JPH01271393A - 柱状長尺物の吊治具およびこの吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ方法 - Google Patents

柱状長尺物の吊治具およびこの吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ方法

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JPH01271393A
JPH01271393A JP10173888A JP10173888A JPH01271393A JP H01271393 A JPH01271393 A JP H01271393A JP 10173888 A JP10173888 A JP 10173888A JP 10173888 A JP10173888 A JP 10173888A JP H01271393 A JPH01271393 A JP H01271393A
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JP
Japan
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long columnar
columnar object
holding hole
jig
hanging jig
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Pending
Application number
JP10173888A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Iwata
岩田 聰之
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、柱状長尺物を直立姿勢で吊上げる柱状長尺物
の吊治具およびこの吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ
方法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
従来、山留めの支柱、構台の柱等、自立する柱状鉄骨を
切断し除去する場合、クレンで吊った玉掛はワイヤの中
間部を柱状鉄骨の上部に巻付け、先端を柱状鉄骨下部の
切断部のやや上方に係着し切断する。このどき切断と同
時に柱状鉄骨の荷重は玉掛はワイヤに移るが、巻付けた
玉掛はワイヤの吊支点は柱状鉄骨の軸線」−にないため
柱状鉄骨は急に傾斜して動揺し、非常に危険であった。
本発明は上記従来の現状に鑑み、自立する柱状長尺物切
断時の傾斜動揺による危険を防止することを課題として
なされたもので、自立柱状長尺物切断時の傾斜動揺のな
い柱状長尺物の吊治具およびこの吊治具を用いた柱状長
尺物の吊上げ方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため本発明は、柱状長尺物に挿入し
、その頭部を保持する保持孔と、その外周部に相対する
1対の玉掛はワイヤ挿入孔が形成された環状体で成る柱
状長尺物の吊治具と、この吊治具の1対の玉掛はワイヤ
挿通孔に夫々玉掛はワイヤを挿通し、各玉掛はワイヤの
先端を柱状長尺物の下部に係着すると共に、各玉掛はワ
イヤの中間部所定位置に吊治具係止金具を固定し、吊治
具が柱状長尺物の頭部位置で玉掛はワイヤに係止される
ようにし、しかして両玉掛はワイヤの上端部をクレンで
吊り、吊治具の保持孔に柱状長尺物の頭部を保持し、直
立姿勢で柱状長尺物を吊上げる前記吊治具を用いた柱状
長尺物の吊上げ方法を特徴とし、さらに吊治具の保持孔
を開閉可能にしたことを特徴としている。
〔作  用〕
柱状長尺物は、下部両側を吊治具から垂下した1対の玉
掛はワイヤの先端に係着され、頭部を吊治具の保持孔に
保持され、吊治具は保持孔外周部に相対する】一対の玉
掛はワイヤ挿通孔に挿通された1対の玉掛はワイヤによ
ってクレンに吊られるから、玉掛はワイヤの吊支点は柱
状長尺物の軸線上にきて柱状長尺物は常に直立姿勢で玉
掛はワイヤに吊られる。
また、吊治具の保持孔は開閉可能であるから、頭部に梁
型やガセットプレート等の突起物がある柱状長尺物でも
吊治具の取付は取外しは容易である。
〔実 施 例〕
