる恐れは皆無となり安全な装柱作業が
迅速に行える等種々の優れた効果を有する。
第１図は本考案に係るマニピュレータ対応の装柱用腕金
吊具を使用して装柱作業を行う状況を示す斜視図、第２
図(a)は本考案に係るマニピュレータ対応の装柱用腕金
吊具の一実施例を示す斜視図、同図(b)は装柱用腕金の
構造を示す斜視図、同図(c)は本考案に係るマニピュレ
ータ対応の装柱用腕金吊具に装柱用腕金を搭載する状態
を示す説明図、同図(d)は本考案に係るマニピュレータ
対応の装柱用腕金吊具を装柱用腕金に取り付けた状態を
示す斜視図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、３……ブー
ム、４……起伏シリンダ、５……アウトリガ、６……マ
ニピュレータ操作室、７……マニピュレータ装置、７ａ
……スレーブアーム、８……サブクレーン、９……昇降
用のワイヤー、１０……フック、１１……装柱用腕金吊
具、１１ａ……吊具本体、１１ｂ……長片部、１１ｃ…
…短片部、１１ｄ……フック挿通環、１１ｅ……傾斜
部、１１ｆ……把持部、１２……装柱用腕金、Ａ……装
柱用の長孔、Ｂ……間隔、Ｃ……ロープ、Ｐ……電柱。
吊具を使用して装柱作業を行う状況を示す斜視図、第２
図(a)は本考案に係るマニピュレータ対応の装柱用腕金
吊具の一実施例を示す斜視図、同図(b)は装柱用腕金の
構造を示す斜視図、同図(c)は本考案に係るマニピュレ
ータ対応の装柱用腕金吊具に装柱用腕金を搭載する状態
を示す説明図、同図(d)は本考案に係るマニピュレータ
対応の装柱用腕金吊具を装柱用腕金に取り付けた状態を
示す斜視図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、３……ブー
ム、４……起伏シリンダ、５……アウトリガ、６……マ
ニピュレータ操作室、７……マニピュレータ装置、７ａ
……スレーブアーム、８……サブクレーン、９……昇降
用のワイヤー、１０……フック、１１……装柱用腕金吊
具、１１ａ……吊具本体、１１ｂ……長片部、１１ｃ…
…短片部、１１ｄ……フック挿通環、１１ｅ……傾斜
部、１１ｆ……把持部、１２……装柱用腕金、Ａ……装
柱用の長孔、Ｂ……間隔、Ｃ……ロープ、Ｐ……電柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｆ 9/06 Ｍ 7515−3Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】吊具本体の全体形状を所定の間隔をもって
同方向に臨む長片部と短片部を有した略Ｊ字状に構成
し、前記長片部の先端近傍を前記短片部側へ所定角度で
もって折曲してフック挿通環付傾斜部となし、かつ前記
長片部の前記短片部に対する側面と反対の側面にマニピ
ュレータのグリップ爪で挟持するための把持部を突出形
成すると共に、前記短片部は装柱用腕金に設けた長孔に
挿入しうる形状に形成したことを特徴とする高所作業車
に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3805689U JPH0628896Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3805689U JPH0628896Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02129108U JPH02129108U (ja) | 1990-10-24 |
| JPH0628896Y2 true JPH0628896Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31545718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3805689U Expired - Lifetime JPH0628896Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 高所作業車に搭載したマニピュレータ対応の装柱用腕金吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628896Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109809314A (zh) * | 2019-03-12 | 2019-05-28 | 田有明 | 一种5g信号铁塔维护设备及其方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104143783B (zh) * | 2014-07-18 | 2017-03-22 | 国家电网公司 | 10kV带电立杆绝缘吊具及采用该吊具的作业方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3805689U patent/JPH0628896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109809314A (zh) * | 2019-03-12 | 2019-05-28 | 田有明 | 一种5g信号铁塔维护设备及其方法 |
| CN109809314B (zh) * | 2019-03-12 | 2020-11-20 | 中铁二十二局集团有限公司 | 一种5g信号铁塔维护设备及其方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02129108U (ja) | 1990-10-24 |
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