JPH0649592Y2 - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH0649592Y2
JPH0649592Y2 JP1988154928U JP15492888U JPH0649592Y2 JP H0649592 Y2 JPH0649592 Y2 JP H0649592Y2 JP 1988154928 U JP1988154928 U JP 1988154928U JP 15492888 U JP15492888 U JP 15492888U JP H0649592 Y2 JPH0649592 Y2 JP H0649592Y2
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JP
Japan
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boom
winch
sub
work vehicle
work
Prior art date
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JP1988154928U
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JPH0279395U (ja
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太田  実
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車、特にブームの先端に装備したバ
ケットの近傍にサブブームを有するウインチを設けた高
所作業車に関するものである。
【考案の背景】
従来より、第2図に示すような高所作業車が知られてい
る。 同図中、1は高所作業車における起伏、伸縮、旋回自在
なブーム、2はブーム1の先端に装備されたバケット、
3はブーム1とバケット2の枢支基部4上に立設したウ
インチポスト5に対して上下方向及び左右方向に首振可
能に装備されたウインチ、6はウインチ3のサブブー
ム、7はワイヤー、8はフック、9はウインチ本体3aを
ウインチポスト5に揺動自在に枢支した枢軸、10はサブ
ブーム6の先端に固定されたウインチ用シーブである。 ところで、このような高所作業車を利用して例えば配電
線工事が行なわれるのであるが、第2図に示される従来
の高所作業車ではその工事の作業性が良くない場合もあ
り、能率及び安全性の面から多少の問題が残されてい
た。 すなわち、バケット2に作業者が乗って配電線工事等の
各種の作業が行なわれるが、この配電線工事のような作
業には、その作業内容からしばしば二人を要求されるこ
とが多い。例えば、電線圧着機、カッター等を用いて行
う作業には、作業者が二人要る。 ところで、バケット2に二人もの作業者が乗るようにな
ると、バケット2自体はそれほど大きくもないことか
ら、作業がしにくく、作業能率が低くなる。 又、作業能率が低いのみならず、それほど大きくもない
バケット2に二人も乗って作業を行っていると、バケッ
ト2は大きくない故作業者は動きにくく、従って作業者
自身はバランスが取りにくく、安全性が悪いといった欠
点もある。 さらには、高所作業車自体の転倒防止の観点から、ブー
ムの作業範囲は規制されているのであるが、この規制は
積載荷重が大きい程きつく、すなわちブームの安全作業
範囲が狭いといった欠点もある。
【考案の開示】
本考案は、作業能率に優れた高所作業車を提供すること
を目的とする。 本考案は、作業の安全性に優れた高所作業車を提供する
ことを目的とする。 又、本考案は、作業能率及び安全性の向上を簡単な手段
で達成できた高所作業車を提供することを目的とする。 上記本考案の目的は、ブームの先端に装備したバケット
の近傍に設けたウインチポストと、このウインチポスト
に揺動自在に取り付けたウインチ本体と、このウインチ
本体にスライド可能に取り付けたサブブームと、前記ウ
インチ本体より繰り出し巻き取られ前記サブブーム先端
より吊下げられるワイヤーとより構成されるウインチを
備えた高所作業車において、前記サブブームに工具等を
挟持するハンドリング装置を前記サブブームに対してス
ライド可能に設けて達成される。
【実施例】
第1図は、本考案に係る高所作業車の1実施例の要部の
斜視図である。 尚、本考案においても第2図で示した各部分の構成を備
えたものであるが、これらについてはその詳細な説明を
省略する。 11はハンドリング装置あり、このハンドリング装置1は
例えば電線圧着機、カッター等の工具をしっかりと挟
持、あるいは電線等を引っ掛けれる機能を有するもので
ある。 12はハンドリング装置11を構成するスライドケース、13
はこのスライドケース12の所定位置に取り付けられるハ
ンドリング部材である。 尚、このハンドリング部材13は例えばバネ等の手段で把
持できるような機構であっても良く、その具体的な手段
は如何なるものでも良い。 そして、このスライドケース12に上記ハンドリング部材
13が例えば螺着手段で固定されると、これによってスラ
イドケース12自体もサブブーム6に固定されるように構
成されている。 尚、このハンドリング部材13は、第1図に示す如く、サ
ブブーム6の側面だけでなく上面にもセットできるよう
になっており、又、反対側の側面あるいは下面に取り付
けられるようにしていても良く、このセット位置は適宜
考慮して良いものである。 又、ハンドリング装置11のサブブーム6に対する固定は
上記の手段に限られず、例えばピン、締着部材あるいは
摩擦ブレーキのようなロック機構を採用することもでき
る。 上記のように構成させた高所作業車が用いられて配電線
工事が行なわれる場合、バケット2に乗る作業者は一人
でも良くなる。 すなわち、電線をつなぐ場合に用いる電線圧着機をハン
ドリング装置11に挟持させておけば、電線の接続作業が
一人でも行える。 又、カッター等の工具を用いての作業も、これらの工具
をハンドリング装置11に挟持させれば、これらの工具を
用いての作業も一人で行える。 このように本考案の高所作業車によれば、二人要求され
ていたようなこれまでの作業を一人で行えるから、それ
だけ作業の人件費を削減でき、コストを低廉なものとで
きる。 しかも、作業コストが低廉になるばかりでなく、バケッ
ト2に乗る作業員は一人で済むから、バケット2自体が
小さくても作業者は動きが規制されず、動きやすいから
作業能率も向上する。 さらには、バケット2内で作業者は動きやすいから、バ
ランスを崩しにくく、それだけ安全性も高くなる。 又、高所作業車自体の転倒防止の観点からブームの作業
範囲は規制されているのであるが、この規制は積載荷重
が大きい程きつく、すなわちブームの安全作業範囲が狭
いのであるが、作業員が二人から一人になればそれだけ
積載荷重が軽くなり、よってブームの安全作業範囲が広
くなり、すなわち高所作業車を移動させずに作業できる
範囲が広くなるから、それだけ作業性も良くなる。 又、ハンドリング装置11による電線や工具のハンドリン
グ位置はサブブーム6の長さにわたって適宜変更できる
から、広い範囲にわたって電線の保持や工具の挟持が可
能となり、その自由度が高い。
【効果】
本考案に係る高所作業車は、ブーム先端に装備したバケ
ットの近傍に設けたウインチポストと、このウインチポ
ストに揺動自在に取り付けたウインチ本体と、このウイ
ンチ本体にスライド可能に取り付けたサブブームと、前
記ウインチ本体より繰り出し巻き取られ前記サブブーム
先端より吊下げられるワイヤーとより構成されるウイン
チを備えた高所作業車において、前記サブブームに工具
等を挟持するハンドリング装置を前記サブブームに対し
てスライド可能に設けたので、例えば配電線工事が行な
われる場合、バケットに乗る作業者は一人でも良く、す
なわち電線をつなぐ場合に用いる電線圧着機をハンドリ
ング装置に挟持させておけば、電線の接続作業は一人で
も行え、又、カッター等の工具を用いての作業も、これ
らの工具をハンドリング装置に挟持させれば一人で行
え、二人要求されていたようなこれまでの作業を一人で
行えるから、それだけ作業の人件費を削減でき、コスト
を低廉なものとでき、又、高所作業車自体の転倒防止の
観点からブームの作業範囲は規制されているのである
が、作業員が二人から一人になればそれだけ積載荷重が
軽くなり、よってブームの安全作業範囲が広くなり、す
なわち高所作業車を移動させずに作業できる範囲が広く
なるから、それだけ作業性も良くなり、さらには作業コ
ストが低廉になるばかりでなく、バケットに乗る作業員
は一人で済むから、バケット自体が小さくても作業者は
動きが規制されず、動きやすいから作業能率も向上し、
又、バケット内で作業者は動きやすいから、バランスを
崩しにくく、それだけ安全性も高くなり、そしてハンド
リング装置による電線や工具のハンドリング位置はサブ
ブームの長さにわたって適宜変更できるから、広い範囲
にわたって電線の保持や工具の挟持が可能となり、その
自由度が高く、さらにはこれらの効果を発揮する為の構
成は簡単であって、低コストで提供できる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高所作業車の1実施例の要部の斜
視図、第2図は高所作業車におけるバケット部分近傍の
説明図である。 1……ブーム、2……バケット、3……ウインチ、6…
…サブブーム、10……ウインチ用シーブ、11……ハンド
リング装置、12……スライドケース、13……ハンドリン
グ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームの先端に装備したバケットの近傍に
    設けたウインチポストと、このウインチポストに揺動自
    在に取り付けたウインチ本体と、このウインチ本体にス
    ライド可能に取り付けたサブブームと、前記ウインチ本
    体より繰り出し巻き取られ前記サブブーム先端より吊下
    げられるワイヤーとより構成されるウインチを備えた高
    所作業車において、前記サブブームに工具等を挟持する
    ハンドリング装置を前記サブブームに対してスライド可
    能に設けたことを特徴とする高所作業車。
JP1988154928U 1988-11-30 1988-11-30 高所作業車 Expired - Lifetime JPH0649592Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988154928U JPH0649592Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 高所作業車

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JP1988154928U JPH0649592Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 高所作業車

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JPH0279395U JPH0279395U (ja) 1990-06-19
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Family

ID=31432100

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4754048B2 (ja) * 2000-06-02 2011-08-24 北陸電力株式会社 アプローチアーム装置
JP5558075B2 (ja) * 2009-10-23 2014-07-23 関西電力株式会社 ケーブル支持金具及びケーブル接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137699A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 新明和工業株式会社 高所作業車の作業装置

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JPH0279395U (ja) 1990-06-19

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