以下本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る柱状長尺物の吊治具の斜視図であ
る。
吊治具1は、環状部1aにフランジ部1bが一体に形成
された環状体で成り、環状部1aの孔は山留めの支柱、
構台の柱等の柱状長尺物2に挿入し、その頭部を保持す
る保持孔3となり、フランジ部1bには直径線」二に相
対する1対の玉掛はワイヤ挿通孔4が形成されている。
この吊治具1は直径方向で2分割され、各半部は一側で
丁番5で結合され、保持孔3の開閉が可能になっている
図中6は保持孔3を閉鎖状態に保持する落しピン、7は
落しピン6を抜は止めする割ピン、8は玉掛はワイヤ、
9は吊治具1を玉掛はワイヤ8の所定位置に係止する吊
治具係止金具、10は吊治具1と吊治具係止金具9との
間に介在するワッシャである。
第2図(A)、(B)、(C)、(D)は本吊治具を用
いて山留めの支柱、構台の柱等の自立する柱状長尺物を
切断除去する場合の吊上げ方法を手順に従って示したも
のである。以下この吊上げ方法を説明すれば。
まず、吊治具1の落しピン6を抜いて保持孔3を開き、
自立する柱状長尺物2に保持孔3を挿入して閉じ、落し
ピン6を入れる。そして上端をクレンのフック11に掛
けた1対の玉掛はワイヤ8を吊治具1の各玉掛はワイヤ
挿通孔4に挿入し、玉掛はワイヤ8の下端を柱状長尺物
2下部の切断位置よりやや上方位置に係着した時、吊治
具1が丁度柱状長尺物2の頭部にくる玉掛はワイヤ8の
位置にワッシャ10を介在して吊治具係止金具9を固定
する(第2図(A))。
次にクレンで玉掛はワイヤ8を吊上げ、玉掛はワイヤ8
の下端が柱状長尺物2の切断位置にほぼ一致したところ
で両玉掛はワイヤ8の下端をシャックル12等で、柱状
長尺物2下部の切断位置よりやや上方に係着する(第2
図(B))。
この後玉掛はワイヤ8をやや上昇して緊張させ、この状
態で柱状長尺物2の下部をガス等で切断する(第2図(
C))。この時玉掛りワイヤ8は緊張され、かつその吊
り支点は柱状長尺物2の軸線上にあるため切断終了時柱
状長尺物2は傾斜、動揺することなく直立姿勢を維持す
る。
切断した柱状長尺物2はそのまま吊り上げて移動し除去
する(第2図(D))。
第3図(A)、(B)、(C)は鉄骨建方に本吊治具を
利用した場合の鉄骨の吊上げ方法を手順に従って示した
ものである。以下この吊上げ方法を説明すれば、 横臥された鉄骨等柱状長尺物2に吊治具]の保持孔3を
開いて挿入する。鉄骨等の頭部に梁方やガセットプレー
ト等の突起物があっても保持孔3は開閉式となっている
から挿入は容易である。そして上端をクレンのフック1
1に掛けた1対の玉掛はワイヤ8を吊治具1の各玉掛は
ワイヤ挿通孔4に挿入し、玉掛はワイヤ8の先端を柱状
長尺物2の下端にシャックル12等で係着すると共に、
吊治具1が丁度柱状長尺物2の頭部にくる玉掛はワイヤ
8の位置にワッシャ10を介在して吊治具係止金具9を
固定する(第3図(A))。
次にクレンで玉掛はワイヤ8を吊上げて柱状長尺物2を
引起し、吊り上げて移動し、所定位置に吊込む(第3図
(B))。柱状長尺物2は引起し後、その軸線上の吊り
支点で吊られ直立姿勢を維持するから、そのまま所定位
置に吊込むことができる。
吊込み後玉掛はワイヤ8を降下して緩め、柱状長尺物2
から吊治具Jを開いて外すと共に、玉掛はワイヤ8下端
の係着を外す(第3図(C))。
なお柱状長尺物の切断除去および建方の作業方法の説明
中の符号で第2図および第3図に示されない符号は第1
図に同符号で示した部材と同じである。
また前記説明した作業方法の手順および手段は必ずしも
一様とは限らず、例えば吊治具1を閉じたまま柱状長尺
物2の端部がら挿入するが、開閉して挿入するか、吊治
具1を柱状長尺物2に先に挿入し、後から玉掛はワイヤ
8を吊治具1に挿通するか、この逆にするか等、当然実
行上の多様性はありうるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、柱状長尺物に挿入し、そ
の頭部を保持する保持孔と、その外周部に相対する1対
の玉掛はワイヤ挿入孔が形成された環状体で成る柱状長
尺物の吊治具を用い、この吊治具の1対の玉掛はワイヤ
挿通孔に夫々玉掛はワイヤを挿通し、各玉掛はワイヤの
先端を柱状長尺物の下部に係着すると共に、各玉掛はワ
イヤの中間部所定位置に吊治具係止金具を固定し、吊治
具が柱状長尺物の頭部位置で玉掛はワイヤに係止される
ようにし、しかして両玉掛はワイヤの上端部をクレンで
吊り、吊治具の保持孔に柱状長尺物の頭部を保持して吊
上げるようにしたがら、玉掛はワイヤの吊り支点は柱状
長尺物の軸線上にきて柱状長尺物は常に直立姿勢で玉掛
はワイヤに吊られ、従来の自立柱状長尺物が切断時傾斜
動揺した危険が防止される。
また、吊治具は玉掛はワイヤの任意位置に吊治具係止金
具によって係止することができるから、長さの異なる柱
状長尺物に対して吊治具を柱状長尺物の頭部に位置させ
るために、その都度長さを合わせた玉掛はワイヤに交換
する必要がなく、経済的であると共に交換手間が省ける
また吊治具の保持孔は開閉可能であるがら、鉄骨等の頭
部に梁型やガセットプレー1へ等の突起物があっても容
易に取付は取外しができ、さらに山留めの支柱、構台の
柱等の切断除去に限らず、鉄骨柱の建方、解体等にも利
用できて汎用性が高く、これらの作業はすべて地上で行
なえるため安全性と作業能率の向上が実現できる等の優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明に係る柱
状長尺物の吊治具の斜視図、第2図(A)、(B)、(
C)、(D)は本吊治具を用いて自立する柱状長尺物を
切断除去する場合の吊上げ方法を手順りこ従って示した
図、第3図(A)   (B)   (C)は鉄骨建方
に本吊治具を利用した場合の吊上げ方法を手順に従って
示した図である。 1・・・吊治具、2・・・柱状長尺物、3・・・保持孔
、4・・・玉掛はワイヤ挿通孔、5・・・丁番、8・・
玉掛はワイヤ、9・・・吊治具係止金具。 特許出願人 清水建設株式会社1゜ 代理人   弁理士 稲葉昭治: 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、柱状長尺物に挿入し、その頭部を保持する保持孔と
    、その外周部に相対する1対の玉掛けワイヤ挿入孔が形
    成された環状体で成る柱状長尺物の吊治具。 2、前記環状体は、直径方向で2分割して丁番結合し、
    前記保持孔を開閉可能にしたことを特徴とする請求項1
    の柱状長尺物の吊治具。 3、柱状長尺物に挿入し、その頭部を保持する保持孔と
    、その外周部に相対する1対の玉掛けワイヤ挿入孔が形
    成された環状体で成る柱状長尺物の吊治具の、前記1対
    の玉掛けワイヤ挿通孔に夫々玉掛けワイヤを挿通し、各
    玉掛けワイヤの先端を柱状長尺物の下部に係着すると共
    に、各玉掛けワイヤの中間部所定位置に吊治具係止金具
    を固定し、吊治具が柱状長尺物の頭部位置で玉掛けワイ
    ヤに係止されるようにし、しかして両玉掛けワイヤの上
    端部をクレンで吊り、吊治具の保持孔に柱状長尺物の頭
    部を保持し、直立姿勢で柱状長尺物を吊上げる柱状長尺
    物の吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ方法。 4、前記吊治具は直径方向で2分割して丁番結合し、保
    持孔を開閉可能にしたことを特徴とする請求項3の柱状
    長尺物の吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ方法。
JP10173888A 1988-04-25 1988-04-25 柱状長尺物の吊治具およびこの吊治具を用いた柱状長尺物の吊上げ方法 Pending JPH01271393A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6648570B2 (en) 2001-06-15 2003-11-18 Progress Energy Carolinas, Inc. Lifting and installing streetlight poles
JP2015081163A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 清水建設株式会社 解体物搬送用の吊治具及び解体物の搬送方法
JP2019529286A (ja) * 2016-09-15 2019-10-17 イーテーエルエーセー・ベー・フェー クレーン、そのようなクレーンを含む船舶、および縦構造を直立させるための方法

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