JPH11246166A - コンクリートブロック吊上装置 - Google Patents

コンクリートブロック吊上装置

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JPH11246166A
JPH11246166A JP10052398A JP5239898A JPH11246166A JP H11246166 A JPH11246166 A JP H11246166A JP 10052398 A JP10052398 A JP 10052398A JP 5239898 A JP5239898 A JP 5239898A JP H11246166 A JPH11246166 A JP H11246166A
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JP
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concrete block
arm
hanging
rectangular cross
section
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JP10052398A
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Takashi Otsubo
隆 大坪
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Mitsubishi Shoji Construction Materials Corp
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Mitsubishi Shoji Construction Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリートブロックの吊り上げ、移動、据付
等の人力作業を自動化し、作業能率を向上させる。 【解決手段】吊り腕11、21がブロックの矩形断面部
103の下面を爪12、22に係止させて、コンクリー
トブロック100を吊り上げる。クランク30は、吊り
ビーム10と移動ビーム20を軸方向に相対移動させ、
ガイド腕13と案内板23が爪12、22をその陰に隠
し、矩形断面部103が容易に進入、離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートブロ
ック吊上装置に関する。さらに詳しくは、矩形断面の部
分を備え、この部分を吊り上げることによりブロック全
体を吊り上げることが可能である形状を有するコンクリ
ートブロックの吊り上げ、移動、据付等の作業に使用す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から行われているコンクリートブロ
ックの吊り上げ、移動、据付等の作業を行う場合には、
次の(イ)(ロ)の技術がある。 (イ)ワイヤロープ等を人力によりブロック外周に回し
て取り付け、ワイヤロープをクレーンで吊り上げてこれ
を所定の位置に移動し、据付けた後、使用したワイヤー
ロープ等を人力によりブロックから取り外し、クレーン
で吊り上げてワイヤロープを回収する技術。
【0003】(ロ)実公平6−20784号公報に開示
されているコンクリートブロック吊り具を使用する技
術。この吊り具は、角孔の周囲に矩形断面部を有するコ
ンクリートブロックの矩形断面部を抱えるほぼC字状を
なす吊り具であって、角孔に固定する突張りを備え、C
字が正立状態でブロックを吊り上げ、C字が横倒の姿勢
でブロックから離脱する吊り具である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(イ)のワイヤロ
ープ等を人力によりブロック外周に取付け取外す技術
は、次の問題点がある。 (a)消波ブロックのような大型ブロックの場合はワイ
ヤロープの取付けや取外しに2〜3名の作業員が必要で
ある。
【0005】(b)人力作業が主体のため、作業能率が
悪い。 (c)重量物の吊り上げ、移動、据付け作業のため、作
業員が危険な環境に置かれ、安全性に問題がある。 (d)海中等の水中ブロックを据付ける場合は、ワイヤ
ロープ回収のため、潜水夫が必要となり、潜水夫にかか
る費用が必要となるばかりでなく、水中作業のため、能
率が著しく低下し、また、危険な作業である。
【0006】上記(ロ)の吊り具を用いる技術は次の問
題点がある。 (a)吊り具をブロックに取付けたり取外すには人力が
必要である。 (b)海中等の水中にブロックを据付ける場合は、ブロ
ックから吊り具を取外すために潜水夫が必要で、潜水費
用が必要となるばかりでなく、水中作業のため、能率が
著しく低下し、また、危険な作業である。
【0007】(c)ブロックの中央の孔内で突っ張りに
