JPH092774A - 重量物吊り装置 - Google Patents

重量物吊り装置

Info

Publication number
JPH092774A
JPH092774A JP14986295A JP14986295A JPH092774A JP H092774 A JPH092774 A JP H092774A JP 14986295 A JP14986295 A JP 14986295A JP 14986295 A JP14986295 A JP 14986295A JP H092774 A JPH092774 A JP H092774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
heavy object
holding means
wires
wire holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14986295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemasa Kishikawa
秀正 岸川
Takaya Nakajima
隆哉 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyu Inc
Original Assignee
Sankyu Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyu Inc filed Critical Sankyu Inc
Priority to JP14986295A priority Critical patent/JPH092774A/ja
Publication of JPH092774A publication Critical patent/JPH092774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性と安全性の向上が図れ、省力化を可能
にする。 【構成】 重量物の側面に設けられた係合穴に係合する
吊りピンを有するワイヤ3と、ワイヤ3の間に介在させ
てワイヤ3を保持し、平行に所定の間隔を保って二組設
けられたワイヤ保持手段6とを有し、ワイヤ保持手段6
は、一方の端部8同士が互いに下側に回動可能に連結さ
れた二つのアーム部材7と、二つのアーム部材7の各他
方の端部9に回動可能に固定されたワイヤ固定部材16
とを備える。二つのアーム部材7が略水平に位置する時
にワイヤ保持手段6のワイヤ間の巾が重量物の両側面間
の巾よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量物を吊り上げ又は
吊り下げる重量物吊り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図8(A)〜(G)に示す
ような重量物の吊り装置が知られている。重量物24を
図示していないクレーンで運搬する際、テレコン操作者
(クレーンの運転操作者)28と玉掛者29、30の計
3名で重量物24の4個所に玉掛者1名当たり2個の吊
りピン4を装着し作業を行なう。
【0003】図8(A)、(B)に示すように、クレー
ンのフック22に掛けたワイヤ3を重量物24の前面ま
で移動させ、玉掛者29、30が各人2個づつワイヤ3
の末端にある吊りピン4の把手を持つ。次に、図8
(C)に示すように、2名の玉掛者29、30がワイヤ
3を引っ張りながら重量物24の側面に移動する。図8
(D)、(E)に示すように、吊りピン4と重量物24
の係合穴26の高さをクレーンで調整後、玉掛者29、
30が吊りピン4を装着する。次に図8(F)、(G)
に示すように、クレーンで重量物24を吊り上げ搬送す
る。吊り下げ作業は、上記作業の逆の手順となり、図8
(G)から(A)の順序に行なう。尚、参照番号27
は、敷板である。
【0004】一方、実公平5−37986号公報に開示
されているように、中央部に配設される拡大駆動源に連
結して放射状に配設された伸縮調整可能なアームと、こ
のアームの先端部に設けられた吊り上げ用ワイヤロープ
への固定部材とからなり、玉掛け作業時にはアームの開
き角度を増大させ、吊り上げ時にはアームの開き角度を
減少させるワイヤロープの吊角自動調整装置が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
8(A)〜(G)に示した重量物の吊り装置は、吊り上
げ時において吊りピン4を重量物24の係合穴26に係
合する係合作業及び吊り下げ時において重量物24の係
