JPH0733389A - ワイヤ仕込み装置 - Google Patents
ワイヤ仕込み装置Info
- Publication number
- JPH0733389A JPH0733389A JP18363493A JP18363493A JPH0733389A JP H0733389 A JPH0733389 A JP H0733389A JP 18363493 A JP18363493 A JP 18363493A JP 18363493 A JP18363493 A JP 18363493A JP H0733389 A JPH0733389 A JP H0733389A
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- JP
- Japan
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- wire
- messenger
- jib
- crane
- fixing jig
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高所作業が少なくメッセンジャー
ワイヤの仕込みが安全容易でミスが少なく、クレーンの
吊り荷状態での時間が短いワイヤ仕込み装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】 工事用クレーン１の組立て時におけるジブ起
伏ワイヤ１４並びに巻上げワイヤを仕込むワイヤ仕込み
装置において、ジブ側に複数のメッセンジャーワイヤ１
２をクランプする第１のワイヤ固定治具３を設け、ガイ
サポート側に複数のメッセンジャーワイヤ１２をクラン
プする第２のワイヤ固定治具４を設け、両治具３、４の
間でメッセンジャーワイヤ１２を連結するよう構成して
いる。
ワイヤの仕込みが安全容易でミスが少なく、クレーンの
吊り荷状態での時間が短いワイヤ仕込み装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】 工事用クレーン１の組立て時におけるジブ起
伏ワイヤ１４並びに巻上げワイヤを仕込むワイヤ仕込み
装置において、ジブ側に複数のメッセンジャーワイヤ１
２をクランプする第１のワイヤ固定治具３を設け、ガイ
サポート側に複数のメッセンジャーワイヤ１２をクラン
プする第２のワイヤ固定治具４を設け、両治具３、４の
間でメッセンジャーワイヤ１２を連結するよう構成して
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工事用クレーンの組立
時におけるジブ起伏ワイヤ並びに巻上げワイヤを仕込む
ワイヤ仕込み装置に関する。
時におけるジブ起伏ワイヤ並びに巻上げワイヤを仕込む
ワイヤ仕込み装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】工事用クレーンのクレーン組立時におけ
るジブ起伏ワイヤおよび巻上げワイヤの仕込み作業は、
例えば図９において、高所に複数の作業員１１を配置
し、本ワイヤを取付けるためのメッセンジャーワイヤ１
２を仮設通路１３上を作業員が移動しながら仕込んでい
る。
るジブ起伏ワイヤおよび巻上げワイヤの仕込み作業は、
例えば図９において、高所に複数の作業員１１を配置
し、本ワイヤを取付けるためのメッセンジャーワイヤ１
２を仮設通路１３上を作業員が移動しながら仕込んでい
る。
【０００３】そして、本ワイヤ１４をメッセンジャーワ
イヤ１２にジョイントし、ワイヤ巻取ウインチ１５で巻
取って本ワイヤを仕込む技術は知られている。
イヤ１２にジョイントし、ワイヤ巻取ウインチ１５で巻
取って本ワイヤを仕込む技術は知られている。
【０００４】なお、符号１６はペンダントロープ、符号
１７は組立用クレーンのフックブロック、符号１８はジ
ブ本体をそれぞれ示している。
１７は組立用クレーンのフックブロック、符号１８はジ
ブ本体をそれぞれ示している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術は （１）高所に仮設通路および手摺等を設けただけのため
作業環境がよくない。
技術は （１）高所に仮設通路および手摺等を設けただけのため
作業環境がよくない。
【０００６】（２）メッセンジャーワイヤの仕込み作業
時、作業員の移動が多く危険である。
時、作業員の移動が多く危険である。
【０００７】（３）組立用クレーンの吊り荷状態の時間
が長い。
が長い。
【０００８】（４）メッセンジャーワイヤを多数仕込む
ため、ミスが発生しやすい。
ため、ミスが発生しやすい。
【０００９】等の問題がある。
【００１０】したがって、本発明は、高所作業が少なく
メッセンジャーワイヤの仕込みが安全容易でミスが少な
く、クレーンの吊り荷状態での時間が短いワイヤ仕込み
装置を提供することを目的としている。
メッセンジャーワイヤの仕込みが安全容易でミスが少な
く、クレーンの吊り荷状態での時間が短いワイヤ仕込み
装置を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、工事用
クレーンの組立時におけるジブ起伏ワイヤ並びに巻上げ
ワイヤを仕込むワイヤ仕込み装置において、ジブ側に複
数のメッセンジャーワイヤをクランプする第１のワイヤ
固定治具を設け、ガイサポート側に複数のメッセンジャ
ーワイヤをクランプする第２のワイヤ固定治具を設け、
両治具の間でメッセンジャーワイヤを連結するよう構成
している。
クレーンの組立時におけるジブ起伏ワイヤ並びに巻上げ
ワイヤを仕込むワイヤ仕込み装置において、ジブ側に複
数のメッセンジャーワイヤをクランプする第１のワイヤ
固定治具を設け、ガイサポート側に複数のメッセンジャ
ーワイヤをクランプする第２のワイヤ固定治具を設け、
両治具の間でメッセンジャーワイヤを連結するよう構成
している。
【００１２】
【作用効果の説明】上記のように構成されたワイヤ仕込
み装置において、あらかじめ作業環境のよい安全な場所
でメッセンジャーワイヤを第１および第２のジグに仕込