より吊り具をブロックに固定するので、中央に孔を設け
その周囲に矩形断面を有する形状のブロックでないと使
用することができない。 (d)ブロックの吊り上げ、移動、据付等の作業は、ブ
ロック1個ずつ行うため、作業能率が悪い。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点を解決した
コンクリートブロック吊上装置を開発し、これを提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたもので、次の技術手段を講じた
ことを特徴とするコンクリートブロック吊上装置であ
る。本発明は、矩形断面部を有するコンクリートブロッ
クの矩形断面部に一双の爪付吊り腕を係止させてコンク
リートブロックを吊り上げる装置であって、第1の吊り
腕及びガイド腕を前記矩形断面部を挟む間隔を開けて垂
下した横梁状の吊りビームと;第2の吊り腕及び案内板
を前記矩形断面部を挟む間隔を開けて垂下し、前記吊り
ビームと相互に軸平行移動可能に組合わせる移動ビーム
と;前記第1の吊り腕近傍に前記案内板を位置させ、前
記ガイド腕の近傍に前記第2の吊り腕を位置させ、前記
案内板が第1の吊り腕の爪を被覆し前記ガイド腕が第2
の吊り腕の爪を被覆し前記案内板及び前記ガイド腕に矩
形断面部を挟んで装脱する案内部を形成させると共に前
記第1及び第2の吊り腕が矩形断面部に係止する係止部
を形成するように、前記移動ビームを前記吊りビームの
軸方向に沿って移動させるシフト機構と;を備えたこと
を特徴とするコンクリートブロック吊上装置である。
【0010】前記シフト機構としては、前記吊りビーム
に固定した軸を中心に揺動するクランク機構とすれば、
シフト操作が容易確実で好適である。そして、前記横梁
状の吊りビームを吊下する主ワイヤロープと前記移動ビ
ームを移動させるシフト機構を操作する補助ワイヤロー
プとを備えると、クレーンの運転者が、単独で、又は1
人の合図者との共同作業によって、容易にこの装置を操
作することができ好適である。すなわち、地上に置かれ
たコンクリートブロックにコンクリートブロック吊上装
置を係止させ、ブロックを吊り上げ、据付位置に移動し
て据付状態に整列し、吊り具を取外すことが容易であ
る。
【0011】前記シフト機構としては、クランク機構以
外の他の装置として、カム機構、ラックピニオン機構、
ねじジャッキ機構、往復動シリンダ機構及び電磁吸着機
構から選ばれた何れかの装置を用いてもよい。この場
合、電気、磁気、油圧、圧気、重力等によってシフト装
置を駆動することとしてもよく、ケーブル又は無線装置
等により遠方操作する制御装置等によって操作すること
ができる。
【0012】以上のコンクリートブロック吊上装置単体
を複数個横に連接し、連接した装置を同時に吊り上げる
吊り桁材を備えることによって、一回の操作で複数のブ
ロックを同時に吊り上げ、移動、据付する等のハンドリ
ングを行うことができ、作業の高能率化を図ることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の好適
な一実施例について説明する。図15は、本発明の出願
人が消波ブロックとして開発したコンクリートブロック
100の斜視図である。このコンクリートブロック10
0は海岸や河岸の侵食を防止する消波ブロックとして、
水辺にランダムに積み上げて設置したり、護岸法面に敷
きつめて使用するコンクリートブロックであって、1個
の重量が1〜80トン程度のものである。このコンクリ
ートブロック100は、ほぼ正方形の厚板状の躯体10
2の隅角部の上下両面に脚101を突出し、四辺部に矩
形断面部103を有するものである。このブロックは矩
形断面部103を吊り上げることによってブロック10
0全体を容易に吊り上げることができる。本発明の装置
はこのような矩形断面部103を有し、この矩形断面部
103を抱えて吊りあげることができるコンクリートブ
ロック100を取扱対象とするものである。図示したブ
ロック100は、中央に角孔104があるが、本発明の
装置はこの孔104を有することを必須とするものでは
ない。
【0014】図1は本発明の実施例のコンクリートブロ
ック吊上装置1の立面図、図2はその平面図、図3はそ
の側面図、図4は図1と同じ立面図で作動状態の異なる
状態を示す立面図である。コンクリートブロック吊上装
置1は、爪12を突出した吊り腕11と爪22を突出し
た吊り腕21とが対向しており、この一双の吊り腕11
及び21がコンクリートブロック100の矩形断面部1
03の下面を爪12、22に係止させて、コンクリート
ブロック100を吊り上げる。この吊り腕11、21
は、それぞれ吊りビーム10、移動ビーム20から吊下
されており、吊りビーム10と移動ビーム20が矢印5
1方向に相対的に移動することによって、吊り腕11と
21との間隔が拡縮するようになっている。
【0015】横梁状の吊りビーム10には、第1の吊り