合穴26から吊りピン4を取り外す取り外し作業が玉掛
者29、30の2名で行なう必要があり、その上、テレ
コン操作者28と玉掛者29、30の間の連絡や安全確
認等が煩雑で、人員も合計3名を要し、経費の増大を招
いていた。
【0006】一方、実公平5−37986号公報に開示
されたワイヤロープの吊角自動調整装置は、構造が複雑
で、製作に労力を要すると共に、上記重量物の吊り上げ
のように重量物の側壁を支えて吊り上げる装置としては
不向きであった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、重量物の側壁を支えて吊り上げる重量物吊り装
置において、作業性と安全性の向上が図れ、省力化が可
能な重量物吊り装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、重量物に係合する係合部を先端に有し、
該重量物を吊り上げる少なくとも2本のワイヤと、該ワ
イヤの間に介在させて該ワイヤを保持するワイヤ保持手
段とを有する重量物吊り装置において、前記ワイヤは、
前記重量物の側面に設けられた係合穴に係合する前記係
合部を有し、前記ワイヤ保持手段は、一方の端部同士が
互いに下側に回動可能に連結された二つのアーム部材
と、該二つのアーム部材の各他方の端部に回動可能に固
定されると共に、前記ワイヤを固定したワイヤ固定部材
とを備えたものである。
【0009】更に、上記発明において、前記ワイヤ保持
手段は、前記二つのアーム部材を前記一方の端部側を中
心に互いに上側に回動付勢する弾性部材を備えたもので
ある。
【0010】更に、上記いずれかの発明において、前記
ワイヤ保持手段は、前記二つのアーム部材が略水平に位
置する時に前記ワイヤ保持手段のワイヤ間の巾が前記重
量物の両側面間の巾よりも大きいものである。
【0011】そして、上記いずれかの発明において、平
行に所定の間隔を保った二組の前記ワイヤ保持手段を備
えたものである。
【0012】
【作用】本発明の重量物吊り装置によれば、ワイヤは、
重量物の側面に設けられた係合穴に係合する係合部を有
し、ワイヤ保持手段は、一方の端部同士が互いに下側に
回動可能に連結された二つのアーム部材と、この二つの
アーム部材の各他方の端部に回動可能に固定されると共
に、ワイヤを固定したワイヤ固定部材とを備えたもの
は、重量物を吊り上げる際にワイヤの係合部が重量物の
係合穴の近くに容易に近づき1名の作業者で容易にワイ
ヤの係合部を重量物の係合穴に係合させることが出来る
と共に、ワイヤの吊り角度と吊り巾とを重量物の大きさ
に適合させることが出来る。
【0013】更に、重量物を所定の場所に吊り下げる際
には、ワイヤを下げることによりワイヤに荷重がかから
なくなった時、ワイヤ保持手段自体の重量によって二つ
のアームは略水平まで上側に回動し、ワイヤの係合部が
係合穴から外れ易くなり、簡単にワイヤの係合部を外す
ことが出来る。
【0014】更に、上記発明において、ワイヤ保持手段
が、二つのアーム部材を一方の端部側を中心に互いに上
側に回動付勢する弾性部材を備えたものは、上記発明の
作用に加え、重量物を所定の場所に吊り下げる際には、
二つのアームが略水平まで弾性部材の弾性力によって確
実に上側に回動する。
【0015】更に、上記いずれかの発明において、ワイ
ヤ保持手段が、二つのアーム部材が略水平に位置する時
にワイヤ保持手段のワイヤ間の巾が重量物の両側面間の
巾よりも大きいものは、上記いずれかの発明の作用に加
え、重量物を所定の場所から吊り上げる際には、ワイヤ
の係合部が重量物の外側から重量物の係合穴に近づくの
で、互いに損傷することが無い。重量物を所定の場所に
吊り下げる際には、ワイヤの係合部が重量物の係合穴か
ら自動的に外れる。
【0016】そして、上記いずれかの発明において、平
行に所定の間隔を保った二組のワイヤ保持手段を備えた
ものは、上記いずれかの発明の作用に加え、重量物を左
右2個所づつで吊り上げたり、吊り下げたりすることに
なるので安定した吊り上げ、吊り下げ作業が可能にな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る重量物吊り装置の一実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る重量物吊り装置の第
1実施例を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の I
−I 線断面図である。従来は、4本1束のワイヤを使用
した重量物吊り装置であったが、第1実施例の重量物吊
り装置1は、ワイヤ3を2本づつ双方に分け、ワイヤ3