んでおき、ジブの組立て時に第１のジグに仕込まれたメ
ッセンジャーワイヤと第２のジグに仕込まれたメッセン
ジャーワイヤとを連結金具で連結し、連結後に第１およ
び第２のジグを取外すので、短時間で正確容易にメッセ
ンジャーワイヤを仕込むことができる。
み装置において、あらかじめ作業環境のよい安全な場所
でメッセンジャーワイヤを第１および第２のジグに仕込
んでおき、ジブの組立て時に第１のジグに仕込まれたメ
ッセンジャーワイヤと第２のジグに仕込まれたメッセン
ジャーワイヤとを連結金具で連結し、連結後に第１およ
び第２のジグを取外すので、短時間で正確容易にメッセ
ンジャーワイヤを仕込むことができる。
【００１３】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【００１４】図において、同じ機能を有する部材には同
じ符号を付して、その都度の説明は省略する。
じ符号を付して、その都度の説明は省略する。
【００１５】図１において、クレーン１にはジブ本体１
８が根元ジブ１８ｂの下部にピン９で接続され、そのジ
ブ本体１８は取付けクレーンのフックブロック１７で玉
掛けワイヤ２０を介して懸吊されている。
８が根元ジブ１８ｂの下部にピン９で接続され、そのジ
ブ本体１８は取付けクレーンのフックブロック１７で玉
掛けワイヤ２０を介して懸吊されている。
【００１６】また、そのジブ本体１８の根元付近には、
作業者１１によってメッセンジャーワイヤの第１のワイ
ヤ固定治具３に固定されたメッセジャワイヤ１２と第２
のワイヤ固定治具に固定されたメッセンジャーワイヤ１
２とが連結されている。
作業者１１によってメッセンジャーワイヤの第１のワイ
ヤ固定治具３に固定されたメッセジャワイヤ１２と第２
のワイヤ固定治具に固定されたメッセンジャーワイヤ１
２とが連結されている。
【００１７】そして、ドラムに巻取られた起伏ワイヤ１
４がワイヤ連結金具２１でメッセンジャーワイヤ１２に
接続されている。
４がワイヤ連結金具２１でメッセンジャーワイヤ１２に
接続されている。
【００１８】また、図３をも参照して、第１のワイヤ固
定治具３はヒンジ６を有するスチール製のブロック３ａ
と３ｂとで構成され、固定ボルト７により互いに接する
ように固定され、その接面にはワイヤを固定するよう、
ほぼ半円形に形成された複数の凹部（図示の例では８
つ）を有し、その凹部にはそれぞれ記号が付されてい
る。
定治具３はヒンジ６を有するスチール製のブロック３ａ
と３ｂとで構成され、固定ボルト７により互いに接する
ように固定され、その接面にはワイヤを固定するよう、
ほぼ半円形に形成された複数の凹部（図示の例では８
つ）を有し、その凹部にはそれぞれ記号が付されてい
る。
【００１９】第２のワイヤ固定治具４も同様に構成さ
れ、ワイヤの端部には連結金具２２ａと２２ｂとがそれ
ぞれ取付けられ、連結金具２２で連結されるよう構成さ
れている。
れ、ワイヤの端部には連結金具２２ａと２２ｂとがそれ
ぞれ取付けられ、連結金具２２で連結されるよう構成さ
れている。
【００２０】以下、作用に付いて説明する。
【００２１】図４を参照して、地上にジブ受台を介して
置かれたジブ本体１８には第１のワイヤ固定治具３によ
りメッセンジャーワイヤ１２が仕込まれ、そのメッセン
ジャーワイヤの短部には、図５を参照して、連結金具２
２ａが取付けられている。
置かれたジブ本体１８には第１のワイヤ固定治具３によ
りメッセンジャーワイヤ１２が仕込まれ、そのメッセン
ジャーワイヤの短部には、図５を参照して、連結金具２
２ａが取付けられている。
【００２２】作業者は地上に置かれた手摺り２３のある
作業床２４上で作業でき安全である（施工手順１）。
作業床２４上で作業でき安全である（施工手順１）。
【００２３】図６を参照して、同様にガイサポート頂部
シーブ２ａと根元ジブ１８ｂの作業床におかれた第２の
ワイヤ固定治具４との間にはメッセンジャーワイヤ１２
が仕込まれ、図７をも参照して、その一端には連結金具
２２ｂが取付けられ、他端は連結金具２１で起伏ワイヤ
１４に連結されている（施工手順２）。
シーブ２ａと根元ジブ１８ｂの作業床におかれた第２の
ワイヤ固定治具４との間にはメッセンジャーワイヤ１２
が仕込まれ、図７をも参照して、その一端には連結金具
２２ｂが取付けられ、他端は連結金具２１で起伏ワイヤ
１４に連結されている（施工手順２）。
【００２４】したがって、図８において、図示しない取
付けクレーンのフックブロック１７で玉掛けワイヤ２０
を介してジブ本体１８を吊上げ、根元ジブ１８ｂとピン
９で接続し、第１のワイヤ固定治具と第２のワイヤ固定
治具のメッセンジャーワイヤ１２を連結金具２２で連結
し、固定ボルト７を緩めて第１および第２のワイヤ固定
治具を取外し、巻取ウインチ１５でメッセンジャーワイ
ヤ１２を巻取れば、起伏ワイヤ１４がメッセンジャーワ
イヤ１２に替って仕込まれる。
付けクレーンのフックブロック１７で玉掛けワイヤ２０
を介してジブ本体１８を吊上げ、根元ジブ１８ｂとピン
９で接続し、第１のワイヤ固定治具と第２のワイヤ固定
治具のメッセンジャーワイヤ１２を連結金具２２で連結
し、固定ボルト７を緩めて第１および第２のワイヤ固定
治具を取外し、巻取ウインチ１５でメッセンジャーワイ
ヤ１２を巻取れば、起伏ワイヤ１４がメッセンジャーワ
イヤ１２に替って仕込まれる。
【００２５】巻上げワイヤについても同様に仕込み、ワ
イヤの両端をそれぞれクレーンに取付けて、クレーンの
モータを作動させ、ジブの取付けを終了したら、取付け
クレーンの玉掛けワイヤを外せばよい（施工手順３）。
イヤの両端をそれぞれクレーンに取付けて、クレーンの
モータを作動させ、ジブの取付けを終了したら、取付け
クレーンの玉掛けワイヤを外せばよい（施工手順３）。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、高所での作業が少なく、取付けクレーンの
吊り荷状態での作業時間も短く安全である。
ているので、高所での作業が少なく、取付けクレーンの
吊り荷状態での作業時間も短く安全である。