腕11及びガイド腕13がコンクリートブロック100
の矩形断面部の寸法より広い間隔を開けて垂下されてい
る。図2、図3に示すように、この実施例では吊りビー
ム10は、2本の長尺部材(Iビーム)16、16を間
隔を空けて並列し、横繋ぎ材17、17で連結して構成
されており、長尺部材16、16、横繋ぎ材17、17
の囲む空間内に、移動部材20を軸方向に移動自在に同
軸に内包している。
【0016】移動ビーム20には第2の吊り腕21及び
案内板23がコンクリートブロック100の矩形断面部
より広い間隔を開けて垂下されている。この移動ビーム
20は、吊りビーム10のIビーム(長尺部材16、1
6)のフランジの内側を滑動するシュー25と、繋ぎ材
17の下面に接するガイドプレート24とを備えてい
る。
【0017】これらの吊りビーム10と移動ビーム20
とは、矢印50で示すように、軸方向に相対的に移動可
能に組合わされており、概ね、第1の吊り腕11の近傍
に案内板23を位置させ、ガイド腕13の近傍に第2の
吊り腕21を位置させている。この例では、第1の吊り
腕11とガイド腕13とは、2本の長尺部材(Iビー
ム)16、16から吊下したU字形をなしており、案内
板23及び第2の吊り腕21は、その中を通って移動す
るようになっている。そして、図1に示す状態から移動
ビーム20が移動して第1の吊り腕11の爪12を案内
板23が覆い、第2の吊り腕21がガイド腕13の内部
に収納されると、ガイド腕13と案内板23が対向し、
爪12、22がその陰に隠れ、図4に示す状態になる。
この状態では、コンクリートブロック100にコンクリ
ートブロック吊上装置1を係止させようとする時、ガイ
ド腕13と案内板23の間にコンクリートブロック10
0の矩形断面部103が容易に進入する。また、コンク
リートブロック100から吊上装置1を外す時には、容
易に離脱する。
【0018】このように移動ビームを前記吊りビームの
軸方向に沿って移動させるシフト機構として、吊りビー
ム10に取付けられているブラケット15、このブラケ
ット15に挿通支持されているピン31、ピン31に外
嵌しこのピン31の軸を中心として揺動するクランクア
ーム30が設けられている。クランクアーム30は、こ
の例では3本のアームを備え、1本のアームの端部に移
動ビーム20の端部をピン26によって結合する孔33
を備えている。他の2本のアームの端部にそれぞれ駆動
源に連結する孔34、35を備えている。クランクアー
ム30を駆動する図示しない駆動装置を連結孔34、3
5に連結し、クランクアーム30を揺動させると、移動
ビーム20は矢印50方向に相対的に移動する。このク
ランクアームは2本のアームで構成し、1つの復動の駆
動装置を用いて駆動することも可能である。
【0019】図5は以上説明した吊りビーム10を単独
で示したものである。また、図6は移動ビーム20を単
独で示したものである。図7〜図11に実施例のコンク
リートブロック吊上装置1の使用状態の説明図を示し
た。この実施例では、コンクリートブロック吊上装置1
は主ワイヤロープ70と補助ワイヤロープ60の2本の
吊り上げ用ワイヤロープを備えている。主ワイヤロープ
70はコンクリートブロック100を吊り上げるための
ワイヤロープで、クレーンのメインフック71により吊
り上げる。補助ワイヤロープ60はコンクリートブロッ
ク100を除いたコンクリートブロック吊上装置1のみ
を吊り上げるためのもので、クレーンのサブフックによ
り吊り上げる構造となっている。補助ワイヤロープ60
のフック61には、コンクリートブロック吊上装置1の
吊りビーム10の一端部に設けたブラケット14に結合
した台付けロープ62とコンクリートブロック吊上装置
1の吊りビーム1の他端部のクランクアーム30に結合
した台付けロープ63とが連結されている。台付けロー
プ63は吊り腕11、21が作動しない状態にクランク
30を保つ。主ワイヤロープ70は、ブロック100を
吊り上げるもので、コンクリートブロック吊上装置1の
吊りビーム1の一端部のブラケット14に結合した台付
けロープ72とコンクリートブロック吊上装置1の吊り
ビーム1の他端部のクランクアーム30に結合した台付
けロープ73とが連結されている。台付けロープ73は
吊り腕11、21が作動する状態にクランク30を保
つ。
【0020】コンクリートブロック吊上装置1をコンク
リートブロック100に取付ける操作及びコンクリート
ブロック100を吊り上げる操作は、クレーンオペレー
タのクレーン操作のみで行うことが可能である。ただ
し、コンクリートブロック100とコンクリートブロッ
ク吊上装置1との位置関係を調整するのに、多少の人手
を加えることとすれば、作業時間を一層短縮することが
できる。
【0021】図7に示すように、補助ワイヤロープ60
でコンクリートブロック吊上装置1を吊り上げ、地上1
10上におかれたコンクリートブロック100の矩形断
面部103がガイド腕13と案内板23との間に入るよ
うにコンクリートブロック吊上装置1を下降させる。図
8は、コンクリートブロック吊上装置1がコンクリート
ブロック100の矩形断面部103を跨ぐように下降し
て地上110に到達し、補助ワイヤロープ60が緩んだ
状態を示している。コンクリートブロック100は、こ
の図では矩形断面部のみを図示している。図9は、主ワ
イヤロープ70を引き上げると自動的に吊り腕11、2
1が矩形断面部103を挟み、爪を矩形断面部103の
下面に係止してコンクリートブロック100を引き上げ
始める様子を示している。図10は、引き上げ中の説明
図である。
【0022】図11は、法面111の表面にコンクリー
トブロック100を連接して法面保護を行う作業の説明
図で、コンクリートブロック100bは、すでに敷設し
てあり、これに隣接してコンクリートブロック100a
を据付け定位置に敷設するために、本発明のコンクリー
トブロック吊上装置1でコンクリートブロック100を
移動し据付ける。この時、コンクリートブロック100
の底面を法面の傾斜とほぼ一致させて作業を容易にする
ため、コンクリートブロック吊上装置1の吊りビーム1
0を傾斜させる。このため、左右の台付けロープの長さ
を調整することが好ましい。これは、施工すべき法面の
傾斜に応じて種々の長さの台付けロープを準備すればよ
いが、汎用性を持たせるために、台付けロープに長さ調
整装置を組み込んだものを用いてもよい。
【0023】法面111の上にコンクリートブロック1
00が設置された状態は、図9と同じとなり、ここで主
ワイヤロープ70をゆるめ、補助ワイヤロープ60を引
き上げると、吊り腕11、21は、コンクリートブロッ
ク100の矩形断面部103との係止を自動的に解消す
る。次いで、補助ワイヤロープ60をさらに引き上げる
と、図7に示す状態と同様の状態となる。すなわち、コ
ンクリートブロック吊上装置1のみが吊り上げられ回収
される。
【0024】以上の説明ではコンクリートブロック1個
を吊り上げる装置について説明したが、図12に示すよ
うに、複数のコンクリートブロック吊上装置1a、1b
を横繋ぎフレーム80で結合し、クレーンに補助横梁6
5、主横梁75を介して結合することによって、複数個
のコンクリートブロックを同時に吊り上げ、移動し、据
えつけることができる。図12は、吊上装置が2連のも
のを示しているが、3連以上の多連の装置も容易に形成
することができる。これらは、作業能率の向上に大きく
寄与する。
【0025】図7〜図12の実施例装置では、補助ワイ
ヤロープ60と主ワイヤロープ70とを、別々の台付け
ロープ62、63、72、73でコンクリートブロック
吊上装置1の吊りビーム10に連結した例を示した。し
かし、この例に限られるわけではなく、例えば図13に
示すように、台付けロープ62と72とを共用して1本
の台付けロープ77とし、主ワイヤロープ70のフック
71にシーブ又はドラム67を取付け、補助ワイヤロー
プ60をこれに巻つけさらに延長して台付けワイヤ63
を兼用するものとしてもよい。このようにすると、主ワ
イヤロープ70と補助ワイヤロープ60とを相吊りする
ことによって、前記図7〜図11で示した動作と同様の
操作を行うことができる。
【0026】図14は、本発明の別の実施例を示すもの
で、移動ビーム20のシフト機構90をコンクリートブ
ロック吊上装置1に内蔵させ、有線又は無線による遠方
操作により作動させるようにしたものである。このシフ
ト機構として、クランク機構、カム機構、ラックピニオ
ン機構、ねじジャッキ機構、往復動シリンダ機構、電磁
吸着機構等の何れかを用い、電気、磁気、油圧、圧気、
重力等を動力源とすることができる。
【0027】なお、以上の説明では省略したが、操作を
容易にするための近接検出装置や、作動を確実にし安全
を確保するための確認装置や安全装置を備えることは当
然である。
【0028】
【発明の効果】本発明のコンクリートブロック吊上装置
は以上のように構成されているので、次の優れた効果を
奏する。 (1)ブロックへのコンクリートブロック吊上装置の取
付及び取外しは、取付ける時のみ、コンクリートブロッ
ク吊上装置の位置合わせに多少の人力を必要とする他
は、人力が不要である。
【0029】(2)人力作業が大幅に軽減され、またコ
ンクリートブロック吊上装置の位置合わせ程度の軽作業
であるので、作業員の安全性が確保される。 (3)コンクリートブロック吊上装置の取付け、取外し
の作業が極めて簡単であるため、作業の迅速化が可能で
あり、作業能率が大幅に改善される。 (4)ブロックからのコンクリートブロック吊上装置の
取外しは、クレーン操作だけで行うことができるため、
海中等のような水中にブロックを据付ける場合でも、作
業能率が大幅に向上する。また、潜水夫を必要としない
ので、労務費は著しく易くなる。
【0030】(5)本コンクリートブロック吊上装置が
並列に複数個組み合わされたコンクリートブロック吊上
装置を使用することにより、同時に複数個のブロックの
吊り上げ、移動据付け作業を同時に行うことができるの
で、作業能率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコンクリートブロック吊上装置を示す
立面図である。
【図2】実施例のコンクリートブロック吊上装置を示す
平面図である。
【図3】実施例のコンクリートブロック吊上装置を示す
側面図である。
【図4】実施例のコンクリートブロック吊上装置を示す
立面図である。
【図5】吊りビームの説明図である。
【図6】移動ビームの説明図である。
【図7】実施例のコンクリートブロック吊上装置の使用
状態を示す説明図である。
【図8】実施例のコンクリートブロック吊上装置の使用
状態を示す説明図である。
【図9】実施例のコンクリートブロック吊上装置の使用
状態を示す説明図である。
【図10】実施例のコンクリートブロック吊上装置の使
用状態を示す説明図である。
【図11】実施例のコンクリートブロック吊上装置の使
用状態を示す説明図である。
【図12】別の実施例のコンクリートブロック吊上装置
の斜視図である。
【図13】別の実施例のコンクリートブロック吊上装置
の立面図である。
【図14】別の実施例のコンクリートブロック吊上装置
の立面図である。
【図15】コンクリートブロックの斜視図である。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック吊上装置 10 吊りビーム 11 (第1の)吊り腕 12 爪 13 ガイド腕 14 ブラケット 15 ブラケット 16 長尺部材(Iビーム) 17 横繋ぎ材 20 移動ビーム 21 (第2の)吊り腕 22 爪 23 案内板 24 ガイドプレート 25 シュー 26 ピン 30 クランク(クランクアーム) 31 ピン 33、34、35 孔 50 矢印 60 補助ワイヤロープ 61 フック 62、63 台付けロープ 64 ガイドプレート 65 補助横梁 67 シーブ又はドラム 70 主ワイヤロープ 71 メインフック 72、73 台付けロープ 75 主横梁 77 台付けロープ 80 横繋ぎフレーム 90 シフト機構 100 コンクリートブロック 101 脚 102 躯体 103 矩形断面部 104 孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形断面部を有するコンクリートブロッ
    クの矩形断面部に一双の爪付吊り腕を係止させてコンク
    リートブロックを吊り上げる装置であって、第1の吊り
    腕及びガイド腕を前記矩形断面部を挟む間隔を開けて垂
    下した横梁状の吊りビームと;第2の吊り腕及び案内板
    を前記矩形断面部を挟む間隔を開けて垂下し、前記吊り
    ビームと相互に軸平行移動可能に組合わせる移動ビーム
    と;前記第1の吊り腕近傍に前記案内板を位置させ、前
    記ガイド腕の近傍に前記第2の吊り腕を位置させ、前記
    案内板が第1の吊り腕の爪を被覆し前記ガイド腕が第2
    の吊り腕の爪を被覆し前記案内板及び前記ガイド腕に矩
    形断面部を挟んで装脱する案内部を形成させると共に前
    記第1及び第2の吊り腕が矩形断面部に係止する係止部
    を形成するように、前記移動ビームを前記吊りビームの
    軸方向に沿って移動させるシフト機構と;を備えたこと
    を特徴とするコンクリートブロック吊上装置。
  2. 【請求項2】 前記シフト機構は前記吊りビームに固定
    した軸を中心に揺動するクランク機構であることを特徴
    とする請求項1記載のコンクリートブロック吊上装置。
  3. 【請求項3】 前記横梁状の吊りビームを吊下する主ワ
    イヤロープと前記移動ビームを移動させるシフト機構を
    操作する補助ワイヤロープとを備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のコンクリートブロック吊上装置。
  4. 【請求項4】 前記シフト機構はカム機構、ラックピニ
    オン機構、ねじジャッキ機構、往復動シリンダ機構及び
    電磁吸着機構から選ばれた何れかであることを特徴とす
    る請求項1記載のコンクリートブロック吊上装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のコンクリ
    ートブロック吊上装置単体を複数個横に連接し、連接し
    た装置を同時に吊り上げる吊り桁材を備えたことを特徴
    とするコンクリートブロック吊上装置。
JP10052398A 1998-03-04 1998-03-04 コンクリートブロック吊上装置 Withdrawn JPH11246166A (ja)

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