間に開閉式のワイヤ保持手段6を設けて、アーム部材7
の自重と吊りピン4(図3、4、5に図示)の重量のバ
ランスにより自動的に重量物24(図4、5に図示)に
対して脱着を可能にした吊り装置である。
【0019】図1において、第1実施例の重量物吊り装
置1は、重量物24の側面に設けられた係合穴26(図
4、5に図示)に係合する係合部である吊りピン4を先
端に有し重量物24を吊り上げる4本のワイヤ3と、こ
のワイヤ3の間に介在させてワイヤ3を保持する二組の
ワイヤ保持手段6とを備えたものである。
【0020】ワイヤ保持手段6は、スペーサ12によっ
て平行に所定の間隔を保って二組設けられており、各ワ
イヤ保持手段6は、一方の端部8同士が蝶番15によっ
て互いに下側に回動可能に連結された二つのアーム部材
7と、この二つのアーム部材7の各他方の端部9にボル
ト17aとナット17bを介して回動可能に固定される
と共に、ワイヤ3を二つのUボルト18とナット19と
で固定したワイヤ固定部材16とを備えている。スペー
サ12は、アーム部材7に固定された二つのブラケット
14間に設けられ、ボルト13aとナット13bとで平
行に並んだアーム部材7同士を強固に固定している。
【0021】各アーム部材7は、パイプ7a(φ45m
m)とパイプ7b(φ26mm)を接続して形成され、
パイプ7aの一方の端部8に蝶番15の一端が固定さ
れ、パイプ7bの他方の端部9にワイヤ固定部材16が
固定される。更に、二つのアーム部材7は、図1(B)
に示されているように、一方の端部8に固定された蝶番
15を中心に互いに若干下側に凸状に折れ曲った形状に
接続されている。各ワイヤ3は、φ24のmmの太さで
ある。本実施例において、アーム部材7及びワイヤ3
は、上記のサイズのものを用いているが、重量物24の
大きさに応じて、適宜十分耐えられるものが選定され
る。
【0022】更に、ワイヤ保持手段6の二つのアーム部
材7が略水平に位置する時にワイヤ保持手段6のワイヤ
3間の巾が重量物24の両側面間の巾よりも大きく形成
されたものである。
【0023】図2は、図1の第1実施例における二つの
アーム部材が下側に回動した状態の一部省略断面図であ
る。図2において、図1と同様の構造、作用部分には同
じ参照番号をつけて示している。
【0024】図3は、図1の第1実施例におけるワイヤ
3の係合部である吊りピン4を示し、(A)は側面図、
(B)は斜視図である。吊りピン4は、その環状溝4a
にワイヤ3が巻かれ、後端には把手4bが設けられてい
る。参照番号4cは、吊りピン4に巻かれたワイヤ3の
首部の拡がりを防止する拡がり防止金具である。
【0025】図4は図1の第1実施例における重量物2
4を吊り上げる際の吊り上げ作業の説明図、図5は図1
の第1実施例における重量物24を吊り下げる際の吊り
下げ作業の説明図である。
【0026】図4において、アーム部材7が(A)の状
態から敷板27上に載置された重量物24の上端に接触
する(B)の状態になることによって、吊りピン4の重
量がアーム部材7の他方の端部9に下側向きにかかり、
(C)に示すように、山形に折れ曲がり、クレーンのフ
ックを若干上昇させることにより、(D)に示すよう
に、吊りピン4が吊りピン4の差し込み穴である係合穴
26の位置に位置決めされる。
【0027】次に、テレコン操作者(クレーンの運転操
作者)28が、吊りピン4を係合穴26に差し込むこと
により、(E)に示すように、吊り上げの準備が完了す
る。(F)に示すように、重量物24を吊り上げた状態
では、ワイヤ保持手段6は山形に折れ曲がった状態であ
り、重量物24の重量はかからず、ワイヤ3のみに荷重
がかかる。ワイヤ3の吊りピン4が重量物24の外側か
ら重量物24の係合穴26に近づくので、互いに損傷す
ることが無い。
【0028】図5に示すように、吊り上げた重量物24
を吊り下げる時は、(A)に示す状態から(B)に示す
ように、重量物24を敷板27上に下げワイヤ3を巻き
下げると、(C)に示すように、ワイヤ3の張力は緩
む。更に、ワイヤ3を巻き下げると、(D)に示すよう
に、二つのアーム部材7が折れ曲がった状態のワイヤ保
持手段6は、自動的に二つのアーム部材7が略水平の伸
びきった状態になる。この状態から、(E)に示すよう
に、ワイヤ3を少しづつ巻き上げると、二つのアーム部
材7の他方の端部間の距離が重量物24の巾よりも長い
ために吊りピン4に外向きの力が加わり、(F)に示す
ように、吊りピン4は重量物の係合穴26から自然と外
れる。
【0029】このように、重量物24を所定の場所から
吊り上げる際には、テレコン操作者1名で容易にワイヤ
3の吊りピン4を重量物の係合穴26に係合させること
が出来ると共に、ワイヤ3の吊り角度と吊り巾を重量物
24の大きさに適合させることが出来る。一方、重量物
24を所定の場所に吊り下げる際には、ワイヤ3を下
げ、ワイヤ3に重量物24及び吊りピン4の荷重がかか
らなくなった時に、二つのアーム部材7は略水平まで上
側に回動し、ワイヤ3の吊りピン4が係合穴26から外
れ易くなり、簡単に外すことが出来る。
【0030】第1実施例の重量物吊り装置1によれば、
吊りピン4を手で持ち、ワイヤ3を引っ張りながらの作
業が不要となり、安全性が向上した。重量物吊り装置1
の構造が単純で故障が少なく製作に費用が比較的かから
ず、省力化が可能である。玉掛作業者3名で行なってい
た作業を1名で出来るようになり、従来の3名がそろう
作業待ち時間と作業時間が短縮される。その上、添手動
作もなく安全作業の確保の面でも向上し災害防止にな
る。更に、二組のワイヤ保持手段6を備え、重量物24
を左右2個所づつで吊り上げ、吊り下げすることになる
ので安定した吊り上げ、吊り下げ作業が可能になる。
【0031】次に、本発明の第2実施例の重量物吊り装
置について説明する。図6は、本発明に係る重量物吊り
装置の第2実施例を示し、(A)は平面図、(B)は
(A)の II−II 線断面図、図7は、図6の第2実施例
における二つのアーム部材が下側に回動した状態の一部
省略断面図である。
【0032】第2実施例の重量物吊り装置1は、図1乃
至5に示した第1実施例の重量物吊り装置1に弾性部材
であるスプリング20が付加されたものである。
【0033】図6において、重量物吊り装置1のワイヤ
保持手段6は、二つのアーム部材7を一方の端部8側を
中心に互いに上側に回動付勢する弾性部材であるスプリ
ング20を備えている。スプリング20は、アーム部材
7に固定された二つのフック11の間に設けられ、所定
の間隔をおいてアーム部材に設けられたガイド10aに
よって振れ止めされている。各ワイヤ保持手段6の一方
の端部8の上側には、図7に示すように、二つのアーム
部材7が下側に回動されて折り曲げられた際に、スプリ
ング20が接触してもスプリング20に損傷を与えない
ように接触面が円弧状の突起10bが設けられている。
【0034】第2実施例の重量物吊り装置1は、スプリ
ング20を備えることによって、図5(C)、(D)に
示したように、重量物24を所定の場所に吊り下げる際
に、ワイヤ3を下げ、ワイヤ3に荷重がかからなくなっ
た時に、スプリング20の弾性力は、二つのアーム部材
7を略水平位置まで上側に回動させ易くし、図5
(E)、(F)に示すように、二つのアーム部材7が略
水平に伸びて、ワイヤ3の吊りピン4が係合穴26から
簡単に外れ易くなる。
【0035】尚、図6、7におけるその他の部分で、図
1、2と同様の構造、作用部分には同じ参照番号をつけ
て、その説明を省略する。
【0036】
【発明の効果】本発明の重量物吊り装置によれば、ワイ
ヤは、重量物の係合穴に係合する係合部を有し、ワイヤ
保持手段は、下側に回動可能に連結された二つのアーム
部材と、その各他方の端部に回動可能に固定されると共
に、ワイヤを固定したワイヤ固定部材とを備えたもの
は、1名の作業者で容易に吊り上げ、吊り下げ作業が出
来ると共に、作業性と安全性の向上が図れ、省力化が可
能になる。
【0037】更に、上記発明において、ワイヤ保持手段
が、二つのアーム部材を互いに上側に回動付勢する弾性
部材を備えたものは、上記発明の効果に加え、重量物を
所定の場所に降ろす際には、ワイヤを重量物から容易に
外すことが出来る。
【0038】更に、上記いずれかの発明において、二つ
のアーム部材が略水平に位置する時にワイヤ保持手段の
ワイヤ間の巾が、重量物の側面間の巾よりも大きいもの
は、上記いずれかの発明の効果に加え、重量物と吊りピ
ンの損傷が無くなり、重量物を降ろす際は、ワイヤの係
合部が重量物の係合穴から自動的に外れる。
【0039】そして、上記いずれかの発明において、二
組のワイヤ保持手段を備えたものは、上記いずれかの発
明の効果に加え、安全、確実に重量物の吊り上げ、吊り
下げ作業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物吊り装置の第1実施例を示
し、(A)は平面図、(B)は(A)の I−I 線断面図
である。
【図2】図1の第1実施例における二つのアーム部材が
下側に回動した状態の一部省略断面図である。
【図3】図1の第1実施例におけるワイヤの係合部を示
し、(A)は側面図、(B)は斜視図である。
【図4】図1の第1実施例における重量物を吊り上げる
際の吊り上げ作業の説明図である。
【図5】図1の第1実施例における重量物を吊り下げる
際の吊り下げ作業の説明図である。
【図6】本発明に係る重量物吊り装置の第2実施例を示
し、(A)は平面図、(B)は(A)の II−II 線断面
図である。
【図7】図6の第2実施例における二つのアーム部材が
下側に回動した状態の一部省略断面図である。
【図8】従来技術に係る重量物吊り装置を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 重量物吊り装置 3 ワイヤ 4 吊りピン(係合部) 6 ワイヤ保持手段 7 アーム部材 8 一方の端部 9 他方の端部 16 ワイヤ固定部材 20 スプリング(弾性部材) 24 重量物 26 係合穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物に係合する係合部を先端に有し、
    該重量物を吊り上げる少なくとも2本のワイヤと、該ワ
    イヤの間に介在させて該ワイヤを保持するワイヤ保持手
    段とを有する重量物吊り装置において、前記ワイヤは、
    前記重量物の側面に設けられた係合穴に係合する前記係
    合部を有し、前記ワイヤ保持手段は、一方の端部同士が
    互いに下側に回動可能に連結された二つのアーム部材
    と、該二つのアーム部材の各他方の端部に回動可能に固
    定されると共に前記ワイヤを固定したワイヤ固定部材と
    を備えたものであることを特徴とする重量物吊り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ワイヤ保持手段
    は、前記二つのアーム部材を前記一方の端部側を中心に
    互いに上側に回動付勢する弾性部材を備えたものである
    ことを特徴とする重量物吊り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記ワイヤ保
    持手段は、前記二つのアーム部材が略水平に位置する時
    に前記ワイヤ保持手段のワイヤ間の巾が前記重量物の両
    側面間の巾よりも大きいものであることを特徴とする重
    量物吊り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、平
    行に所定の間隔を保った二組の前記ワイヤ保持手段を備
    えたものであることを特徴とする重量物吊り装置。
JP14986295A 1995-06-16 1995-06-16 重量物吊り装置 Pending JPH092774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14986295A JPH092774A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 重量物吊り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14986295A JPH092774A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 重量物吊り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH092774A true JPH092774A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15484283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14986295A Pending JPH092774A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 重量物吊り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH092774A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113884A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Daido Steel Co Ltd 玉掛け補助装置
WO2009128602A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Samin Eng Co Rail type air balancing lifter
CN103738833A (zh) * 2013-12-19 2014-04-23 柳州正菱集团有限公司 机床安装用起吊设备
CN103771252A (zh) * 2013-12-19 2014-05-07 柳州正菱集团有限公司 一种机床安装用吊具
CN103771250A (zh) * 2013-12-19 2014-05-07 柳州正菱集团有限公司 一种便携式机床安装用吊具
EP3221248A4 (en) * 2014-11-19 2018-07-18 Bakalyar, Shane Cargo vessel lid lifting system
CN115849154A (zh) * 2022-12-05 2023-03-28 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司广州局 吊装保护装置及吊装设备

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113884A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Daido Steel Co Ltd 玉掛け補助装置
WO2009128602A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Samin Eng Co Rail type air balancing lifter
CN103738833A (zh) * 2013-12-19 2014-04-23 柳州正菱集团有限公司 机床安装用起吊设备
CN103771252A (zh) * 2013-12-19 2014-05-07 柳州正菱集团有限公司 一种机床安装用吊具
CN103771250A (zh) * 2013-12-19 2014-05-07 柳州正菱集团有限公司 一种便携式机床安装用吊具
EP3221248A4 (en) * 2014-11-19 2018-07-18 Bakalyar, Shane Cargo vessel lid lifting system
US10252891B2 (en) 2014-11-19 2019-04-09 Shane Bakalyar Cargo vessel lid lifting system
AU2015349884B2 (en) * 2014-11-19 2020-07-02 Shane BAKALYAR Cargo vessel lid lifting system
US11247874B2 (en) 2014-11-19 2022-02-15 Shane Bakalyar Lifting system
CN115849154A (zh) * 2022-12-05 2023-03-28 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司广州局 吊装保护装置及吊装设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4884454A (en) Manbasket testing apparatus and method
JPH092774A (ja) 重量物吊り装置
JPH05178561A (ja) エレベータのガイドレール付設方法
JPH05116881A (ja) 板状体の吊具
JPH09227069A (ja) 吊り下げ移動方法および吊り下げ移動機
JP2537247Y2 (ja) 自走式高所作業車の吊り装置
JPH1160138A (ja) クレーン用吊り具
JPH07267570A (ja) 長尺重量物の吊り上げ方法及びその治具
JP2860313B2 (ja) エスカレータ・トラスの揚重方法
JP2001354374A (ja) エレベータの昇降路内揚重装置
JPH09315760A (ja) 寄付き天秤
JP3004731U (ja) 多点吊り治具
JP2738254B2 (ja) ユニットルームの搬入方法
JP3464628B2 (ja) エレベータのカゴ吊り治具
JP7358298B2 (ja) ボイラ用バックステーの付設方法
JP2000274080A (ja) 建物躯体の壁部材取付方法とその壁部材取付用トラバーサー
JPH0516554Y2 (ja)
JP6744351B2 (ja) 吊り天秤
JPH07291587A (ja) タワークレーン
JPH0357300Y2 (ja)
JP2538412Y2 (ja) 伸縮ブーム先端へのジブの脱着装置
JP2744523B2 (ja) クレーンのクライミング方法およびそれに使用する基礎ベース
JP3464395B2 (ja) エレベータの主索交換方法
JP3811419B2 (ja) 建材吊り上げ装置及び建材吊り上げ方法
JP2507544Y2 (ja) クレ―ン吊り具