【００２７】また、治具が標準化されてワイヤ仕込み時
のミスを減少できる。
のミスを減少できる。
【図１】本発明の一実施例を示すクレーンのワイヤ仕込
み装置の構成を示す図。
み装置の構成を示す図。
【図２】図１のＡ矢視を示す図。
【図３】図１の要部を示す拡大斜視図。
【図４】図１の装置の施工手順１を示す図。
【図５】図４の要部を示す拡大斜視図。
【図６】図１の装置の施工手順２を示す図。
【図７】図６の要部を示す拡大斜視図。
【図８】図１の装置の施工手順３を示す図。
【図９】従来の技術のワイヤ仕込みの例を示す図。
１…クレーン ２…ガイサポート頂部 ３…第１のワイヤ固定治具 ４…第２のワイヤ固定治具 ５…プライドル ８…凹部 １２…メッセンジャーワイヤ １４…起伏ワイヤ １８…ジブ本体
Claims (1)
- 【請求項１】 工事用クレーンの組立時におけるジブ起
伏ワイヤ並びに巻上げワイヤを仕込むワイヤ仕込み装置
において、ジブ側に複数のメッセンジャワイヤをクラン
プする第１のワイヤ固定治具を設け、ガイサポート側に
複数のメッセンジャワイヤをクランプする第２のワイヤ
固定治具を設け、両治具の間でメッセンジャワイヤを連
結するよう構成したことを特徴とするワイヤ仕込み装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18363493A JP2587191B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ワイヤ仕込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18363493A JP2587191B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ワイヤ仕込み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733389A true JPH0733389A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2587191B2 JP2587191B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16139214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18363493A Expired - Fee Related JP2587191B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ワイヤ仕込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587191B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012035937A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Kobelco Cranes Co Ltd | リービングウインチ |
| JP2012232805A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Tadano Ltd | ブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法 |
| CN104860209A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-26 | 中建三局第二建设工程有限责任公司 | 动臂塔机高空变臂方法 |
| CN105712218A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-29 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 重型平臂塔吊高空换臂的施工方法 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18363493A patent/JP2587191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012035937A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Kobelco Cranes Co Ltd | リービングウインチ |
| JP2012232805A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Tadano Ltd | ブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法 |
| CN104860209A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-26 | 中建三局第二建设工程有限责任公司 | 动臂塔机高空变臂方法 |
| CN105712218A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-29 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 重型平臂塔吊高空换臂的施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587191B2 (ja) | 1997-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 Year of fee payment: 15 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205 Year of fee payment: 16 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |